JPH0978041A - 両面接着テープ - Google Patents
両面接着テープInfo
- Publication number
- JPH0978041A JPH0978041A JP7236645A JP23664595A JPH0978041A JP H0978041 A JPH0978041 A JP H0978041A JP 7236645 A JP7236645 A JP 7236645A JP 23664595 A JP23664595 A JP 23664595A JP H0978041 A JPH0978041 A JP H0978041A
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- JP
- Japan
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- double
- adhesive tape
- sided adhesive
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 基材の両面に粘着剤層が設けられた両面接着
テープにおいて、両粘着剤層間に剥離ライナを介在させ
た状態で巻回する必要がなく、かつ、巻回体を長期間保
存した場合においても、巻き戻し力が増大せず、さら
に、巻き戻し時に基材が破れるなどの問題点が発生しな
い剥離ライナ不要の両面接着テープを提供する。 【解決手段】 基材の片面に、離型剤層と粘着剤層が交
互に、該基材の長手方向にスジ状に設けられ、かつ、基
材の反対面には、一方の面の離型剤層に相当する部分が
粘着剤層で、一方の面の粘着剤層に相当する部分が離型
剤層となる様に、離型剤層と粘着剤層が交互に設けられ
たことを特徴とする両面接着テープ。
テープにおいて、両粘着剤層間に剥離ライナを介在させ
た状態で巻回する必要がなく、かつ、巻回体を長期間保
存した場合においても、巻き戻し力が増大せず、さら
に、巻き戻し時に基材が破れるなどの問題点が発生しな
い剥離ライナ不要の両面接着テープを提供する。 【解決手段】 基材の片面に、離型剤層と粘着剤層が交
互に、該基材の長手方向にスジ状に設けられ、かつ、基
材の反対面には、一方の面の離型剤層に相当する部分が
粘着剤層で、一方の面の粘着剤層に相当する部分が離型
剤層となる様に、離型剤層と粘着剤層が交互に設けられ
たことを特徴とする両面接着テープ。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、両面接着テープに
関する。さらに詳しくは、両面接着テープを巻回すると
きに剥離ライナが不要な両面接着テープに関するもので
ある。
関する。さらに詳しくは、両面接着テープを巻回すると
きに剥離ライナが不要な両面接着テープに関するもので
ある。
【０００２】
【従来の技術】基材の両面に粘着剤層を設けた両面接着
テープは、物品間の接合手段として広く利用されてい
る。一般的に、両面接着テープは基材の両面に塗布され
た粘着剤層同士の接着を防止するために紙、プラスチッ
クフィルム等の基材の両面にシリコーン系や長鎖アルキ
ル系等の離型剤を塗布した剥離ライナを介在させた状態
で巻回して提供されている。両面接着テープを使用する
ときには、剥離ライナの付いた両面接着テープを巻回体
から巻き戻して必要量を切り取り、一方の物品に貼り付
けた後、剥離ライナを剥がしてもう一方の粘着剤層を露
出させて他の物品が接合される。しかしながら、近年、
両面接着テープを使用した接着作業の自動化が進むに伴
い、自動化ラインにおいて、剥離ライナの除去工程が接
着作業の作業効率を著しく低下させる原因となってい
る。又、両面接着テープを大量に使用する作業現場にお
いては、除去された剥離ライナの処分に苦慮している状
況にあり、巻回時、剥離ライナを必要としない、両面接
着テープが望まれていた。
テープは、物品間の接合手段として広く利用されてい
る。一般的に、両面接着テープは基材の両面に塗布され
た粘着剤層同士の接着を防止するために紙、プラスチッ
クフィルム等の基材の両面にシリコーン系や長鎖アルキ
ル系等の離型剤を塗布した剥離ライナを介在させた状態
で巻回して提供されている。両面接着テープを使用する
ときには、剥離ライナの付いた両面接着テープを巻回体
から巻き戻して必要量を切り取り、一方の物品に貼り付
けた後、剥離ライナを剥がしてもう一方の粘着剤層を露
出させて他の物品が接合される。しかしながら、近年、
両面接着テープを使用した接着作業の自動化が進むに伴
い、自動化ラインにおいて、剥離ライナの除去工程が接
着作業の作業効率を著しく低下させる原因となってい
る。又、両面接着テープを大量に使用する作業現場にお
いては、除去された剥離ライナの処分に苦慮している状
況にあり、巻回時、剥離ライナを必要としない、両面接
着テープが望まれていた。
【０００３】上記の問題点を解決するため、従来、剥離
ライナ不要の両面接着テープとして、互いに接着しずら
い２種類の粘着剤を基材の両面に別々に塗設し、両粘着
剤層間に剥離ライナを介在させずに巻回してなる両面接
着テープが提案されているが、かかる両面接着テープの
テープ幅を例えば１００mm以上の広幅にすると、巻回体
から両面接着テープを巻き戻す時に要する力（以後、巻
き戻し力と称す）が例えば数kg／100mm と大きくなっ
て、実用上使用することができず、実質的には、テープ
幅が１０〜２０mmの狭い幅の物しか使用することができ
ないという欠点があった。
ライナ不要の両面接着テープとして、互いに接着しずら
い２種類の粘着剤を基材の両面に別々に塗設し、両粘着
剤層間に剥離ライナを介在させずに巻回してなる両面接
着テープが提案されているが、かかる両面接着テープの
テープ幅を例えば１００mm以上の広幅にすると、巻回体
から両面接着テープを巻き戻す時に要する力（以後、巻
き戻し力と称す）が例えば数kg／100mm と大きくなっ
て、実用上使用することができず、実質的には、テープ
幅が１０〜２０mmの狭い幅の物しか使用することができ
ないという欠点があった。
【０００４】また、他の従来技術としては、基材の片面
に、部分的に剥離処理を施し、剥離処理面に均一に粘着
剤層を形成して巻回（積層）し、巻回体から巻き戻すこ
とによって、剥離処理を施した部分の粘着剤が基材の反
対面に移行し、これにより基材の両面に粘着剤層を付与
させることができるという両面接着テープが提案されて
いる（特公昭62−14195 号公報）。しかし、上記両面接
着テープにおいては、基材の一方の面にしか剥離処理を
施していないので、巻回体の状態で長期間保存される
と、粘着剤層が剥離処理を施していない面と強固に接着
してしまい、巻き戻し力が非常に大きくなったり、さら
には、巻き戻し時、粘着剤層が剥離処理を施していない
面の基材表面で完全に剥離せず、例えば基材に紙を使用
した場合などにおいては、巻き戻しの時に紙が破れるな
どの問題が発生し易かった。
に、部分的に剥離処理を施し、剥離処理面に均一に粘着
剤層を形成して巻回（積層）し、巻回体から巻き戻すこ
とによって、剥離処理を施した部分の粘着剤が基材の反
対面に移行し、これにより基材の両面に粘着剤層を付与
させることができるという両面接着テープが提案されて
いる（特公昭62−14195 号公報）。しかし、上記両面接
着テープにおいては、基材の一方の面にしか剥離処理を
施していないので、巻回体の状態で長期間保存される
と、粘着剤層が剥離処理を施していない面と強固に接着
してしまい、巻き戻し力が非常に大きくなったり、さら
には、巻き戻し時、粘着剤層が剥離処理を施していない
面の基材表面で完全に剥離せず、例えば基材に紙を使用
した場合などにおいては、巻き戻しの時に紙が破れるな
どの問題が発生し易かった。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記従来の
事情に鑑み、基材の両面に粘着剤層が設けられた両面接
着テープにおいて、両粘着剤層間に剥離ライナを介在さ
せた状態で巻回する必要がなく、かつ、巻回体を長期間
保存しておいた場合においても、巻き戻し力が増大せ
ず、さらに、巻き戻しの時に基材が破れるなどの問題点
が発生しない剥離ライナ不要の両面接着テープを提供す
ることを目的としている。
事情に鑑み、基材の両面に粘着剤層が設けられた両面接
着テープにおいて、両粘着剤層間に剥離ライナを介在さ
せた状態で巻回する必要がなく、かつ、巻回体を長期間
保存しておいた場合においても、巻き戻し力が増大せ
ず、さらに、巻き戻しの時に基材が破れるなどの問題点
が発生しない剥離ライナ不要の両面接着テープを提供す
ることを目的としている。
【０００６】
【課題を解決するための手段】即ち本発明は、前記課題
を達成するために、基材の片面に、離型剤層と粘着剤層
が交互に、該基材の長手方向にスジ状に設けられ、か
つ、基材の反対面には、一方の面の離型剤層に相当する
部分が粘着剤層で、一方の面の粘着剤層に相当する部分
が離型剤層となる様に、離型剤層と粘着剤層が交互に設
けられたことを特徴とする。
を達成するために、基材の片面に、離型剤層と粘着剤層
が交互に、該基材の長手方向にスジ状に設けられ、か
つ、基材の反対面には、一方の面の離型剤層に相当する
部分が粘着剤層で、一方の面の粘着剤層に相当する部分
が離型剤層となる様に、離型剤層と粘着剤層が交互に設
けられたことを特徴とする。
【０００７】
【発明の実施の形態】次に本発明を図面に基づいて説明
する。図１は、本発明の両面接着テープの幅方向の拡大
断面図であり、基材１の片面に、離型剤層２ａと粘着剤
層３ａが交互に、基材の長手方向にスジ状に設けられて
おり、基材の反対面にも離型剤層２ｂと粘着剤層３ｂが
スジ状に設けられているが、この時、一方の面の離型剤
層２ａに相当する部分が粘着剤層３ｂ、一方の面の粘着
剤層３ａに相当する部分が離型剤層２ｂとなるように形
成されている。図２は、本発明の両面接着テープが巻回
された状態を示す斜視図である。
する。図１は、本発明の両面接着テープの幅方向の拡大
断面図であり、基材１の片面に、離型剤層２ａと粘着剤
層３ａが交互に、基材の長手方向にスジ状に設けられて
おり、基材の反対面にも離型剤層２ｂと粘着剤層３ｂが
スジ状に設けられているが、この時、一方の面の離型剤
層２ａに相当する部分が粘着剤層３ｂ、一方の面の粘着
剤層３ａに相当する部分が離型剤層２ｂとなるように形
成されている。図２は、本発明の両面接着テープが巻回
された状態を示す斜視図である。
【０００８】本発明の両面接着テープの基材としては、
何ら限定されず例えば、ポリエチレンテレフタレート、
ポリプロピレン、ポリエチレン、塩化ビニル等のプラス
チックフィルムや、クラフト紙、上質紙、クレコート
紙、和紙等の紙、レーヨン、ポリエステル等の不織布、
ポリエステル、ナイロン、アクリル等の合成繊維よりな
る織布、アルミニウム、銅、ステンレス鋼等の金属箔が
用いられるが、基材上に離型剤層をスジ状に均一に塗布
する点からは、プラスチックフィルムが好ましい。
何ら限定されず例えば、ポリエチレンテレフタレート、
ポリプロピレン、ポリエチレン、塩化ビニル等のプラス
チックフィルムや、クラフト紙、上質紙、クレコート
紙、和紙等の紙、レーヨン、ポリエステル等の不織布、
ポリエステル、ナイロン、アクリル等の合成繊維よりな
る織布、アルミニウム、銅、ステンレス鋼等の金属箔が
用いられるが、基材上に離型剤層をスジ状に均一に塗布
する点からは、プラスチックフィルムが好ましい。
【０００９】本発明の両面接着テープに使用される離型
剤としては、シリコーン系離型剤や長鎖アルキル系離型
剤等の従来から使用されている各種離型剤を適宜選択し
て用いることができるが、本発明の両面接着テープを巻
回した状態で長期間放置した場合においても、巻き戻し
力が変化しにくいという点からはシリコーン系離型剤が
好ましい。
剤としては、シリコーン系離型剤や長鎖アルキル系離型
剤等の従来から使用されている各種離型剤を適宜選択し
て用いることができるが、本発明の両面接着テープを巻
回した状態で長期間放置した場合においても、巻き戻し
力が変化しにくいという点からはシリコーン系離型剤が
好ましい。
【００１０】本発明の両面接着テープに使用される粘着
剤としては、何ら限定されず例えば、アクリル系粘着剤
や、天然ゴム、スチレン−イソプレン−スチレン共重合
体（ＳＩＳ）、スチレン−ブタジエン−スチレン共重合
体（ＳＢＳ）等のゴム系粘着剤を適宜選択して用いるこ
とができる。
剤としては、何ら限定されず例えば、アクリル系粘着剤
や、天然ゴム、スチレン−イソプレン−スチレン共重合
体（ＳＩＳ）、スチレン−ブタジエン−スチレン共重合
体（ＳＢＳ）等のゴム系粘着剤を適宜選択して用いるこ
とができる。
【００１１】本発明の両面接着テープの製造方法は特に
限定されないが、例えば製造方法の一例としては、ま
ず、基材の一方の面に、基材の長手方向に対しスジ状の
離型剤層を塗布する。この時、離型剤は、塗布形状に彫
刻されたグラビアコーターを使用し、基材上に塗布され
る。また、１つの離型剤層の幅は１〜１０mmで、離型剤
層間のピッチは１〜１０mmとなる様に調整するのが好ま
しい。続いて、基材の反対面にも離型剤をスジ状に塗布
するがこの時、先に離型剤を塗布した面の、離型剤未塗
工部分に相当する部分にのみ離型剤を塗布するようにす
る。基材の両面にスジ状の離型剤層を形成した後、一方
の基材表面上に粘着剤を均一に塗布してボール芯等に巻
回することによって本発明の両面接着テープが得られ
る。この時粘着剤の塗布は、ロールコーター、ダイレク
トコーターを使用して基材に直接粘着剤を塗布する方法
または、剥離ライナに粘着剤を塗布して乾燥させた後、
基材に粘着剤を転写させる方法で塗布してもよい。
限定されないが、例えば製造方法の一例としては、ま
ず、基材の一方の面に、基材の長手方向に対しスジ状の
離型剤層を塗布する。この時、離型剤は、塗布形状に彫
刻されたグラビアコーターを使用し、基材上に塗布され
る。また、１つの離型剤層の幅は１〜１０mmで、離型剤
層間のピッチは１〜１０mmとなる様に調整するのが好ま
しい。続いて、基材の反対面にも離型剤をスジ状に塗布
するがこの時、先に離型剤を塗布した面の、離型剤未塗
工部分に相当する部分にのみ離型剤を塗布するようにす
る。基材の両面にスジ状の離型剤層を形成した後、一方
の基材表面上に粘着剤を均一に塗布してボール芯等に巻
回することによって本発明の両面接着テープが得られ
る。この時粘着剤の塗布は、ロールコーター、ダイレク
トコーターを使用して基材に直接粘着剤を塗布する方法
または、剥離ライナに粘着剤を塗布して乾燥させた後、
基材に粘着剤を転写させる方法で塗布してもよい。
【００１２】上記の方法にて作成された両面接着テープ
においては、スジ状に離型剤を塗布した基材の一方の面
に均一に塗布された粘着剤の離型剤層上に相当する部分
が、両面接着テープを巻回体から巻き戻すことによっ
て、基材反対面の離型剤未塗工部分に転写される結果、
基材の両面に粘着剤層と離型剤層が交互に形成された両
面接着テープが得られる。
においては、スジ状に離型剤を塗布した基材の一方の面
に均一に塗布された粘着剤の離型剤層上に相当する部分
が、両面接着テープを巻回体から巻き戻すことによっ
て、基材反対面の離型剤未塗工部分に転写される結果、
基材の両面に粘着剤層と離型剤層が交互に形成された両
面接着テープが得られる。
【００１３】
【実施例】以下に具体的実施例を挙げて本発明を説明す
るが、本発明はこれら実施例に何ら限定されるものでは
ない。
るが、本発明はこれら実施例に何ら限定されるものでは
ない。
【００１４】２５μｍのポリエステルフィルムの片面に
スジ状に彫刻を施したクラビアロールコーター（ピッチ
３mm、深度１５μｍ）を使用して固形分濃度２％の溶剤
型シリコーン離型剤を塗布し、熱オーブン中で乾燥させ
て３mmピッチで厚さ0.5 μｍの離型剤層と離型剤未塗工
部分とを交互に形成させた。続いて、基材の反対面に、
先に離型剤を塗布した面の、離型剤未塗工部分に相当す
る部分が離型剤層となるようにグラビアロールを調節し
て、３mmピッチで厚さ0.5 μｍの離型剤層と離型剤未塗
工部分とを交互に形成させた。両面に離型剤処理を施し
た基材の一方の面にアクリル系粘着剤（固形分３５％）
をリバースコーターにて、乾燥後の粘着剤塗布厚が５０
μｍとなるように直接塗布し、乾燥させた後、巻き芯に
巻回して本発明の両面接着テープを得た。
スジ状に彫刻を施したクラビアロールコーター（ピッチ
３mm、深度１５μｍ）を使用して固形分濃度２％の溶剤
型シリコーン離型剤を塗布し、熱オーブン中で乾燥させ
て３mmピッチで厚さ0.5 μｍの離型剤層と離型剤未塗工
部分とを交互に形成させた。続いて、基材の反対面に、
先に離型剤を塗布した面の、離型剤未塗工部分に相当す
る部分が離型剤層となるようにグラビアロールを調節し
て、３mmピッチで厚さ0.5 μｍの離型剤層と離型剤未塗
工部分とを交互に形成させた。両面に離型剤処理を施し
た基材の一方の面にアクリル系粘着剤（固形分３５％）
をリバースコーターにて、乾燥後の粘着剤塗布厚が５０
μｍとなるように直接塗布し、乾燥させた後、巻き芯に
巻回して本発明の両面接着テープを得た。
【００１５】実施例で得た両面接着テープを４００mm幅
に切断して巻き戻し力を評価した結果、軽い力で巻き戻
すことができた。また、このとき巻き戻し力は120g／40
0mmであった。さらに、この両面接着テープを35℃×80
％ＲＨの加温・加湿条件下で１か月間放置し、巻き戻し
力を評価した結果、巻き戻し力の上昇は認められず、保
存時の剥離力安定性は良好であった。
に切断して巻き戻し力を評価した結果、軽い力で巻き戻
すことができた。また、このとき巻き戻し力は120g／40
0mmであった。さらに、この両面接着テープを35℃×80
％ＲＨの加温・加湿条件下で１か月間放置し、巻き戻し
力を評価した結果、巻き戻し力の上昇は認められず、保
存時の剥離力安定性は良好であった。
【発明の効果】本発明の両面接着テープは、基材の片面
に、離型剤層と粘着剤層が交互に、該基材の長手方向に
スジ状に設けられ、かつ、基材の反対面には、一方の面
の離型剤層に相当する部分が粘着剤層で、一方の面の粘
着剤層に相当する部分が離型剤層となる様に、離型剤層
と粘着剤層が交互に設けられているので、例えばボール
芯等に巻回する場合においても、両粘着剤層間に剥離ラ
イナを介在させる必要がなく、巻回体から両面接着テー
プを容易に巻き戻すことができる。又、巻回体の状態で
長期間保存しておいても巻き戻し力の上昇がなく、安定
した巻き戻し性を得ることができる。従って、本発明の
両面接着テープを例えば自動化ラインにおいて使用する
ことにより、剥離ライナを除去する工程を省略すること
ができるため、接着作業の効率を高めることができる。
また、剥離ライナを使用しないために、不要となった剥
離ライナの処分について考慮する必要がなくなる。
に、離型剤層と粘着剤層が交互に、該基材の長手方向に
スジ状に設けられ、かつ、基材の反対面には、一方の面
の離型剤層に相当する部分が粘着剤層で、一方の面の粘
着剤層に相当する部分が離型剤層となる様に、離型剤層
と粘着剤層が交互に設けられているので、例えばボール
芯等に巻回する場合においても、両粘着剤層間に剥離ラ
イナを介在させる必要がなく、巻回体から両面接着テー
プを容易に巻き戻すことができる。又、巻回体の状態で
長期間保存しておいても巻き戻し力の上昇がなく、安定
した巻き戻し性を得ることができる。従って、本発明の
両面接着テープを例えば自動化ラインにおいて使用する
ことにより、剥離ライナを除去する工程を省略すること
ができるため、接着作業の効率を高めることができる。
また、剥離ライナを使用しないために、不要となった剥
離ライナの処分について考慮する必要がなくなる。
【図１】 本発明の両面接着テープの幅方向の拡大断面
図である。
図である。
【図２】 本発明の両面接着テープが巻回された状態を
示す斜視図である。
示す斜視図である。
１ 基材 ２ａ 離型剤層 ２ｂ 離型剤層 ３ａ 粘着剤層 ３ｂ 粘着剤層
Claims (1)
- 【請求項１】 基材の片面に、離型剤層と粘着剤層が交
互に、該基材の長手方向にスジ状に設けられ、かつ、基
材の反対面には、一方の面の離型剤層に相当する部分が
粘着剤層で、一方の面の粘着剤層に相当する部分が離型
剤層となる様に、離型剤層と粘着剤層が交互に設けられ
たことを特徴とする両面接着テープ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7236645A JPH0978041A (ja) | 1995-09-14 | 1995-09-14 | 両面接着テープ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7236645A JPH0978041A (ja) | 1995-09-14 | 1995-09-14 | 両面接着テープ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0978041A true JPH0978041A (ja) | 1997-03-25 |
Family
ID=17003694
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7236645A Pending JPH0978041A (ja) | 1995-09-14 | 1995-09-14 | 両面接着テープ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0978041A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001181584A (ja) * | 1999-12-27 | 2001-07-03 | Dainippon Printing Co Ltd | 両面接着テープ及びその製造方法 |
| JP2004339444A (ja) * | 2003-05-19 | 2004-12-02 | Taiyo Giken:Kk | 両面接着テープ接着用具 |
| CN110979242A (zh) * | 2018-09-28 | 2020-04-10 | 株式会社斯巴鲁 | 乘员保护装置 |
| JP2020063414A (ja) * | 2018-08-20 | 2020-04-23 | テーザ・ソシエタス・ヨーロピア | 長尺材料、特にケーブルハーネスをジャケッティングするための接着テープおよびジャケッティング方法 |
| CN113072886A (zh) * | 2021-03-26 | 2021-07-06 | 江苏伊诺尔新材料科技有限公司 | 一种高性能导磁双面胶带及其制造方法 |
-
1995
- 1995-09-14 JP JP7236645A patent/JPH0978041A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001181584A (ja) * | 1999-12-27 | 2001-07-03 | Dainippon Printing Co Ltd | 両面接着テープ及びその製造方法 |
| JP4736154B2 (ja) * | 1999-12-27 | 2011-07-27 | 大日本印刷株式会社 | 両面接着テープ |
| JP2004339444A (ja) * | 2003-05-19 | 2004-12-02 | Taiyo Giken:Kk | 両面接着テープ接着用具 |
| JP2020063414A (ja) * | 2018-08-20 | 2020-04-23 | テーザ・ソシエタス・ヨーロピア | 長尺材料、特にケーブルハーネスをジャケッティングするための接着テープおよびジャケッティング方法 |
| CN110979242A (zh) * | 2018-09-28 | 2020-04-10 | 株式会社斯巴鲁 | 乘员保护装置 |
| CN113072886A (zh) * | 2021-03-26 | 2021-07-06 | 江苏伊诺尔新材料科技有限公司 | 一种高性能导磁双面胶带及其制造方法 |
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