JPH07500710A

JPH07500710A - 放送伝送方式および放送受信機

Info

Publication number: JPH07500710A
Application number: JP5508128A
Authority: JP
Inventors: ゲーケン，クラウス
Original assignee: トムソン　コンシューマー　エレクトロニクス　セイルズ　ゲゼルシャフト　ミット　ベシュレンクテル　ハフツング
Priority date: 1991-11-01
Filing date: 1992-10-26
Publication date: 1995-01-19
Anticipated expiration: 2019-04-19
Also published as: EP0610313A1; US5584051A; EP0610313B1; CN1072300A; ES2113959T3; JP3520307B2; TW213525B; WO1993009615A1; KR100255884B1; AU2892492A; ATE163114T1; DE59209190D1; CN1052594C

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】放送伝送方式および放送受信機公知の様にアナログＵＫＷ−ＦＭおよび／またはＡＭ放送信号を受信して処理しさらに相応のオーディオおよび／またはビデオ信号を適切な形式で再生するＵＫＷ（超短波）ＦＭおよび／またはＡＭ放送受信機がある。この種の放送受信機− 以下ではアナログ受信機とも称される−は、記録ユニットを有するまたは有さないオーディオおよび／またはビデオ受信機として種々の実施例で存在する。可聴周波だけでなく、テレビジョン放送の従来の音声送信も周波数変調（ＦＭ）で実現される。

研究誌ＢＢＣＲＤＩ　９８２　／　２　、　Ｂｒ１ｔｉｓｈ　ＢｒｏａｄｃａｓｔｉｎｇＣｏｒｐｏｒａｔｉｏｎ　”Ｌ、Ｆ、Ｒａｄｉｏ−Ｄａｔａ：　５ｐｅｃｉｆｉｃａｔｏｉｎ　ｏｆｔｈｅ　ＢＢＣｅｘｐｅｒｉｍｅｎｔａｌ　ｔｒａｎｓｎ＋１ｓｓｉｏｎｓ　１９８２−、＾Ｕ−ｇｕｓｔｌ　９８２　、”５ｐｅｃｉｆｉｃａｔｉｏｎｓ　ｏｆ　ｔｈｅ　Ｒａｄｉｏ　ＤａｔａＳｙｓｔｅｍ　ＲＤＳ　ｆｏｒ　ＶＦＩＦ／　ＦＭ　５ｏｕｎｄ　ｂｒｏａｄｃａｓｔｉｎｇ″ 　ＥＢＵ。

Ｄｏｃｕｍｅｎｔ　Ｔｅｃｈ、３２４４−Ｅ　（Ｍａｅｒｚｌ　９８４）には、付加情報−ラジオデータシステム、略してＲＤＳ　（＝ＤＩＮＥＮ５００６７）と称するーの伝送法は、ＵＫＷ−ＦＭおよび／またはＡＭ放送用だけに示されている。この場合、送信側で副搬送波および／またはＡＭ放送信号搬送波が付加情報および／または識別信号で変調され、受信側でこの副搬送波ないしＡＭ放送信号搬送波が付加情報信号に関して復調され、得られた付加情報信号は復号化され、復号化された付加情報は、ＵＫＷ−ＦＭおよび／またはＡＭ放送受信機において同調および／または再生の目的で用いられる。

最近は、ＵＫＷ−ＦＭおよび／またはＡＭたとえばＰＡＬとは両立しない放送信号（ＤＡＢ、ＤＳＲ，ＭＡＣ）をディジタル符号化して伝送し受信処理して相応の形式で再生できる放送伝送方式も、およびこれに所属する送信機および受信機ならびにその部品も開発されている。ＤＳＲ（ディジタル衛星放送−ＤｉｇｉｔａｌｅｒＳａ−ｔｅｌｌｉｔｅｎ　−Ｒｕｎｄｆｕｎｋ）の場合、ディジタル符号化されたオーディオ放送信号の伝送は、１２ＧＨｚおよび／または１１８ＭＨｚ範囲の衛星−および／またはケーブル伝送区間を介して実現される。他方、ＤＡＢ（＝　Ｄｉｇｉｔａｌｅｒ＾ｕｄｉｏ　ｐｒｏａｄｃａｓｔｉｎｇ、　ディジタルオーディオ放送）の場合は衛星による伝送のほかに例えばＵＫＷ−ＶＨＦ範囲における地上伝送がディジタル形式で作動される同一周波放送網で行なわれる。この場合、例えば６つのステレオ番組は互いに組み合わされて１．５ＭＨｚ多重信号の全部で１５３６の搬送周波（多重ディノタル周波）に分割されて伝送される。ＤＡＢもＤＳＲもＣＤの品質のオーディオ信号の高い品質の再生を可能にする。

放送衛星および／またはケーブル区間を介してのディジタル可聴周波は既に１９８６年以来、ドイツ連邦共和国において実施されており、例えばＢｒｏｓｃｈｕｅｒｅ著”Ｄｉｇｉｔａｌｅｒ　Ｈｏｅｒｆｕｎｋ　ｕｅｂｅｒ　Ｒｕｎｄｆｕｎｋｓａｔｅｌｌｔｅｎ”　。

Ｉｎｆｏｒｍａｔｉｏｎｓｂｒｏｓｃｈｕｅｒｅ　ｄｅｓ　Ｂｕｎｄｅｓｓｉｎｉｓｔｅｒｓ　ｆｕｅｒＦｏｒｓｃｈｕｎｇ　ｕｎｄ　Ｔｅｃｈｎｏｌｏｇｉｅ、　１９８２に示されてＩＩＸる。もちろん従来実施されているＤＳＲ装置は、ディジタル化された可聴周波信号しか受信して処理できない。従来の波長領域ＵＫＷ、ＭＷ、ＫＷおよびＬＷによるアナログ可聴信号の選択的受信は、アナログ放送信号とディジタル化された放送信号との間の非両立性のために可能ではなく設定もされていない。

さらにヨーロッパ研究計画ＥＵＲＥＫＡ１４７ＤＡＢの範囲に、ディジタルオーディオ放送伝送方式ＤＡＢが、従来のＵＫＷ放送用の後継装置として開発される。ＤＡＢは概要が例えば刊行物”ＦｕｎｋｓｃｈａＶ”、　１３号、１９９０．　Ｔｅ１ｌ　ＦｕｎｋｓｃｈａＶ　５ｐｅｚｉｅｌ、９〜１８頁に記載されている。その１６頁にＤＡＢカーラジオにより従来の波長範囲の受信もこれまで通り可能にすべきことだけが要求されている。

以下でＤＡＢは一般的にオーディオおよび／またはビデオ範囲における放送方法または放送伝送方式のための前提概念として用いられる。この場合、音響信号が、および／またはビデオ信号も（少な（とも部分的に）ディジタル形式で符号化されて伝送される。ＵＫＷ−ＦＭおよび／またはＡＭ放送は以下で一般的１こ放送方法または放送伝送方式のための前提として用いられる。この場合、音響信号は何らかの方法で周波数変調および／または振幅変調される、および／またはたとえばＰＡＬまたはＳＥＣＡＭのようなビデオ信号をＭＡＣのように時分割多重形式によらずに伝送されるＤＡＢの導入後に、両立性の理由から従来のＵＫＷ放送もなお多年の間、ＤＡＢと並行して−いわゆる同時放送方法−存在するであろう。その目的は従来のＵＫＷ−ＦＭ受信機をこの過渡期間中、従来のように作動させるためである。

ＤＡＢ受信部において、従来のテレビジョン（ＵＨＦ）範囲に位置する、各々のＤＡＢ可聴周波信号の多重搬送波周波への同調ならびに特別のＤＡＢ信号復調化が行なわれる。他方、ＤＡＢ復号化器において、ディジタル化された放送信号のチャンネル復号化およびソース復号化（エラー補正およびエラーマスキングにより）が行なわれる。既存のＦＭ−および／またはＡＭ放送受信機へのＤＡＢ受信部とＤＡＢ復号化器の追加装備は基本的に可能であるが、高いコストと多くの困難が例えばスペースの問題が伴なう。

本発明の課題は、わずかな回路技術費用でアナログおよび／またはディジタル放送伝送方式ならびに放送受信機を次のように開発することである。即ち異なる所望の番組の最良の受信への迅速な切り換えを可能とするように、開発することである。

この課題は本発明により請求の範囲１または２の特徴部分に示された構成により解決されている。

この装置の有利な発展形態が請求の範囲３−７に示されている。ＲＤＳ／ＤＡＢ復号化器およびＵＫＷ−ＦＭ／ＤＡＢ受信機の有利な実施例が請求項８−１８に示されている。請求の範囲１９はアナログ放送伝送方式用の送信装置を示す。請求の範囲２０はディジタル放送伝送方式たとえばＤＡＢ、ＭＡＣ用の放送伝送方式、請求の範囲２１は本発明によるデータ信号を示す。

請求の範囲１に、ＵＫＷ−ＦＭおよび／またはＡＭ放送用の地上の領域を越えて移動する放送伝送方式力（提案されている。この場合、番組のアナログＵＫＷ− ＦＭおよび／またはＡＭ放送信号と共に第１の制御信号が伝送固有の識別として伝送される。この識別信号は適切な制御信号復号化器を有するＵＫＷ−ＦＭおよび／またはＡＭ放送受信機により、放送信号の受信の際に復号化されて処理される。第１の制御信号は、実際に受信された番組と同じ番組または送信に、な（１しＵＫＷ−ＦＭ伝送装置とは何ら両立しない他の伝送装置たとえばＤＡＢに配属されている。さらに第１のか制御信号は選択的に、どの周波数範囲におし１て、および／またはどの番組局により相応のＤＡＢ番組力（受信されるかに関する情報を含む。この場合、第１の制御信号は、ＵＫＷ−ＦＭ受信機と組み合わされたまたは組み合わせ可能な、ディジタル放送（ＤＡＢ、ＤＳＲ。

ＭＡＣ）用の受信機の制御のために用いられる。第１の制御信号そのものの存在から既に例えばＤＡＢに関する番組の伝送が考えられる。そのため第１の制御信号により、ＵＫＷ−ＦＭ／ＡＭ装置とは技術的に基本的に異なる放送伝送方式たとえばＤＡＢ、ＤＳＲまたはＭＡＣ，Ｄ２−ＭＡＣＳＨＤ−ＭＡＣ，ＰＡＬＰＬＵＳ等に関する情報が伝送される。例えば第１の制御信号は、ディジタル放送（ＤＡＢ、ＤＳＲ，ＭＡＣ）用の制御されるべき放送受信機のための全部の切り換えおよび／または制御パラメータを含む。その結果、ＵＫＷ−ＦＭおよび／またはＡＭ受信からＤＡＢ受信への迅速な切り換えが可能となる。

請求の範囲２には請求の範囲１に比較して、ディジタル放送伝送方式たとえば、ＤＡＢ、ＤＳＲ，ＭＡＣ等のための、およびこれに適した受信機のための第２の制御信号を使用する類似の解決手段が示されている例えば第１および／または第２の制御信号は、同じ番組または同じ放送もそれぞれ別の伝送装置において伝送される時にだけ、送信される。少なくとも時おりこの条件がもはや充足されない時は、１つの番組の地域化の際に、この制御信号は伝送されない。

例えばアナログ放送の場合−これとして以下ではＵＫＷ−ＦＭおよび／またはＡＭ放送も挙げる一第１の制御信号はＲＤＳデータ流の内部で伝送される。そのため第１の制御信号はＲＤＳ復号復号化上り復号化されて、アナログ放送受信機と何らかの形式で接続または結合されているディジタル放送受信機へ導びかれる。

この導びかれた第１の制御信号により、ＵＫＷ−ＦＭ受信機へ接続されているディジタル放送受信機が制御される、例えば没入接続されて所定の番組信号の受信のために作動される。さらに第１の制御信号によりアナログ放送受信機が制御される、例えばディジタル放送受信機がアナログ受信機の再生と一致する時に、自動的にミューティング接続される。ＲＤＳ、すなわちＲＤＳによる第１の制御信号の伝送は本発明により、ＲＤＳはその本来の規定によりアナログ放送専用であるにもかかわらず、従来のアナログ放送と将来の放送たとえばＤＡＢとの決定的な技術的解決手段または移行手段として画期的に用いられる。ＵＫＷ−ＦＭおよび／またはＡＭ　（ＤＡＢ−）伝送チャンネルを介しての本発明によるＤＡＢ　（ＵＫＷ−ＦＭおよび／またはＡＭ−）放送受信機の遠隔制御は、当該の受信機の操作を合理的な方法で簡単化する。

第１または第２の制御信号として選択的に例えば、テレビジョン伝送装置により公知のパイロット搬送波又はＡＲＩ（自動車運転者用放送情報）に類似する信号または所定の副周波または所定の位相値が用いられる。この場合、この種の制御信号は例えばＲＤＳ伝送チャンネルの外側で伝送される。

ディジタルおよびアナログ放送受信機の共働化の目的で両方の受信機または受信部は少なくとも１つの制御線路を介して互いに接続されている。両方の受信機の一方の中へ制御データ評価回路が設けられている。

この評価回路は、制御線路を介して伝送される信号を評価して両方の受信機の制御を作動させる。

請求の範囲８に組み合わせ放送受信機を構成することが提案されている。この受信機は、アナログ放送信号たとえばＵＫＷ−ＦＭおよび／またはＡＭを受信。

処理、再生する第１の放送受信部と、ディジタル符号化された放送信号を受信、処理、再生するための第２の放送受信機を含む。さらに両方の放送受信部のために１つまたは複数個の共通の部分たとえば１つの共通の制御ユニットが設けられている。例えば１つまたは複数個の部品たとえばアンテナ、ＨＦ／ＺＦ段、操作部材、スピーカ、　ＮＦ　（低周波）信号処理回路、付加データ復号化器、ディスプレー、給電装置および別の適切な回路部等が、放送受信機に１つだけ設けられて、両方の放送受信部に配属されている。これにより放送受信機のコンパクトな構成が達せられる。この受信機は、制限されない移動、携帯および固定用の受信機として、従来のＵＫＷ−ＦＭ受信よりもディジタル受信たとえばＤＡＢの長所を使用者に印象的に明瞭化する。

本発明による放送受信機は、アナログおよびディジタル符号化されたオーディオおよび／またはビデオ放送信号を受信して処理するだけでなく、個々の適切な部品またはユニットを１つだけ放送受信機の中に構成されていることにより特徴づけられている。この場合、たとえば複数個の前述の放送信号たとえばＰＡＬ／ＭＡＣまたはＵＫＷ−ＦＭ／ＤＡＢが受信、処理、再生が可能で、受信されたオーディオ信号の再生品質の劣化は生じない。両方の部分受信機のために個々の部品またはユニットを１つだけ設けることにより、この種のハイブリッド受信機の節約形の実現が達成される。この場合、材料および資源の消費は最小に制限され、共通に設けられた部品またはユニットは最大に利用される。

この種の本発明による放送受信機は例えば次の利点を有する。即ちＤ　Ａ、　Ｈの導入の場合、依然としてアナログ可聴周波は従来の波長範囲で受信、再生できる。この場合、視聴の印象およびこれに伴なう再生品質が著しく最善される。さらに本発明による放送受信機の使用者は、ＤＡＢがどの国のまたはヨーロツノくの地域に導入されるかおよびＵＫＷ−ＦＭ放送から次第にまたは完全に放きされるかを示されない。個々のまたは全部のアナログＵＫＷ−ＦＭ可聴周波信号の完全な放きの後も本発明による放送受信機はさらに利用できる。

ディジタルおよびアナログ受信部用の共通の制御ユニットにより受信機の最良の設定およびその再生品質が保証される。さらにこれにより簡単な操作が達成される。

前述のアナログ／ディジタル放送受信機に対して次の構成は著しく有利である。

即ちＤＡＢの導入の場合に付加的に、前述の様に、アナログ放送信号と共に第１の制御信号もＵＫＷ−ＦＭ放送信号内で伝送し、この信号を使用者の情報のために、ならびにアナログ信号再生からディジタル信号再生へおよびその逆へ切り換えるために用いると、有利である。

この種の領域を越えて移動するＵＫＷ−ＦＭ＜・・・・・・＞ＤＡＢ制御信号伝送により、本発明による放送受信機のためにさらに著しい利点が得られる。

上述のＲＤＳ装置の場合、たとえば同じＵ　ＫＷ−ＦＭおよび／またはＡＭ放送番号の代替ＵＫＷ−ＦＭ周波（ＡＦ符号）の１つのリストが伝送される。次に本発明によるＵＫＷ−ＦＭ放送受信機が例えばＵＫＷ−ＦＭ受信へ設定されて、ここで９９．８ＭＨｚの番組ＮＤＲ２が受信されると、次のことは有利である。即ち同じ番組がＤＡＢを介して提供され、別の代替周波数として、所望の番組の相応の番組局の値を有するＤＡＢ送信の“ディジタル”多重周波数をＤＡＢデータ流においてＵＫＷ−ＦＭ信号のＡＦリスト内で伝送することは、有利である。この１デイジタノビＡＦおよび／または所望の番組の番組局の値が第、１の制御信号を形成する。この制御信号は制御信号復号化器−この場合はアナログ受信機におけるＲＤＳ復号化器−を用いて復号化され、さらにデータ処理ユニットにおいて相応に処理できる。次にアナログ／ディジタル放送受信機はデータ処理ユニットを用いて、最良の再生品質を得る目的で、この種の第１の制御信号の受信の際はＤＡＢ受信へ切り換えられる。

ディジタル番組信号のＤＡＢ付加信号チャンネルを介してもＡＭ−、ＵＫＷ−ＦＭ放送信号の代替周波数のデータを伝送することは、さらに好適である。例えばＤＡＢ付加データチャンネルのデータフォーマットがＲＤＳデータフォーマットと両立すると、ＲＤＳデータ評価回路はＤＡＢ付加信号の評価のためにも使用できる。例えば移動する受信機が瞬時に設定されて再生されたディジタル番組信号の伝播限界へ到着すると、再生か突然遮断できる。この場合は適切な時点に代替アナログＵＫＷ−ＦＭまたはＡＭ受信へ切り換えができて、これによりＤＡＢ送信領域の外側の相応の番組も、次の時は受信できる。即ちＡＭ−またはＦＭ−受信領域がＤＡＢ送信領域よりも大きい時は−このことは例えばアナログ放送の遠距離受信現象により生じ得る一受信できる。しかし例えばＤＡＢ付加データチャンネルにおいて符号化された情報も、ＣＯＦＤＭ多重信号において伝送される放送番組の数に関する符号化された情報も伝送される。この場合これらの情報は受信側で、所望の番組への評価と同調の目的で使用できる。

次に本発明の実施例を図面を用いて説明する。

第１ａ図は放送受信機０を示す。これはＤＡＢ放送信号たとえばＵＫＷ（超短波）ＦＭ／ＡＭ放送信号を受信して処理して適切な形式で再生できる。ディジタル受信部５のための、たとえばＵＫＷ−ＦＭ／ＡＭ受信部６のための個々の部品群は共通に用いられる。この種の放送受信機はハイブリッド受信機と称せられる。

何故ならばこの受信機は２つの基本的に異なる受信部５と６を、即ちアナログ受信路とディジタル受信路を有するからである。この場合、両方の受信路のために、できるだけ多（の部品群すなわち回路群が組み合せられている即ち″一体化” されている。

この種の放送受信機は、第８図に示されているテレビジョン受信機８０とすることもできる。このテレビジョン受信機は１つまたは複数個の公知の規格たとえばＰＡＬ、ＳＥＣＡＭ、ＮＴＳＣ，ＰＡＬＰＬｕｓ。

ＭＡ、Ｃ，Ｄ２−ＭＡＣ，ＨＤ−ＭＡＣ等の形式で伝送されるアナログおよびディジタルオーディオ信号および／またはビデオ信号を受信して処理する組み合わせ回路を有する。例えば第１または第２の制御信号のような付加信号は垂直帰線消去区間において、ｖｐｓ−またはテレビジョンチクストのように別個にまたはこれと共に伝送できる。

アンテナ１を介してアナログ形式でまたはディジタル形式で符号化された放送局からの放送信号が受信されて、共通のＨＦ／ＺＦ　（中間周波）段２へ導びかれる。ＤＡＢ受信周波数が、ＵＫＷ−ＦＭ／ＡＭのための従来の送信スペクトル中に位置する時は、送信スペクトルに適したＨ　Ｆ／Ｚ　Ｆ段２のために唯１つの同調ユニットすなわちチューナを使用できる。ＤＡＢ送信／受信周波数が可聴放送用の従来の送信スペクトルの外側に位置する時は、ＨＦ／ＺＦ段２の受宿周波数は、これにもとづいて拡張するか、または第１ａ図に示されている様に両方の受信部５と６のために通常は２つまたはそれより多くの別個のＨＦ／ＺＦ段２ａと２ｂを用いる必要がある。この２ａと２ｂはそれぞれ、必要とされる周波数へ設定できる。例えば衛星−／地上受信の場合のように所定の条件の下では次の構成が有利である、即ち放送受信機が、各々の受信路５．６のために最適化され整合化されおよび／または正規されて、さらに交換可能なＨＦ／ＺＦ段またはＨＦ／ＺＦモジュールを有すると有利である。何故ならばこれにより例えばその都度の受信路の観察が改善できるからである。これにより問題なくＤＡＢの種々の番組からＵＫＷ−ＦＭへの切り換えがまたはその逆が、この切り換えの際の時間遅延なく即ち再生の中断なく達せられるからである。ＤＡＢまたはＵＫＷ−ＦＭの周波数範囲が配分されると、このために設計されている相応のＨＦ／ＺＦ段またはモジュールの交換が行なわれる。

ＨＦ／ＺＦ段２の同調は共通の中央制御回路または制御ユニット（マイクロプロセッサ）３により実現される。制御ユニット３により制御される入力制御回路４ −スプリッタとも称されるーは受信された信号をＤＡＢ受信部５またはＵＫＷ− ＦＭ受信部６へ転送する。ＨＦ／ＺＦ段の出力側に送出される信号は両方の受信部５と６へ直接導びくこともできる。回路４は場合により省略することもできる。有利に第１図に示されている受信機０を唯１つのケーシングの中に共通に収容することもできる。その結果、従来のアナログ受信機の所要スペースをほとんど上回わらないコンパクトな形状構成が保証される。

ＤＡＢ受信部６に含まれているＤＡＢ固有のディジタル処理回路において、受信されてディジタル形式で符号化された、ただしアナログ形式で伝送されたオーディオ信号がＡ／Ｄ変換器を用いてディジタル化される。ＨＦ／Ｚ　Ｆ段２をディジタルＨＦ／Ｚ　Ｆ段またはＨＦ復調器として相応に設計すると、受信された信号のディジタル化がすでに前述の個所で行なえる。本来のディジタル信号処理は、ＤＡＢ受信部における少な（とも２つの高集積化されたスイッチング回路、ｚＦ信号プロセッサとオーディオ信号プロセッサ（両方とも図示されていない）により実施される。オーディオプロセッサは、ＣＯＦＤＭ法による多重周波数において伝送されたディジタル放送信号のチャンネル選択とチャンネル復号化−チャンネル復号化器によるーおよび、ＭＵＳＩＣＡＮ部分帯域復号化法による音響心理学の観点から行なわれるソース復号化−ＤＡＢソース復号化器（これは例えば部分帯域復号化用の多位相フィルタも含む）−のほかに、現在の受信機構成においてア六ログ回路技術で実現されたオーディオ機能たとえば音質調整、音量調整、フェードオーバー、バランス化等も引き受ける。ただし前記のＣＯＦＤＭはＣｏｄｅｄＯｒｔｈｏｇｏｎａｌ　Ｆｒｅｑｕｅｎｃｙ　ｐｉｖｉｓｉｏｎ　ｐｕｌｔｉｐｌｅｘの略語でおり、このＣＯＦＤＭ法は“＾ｄｖａｎｃｅｄ　ｄｉｇｉｔａ　ｔｅｃｈｎｆ−ｑｕｅｓ　ｆｏｒ　ＵＩＩＦ　５ａｔｅｌＨｔｅ　５ｏｕｎｄ　ｂｒｏａｄｃａｓｔｉｎｇ”、　Ｂ　ＢＵ　Ｔｅｃｈｎｉｃａｌ　Ｃｅｎｔｒｅ、　Ｓｅｐｔｅｍｂｅｒｌ　９８８に記載されている。さらにＭＵＳ　Ｉ　ＣＡＭは（＝　Ｍａｓｋｉｎｇ　ｐａｔｔｅｒｎ　ａｄａｐｔｅｄ　！！ｎ１ｖｅｒｓａｌ　５ｕｂｂａｎｄ　Ｉｎｔｅｇｒａｔｅｄ　Ｃｏｄｉｎｇ＾ｎｄ　！ｕｌｔｉｐｌｅｘｉｎｇ）の略語である。

ＭＵＳ　Ｉ　ＣＡＭはオーディオ信号の基本帯域符号化法である。音響心理学的現象の利用により、モノ信号あたり例えば１６ビツト／　４８　Ｋ　Ｈｚによる直接符号化に比較して９６にビット／ｓｅｃへ、すなわち係数８だけ低減が達成される。ＣＯＦＤＭはＤＡＢにおけるチャンネル符号化を表わし、地上のマルチパス受信の問題を解決する。エコー信号さえも有効信号に積極的に寄与する。そのための解決の鍵はデータ流を、直交搬送波装置の個々の搬送波の４ＰＳＫ変調により多くの例えば１５３６の搬送波へ分割すること、およびマルチパス信号の利用化の目的で保護間隔を導入すること、および番組信号をこの時間平面へインターリーブすることである。番組選択の目的でＤＡＢチューナはＣＯＦＤＭ周波数位置の各々（全部が１つの周波数範囲たとえばＴＶチャンネル１２の中にある）へ同調できる。ＣＯＦＤＭ復号化器はこの多重信号からステレオ信号を選択する。

従来の技術で構成されたＨＦ／ＺＦ部２（すなわちスプリッタ）は信号を供給する。この信号からＤＡＢ回路５におけるＺＦ信号ブロセ・ソサは、この信号中に含まれているデータ流を取り出す。データ流はフレーム形式で構成されている。

各々のフレームはへ・ソド部に、フレームの状態情報を内容とするいわゆるへ・ソダを有する。フレームの第２の部分はエラー検出（エラーチェック）に適するデータを内容とする。フレームの次の部分は本来のディジタル化されたオーディオデータすなわちオーディオサンプリング値を表わす。フレームの別の部分いわゆるスタッフイングビツトは、オーディオデータと目盛係数の保護ビットとの間に設けられている。復号化器は、バリテイビツトまたはＣＲＣ語（サイクリ、り冗長符号）として形成されている保護ビットを目盛係数−エラー補正または−マスキングのために利用できる。フレームの別の部分は付加信号いわゆる“番組関連データである。これは部分的にも既にヘッド部分に設けられており放送局側で定めている。

ＤＡＢ回路５の出力側に、Ｄ／Ａ変換の後に、以後の処理と再生のためのＮＦオーディオ信号が送出される。

ＵＫＷ−ＦＭ／ＡＭ受信部６において公知の様にＨＦ／ＺＦ前置段の前もって濾波されたＵＫＷ−ＦＭ／ＡＭ信号から、混合段における混合、復調器における復調、増幅、およびＮＦ（低周波）段におけるＮＦ準備処理等を用いてＮＦ倍信号得られて回路６の出力側へ送出される。

両方の受信部５および６は、中央制御ユニット３またはデーターおよびオーディオ信号プロセッサと、単方向および／または双方向制御線路と接続されており、この制御線路により制御される即ちオン／オフされる。操作装置９を介してその都度に所望された番組が所望の設定において個々に各々の受信路のために設定できる。マイクロプロセッサとして実施されている中央制御ユニットを用いて次にその都度に回路６または５の信号出力側７または８の一方がミューティング接続され、そのため所望のオーディオ信号がスピーカ１６において再生される。ミューティング接続のためならびにＮＦ信号処理のため、中央制御回路３により制御される出力制御増幅回路１１が適する。この増幅回路は、両方の受信部５および６の出力側７および８と接続されている入力側を有する。必要な個所にはシールド手段（図示されていない）が設けられる。これは個々の部品群が他の部品群により障害を受けるのを阻止する。

操作装置１９を介して中央制御装ｆｆ３を介して、ハイブリッド受信機の両方の受信部の相応の操作を行なうことができる。共通のディスプレー１ｏまたは受像面８０に所望の情報、ディジタルまたはアナログの放送受信に関するたとえば番組名および／または時間範囲名が表示される。範囲を越えて広がる制御信号伝送により、所望の番組を受信できる全部の範囲名の迅速な表示が可能になる。

ＤＡＢに固有のディジタル信号処理回路５はディジタル出力側１２を有し、この出力側からディジタル符号化された付加−および／または有効データおよび／または制御信号が出力されて、ハイブリッド放送受信機に接続されている記録−および／または再生装置たとえばＤＡＴ、ＤＣＣ，ＭＯＤにより記録、再生できる。有利にディジタル出力側はチャンネルデコーダの出力側と接続されている。そのため出力側１２に接続されているＤＡＢレコーダーＤＡＢソース復号化器装器する−においてデータ低減化のなされたデータを記録して１６ビツトＰＣＭ信号として再生できる。さらにこのハイブリッド放送受信機は第１のアナログ出力側１３を有する。そのアナログ値は情報内容から実質的に、ＤＡＢ固有のディジタル信号処理回路５の出力側１２におけるディジタル化された値に相応する。この出力側の信号も、接続されている記録−および／または再生装置を用いて記録できる。

さらにこのハイブリッド放送受信機は第２のアナログ出力側１４を有し、この出力側はＦＭ／ＡＭ信号処理回路６の出力側と接続されている。両方のアナログ出力側は物理的に唯１つの出力側としても実施できる。この出力側には常に、再生されるべきＮＦ傷信号たは第１または第２の制御信号が送出されて例えば比較測定装置により検査される。制御ユニット３のために別個の単方向および／または双方向のデータ入力線路および／または出力線路３５を設けることもできる。

これらの線路を介して例えば制御装置の制御データが受信機の出力側に送出される、および／または制御データたとえばＲＤＳにより公知のＣＴ符号（Ｃ１ｏａｋ　−Ｔｉ＋ｍｅ　ａｎｄ　Ｄａｔｅ）または伝送形式に関する情報のようなデータが制御装置のプログラミングのために導びかれる。これらは次に記憶されて記録−／再生装置にこの制御のために導びかれる。

さらにハイブリッド受信機は中央メモリ１５を有する。このメモリの中にアナログ放送信号またはディジタル放送信号により伝送された付加信号たとえば第１および／または第２の制御信号が記憶されて適切に個々の回路または回路部分の同調、信号処理、制御のために使用できる。さらにメモリ１５の中に別のデータ処理プログラムおよび／またはデータが、同調９番組設定、再生、操作２表示等の目的で記憶されている。

ＲＤＳ信号、ＤＡＢ付加信号および／または第１−１第２の制御信号は中央制御ユニットにより処理されて評価される。ＵＫＷ−ＦＭ受信部６およびＤＡＢ受信部６における別個のデータ処理−および制御回路（図示されていない）による前述の信号の予備評価も可能であり有利でもある。

第２ａ図はＲＤＳデータフォーマットの群形成２のデータフォーマットを示す。

このデータフォーマットは引用されたＲＤＳ仕用書に示されている。ＧＴは４ビット長さの群形成符号であり、この実施例においては群２である。ＰＩ符号（番組系列識別）は受信機に、国籍１番組範囲／言語範囲および番組符号との間の区別が行なわれる。ＰＩ符号は直接表示のために設けられているのではな（、これは各々の放送番組に個々に配興されていて、同じ番組を放送するＵＫＷ−ＦＭ放送局の識別のために用いられる。これにより受信部６がこの中に含まれているＲＤＳ復号復号化上び中央制御ユニット３と共働して、移動受信の際に設定放送局の受信状態が悪すぎる時に自動的に代替ＵＫＷ−ＦＭ周波数をサーチ可能となる。ＡＦ符号は、ＰＩ符号で実施される番組の代替搬送周波を含む符号（８ビツト）から成る。

第２ｂ図は第１制御信号または第２識別データ（請求の範囲８）または制御情報だけ拡張された第２ａ図のデータフォーマットを示す。これは第６図のＵＫＷ− ＦＭ／ＡＭ放送局６ｏから放送される。ｊｌＩ２ｃ図は、第２ａ図のデータフォーマットの長さは維持されているが、ＡＦ符号がＤＡＢ番組チャンネルに関する８ビツト情報により置き換えられている。第２ｂ図によるデータフォーマットにおいてフォーマットのブロック長さが拡張されておりさらに第２ａ図の場合よりも多数のＡＦ符号が維持されているが、第２ｃ図においてはブロック長さが第２ａ図におけるデータフォーマットと一致している、ただしＡＦ符号語はより少ない。第２ｃ図によるデータフォーマットは従来のＲＤＳ復号復号化上るデータ処理の場合にいくつかの利点を有することがある。確実な伝送の目的で、ディジタル化された第１の制御信号は固有のエラー防止機能すなわち特別のエラー補正データを有することができる。

第１制御信号として形成されるＤＡＢ符号−放送受信機Ｏの中でＲＤＳ復号復号化上り優先的に検査される−の存在から、放送受信機は既に迅速に次のことを検出する、即ち実際にＵＫＷ−ＦＭを介して受信された番組または放送がＤＡＢを介しても伝送されて受信されることが検出される。しかしＤＡＢ符号は周波数範囲一これへ多重周波数が分配される−のデータのほかに選択的に、どの番組局に複数個の番組局を有するデータフレームが複数個の番組と共に配置されているかの情報も含む（これに対してはＤＳＲ仕様書を参考のこと）。ＤＡＢ符号におけるデータフレームの個々の搬送周波の統合は有利である、即ち例えば番組記号ＮＤＲ２ないし相応のＰＩ符号およびＤＡＢ受信部５のための別の制御信号が含まれている。

ＡＦ符号のリストの中へのＤＡＢ符号の導入ではな（、ＲＤＳデータフォーマットにおける別のマーキングも行なえる、例えばＤＡＢ放送に固有の畦形式番号ＧＴ−これは従来のＵＫＷ−ＦＭ放送のためには用いられないかまたは設けられていない−を用いることができる。畦形式番号は常に各々のプロ・ツクの始めに設けられているため、ＤＡＢに固有のＧＴによるこの種のマーキングたとえばまだ分配されていないＧＴ番号８〜１４は、場合により迅速な評価のために次に時に特に有利である、即ちＤＡＢ固有のＧＴの後に実際の番組または放送信号の対応する相応の番組局がＤＳＲ範囲の中に存在し、そのため直ちに相応の番組局が呼び出せる時は、著しく有利である。さらにＤＡＢ固有のＧＴ番号の使用の際は、従来のＲＤＳ復号化器装器信機およびその評価回路のための両立情の問題が生じない、何故ならば評価回路が、このために定められていないＧＴ番号は無視するからである。

第２ｂ図または第２Ｃ図に示されたＲＤＳ信号が受信されると、ＲＤＳ復号化器すなわちこれに所属するデータ処理−および制御回路（第５図）たとえば中央制御ユニット３が、第１の制御信号の評価により、所定の番組または放送たとえばＮＤＲ２をＤＡＢも介して受信されていることを、記録する。ＮＤＲ２が使用者により操作装置ＩＩ９を介して呼び出されると、ハイブリッド放送受信機は自動的にまたはキー３０の操作によりＤＡＢ受信部５を用いてＤＡＢ受信へ切り換えられて、ＵＫＷ−ＦＭ受信部を遮断するかまたはスタンバイモードに切り換えるか、またはさらに設定されたＵＫＷ−ＦＭ一番組−ミューティング接続されている−を受信する。代替周波数は場合によりもはや呼び出されない。そのため最良の再生品質が得られる。そのためＦＭ受信からＤＡＢ受信への切り換えは、使用者自身がこの種の切り換えを行なう必要な（、著しく迅速に実現できる。第１の制御信号すなわちＤＡＢ符号が、１回または数回のサーチ後に復号化できないか評価されない時は、所望の番号が前もって設定されたＵＫＷ−ＦＭ−周波数を介して呼び出されるか、または公知のＰＩ−および／またはＡＦ符号評価を用いて、最良の受信が可能である代替周波数がサーチされる第２ａ図のデータフォーマットによっても受信機に対して、実際に受信された番組もディジタル形式で符号化されて伝送されて受信されるか否かを検出できる。この目的で例えば第７図に示されている様にＰＩ符号が、ＲＤＳ復号化器に配属されている制御ユニット３において評価される。ＰＩ符号の放送識別たとえば“ＮＤＲ２”は２進値として検出できる。メモリ１５の中に記憶されている比較リスト一番組をＤＡＢまたはＤＳＲを介して送信する放送局の放送識別を含む−を介して、および実際に受信された放送局識別と比較リストを用いて、最短時間内にＤＡＢ−またはＤＳＲ受信への切り換え基準を検出できる。例えば比較リストを、これが新たな比較リストにより置き換えられるまで記憶される。１つの“ディジタル”周波で複数個のＤＡＢ番組と別のデータチャンネルを同時に伝送できるため、第２ｂ図または第２Ｃ図のＤＡＢ符号を有する“ディジタル”周波の識別だけでは、切り換えのために不十分である。そのため、両方の伝送装置のＰ■符号を比較リストを用いてまたは用いないで続いての比較が必要とされることがある。

ＮＤＲ２のための番組識別信号５Ｋ−ＰＩと、比較リストに示されている番組識別信号５Ｋ−ＤＡＢＱ・・・ｎとが一致すると、所望の番組のＤＡＢ受信へ自動的に切り換えられるか、または使用者に表示する。その結果、押圧して所定のキーへ例えば操作装置９（第３図）のキー３０への切り換えを行なえる。ＤＡＢ受信部またはＤＡＢ受信機における所定の番組の投入接続のための制御信号として、ＲＤＳ信号のＰＩ符号が第１の制御部信号として用いられて相応に評価される。

しかしＰＩ符号ではなくラジオデータ情報の別の情報も例えばＰＳ符号の交通無線放送局ＴＰの識別（放送局名または番組チェーンの名称）も切り換え尺度として評価できる。そのため放送局名たとえば”ＮＤＲ”を入力する際に、このために設けられている入カニニット９（例えば人の声を電気的な操作命令へ変換する音声識別装置において）簡単に、所望の番組のその都度の最良の受信が保証される。

放送受信機が前述の様に例えば第８図のテレビジョン受信機である時は、同じ番組が衛星により例えばＭＡＣを介しても伝送されてテレビジョン受像面に“ＭＡＣ”が表示される時に、放送スタジオ８３から到来する番組の受信の際に、ＰＡＬを介して相応の第１の制御信号が共に送信される。ＰＡＬもＭＡＣ−テレビジョン信号も受信して処理できるテレビジョン受信機８０において、この種の番組の受信の際に自動的にまたは遠隔操作８２への“ＭＡＣ／ＰＡＬ”キー８１の操作の後に、ＭＡＣ受信へ例えばＤ２−ＭＡＣまたはＨＤ−ＭＡＣへ切り換えられて、使用者に技術的に最良のオーディオ／ビデオ品質を有するテレビジョン信号が提供される。この種のテレビジョン装置の場合、番組識別信号の監視だけが行なえるのではな（常に、いまは再生されない相応の番組信号の受信−または伝送品質も測定される。異なる伝送路たとえばＰＡＬ−およびＭＡＣ信号を介して受信機へ達する放送信号の検査と比較は、時間的に同時に可能となる。１つの基準にもとづく相応の正規化により使用者にＯ８Ｄ　（スクリーン上のディスプレー）プログラミングと共働して比較結果が付加的に、このために定められているモードで表示されて（第８図参照）そのため切り換えのための決定を容易にする。

番組識別たとえばＡＲＤ。

ＺＤＦ、ＮＤＲ，５ＡＴ１等は遠隔操作のキーに直接かつ持続的に配属されている。その結果、使用者は番組キー割り当てを記憶する必要はない。

前述の放送受信機がＭＡＣ／ＰＡＬビデオレコーダまたはＤＡＢ／ＵＫＷ−ＦＭ −記録装置として構成されている時は、放送信号の記録は作動モードたとえばＭＡＣ−この場合、最良の音響品質および／またはビデオ品質が保証できる−により実施される。ＰＡＬおよびＭＡＣを介して伝送される番組のＰＡＬ−またはＭＡＣ記録のための切り換え尺度として第１または第２の制御信号を使用できる。

移動ハイブリッド受信機におけるＤＡＢ受信の際に、ＤＡＢ信号が著しく障害を受けてはいるがエラーはまだ補正可能であることが検出されると、受信電界強度の所定の閾値またはこれを表わす値たとえばエラー検出率ＢＥＲを下回わると、直ちにハイブリッド受信機はＵＫＷ−ＦＭ受信におけるＮＤＲ２へ切り換えられる。そのため、ハイブリッド受信機がＤＡＢ信号の送信領域の中からますます遠（へ移動される時は、ＤＡＢ受信は突然遮断される。この種の限界状況においては、ＦＭ受信の方がより良い特性−良好な品質低下と称されるーを有することが示された。そのためこの良好な品質低下の場合にハイブリッド受信機を利用することは重要でかつ有利である。

中央の制御ユニットを用いての受信部５と６の投入接続および遮断は例えば次の時には問題がない、即ちその都度に遮断された受信部が一時停止モードにおかれている時、あるいはミューティング接続された受信部５または６がミューティング接続されていない受信部６または５と同じ番組を受信する時は、問題がない。

制御ユニット３により制御されるアドレス指定可能な一時メモリ（図示されていない）を用いて、受信部の間の切り換えが短時間のまたは障害性の再生中断を生せしめないように、簡単に達成することもできる。

さらにＤＡＢ回路５においてビットエラー測定／補正回路を用いて、受信されたディジタル形式で符号化された放送信号のビットエラー率Ｂ　Ｅ　Ｒ（Ｂｉｔ　ｅｒｒｏｒｖａｔｅ）が測定されてこの値が制御ユニット３へ導ひかれる。このビットエラー率が、メモリ１５に記憶されている所定の値を下回わると（即ち受信品質が所定の値を下回わると）、この値が１回、複数回または持続的に下回わると、制御ユニットを用いてＵＫＷ−ＦＭへ切り換えられる。放送受信機が所定の番組のＵＫＷ−ＦＭ受信へ同調されてこの番組が繰り返されると、例えばアナログ受信路６が同時にミューティング接続されている場合は、次の時にＤＡＢ受信路５の再生へ切り換えられる。即ちビットエラー測定／補正回路により、ＤＡＢ受信品質が所定の値を十分に上回わっているという信号が送出される時に、切り換えられる。

例えば既にＵＫＷ−ＦＭ放送信号は十分な品質で受信できるが実際の番組の相応のＤＡＢ放送信号は十分な品質で受信できない地域において、ＤＡＢへの切り換えは可能であるにもかかわらずＵＫＷ−ＦＭ受信の維持が重要である。

第３図に、第１図に示された放送受信機０のための有利な操作装ｆ１９が示されている。この操作装置９は領域選択キー１７．プラグラミング可能な記憶場所選択キー１８．“最良品質”キー３０１番号の付されたキーボードを有する受信周波数人カーおよび番組設定入力装置１９ならびに放送メモリ２０を有する。キー１７．１８はメモリ２０ならびに制御ユニット２４と接続されている。この制御ユニット２４は制御−Ｌ　＝ブト３と同一であるかまたは別個に放送受信機の中に形成されている。入カニニット１９は制御ユニット２４と接続されている。メモリ選択キー１８ならびに番組設定入力装ｆｆ１ｌ１９は、ＵＫＷ−ＦＭならびにＤＡＢの作動設定に適している。記憶場所選択キー１７のプラグラミングの際に制御ユニットは、番組キーＹに所属する、領域Ｘにおける番組がＤＡＢを介しても受信できるか否かを検査する。受信できる時は、自動的にまたはキー３０の操作の後にまたは領域ＤＡＢのための同じ番組キー１８のＤＡＢ領域選択キー１７の操作の後に、相応の番組個所が割り当てられさらに所属の個所への番組設定のための相応のデータが放送メモリ２０の中に格納される。これによりプログラミングが簡単化できる。この種のプログラミングは逆にＤＡＢ領域個所から他の受信領域個所へ実施することもできる第３図に示された実施例において、制御ユニットにより第１の制御信号の評価により、番組ＮＤＲ２とＦＦＮがＤＡＢを介しても受信可能であることが検出されている。領域ＤＡＢにおける相応のキー１８（１と４）のための記憶個所において、自動的に相応の番組個所が記入される。操作装置の主な目的は、使用者により選択された番組が常に使用者に最良の再生品質で提供することである。この場合、使用者は再生品質および表示ユニットだけにおいて、一方のＵＫＷ−ＦＭまたは他方の類似の番組の呼び出しの場合に受信機が自動的にＤＡＢ受信またはＤＳＲ受信へ切り換えられることに留意する。

この実施例において使用者により領域ＵＫＷが選択されると制御ユニットが受信機を、メモリ選択キー１と４の呼び出しにより、自動的にまたはキー３０“最良の品質”の操作後に、はじめてＤＡＢ受信へ切り換える。続いてキー２の操作によりＵＫＷ受信へも切り換えられて、所属の番組ＷＤＲＩが投入接続される（第５図も参照）。領域選択キーにより選択されたＵＫＷ−ＦＭ領領域選択された番組ではなく−は、相応に選択された番組がＤＡＢを介して受信される時は放きされる。

１つの番組がＵＫＷを介してもＤＡＢを介しても受信可能な時は、放送局メモリにおける相応の記憶個所が２進識別信号でマーキングされる。迅速な切り換えの目的で制御ユニットはこの識別信号だけを評価して相応の切り換えと番組設定を行なう必要がある。表示ユニット１０は１つの番組が呼び出された場合は、番組名（この場合はＮＤＲ２）と実際の領域名（この場合はＤＡＢ）のほかに、代替領域名（この場合はＵＫＷとＭＷ）−これを介してＮＤＲ２も受信されるーも表示する。代替領域ＵＫＷまたはＭＷへの切り換えの目的で相応の領域選択キー１７が操作される。

受信周波数人カニニットまたは１０キーボード１９はＤＡＢならびにＵＫＷ−ＦＭ／ＡＭを介して番組を直接選択するために適している。ＤＡＢまたはＤＳＲ番組ならびにテレビジョン番組のための番組個所は通常は２桁の数であるため、この番組個所は、常に２つより多くの数字を有する、選択された周波数値とは基本的に異なる。制御ユニット３における評価回路により、２つの数字の入力後に、選択された領域によりＤＡＢ受信が呼び出されているかいないかが、明瞭に検出できる。そのため全部の受信可能な番組の選択が領域選択キー１７および／または記憶場所選択キー１８の操作なしでも可能となる。例えば入カニニット１９は入力機能を有するデータ作動機能ＤＦＵＥを有する。しかし番組個所のためにキーイングされた数のデータ作動は、キー３０またはＤＡＢキーによっても行なえる。この場合、各々の番組が固有の数字番組個所記号を有すると有利である。しかし例えば代替的に１０進／２進変換器を有利１０キーボード１９を制御ユニットの中に接続されている。これは入力された数０・・・２５５の１つから８ビット長さの２進語を形成する。

この場合、１０進数と２進値との対応関係は、使用者によっても個々に設定できる。ＦＭ−またはＡＭ−またはＤＡＢ／ＤＳＲ作動の場合、入力された１０進数の２進値は制御ユニットにより番組参照数として評価される。この番組参照数は、ＲＤＳにより伝送される、所望の番号のＰＩ符号（ビット９〜１６）の一部であり放送メモリ２０の中に記憶される。各々の番組に個々の番組参照数または文字データが割り当てられているため、番組の呼び出しは、使用者がその都度の受信周波数を知らなくても、１０キーボードを介しての入力によっても可能である。記憶されているＰＩ符号すなわち番号参照数字の比較により、受信機は必要とされる受信周波数すなわち所望の番組を設定する。場合によりＰＩ符号を記憶するために、受信機がその領域の中で受信可能な放送局ならびにその番組参照番号を“学習する”目的で、まず最初に放送局サーチをスタートさせる。

第１図における放送受信機は既に回路技術的に著しくコンパクトな構造を有する、何故ならば多くの部品が両方の受信部のために共通に利用できるからである。

個々の場合に、いくつかの部品を両方の受信路のために別個に設けることもできる、しかし両方のために共通に用いることができる。例えば別個のＤＡＢ−またはＤＳＲ受信機を有する別個のＵＫＷ−ＦＭ受信機を例えば追加装備の目的でまとめて接続する時に、両方の受信機のためにわずかな部品だけを共通に利用できる。第４図に、どのようにしてこの種の追加装置をＵＫＷ−ＦＭ受信機２１に備えられるかが示されている。この場合、重要なことは１つの共通のインターフェース２２であり、これを介して制御データならびに情報データが、ＤＡＢ受信部２３からＵＫＷ受信部へまたはその逆へ案内される。インターフェースとは、例 ′えば両方の入力部の入ノＪ側と出力側ならびにそれらの間の相応の線路のことである。ＵＫＷ−ＦＭ受信機２１はアンテナ１、再生用のスピーカ１６、アナログオーディオ信号の受信、処理および再生のために必要とされる全部の回路部を有する。ＵＫＷ−ＦＭ受信機にインターフェース２２を介して接続されているＤＡＢ受信機２３は受信機２１と同様に固有の操作装置。

表示装置およびＮＦ（低周波）信号処理回路（図示されていない）を有する。インターフェース２２を介してＤＡＢ受信機２３がアンテナ出力側と直接接続可能である。さらにインターフェースの中には双方向の制御線路が設けられており、この線路を介して第１または第２の制御信号がそれぞれ別の受信機と、制御の目的で案内される。インターフェースを用いて両方の受信機の共通の電圧給電が可能である。ＤＡＢ−ＮＦ段の出力側におけるＮＦ倍信号インターフェースを介して直接、スピーカ１６へ導びかれる。再生パラメータたとえば音量、バランス、ステレオ／モノ等の設定は、両方の受信機または一方の受信機の操作装置により選択的に可能である。ＤＡＢ受信機からの相応の操作制御信号も、このインターフェース２２を介してＵＫＷ−ＦＭ受信機２０へ導びかれてここで処理される。

ＵＫＷ−ＦＭ受信機２０は受信部６と同様にＲＤＳデコーダとこれに適したＲＤＳ信号処理回路を有する。

ＲＤＳ信号により伝送される第１の制御信号が受信されると、ＤＡＢ受信機にスイッチングパルスが導ひかれる。このパルスはＤＡＢ受信機を投入接続して、ＵＫＷ−ＦＭを介して受信された実際の番組に所属する番組局を呼び出す。

第６図にＵＫＷ−ＦＭ放送局すなわちυＫＷ−ＦＭ送信装置６０が示されている。これは送信アンテナ６１、ＵＫＷ−ＦＭ−変調器ユニット６２．第１の制御信号符号化器６３ならびに混合器６４を有する。データ入力側６５を介して送信装置６０に放送スタジオ（図示されていない）からの番組信号Ｐ１が導びかれる。

制御信号符号化器は出力側６６を介して第１の制御信号を混合器６４へ送出する。混合器は第１の制御信号をＵＫＷ−ＦＭ変調器ユニット６２からの可聴放送信号と混合して変調する。この実施例において第１の制御信号は、ＵＫＷ−ＦＭ放送信号においては、パイロット搬送波または側周波−これは搬送波から１９ＫＨｚのＭ倍だけ離れている−である。Ｍは自然数たとえば４である。混合器の混合された出力信号はアンテナ６１を介して放射されてＵＫＷ−ＦＭ受信機により受信できる。送信装置６０または他の放送局からの実際の番組Ｐ１もディジタル放送りＡＢまたはＤＳＲを介して放射されると、第１の制御信号も放射される。そうでない時は第１の制御信号は放射されない。適切な制御信号復号化器において受信側で、放送受信機において第１の制御信号が復号化されて以後の処理のために即ち前述の様にＤＡＢ受信機の制御のために使用できる。

請求の範囲１７の送信装置Ｓ２（図示されていない）は、第２の制御信号を形成するための第２の制御信号符号化器により相応に構成される。この場合、第２の制御信号または第１の識別データ（請求の範囲８参照）は付加信号としてディジタル信号流の中へ挿入されている。

前述の様にＤＡＢに、複数個の例えば６つのステレオ番組がＣＯＦＤＭ法により互いに組み合わされて多数の搬送周波数で伝送される。ＤＡＢ伝送のデータフレームの中にオーディオ信号が、例えば６つの番組の付随信号も含まれている。例えば１つのＣＯＦＤＭ多重フレームにおいて伝送される番組の中に、伝送される番組の数に関する情報を含むデータビットも伝送される。番組に伴なう信号は放送局識別または放送局名たとえばＮＤＲ２，ＦＦＮ等でもある。これは第３図に示されているディスプレー１０に表示できる。データフレームを受信するＤＡＢ受信機は常に同時に６つの番組を受信してそのうちの１つだけを再生する。ＤＡＢ受信機のディスプレー１０にその都度に常に、１つのデータフレームの中で伝送される全部の放送局名が表示される。第９図に示されている様にこの種の表示により所望の放送局の設定のための見やすさが著しく高められる。表示された番組の各々の上に、ＤＡＢ受信機５または２３が、受信周波数を新たに設定することなく、次のようにしてアクセスできる。即ち所望の番組の番組信号が格納されているデータフレームの相応の番組局を呼び出すことにより、アクセスできる第９図に示されている表示面の場合、操作の簡単化の目的で放送局キー３０を、所望の番組の呼び出しが一義的である様に表示面に配属することは重要である。キーのこの種の配置はアナログ放送受信機の場合はドイツ連邦共和国特許公報第２７５８０３４号に示されている。しかしこの公報の場合は所望の放送局の呼び出しの際に常にまず相応の受信周波数を新たに設定する必要がある。さらに表示面上に、全く受信できない多数の放送局が表示される。第９図においてさらに、放送キー３０の数は、１つの多重信号において伝送される番組の数に適合化されこれだけに制限されている。

第９図に示されている表示面は個別の制御装置を有し例えばドントマトリクスとして形成されている。相応の第２の制御信号がＤＡＢ伝送チャンネルを介して同時に送信される時は、第３図に示されている様に、どの伝送チャンネルで例えばＵＫＷ、ＡＭ、ＤＳＲ等で、表示された番組が受信されるかも同時に表示できる。さらに１つの放送局に所属する部門別情報、ニュース、ホップス、教養等も− これらが伝送される時は一表示できる。どの放送局がいま再生されるかを示す指示手段として、適切なマーキングたとえば字面の大きさ変化、太字、背景変更等が相応の放送局名の際の表示面に、またはこの放送局名に所属のキー４０の特別のマーキングが、例えばこのキーに所属の発光ダイオードを発光させることにより、用いられる。しかし全部の放送局の完全な局名ではなく、受信可能な放送局毎の１桁の記号をディスプレー上に表示できる。そのためディスプレーそのものはその大きさにおいてコンパクトにかつ第９図に示されているように小さいスペースしか必要とされな（なる。

しかし表示面が“チップイン”機能を有する時または“タッチスクリーン”として実施されている時は、キー４０は省略することもできる。その結果、表示面における、所望の放送局の存在する個所だけを触れるだけで済む。

表示面の前述の個所に接触後に信号が制御ユニツトへ伝送されて所望の設定が行なわれる。第９図に示されている表示ユニットまたはディスプレー１０は、第２の制御信号が伝送されず受信機ＵＫＷ放送受信機と接続されていない時でも、各々のＤＡＢ受信機に対して使用できる。

補正書の翻訳文提出書（特許法第１８４条の８）１　国際出願番号ＰＣＴ／ＥＰ９２１０２４４８２、　発明の名称放送伝送方式および放送受信機３、　特許出願人住　所　ドイツ連邦共和国　Ｄ−３０００ハノーヴア−９１ゲノチンゲル　ショセー　７６名　称　トムソン　コンシューマ−エレクトロニクス　セイルズ　ゲゼルシャフト　ミツト　ベシュレンクテル　ハフラング４　代理人住　所　〒１００東京都千代田区丸の内３丁目３番１号（１＋　補正書の翻訳文　１通請　求　の　範　囲１、ＵＫＷ−ＦＭおよび／またはＡＭ放送のための放送伝送装置において、ＵＫＷ−ＦＭおよび／またはＡＭ放送信号と共に時折または持続的に第１の制御信号（ＤＡＢ符号、ＤＡＢ−ＧＴ）が伝送され、該制御信号は、ＵＫＷ−ＦＭおよび／またはＡＭ伝送方法とは別の伝送方法（ＤＡＢ、ＭＡＣ）に関する制御情報を含み、該制御情報は、ディジタル放送（ＤＡＢ、ＤＳＲ，ＭＡＣ）用の放送受信機（５）の投入接続および制御のために、および／またはＵＫＷ−ＦＭおよび／またはＡＭ放送受信機（６）のミューティング接続のために用いられることを特徴とする、ＵＫＷ−ＦＭおよび／またはＡＭ放送用の伝送方法。

２、　ディジタル放送（ＤＡＢ、ＤＳＲ，ＭＡＣ）用の伝送方法において、ディジタル形式で符号化された放送信号と共に時折または持続的に第２の制御信号が伝送され、該制御信号はディジタル伝送方法（ＤＡＢ、ＤＳＲ）とは別の伝送方法（ＵＫＷ−ＦＭおよび／またはＡＭ）に関する制御情報を含み、さらに制御信号はＵＫＷ−ＦＭおよび／またはＡＭ放送受信機（６）の投入接続および制御のために、および／またはディジタル放送受信機（５）のミューティング接続のために用いられることを特徴とする特ディジタル放送（ＤＡＢ、ＤＳＲ，ＭＡＣ）用の伝送方法。

３、　第１または第２の制御信号が次の時にだけ番組信号と共に伝送されることを、即ち同じ番組が、第１または第２の制御信号の配属されている伝送装置においても伝送される時にだけ番組信号と共に伝送される、請求の範囲１又は２記載の伝送方法。

４、　送信されたＵＫＷ−ＦＭおよび／またはＡＭ放送信号と共にラジオデータ信号（ＲＤＳ）が伝送され、該ラジオデータ信号は、第１の制御信号復号化器としてのラジオデータ信号復号化器を有するＦＭ−および／またはＡＭ放送受信機により、放送信号の受信の際に復号化されて適切な形式で例えば同調、表示等によりＦＭ／ＡＭ放送受信機において用いられ、さらに第１の制御信号（ＤＡＢ符号）はラジオデータ信号により伝送される、請求の範囲１又は３記載の伝送方法。

５、　ディジタル形式で符号化されて送信された放送信号（ＤＡＢ、ＤＳＲ，ＭＡＣ）と共に付加信号が伝送され、該付加信号はディジタル放送（ＤＡＢ、ＤＳＲ，ＭＡＣ）用の放送受信機により放送信号の受信の際に符号化されて適切な形式で番組設定１表示等に用られ、さらに第２の制御信号が付加信号と共に伝送される、請求の範囲２又は３記載の伝送方法６、　第１の制御信号は、ラジオデータ伝送チャンネルとは別個のチャンネルを介して伝送される、請求の範囲１又は３記載の伝送方法。

７、　第１のおよび／または第２の制御信号の受信の際に、ＵＫＷ−ＦＭおよび／またはＡＭ放送受信機および／またはディジタル受信機（ＤＡＢ、ＤＳＲ。

ＭＡＣ）が該信号を制御データ評価回路（３）において処理し、メモリ（１５）の中に記憶しおよび／または表示装置（１０）において表示する、請求の範囲１から６までのいずれか１項記載の伝送方法。

８、ＵＫＷ−ＦＭおよび／またはＡＭ放送信号を受信して処理する第１の放送受信部（６，２１）および／または、ディジタル符号化オーディオ信号（ＤＡＢ、ＤＳＲ，ＭＡＣ）を受信して処理する第２の放送受信部（５，２３）を備えている、該第１請求の範囲１から７までのいずれか１項記載の放送受信機において、放送受信部（６，２１）は第２の放送受信部（５，２３）と電気的に接続または結合されており、さらに両方の放送受信部のために１つまたは複数個の共通の部品たとえばアンテナ（１）、操作素子（９）、スピーカ（１６）、制御装置（３）。

給電装置、付加データ復号化器等が設けられていることを特徴とする放送受信機。

９、　放送受信機（１０）が中央制御ユニット（３）およびこれと接続されているメモリ（１５）を含み、該メモリの中に、ディジタル音響放送（ＤＡＢ、ＤＳＲ，ＭＡＣ）を介して受信される番組が記憶されており、さらに第１の番組データが第２の識別（ＰＩ符号、ＡＦ符号）と、データ処理−および評価回路として構成されている、放送受信機における制御ユニット（３）において比較され、該第１の識別がディジタル符号化された伝送方法（ＤＡＢ、ＤＳＲ、ＭＡＣ）へ配属されており、第２の識別がＵＫＷ−ＦＭおよび／またはＡＭ伝送方法へ配置されており、比較結果に依存して放送受信機（１０）または第１および／または第２の放送受信部（５，６）が制御される、請求の範囲８記載の放送受信機。

１０、データ処理−および評価回路および／または制御ユニット（３）が制御信号評価装置により設定されると、操作装置（９）のキー（３０）の操作後にまたは自動的にＵＫＷ−ＦＭ／ＡＭ受信／再生からディンタル符号化放送受信／再生（ＤＡＢ、ＤＳＲ。

ＭＡＣ）へ切り換えられ、受信されたＵＫＷ−ＦＭ／ＡＭ番組はディジタル放送（ＤＡＢ、ＤＳＲ，ＭＡＣ）を介しても伝送され、および／または十分な品質で受信される、請求の範囲１から９までのいずれか１項記載の放送受信機。

１１　第２の受信部（５）を制御するための第１の信号としてＲＤＳ信号またはそれの一部（ＰＩ符号、ＡＦ符号、ＧＴ、ＤＡＢ符号）が用いられる、請求の範囲８から１０までのいずれか１項記載のラジオ受信機。

１２、ＵＫＷ−ＦＭ放送受信機（６）および／またはディジタル放送受信機（５）が単方向および／または双方向制御出力側（３５）を有し、この出力側から第１および／または第２の制御信号が取り出される、請求の範囲１から１１までのいずれか１項記載の放送受信機。

１３、放送受信機が唯１つの復号化器および／または唯１つのデータ評価回路（３）を含み、該復号化器は第１の制御信号および／またはラジオデータ信号（ＲＤＳ）ならびにディジタル化された放送信号（ＤＡＢ、ＤＳＲ）および／またはそれらの付加信号を復号化および／または処理する、請求の範囲１から１２までのいずれか１項記載の放送受信機。

１４、受信機がＤＡＢ放送領域の伝播限界へ来る時に、および／またはディジタル符号化されたオーディオデータのエラー補正が第２の受信部（５）におけるエラー補正回路において行なわれない時は、自動的にまたはキー（３０）の操作後に番組Ｐ１のＤＡＢ受信から相応の番組Ｐ１のＵＫＷ−ＦＭまたはＡＭ受信へ切り換えられる、請求の範囲１から１３までのいずれか１項記載の放送受信機。

１５、放送受信機（１０）の操作のためにプログラミング可能な記憶場所選択キー（１８）、領域選択キ−（１７）および放送局メモリ（２０）が設けられており、これらは制御ユニット（２４，３）と接続されており、これらの番組（Ｐｌ）がＵＫＷ−ＦＭならびにディジタル符号化された放送が受信される時に、所定の記憶場所選択キー（１８）に、ＵＫＷ−ＦＭおよびディジタル符号化された放送（ＤＡＢ。

ＤＳＲ，ＭＡＣ）のための同じ番組が放送局メモリ（２０）の中に自動的に配属される、請求の範囲１から１４までのいずれか１項記載の放送受信機。

１６゜請求の範囲１から１５までのいずれか１項記載の放送受信機たとえばＤＡＢ放送受信機において、該放送受信機（５，２３）がディジタル符号化された信号を処理するための手段を有し、該ディジタル符号化された信号が多数のフレームの中へ分割され、各々のフレームは少なくとも３つの区間を有し、即ち１つのフレームのスタートを表示するための区間（ヘッダ）、監視情報を有する区間（監視ビット）、オーディオ情報を含む区間を有し、さらに各々のフレームおよび／または相続くフレームは複数個の可聴番組のオーディオ−および付加情報を有し、付加情報は伝送チャンネルまたはフレームにおいて伝送される各々の番組の番組識別および／または放送局識別たとえばＮＤＲ２，ＦＦＮ、ＳＦＢ等を有し、および／または放送受信機が表示ユニット（１０）を有し、該表示ユニットに、ＤＡＢ伝送チャンネルにおいて複数個のフレームおよび／またはＤＡＢフレームにおいて伝送される番組の全部の放送局名が表示される、放送受信機。

１７、別個のＵＫＷ−ＦＭ受信機が、ディジタル符号化された放送（ＤＡＢ、ＤＳＲ，ＭＡＣ）　のための別個の受信機と、１つまたは複数個の単方向および／または双方向制御線路（３５）および／または制御ユニットを介して、接続されている、請求の範囲１から１６までのいずれか１項記載の放送受信機。

ｉｓ、　請求の範囲１から１７までのいずれが１項記載の放送受信機において、ＵＫＷ−ＦＭ放送受信機（１６）が復号化されたＲＤＳデータを評価するためのマイクロプロセッサ（３）を有し、該マイクロプロセッサは番組チェーン識別データ（ＰＳ符号）および／または放送局識別データ（ＰＩ符号）および／または実際に受信されたＵＫＷ−ＦＭ番組（Ｐｌ）用の相応の別の基準データを、メモリの中に記憶されている比較リストのデータと比較し、該比較リストはディジタル符号化された放送（ＤＡＢ、ＤＳＲ、ＭＡＣ）を介して受信されるべき番組に関する情報を含み、さらに比較リストのデータがＲＤＳデータと一致すると制御信号および／または制御データが放送受信機の制御出力側へ送られ、および／またはこの一致が表示装置に表示され、および／またはＵＫＷ−受信部と接続されているディジタル放送受信機（ＤＡＢ、ＤＳＲ，ＭＡＣ）が投入接続される、および／または制御される、放送受信機。

１９　請求の範囲１から１８までのいずれか１項記載のＵＫＷ−ＦＭおよび／またはＡＭ伝送方法のための送信機において、該送信機（６０）が第１の制御信号（ＳＳＩ）を送信するための第１の制御信号符号化器を有し、送信機（６０）が可聴周波−および／またはテレビジョン番組（Ｐｌ）のＵＫＷ−ＦＭおよび／またはＡＭ放送信号と共働して第１の制御信号を次の時に送信し、即ち同じ送信機（６０）および／または別の送信機（６８）が、ディジタル符号化された放送（ＤＡＢ、ＤＳＲ，ＭＡＣ）も介して、同じ可聴周波および／またはテレビジョン番組（ＰＩ）を送信し、および／または第１の制御信号が、ＵＫＷ−ＦＭおよび／またはＡＭ伝送方法と両立しない伝送方法（ＤＡＢ、ＤＳＲ，ＭＡＣ）に配属されている、送信機。

２０、請求の範囲１から１９までのいずれか１項記載のディジタル伝送方法用の送信機（６８）において、送信機（６８）は第２の制御信号を送信するための第２の制御信号符号化器を有し、送信機は次の時に、可聴周波−および／またはテレビジョン番組（Ｐ２）のディジタル符号化された放送信号（ＤＡＢ。

ＤＳＲ，ＭＡＣ）と共に第２の制御信号を送信し、即ち同じ送信機（６８）および／または別の送信機（６０）が同じ可聴周波−および／またはテレビジョン番組をＵＫＷ−ＦＭ−および／またはＡＭ放送を介しても送信する時に、および／または第２の制御信号がディジタル伝送方法とは両立しない伝送方法（ＵＫＷ− ＦＭ／ＡＭ）に配属されている時に、第２の制御信号を送信する、送信機。

２１、放送番組に付随するディジタル化されたデータ信号が少な（とも２つのデータ／情報区間へ分割されており、第１の区間（ＰＩ−／ＡＦ符号）が、第１の伝送方法（ＵＫＷ−ＦＭ／ＡＭ、ＰＡＬ）に配属されている第１の制御データ／情報を有し、第２の区間（ＤＡＢ符号）が、第１伝送方法とは両立シナイ第２　（１）伝送方法（Ｄ　Ａ　Ｂ、　Ｂ　Ｓ　Ｒ，ＭＡＣ）に配属されている第２の制御データ／情報を有し、前記のデータ情報が第１および／または第２の伝送方法の伝送チャンネル（ＲＤＳ）において伝送される、データ信号。

２２、第１および／または第２の区間は次の時にだけデータ信号の中に含まれている、即ちこれらに伴なう番組も、第１および／または第２の制御データ／情報の配属されている伝送方法において伝送される時にだけ、データ信号の中に含まれている、請求の範囲２１記載のデータ信号。

２３、放送受信機を制御するための請求の範囲２１又は２２記載のデータ信号の使用法。

フロントページの続き（８１）指定回　ＥＰ（ＡＴ、ＢＥ、ＣＨ，ＤＥ。

ＤＫ、ＥＳ、ＦＲ，ＧＢ、ＧＲ，ＩＥ、ＩＴ、ＬＵ、ＭＣ，ＮＬ、　ＳＥ）、　ＡＵ、　ＢＲ，ＣＡ、　Ｃ３，ＦＩ、　ＨＵ、ＪＰ、ＫＲ，ＵＳ

Claims

【特許請求の範囲】

１．ＵＫＷ−ＦＭおよび／またはＡＭ放送のための放送伝送装置において、ＵＫＷ−ＦＭおよび／またはＡＭ放送信号と共に時折または持続的に第１の制御信号（ＤＡＢ符号，ＤＡＢ−ＧＴ）が伝送され、該制御信号は、ＵＫＷ−ＦＭおよび／またはＡＭ放送伝送方式とは別の放送伝送方式（ＤＡＢ，ＭＡＣ）に関する制御情報を含み、該制御情報は、ディジタル放送（ＤＡＢ，ＤＳＲ，ＭＡＣ）用の放送受信機（５）の投入接続および制御のために、および／またはＵＫＷ−ＦＭおよび／またはＡＭ放送受信機（６）のミューテイング接続のために用いられることを特徴とする、ＵＫＷ−ＦＭおよび／またはＡＭ放送用の放送伝送方式。
２．ディジタル放送（ＤＡＢ，ＤＳＲ，ＭＡＣ）用の放送伝送方式において、ディジタル形式で符号化された放送信号と共に時折または持続的に第２の制御信号が伝送され、該制御信号はディジタル放送伝送方式（ＤＡＢ，ＤＳＲ）とは別の放送伝送方式（ＵＫＷ−ＦＭおよび／またはＡＭ）に関する制御情報を含み、さらに制御信号はＵＫＷ−ＦＭおよび／またはＡＭ放送受信機（６）の投入接続および制御のために、および／またはディジタル放送受信機（５）のミューテイング接続のために用いられることを特徴とする、ディジタル放送（ＤＡＢ，ＤＳＲ，ＭＡＣ）用の放送伝送方式。
３．第１または第２の制御信号が次の時にだけ番組信号と共に伝送されることを、即ち同じ番組が、第１または第２の制御信号の配属されている伝送装置においても伝送される時にだけ番組信号と共に伝送される、請求の範囲１又は２記載の放送伝送方式。
４．送信されたＵＫＷ−ＦＭおよび／またはＡＭ放送信号と共にラジオデータ信号（ＲＤＳ）が伝送され、該ラジオデータ信号は、第１の制御信号復号化器としてのラジオデータ信号復号化器を有するＦＭ一および／またはＡＭ放送受信機により、放送信号の受信の際に復号化されて適切な形式で例えば同調、表示等によりＦＭ／ＡＭ放送受信機において用いられ、さらに第１の制御信号（ＤＡＢ符号）はうジオデータ信号により伝送される、請求の範囲１又は３記載の放送伝送方式。
５．ディジタル形式で符号化されて送信された放送信号（ＤＡＢ，ＤＳＲ，ＭＡＣ）と共に付加信号が伝送され、該付加信号はディジタル放送（ＤＡＢ，ＤＳＲ，ＭＡＣ）用の放送受信機により放送信号の受信の際に符号化されて適切な形式で番組設定，表示等に用られ、さらに第２の制御信号が付加信号と共に伝送される、請求の範囲２又は３記載の放送伝送方式。
６．第１の制御信号は、ラジオデータ伝送チャンネルとは別個のチャンネルを介して伝送される、請求の範囲１又は３記載の放送伝送方式。
７．第１のおよび／または第２の制御信号の受信の際に、ＵＫＷ−ＦＭおよび／またはＡＭ放送受信機および／またはディジタル受信機（ＤＡＢ，ＤＳＲ，ＭＡＣ）が該信号を制御データ評価回路（３）において処理し、メモリ（１５）の中に記憶しおよび／または表示装置（１０）において表示する、請求の範囲１から６までのいずれか１項記載の放送伝送方式。
８．ＵＫＷ−ＦＭおよび／またはＡＭ放送信号を受信して処理する第１の放送受信部（６，２１）および／または、ディジタル符号化オーディオ信号（ＤＡＢ，ＤＳＲ，ＭＡＣ）を受信して処理する第２の放送受信部（５，２３）を備えている、該第１請求の範囲１から７までのいずれか１項記載の放送受信機において、放送受信部（６，２１）は第２の放送受信部（５，２３）と電気的に接続または結合されており、さらに両方の放送受信部のために１つまたは複数個の共通の部品たとえばアンテナ（１），操作素子（９），スピーカ（１６），制御装置（３），給電装置，付加データ復号化器等が設けられていることを特徴とする放送受信機。
９．放送受信機（１０）が中央制御ユニット（３）およびこれと接続されているメモリ（１５）を含み、該メモリの中に、ディジタル音響放送（ＤＡＢ，ＤＳＲ，ＭＡＣ）を介して受信される番組が記憶されており、さらに第１の番組データが第２の識別（Ｐ１符号，ＡＦ符号）と、データ処理一および評価回路として構成されている、放送受信機における制御ユニット（３）において比較され、該第１の識別がディジタル符号化された放送伝送方式（ＤＡＢ，ＤＳＲ，ＭＡＣ）へ配属されており、第２の識別がＵＫＷ−ＦＭおよび／またはＡＭ放送伝送方式へ配置されており、比較結果に依存して放送受信機（１０）または第１および／または第２の放送受信部（５，６）が制御される、請求の範囲８記載の放送受信機。
１０．データ処理一および評価回路および／または制御ユニット（３）が制御信号評価装置により設定されると、操作装置（９）のキ−（３０）の操作後にまたは自動的にＵＫＷ−ＦＭ／ＡＭ受信／再生からディジタル符号化放送受信／再生（ＤＡＢ，ＤＳＲ，ＭＡＣ）へ切り換えられ、受信されたＵＫＷ−ＦＭ／ＡＭ番組はディジタル放送（ＤＡＢ，ＤＳＲ，ＭＡＣ）を介しても伝送され、および／または十分な品質で受信される、請求の範囲１から９までのいずれか１項記載の放送受信機。
１１．第２の受信部（５）を制御するための第１の信号としてＲＤＳ信号またはそれの一部（Ｐ１符号，ＡＦ符号，ＧＴ，ＤＡＢ符号）が用いられる、請末の範囲８から１０までのいずれか１項記載のラジオ受信機。
１２．ＵＫＷ−ＦＭ放送受信機（６）および／またはディジタル放送受信機（５）が単方向および／または双方向制御出力側（３５）を有し、この出力側から第１および／または第２の制御信号が取り出される、請求の範囲１から１１までのいずれか１項記載の放送受信機。
１３．放送受信機が唯１つの復号化器および／または唯１つのデータ評価回路（３）を含み、該復号化器は第１の制御信号および／またはラジオデータ信号（ＲＤＳ）ならびにディジタル化された放送信号（ＤＡＢ，ＤＳＲ）および／またはそれらの付加信号を復号化および／または処理する、請求の範囲１から１２までのいずれか１項記載の放送受信機。
１４．受信機がＤＡＢ放送領域の伝播限界へ来る時に、および／またはディジタル符号化されたオーディオデータのエラー補正が第２の受信部（５）におけるエラー補正回路において行なわれない時は、自動的にまたはキ−（３０）の操作後に番組Ｐ１のＤＡＢ受信から相応の番組Ｐ１のＵＫＷ−ＦＭまたはＡＭ受信へ切り換えられる、請求の範囲１から１３までのいずれか１項記載の放送受信機。
１５．放送受信機（１０）の操作のためにプログラミング可能な記憶場所選択キ −（１８），領域選択キー（１７）および放送局メモリ（２０）が設けられており、これらは制御ユニット（２４，３）と接続されており、これらの番組（Ｐ１）がＵＫＷ−ＦＭならびにディジタル符号化された放送が受信される時に、所定の記憶場所選択キ−（１８）に、ＵＫＷ−ＦＭおよびディジタル符号化された放送（ＤＡＢ，ＤＳＲ，ＭＡＣ）のための同じ番組が放送局メモリ（２０）の中に自動的に配属される、請求の範囲１から１４までのいずれか１項記載の放送受信機。
１６．請求の範囲１から１５までのいずれか１項記載の放送受信機たとえはＤＡＢ放送受信機において、該放送受信機（５，２３）がディジタル符号化された信号を処理するための手段を有し、該ディジタル符号化された信号が多数のフレームの中へ分割され、各々のフレームは少なくとも３つの区間を有し、即ち１つのフレームのスタートを表示するための区間（ヘッダ）、監視情報を有する区間（監視ビット）、オーディオ情報を含む区間を有し、さらに各々のフレームおよび／または相続くフレームは複数個の可聴番組のオーディオ−および付加情報を有し、付加情報は伝送チャンネルまたはフレームにおいて伝送される各々の番組の番組識別および／または放送局識別たとえばＮＤＲ２，ＦＦＮ，ＳＦＢ等を有し、および／または放送受信機が表示ユニット（１０）を有し、該表示ユニットに、ＤＡＢ伝送チャンネルにおいて複数個のフレームおよび／またはＤＡＢフレームにおいて伝送される番組の全部の放送局名が表示される、放送受信機。
１７．別個のＵＫＷ−ＦＭ受信機が、ディジタル符号化された放送（ＤＡＢ，ＤＳＲ，ＭＡＣ）のための別個の受信機と、１つまたは複数個の単方向および／または双方向制御線路（３５）および／または制御ユニットを介して、接続されている、請求の範囲１から１６までのいずれか１項記載の放送受信機。
１８．請求の範囲１から１７までのいずれか１項記載の放送受信機において、ＵＫＷ−ＦＭ放送受信機（１６）が復号化されたＲＤＳデータを評価するためのマイクロプロセッサ（３）を有し、該マイクロプロセッサは番組チェーン識別データ（ＰＳ符号）および／または放送局識別データ（Ｐ１符号）および／または実際に受信されたＵＫＷ−ＦＭ番組（Ｐ１）用の相応の別の基準データを、メモリの中に記憶されている比較リストのデータと比較し、該比較リストはディジタル符号化された放送（ＤＡＢ，ＤＳＲＭＡＣ）を介して受信されるべき番組に関する情報を含み、さらに比較リストのデータがＲＤＳデータと一致すると制御信号および／または制御データが放送受信機の制御出力側へ送られ、および／またはこの一致が表示装置に表示され、および／またはＵＫＷ−受信部と接続されているディジタル放送受信機（ＤＡＢ，ＤＳＲ，ＭＡＣ）が投入接続される、および／または制御される、放送受信機。
１９．請求の範囲１から１８までのいずれか１項記載のＵＫＷ−ＦＭおよび／またはＡＭ放送伝送方式のための送信機において、該送信機（６０）が第１の制御信号（ＳＳ１）を送信するための第１の制御信号符号化器を有し、送信機（６０）が可聴周波−および／またはテレビジョン番組（Ｐ１）のＵＫＷ−ＦＭおよび／またはＡＭ放送信号と共働して第１の制御信号を次の時に送信し、即ち同じ送信機（６０）および／または別の送信機（６８）が、ディジタル符号化された放送（ＤＡＢ，ＤＳＲ，ＭＡＣ）も介して、同じ可聴周波および／またはテレビジョン番組（Ｐ１）を送信し、および／または第１の制御信号が、ＵＫＷ−ＦＭおよび／またはＡＭ放送伝送方式と両立しない放送伝送方式（ＤＡＢ，ＤＳＲ，ＭＡＣ）に配属されている、送信機。
２０．請求の範囲１から１９までのいずれか１項記載のディジタル放送伝送方式用の送信機（６８）において、送信機（６８）は第２の制御信号を送信するための第２の制御信号符号化器を有し、送信機は次の時に、可聴周波−および／またはテレビジョン番組（Ｐ２）のディジタル符号化された放送信号（ＤＡＢ，ＤＳＲ，ＭＡＣ）と共に第２の制御信号を送信し、即ち同じ送信機（６８）および／または別の送信機（６０）が同じ可聴周波−および／またはテレビジョン番組をＵＫＷ−ＦＭ−および／またはＡＭ放送を介しても送信する時に、および／または第２の制御信号がディジタル放送伝送方式とは両立しない放送伝送方式（ＵＫＷ−ＦＭ／ＡＭ）に配属されている時に、第２の制御信号を送信する、送信機。
２１．放送番組に付随するディジタル化されたデータ信号が少なくとも２つのデータ／情報区間へ分割されており、第１の区間（Ｐ１−／ＡＦ符号）が、第１の放送伝送方式（ＵＫＷ−ＦＭ／ＡＭ，ＰＡＬ）に配属されている第１の制御データ／情報を有し、第２の区間（ＤＡＢ符号）が、第１放送伝送方式とは両立しない第２の放送伝送方式（ＤＡＢ，ＢＳＲ，ＭＡＣ）に配属されている第２の制御データ／情報を有し、前記のデータ情報が第１および／または第２の放送伝送方式の伝送チャンネル（ＲＤＳ）において伝送される、データ信号。
２２．第１および／または第２の区間は次の時にだけデータ信号の中に含まれている、即ちこれらに伴なう番組も、第１および／または第２の制御データ／情報の配属されている放送伝送方式において伝送される時にだけ、データ信号の中に含まれている、請求の範囲２１記載のデータ信号。