JPH1035963A - 巻き取りシートの末端部仮止め兼連結用粘着テープ - Google Patents

巻き取りシートの末端部仮止め兼連結用粘着テープ

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JPH1035963A
JPH1035963A JP8182190A JP18219096A JPH1035963A JP H1035963 A JPH1035963 A JP H1035963A JP 8182190 A JP8182190 A JP 8182190A JP 18219096 A JP18219096 A JP 18219096A JP H1035963 A JPH1035963 A JP H1035963A
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adhesive tape
adhesive layer
paper
pressure
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JP8182190A
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Inventor
Hiromi Obuse
裕美 小布施
Yukitoshi Horikawa
幸稔 堀川
Akira Shioda
晃 塩田
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3M Co
Original Assignee
Minnesota Mining and Manufacturing Co
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ロール状に巻き取られたシート材料の末端部
を仮止めするとともに、そのシート材料を他のシート材
料に連結するための粘着テープに関し、製造コストが安
価であり、保管が容易な複合積層型の仮止め兼連結用粘
着テープを提供することを目的とする。 【解決手段】 フレキシブルな基材を含み、前記基材
は、前記基材の1つの端部を包含しかつその基材の下面
の少なくとも一部に施された粘着剤層を有する第1の帯
域と、前記基材の、前記第1の帯域に対向するもう1つ
の端部を包含しかつその基材の下面の少なくとも一部に
施された粘着剤層を有する第2の帯域と、前記第1及び
第2の帯域を連結するものであって、それらの帯域と同
一もしくは異なる材料からなりかつそのほぼ中間に前記
基材を長手方向に横断したミシン目状切断線を有する第
3の帯域とより構成されているように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は巻き取りシートの末
端部仮止め兼連結用粘着テープに関し、さらに詳しく述
べると、渦巻き状に巻き取られたシート材料の末端部を
仮止めするとともに、必要に応じ、そのシート材料を他
のシート材料に連結するための粘着テープに関する。本
発明の粘着テープは、所望のサイズのテープ製品の形と
してもしくは所望のサイズに切断可能な長尺物あるいは
そのロールの形で提供することができ、また、特に、ロ
ールの形で提供して、巻き取り印刷機のロール状巻き取
り紙の紙継ぎ、製紙機械における給紙などにおいて、新
しいロール状巻き取り紙を供給する際に有利に使用する
ことができる。
【0002】
【従来の技術】従来、渦巻き状に巻き取られた紙(以
下、「ロール紙」と記す)を用いる印刷機では、使用中
のロール紙が完全になくなる前に新しいロール紙を供給
し、連続的に印刷等を行うことが行われている。ロール
紙の新旧の交替は、紙継ぎと呼ばれるもので、通常、図
11に示すように、ほつれ等の防止のためにロール紙9
の最外周の紙9aとその下方の紙(外周の紙)9bとを
仮固定した仮止めテープ30を利用することにより行わ
れている。すなわち、使用中のロール紙の残りが少なく
なった時点で、そのロール紙の近傍において新しいロー
ル紙を同じ回転方向及び回転速度で回転させ、タイミン
グを見計らって、ブラシ等の押圧手段を使用して、走行
中の紙の裏面に新しいロール紙の表面を仮止めテープ3
0の露出した粘着面36を介して接合させ、新旧のロー
ル紙の連結が完了した後で、走行中の紙を切断すること
ができる。仮止めテープ30は、紙継ぎ時、そのテープ
の途中で切断して、先の仮固定が解除されるように構成
されている。
【0003】上記したような及びその他の従来の仮止め
テープでは、しかし、走行中のロール紙に新しいロール
紙を連結する際に、連結のための端末処理及び連結前の
ほつれ防止のための端末処理が容易ではないというよう
な問題点が存在している。かかる問題点を解消するた
め、特開昭63−101251号公報には、図12に示
すようなロール紙の連結用の接着テープ40が示されて
いる。接着テープ40では、図示されるように、矩形の
合成紙からなるシート状の支持体42の表面の中央部
に、連結用の粘着部43を形成するとともに、支持体4
2の裏面の両側縁部に、ホットメルト型接着剤からなる
仮固定用の接着部44a及び44bを形成している。ま
た、支持体42の両側縁部に分割部としての半円形の切
欠き部45が形成されている。さらに、連結用の粘着部
43には、不用意な貼着の防止及び保護を目的とした剥
離紙46が添着され、そして支持体42のテープ使用時
に前縁部となる位置には引き裂き誘導用のスリット47
が形成されている。この接着テープをロール紙の紙継ぎ
に使用すると、仮固定用の接着部をロール紙の外周に貼
着するだけで、ロール紙の連結及び連結前のロール紙の
ほつれ防止を目的としたロール紙の端末処理ができ、し
かも、接着テープの位置も厳密さを要求されないので、
作業が極めて単純かつ容易であるといった効果を得るこ
とができる。また、仮固定用の接着部は、加熱、加圧等
の適当な処理を行うまでは粘着性を示さないので、仮固
定の自動化に有利である。
【0004】同様な連結テープは、実開昭63−136
648号公報(実公平5−33481号公報)にも開示
されている。この公報に記載のロール紙連結用の接着テ
ープは、図13において参照番号50で示されている。
図示の接着テープ50では、矩形の合成紙からなるシー
ト状の支持体52の表面の中央部に、連結用の粘着部5
3を剥離紙56とともに形成するとともに、支持体52
の裏面の両側縁部に、仮固定用の接着部54a及び54
bを剥離紙58とともに形成している。また、支持体5
2の両側縁部に分割部としての三角形の切欠き部55が
形成されている。さらに、支持体52のテープ使用時に
前縁部となる位置には引き裂き誘導用のスリット57が
形成されている。さらにまた、この接着テープ50で
は、図11を参照して説明した接着テープ40とは異な
って、支持体52のテープ使用時に後縁部となる部分が
突出部が延在せしめられている。すなわち、剥離紙58
にはその延長上に突出部58xが設けられるとともに、
突出部58x上にも、支持体52、接着部53、54a
及び54b、そして剥離紙56から切断線59を介して
切断された支持体52x、接着部53x、54x、そし
て剥離紙56xが設けられている。接着テープをこのよ
うに構成すると、前記した接着テープ40の利点に加え
て、突出部58xが設けられているので、剥離紙58の
剥離を容易に行うことができるという効果を得ることが
できる。しかしながら、これらの接着テープ40及び5
0では、剥離紙を剥離する作業を必須の工程として包含
するばかりでなく、その一枚一枚が独立したタブとして
構成されているため、保管が面倒である。さらに、これ
らの接着テープでは仮固定用及び連結用の接着部が入り
組んだ構造を有しているばかりでなく、スリットや切欠
き構造等を採用しているので、製造が煩雑となり、コス
トの上昇も避けることができない。
【0005】別のタイプの連結用接着テープは、特開平
7−101603号公報において開示されている。図1
4を参照すると、接着テープ60は、テープ状の剥離紙
を有していて、この剥離紙は、ミシン目線65を介して
剥離紙62a及び62bに二分されている。剥離紙の片
面(剥離面)には接着剤層が形成されており、この接着
剤層は、図示されるように、テープの長手方向に延びる
溝64を介して接着剤層63aと接着剤層63bに分か
れている。剥離紙に穿設したミシン目線65は溝64の
底部にまで達している。剥離紙にはまたスリット(切目
線)66を穿設して、剥離紙62aと剥離紙62bの分
離を容易にする工夫が施されている。かかる連結用接着
テープは、先に図12及び図13を参照して説明した接
着テープに比較して構造が簡単で取扱い易く、製造コス
トを低下させることが可能である。また、連結用接着テ
ープをロール紙の引き出し端部とその下方のロール紙に
跨がって貼着するだけで、紙継ぎ前のロール紙のほつれ
防止ができるとともに、紙継ぎ用の接着剤を剥離紙で覆
った状態で貼着できるから、接着剤の露出に原因したい
ろいろなトラブルを回避することができる。しかし、こ
の接着テープでは、ロール紙の引き出し端部の全体に対
して接着テープを貼着しなければならないので、テープ
使用量が多くなり、不経済である。また、接着テープの
加工費も嵩むという問題もある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、上記
したような従来のロール紙連結用接着テープの問題点を
解決して、ロール状に巻き取られたシート材料(ロール
状物品)を用いる印刷機、製紙機等、ロール状物品を自
動供給する機械において、残りの少ないロール状物品か
ら新しいロール状物品への切替え、すなわち、両者の連
結が容易であり、そして、新しいロール状物品におい
て、その先端部を容易に仮固定できかつほつれを防止す
ることができ、製造コストが安価であり、保管が容易
な、特に複合積層型の仮止め兼連結用粘着テープを提供
することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記した目的は、本発明
に従うと、ロール状に巻き取られたシート材料の末端部
を仮止めするとともに、そのシート材料を他のシート材
料に連結するための粘着テープであって、フレキシブル
な基材を含み、前記基材は、前記基材の1つの端部を包
含しかつその基材の下面の少なくとも一部に施された粘
着剤層を有する第1の帯域と、前記基材の、前記第1の
帯域に対向するもう1つの端部を包含しかつその基材の
下面の少なくとも一部に施された粘着剤層を有する第2
の帯域と、前記第1及び第2の帯域を連結するものであ
って、それらの帯域と同一もしくは異なる材料からな
り、前記第1及び(又は)第2の帯域の粘着剤層と接す
る面に離型処理が施されておりかつその任意の位置に前
記基材を長手方向に横断したミシン目状切断線を有する
第3の帯域とより構成されていることを特徴とする巻き
取りシートの末端部仮止め兼連結用粘着テープによって
達成することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の、巻き取りシートの末端
部仮止め兼連結用粘着テープは、例えばロール紙、ロー
ルフィルムなどのような、ロール状に巻き取られたシー
ト状の紙、プラスチック、その他の材料(ロール状物
品)の末端部を仮止めあるいは仮固定するための、ある
いは、ロール状物品のそのような仮止めとともに、その
ロール状物品を他のロール状物品に連結するための粘着
テープである。
【0009】本発明の粘着テープは、その主体としてフ
レキシブルな矩形の基材を含み、また、この基材は、大
きく3つの帯域に分けることができる。第1の帯域は、
基材の長手方向(粘着テープをロール状物品に貼着した
時に、その物品の長手方向に対して垂直な方向)に延在
する2つの端部のうちの1つの端部を包含しかつその基
材の下面の少なくとも一部に施された粘着剤層を有し、
第2の帯域は、前記基材の、前記第1の帯域の端部に対
向するもう1つの端部を包含しかつその基材の下面の少
なくとも一部に施された粘着剤層を有し、そして第3の
帯域は、前記第1及び第2の帯域を連結するものであっ
て、それらの帯域と同一もしくは異なる材料からなり、
前記第1及び(又は)第2の帯域の粘着剤層と接する面
に離型処理が施されておりかつその任意の位置に前記基
材を長手方向に横断したミシン目状切断線を有する。
【0010】フレキシブルな基材は、それがロール状物
品の形状にそって変形可能な程度の柔軟性を有しかつ仮
止め及び連結時に不用意な破損等を生じない程度の強度
を備えている限りにおいて、特に限定されるものではな
い。適当な基材としては、例えば、合成もしくは天然の
紙、不織布、各種のプラスチックフィルム、その他を挙
げることができる。ここで、本発明の粘着テープを上記
したような印刷機用のロール紙の仮止め及び連結に用い
る予定であるならば、使用済み用紙の再生処理等を考慮
して、水溶性あるいは水分散性の基材を使用することが
好ましい。例えば、適当な水溶性の基材としては、解離
性の良好な原紙、目止め剤を不含であるかもしくは、含
有する場合、水溶性の目止め剤を含有する原紙、その他
を挙げることができる。日本国内で製造されている原紙
よりも、米国内において製造されている原紙のほうが良
い結果を期待することができる。また、必要に応じて、
このような原紙には、解離性を低下させない程度でシリ
コーン系あるいはその他の剥離剤が施されていてもよ
い。より具体的には、適当な水溶性紙基材として、例え
ば、本州製紙社から商業的に入手可能な、片面にシリコ
ーン処理を施した紙基材:70GS、その他を挙げるこ
とができる。また、無サイズ紙、水溶性不織布、水溶性
フィルム、その他を基材として使用することができる。
適当な無サイズ紙の例としては、三島製紙社より商業的
に入手可能なディゾルボ(MDPタイプ、商品名)があ
り、また、適当な水溶性フィルムの例としては、第一工
業製薬社より商業的に入手可能なフレキシーヌ(商品
名)、アイセロ化学社より商業的に入手可能なソルブレ
ン(商品名)、電気化学工業より商業的に入手可能なソ
ルシデン(商品名)がある。
【0011】フレキシブルな基材の大きさは、目的とす
る粘着テープの大きさに応じていろいろに変更すること
ができる。粘着テープは、使途に応じたサイズを有する
単品ごとの単独包装の形をしてもよくあるいは、好まし
くは、長尺物でありかつロールの形をしていてもよいの
で、後者の場合には、かなりの長さを選択することがで
きるであろう。なお、印刷業界で用いられているロール
紙は、その原反幅が1200mmであり、また、製紙業界
における原反幅は約6〜8mである。
【0012】フレキシブルな基材の下面には、ロール状
物品の外周面に貼着されるべき粘着剤の層が施される。
ここで使用する粘着剤は、この技術分野において公知の
いろいろな粘着剤のなかから適当なものを任意に選択し
て使用することができるけれども、好ましくは、先に説
明した基材と同様、水溶性及び水分散性の粘着剤を使用
することができる。適当な水溶性粘着剤としては、例え
ば、水系、溶剤系あるいはエマルジョン系の粘着剤を挙
げることができ、特に、アクリル酸と、アクリル酸と共
重合可能な1種類以上のアクリル酸エステルとの共重合
体を主成分とする粘着剤を挙げることができる。商業的
に入手可能な水溶性粘着剤の具体例をいくつか列挙する
と、例えば、綜研化学社製の「SKダイン E−10
5」、「SKダイン 1180−1」及び「SKダイン
1170」(いずれも商品名)、ヘキスト合成社製の
「モビニール S−70」及び「LX−709A1」
(いずれも商品名)、東亜合成社製の「アロンダック
S−4501」(商品名)、ダイセル化学社製の「セビ
アン−A886」(商品名)などがある。これら及びそ
の他の粘着剤は、レジン、界面活性剤、架橋剤などを任
意に添加することで、得られる粘着テープの性能をコン
トロール可能であることが好ましい。また、染料、その
他の着色剤を添加して着色することも可能である。粘着
剤層の膜厚は、広い範囲で変更することができるという
ものの、通常、約5〜60μm で、さらに好ましくは、
約30〜50μm である。
【0013】粘着テープの主体を構成するフレキシブル
な基材は、必要に応じて、上記したようにその下面に粘
着剤層を有することに加えて、前記第1及び第2の帯域
のいずれか一方において、その基材の上面の少なくとも
一部に施された粘着剤層を有することができる。このよ
うに基材の両面に粘着剤層を施すことは、特に、本発明
の粘着テープをロール紙等の紙継ぎ等に使用する場合
に、ロール紙どうしを連結するのに有利に使用すること
ができる。
【0014】水溶性粘着剤を有する基材は、適当な基材
及び粘着剤を任意に組み合わせて常法に従って調製して
もよく、さもなければ、市販の粘着テープをそのままあ
るいは何らかの加工を施した後に利用してもよい。適当
な市販品の一例を示すと、例えば、片面塗布の粘着テー
プとして、住友スリーエム社より商業的に入手可能な#
902(片面塗布の粘着テープ)、日東電工社より商業
的に入手可能な#374、ヤマト社より商業的に入手可
能な#780などを挙げることができる。また、両面塗
布の粘着テープとして、住友スリーエム社から商業的に
入手可能な#906(両面塗布粘着テープ)などを挙げ
ることができる。
【0015】基材の第3の帯域には、他の帯域の粘着剤
層と接する面において、適当な離型剤、例えばシリコー
ン系の離型剤により離型処理が施され、また、その任意
の位置、通常ほぼ中間の位置には、ミシン目状の切断線
が施される。ここで、「ミシン目状の切断線」とは、ロ
ール紙の仮止めの解除あるいは紙継ぎの所望のタイミン
グで所定の力の適用下に容易に切断可能である限り、ど
のような形状であってもよい。好ましいミシン目状切断
線は、この技術分野において一般的に認識されているよ
うに、破線あるいはそれに類するパターンで基材の前深
さについて連続的に穿設された穿孔であることができ
る。
【0016】本発明の粘着テープは、好ましくは、その
取扱性を改良するため、つまみ部(タブ)を有すること
ができる。つまみ部の材料及び形状は、粘着テープごと
に適当なものを選択することができ、例えば、好ましく
は、テープの基材のうち前記第1及び第2の帯域のいず
れか一方において、その基材の端部に付設された形でつ
まみ部を設けることができる。
【0017】粘着テープの基材は、全体として同一の長
尺の材料から形成されていてもよく、さもなければ、前
記第1、第2及び第3の帯域がそれぞれ互いに独立した
基材から構成されていて、前記粘着剤層により一体化せ
しめられていてもよい。後者の場合、3つの帯域の材料
は、同一であってもよく、互いに異なっていてもよい。
【0018】本発明の粘着テープは、好ましくは折り畳
んだ状態で提供され、さらに好ましくは、前記第1、第
2及び第3の帯域がそれぞれ一辺を構成するように三つ
折りされておりかつ折り畳んだ状態でZ形の断面形状を
有している。粘着テープをこのような構成とすると、コ
ンパクトにまとめることができるばかりでなく、多量の
テープをロール状に積層して保管することもできる。ロ
ール状の粘着テープは、必要に応じて、所望のサイズに
切断して使用することができる。テープの切断には、市
販の手動あるいは自動のテープカッタなどを利用するこ
とができる。
【0019】本発明の粘着テープは、いろいろなロール
状物品の処理に有利に使用することができるというもの
の、好ましくは、前記しかつ以下においても詳細に説明
するように、新しいロール紙の末端部を仮止めして、古
いロール紙からその新しいロール紙への紙継ぎを行うの
に有利に用いることができる。次いで、以上において説
明したような本発明の仮止め兼連結用粘着テープを添付
の図面を参照してより詳細に説明する。なお、本発明は
これらの説明によって限定されるものではないことを理
解されたい。
【0020】図1は、本発明による仮止め兼連結用粘着
テープの好ましい一例を示す断面図である。粘着テープ
10は、図示のように三つ折りされており、したがっ
て、その断面はZ形のラミネート構造を有している。本
願発明では、一枚の基材1を三つ折りしていて、そのう
ちの上方の部分を「第1の帯域」と呼び、下方の部分を
「第2の帯域」と呼び、そして第1及び第2の帯域に挟
まれた中間の部分を「第3の帯域」と呼ぶ。基材1は、
先にも説明したように、好ましくは水溶性あるいは水分
散性の材料、例えば紙から構成することができる。第1
の帯域の下面には、粘着テープ10の使用時にロール紙
等のロール状物品の末端部(最外周面)に貼着せしめら
れるべき粘着剤層12が施されており、また、その粘着
剤層12が不用意に付着するのを防止するため、その粘
着剤層12と接すべき第3の帯域の上面には剥離処理が
施されている。剥離処理は、シリコーン剥離剤を使用す
るなどして常法に従って行うことができ、剥離処理面7
が形成される。同様に、第2の帯域の下面にも、粘着テ
ープ10の使用時にロール紙等のロール状物品の外周面
(末端部の下方の面)に貼着せしめられるべき粘着剤層
32が施されており、また、その粘着剤層32が他の部
位に不用意に付着するのを防止するため、その粘着剤層
32の上面には剥離紙34が施されている。なお、この
粘着テープ10をロール状に巻き取った形で提供するよ
うな場合には、嵩高を防止するため、剥離紙34を省略
し、その代わりに、基材1の第1の帯域の上面に剥離処
理を施してもよい。基材1の第3の帯域には、粘着テー
プ10の使用後にそのテープによる仮止めを解除するた
めのミシン目状切断線5が設けられている。そして、基
材1の末端には、その末端を加工することにより形成さ
れた、粘着テープ10の取扱いを容易にするためのつま
み部6が設けられている。
【0021】図2は、図1の仮止め兼連結用粘着テープ
をロール状物品の末端部の仮止めに使用した例を示す断
面図である。図示の例では、ロール状物品としてロール
紙9を使用しており、その末端に当たる最外周紙9aを
それよりも1枚下方の外周紙9bに仮止めし、末端のバ
タツキやほつれを防止しようとするものである。図示さ
れるように、折り畳んだ状態にあった図1の粘着テープ
10を広げて、剥離紙34を剥離した後の第2の帯域の
粘着剤層32をロール紙9の最外周紙9aに貼着する。
次いで、つまみ部6を引っ張ることにより基材1を延伸
させた状態で、第1の帯域の粘着剤層12をロール紙9
の外周紙9bに貼着する。このようにしてロール紙9の
末端を仮に固定すると、ロール紙9を通常の使用条件下
で取り扱ったり、輸送したりする限り、その端部が剥が
れてばたついたりすることがなくなる。ロール紙9を使
用する場合には、テープの端のつまみ部6を強く引っ張
るだけで、さもなければ、基材1のミシン目状切断線5
の部分を下方から持ち上げることにより、容易に仮の固
定を解除することができる。
【0022】図3は、本発明による仮止め兼連結用粘着
テープのもう1つの好ましい例を示す断面図である。図
示の粘着テープ10は、基本的な構成に関しては前記し
た図1の粘着テープ10に同じであるというものの、特
に新旧のロール状物品の連結に用いるため、追加の粘着
剤層33が第2の帯域の上面に施されている。すなわ
ち、第2の帯域は、粘着剤層を基材の両面に塗布した構
成を採用している。また、この第2の帯域の粘着剤層3
3が第3の帯域の下面に不用意に付着するのを防止する
ため、粘着剤層33の上方には剥離紙35が積層されて
いる。なお、この剥離紙35の代わりとして、第3の帯
域の下面にも、その上面と同様に、剥離処理が施されて
いてもよい。
【0023】図4は、図3の仮止め兼連結用粘着テープ
をロール紙の末端部の仮止めに使用した例を示す断面図
である。ここに図示する例でも、上記した図2の例の場
合と同様に、折り畳んだ状態にあった図3の粘着テープ
10を広げて、剥離紙34を剥離した後の第2の帯域の
粘着剤層32をロール紙9の最外周紙9aに貼着し、そ
の後、つまみ部6を引っ張ることにより基材1を延伸さ
せた状態で、第1の帯域の粘着剤層12をロール紙9の
外周紙9bに貼着する。基材1の第2の帯域の粘着剤層
33を保護している剥離紙35はこの段階では引き剥が
さず、紙継ぎの交換ロールとして待機している時に引き
剥がす。このようにして、ロール紙9の末端をその下方
の露出したロール紙に仮に、しかし通常の使用条件下で
剥離しない程度に強固に、固定することがでる。
【0024】図5は、上記のようにして図3の粘着テー
プで末端を仮に固定したロール紙の状態を示す斜視図で
ある。なお、図示のロール紙9では、引き続くロール紙
の紙継ぎ工程の説明のため、基材1の第2の帯域の粘着
剤層33が露出した状態、すなわち、剥離紙35を取り
除いた後の状態、が示されている。図中のAは、ロール
紙連結の際のロール紙9の回転方向を示している。ま
た、図1の粘着テープを使用して、図6に示されるよう
にロール紙の末端を仮に固定することもできる。図示の
例では、粘着テープ10をスリット状に細断し、その必
要数をロール紙9の末端の数カ所に貼着している。
【0025】図7は、図3の仮止め兼連結用粘着テープ
を図5に示すようにロール紙の仮止めに使用した後、ロ
ール紙の紙継ぎに使用した例を示す断面図である。この
紙継ぎには、図示しないけれども、新しく継ぎ足す予定
の新品のロール紙を予め高速で回転させておいて、その
回転速度が使用中で残りの少ないロール紙(被交換ロー
ル紙)の回転速度に達した時に紙継ぎ及びそれに引き続
く被交換ロール紙の裁断を行う、いわゆる「フライイン
グ・スプライサ」方式を採用している。
【0026】被交換ロール紙19は、そのロール(図示
せず)から、輪転印刷機の方向(矢印B)に高速で走行
されている。走行中のロール紙19の近傍に新品のロー
ル紙9(図5に示すように、粘着テープで端面を仮止め
したもの)を配置し、高速で回転させ、ロール紙19の
走行速度に近づける。この状態で、ブラシ(図示せず)
をロール紙19に圧接してそのロール紙をロール紙9の
粘着シートに貼着する。連結されたロール紙19及び9
が一緒に矢印Bの方向に走行すると、ミシン目状切断線
5を介して粘着テープの分離が行われる。最後に、走行
中のロール紙19をロール紙19及び9の連結個所の後
方でカッター(図示せず)により細断する。このように
して紙継ぎの工程が完了し、新しいロール紙9からのロ
ール紙が印刷機に供給されることとなる。
【0027】図8は、図1に示した仮止め兼連結用粘着
テープの1変形例を示す断面図である。図示の粘着テー
プ10は、図1のそれとは異なって、3種類の基材1
1、21及び31から構成されている。すなわち、第1
の帯域は第1基材11とその下面に施された粘着剤層1
2とからなり、第2の帯域は第2基材31とその下面に
施された粘着剤層32とからなり、そして第3の帯域は
上面に剥離処理を施した第3基材21からなる。第1及
び第3の帯域は第1基材11の粘着剤層12を介して結
合されており、第2及び第3の帯域は第2基材31の粘
着剤層32を介して結合されており、また、第1の帯域
には第1基材11の粘着剤層12を介してつまみ部6が
付設されている。第3基材21の途中にはミシン目状切
断線5が穿設されている。
【0028】図9は、図3に示した仮止め兼連結用粘着
テープの1変形例を示す断面図であり、前記図8の粘着
テープに対応する。図9の粘着テープと図8のそれとの
相違は、図から明らかなように、図9の粘着テープの場
合、第2基材31の上面に粘着剤層33及び剥離紙35
が順次積層されている点である。粘着剤層33は、先の
説明から明らかなように、新旧のロール紙の紙継ぎを行
う場合にロール紙どうしを接合する働きを有している。
【0029】特に図8及び図9に示した仮止め兼連結用
粘着テープは、複数のコンベンショナルな粘着テープを
それらのテープエッジ部分を折り、積層する技術を利用
することにより、容易に製造することが可能であり、ま
た、容易にロール製品にすることができる。すなわち、
片面粘着テープ2本と片面に剥離処理が施されたミシン
目状分離線入りの基材1本の組み合わせあるいは片面粘
着テープ、片面に剥離処理が施されたミシン目状分離線
入りの基材及び両面粘着テープ各1本の組み合わせをそ
の断面がZ形になるように積層して本発明の粘着テープ
とすることができる。また、この粘着テープをそのまま
使用してもよいけれども、好ましくは、適当な芯に巻き
付けてロール状に加工することができる。かかる粘着テ
ープは、カッターなどで所望のサイズに切断した後、つ
まみ部の部分を引っ張り、積層部分を広げることで、使
用可能な状態とすることができる。
【0030】図10は、本発明の仮止め兼連結用粘着テ
ープを製品ロールの形状とした状態を示す斜視図であ
る。本発明の粘着テープは、先にも説明したようにいろ
いろな形状で製品化することができるというものの、好
ましくは、図示のようにロールの形状に巻き取って使用
することができる。本発明の粘着テープは、その構造が
簡単であり、また、その製造も容易であるので、容易に
積層し、ロール化することができる。
【0031】
【実施例】次いで、本発明による仮止め兼連結用粘着テ
ープの作製例のいくつかを具体的に説明する。作製例1 下記の2種類の材料を用意した。 1.片面粘着テープ:#902、住友スリーエム社製
(水溶性基材の上面に水溶性アクリル系粘着剤が塗布さ
れており、その下面に表面処理剤が施されているもの) 2.剥離処理紙:片面にシリコーン処理を施した水溶性
の紙 これらの材料をZ形に積層して、先に図8を参照して説
明したような粘着テープを作製した。すなわち、第1基
材11及び第2基材31として片面粘着テープを使用
し、第3基材21として剥離処理紙を使用した。つまみ
部6にも剥離処理紙を使用した。
【0032】得られた粘着テープを従来品一般と比較し
たところ、下記の第1表に示すように注目すべき結果が
得られた。なお、表中の○、△及び×は、それぞれ、数
人の試験者による客観的な評価の結果である。 第1表 評価の項目 本発明品 従来品 コスト ○ × ロール化の可否 ○ △〜× 製品サイズ ○(制限なし) × (一定サイズ) 作業性 ○ △ 水溶性 ○ ○〜× 本発明の粘着テープは、構造が簡単となり、製造コスト
を大幅に削減することができる。また、Z形の積層構造
としたことで、ロール化(ロールの形に巻き取って提供
すること)が容易となる。製品サイズは、そのつまみ部
も含めて、その大きさを所望に応じて自由に変更するこ
とができる。また、粘着テープからライナーを省略した
ので、廃棄物を少なく抑えることができる。さらに、第
3の基材として剥離処理紙を使用したことにより、第1
の基材の末端につまみ部を貼り付ける時に、貼付位置誤
差を吸収することができる。さらにまた、第3の基材に
ミシン目状切断線を入れたことにより、輪転機での自動
紙継ぎが容易にできるばかりか、基材が切断し易くなる
ので、基材の選択に幅がでてくる。
【0033】特に、上記のようにして得られた粘着テー
プは、製紙業界のような原反幅の長いロール紙を使用す
る業界において使用した場合にも、十分に満足のいく仮
止め効果を発揮することができる。作製例2 下記の3種類の材料を用意した。 1.片面粘着テープ:#902、住友スリーエム社製
(水溶性基材の上面に水溶性アクリル系粘着剤が塗布さ
れており、その下面に表面処理剤が施されているもの) 2.両面粘着テープ:#906、住友スリーエム社製
(水溶性基材の両面に水溶性アクリル系粘着剤が塗布さ
れており、一方の粘着剤層の上方に剥離紙が施されてい
るもの) 3.剥離処理紙:片面にシリコーン処理を施した水溶性
の紙 これらの材料をZ形に積層して、先に図9を参照して説
明したような粘着テープを作製した。すなわち、第1基
材11及び第2基材31としてそれぞれ片面粘着テープ
及び両面粘着テープを使用し、第3基材21として剥離
処理紙を使用した。つまみ部6にも剥離処理紙を使用し
た。
【0034】得られた粘着テープは、輪転印刷機にかけ
るロール紙の仮止め及び紙継ぎに利用したところ、なん
らのトラブルを発生することなく、容易に紙継ぎを完了
することができた。
【0035】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明によれ
ば、本発明の粘着テープを使用することにより、例えば
ロール紙などのようなロール状物品においてその末端の
仮止めを容易にかつ失敗なく行うことができ、仮止めの
後のほつれも防止することができる。また、本発明の粘
着テープを使用した場合には、ロール紙等における紙継
ぎあるいはそれに類する作業が容易であり、したがっ
て、輪転印刷機等において自動紙継ぎに有利に利用する
ことができる。また、このような紙継ぎにおいて発生す
る廃物は、本発明の粘着テープを水溶性あるいは水分散
性の材料から構成することによって、再生紙製造のため
の溶液に溶解して再利用することができる。さらに、本
発明の粘着テープはその構造が簡単であるので、製造コ
ストを大幅に低減することができ、また、ロール状に積
層することができるので、多量の物品を容易に保管する
ことができ、保管コストの低減を図ることもできる。ま
た、本発明の粘着テープは構造簡単でサイズフリーな長
尺物とすることができるので、市販のカッターなどを使
用して、任意の寸法に切断して使用でき、使途の拡大を
図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による仮止め兼連結用粘着テープの好ま
しい一例を示す断面図である。
【図2】図1の仮止め兼連結用粘着テープをロール紙の
末端部の仮止めに使用した例を示す断面図である。
【図3】本発明による仮止め兼連結用粘着テープのもう
1つの好ましい例を示す断面図である。
【図4】図3の仮止め兼連結用粘着テープをロール紙の
末端部の仮止めに使用した例を示す断面図である。
【図5】図3の仮止め兼連結用粘着テープをロール紙の
末端部の仮止めに使用した例を示す斜視図である。
【図6】図1の仮止め兼連結用粘着テープをロール紙の
末端部の仮止めに使用した例を示す斜視図である。
【図7】図3の仮止め兼連結用粘着テープをロール紙の
紙継ぎに使用した例を示す断面図である。
【図8】図1に示した仮止め兼連結用粘着テープの1変
形例を示す断面図である。
【図9】図3に示した仮止め兼連結用粘着テープの1変
形例を示す断面図である。
【図10】本発明の仮止め兼連結用粘着テープを製品ロ
ールの形状とした状態を示す斜視図である。
【図11】従来の仮止めテープをロール紙の末端部の仮
止めに使用した例を示す斜視図である。
【図12】従来のロール紙連結用接着テープの第1の構
成例を示す斜視図である。
【図13】従来のロール紙連結用接着テープの第2の構
成例を示す斜視図である。
【図14】従来のロール紙連結用接着テープの第3の構
成例を示す斜視図である。
【符号の説明】
1…基材 5…ミシン目状切断線 6…つまみ部 7…剥離処理面 9…ロール紙 9a…最外周紙 9b…外周紙 10…仮止め兼連結用粘着テープ 11…第1基材 12…粘着剤層 19…被連結紙 20…ロールテープ 21…第3基材 30…仮止めテープ 31…第2基材 32…粘着剤層 33…粘着剤層 34…剥離紙 35…剥離紙
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 塩田 晃 神奈川県相模原市南橋本3−8−8 住友 スリーエム株式会社内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロール状に巻き取られたシート材料の末
    端部を仮止めするとともに、そのシート材料を他のシー
    ト材料に連結するための粘着テープであって、フレキシ
    ブルな基材を含み、前記基材は、前記基材の1つの端部
    を包含しかつその基材の下面の少なくとも一部に施され
    た粘着剤層を有する第1の帯域と、前記基材の、前記第
    1の帯域に対向するもう1つの端部を包含しかつその基
    材の下面の少なくとも一部に施された粘着剤層を有する
    第2の帯域と、前記第1及び第2の帯域を連結するもの
    であって、それらの帯域と同一もしくは異なる材料から
    なり、前記第1及び(又は)第2の帯域の粘着剤層と接
    する面に離型処理が施されておりかつその任意の位置に
    前記基材を長手方向に横断したミシン目状切断線を有す
    る第3の帯域とより構成されていることを特徴とする巻
    き取りシートの末端部仮止め兼連結用粘着テープ。
  2. 【請求項2】 前記基材が、前記第1及び第2の帯域の
    いずれか一方において、その基材の上面の少なくとも一
    部に施された粘着剤層を有していることを特徴とする請
    求項1に記載の末端部仮止め兼連結用粘着テープ。
  3. 【請求項3】 前記基材が、前記第1及び第2の帯域の
    いずれか一方において、その基材の端部に付設されたつ
    まみ部をさらに有していることを特徴とする請求項1又
    は2に記載の末端部仮止め兼連結用粘着テープ。
  4. 【請求項4】 前記基材及び前記粘着剤層がそれぞれ水
    溶性あるいは水分散性の材料より形成されていることを
    特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の末端部
    仮止め兼連結用粘着テープ。
  5. 【請求項5】 前記第1、第2及び第3の帯域がそれぞ
    れ互いに独立した基材から構成されており、前記粘着剤
    層により一体化せしめられていることを特徴とする請求
    項1〜4のいずれか1項に記載の末端部仮止め兼連結用
    粘着テープ。
  6. 【請求項6】 前記第1、第2及び第3の帯域がそれぞ
    れ一辺を構成するように三つ折りされておりかつ折り畳
    んだ状態でZ形の断面形状を有することを特徴とする請
    求項1〜5のいずれか1項に記載の末端部仮止め兼連結
    用粘着テープ。
  7. 【請求項7】 長尺物でありかつロール状に巻き取られ
    ていることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に
    記載の末端部仮止め兼連結用粘着テープ。
  8. 【請求項8】 新しいロール紙の末端部を仮止めして、
    古いロール紙からその新しいロール紙への紙継ぎを行う
    のに用いられることを特徴とする請求項1〜7のいずれ
    か1項に記載の末端部仮止め兼連結用粘着テープ。
JP8182190A 1996-07-11 1996-07-11 巻き取りシートの末端部仮止め兼連結用粘着テープ Pending JPH1035963A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006104469A (ja) * 2004-10-06 2006-04-20 Tesa Ag 静止リール交換中に継ぎ目を製作するための接着テープ
CN100366695C (zh) * 2003-03-14 2008-02-06 株式会社槌屋 粘合带及其粘贴方法
JP2013166644A (ja) * 2012-02-16 2013-08-29 Oji Nepia Co Ltd シートのスプライス方法
JP2019182632A (ja) * 2018-04-13 2019-10-24 ユニ・チャーム株式会社 吸収性物品製造方法及び吸収性物品製造装置
CN110696438A (zh) * 2019-01-19 2020-01-17 住华科技股份有限公司 接合式光学膜片结构及其接合方法

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