JP2019137857A - 手切れ性を有するバッグシーリングテープ - Google Patents

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【課題】本発明は、結束性に優れ、通常の使用時には切れずに結束状態が保たれているが、結束を解くときは手で簡単に切れるバッグシーリングテープを提供することを目的とする。【解決手段】本発明によれば、基材層と、前記基材上に設けられた粘着剤層を含む長尺のバッグシーリングテープであり、前記バッグシーリングテープの長尺方向の引張破断強度が、15N/cm〜40N/cmの範囲であり、かつ長尺方向と直交する方向の引張破断強度に対する長尺方向の引張破断強度の割合が、0.15〜0.40の範囲である、バッグシーリングテープが提供される。【選択図】なし

Description

本発明は、野菜、果物、パン類、麺類等の食品、又はその他各種物品の袋詰めにおいて、袋口をしっかり結束できるバッグシーリングテープ、また袋口の結束を解く際に簡単に手で切れるバッグシーリングテープに関する。
野菜、果物、パン類、麺類等の食品、又はその他各種物品の袋詰めにおいて、袋口をしっかり結束、固定するために、自着力(粘着剤面同士の密着力)が大きい粘着テープ、袋に良く密着する粘着テープが汎用されている。
例えば、野菜、果物、パン類、麺類等の食品、又はその他各種物品の袋詰めにおいて、袋口をしっかり結束、固定するための粘着テープとして、スチレン−ジエン系ブロック共重合体及び天然ゴムを含有するエラストマー100重量部に対し、ファクチス20〜40重量部配合した感圧接着剤組成物層を設けた結束用自着テープが知られている(例えば、特許文献1)。また、耐候性、耐熱性、保存安定性を高めるために、アクリル系ポリマーを粘着剤とする結束用自着テープが知られている(例えば、特許文献2)。
上記のように、被結束物に対する粘着力が小さく、自着力が大きい結束用粘着テープやPPフィルム袋に良く密着する粘着テープついて、様々な提案がなされている。しかし、これらの結束用粘着テープは、結束を解く際、手で粘着テープを切ることができず、はさみや包丁を使用し、粘着テープを剥がしているため、切傷する危険性が伴い、問題となることがあった。特許文献3には、手切れ性の粘着テープが開示されているが、この粘着テープの用途としては、ダンボール梱包等の用途が挙げられており、袋口を結束するためのバッグシーリングテープとしての用途については触れられていない。
特開昭62−45273号公報 特開2008−222814号公報 特開2009−248407号公報
本発明は、結束性に優れ、通常の使用時には切れずに結束状態が保たれているが、結束を解くときは手で簡単に切れるバッグシーリングテープを提供することを目的とする。さらには、バッグシーリングテープとして有用な手で簡単に切れるテープを提供することを目的とする。
すなわち、本発明は上記の課題を解決するために、以下の手段を採用する。
(1)基材層と、前記基材上に設けられた粘着剤層を含む長尺のバッグシーリングテープであり、前記バッグシーリングテープの長尺方向の引張破断強度が、15N/cm〜40N/cmの範囲であり、かつ長尺方向と直交する方向の引張破断強度に対する長尺方向の引張破断強度の割合が、0.15〜0.40の範囲である、バッグシーリングテープ。
(2)前記基材層が単層または多層構造であり、基材層を構成する少なくとも一層が横一軸延伸層である、(1)に記載のバッグシーリングテープ。
(3)前記横一軸延伸層が、以下のA〜Cのいずれかの樹脂、または樹脂組成物からなる層である、(2)に記載のバッグシーリングテープ。
A、実質的にポリプロピレン(PP)からなる樹脂
B、実質的に高密度ポリエチレン(HDPE)からなる樹脂
C、高密度ポリエチレン(HDPE)と、低密度ポリエチレン(LDPE)及び/または直鎖状低密度ポリエチレン(LLDPE)からなる樹脂組成物
(4)基材層が多層構造を有し、横一軸延伸層と、補強層を有する、(2)又は(3)に記載のバッグシーリングテープ。
(5)前記基材層の厚さに対する、前記横一軸延伸層の厚さの割合は30%以上である、(4)に記載のバッグシーリングテープ。
(6)前記横一軸延伸層が実質的にHDPEからなる樹脂層である、(4)又は(5)に記載のバッグシーリングテープ。
(7)前記HDPEは、密度が0.95g/cm以上、融点が126〜136℃の範囲、メルトフローレート(MFR)が温度190℃、荷重2.16kgの測定条件下において0.05〜5.0g/10分の範囲である、(6)に記載のバッグシーリングテープ。
(8)前記補強層が二軸延伸ポリプロピレン(OPP)層である、(4)〜(7)の何れか1つに記載のバッグシーリングテープ。
(9)横一軸延伸層と補強層は、ラミネート接着樹脂層を介して接着される、(4)〜(8)の何れか1つに記載のバッグシーリングテープ。
(10)前記ラミネート接着樹脂層は、ポリエチレン系樹脂からなる、(4)〜(9)の何れか1つに記載のバッグシーリングテープ。
(11)前記ポリエチレン系樹脂の密度は、前記横一軸延伸層を構成する樹脂の密度よりも0.001〜0.050g/cm低い、(4)〜(10)の何れか1つに記載のバッグシーリングテープ。
(12)前記補強層は、厚さが10〜18μmである、(4)〜(11)の何れか1つに記載のバッグシーリングテープ。
(13)前記横一軸延伸層は、延伸倍率が8〜18倍である、(2)〜(12)の何れか1つに記載のバッグシーリングテープ。
(14)前記基材層の厚さが30μm〜70μm、前記粘着剤層の厚さが10μm〜50μm、前記粘着材層を形成する面の自着力が3N/cm以上、前記粘着剤層を形成する面のプローブタックが40N/cm2以下である、(1)〜(13)の何れか1つに記載のバッグシーリングテープ。
(15)ポリオレフィンフィルムに対する粘着力が2N/cm以上である、(1)〜(14)の何れか1つに記載のバッグシーリングテープ。
(16)ラミネート接着樹脂層を介して横一軸延伸層と補強層を有する、厚さ30〜70μmの多層フィルムであり、横一軸延伸層は、密度は、0.95g/cm以上、かつ融点が126〜136℃の範囲、メルトフローレート(MFR)が温度190℃、荷重2.16kgの測定条件下において0.05〜5.0g/10分の範囲の高密度ポリエチレン(HDPE)である、延伸倍率8〜18倍の横一軸延伸層であり、その厚みは、多層フィルムの厚さの30%以上であり、補強層は、厚さ10〜18μmの二軸延伸ポリプロピレン(OPP)フィルムであり、ラミネート接着樹脂層は、ポリエチレン系樹脂からなり、横一軸延伸層のHDPEより密度が0.001〜0.050g/cm低いポリエチレン系樹脂である、手切れ性の良好な多層フィルム。
(17)横一軸延伸層の延伸方向に垂直な方向の引張破断強度が、15N/cm〜40N/cmの範囲であり、かつ延伸方向の引張破断強度に対する、延伸方向に垂直な方向の引張破断強度の割合が、0.15〜0.40の範囲である、(16)に記載の多層フィルム。
本発明は、基材層と粘着剤層を含む長尺のバッグシーリングテープであり、前記バッグシーリングテープの長尺方向の引張破断強度、及び長尺方向と直交する方向の引張破断強度に対する長尺方向の引張破断強度の割合が特定の値を満足する、バッグシーリングテープであり、通常の使用時等にテープ切れが無く、必要なときには簡単に手で切れる、経済的なバッグシーリングテープを提供できる。
本発明は、テープの長尺方向の引張破断強度が、15N/cm〜40N/cmの範囲であり、かつ長尺方向と直交する方向の引張破断強度に対する、長尺方向の引張破断強度の割合が、0.15〜0.40の範囲である、バッグシーリングテープである。さらに、前記基材層は単層フィルムでもよく多層フィルムでも良く、基材層を構成する少なくとも一層が横一軸延伸層であることが好ましい。本横一軸延伸層において延伸されている方向は、テープの長尺方向と直交する方向である。テープの長尺方向の引張破断強度が15N/cmより小さいと、封止している包装体(袋等)が通常の取り扱い時にバッグシーリングテープが切れて、内容物がこぼれてしまう可能性があり、40N/cmより高いと手切れ性が損なわれてしまう恐れがある。同様に、長尺方向と直交する方向の引張破断強度に対する長尺方向の引張破断強度の割合が、0.15より小さいと通常の取り扱い時にバッグシーリングテープが切れてしまう恐れがあり、0.40より高いと手切れ性が損なわれてしまう恐れがある。
基材層の厚みは、好ましくは30〜70μmの範囲である。30μmより薄いと、フィルム自体の引っ張り破断強度が上記範囲より小さくなってしまう場合があり、70μmより厚いと手切れ性が低下する恐れがある。さらに、前記基材層の横一軸延伸されている層(以下、横一軸延伸層と記載する場合がある)が、以下のA〜Cのいずれかであるバッグシーリングテープであることが好ましい。
A、実質的にポリプロピレン(PP)からなる樹脂。
B、実質的に高密度ポリエチレン(HDPE)からなる樹脂。
C、高密度ポリエチレン(HDPE)と、低密度ポリエチレン(LDPE)及び/または直鎖状低密度ポリエチレン(LLDPE)からなる樹脂組成物。
用いられるポリプロピレン(PP)とは、アイソタクティックまたはシンジオタクティックの結晶性を有する樹脂であり、エチレン、1−ブテン等の比較的少量のコモノマーが共重合されていても良い。そのDSC測定による融点は、130〜170℃の範囲である。
本発明に用いられる高密度ポリエチレン(HDPE)の密度は、0.95g/cm以上であることが好ましく、さらに好ましくは0.955g/cm以上である。密度が、0.95g/cm未満であると延伸してフィルムにする際に充分な引き裂き強度が得られない場合がある。いずれの場合も密度の上限は特にないが、一般的には0.97g/cm未満である。HDPEは、融点がDSC法の測定で126〜136℃の範囲であって、メルトフローレート(MFR)がJIS K−6922−2に規定される温度190℃、荷重2.16kgの測定条件下において、好ましくは0.05〜5.0g/10分の範囲である。
用いられるLDPEやLLDPEは、融点がDSC法の測定で90〜125℃の範囲であって、密度が0.88〜0.93g/cmの範囲でメルトフローレート(MFR)がJIS K−6922−2に規定される温度190℃、荷重2.16kgの測定条件下において、好ましくは0.01〜10.0g/10分である。
HDPE、と低密度ポリエチレン(LDPE)及び/または直鎖状低密度ポリエチレン(LLDPE)との樹脂組成物の密度は0.93g/cm以上であり、好ましくは0.95g/cm以上である。密度が、0.93cm未満であると引き裂きの際に、伸びが発生し、手切れ性が悪化しやすい。いずれの場合も密度の上限は特にないが、一般的には0.97g/cm未満である。
横一軸延伸層の延伸倍率は、8〜18倍、好ましくは12〜16倍の範囲である。横一軸延伸層の延伸倍率が8倍未満では、テープの手切れ性が悪化してしまう場合がある。一方、延伸倍率が18倍を超えると延伸自体が困難になる場合がある。用いられる横一軸延伸層の厚さは、15〜70μmの範囲であり、好ましくは16〜30μmである。15μm未満ではフィルムとして必要な強度が不足し、一方、70μmを超えると引裂くことが困難となる場合がある。
基材層が単層の場合、上記横一軸延伸層を単層で用いる。
基材層は多層構造であってもよく、少なくとも横一軸延伸層と補強層を有する。それぞれの層はドライラミネーション等の公知の方法で接着されるが、最も好ましくは、押出ラミネーションにより横一軸延伸層と補強層はラミネート接着樹脂層を介して接着される。すなわち、横一軸延伸層、ラミネート接着樹脂層、補強層の順に配置された3種3層構造を有し、基材層厚さに対する横一軸延伸層の厚さの割合は30%以上である。30%より小さいと、テープの手切れ性が悪化する場合がある。
横一軸延伸層が実質的にHDPEから選ばれる樹脂からなることが好ましく、補強層は、二軸延伸ポリプロピレン(OPP)層であることが好ましい。HDPEは、密度が0.95g/cm以上、融点が126〜136℃の範囲、メルトフローレート(MFR)が温度190℃、荷重2.16kgの測定条件下において0.05〜5.0g/10分の範囲であることが好ましい。二軸延伸ポリプロピレン(OPP)としては、市販の公知のフィルムを用いることができるが、好ましくは厚さが10〜18μmの範囲、最も好ましくは12μmまたは15μmのものが用いられる。
ここでラミネート接着樹脂層には、横一軸延伸層の樹脂と、補強層の樹脂と共に親和性を有する樹脂であり、かつこれら樹脂よりも融点が低い樹脂が用いられる。好ましくは、横一軸延伸層及び、補強層樹脂よりも融点が低いポリエチレン系樹脂、例えばHDPE、LDPE、またはLLDPEが用いられる。特に最も好ましい、HDPE樹脂が横一軸延伸層に用いられる場合、ラミネート接着樹脂層の樹脂の密度をこれより低くするのが好ましい。例えば、横一軸延伸層に使用するポリエチレン樹脂の密度は0.95g/cmであれば、ラミネート接着樹脂層に使用するポリエチレン系樹脂の密度は0.94g/cmとするのが好ましい。横一軸延伸層に使用するHDPE樹脂とラミネート接着樹脂層のポリエチレン系樹脂の密度の差は、好ましくは0.001〜0.050g/cm、より好ましくは0.005〜0.040g/cm、さらに好ましくは0.010〜0.030g/cmの範囲である。ポリエチレン樹脂の密度の差が0.001g/cm未満では多層の基材層が硬く、積層体のMD(machinedirection)方向の引張破断伸びが小さくなる場合がある。一方、ポリエチレン樹脂の密度の差が0.050g/cmを超えると積層体のMD方向の引張破断が大きくなりすぎて、バッグシーリングテープの手切れ性が悪くなる場合がある。
本明細書におけるバッグシーリングテープは、好ましくは基材層の厚さが30μm〜70μm、粘着剤層の厚さが10μm〜50μmであり、バッグシーリングテープの粘着剤は、天然ゴム系粘着剤、合成ゴム系粘着剤、アクリル系粘着剤が使用され、自着力が3N/cm以上であり、粘着剤面のプローブタックが40N/cm以下であり、ポリオレフィンフィルムに対する粘着力が2N/cm以上であることが好ましい。このような粘着剤は公知のものを使用できるが、好ましくは特開2012−76812、特開2015−218253記載の粘着剤を用いる。中でも粘着剤としては、トルエン等の残溶剤が実質的に含まれず、かつ良好な自着力とポリオレフィンフィルムに対する粘着力を有する、SIS系ホットメルト型粘着剤が特に好ましく用いられる。
粘着剤の塗工は、好ましくは100〜200℃で溶融した粘着剤組成物をTダイより押出し、基材層フィルムに塗工する。塗工速度は10m/分以上が好ましい。本発明のバックシーリングテープの幅は任意であるが、一般的には5mm〜20mmの範囲であり、テープ原反ロールを公知の方法でスライス加工して得られる。粘着剤の塗工と原反のスライス加工の順番は任意であるが、一般的には、粘着剤を塗工済みのテープ原反ロールをスライス加工する。
本発明の第二は、手切れ性に優れる多層フィルムである。本多層フィルムは、前記手切れ性に優れるバッグシーリングテープの基材層に用いられる多層フィルムであるが、用途はバッグシーリングテープに限定されず、公知の横一軸延伸ポリプロピレンフィルムと同様の手切れ性に優れる各種包装材料や各種テープに好適に用いることができる。
具体的には、前記の基材層の多層フィルムと同様に、ラミネート接着樹脂層を介して横一軸延伸層と補強層を有する、厚さ30〜70μmの多層フィルムであり、横一軸延伸層は、密度は、0.95g/cm以上、かつ融点が126〜136℃の範囲、メルトフローレート(MFR)が荷重2.16kgの測定条件下において0.05〜5.0g/10分の範囲の高密度ポリエチレン(HDPE)である、延伸倍率8〜18倍の横一軸延伸層であり、その厚みは、多層フィルムの厚さの30%以上であり、補強層は、厚さ10〜18μmの二軸延伸ポリプロピレン(OPP)フィルムであり、ラミネート接着樹脂層は、ポリエチレン系樹脂からなり、横一軸延伸層のHDPEより密度が0.001〜0.050g/cm低いポリエチレン系樹脂である、手切れ性の良好な、力学強度とのバランスに優れる多層フィルムである。
本多層フィルムは、好ましくは、横一軸延伸層の延伸方向に垂直な方向の引張破断強度が、15N/cm〜40N/cmの範囲であり、かつ延伸方向の引張破断強度に対する、延伸方向に垂直な方向の引張破断強度の割合が、0.15〜0.40の範囲であり、手切れ性の良好な、力学強度とのバランスに優れる多層フィルムである。
以下に実施例、比較例を挙げて本発明を詳細に説明する。
1.バッグシーリングテープの作製
以下に示す方法により、実施例・比較例のバッグシーリングテープを作製した。
(実施例1)
基材層として、非ラミネート単層のポリプロピレン横一軸延伸フィルム(東洋紡製 パイレンOT)(厚さ70μm)を用いた。市販のSIS系ホットメルト型粘着剤を用い、170℃にてメルターで溶解させ、Tダイより粘着剤組成物を押し出して、基材層上に、粘着剤厚みが24μmになるように塗工することによって粘着剤層を形成して、テープの原反ロールを作製し、これをスライス加工し、幅9mmのバッグシーリングテープを作製した。
(実施例2)
基材層として、密度が0.96g/cm、融点が130℃、メルトフローレート(MFR)が荷重2.16kgの測定条件下において、0.19g/10分である高密度ポリエチレン(HDPE)を延伸倍率12倍で横一軸延伸した非ラミネート単層のポリエチレン横一軸延伸フィルム(厚さ30μm)を用いた。この基材層を用いて、実施例1と同様の方法でバッグシーリングテープを作製した。
(実施例3)
基材層として、密度が0.96g/cm、融点が130℃、メルトフローレート(MFR)が、荷重2.16kgの測定条件下において、0.19g/10分である高密度ポリエチレン(HDPE)62質量%、密度が0.93g/cm、メルトフローレート(MFR)が、荷重2.16kgの測定条件下において、0.39g/10分である低密度ポリエチレン(LDPE)38質量%からなる樹脂組成物を、延伸倍率12倍で横一軸延伸した非ラミネート単層のポリエチレン横一軸延伸フィルム(厚さ30μm)を用いた。この基材層を用いて、実施例1と同様の方法でバッグシーリングテープを作製した。
(実施例4)
基材層として、横一軸延伸層がポリプロピレンであるラミネート多層フィルム(東レ製 トレファンYT62)(厚さ40μm)を用いた。この多層フィルムは、基材層厚さに対する横一軸延伸層の厚さの割合が30%以上である。この基材層を用いて、実施例1と同様の方法でバッグシーリングテープを作製した。
(実施例5)
基材層として、横一軸延伸層と補強層がラミネート接着樹脂層で接着されたラミネート多層フィルム(厚さ43μm)を用いた。横一軸延伸層は、密度0.96g/cm、融点130℃、メルトフローレート(MFR)が、荷重2.16kgの測定条件下において、0.19g/10分である高密度ポリエチレン(HDPE)であり、延伸倍率が12倍であり、厚さが18μmである。補強層は、厚さ12μmの二軸延伸ポリプロピレン(OPP)フィルムである。ラミネート接着樹脂層は、密度0.93g/cmである低密度ポリエチレン(LDPE)である。この基材層を用いて、実施例1と同様の方法でバッグシーリングテープを作製した。
(実施例6)
基材層として、横一軸延伸層と補強層がラミネート接着樹脂で接着されたラミネート多層フィルム(厚さ70μm)を用いた。横一軸延伸層は、融点140℃、メルトフローレート(MFR)が、荷重2.16kgの測定条件下において、0.45g/10分であるポリプロピレン(PP)であり、延伸倍率が8倍であり、厚さが45μmである。補強層は、厚さ12μmの二軸延伸ポリプロピレン(OPP)フィルムである。ラミネート接着樹脂層は、密度0.93g/cmである低密度ポリエチレン(LDPE)である。この基材層を用いて、実施例1と同様の方法でバッグシーリングテープを作製した。
(実施例7)
基材層として、横一軸延伸層と補強層がラミネート接着樹脂層で接着されたラミネート多層フィルム(厚さ70μm)を用いた。横一軸延伸層は、密度0.96g/cm、融点130℃、メルトフローレート(MFR)が、荷重2.16kgの測定条件下において、0.19g/10分である高密度ポリエチレン(HDPE)であり、延伸倍率が8倍であり、厚さが45μmである。補強層は、厚さ12μmの二軸延伸ポリプロピレン(OPP)フィルムである。ラミネート接着樹脂層は、密度0.93g/cmである低密度ポリエチレン(LDPE)である。この基材層を用いて、実施例1と同様の方法でバッグシーリングテープを作製した。
(比較例1)
市販のPET製バッグシーリングテープ(天然ゴム系溶剤型粘着剤)を比較例1とした。
(比較例2)
市販のPP製バッグシーリングテープ(天然ゴム系溶剤型粘着剤)を比較例2とした。
(比較例3)
基材層として、横一軸延伸層と補強層がラミネート接着樹脂で接着されたラミネート多層フィルム(厚さ35μm)を用いた。横一軸延伸層は、融点140℃、メルトフローレート(MFR)が、荷重2.16kgの測定条件下において、0.45g/10分であるポリプロピレン(PP)であり、延伸倍率が15倍であり、厚さが10μmである。補強層は、厚さ12μmの二軸延伸ポリプロピレン(OPP)フィルムである。ラミネート接着樹脂層は、密度0.93g/cmである低密度ポリエチレン(LDPE)である。この基材層を用いて、実施例1と同様の方法でバッグシーリングテープを作製した。
(比較例4)
基材層として、横一軸延伸層と補強層がラミネート接着樹脂層で接着されたラミネート多層フィルム(厚さ35μm)を用いた。横一軸延伸層は、密度0.96g/cm、融点130℃、メルトフローレート(MFR)が、荷重2.16kgの測定条件下において、0.19g/10分である高密度ポリエチレン(HDPE)であり、延伸倍率が15倍であり、厚さが10μmである。補強層は、厚さ12μmの二軸延伸ポリプロピレン(OPP)フィルムである。ラミネート接着樹脂層は、密度0.93g/cmである低密度ポリエチレン(LDPE)である。この基材層を用いて、実施例1と同様の方法でバッグシーリングテープを作製した。
(比較例5)
基材層として、密度が0.96g/cm、融点が130℃、メルトフローレート(MFR)が、荷重2.16kgの測定条件下において、0.19g/10分である高密度ポリエチレン(HDPE)62質量%、密度が0.93g/cm、メルトフローレート(MFR)が、荷重2.16kgの測定条件下において、0.39g/10分である低密度ポリエチレン(LDPE)38質量%からなる樹脂組成物を、延伸倍率18倍で横一軸延伸した非ラミネート単層のポリエチレン横一軸延伸フィルム(厚さ14μm)を用いた。この基材層を用いて、実施例1と同様の方法でバッグシーリングテープを作製した。
2.バッグシーリングテープの評価
後述する方法に従って、実施例・比較例のバッグシーリングテープについて、テープ特性の測定及び手切れ性、輸送性、自着力、プローブタック、フィルム粘着力の評価を行った。その結果を表1に示す。
表1に示すように、実施例のテープは、良好な手切れ性を有している。また、適切な粘着材の選択により、良好なテープ粘着剤面同士の自着力、プローブタック性、ポリオレフィン(PP)に対する粘着力を示すことができ、前記手切れ性の良さと合わせ、バッグシーリングテープとして好適であった。
さらに、実施例4〜5に示すように、多層構成のバッグシーリングテープは、輸送性にも優れており、輸送時に袋口が開くことが非常に効果的に抑制されることが分かった。
3.バッグシーリングテープの評価方法の詳細
本発明のテープに関わる評価方法は以下の通りである。特に断りがない限り、測定は23℃、湿度50%の環境下で実施した。
<バッグシーリングテープの引張破断強度、引張伸び>
バックシーリングテープの長尺方向(MD方向)の引張破断強度及び引張伸びと、MD方向と直交する方向(TD方向)の引張破断強度の測定は、島津製作所製引張試験機AGS−5kNXを使用して、バッグシーリングテープを試験片として、引張試験機のチャック間隔を5mmとし、5±0.2mm/sの速さで引っ張り、試験片が破断するまでの荷重と、破断時点での引張伸びを測定し算出する試験を10回行い、その平均値をとることで求めた。本実施例、比較例のテープは幅9mmであるので試験片の幅は9mmとし、これを用いてTD方向、MD方向の測定を行った。TD方向の測定は、テープから切り出した縦横9mm×9mmの試験片をTD方向測定部分のテープ中心部幅5mmを残して、その両隣に補強テープを貼り付けチャック部分を補強して測定を行った。多層フィルムの測定の場合は、それぞれ横一軸延伸層の延伸方向に平行な方向に長さ30mm、幅9mm、延伸方向に垂直な方向に長さ30mm、幅9mmの試験片を作成して測定した。
<手切れ性>
バッグシーリングテープの手切れ性の評価は、7cm大のピーマン4個を、厚さ25μm、横150mm、縦250mmのポリプロピレン製の袋である信和株式会社製OPPハイパーボードンに入れた後、ニチバン製バッグシーラーBS−2200を使用し、袋口を結束したものを試験体として、20人の主婦を対象に、1人5回ずつ手でバッグシーリングテープを切って結束が解けるかの試験を行い、主婦20人全員が5回とも、手でバッグシーリングテープを切ることができた場合は〇、1人でも、あるいは、1回でも手でバッグシーリングテープを切ることができなかった場合には×とした。
<輸送性>
バッグシーリングテープの輸送性の評価は、7cm大のじゃがいも5個を、厚さ25μm、横150mm、縦250mmのポリプロピレン製の袋である信和株式会社製OPPハイパーボードンに入れた後、ニチバン製バッグシーラーBS−2200を使用し、袋口を結束したものを試験体として、その試験体10袋をプラスチック製コンテナに詰め、そのプラスチック製コンテナを軽トラックの荷台に積み、100km走行後、袋口を結束したバッグシーリングテープの状態を観察した。
○:試験体10袋いずれもバッグシーリングテープの状態に変化がない
△:試験体10袋中1袋でもバッグシーリングテープに3mm未満の伸び変形が生じていたものがある
×:試験体10袋中1袋でもバッグシーリングテープに3mm以上の伸び変形が生じていたものがある
<自着力>
バッグシーリングテープの自着力は、室温23±2℃、湿度50±2%の室内にて、バッグシーリングテープの原幅(本実施例比較例では9mm)で粘着剤面同士を貼り合わせたものを試験片として、幅50mm、重さ2kgのローラーを使用して、50mm/minの速さで1往復圧着し、20分後、島津製作所製引張試験機を使用して、300mm/minの速さでT型剥離し、そのときの荷重を測定し算出する試験を10回行い、その平均値をとることで求めた。
<プローブタック>
プローブタックは、室温23±2℃、湿度50±2%の室内にて、ユービーエム製タックテスターTA500を使用し、材質がSUS、接触面積が0.25cmのプローブを、1秒間、400gf/cmの荷重で押し付け、10mm/secの速さでプローブを上昇させたときの荷重を測定し算出する試験を10回行い、その平均値をとることで求めた。
<フィルム粘着力>
フィルム粘着力は、室温23±2℃、湿度50±2%の室内にて、バッグシーリングテープの原幅(本実施例比較例では9mm)を試験片として、厚さ25μmのポリプロピレン(PP)製の信和株式会社製OPPハイパーボードンを被着体(被着面)として、幅50mm、重さ2kgのローラーを使用して、50mm/minの速さで1往復圧着し、20分後、島津製作所製引張試験機を使用して、300mm/minの速さで180°方向に試験片を引きはがしたときの荷重を測定し算出する試験を10回行い、その平均値をとることで求めた。

Claims (17)

  1. 基材層と、前記基材上に設けられた粘着剤層を含む長尺のバッグシーリングテープであり、前記バッグシーリングテープの長尺方向の引張破断強度が、15N/cm〜40N/cmの範囲であり、かつ長尺方向と直交する方向の引張破断強度に対する長尺方向の引張破断強度の割合が、0.15〜0.40の範囲である、バッグシーリングテープ。
  2. 前記基材層が単層または多層構造であり、基材層を構成する少なくとも一層が横一軸延伸層である、請求項1に記載のバッグシーリングテープ。
  3. 前記横一軸延伸層が、以下のA〜Cのいずれかの樹脂、または樹脂組成物からなる層である、請求項2に記載のバッグシーリングテープ。
    A、実質的にポリプロピレン(PP)からなる樹脂
    B、実質的に高密度ポリエチレン(HDPE)からなる樹脂
    C、高密度ポリエチレン(HDPE)と、低密度ポリエチレン(LDPE)及び/または直鎖状低密度ポリエチレン(LLDPE)からなる樹脂組成物
  4. 基材層が多層構造を有し、横一軸延伸層と、補強層を有する、請求項2又は請求項3に記載のバッグシーリングテープ。
  5. 前記基材層の厚さに対する、前記横一軸延伸層の厚さの割合は30%以上である、請求項4に記載のバッグシーリングテープ。
  6. 前記横一軸延伸層が実質的にHDPEからなる樹脂層である、請求項4又は請求項5に記載のバッグシーリングテープ。
  7. 前記HDPEは、密度が0.95g/cm以上、融点が126〜136℃の範囲、メルトフローレート(MFR)が温度190℃、荷重2.16kgの測定条件下において0.05〜5.0g/10分の範囲である、請求項6に記載のバッグシーリングテープ。
  8. 前記補強層が二軸延伸ポリプロピレン(OPP)層である、請求項4〜請求項7の何れか1つに記載のバッグシーリングテープ。
  9. 横一軸延伸層と補強層は、ラミネート接着樹脂層を介して接着される、請求項4〜請求項8の何れか1つに記載のバッグシーリングテープ。
  10. 前記ラミネート接着樹脂層は、ポリエチレン系樹脂からなる、請求項4〜請求項9の何れか1つに記載のバッグシーリングテープ。
  11. 前記ポリエチレン系樹脂の密度は、前記横一軸延伸層を構成する樹脂の密度よりも0.001〜0.050g/cm低い、請求項4〜請求項10の何れか1つに記載のバッグシーリングテープ。
  12. 前記補強層は、厚さが10〜18μmである、請求項4〜請求項11の何れか1つに記載のバッグシーリングテープ。
  13. 前記横一軸延伸層は、延伸倍率が8〜18倍である、請求項2〜請求項12の何れか1つに記載のバッグシーリングテープ。
  14. 前記基材層の厚さが30μm〜70μm、前記粘着剤層の厚さが10μm〜50μm、前記粘着材層を形成する面の自着力が3N/cm以上、前記粘着剤層を形成する面のプローブタックが40N/cm以下である、請求項1〜請求項13の何れか1つに記載のバッグシーリングテープ。
  15. ポリオレフィンフィルムに対する粘着力が2N/cm以上である、請求項1〜請求項14の何れか1つに記載のバッグシーリングテープ。
  16. ラミネート接着樹脂層を介して横一軸延伸層と補強層を有する、厚さ30〜70μmの多層フィルムであり、横一軸延伸層は、密度は、0.95g/cm以上、かつ融点が126〜136℃の範囲、メルトフローレート(MFR)が温度190℃、荷重2.16kgの測定条件下において0.05〜5.0g/10分の範囲の高密度ポリエチレン(HDPE)である、延伸倍率8〜18倍の横一軸延伸層であり、その厚みは、多層フィルムの厚さの30%以上であり、補強層は、厚さ10〜18μmの二軸延伸ポリプロピレン(OPP)フィルムであり、ラミネート接着樹脂層は、ポリエチレン系樹脂からなり、横一軸延伸層のHDPEより密度が0.001〜0.050g/cm低いポリエチレン系樹脂である、手切れ性の良好な多層フィルム。
  17. 横一軸延伸層の延伸方向に垂直な方向の引張破断強度が、15N/cm〜40N/cmの範囲であり、かつ延伸方向の引張破断強度に対する、延伸方向に垂直な方向の引張破断強度の割合が、0.15〜0.40の範囲である、請求項16に記載の多層フィルム。
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