JP3029271U - テープカッター不要の粘着テープ - Google Patents

テープカッター不要の粘着テープ

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JP3029271U JP1996002947U JP294796U JP3029271U JP 3029271 U JP3029271 U JP 3029271U JP 1996002947 U JP1996002947 U JP 1996002947U JP 294796 U JP294796 U JP 294796U JP 3029271 U JP3029271 U JP 3029271U
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正康 高
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四維企業股▲ふん▼有限公司
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 テープカッター無しで簡単に切れ、剥がし易
く、剥がす際不快音を出さず、末端を探しやすく、不適
当な断裂を起こさない粘着テープを提供すること。 【構成】 二軸延伸ポリプロピレンフィルムを支持体材
料としたテープの粘着剤を塗布していない背面に粘着剤
の粘着力の大きさにより必要に応じて離型処理を施す
か、或いは施さず、粘着面の幅の中間に粘着剤を塗布し
ない部分を設け、また、テープの幅方向の中間位置に、
適当な間隔で線状或いは図形状の切れ目を設けた。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は一種の粘着テープに関し、特に、テープカッター無しで、直接切り取 ることができ、ロール上で切断した末端を探しやすく、またテープを剥がすとき に不快な音を発生しないテープカッター不要の粘着テープに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、粘着テープは、文具や事務用品を始めとする各種物品のシールに、 包装に、また耐水や湿気防止、及び建材、用品等の運搬保護、医療用透気性のた めの保護用に広く使用されている。一般の粘着テープは、プラスチックフィルム に粘着剤を塗布してから巻き取ってロールとする。従来の粘着テープのフィルム の材質は、二軸延伸ポリプロピレン(BOPP)を支持体材料としており、この 主の材料は、二軸延伸によりごく薄く、厚さ20μ〜60μに作られ、透明性も 良好である。また高い引っ張り強さを持っており、市場の主流であり、将来的に も主流であると思われる。
【0003】 ただし、上述の従来の技術において使用される支持体材料は引っ張り強さが高 いとはいえ、引き裂きにくいという欠点があった。そのため粘着テープを実際に 使用する際は、テープカッターで切ることが必要であり、そのためのカッターを 備えたカッター台が必要となった。このために使用上不便であり、カッターの使 用は安全性の上からも良くない影響があった。
【0004】 そのため、過去に横方向に裂くことができる粘着テープが提案された(台湾特 許第77211389「横撕式新型膠帯」)。これは、テープカッター無しで切 断できるが、同時に剥がすテープの長さと幅が制限され、異なる長さや幅を必要 とする使用者にとって満足の行くものではなかった。同時に規則性のある印刷が 難しかった。
【0005】 また、テープのいずれか一側に予め切り口を設けたもの(台湾特許第7621 0270)が提案された。これは、離型処理或いは留辺に粘着剤を塗らない等の 条件を組み合わさずに二軸延伸ポリプロピレンに応用すると、幅方向の中間に切 り口を設けたものに較べ、テープを剥がす際、該切り口に沿って自動的に切れて しまい易かった。さらに、両側に切り口を設けたものは、このような不当な断裂 を起こし易く、使用者が必要とする長さに切ることができず、実用性をますます 失った。
【0006】 また、従来のテープは、只フィルムの一方の面に粘着剤を塗布しただけであり 、ロールからテープを巻き戻すときに力を要するばかりか不快な音を発生した。 さらに、透明なテープである場合は、末端がわからなくなるという欠点があった 。また、例え末端を見つけても末端を剥がしにくいという欠点があった。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
ゆえに、本考案は、塗工してある粘着剤の粘着力の大きさにより、粘着剤を塗 布しない背面に予め離型剤を塗布するか或いは塗布せず、それにより、剥がすの に力が要らず、かつ末端が探しやすく、また剥離力が低く、ロールから巻き戻す ときの振動が少く、静電摩擦が減少され不快な音を発生しない一種の粘着テープ を提供することを課題とする。
【0008】 さらに、本考案は、粘着テープの幅方向の中間位置に一段の粘着剤を塗布しな い部分を設け、ロールから剥がす動作に必要な力を減らし、末端を探しやすくし 、並びに剥離力を小さくすることを課題とする。
【0009】 また、本考案は、二軸延伸ポリプロピレンフィルムを支持体材料とし、ロール に巻いたテープの幅方向の中間のテープの上方あるいは下方に適当な間隔で線状 、図形状(直線、点線、長方形、円形等)の切れ目を入れ、テープの引き裂き強 さを低くすることを課題とし、これにより使用者は切れ目に沿って簡単にテープ を切ることができ、テープカッターを必要とせず、また、テープを実際に使用す るときにはその低い剥離力のために、不当な断裂を防ぐことを課題とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
請求項1の考案は、支持体材料として二軸延伸ポリプロピレン(BOPP)、 或いはポリエステルフィルム或いはその他適用可能な材料を使用し、背面である 粘着剤未塗布面に、離型剤を塗布するか或いは塗布せず、ロールに巻いたテープ の幅の中間部分のテープの上方或いは下方に適当な間隔で直線、点線或いはその 他の線状、或いは長方形、円形或いはその他図形状の切れ目を入れた粘着テープ であり、ロールから巻き戻した部分のテープを直接上記切れ目に沿って切り取り 可能な、テープカッター不要の粘着テープとしている。
【0011】 請求項2の考案は、支持体材料として二軸延伸ポリプロピレン(BOPP)、 或いはポリエステルフィルム或いはその他適用可能な材料を使用し、背面である 粘着剤未塗布面に、離型剤を塗布するか或いは塗布せず、テープの幅の中間に、 粘着剤未塗布部を残し、この粘着剤未塗布部の上方或いは下方に適当な間隔で線 状、図形状(直線、点線、長方形、円形等)の切れ目を入れ、末端を探しやすく し、並びに剥離力を低くしたものとしている。
【0012】 請求項3の考案は、支持体材料として二軸延伸ポリプロピレン(BOPP)、 或いはポリエステルフィルム或いはその他適用可能な材料を使用し、背面である 粘着剤未塗布面に、離型剤を塗布するか或いは塗布せず、テープの幅の中間に、 横向きに適当な幅を有する粘着剤未塗布部を残し、その上方あるいは下方に適当 な間隔で線状、図形状(直線、点線、長方形、円形等)の切れ目を入れ、ロール から巻き戻した部分をこの切れ目に沿って直接切り取り可能であり、末端を探し やすくしたものとしている。
【0013】 請求項4の考案は、支持体材料として二軸延伸ポリプロピレン(BOPP)、 或いはポリエステルフィルム或いはその他適用可能な材料を使用し、支持体の両 面に粘着剤を塗布し、背面にはさらに剥離ライナーを設けた一種の両面粘着テー プであり、テープの幅の中間のテープの上方あるいは下方に、適当な間隔で直線 、点線或いはその他の線状、或いは長方形、円形或いはその他図形状の切れ目を 入れ、ロールから巻き戻した部分のテープを直接上記切れ目に沿って切り取り可 能としたものとしている。
【0014】
【作用】
図17に示すように、使用者は必要な長さだけテープを引っ張り、指先で切れ 目の付近を軽く押し、剥がしたテープの末端を矢印Hの方向にそって引っ張ると 、簡単にテープは切れ目で切れ、テープカッターを用いる必要がない。かつ切っ たテープを紙袋や紙箱など被着体に貼るときには、切れ目が被着体に支持される ために裂けることがない。
【0015】 背面の離型処理は意外な断裂を防止するほか、テープを引っ張って剥がすとき の力を減らす。同時にテープの引っ張られる部分の受ける張力が小さくなるため 振動および摩擦が減り、不快な刺激音の発生がない。さらに、使用者がテープの 末端を探しやすい。
【0016】 粘着テープの粘着剤を塗布していない背面に離型処理を施す、すなわち離型材 を塗布することで、粘着テープをロールから剥がし易くし、また末端を探しやす くし、さらに、剥がす時の振動や静電気の摩擦を減少することで不快音の発生を 無くす。なお、粘着力の弱い粘着剤を使用している場合には、必ずしも離型剤を 塗布する必要はない。
【0017】
【実施例】
図1、2に示される本考案の実施例では、テープの支持体材料として二軸延伸 ポリプロピレンフィルムを使用してあり、裂けにくい。製造時に、テープの粘着 剤(12)を塗布していない背面或いは粘着面に、適当な間隔で、幅方向に線状 、図形状(直線、点線、長方形、円形等)の切れ目(2)を設ける。各切れ目( 2)付近では、横向きの引き裂き強さは大幅に低くなり、切れ目(2)の所で簡 単に引き裂くことができ、テープカッターを用いなくても切断することができる 。
【0018】 但し、切れ目により引き裂き強さを低くしたために、特に強力な粘着剤が塗工 してある場合、不適当な位置で裂けてしまう問題が発生しうる。そのため、テー プの粘着剤未塗布面である背面に必要に応じて離型剤(11)を塗布して離型処 理を施す。図1、図2のAに示されるように、テープの背面に離型剤を塗布する ことにより、テープの粘着面と背面の剥離力を低くすることができ、不適当な位 置での断裂を防止できる。
【0019】 図1から図5には本考案の直線状或いは点線状の切れ目を設けた実施例が示さ れる。これらの切れ目はテープの幅いっぱいに、或いはテープの幅の両端を残し て幅方向に設けられる。使用者は必要な長さだけテープを引っ張り、指先で切れ 目(2)の付近を軽く押し、剥がしたテープの末端を引っ張ると、簡単にテープ を切ることができテープカッターを用いる必要がない。かつ切ったテープを紙箱 、紙袋等被着体に貼って使用するときは、切れ目が被着体に支持されるので、裂 けることがない。
【0020】 上記テープ背面の離型処理は意外な断裂を防止するほか、テープを剥がすのに 必要な力を減らす。同時にテープを剥がす際、テープの剥がされた部分の受ける 張力が比較的少ないため振動および摩擦が減り、鋭い刺激音が発生しない。さら に、使用者がテープの末端を探しやすくなり、剥がしやすい。
【0021】 また、図6から図10に示される実施例のように、テープの幅方向の中間位置 に予め長さ方向に粘着剤未塗布部(3)を設け、並びに粘着剤未塗布部(3)に 適当な間隔で、線状ないし図形状(直線、点線、長方形、円形等)の切れ目(2 )を入れてもよい。これにより、剥離力を低くするほか、さらに使用者にはテー プの末端が探しやすくなり、テープを剥がすのに便利である。図8及び図10中 の断面図に示されるように、粘着面に形成した開いた部分が、即ち、粘着剤未塗 布部(3)である。
【0022】 さらに、図11から図14に示される実施例においては、テープの幅方向6中 間位置に横向きに適当な幅の粘着剤未塗布部(3)を設け、並びに適当な間隔で 線状、図形状(直線、点線、長方形、円形等)の切れ目を入れる。これにより、 使用者は指先でこの切れ目を押すだけで、簡単にテープを切り取ることができる 。
【0023】 さらに、図15から図16に示されるように、本考案は、製造時に、テープ( 1)の幅の中間位置をカッターで適当な間隔で各種形状(長方形、円形等)に切 り取って切れ目(2)とした態様としてもよい。図16は、テープの引き裂き動 作を示す。使用者はロールからテープを必要な長さだけ剥がして指先で切れ目( 2)の付近を軽く押して、剥がしたテープの末端を矢印方向に引っ張る。これで 、簡単にテープを切れ目に沿って切断することができ、テープカッターは不要で ある。
【0024】 さらに、図17に示されるように、本考案は、支持体材料に二軸延伸ポリプロ ピレン(BOPP)、或いはポリエステルフィルム或いはその他適用可能な材料 を使用し、両面に粘着剤を塗布し、背面に剥離ライナーを設けた両面粘着テープ とし、テープの幅の中間のテープの上方あるいは下方に、適当な間隔で直線、点 線或いはその他の線状、或いは長方形、円形或いはその他図形状の切れ目を入れ たものとしてもよく、この場合も、ロールから巻き戻した部分のテープを直接上 記切れ目に沿って切り取ることができる。
【0025】 本考案は、二軸延伸によるポリプロピレンフィルムを支持体材料としているが 、そのほかポリエステルフィルムやその他のテープに適した材料を支持体材料と して使用してもよい。
【0026】
【考案の効果】 粘着テープの粘着剤を塗布していない背面に、粘着剤の粘着力の大きさにより 、必要に応じて離型処理を施す、すなわち離型材を塗布することで、粘着テープ をロールから剥がし易くし、また末端を探しやすく、また剥がし易くし、さらに 、剥がす時の振動や静電気の摩擦を減少することで不快音の発生を無くした。
【0027】 さらに、本考案は、粘着面の幅の中間に長さ方向に粘着剤を塗布しない部分を 設けるか或いは等間隔に幅方向に粘着剤を塗布しない部分を設け、ロールからテ ープを引き剥がし易く、また切断しやすくし、同時に末端を探しやすくした。
【0028】 また、本考案は、前述の二軸延伸ポリプロピレンフィルムを支持体材料とした ロールの幅の中間に、適当な間隔で線状、図形状(直線、点線、長方形、円形等 )の切れ目を設けてあり、使用者は切れ目を軽く押すだけでテープカッターを用 いなくとも切ることができる。また、テープをロールから引き剥がす力が少なく てすみ、さらに、不適当な位置での断裂を起こさない。
【0029】 また、本考案は、支持体材料にポリエステルフィルム或いはその他の適用可能 なものを使用し、背面に剥離ライナーを備えた両面粘着テープの、ロールに巻い たテープの幅の中間のテープの上方あるいは下方に、適当な間隔で直線、点線或 いはその他の線状、或いは長方形、円形或いはその他図形状の切れ目を入れたも のとしてもよく、この場合も、ロールから巻き戻した部分のテープを直接上記切 れ目に沿って切り取ることができる。
【提出日】平成8年3月22日
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】 また、本考案は、二軸延伸ポリプロピレンフィルムを支持体材料とし、ロール に巻いたテープの幅方向の中間の支持体の上方あるいは下方に適当な間隔で線状 、図形状(直線、点線、長方形、円形等)の切れ目を入れ、テープの引き裂き強 さを低くすることを課題とし、これにより使用者は切れ目に沿って簡単にテープ を切ることができ、テープカッターを必要とせず、また、テープを実際に使用す るときにはその低い剥離力のために、不当な断裂を防ぐことを課題とする。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正内容】
【0010】
【課題を解決するための手段】
請求項1の考案は、支持体材料として二軸延伸ポリプロピレン(BOPP)、 或いはポリエステルフィルム或いはその他適用可能な材料を使用し、背面である 粘着剤未塗布面に、離型剤を塗布するか或いは塗布せず、ロールに巻いたテープ の幅の中間部分の支持体の上方或いは下方に適当な間隔で直線、点線或いはその 他の線状、或いは長方形、円形或いはその他図形状の切れ目を入れた粘着テープ であり、ロールから巻き戻した部分のテープを直接上記切れ目に沿って切り取り 可能な、テープカッター不要の粘着テープとしている。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】変更
【補正内容】
【0013】 請求項4の考案は、支持体材料として二軸延伸ポリプロピレン(BOPP)、 或いはポリエステルフィルム或いはその他適用可能な材料を使用し、支持体の両 面に粘着剤を塗布し、背面にはさらに剥離ライナーを設けた一種の両面粘着テー プであり、テープの幅の中間の支持体の上方あるいは下方に、適当な間隔で直線 、点線或いはその他の線状、或いは長方形、円形或いはその他図形状の切れ目を 入れ、ロールから巻き戻した部分のテープを直接上記切れ目に沿って切り取り可 能としたものとしている。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0024
【補正方法】変更
【補正内容】
【0024】 さらに、図17に示されるように、本考案は、支持体材料に二軸延伸ポリプロ ピレン(BOPP)、或いはポリエステルフィルム或いはその他適用可能な材料 を使用し、両面に粘着剤を塗布し、背面に剥離ライナーを設けた両面粘着テープ とし、テープの幅の中間の支持体の上方あるいは下方に、適当な間隔で直線、点 線或いはその他の線状、或いは長方形、円形或いはその他図形状の切れ目を入れ たものとしてもよく、この場合も、ロールから巻き戻した部分のテープを直接上 記切れ目に沿って切り取ることができる。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0029
【補正方法】変更
【補正内容】
【0029】 また、本考案は、支持体材料にポリエステルフィルム或いはその他の適用可能 なものを使用し、背面に剥離ライナーを備えた両面粘着テープの、ロールに巻い たテープの幅の中間の支持体の上方あるいは下方に、適当な間隔で直線、点線或 いはその他の線状、或いは長方形、円形或いはその他図形状の切れ目を入れたも のとしてもよく、この場合も、ロールから巻き戻した部分のテープを直接上記切 れ目に沿って切り取ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の、切れ目を上向きにいれた実施例の、
その部分拡大図(Aは離型剤を塗布したもの、Bは離型
剤を塗布していないもの)と共に示した斜視図である。
【図2】本考案の、切れ目を下向きにいれた実施例の、
その部分拡大図(Aは離型剤を塗布したもの、Bは離型
剤を塗布していないもの)と共に示した斜視図である。
【図3】本考案の粘着テープの左右両端を残して点線状
の切れ目を設けた実施例の、部分拡大図と共に示した斜
視図であり、Aは切れ目として点線状に貫通孔を配列し
たもの、Bは点線状の未貫通の切槽を配列したものを示
し、それぞれ良好な透気性を有している。
【図4】本考案の直線状の切れ目を設けた実施例の斜視
図である。
【図5】本考案の粘着テープの左右両端を残して直線状
の切れ目を設けた実施例の、部分拡大図と共に示した斜
視図であり、Aは長条状に貫通孔を設けたもの、Bは長
条状に未貫通の切槽を設けたものを示し、それぞれ良好
な透気性を有する。
【図6】本考案のテープの中間位置に長さ方向に粘着剤
を塗布しない部分を設け、テープの上面の該粘着剤を塗
布しない部分に対応する位置に等間隔に直線状の切れ目
を設けた実施例を示す斜視図である。
【図7】図6の実施例を応用した実施例を示す部分拡大
図であり、Aは離型剤を塗布した場合の図6におけるB
−B線拡大断面図、Bは離型剤を塗布しない場合のB−
B線拡大断面図、Cは離型剤を塗布した場合の部分拡大
図、Dは離型剤を塗布しない場合の部分拡大図、Eは離
型剤を塗布して切れ目として貫通孔を設けた場合の部分
拡大図、Fは離型剤を塗布せず切れ目として貫通孔を設
けた場合の部分拡大図である。
【図8】図6の実施例と類似の実施例であるが、但し切
れ目を点線状に設けた実施例の斜視図であり、拡大部分
のAは切れ目として貫通孔を点線状に設けたもの、Bは
切れ目として未貫通の切槽を点線状に設けたものを示
す。
【図9】本考案のテープの中間位置に長さ方向に粘着剤
を塗布しない部分を設け、切れ目は設けていない実施例
の、部分拡大断面図(Aは離型剤を塗布した場合の9B
−9B線拡大断面図、Bは離型剤を塗布しない場合の9
B−9B線拡大断面図)と共に示した斜視図である。
【図10】本考案のテープの中間位置に長さ方向に粘着
剤を塗布しない部分を設け、円形の切れ目を設けた実施
例の斜視図である。
【図11】本考案のテープに、幅方向の粘着 を塗布し
ていない部分を、等間隔に設け、並びに該粘着剤を塗布
していない部分に、幅方向に、両端を残して点線状の切
れ目を設けた実施例の斜視図である。
【図12】図11の実施例と類似であるが、点線状の切
れ目をテープの幅いっぱいに設けた実施例の、部分拡大
図(Aは離型剤を塗布したもの、Bは離型剤を塗布して
いないもの)と共に示した斜視図である。
【図13】図11の実施例と類似であるが、直線状の切
れ目をテープの幅方向に両端を残して設けた実施例の斜
視図である。
【図14】図13の実施例と類似であるが、直線状の切
れ目をテープの幅いっぱいに設けた実施例の斜視図であ
る。
【図15】本考案のテープの幅方向の中間位置に長方形
の切れ目を設けた実施例の、部分拡大図(Aは離型剤を
塗布したもの、Bは離型剤を塗布していないもの)と共
に示した斜視図である。
【図16】本考案の使用状態表示図である。
【図17】本考案の両面粘着テープとし片面に剥離ライ
ナーを設けた実施例の部分拡大図と共に示した斜視図で
ある。
【符号の説明】
(1)離型剤を塗布した背面 (1’)離型剤
未塗布の背面 (2)切れ目 (2’)切れ目 (3)粘着剤未塗布部 (3’)粘着剤未塗布部 (4)貫通孔 (4’)未貫
通の切槽 (5)円形の切れ目 (11)離型剤 (12)粘着剤
(12’)粘着剤 (13)剥離ライナー (14)支持体
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成8年3月22日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】実用新案登録請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【実用新案登録請求の範囲】

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支持体材料として二軸延伸ポリプロピレ
    ン(BOPP)、或いはポリエステルフィルム或いはそ
    の他適用可能な材料を使用した一種の粘着テープであっ
    て、背面である粘着剤未塗布面に、離型剤を塗布するか
    或いは塗布せず、テープの幅の中間の上方或いは下方
    に、適当な間隔で直線、点線或いはその他の線状、或い
    は長方形、円形或いはその他図形状の切れ目を入れ、ロ
    ールに巻いてあり、ロールから巻き戻した部分を直接上
    記切れ目に沿って切り取り可能とした、テープカッター
    不要の粘着テープ。
  2. 【請求項2】 支持体材料として二軸延伸ポリプロピレ
    ン(BOPP)、或いはポリエステルフィルム或いはそ
    の他適用可能な材料を使用した一種の粘着テープであっ
    て、背面である粘着剤未塗布面に、離型剤を塗布するか
    或いは塗布せず、粘着面においてはテープの幅の中間
    を、粘着剤未塗布部として残し、この粘着剤未塗布部に
    対応するテープの上方或いは下方に、適当な間隔で、直
    線、点線或いはその他の線状、或いは長方形、円形或い
    はその他図形状の切れ目を入れ、ロールに巻いてあり、
    末端を探しやすくすると共に、剥離力を低くしてあるこ
    とを特徴とする、テープカッター不要の粘着テープ。
  3. 【請求項3】 支持体材料として二軸延伸ポリプロピレ
    ン(BOPP)、或いはポリエステルフィルム或いはそ
    の他適用可能な材料を使用した一種の粘着テープであ
    り、背面である粘着剤未塗布面に、離型剤を塗布するか
    或いは塗布せず、粘着面においては横向きに適当な幅を
    有する粘着剤未塗布部を残し、該粘着剤未塗布部に対応
    するテープの上方あるいは下方に適当な間隔で直線、点
    線或いはその他の線状、或いは長方形、円形或いはその
    他図形状の切れ目を入れ、ロールに巻いてあり、ロール
    から巻き戻した部分を上記切れ目に沿って直接切り取り
    可能とし、末端を探しやすくしてあることを特徴とす
    る、テープカッター不要の粘着テープ。
  4. 【請求項4】 支持体材料として二軸延伸ポリプロピレ
    ン(BOPP)、或いはポリエステルフィルム或いはそ
    の他適用可能な材料を使用し、支持体の両面に粘着剤を
    塗布し、背面に剥離ライナーを設け、支持体の幅の中間
    のテープの上方あるいは下方に、適当な間隔で直線、点
    線或いはその他の線状、或いは長方形、円形或いはその
    他図形状の切れ目を入れ、ロールに巻いた両面粘着テー
    プであって、ロールから巻き戻した部分のテープを直接
    上記切れ目に沿って切り取り可能とした、テープカッタ
    ー不要の粘着テープ。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015155509A (ja) * 2014-02-20 2015-08-27 耕太郎 國信 開封が簡単な粘着テープ
JP2017515763A (ja) * 2014-05-13 2017-06-15 ザ プロクター アンド ギャンブル カンパニー 構造的完全性を有するシェルフレディパッケージ、及びその製造プロセス

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