JPH0762307A - 剥離紙付粘着テープ - Google Patents

剥離紙付粘着テープ

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Publication number
JPH0762307A
JPH0762307A JP20964593A JP20964593A JPH0762307A JP H0762307 A JPH0762307 A JP H0762307A JP 20964593 A JP20964593 A JP 20964593A JP 20964593 A JP20964593 A JP 20964593A JP H0762307 A JPH0762307 A JP H0762307A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
release paper
adhesive tape
pressure
sensitive adhesive
release
Prior art date
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Pending
Application number
JP20964593A
Other languages
English (en)
Inventor
Hisashi Nakajima
久 中島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sekisui Chemical Co Ltd filed Critical Sekisui Chemical Co Ltd
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Publication of JPH0762307A publication Critical patent/JPH0762307A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】剥離紙を粘着テープから容易に剥離することの
できる剥離紙付粘着テープを提供する。 【構成】剥離紙4の長手方向に沿って少なくとも一条の
連続、或いは不連続の切れ目5、或いは6が設けられて
いることを特徴とする剥離紙付粘着テープ10。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、剥離紙付粘着テープに
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、粘着テープは、粘着テープ同士の
不要な接着防止と、使用時にテープ巻から巻戻して展開
する際の剥離を容易にするために、シリコン樹脂等で表
面処理された剥離紙が片面に貼り付けられて剥離紙付粘
着テープとして巻芯に巻かれたものが、一般に使用され
ている(昭和46年6月 高分子刊行会発行「高分子加
工」、第186頁参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この剥
離紙付粘着テープは、使用時において、剥離紙を粘着テ
ープから剥がして被着体に貼りつける際、粘着テープが
薄くて柔軟なことと、剥離紙との密着性があるため、粘
着テープの端部から剥離紙を剥がすのに困難することが
多い。
【0004】本発明は、このような従来の問題点に着目
してなされたものであり、上記問題点を解消し、剥離紙
を粘着テープから容易に剥離することができる剥離紙付
粘着テープを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の剥離紙付粘着テ
ープにおいては、剥離紙の長手方向に沿って少なくとも
一条の連続、或いは不連続の切れ目が設けられているこ
とを特徴とする。
【0006】本発明の剥離紙付粘着テープに、少なくと
も一条の連続、或いは不連続の切れ目を設ける加工は、
長尺巻の剥離紙付粘着テープの製造工程において、ロー
ルに巻回されて走行中の剥離紙付粘着テープのロール面
上において、連続、或いは不連続の刃が付けられた丸刃
カッターの刃先を、剥離紙の厚さだけ切り込むように調
整して位置決めし、剥離紙面に押し当てて、剥離紙に連
続的に切れ目を入れることができる。
【0007】又、剥離紙付粘着テープにおいて、複数条
の切れ目を設けるには、複数の丸刃カッターを並列に設
置することにより、上記と同様の方法により製造するこ
とができる。
【0008】不連続の切れ目を設ける剥離紙付粘着テー
プの切れ目の長さは、5ミリメートル以上が好ましく、
接続部の長さは、1ミリメートル以上が適している。
【0009】
【作用】本発明の剥離紙付粘着テープにおいては、剥離
紙の長手方向に沿って少なくとも一条の連続、或いは不
連続の切れ目が設けられていることにより、剥離紙付粘
着テープの端部を剥離紙が外側にくるように中央部分を
折り曲げると、剥離紙が剥がれてくるので、この部分を
掴んで剥離紙を容易に剥離することができる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。 〔実施例1〕図1は、本発明の剥離紙付粘着テープの一
例を示す断面図である。図1において、10は剥離紙付
粘着テープを示し、1は粘着テープ10の基材であっ
て、厚さ38ミクロンのポリエステルフイルムでできて
いる。この基材1の両面には、それぞれアクリル系の粘
着剤2と、感熱タイプの接着剤3が塗布されている。粘
着テープ10の粘着剤2側の表面には、シリコン樹脂の
含浸された平方メートル当たり80グラムの易剥離性の
剥離紙4が貼り付けられて構成されている。
【0011】本実施例においては、剥離紙4の中央に連
続的な切れ目を入れた50ミリメートル幅の剥離紙付粘
着テープ10を製造した。
【0012】図2は、剥離紙付粘着テープ10の正面図
である。図2において、剥離紙4は長手方向に剥離紙4
1、42とに、中央の切れ目5により分離された状態で
粘着剤2の表面に粘着している。図3は、剥離紙の剥離
の実施態様を示す説明図であり、図3において、剥離紙
4の端部の切れ目のある中央部分を、図示の太線矢視よ
うに剥離紙4が外側にくるように折り曲げることによ
り、図中の細線矢視のように剥離紙41、42が外側に
向かって切れ目5に沿って粘着剤2より剥離されてくる
ので、この部分を掴んで片側づつ容易に剥がしてゆくこ
とができる。又、剥離紙41、42を一緒に掴むことに
より、容易に両側一緒に剥がすこともできる。
【0013】〔実施例2〕図4は、本発明の剥離紙付粘
着テープの他の例を示す正面図である。本実施例におい
ては、実施例1と同様の剥離紙付粘着テープ10を用い
て、剥離紙4の中央に不連続の切れ目を入れた50ミリ
メートル幅の剥離紙付粘着テープを製造した。図4にお
いて、6は剥離紙であり、この剥離紙6は中央の不連続
の切れ目7により長手方向に剥離紙61、62とに分離
されているが、切れ目の途切れた接続部8が等間隔で設
けられている。本実施例においては、上記の不連続の切
れ目7の長さは100ミリメートル、切れ目の途切れた
接続部8の長さは3ミリメートルとした。
【0014】図5は、剥離紙の剥離の実施態様を示す説
明図であり、図5において、実施例1と同様の方法で、
剥離紙6の端部を剥離した上で、2片に分離されている
剥離紙61、62のいずれか一方を、例えば図示の矢印
の如く剥離紙61を剥がしてゆくと、他方の剥離紙62
は切れ目の途切れた接続部8で一体となっているため、
一方の剥離紙61と一緒に引き剥がされてくるので剥離
紙6全体を容易に剥がすことができる。
【0015】又、作業の都合により片側づつ剥がす方が
よい場合には、剥離紙61、62のいずれか一方を手で
押さえておいて、他方を剥がしてゆけば、接続部8は引
き千切られるので、容易に片側づつ剥がすこともでき
る。
【0016】
【発明の効果】本発明の剥離紙付粘着テープにおいて
は、剥離紙の長手方向に沿って少なくとも一条の連続、
或いは不連続の切れ目が設けられていることにより、端
部の切れ目より剥離紙を容易に剥離することができ、剥
離紙付粘着テープを用いる種々の作業において、その能
率を大幅に向上させることができる。従って、剥離紙付
粘着テープとして好適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の剥離紙付粘着テープの一例を示す断面
図。
【図2】剥離紙付粘着テープ10の正面図。
【図3】剥離紙の剥離の実施態様を示す説明図。
【図4】本発明の剥離紙付粘着テープの他の例を示す正
面図。
【図5】剥離紙の剥離の実施態様を示す説明図。
【符号の説明】
1 基材 2 粘着剤 3 接着剤 4、6 剥離紙 5 切れ目 7 不連続の切れ目 8 接続部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】剥離紙付粘着テープであって、剥離紙の長
    手方向に沿って少なくとも一条の連続、或いは不連続の
    切れ目が設けられていることを特徴とする剥離紙付粘着
    テープ。
JP20964593A 1993-08-24 1993-08-24 剥離紙付粘着テープ Pending JPH0762307A (ja)

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JP20964593A JPH0762307A (ja) 1993-08-24 1993-08-24 剥離紙付粘着テープ

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ID=16576231

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001343896A (ja) * 2000-06-02 2001-12-14 Sato Corp 剥離紙付きラベル
JP2006213886A (ja) * 2005-02-07 2006-08-17 Brother Ind Ltd テープおよび当該テープを備えたテープカセット
JP2007310370A (ja) * 2006-04-19 2007-11-29 Eeone Kk シールシート
JP2014024204A (ja) * 2012-07-25 2014-02-06 Kaunet:Kk 製本テープ
JP2015217300A (ja) * 2014-05-16 2015-12-07 ジェイシー コリア コーポレーションJc Korea Corp. ネイルアップリケ転写部材、ネイルアップリケ転写紙及びネイルアップリケ転写方法

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