JP2000297262A - 手切れ性の良好な結束用材 - Google Patents
手切れ性の良好な結束用材Info
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 野菜などを束ねて提供するために用いられる
結束用材に関し、鋏やカッターなどを用いる必要がない
ように、手切れ性を良好なものとする。 【構成】 裏面に粘着層を具えて捲回されたテープであ
って、テープに略一定の間隔でミシン目を設けると共に
テープ自体に手切れ性を付与して成る。
結束用材に関し、鋏やカッターなどを用いる必要がない
ように、手切れ性を良好なものとする。 【構成】 裏面に粘着層を具えて捲回されたテープであ
って、テープに略一定の間隔でミシン目を設けると共に
テープ自体に手切れ性を付与して成る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は野菜などを束ねて
提供するために用いられる結束用材に関し、特に手切れ
性の良好な結束用材に係る。
提供するために用いられる結束用材に関し、特に手切れ
性の良好な結束用材に係る。
【0002】
【従来の技術】従来よりホウレンソウなどの野菜などを
束ねて提供するために用いる結束用材としては、広く粘
着テープが用いられている。この粘着テープには塩化ビ
ニル製のものやユポ紙から成るものなどがあり、その裏
面に粘着層を有しており、所要の長さに切断したものを
野菜などの束に捲回し、その端部をテープ上で止めるよ
うにしている。
束ねて提供するために用いる結束用材としては、広く粘
着テープが用いられている。この粘着テープには塩化ビ
ニル製のものやユポ紙から成るものなどがあり、その裏
面に粘着層を有しており、所要の長さに切断したものを
野菜などの束に捲回し、その端部をテープ上で止めるよ
うにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら客が野菜
などを調理しようとする際には、粘着テープを剥がして
束を解くのであるが、粘着テープの端部が見つかりづら
いこともあり、直接粘着テープを切断しようとするので
あるが、塩化ビニル製のテープやユポ紙製のものなどで
は手切れが悪いという欠点がある。このためわざわざ鋏
やカッターを用いてテープを切断しなくてはならなく成
るのである。これでは非常に能率が悪いためイライラし
てしまうことも多い。指先で容易に千切れるものである
ことが望まれている。
などを調理しようとする際には、粘着テープを剥がして
束を解くのであるが、粘着テープの端部が見つかりづら
いこともあり、直接粘着テープを切断しようとするので
あるが、塩化ビニル製のテープやユポ紙製のものなどで
は手切れが悪いという欠点がある。このためわざわざ鋏
やカッターを用いてテープを切断しなくてはならなく成
るのである。これでは非常に能率が悪いためイライラし
てしまうことも多い。指先で容易に千切れるものである
ことが望まれている。
【0004】そこでこの発明は、鋏やカッターを用いる
必要のない、手切れ性の良好な結束用材を提供すること
を目的とする。
必要のない、手切れ性の良好な結束用材を提供すること
を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段及び作用】上記課題は、請
求項1の発明ではテープ自体に、または請求項14の発
明では短冊自体に、手切れ性を付与することで解決され
る。この性質は、テープや短冊に引き裂きを誘導する切
れ目や案内部を設けたり、特定方向へ裂け目が生じ易い
(引き裂き伝播性がある)ように製造することにより付
与される。
求項1の発明ではテープ自体に、または請求項14の発
明では短冊自体に、手切れ性を付与することで解決され
る。この性質は、テープや短冊に引き裂きを誘導する切
れ目や案内部を設けたり、特定方向へ裂け目が生じ易い
(引き裂き伝播性がある)ように製造することにより付
与される。
【0006】即ち、請求項1の発明は、裏面に粘着層を
具えて捲回されたテープであって、テープに略一定の間
隔でミシン目を設けると共にテープ自体に手切れ性を付
与して成ることを特徴とする、手切れ性の良好な結束用
材とした。テープは長手方向の引っ張り力に対しては強
度があるが、テープ自体に手切れ性が付与されているこ
とにより、指先で千切るようにすると容易に切断可能で
あり、鋏やカッターを用いることなく束を解くことがで
きる。
具えて捲回されたテープであって、テープに略一定の間
隔でミシン目を設けると共にテープ自体に手切れ性を付
与して成ることを特徴とする、手切れ性の良好な結束用
材とした。テープは長手方向の引っ張り力に対しては強
度があるが、テープ自体に手切れ性が付与されているこ
とにより、指先で千切るようにすると容易に切断可能で
あり、鋏やカッターを用いることなく束を解くことがで
きる。
【0007】なお一定の間隔でミシン目を設けているの
で、このミシン目の部位からテープを切断するとちょう
ど一巻き分の長さに成る。これは上記短冊に要求される
長さでもある。また望ましくはテープは印刷できるもの
でありたい。これには値付けなどのためにバーコードが
印刷できるという利点がある。バーコードを用いるので
あれば前記ミシン目の位置はバーコードに掛からないも
のでなくてはならず、またミシン目間には必ず1つはバ
ーコードがなくてはならない。なおバーコードに限らず
各種印刷を施したい場合には、テープや短冊は転写性を
有するものであることが望ましくあるが、バーコードや
各種印刷をステッカーとして後から貼り付けるような場
合には、転写性の問題は特に問われない。
で、このミシン目の部位からテープを切断するとちょう
ど一巻き分の長さに成る。これは上記短冊に要求される
長さでもある。また望ましくはテープは印刷できるもの
でありたい。これには値付けなどのためにバーコードが
印刷できるという利点がある。バーコードを用いるので
あれば前記ミシン目の位置はバーコードに掛からないも
のでなくてはならず、またミシン目間には必ず1つはバ
ーコードがなくてはならない。なおバーコードに限らず
各種印刷を施したい場合には、テープや短冊は転写性を
有するものであることが望ましくあるが、バーコードや
各種印刷をステッカーとして後から貼り付けるような場
合には、転写性の問題は特に問われない。
【0008】次に請求項2の発明は請求項1に於いて、
テープが紙に合成樹脂でラミネート加工されたものであ
り、合成樹脂ラミネートが手切れ性を有している結束用
材とした。例えばオレフィン系のラミネート紙は、指先
で容易に切断することができる。
テープが紙に合成樹脂でラミネート加工されたものであ
り、合成樹脂ラミネートが手切れ性を有している結束用
材とした。例えばオレフィン系のラミネート紙は、指先
で容易に切断することができる。
【0009】次に請求項3の発明は請求項1に於いて、
手切れ性を付与すべく引き裂き導入部を、前記ミシン目
よりも細かい間隔でテープに設けた結束用材とした。単
なるテープでは手切れが悪いが、引き裂き導入部はこれ
を助ける。なお、ミシン目よりも短い間隔であるという
のは、ミシン目間、即ち野菜などの一巻き分の長さのテ
ープ中に於いて引き裂き導入部が存在することを言う。
手切れ性を付与すべく引き裂き導入部を、前記ミシン目
よりも細かい間隔でテープに設けた結束用材とした。単
なるテープでは手切れが悪いが、引き裂き導入部はこれ
を助ける。なお、ミシン目よりも短い間隔であるという
のは、ミシン目間、即ち野菜などの一巻き分の長さのテ
ープ中に於いて引き裂き導入部が存在することを言う。
【0010】次に請求項4の発明は請求項3に於いて、
引き裂き導入部が、テープの両側部に掛からないように
設けられたミシン目である結束用材とした。このため、
このテープには2種類のミシン目が存在し、野菜などを
一巻きできる分に相当する長さのテープを切り出すため
のものと、この一巻き分内に存在し引き裂き導入部と成
るミシン目とである。後者のミシン目は、テープの両側
部に掛からないように設けられており、前者のミシン目
よりも引き裂き難くしてある。またこの請求項4の発明
に於いて、前記各々のメシン目を段違いに構成したもの
を上げることが出来る(請求項5の発明)。このような
構成では、互いに段違いと成る部位間の距離の空け具合
によってミシン目の強度を加減することが可能である。
引き裂き導入部が、テープの両側部に掛からないように
設けられたミシン目である結束用材とした。このため、
このテープには2種類のミシン目が存在し、野菜などを
一巻きできる分に相当する長さのテープを切り出すため
のものと、この一巻き分内に存在し引き裂き導入部と成
るミシン目とである。後者のミシン目は、テープの両側
部に掛からないように設けられており、前者のミシン目
よりも引き裂き難くしてある。またこの請求項4の発明
に於いて、前記各々のメシン目を段違いに構成したもの
を上げることが出来る(請求項5の発明)。このような
構成では、互いに段違いと成る部位間の距離の空け具合
によってミシン目の強度を加減することが可能である。
【0011】次に請求項6の発明は請求項3に於いて、
引き裂き導入部が、テープに施されたポロソ加工による
針孔群である結束用材とした。テープには全面に針孔が
設けられておりこれが引き裂きを誘導する。針孔は全面
に設けられているが、ミシン目よりも細かい間隔で設け
られていることに変わりはない。
引き裂き導入部が、テープに施されたポロソ加工による
針孔群である結束用材とした。テープには全面に針孔が
設けられておりこれが引き裂きを誘導する。針孔は全面
に設けられているが、ミシン目よりも細かい間隔で設け
られていることに変わりはない。
【0012】次に請求項7の発明は請求項3に於いて、
引き裂き導入部が、テープに付与された横方向の直線引
き裂き性により実現されたものである結束用材とした。
これはテープが押出し成形によって製造され、その成形
時に一軸延伸されて延伸方向に直線引き裂き性が付与さ
れて成るものである。即ち横方向の直線引き裂き性は横
方向へ裂け目が生じ易いようにテープを製造することに
より付与された性質であり、テープ全面に存在するもの
であり、ミシン目より細かい間隔で設けられているもの
と捉えてよい。従って、テープを横断する方向へ切断し
ようとする力に対しては比較的容易に引き裂かれ得る。
引き裂き導入部が、テープに付与された横方向の直線引
き裂き性により実現されたものである結束用材とした。
これはテープが押出し成形によって製造され、その成形
時に一軸延伸されて延伸方向に直線引き裂き性が付与さ
れて成るものである。即ち横方向の直線引き裂き性は横
方向へ裂け目が生じ易いようにテープを製造することに
より付与された性質であり、テープ全面に存在するもの
であり、ミシン目より細かい間隔で設けられているもの
と捉えてよい。従って、テープを横断する方向へ切断し
ようとする力に対しては比較的容易に引き裂かれ得る。
【0013】次に請求項8の発明は請求項1に於いて、
粘着層がテープの全面に設けられている結束用材とし
た。これによれば結束すべき対象に対しても粘着し得る
から、束がより解け難いものと成る。
粘着層がテープの全面に設けられている結束用材とし
た。これによれば結束すべき対象に対しても粘着し得る
から、束がより解け難いものと成る。
【0014】次に請求項9の発明は請求項1に於いて、
粘着層が、前記ミシン目間で、且つ一方のミシン目の近
傍に設けられている結束用材とした。ミシン目によって
野菜などを一巻きできる分に相当する長さのテープを切
り出すと、このテープの一端部に粘着層が存在すること
に成る。そこで野菜などを結束した際にこの粘着層の部
位でテープの他端に対して固定することに成る。このよ
うな構成とした理由について、結束対象が野菜などの食
品である場合には、これに直接粘着材が付着し難いよう
にするためである。また食品以外でも、結束を解いた後
に粘着材のベトベトした部分が付着していないようにす
るためである。
粘着層が、前記ミシン目間で、且つ一方のミシン目の近
傍に設けられている結束用材とした。ミシン目によって
野菜などを一巻きできる分に相当する長さのテープを切
り出すと、このテープの一端部に粘着層が存在すること
に成る。そこで野菜などを結束した際にこの粘着層の部
位でテープの他端に対して固定することに成る。このよ
うな構成とした理由について、結束対象が野菜などの食
品である場合には、これに直接粘着材が付着し難いよう
にするためである。また食品以外でも、結束を解いた後
に粘着材のベトベトした部分が付着していないようにす
るためである。
【0015】次に請求項10の発明は請求項1に於い
て、粘着層が両面粘着テープである結束用材とした。こ
の結束用材の製造過程に於いてテープに両面粘着テープ
を張り合わせて行くことに成る。この際、両面粘着テー
プ自体にも手切れ性を付与する必要があることは言うま
でもない。
て、粘着層が両面粘着テープである結束用材とした。こ
の結束用材の製造過程に於いてテープに両面粘着テープ
を張り合わせて行くことに成る。この際、両面粘着テー
プ自体にも手切れ性を付与する必要があることは言うま
でもない。
【0016】次に請求項11の発明は請求項1に於い
て、粘着層がテープに直接塗布されて成る結束用材とし
た。この結束用材の製造過程に於いてテープに粘着材を
直接的に塗布して行くことに成る。この粘着層に付いて
は手切れ性の問題は考慮しなくて済む。
て、粘着層がテープに直接塗布されて成る結束用材とし
た。この結束用材の製造過程に於いてテープに粘着材を
直接的に塗布して行くことに成る。この粘着層に付いて
は手切れ性の問題は考慮しなくて済む。
【0017】次に請求項12の発明は請求項10または
請求項11に於いて、粘着層が再剥離性を具えている結
束用材とした。従って、再度結束し直したいという場合
や、結束を解こうという時にテープが剥離し易く成る。
請求項11に於いて、粘着層が再剥離性を具えている結
束用材とした。従って、再度結束し直したいという場合
や、結束を解こうという時にテープが剥離し易く成る。
【0018】次に請求項13の発明は請求項10または
請求項11に於いて、粘着層の表面に剥離紙が取り付け
られている結束用材とした。この構成であれば、結束作
業までは剥離紙を付けたままにしておくことでテープの
扱いが容易に成る。
請求項11に於いて、粘着層の表面に剥離紙が取り付け
られている結束用材とした。この構成であれば、結束作
業までは剥離紙を付けたままにしておくことでテープの
扱いが容易に成る。
【0019】また上記課題は請求項14の発明では、所
要の長さを有する短冊の裏面に再剥離性を有する粘着層
を具えると共にこの粘着層により複数枚を束ねて成る短
冊であって、短冊自体に手切れ性を付与して成ることを
特徴とする、手切れ性の良好な結束用材とすることで解
決される。短冊は束を巻ける十分な長さのものであるこ
とは言うまでもない。短冊は長手方向の引っ張り力に対
しては強度があるが、短冊自体に手切れ性が付与されて
いることによって、指先で千切るようにすると容易に切
断可能であり、鋏やカッターを用いることなく束を解放
することができる。なお粘着層が再剥離性を具えている
必要があることは言うまでもない。
要の長さを有する短冊の裏面に再剥離性を有する粘着層
を具えると共にこの粘着層により複数枚を束ねて成る短
冊であって、短冊自体に手切れ性を付与して成ることを
特徴とする、手切れ性の良好な結束用材とすることで解
決される。短冊は束を巻ける十分な長さのものであるこ
とは言うまでもない。短冊は長手方向の引っ張り力に対
しては強度があるが、短冊自体に手切れ性が付与されて
いることによって、指先で千切るようにすると容易に切
断可能であり、鋏やカッターを用いることなく束を解放
することができる。なお粘着層が再剥離性を具えている
必要があることは言うまでもない。
【0020】次に請求項15の発明は請求項14に於い
て、短冊が紙に合成樹脂でラミネート加工されたもので
あり、合成樹脂ラミネートが手切れ性を有している結束
用材とした。従って例えばオレフィン系のラミネート紙
は、指先で容易に切断することができる。
て、短冊が紙に合成樹脂でラミネート加工されたもので
あり、合成樹脂ラミネートが手切れ性を有している結束
用材とした。従って例えばオレフィン系のラミネート紙
は、指先で容易に切断することができる。
【0021】次に請求項16の発明は請求項14に於い
て、手切れ性を付与すべく、短冊に引き裂き導入部を設
けて成る結束用材とした。従って単なるテープでは手切
れが悪いが、引き裂き導入部は指先で千切ることを助け
てくれる。
て、手切れ性を付与すべく、短冊に引き裂き導入部を設
けて成る結束用材とした。従って単なるテープでは手切
れが悪いが、引き裂き導入部は指先で千切ることを助け
てくれる。
【0022】次に請求項17の発明は請求項16に於い
て、引き裂き導入部がミシン目である結束用材とした。
従って、ミシン目が引き裂きを誘導してくれる。なおミ
シン目は短冊の両側部に掛かるように形成されていて
も、掛からないように形成されていてもよい。
て、引き裂き導入部がミシン目である結束用材とした。
従って、ミシン目が引き裂きを誘導してくれる。なおミ
シン目は短冊の両側部に掛かるように形成されていて
も、掛からないように形成されていてもよい。
【0023】次に請求項18の発明は請求項16に於い
て、引き裂き導入部が、短冊に施されたポロソ加工によ
る針孔群である結束用材とした。短冊には全面に針孔が
設けられており、従って針孔群が引き裂きを誘導してく
れる。
て、引き裂き導入部が、短冊に施されたポロソ加工によ
る針孔群である結束用材とした。短冊には全面に針孔が
設けられており、従って針孔群が引き裂きを誘導してく
れる。
【0024】次に請求項19の発明は請求項16に於い
て、引き裂き導入部が、短冊に付与された横方向の直線
引き裂き性により実現されたものである結束用材とし
た。従って短冊を横断する方向へ切断しようとする力に
対しては比較的容易に引き裂かれ得る。横方向への直線
引き裂き性は、横方向へ裂け目が生じ易いように短冊を
製造することによって付与された性質である。
て、引き裂き導入部が、短冊に付与された横方向の直線
引き裂き性により実現されたものである結束用材とし
た。従って短冊を横断する方向へ切断しようとする力に
対しては比較的容易に引き裂かれ得る。横方向への直線
引き裂き性は、横方向へ裂け目が生じ易いように短冊を
製造することによって付与された性質である。
【0025】次に請求項20の発明は請求項14に於い
て、粘着層が短冊の全面に設けられている結束用材とし
た。従って結束すべき対象に対しても粘着し得るから、
束がより解け難いものと成っている。
て、粘着層が短冊の全面に設けられている結束用材とし
た。従って結束すべき対象に対しても粘着し得るから、
束がより解け難いものと成っている。
【0026】次に請求項21の発明は請求項14に於い
て、粘着層が短冊の一端部近傍に設けられている結束用
材とした。短冊の一端部に粘着層が存在するため、野菜
などを結束した際にこの粘着層の部位で短冊の他端部に
対して固定することに成る。従って、野菜などの食品に
対して直接粘着材が付着し難く成っている。また食品以
外でも、結束を解いた後に粘着材のベトベトした部分が
付着し難く成る。
て、粘着層が短冊の一端部近傍に設けられている結束用
材とした。短冊の一端部に粘着層が存在するため、野菜
などを結束した際にこの粘着層の部位で短冊の他端部に
対して固定することに成る。従って、野菜などの食品に
対して直接粘着材が付着し難く成っている。また食品以
外でも、結束を解いた後に粘着材のベトベトした部分が
付着し難く成る。
【0027】次に請求項22の発明は請求項14に於い
て、粘着層が両面粘着テープである結束用材とした。こ
の結束用材の製造過程に於いて短冊に両面粘着テープを
張り合わせて行くことに成る。この際、両面粘着テープ
自体にも手切れ性が付与されなくては成らない。
て、粘着層が両面粘着テープである結束用材とした。こ
の結束用材の製造過程に於いて短冊に両面粘着テープを
張り合わせて行くことに成る。この際、両面粘着テープ
自体にも手切れ性が付与されなくては成らない。
【0028】次に請求項23の発明は請求項14に於い
て、粘着層が短冊に直接塗布されて成る結束用材とし
た。この結束用材の製造過程に於いて短冊に粘着材を直
接的に塗布して行くことに成る。この粘着層に付いては
手切れ性の問題を考慮しなくてよい。
て、粘着層が短冊に直接塗布されて成る結束用材とし
た。この結束用材の製造過程に於いて短冊に粘着材を直
接的に塗布して行くことに成る。この粘着層に付いては
手切れ性の問題を考慮しなくてよい。
【0029】
【発明の実施の形態】以下この発明の7種の実施形態を
図面と共に説明するが、この発明はこれ等の実施の形態
に限定されるものではない。
図面と共に説明するが、この発明はこれ等の実施の形態
に限定されるものではない。
【0030】第1の実施の形態 図1はこの実施の形態の部分平面図を表わす。塩化ビニ
ル製のテープ1に略一定間隔でミシン目10をテープ1
を横断するように設けると共に、テープ1自体に手切れ
性を付与して成る。手切れ性の付与に関しては、テープ
1を横断するように引き裂き導入部を前記ミシン目10
よりも細かい間隔で設けたものであり、引き裂き導入部
がテープ1の両側部に掛からないように設けられたミシ
ン目11であるものとした。またこのテープ1の裏面に
は粘着材層2が全面に亘って塗布されている。
ル製のテープ1に略一定間隔でミシン目10をテープ1
を横断するように設けると共に、テープ1自体に手切れ
性を付与して成る。手切れ性の付与に関しては、テープ
1を横断するように引き裂き導入部を前記ミシン目10
よりも細かい間隔で設けたものであり、引き裂き導入部
がテープ1の両側部に掛からないように設けられたミシ
ン目11であるものとした。またこのテープ1の裏面に
は粘着材層2が全面に亘って塗布されている。
【0031】このテープ1をミシン目10から切り離す
と野菜などの一巻き分の長さが得られることに成る。こ
の際、ミシン目11がテープ1の両側部に掛からないよ
うに設けられているため、ミシン目10が形成された部
位の方がミシン目11が形成された部位よりも切り裂き
易い。このようにして切り出され短冊状に得られたもの
で野菜などを束ね、その両端部で固定して結束完了と成
る(図2)。この結束を解くには、指先でテープ1を切
り裂くようにすればよい。テープ1は引き裂き導入部で
あるミシン目11から容易に切り裂かれる。即ち単なる
テープでは手切れが悪いが、ミシン目11はこれを助け
るのである。
と野菜などの一巻き分の長さが得られることに成る。こ
の際、ミシン目11がテープ1の両側部に掛からないよ
うに設けられているため、ミシン目10が形成された部
位の方がミシン目11が形成された部位よりも切り裂き
易い。このようにして切り出され短冊状に得られたもの
で野菜などを束ね、その両端部で固定して結束完了と成
る(図2)。この結束を解くには、指先でテープ1を切
り裂くようにすればよい。テープ1は引き裂き導入部で
あるミシン目11から容易に切り裂かれる。即ち単なる
テープでは手切れが悪いが、ミシン目11はこれを助け
るのである。
【0032】ところで、第1の実施の形態ではテープ1
の裏面に粘着材層2が全面に亘って塗布されているが、
この形態であると野菜などの結束すべき対象に対しても
粘着し得るから、束がより解け難いものと成る反面、結
束対象が野菜などの食品である場合にはこれに直接粘着
材が付着してしまうという問題を生ずる場合がある。結
束を解いた後に粘着材のベトベトした部分が付着してい
るのはあまり気持ちのよいものではない。そこで次の第
2の実施形態ではこの点を解決する。
の裏面に粘着材層2が全面に亘って塗布されているが、
この形態であると野菜などの結束すべき対象に対しても
粘着し得るから、束がより解け難いものと成る反面、結
束対象が野菜などの食品である場合にはこれに直接粘着
材が付着してしまうという問題を生ずる場合がある。結
束を解いた後に粘着材のベトベトした部分が付着してい
るのはあまり気持ちのよいものではない。そこで次の第
2の実施形態ではこの点を解決する。
【0033】第2の実施の形態 図3はこの実施の形態の部分平面図を表わす。塩化ビニ
ル製のテープ1に略一定間隔でミシン目10をテープ1
を横断するように設けると共に、前記ミシン目10より
も細かい間隔で且つテープ1の両側部に掛からないよう
にミシン目11を設けて成る。またこのテープ1の裏面
には両面粘着テープ20が、前記ミシン目10間の一方
のミシン目10の近傍に設けられている。なおこの実施
の形態では、図3の両面粘着テープ20部分に掛かるミ
シン目11が存在するが、このような構成である場合に
は、この部位のミシン目11だけは引き裂き導入部とし
て作用しないが、これ以外のミシン目11がその役目を
担うため特に問題はないのである。
ル製のテープ1に略一定間隔でミシン目10をテープ1
を横断するように設けると共に、前記ミシン目10より
も細かい間隔で且つテープ1の両側部に掛からないよう
にミシン目11を設けて成る。またこのテープ1の裏面
には両面粘着テープ20が、前記ミシン目10間の一方
のミシン目10の近傍に設けられている。なおこの実施
の形態では、図3の両面粘着テープ20部分に掛かるミ
シン目11が存在するが、このような構成である場合に
は、この部位のミシン目11だけは引き裂き導入部とし
て作用しないが、これ以外のミシン目11がその役目を
担うため特に問題はないのである。
【0034】このミシン目10から切り出され短冊状に
得られたテープ1で野菜などの結束対象を束ね、テープ
1の両端部を一方の端部の両面粘着テープ20により固
定して結束完了と成る。この両面粘着テープ20はテー
プ1の両端部同士を固定するためにだけに用いられるも
のであるため、粘着材のベトベトした部分が野菜などの
結束対象に付着することが極めて少ないものと成ってい
る。なお粘着材の種類によっては環境ホルモンなどとし
て作用する可能性があるものも存在するため、この実施
の形態のように両面粘着テープ20が直接食品に付着し
ないように成っているのは都合のよいことである。
得られたテープ1で野菜などの結束対象を束ね、テープ
1の両端部を一方の端部の両面粘着テープ20により固
定して結束完了と成る。この両面粘着テープ20はテー
プ1の両端部同士を固定するためにだけに用いられるも
のであるため、粘着材のベトベトした部分が野菜などの
結束対象に付着することが極めて少ないものと成ってい
る。なお粘着材の種類によっては環境ホルモンなどとし
て作用する可能性があるものも存在するため、この実施
の形態のように両面粘着テープ20が直接食品に付着し
ないように成っているのは都合のよいことである。
【0035】第3の実施の形態 図4はこの実施形態とその使用状態の説明図である。テ
ープ1の構成は上述した第2の実施形態に倣うものであ
るが、更に両面粘着テープ20上に剥離紙21が取り付
けられている点に特徴を有する。
ープ1の構成は上述した第2の実施形態に倣うものであ
るが、更に両面粘着テープ20上に剥離紙21が取り付
けられている点に特徴を有する。
【0036】この結果、テープ1を捲回しても単に捲か
れた状態に成るだけで接着することはない。使用時には
剥離紙21を剥離して利用する。このようであるから、
結束作業までは剥離紙21を付けたままにしておくこと
で、テープ1の扱いが容易に成る。なお、第1の実施の
形態のテープ1に剥離紙21を取り付ける構成もまた可
能である。
れた状態に成るだけで接着することはない。使用時には
剥離紙21を剥離して利用する。このようであるから、
結束作業までは剥離紙21を付けたままにしておくこと
で、テープ1の扱いが容易に成る。なお、第1の実施の
形態のテープ1に剥離紙21を取り付ける構成もまた可
能である。
【0037】第4の実施の形態 図5はこの実施の形態の部分平面図を表わす。ユポ紙製
のテープにポロソ加工(針孔加工)を施して成るテープ
3に略一定間隔でミシン目30を、テープ3を横断する
ように設けると共に、このテープ3の裏面に両面粘着テ
ープ20を前記ミシン目30間の一方のミシン目30の
近傍に設けて成る。
のテープにポロソ加工(針孔加工)を施して成るテープ
3に略一定間隔でミシン目30を、テープ3を横断する
ように設けると共に、このテープ3の裏面に両面粘着テ
ープ20を前記ミシン目30間の一方のミシン目30の
近傍に設けて成る。
【0038】テープ3には全面に針孔が設けられてお
り、これが引き裂きを誘導する。従ってこのテープ3の
何れの場所でもテープ3を引き千切ることができる。
り、これが引き裂きを誘導する。従ってこのテープ3の
何れの場所でもテープ3を引き千切ることができる。
【0039】第5の実施の形態 図6はこの実施の形態の部分平面図を表わす。横方向の
直線引き裂き性が付与された引裂テープ4に略一定間隔
でミシン目40を、この引裂テープ4を横断するように
設けた。またこの引裂テープ4の裏面で、前記ミシン目
40間の一方のミシン目40の近傍に両面粘着テープ2
0を設けた。
直線引き裂き性が付与された引裂テープ4に略一定間隔
でミシン目40を、この引裂テープ4を横断するように
設けた。またこの引裂テープ4の裏面で、前記ミシン目
40間の一方のミシン目40の近傍に両面粘着テープ2
0を設けた。
【0040】即ちこの引裂テープ4を横断する方向への
引き裂き力に対しては、比較的容易に引き裂かれてしま
うので、この引裂テープ4の何れの場所でも、指先で簡
単に引き千切ることができるのである。
引き裂き力に対しては、比較的容易に引き裂かれてしま
うので、この引裂テープ4の何れの場所でも、指先で簡
単に引き千切ることができるのである。
【0041】第6の実施の形態 図7はこの実施の形態の部分側面図を表わす。ラミネー
トテープ5は紙テープ51をその両面共オレフィン系合
成樹脂でラミネート加工して成るものであり、このテー
プを横断する方向に略一定間隔でミシン目50を設け、
更にこのテープの裏面の前記一方のミシン目50の近傍
に、再剥離可能な粘着材を塗布し粘着材層22を形成し
て成る。図中符号52はラミネート層を示している。
トテープ5は紙テープ51をその両面共オレフィン系合
成樹脂でラミネート加工して成るものであり、このテー
プを横断する方向に略一定間隔でミシン目50を設け、
更にこのテープの裏面の前記一方のミシン目50の近傍
に、再剥離可能な粘着材を塗布し粘着材層22を形成し
て成る。図中符号52はラミネート層を示している。
【0042】このようなラミネートテープ5は、指先で
容易に切断することができるという特徴を有する。また
粘着材層22は再剥離可能であるから、再度結束し直し
たいという場合や、結束を解こうという時にラミネート
テープ5が剥離し易く成るという特徴を有する。なおこ
の実施形態で用いた再剥離可能な粘着材は、上述した第
1の実施の形態に於けるテープ1の全面に形成された粘
着材層2に用いることによって、粘着材のベトベトした
部分が野菜などの結束対象に付着するというような問題
を低減することができる。
容易に切断することができるという特徴を有する。また
粘着材層22は再剥離可能であるから、再度結束し直し
たいという場合や、結束を解こうという時にラミネート
テープ5が剥離し易く成るという特徴を有する。なおこ
の実施形態で用いた再剥離可能な粘着材は、上述した第
1の実施の形態に於けるテープ1の全面に形成された粘
着材層2に用いることによって、粘着材のベトベトした
部分が野菜などの結束対象に付着するというような問題
を低減することができる。
【0043】なお図8はこの実施形態のラミネートテー
プ5を巻テープとして提供する場合の斜視図である。ま
た図9はこの実施の形態のラミネートテープ5を短冊と
して提供する場合の斜視図である。ラミネートテープ5
は、ミシン目50の部位から切断するとちょうど野菜な
どの結束対象の一巻き分の長さに成るが、これは正に短
冊であり、初めから短冊として提供する場合にはミシン
目50を設ける必要はなく、ラミネートテープ5を野菜
などの結束対象の一巻き分の長さに切断すればよいだけ
である。この短冊を複数枚重合すると隣り合う短冊同士
が粘着材層22により一体化されて冊子状に成る。そし
て各短冊は粘着材層22が再剥離可能であることにより
一枚一枚剥して使用することができる(図9)。
プ5を巻テープとして提供する場合の斜視図である。ま
た図9はこの実施の形態のラミネートテープ5を短冊と
して提供する場合の斜視図である。ラミネートテープ5
は、ミシン目50の部位から切断するとちょうど野菜な
どの結束対象の一巻き分の長さに成るが、これは正に短
冊であり、初めから短冊として提供する場合にはミシン
目50を設ける必要はなく、ラミネートテープ5を野菜
などの結束対象の一巻き分の長さに切断すればよいだけ
である。この短冊を複数枚重合すると隣り合う短冊同士
が粘着材層22により一体化されて冊子状に成る。そし
て各短冊は粘着材層22が再剥離可能であることにより
一枚一枚剥して使用することができる(図9)。
【0044】なおこのようなラミネートテープの好適品
として日本製紙株式会社のオーパー(商標)を上げるこ
とができる。塩化ビニル製テープなどではゴミとして焼
却した時にダイオキシンを発生することがあるという問
題を抱えているが、オーパー(商標)を利用することに
よってこの問題が低減される。当然のことながらオーパ
ー(商標)には手切れ性が備わっている。またバーコー
ドなどの印刷性や筆記性も良好である。また耐水性も備
わっている。このラミネートテープにミシン目50と粘
着材層22とを設けることに成る。
として日本製紙株式会社のオーパー(商標)を上げるこ
とができる。塩化ビニル製テープなどではゴミとして焼
却した時にダイオキシンを発生することがあるという問
題を抱えているが、オーパー(商標)を利用することに
よってこの問題が低減される。当然のことながらオーパ
ー(商標)には手切れ性が備わっている。またバーコー
ドなどの印刷性や筆記性も良好である。また耐水性も備
わっている。このラミネートテープにミシン目50と粘
着材層22とを設けることに成る。
【0045】第7の実施の形態 図10はこの実施の形態の部分平面図を表わす。この実
施の形態ではミシン目12に特徴がある。即ち上述した
第1の実施形態に於けるミシン目11のように各々1本
一直線に設けられているのではなく各々1本が3分割さ
れており、3本を段違いにずらして形成している点に特
徴がある。このような構成ではミシン目の強度を加減す
ることが出来る。これら3本の段違い部分の間隔や、段
違い部分の重なり具合を調節するのである。また特に3
分割に限らず4分割などとしてもよい。
施の形態ではミシン目12に特徴がある。即ち上述した
第1の実施形態に於けるミシン目11のように各々1本
一直線に設けられているのではなく各々1本が3分割さ
れており、3本を段違いにずらして形成している点に特
徴がある。このような構成ではミシン目の強度を加減す
ることが出来る。これら3本の段違い部分の間隔や、段
違い部分の重なり具合を調節するのである。また特に3
分割に限らず4分割などとしてもよい。
【0046】第8の実施の形態 図11はこの実施の形態の部分平面図を表わす。この実
施の形態ではミシン目12に特徴がある。即ち上述した
第1の実施形態に於けるミシン目11のように各々テー
プ1の長手方向に略直交する方向に設けられているので
はなく、ミシン目13が斜方向に形成されている点に特
徴がある。ミシン目13が左上から右下に向けて斜めに
形成されているため、右利の人の指先ではより千切り易
いものと成っている。なお短冊に於いてもこのテープ1
の場合と同様に構成してよい。
施の形態ではミシン目12に特徴がある。即ち上述した
第1の実施形態に於けるミシン目11のように各々テー
プ1の長手方向に略直交する方向に設けられているので
はなく、ミシン目13が斜方向に形成されている点に特
徴がある。ミシン目13が左上から右下に向けて斜めに
形成されているため、右利の人の指先ではより千切り易
いものと成っている。なお短冊に於いてもこのテープ1
の場合と同様に構成してよい。
【0047】第9の実施の形態 図12はこの実施の形態の部分平面図を表わす。この実
施の形態では粘着層がテープ上の溶着可能部であるもの
とした点に特徴を有する。このテープをミシン目10に
より切り出して得られた短冊状のもので野菜などを束
ね、その両端部で固定して結束完了と成るわけである
が、両端部が重なっている箇所に熱を加えたり高周波を
与えたりすると、この部位が溶けて粘着し、その後冷却
されて固化する。テープ1を熱や高周波などで溶ける素
材としたり、或いはこの端部に熱や高周波などで溶ける
ものを塗布するなどしてこの部位を構成すればよい。な
お短冊に於いてもこのテープ1の場合と同様に構成して
よい。
施の形態では粘着層がテープ上の溶着可能部であるもの
とした点に特徴を有する。このテープをミシン目10に
より切り出して得られた短冊状のもので野菜などを束
ね、その両端部で固定して結束完了と成るわけである
が、両端部が重なっている箇所に熱を加えたり高周波を
与えたりすると、この部位が溶けて粘着し、その後冷却
されて固化する。テープ1を熱や高周波などで溶ける素
材としたり、或いはこの端部に熱や高周波などで溶ける
ものを塗布するなどしてこの部位を構成すればよい。な
お短冊に於いてもこのテープ1の場合と同様に構成して
よい。
【0048】この他この発明は上述した実施形態に拘ら
ないから、結束用材そのものの素材は任意であり、上質
紙にアルミニウム蒸着を施したものなども利用可能であ
る。また粘着材に付いても任意であり、アクリル系、ウ
レタン系の粘着材なども利用可能である。この発明の用
途としては単に野菜の結束だけではなく、ホースなどの
長尺物を切り売りする際の結束用材、封筒の結束用材、
また植木の値札ラベルなど幅広いものがある。この他、
結束用材の形状もテープや短冊に限定されず、花束の結
束のためのある程度幅のある包装紙のような形状として
もよい。
ないから、結束用材そのものの素材は任意であり、上質
紙にアルミニウム蒸着を施したものなども利用可能であ
る。また粘着材に付いても任意であり、アクリル系、ウ
レタン系の粘着材なども利用可能である。この発明の用
途としては単に野菜の結束だけではなく、ホースなどの
長尺物を切り売りする際の結束用材、封筒の結束用材、
また植木の値札ラベルなど幅広いものがある。この他、
結束用材の形状もテープや短冊に限定されず、花束の結
束のためのある程度幅のある包装紙のような形状として
もよい。
【0049】
【発明の効果】以上、この発明は結束用のテープ自体
に、または短冊自体に、手切れ性を付与して成る結束用
材であるから、結束されたものを解くのにわざわざ鋏や
カッターを用いてテープを切断するというような作業が
不要と成り、テープや短冊を指先で容易に千切れるよう
に成った。
に、または短冊自体に、手切れ性を付与して成る結束用
材であるから、結束されたものを解くのにわざわざ鋏や
カッターを用いてテープを切断するというような作業が
不要と成り、テープや短冊を指先で容易に千切れるよう
に成った。
【図1】第1の実施形態の部分平面図である。
【図2】同実施形態の使用状態説明図である。
【図3】第2の実施形態の部分平面図である。
【図4】第3の実施形態の使用状態説明図である。
【図5】第4の実施形態の部分平面図である。
【図6】第5の実施形態の部分平面図である。
【図7】第6の実施形態の部分側面図である。
【図8】同実施形態を巻テープとして提供する場合の斜
視図である。
視図である。
【図9】同実施形態を短冊として提供する場合の斜視図
である。
である。
【図10】第7の実施形態の部分平面図である。
【図11】第8の実施形態の部分平面図である。
【図12】第9の実施形態の部分平面図である。
1 テープ 10 ミシン目 11 ミシン目 12 ミシン目 13 ミシン目 14 溶着可能部 2 粘着材層 20 両面粘着テープ 21 剥離紙 22 粘着材層 3 ポロソ加工テープ 30 ミシン目 4 引裂テープ 40 ミシン目 5 ラミネートテープ 50 ミシン目 51 紙テープ 52 ラミネート層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3E085 BB33 BD08 BD09 BE02 BE10 BF01 BF10 BG05 4F100 AK01A AK03 AK15 AK25G AK51G AR00B AS00A BA02 BA03 BA22 BA31 CB05B DC13 DC17 DG10A DG10C EH51A EJ33 GB71 JL00 JL05 JL13B JL14B JL14C 4J004 AB01 CB02 CC03 CC06 DB02 EA01 EA05 FA06
Claims (23)
- 【請求項1】 裏面に粘着層を具えて捲回されたテープ
であって、テープに略一定の間隔でミシン目を設けると
共にテープ自体に手切れ性を付与して成ることを特徴と
する、手切れ性の良好な結束用材。 - 【請求項2】 テープが紙に合成樹脂でラミネート加工
されたものであり、合成樹脂ラミネートが手切れ性を有
している、請求項1の手切れ性の良好な結束用材。 - 【請求項3】 手切れ性を付与すべく引き裂き導入部
を、前記ミシン目よりも細かい間隔でテープに設けて成
る、請求項1の手切れ性の良好な結束用材。 - 【請求項4】 引き裂き導入部が、テープの両側部に掛
からないように設けられたミシン目である、請求項3の
手切れ性の良好な結束用材。 - 【請求項5】 各々の前記ミシン目が段違いに形成され
ている、請求項4の手切れ性の良好な結束用材。 - 【請求項6】 引き裂き導入部が、テープに施されたポ
ロソ加工による針孔群である、請求項3の手切れ性の良
好な結束用材。 - 【請求項7】 引き裂き導入部が、テープに付与された
横方向の直線引き裂き性により実現されたものである、
請求項3の手切れ性の良好な結束用材。 - 【請求項8】 粘着層がテープの全面に設けられてい
る、請求項1の手切れ性の良好な結束用材。 - 【請求項9】 粘着層が、前記ミシン目間で、且つ一方
のミシン目の近傍に設けられている、請求項1の手切れ
性の良好な結束用材。 - 【請求項10】 粘着層が両面粘着テープである、請求
項1の手切れ性の良好な結束用材。 - 【請求項11】 粘着層がテープに直接塗布されて成
る、請求項1の手切れ性の良好な結束用材。 - 【請求項12】 粘着層が再剥離性を具えている、請求
項10または請求項11の手切れ性の良好な結束用材。 - 【請求項13】 粘着層の表面に剥離紙が取り付けられ
ている、請求項10または請求項11の手切れ性の良好
な結束用材。 - 【請求項14】 所要の長さを有する短冊の裏面に再剥
離性を有する粘着層を具えると共にこの粘着層により複
数枚を束ねて成る短冊であって、短冊自体に手切れ性を
付与して成ることを特徴とする、手切れ性の良好な結束
用材。 - 【請求項15】 短冊が紙に合成樹脂でラミネート加工
されたものであり、合成樹脂ラミネートが手切れ性を有
している、請求項14の手切れ性の良好な結束用材。 - 【請求項16】 手切れ性を付与すべく、短冊に引き裂
き導入部を設けて成る、請求項14の手切れ性の良好な
結束用材。 - 【請求項17】 引き裂き導入部がミシン目である、請
求項16の手切れ性の良好な結束用材。 - 【請求項18】 引き裂き導入部が、短冊に施されたポ
ロソ加工による針孔群である、請求項16の手切れ性の
良好な結束用材。 - 【請求項19】 引き裂き導入部が、短冊に付与された
横方向の直線引き裂き性により実現されたものである、
請求項16の手切れ性の良好な結束用材。 - 【請求項20】 粘着層が短冊の全面に設けられてい
る、請求項14の手切れ性の良好な結束用材。 - 【請求項21】 粘着層が短冊の一端部近傍に設けられ
ている、請求項14の手切れ性の良好な結束用材。 - 【請求項22】 粘着層が両面粘着テープである、請求
項14の手切れ性の良好な結束用材。 - 【請求項23】 粘着層が短冊に直接塗布されて成る、
請求項14の手切れ性の良好な結束用材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11108121A JP2000297262A (ja) | 1999-04-15 | 1999-04-15 | 手切れ性の良好な結束用材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11108121A JP2000297262A (ja) | 1999-04-15 | 1999-04-15 | 手切れ性の良好な結束用材 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000297262A true JP2000297262A (ja) | 2000-10-24 |
Family
ID=14476469
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11108121A Pending JP2000297262A (ja) | 1999-04-15 | 1999-04-15 | 手切れ性の良好な結束用材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000297262A (ja) |
Cited By (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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-
1999
- 1999-04-15 JP JP11108121A patent/JP2000297262A/ja active Pending
Cited By (17)
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