JPH0742861Y2 - シートスライド装置 - Google Patents
シートスライド装置Info
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- JPH0742861Y2 JPH0742861Y2 JP1991049832U JP4983291U JPH0742861Y2 JP H0742861 Y2 JPH0742861 Y2 JP H0742861Y2 JP 1991049832 U JP1991049832 U JP 1991049832U JP 4983291 U JP4983291 U JP 4983291U JP H0742861 Y2 JPH0742861 Y2 JP H0742861Y2
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- seat
- operating lever
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- B60N2/07—Slide construction
- B60N2/0702—Slide construction characterised by its cross-section
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- B60N2/0862—Movement of the latch sliding
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Aviation & Aerospace Engineering (AREA)
- Transportation (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Seats For Vehicles (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は、車体側のレールと、該
車体側のレールに移動可能に嵌合する座席側のレールと
によりレールユニットを構成し、一対のレールユニット
を相互に並行に配して成り、一対のレールユニットの各
々にロック装置を装着し、剛体である一の操作レバー
で、前記各々のロック装置のロック解除が可能なシート
スライド装置に関する。
車体側のレールに移動可能に嵌合する座席側のレールと
によりレールユニットを構成し、一対のレールユニット
を相互に並行に配して成り、一対のレールユニットの各
々にロック装置を装着し、剛体である一の操作レバー
で、前記各々のロック装置のロック解除が可能なシート
スライド装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来のこの種のシートスライド装置とし
ては、例えば、図５および図６に示すようなものがあ
る。
ては、例えば、図５および図６に示すようなものがあ
る。
【０００３】すなわち、シートスライド装置を構成する
一対のレールユニット１ａ，１ｂは、車体フロアの据付
部位に相互に並行に配設され、一方のレールユニット１
ａは、据付部位の高所に固定され、他方のレールユニッ
ト１ｂは据付部位の低所に、高さをかせぐ支持ブラケッ
ト４を介して固定され、それにより、両レールユニット
１ａ，１ｂは同程度の高さに配設されている。
一対のレールユニット１ａ，１ｂは、車体フロアの据付
部位に相互に並行に配設され、一方のレールユニット１
ａは、据付部位の高所に固定され、他方のレールユニッ
ト１ｂは据付部位の低所に、高さをかせぐ支持ブラケッ
ト４を介して固定され、それにより、両レールユニット
１ａ，１ｂは同程度の高さに配設されている。
【０００４】一対のレールユニット１ａ，１ｂの各々に
は、ロック装置５，５が装着されており、ロック装置５
は、レールユニットの車体側のレール３と座席側のレー
ル２とを移動不能に拘束するロック位置と、ロック解除
位置とに揺動可能な係脱部材５ａを具備して成り、両方
の係脱部材５ａ，５ａは、剛体である一の操作レバー６
で同期して揺動可能に連結されている。
は、ロック装置５，５が装着されており、ロック装置５
は、レールユニットの車体側のレール３と座席側のレー
ル２とを移動不能に拘束するロック位置と、ロック解除
位置とに揺動可能な係脱部材５ａを具備して成り、両方
の係脱部材５ａ，５ａは、剛体である一の操作レバー６
で同期して揺動可能に連結されている。
【０００５】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のシートスライド装置では、剛体である一の操
作レバー６で、一対のレールユニット１ａ，１ｂのそれ
ぞれのロック装置５の係脱部材５ａを揺動操作すべく、
両レールユニット１ａ，１ｂの高さを揃える必要があ
り、低所に配設するレールユニット１ｂを、支持ブラケ
ット４により持ち上げるよう固定するから、構造的に不
安定であり、支持ブラケット４が大型となって重量が増
すという問題点があった。
うな従来のシートスライド装置では、剛体である一の操
作レバー６で、一対のレールユニット１ａ，１ｂのそれ
ぞれのロック装置５の係脱部材５ａを揺動操作すべく、
両レールユニット１ａ，１ｂの高さを揃える必要があ
り、低所に配設するレールユニット１ｂを、支持ブラケ
ット４により持ち上げるよう固定するから、構造的に不
安定であり、支持ブラケット４が大型となって重量が増
すという問題点があった。
【０００６】本考案は、このような従来の問題点に着目
してなされたもので、一対のレールユニットのそれぞれ
のロック装置を、剛体である一の操作レバーで操作可能
に連結するとともに、一対のレールユニットの一方と他
方とを、重量増加を招くことなく、それぞれ据付部位の
高所と低所とに安定に固定できるシートスライド装置を
提供することを目的としている。
してなされたもので、一対のレールユニットのそれぞれ
のロック装置を、剛体である一の操作レバーで操作可能
に連結するとともに、一対のレールユニットの一方と他
方とを、重量増加を招くことなく、それぞれ据付部位の
高所と低所とに安定に固定できるシートスライド装置を
提供することを目的としている。
【０００７】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めの要旨とするところは、車体側のレールと、該車体側
のレールに移動可能に嵌合する座席側のレールとにより
レールユニットを構成し、一対のレールユニットを相互
に並行に配して成り、一対のレールユニットの各々にロ
ック装置を装着し、剛体である一の操作レバーの揺動に
よって、前記各々のロック装置のロック解除が可能なシ
ートスライド装置において、前記一対のレールユニット
は、一方のレールユニットを据付部位の高所に固定し、
他方のレールユニットを据付部位の低所に固定して、前
後方向に対して相互に並行に配して成り、前記ロック装
置は、前記各レールユニットの車体側のレールに対して
座席側のレールとを移動不能に拘束するロック位置と、
ロック解除位置とに各座席側のレールの所定部位を中心
として上下方向に揺動可能な一対の係脱部材を具備して
成り、前記操作レバーの両端部を、該操作レバーの揺動
中心となる略水平に延びる枢軸付近に配し、該操作レバ
ーの一端部を、高所のレールユニット側の係脱部材に一
体的に固結して該一端部側の枢軸を前記係脱部材の揺動
中心に一致させる一方、前記操作レバーの他端部を、低
所のレールユニット側の座席側のレール上に支持ブラケ
ットを介して揺動可能に枢支し、かつ該他端部を、その
偏心位置にて前記低所のレールユニット側の係脱部材
に、上下方向に延びるリンク部材を介して操作可能に連
結したことを特徴とするシートスライド装置に存する。
めの要旨とするところは、車体側のレールと、該車体側
のレールに移動可能に嵌合する座席側のレールとにより
レールユニットを構成し、一対のレールユニットを相互
に並行に配して成り、一対のレールユニットの各々にロ
ック装置を装着し、剛体である一の操作レバーの揺動に
よって、前記各々のロック装置のロック解除が可能なシ
ートスライド装置において、前記一対のレールユニット
は、一方のレールユニットを据付部位の高所に固定し、
他方のレールユニットを据付部位の低所に固定して、前
後方向に対して相互に並行に配して成り、前記ロック装
置は、前記各レールユニットの車体側のレールに対して
座席側のレールとを移動不能に拘束するロック位置と、
ロック解除位置とに各座席側のレールの所定部位を中心
として上下方向に揺動可能な一対の係脱部材を具備して
成り、前記操作レバーの両端部を、該操作レバーの揺動
中心となる略水平に延びる枢軸付近に配し、該操作レバ
ーの一端部を、高所のレールユニット側の係脱部材に一
体的に固結して該一端部側の枢軸を前記係脱部材の揺動
中心に一致させる一方、前記操作レバーの他端部を、低
所のレールユニット側の座席側のレール上に支持ブラケ
ットを介して揺動可能に枢支し、かつ該他端部を、その
偏心位置にて前記低所のレールユニット側の係脱部材
に、上下方向に延びるリンク部材を介して操作可能に連
結したことを特徴とするシートスライド装置に存する。
【０００８】
【作用】シートスライド装置を構成する一対のレールユ
ニットは、車体フロアなど据付部位の段差に対応するよ
うに、一方のレールユニットを据付部位の高所に固定
し、他方のレールユニットを据付部位の低所に固定し
て、前後方向に対して相互に並行に配設する。
ニットは、車体フロアなど据付部位の段差に対応するよ
うに、一方のレールユニットを据付部位の高所に固定
し、他方のレールユニットを据付部位の低所に固定し
て、前後方向に対して相互に並行に配設する。
【０００９】それぞれのレールユニットに、車体側のレ
ールに対して座席側のレールを移動不能に拘束するロッ
ク機構を装着する。ロック機構は、ロック位置とロック
解除位置とに各座席側のレールの所定部位を中心として
上下方向に揺動可能な一対の係脱部材を具備して成る。
ールに対して座席側のレールを移動不能に拘束するロッ
ク機構を装着する。ロック機構は、ロック位置とロック
解除位置とに各座席側のレールの所定部位を中心として
上下方向に揺動可能な一対の係脱部材を具備して成る。
【００１０】各々のロック装置の係脱部材は、剛体であ
る一の操作レバーの揺動によってロック解除ができるよ
うにする。操作レバーの両端部は、該操作レバーの揺動
中心となる略水平に延びる枢軸付近にそれぞれ配する。
る一の操作レバーの揺動によってロック解除ができるよ
うにする。操作レバーの両端部は、該操作レバーの揺動
中心となる略水平に延びる枢軸付近にそれぞれ配する。
【００１１】すなわち、操作レバーの一端部を、高所の
レールユニット側の係脱部材に一体的に固結して該一端
部側の枢軸を前記係脱部材の揺動中心に一致させる一
方、前記操作レバーの他端部を、低所のレールユニット
側の座席側のレール上に支持ブラケットを介して揺動可
能に枢支し、かつ該他端部を、その偏心位置にて低所の
レールユニット側の係脱部材にリンク部材を介して操作
可能に連結する。このように一方の係脱部材の揺動中心
がそのまま操作レバーの一端部側の枢軸となるから、構
成が簡単であり重量増加を招かない。
レールユニット側の係脱部材に一体的に固結して該一端
部側の枢軸を前記係脱部材の揺動中心に一致させる一
方、前記操作レバーの他端部を、低所のレールユニット
側の座席側のレール上に支持ブラケットを介して揺動可
能に枢支し、かつ該他端部を、その偏心位置にて低所の
レールユニット側の係脱部材にリンク部材を介して操作
可能に連結する。このように一方の係脱部材の揺動中心
がそのまま操作レバーの一端部側の枢軸となるから、構
成が簡単であり重量増加を招かない。
【００１２】
【００１３】また、前記支持ブラケットやリンク部材に
より、安定した構造で据付部位の高さの異なる一対のレ
ールユニットの高低差を解消することができ、一の操作
レバーの揺動によって、各々のロック装置の係脱部材
を、同期して、ロック位置とロック解除位置とに上下方
向に揺動させてロック解除操作が可能となる。
より、安定した構造で据付部位の高さの異なる一対のレ
ールユニットの高低差を解消することができ、一の操作
レバーの揺動によって、各々のロック装置の係脱部材
を、同期して、ロック位置とロック解除位置とに上下方
向に揺動させてロック解除操作が可能となる。
【００１４】
【実施例】以下、図面に基づき本考案の一実施例を説明
する。図１から図４は本考案の一実施例を示している。
図１および図４に示すように、シートスライド装置１０
は一対のレールユニット１０ａ，１０ｂが、段差のある
車体フロアに相互に並行に配設されて成る。
する。図１から図４は本考案の一実施例を示している。
図１および図４に示すように、シートスライド装置１０
は一対のレールユニット１０ａ，１０ｂが、段差のある
車体フロアに相互に並行に配設されて成る。
【００１５】各レールユニット１０ａ，１０ｂは、据付
部位である車体フロアＡにレッグ部材１５，１６を介し
て固設される車体側のレール２０と、車体側のレール２
０に前後移動可能に嵌合する座席側のレール３０とから
成る。一方のレールユニット１０ａは、段差のある車体
フロアＡの高所Ｂに据え付けられており、他方のレール
ユニット１０ｂは、車体フロアＡの低所Ｃに据え付けら
れている。
部位である車体フロアＡにレッグ部材１５，１６を介し
て固設される車体側のレール２０と、車体側のレール２
０に前後移動可能に嵌合する座席側のレール３０とから
成る。一方のレールユニット１０ａは、段差のある車体
フロアＡの高所Ｂに据え付けられており、他方のレール
ユニット１０ｂは、車体フロアＡの低所Ｃに据え付けら
れている。
【００１６】レールユニット１０ａ，１０ｂを構成する
車体側のレール２０は両側壁２１，２２を有する略Ｕ字
形の溝状断面の溝部２３を備え、両側壁２１，２２の上
端縁には、それぞれ外方へ折曲して下方へ延びる略垂直
な側縁２４，２５が延設されている。一対のレールユニ
ット１０ａ，１０ｂの内側に位置する側縁２５の下端に
は、長手方向へ係合凸部２５ａが多数連設されている。
車体側のレール２０は両側壁２１，２２を有する略Ｕ字
形の溝状断面の溝部２３を備え、両側壁２１，２２の上
端縁には、それぞれ外方へ折曲して下方へ延びる略垂直
な側縁２４，２５が延設されている。一対のレールユニ
ット１０ａ，１０ｂの内側に位置する側縁２５の下端に
は、長手方向へ係合凸部２５ａが多数連設されている。
【００１７】座席側のレール３０は、溝状断面に形成さ
れ、両側壁３１，３２と天井部３３とを有している。両
側壁３１，３２の下端縁には、内側へ折曲して上方へ延
び、側縁２４，２５を包む抱持フランジ３４が延設され
ている。
れ、両側壁３１，３２と天井部３３とを有している。両
側壁３１，３２の下端縁には、内側へ折曲して上方へ延
び、側縁２４，２５を包む抱持フランジ３４が延設され
ている。
【００１８】図１および図４に示すように、一対のレー
ルユニット１０ａ，１０ｂには、車体側のレール２０の
係合凸部２５ａに選択的に嵌合し、座席側のレール３０
を所望位置に移動不能に拘束するロック装置４０ａ，４
０ｂがそれぞれ配設されている。
ルユニット１０ａ，１０ｂには、車体側のレール２０の
係合凸部２５ａに選択的に嵌合し、座席側のレール３０
を所望位置に移動不能に拘束するロック装置４０ａ，４
０ｂがそれぞれ配設されている。
【００１９】各ロック装置４０ａ，４０ｂは、車体側の
レール２０に対して座席側のレール３０を移動不能に拘
束するロック位置と、ロック解除位置とに揺動可能な係
脱部材４１を具備して成る。係脱部材４１は、車体側の
レール２０の係合凸部２５ａに係脱すべく、座席側のレ
ール３０の側壁３２から側方へ突出した突起部３２ａに
揺動可能に支持されている。
レール２０に対して座席側のレール３０を移動不能に拘
束するロック位置と、ロック解除位置とに揺動可能な係
脱部材４１を具備して成る。係脱部材４１は、車体側の
レール２０の係合凸部２５ａに係脱すべく、座席側のレ
ール３０の側壁３２から側方へ突出した突起部３２ａに
揺動可能に支持されている。
【００２０】それぞれの係脱部材４１の後端部には、係
合凸部２５ａに嵌合可能な嵌合孔４２が穿設されてい
る。また、一方の係脱部材４１の前端部には、略Ｕ字形
の操作レバー５０の一方の端部５１が固結され、他方の
係脱部材４１の前端部には、リンク部材６０を介して、
操作レバー５０の他方の端部５２が押引き可能に連結さ
れている。
合凸部２５ａに嵌合可能な嵌合孔４２が穿設されてい
る。また、一方の係脱部材４１の前端部には、略Ｕ字形
の操作レバー５０の一方の端部５１が固結され、他方の
係脱部材４１の前端部には、リンク部材６０を介して、
操作レバー５０の他方の端部５２が押引き可能に連結さ
れている。
【００２１】操作レバー５０の一方の端部５１は、高所
Ｂのロック装置４０ａの係脱部材４１の前端部と一体的
となり、係脱部材４１の前端部側にある揺動中心が操作
レバー５０の揺動中心である枢軸と成っている。
Ｂのロック装置４０ａの係脱部材４１の前端部と一体的
となり、係脱部材４１の前端部側にある揺動中心が操作
レバー５０の揺動中心である枢軸と成っている。
【００２２】操作レバー５０の枢軸上にある他方の端部
５２は、その基端側において段付リベット５３を介し
て、支持ブラケット５４に枢支されている。支持ブラケ
ット５４は、低所Ｃに固定したレールユニット１０ｂの
座席側のレール３０の天井部３３に固設されている。
５２は、その基端側において段付リベット５３を介し
て、支持ブラケット５４に枢支されている。支持ブラケ
ット５４は、低所Ｃに固定したレールユニット１０ｂの
座席側のレール３０の天井部３３に固設されている。
【００２３】図２および図３に示すように、リンク部材
６０の上端は、リベット５５を介して操作レバー５０の
端部５２の基端側に枢着されており、リンク部材６０の
下端は、段付リベット５３を介して、低所Ｃのロック装
置４０ｂの係脱部材４１の前端部に枢着されている。
６０の上端は、リベット５５を介して操作レバー５０の
端部５２の基端側に枢着されており、リンク部材６０の
下端は、段付リベット５３を介して、低所Ｃのロック装
置４０ｂの係脱部材４１の前端部に枢着されている。
【００２４】さらに詳しく言えば、段付リベット５３の
段部５３ａは、リンク部材６０の下端の枢支孔６１に、
図３に示すようにリベットの軸線方向に対して摺動可能
に嵌合しており、段付リベット５３の先端部５３ｂは、
係脱部材４１の前端部の上下方向に延びる長孔４３に、
上下に移動可能に嵌合している。
段部５３ａは、リンク部材６０の下端の枢支孔６１に、
図３に示すようにリベットの軸線方向に対して摺動可能
に嵌合しており、段付リベット５３の先端部５３ｂは、
係脱部材４１の前端部の上下方向に延びる長孔４３に、
上下に移動可能に嵌合している。
【００２５】操作レバー５０の両端部５１ ，５２から
それぞれ前方へ延ばされた前端部は、相互に対向するよ
うに略直角に折曲されて、前後方向に対して直角で略水
平に連なる操作部５０ａを成している。操作レバー５０
の各端部５１，５２を下方向へ付勢すべく、側壁３２側
の突起部３２ａと係脱部材４１とには、ばね部材５６が
架設されている。
それぞれ前方へ延ばされた前端部は、相互に対向するよ
うに略直角に折曲されて、前後方向に対して直角で略水
平に連なる操作部５０ａを成している。操作レバー５０
の各端部５１，５２を下方向へ付勢すべく、側壁３２側
の突起部３２ａと係脱部材４１とには、ばね部材５６が
架設されている。
【００２６】次に作用を説明する。図１に示すように、
一対のレールユニット１０ａ，１０ｂのそれぞれの車体
側のレール２０は、車体フロアＡにおける据付部位の段
差に対応するように、一方のレールユニット１０ａの車
体側のレール２０を据付部位の高所Ｂに固定し、他方の
レールユニット１０ｂの車体側のレール２０を据付部位
の低所Ｃに固定して、前後方向に対して相互に並行に配
設する。
一対のレールユニット１０ａ，１０ｂのそれぞれの車体
側のレール２０は、車体フロアＡにおける据付部位の段
差に対応するように、一方のレールユニット１０ａの車
体側のレール２０を据付部位の高所Ｂに固定し、他方の
レールユニット１０ｂの車体側のレール２０を据付部位
の低所Ｃに固定して、前後方向に対して相互に並行に配
設する。
【００２７】それぞれのレールユニット１０ａ，１０ｂ
には、車体側のレール２０に対して座席側のレール３０
を移動不能に拘束するロック機構４０ａ，４０ｂを装着
する。ロック機構４０ａ，４０ｂは、ロック位置とロッ
ク解除位置とに揺動可能な係脱部材４１を具備して成
る。係脱部材４１は、車体側のレール２０の係合凸部２
５ａに係脱すべく、座席側のレール３０の側壁３２から
側方へ突出した突起部３２ａに揺動可能に支持する。
には、車体側のレール２０に対して座席側のレール３０
を移動不能に拘束するロック機構４０ａ，４０ｂを装着
する。ロック機構４０ａ，４０ｂは、ロック位置とロッ
ク解除位置とに揺動可能な係脱部材４１を具備して成
る。係脱部材４１は、車体側のレール２０の係合凸部２
５ａに係脱すべく、座席側のレール３０の側壁３２から
側方へ突出した突起部３２ａに揺動可能に支持する。
【００２８】各々のロック装置４０ａ，４０ｂの係脱部
材４１には、剛体である一の操作レバー５０の揺動によ
ってロック解除ができるように、操作レバー５０の両端
部５１，５２を連結する。操作レバー５０は、図示した
ように、パイプ部材を略Ｕ字形に折曲し、その中央付近
を前後方向に対して直角で略水平に連なる操作部５０ａ
しと、両端部５１，５２を、操作レバー５０の揺動中心
となる略水平に延びる枢軸上に延ばすよう形成する。
材４１には、剛体である一の操作レバー５０の揺動によ
ってロック解除ができるように、操作レバー５０の両端
部５１，５２を連結する。操作レバー５０は、図示した
ように、パイプ部材を略Ｕ字形に折曲し、その中央付近
を前後方向に対して直角で略水平に連なる操作部５０ａ
しと、両端部５１，５２を、操作レバー５０の揺動中心
となる略水平に延びる枢軸上に延ばすよう形成する。
【００２９】図１に示すように、操作レバー５０の一方
の端部５１を、据付部位の高所Ｂのロック装置４０ａの
係脱部材４１に操作可能に固結する一方、操作レバー５
０の他方の端部５２を、据付部位の低所Ｃのロック装置
４０ｂの係脱部材４１に、リンク部材６０を介して押引
き可能に連結する。
の端部５１を、据付部位の高所Ｂのロック装置４０ａの
係脱部材４１に操作可能に固結する一方、操作レバー５
０の他方の端部５２を、据付部位の低所Ｃのロック装置
４０ｂの係脱部材４１に、リンク部材６０を介して押引
き可能に連結する。
【００３０】操作レバー５０の一方の端部５１は、高所
Ｂのロック装置４０ａの係脱部材４１の前端部と一体的
となり、その係脱部材４１を高所Ｂのレールユニット１
０ａ座席側のレール３０の突起部３２ａに揺動可能に支
持する。操作レバー５０の他方の端部５２は、低所Ｃに
固定したレールユニット１０ｂ側の座席側のレール３０
に固設した支持ブラケット５４に揺動可能に支持する。
それにより、操作レバー５０の揺動中心である枢軸は略
水平に延びるように形成され、揺動機構として簡易な構
成となる。しかも、一方の係脱部材４１の揺動中心３２
ａがそのまま操作レバー５０の一端部５１側の枢軸とな
るから、構成が簡単であり重量増加を招かない。
Ｂのロック装置４０ａの係脱部材４１の前端部と一体的
となり、その係脱部材４１を高所Ｂのレールユニット１
０ａ座席側のレール３０の突起部３２ａに揺動可能に支
持する。操作レバー５０の他方の端部５２は、低所Ｃに
固定したレールユニット１０ｂ側の座席側のレール３０
に固設した支持ブラケット５４に揺動可能に支持する。
それにより、操作レバー５０の揺動中心である枢軸は略
水平に延びるように形成され、揺動機構として簡易な構
成となる。しかも、一方の係脱部材４１の揺動中心３２
ａがそのまま操作レバー５０の一端部５１側の枢軸とな
るから、構成が簡単であり重量増加を招かない。
【００３１】図２に示すように、リンク部材６０の上端
は、リベット５５を介して操作レバー５０の端部５２の
基端側に枢着し、一方、リンク部材６０の下端は、段付
リベット５３を介して、低所Ｃのロック装置４０ｂの係
脱部材４１の前端部に枢着する。
は、リベット５５を介して操作レバー５０の端部５２の
基端側に枢着し、一方、リンク部材６０の下端は、段付
リベット５３を介して、低所Ｃのロック装置４０ｂの係
脱部材４１の前端部に枢着する。
【００３２】前記支持ブラケット５４やリンク部材６０
により、安定した構造で据付部位の高さの異なる一対の
レールユニット１０ａ，１０ｂの高低差を解消すること
ができ、略水平に延びる枢軸を有する操作レバー５０の
揺動によって、上下位置の異なる各々のロック装置４０
ａ，４０ｂの係脱部材４１を、同期して、ロック位置と
ロック解除位置とに上下方向に揺動させてロック解除操
作が可能となる。
により、安定した構造で据付部位の高さの異なる一対の
レールユニット１０ａ，１０ｂの高低差を解消すること
ができ、略水平に延びる枢軸を有する操作レバー５０の
揺動によって、上下位置の異なる各々のロック装置４０
ａ，４０ｂの係脱部材４１を、同期して、ロック位置と
ロック解除位置とに上下方向に揺動させてロック解除操
作が可能となる。
【００３３】また、図３に示すように、リンク部材６０
の下端の枢支孔６１には、段付リベット５３の段部５３
ａがリベットの軸線方向に対して摺動可能に嵌合し、一
方、段付リベット５３の先端部５３ｂは、係脱部材４１
の前端部の長孔４３に上下移動可能に嵌合するから、シ
ートスライド装置１０の取付時に、操作レバー５０の厚
みや車体フロアＡの据付部位の段差などのバラツキをあ
る程度吸収することができる。
の下端の枢支孔６１には、段付リベット５３の段部５３
ａがリベットの軸線方向に対して摺動可能に嵌合し、一
方、段付リベット５３の先端部５３ｂは、係脱部材４１
の前端部の長孔４３に上下移動可能に嵌合するから、シ
ートスライド装置１０の取付時に、操作レバー５０の厚
みや車体フロアＡの据付部位の段差などのバラツキをあ
る程度吸収することができる。
【００３４】図４に示すように、レールユニット１０ａ
において、ロック装置４０ａ，４０ｂの係脱部材４１が
ロック位置にある際には、車体側のレール２０の係合凸
部２５ａに係脱部材４１の嵌合孔４２が嵌合しており、
座席側のレール３０が車体側のレール２０に対して前後
移動不能に拘束されている。すなわち、一対のレールユ
ニット１０ａ，１０ｂの各ロック装置４０ａ，４０ｂは
ロック状態にある。
において、ロック装置４０ａ，４０ｂの係脱部材４１が
ロック位置にある際には、車体側のレール２０の係合凸
部２５ａに係脱部材４１の嵌合孔４２が嵌合しており、
座席側のレール３０が車体側のレール２０に対して前後
移動不能に拘束されている。すなわち、一対のレールユ
ニット１０ａ，１０ｂの各ロック装置４０ａ，４０ｂは
ロック状態にある。
【００３５】座席の前後位置を調節すべく、操作レバー
５０の操作部５０ａをばね部材５６の付勢力に抗して上
方向へ引き上げると、操作レバー５０が、高所Ｂのレー
ルユニット１０ａ側の突起部３２ａと、低所Ｃのレール
ユニット１０ｂ側の支持ブラケット５４の枢支点５３と
を結んだ略水平方向に延びる枢軸を中心として揺動す
る。
５０の操作部５０ａをばね部材５６の付勢力に抗して上
方向へ引き上げると、操作レバー５０が、高所Ｂのレー
ルユニット１０ａ側の突起部３２ａと、低所Ｃのレール
ユニット１０ｂ側の支持ブラケット５４の枢支点５３と
を結んだ略水平方向に延びる枢軸を中心として揺動す
る。
【００３６】それにより、ロック装置４０ａの係脱部材
４１がロック解除位置に変位し、嵌合孔４２が車体側の
レール２０の係合凸部２５ａから外れて、レールユニッ
ト１０ａは、その座席側のレール３０が前後移動可能な
状態となる。
４１がロック解除位置に変位し、嵌合孔４２が車体側の
レール２０の係合凸部２５ａから外れて、レールユニッ
ト１０ａは、その座席側のレール３０が前後移動可能な
状態となる。
【００３７】同時に、ロック装置４０ｂの係脱部材４１
も、リンク部材６０を介して上方へ変位してロック解除
位置になり、係脱部材４１の嵌合孔４２が車体側のレー
ル２０の係合凸部２５ａから外れ、レールユニット１０
ｂもその座席側のレール３０が前後移動可能な状態とな
る。
も、リンク部材６０を介して上方へ変位してロック解除
位置になり、係脱部材４１の嵌合孔４２が車体側のレー
ル２０の係合凸部２５ａから外れ、レールユニット１０
ｂもその座席側のレール３０が前後移動可能な状態とな
る。
【００３８】座席側のレール３０を前後移動させて所望
の位置にし、操作レバー５０から手を離せば、ばね部材
５６により操作レバー５０は下方に揺動し、係脱部材４
１が車体側のレール２０の係合凸部２５ａに嵌合する。
それにより、座席側のレール３０が移動不能に拘束さ
れ、レールユニット１０ａ，１０ｂが共に前後移動不能
な状態となる。
の位置にし、操作レバー５０から手を離せば、ばね部材
５６により操作レバー５０は下方に揺動し、係脱部材４
１が車体側のレール２０の係合凸部２５ａに嵌合する。
それにより、座席側のレール３０が移動不能に拘束さ
れ、レールユニット１０ａ，１０ｂが共に前後移動不能
な状態となる。
【００３９】
【００４０】
【考案の効果】本考案にかかるシートスライド装置によ
れば、一対のレールユニットの一方と他方とを、それぞ
れ据付部位の高所と、低所とに安定に固定することがで
き、高さの異なる両レールユニットのロック装置の係脱
部材を、高低差を解消するリンク部材によって、剛体で
ある一の操作レバーで操作可能に連結したから、重量増
加を招くことなく、一対のレールユニットを据付部位に
安定な構造での据え付けが可能となる。
れば、一対のレールユニットの一方と他方とを、それぞ
れ据付部位の高所と、低所とに安定に固定することがで
き、高さの異なる両レールユニットのロック装置の係脱
部材を、高低差を解消するリンク部材によって、剛体で
ある一の操作レバーで操作可能に連結したから、重量増
加を招くことなく、一対のレールユニットを据付部位に
安定な構造での据え付けが可能となる。
【図１】本考案であるシートスライド装置の一実施例を
示す分解斜視図である。
示す分解斜視図である。
【図２】本考案であるシートスライド装置の一実施例の
リンク部材を示す正面図である。
リンク部材を示す正面図である。
【図３】本考案であるシートスライド装置の一実施例の
リンク部材を示す側面図である。
リンク部材を示す側面図である。
【図４】本考案であるシートスライド装置の一実施例の
レールユニットを示す斜視図である。
レールユニットを示す斜視図である。
【図５】従来例をシートスライド装置を示す斜視図であ
る。
る。
【図６】従来例をシートスライド装置を示す正面図であ
る。
る。
１０…シートスライド装置 １０ａ，１０ｂ…レールユニット ２０…車体側のレール ３０…座席側のレール ４０ａ，４０ｂ…ロック装置 ４１…係止部材 ５０…操作レバー ５３…段付リベット ６０…リンク部材
Claims (1)
- 【請求項１】車体側のレールと、該車体側のレールに移
動可能に嵌合する座席側のレールとによりレールユニッ
トを構成し、一対のレールユニットを相互に並行に配し
て成り、一対のレールユニットの各々にロック装置を装
着し、剛体である一の操作レバーの揺動によって、前記
各々のロック装置のロック解除が可能なシートスライド
装置において、 前記一対のレールユニットは、一方のレールユニットを
据付部位の高所に固定し、他方のレールユニットを据付
部位の低所に固定して、前後方向に対して相互に並行に
配して成り、 前記ロック装置は、前記各レールユニットの車体側のレ
ールに対して座席側のレールを移動不能に拘束するロッ
ク位置と、ロック解除位置とに各座席側のレールの所定
部位を中心として上下方向に揺動可能な一対の係脱部材
を具備して成り、 前記操作レバーの両端部を、該操作レバーの揺動中心と
なる略水平に延びる枢軸付近に配し、該操作レバーの一
端部を、高所のレールユニット側の係脱部材に一体的に
固結して該一端部側の枢軸を前記係脱部材の揺動中心に
一致させる一方、前記操作レバーの他端部を、低所のレ
ールユニット側の座席側のレール上に支持ブラケットを
介して揺動可能に枢支し、かつ該他端部を、その偏心位
置にて前記低所のレールユニット側の係脱部材に、上下
方向に延びるリンク部材を介して操作可能に連結したこ
とを特徴とするシートスライド装置。
Priority Applications (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991049832U JPH0742861Y2 (ja) | 1991-06-28 | 1991-06-28 | シートスライド装置 |
| US07/904,282 US5275370A (en) | 1991-06-28 | 1992-06-25 | Seat slide device with position adjuster |
| DE4221111A DE4221111C2 (de) | 1991-06-28 | 1992-06-26 | Sitzverschiebevorrichtung mit Positionseinsteller |
| FR9207924A FR2678223B1 (fr) | 1991-06-28 | 1992-06-26 | Dispositif de coulissement d'un siege avec moyen d'ajustement de la position. |
| GB9213726A GB2257034B (en) | 1991-06-28 | 1992-06-29 | Seat slide device with position adjuster |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991049832U JPH0742861Y2 (ja) | 1991-06-28 | 1991-06-28 | シートスライド装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH051569U JPH051569U (ja) | 1993-01-14 |
| JPH0742861Y2 true JPH0742861Y2 (ja) | 1995-10-04 |
Family
ID=12842060
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1991049832U Expired - Lifetime JPH0742861Y2 (ja) | 1991-06-28 | 1991-06-28 | シートスライド装置 |
Country Status (5)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5275370A (ja) |
| JP (1) | JPH0742861Y2 (ja) |
| DE (1) | DE4221111C2 (ja) |
| FR (1) | FR2678223B1 (ja) |
| GB (1) | GB2257034B (ja) |
Families Citing this family (20)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5499788A (en) * | 1993-03-31 | 1996-03-19 | Itt Corporation | Manual seat adjuster |
| US5671390A (en) * | 1995-05-23 | 1997-09-23 | International Business Machines Corporation | Log structured array storage subsystem using LSA directory and LSA sub-directory stored in different storage media |
| JP3757320B2 (ja) * | 1995-07-19 | 2006-03-22 | カイペル・ゲゼルシヤフト・ミツト・ベシユレンクテル ハフツング・ウント・コンパニ− | 自動車の座席を長手方向に調節する装置 |
| EP0769412B1 (en) * | 1995-09-22 | 2001-10-31 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | rear seat apparatus for a vehicle |
| DE19617935A1 (de) * | 1996-04-26 | 1997-10-30 | Isringhausen Geb | Fahrzeugsitz mit einer Bodenschienenmontage |
| US6050629A (en) * | 1996-09-24 | 2000-04-18 | Lear Corporation | Vehicle seat having combined horizontal and vertical frame mounting system |
| USRE38845E1 (en) * | 1996-10-29 | 2005-10-25 | Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha | Seat attachment structure for motor vehicles |
| JP3356970B2 (ja) * | 1996-10-29 | 2002-12-16 | 本田技研工業株式会社 | 車両用シート取付構造 |
| FR2755654B1 (fr) * | 1996-11-14 | 1999-01-08 | Faure Bertrand Equipements Sa | Glissiere verrouillable instantanement |
| FR2784629B1 (fr) * | 1998-10-19 | 2001-01-05 | Faure Bertrand Equipements Sa | Dispositif de fixation pour siege de vehicule, siege de vehicule comportant un tel dispositif, et glissiere pour un tel siege |
| JP2001001822A (ja) * | 1999-06-22 | 2001-01-09 | Ikeda Bussan Co Ltd | 車両用シート |
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| EP1309466B1 (en) * | 2000-08-14 | 2004-10-20 | Intier Automotive Inc. | Easy entry seat adjuster with mid position memory |
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| KR100461321B1 (ko) * | 2002-09-25 | 2004-12-14 | 현대자동차주식회사 | 자동차용 시트트랙 구조 |
| FR2883519B1 (fr) * | 2005-03-23 | 2007-08-17 | Faurecia Sieges Automobile | Dispositif escamotable pour faire coulisser un siege de vehicule automobile |
| US20060284044A1 (en) * | 2005-06-15 | 2006-12-21 | Lawall Jennifer P | Vehicle seat attachment |
| JP5309802B2 (ja) * | 2008-09-02 | 2013-10-09 | アイシン精機株式会社 | 車両用シートスライド装置 |
| JP5616116B2 (ja) * | 2010-04-28 | 2014-10-29 | シロキ工業株式会社 | 車両用スライドレール装置 |
| US9358904B1 (en) | 2015-02-27 | 2016-06-07 | Honda Motor Co., Ltd. | Vehicular seat adjustment apparatus and methods of use and manufacture thereof |
Family Cites Families (12)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB1441272A (en) * | 1973-05-29 | 1976-06-30 | Chapman Ltd A W | Seat slide mechanism |
| JPS563211Y2 (ja) * | 1976-05-03 | 1981-01-24 | ||
| GB1546166A (en) * | 1977-03-21 | 1979-05-16 | Chapman Ltd A | Seat slide mechanism |
| JPS6080935A (ja) * | 1983-10-11 | 1985-05-08 | Nissan Motor Co Ltd | シ−トのスライドロツク装置 |
| JPS6246230U (ja) * | 1985-09-11 | 1987-03-20 | ||
| JPS63195038A (ja) * | 1987-02-06 | 1988-08-12 | Mazda Motor Corp | 自動車のシ−トスライド装置 |
| FR2623451B1 (fr) * | 1987-11-20 | 1990-04-06 | Cousin Cie Ets A & M Freres | Glissieres a vis sans fin reversibles permettant un deplacement micro-millimetrique et comportant une memoire pour siege de vehicule |
| JPH0635765Y2 (ja) * | 1988-07-28 | 1994-09-21 | 池田物産株式会社 | 車両用シートレール |
| JPH059227Y2 (ja) * | 1988-07-28 | 1993-03-08 | ||
| US4964608A (en) * | 1989-02-09 | 1990-10-23 | Hoover Universal, Inc. | Vehicle seat adjuster with integral positive locking traveling seat belt anchorage |
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| US5082228A (en) * | 1991-04-16 | 1992-01-21 | Tachi-S Co., Ltd. | Seat adjuster for vehicle seat |
-
1991
- 1991-06-28 JP JP1991049832U patent/JPH0742861Y2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1992
- 1992-06-25 US US07/904,282 patent/US5275370A/en not_active Expired - Fee Related
- 1992-06-26 FR FR9207924A patent/FR2678223B1/fr not_active Expired - Lifetime
- 1992-06-26 DE DE4221111A patent/DE4221111C2/de not_active Expired - Fee Related
- 1992-06-29 GB GB9213726A patent/GB2257034B/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| FR2678223A1 (fr) | 1992-12-31 |
| GB2257034B (en) | 1995-01-25 |
| JPH051569U (ja) | 1993-01-14 |
| DE4221111A1 (de) | 1993-01-14 |
| US5275370A (en) | 1994-01-04 |
| FR2678223B1 (fr) | 1994-02-04 |
| GB2257034A (en) | 1993-01-06 |
| DE4221111C2 (de) | 1996-05-23 |
| GB9213726D0 (en) | 1992-08-12 |
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