JP4949434B2 - ラベルシート - Google Patents
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Description
特に、ミシン目39からの横裂けが発生することがあった。本発明者が検討したところ、残余部36のミシン目39が、表面から刃を押圧して切込みする切込み部位と切り込みしない連結部位とを短寸間隔で繰返し形成する際に、シートとその裏面の粘着シート37と粘着剤層38の層形成が原因となっていると思われるが、シートの切込み部位の端部において裏面側への切断だれが起こっていることが判明した。その結果、切り離しに伴って、だれ部位からの横裂けが発生し易いものであった。
使用に際しては、ラベル片の自由端側を摘み、自由端側裏面に設けられている粘着剤層を粘着シートから切り離すと切込みに沿ってラベル片が残余部まで切り離されている。さらに残余部を基端側へ切り離すことでラベルシートからラベル片が切り離される。
よって、切込み方向ではなく交差方向へ乱暴に切り離し作業を行った場合においても、横裂けしにくくなり、商品価値を下げることもない。
また、切込みが直線である必要もないため、デザイン形状に富んだラベルシートを提供することができる。
図1〜図4は、本発明に係るラベルシートの第一の実施形態である。
第一の実施形態に係るラベルシート1は、図1に示すように、ラベル基材2の自由端側2aから基端側2bに向けて所定間隔で並行状に複数の切込み7を直線形状に設け、基端側2bにおいて切り残される残余部8を介して相互に連結する短冊形のラベル片3と、該ラベル片3の自由端側2aの裏面には切込み方向に対して直交する帯状の粘着シート5が粘着剤層4を介して設けられている。
切込み7の幅は、20mm間隔で設けられているが、ラベル基材2に材料ムダが発生しない間隔であればよい。一般的にラベル基材2への切込み間隔は、15mm〜20mmの間で設定されている。
粘着剤層4と粘着シート5は、自由端側3aから14mmの位置に設けられているが、設置位置については粘着剤層4と粘着シート5の材質に適した位置に設置するのが好ましい。
ここで印字とは、手書きによる記載、プリンタによる印刷、スタンプによる押印等を含むものであり、以下はこれらを総称して印字とする。
上述の検討結果及び残余部8はシート状を形成維持するための最小長さとする点を踏まえると、残余部8の長さは2mm〜10mmの範囲とすることが好ましい。
また、粘着剤層4と粘着シート5の双方の厚さは、ラベル基材2と同程度あるいはより薄く形成することが好ましく、素材としては、切り溝を設けなくても切り離し方向に容易に切り離すことが可能な構造素材とすることが好ましい。
さらに、基端側2bへ引くことで、残余部8は延伸フィルムの切込み7方向に沿って切り離され、ラベル片3を得ると同時に物品11に対して使用することができる状態となる。
ラベル片3は粘着シート5を剥がして粘着剤層4を露出させ、物品11に巻き付けてラベル片3の裏面と粘着剤層4を接着させて使用される。
ここで粘着剤層4自体には、切り離しに対して抵抗する十分な強度を有していないため、基端側2bへ引かれた際には引かれた方向に沿って切り離され、粘着剤層4の幅はラベル片3の幅と同一幅で切り離される。
さらに、基端側2bへ引くことで、残余部8は延伸フィルムの延伸方向に沿って切り離され、ラベル片3を得ることができる。
また、使用後においても延伸フィルムには、横裂けの原因となる切断だれが存在していないために中途切断しにくいラベル片3となっており、商品価値も下がる恐れがない。
図5は、本発明に係るラベルシートの第二の実施形態である。この実施形態はラベル基材2に所定間隔で設けられる切込み7を直線形状ではなく波型形状とした点でのみ第一の実施形態と異なっており、使用の手順については第一の実施形態と同様である。従って、以下の説明では、第一の実施形態と異なる部分についてのみ説明する。
図6及び図7は、本発明に係るラベルシートの第三の実施形態である。この実施形態はラベル基材2の基端側2bに、切込み7の方向に対して直交する分離加工部9が残余部8に係ることなく設けられ、分離加工部9により表示欄6の端部が切り離されてコード部10が形成される点でのみ第一の実施形態と異なっている。従って、以下の説明では、第一の実施形態と異なる部分についてのみ説明する。
本実施形態では、分離加工部9が基端側2bから30mmの位置に設けられ、分離構造が山折りによってミシン目があらわれるスジ加工となっている。
2 ラベル基材
2a 自由端側
2b 基端側
3 ラベル片
3a 形状加工部
4 粘着剤層
5 粘着シート
6 表示欄
7 切込み
8 残余部
9 分離加工部
10 コード部
11 物品
31 ラベルシート
32 ラベル片
33 基端側
34 自由端側
35 切込み
36 残余部
37 粘着シート
38 粘着剤層
39 ミシン目
Claims (4)
- 延伸フィルム素材からなるラベル基材の自由端側から基端側に向けて所定間隔で並行状に複数の切込みを設けるとともに前記基端から2mm〜20mmの長さで切り残される残余部のみを介して相互に連結する短冊形のラベル片群を形成し、前記ラベル片群の自由端側の裏面が切込み方向に対して直交する帯状の粘着シートを介して連結されるラベルシート。
- 前記延伸フィルム素材が、二軸延伸フィルムであることを特徴とする請求項1に記載のラベルシート。
- 前記ラベル基材の基端側には、前記切込み方向に対して直交するミシン目状の分離加工部が設けられ、前記分離加工部は、前記残余部よりも前記自由端側に配置されることを特徴とする請求項1又は2に記載のラベルシート。
- 前記ラベル基材に設けられる切込みが波形形状であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のラベルシート。
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JP2009121362A JP4949434B2 (ja) | 2009-05-19 | 2009-05-19 | ラベルシート |
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JP2009121362A JP4949434B2 (ja) | 2009-05-19 | 2009-05-19 | ラベルシート |
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