JPH0730525U - ワイヤハーネス用プロテクタのロック構造 - Google Patents

ワイヤハーネス用プロテクタのロック構造

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JPH0730525U
JPH0730525U JP6096293U JP6096293U JPH0730525U JP H0730525 U JPH0730525 U JP H0730525U JP 6096293 U JP6096293 U JP 6096293U JP 6096293 U JP6096293 U JP 6096293U JP H0730525 U JPH0730525 U JP H0730525U
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JP
Japan
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lid
plate portion
case
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JP6096293U
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尚 入澤
厚 藤沢
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 スペースをとらず、かつ、ケースや蓋に外力
が作用する場合にも容易に外れることのないワイヤハー
ネス用プロテクタのロック構造を提供すること。 【構成】 ワイヤハーネスを貫通させるケース(11)
に、外壁上端より突出する挿入板部(17)と、挿入板
部の外面に突設する係止突起(18)と、挿入板部の両
側より所要間隔をあけて外壁上端より切り込んだ逃がし
縦溝(19A,19B)を設ける。蓋(11)に、端縁
より切り込んで挿入板部を下方より挿入できる開口部
(21)と、開口部の両側外端縁に連結され係止突起を
上面(22d)に係止する被係止部(22)と、開口部
の内端位置より下向きに突出して被係止部との間に上記
挿入板部を挟持する当接板部(23)と、当接板部の両
側端と上記被係止部との両側端とを連結する閉鎖板部
(24A,24B)とを設ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ワイヤハーネス用プロテクタのロック構造に関し、特に、小型で不 要なスペースが小さく、かつ、プロテクタを構成するケースや蓋に外力が作用し た場合にも外れにくいロック構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
ワイヤハーネス用プロテクタは、通常、ワイヤハーネスを貫通させる保護ケー スと、このケースにワイヤハーネスを貫通させた後に取り付ける蓋とを備えてい るが、従来、例えば、図5に示すようなロック構造により上記蓋をケースに取り 付けていた。
【0003】 図5中、ケース1には、外壁1aの上端から挿入板部2を突設し、この挿入板 部2の下方側で外壁1aの外面に係止突起3を突設して雄ロック部4を設けてい る。
【0004】 一方、上記雄ロック部4と対応する位置の蓋5には、雌ロック部6を設けてい る。この雌ロック部6では、蓋5の外壁5a及び上壁5bを下端縁より切り込ん で開口部7を設けている。また、この開口部7の両側外端縁7a,7bを連結す る被係止部8を設けている。さらに、上記開口部7の内端位置では、上壁5bか ら下向きに突出する当接板部9を設けている。
【0005】 上記図5のロック構造では、図6に示すように、蓋5をケース1に被せ、挿入 板部2を開口部7に挿入させて係止突起3を被係止部8の上面8aで係止する。 このとき、雄ロック部4を設けた部分の外壁1aは、上記被係止部8と当接板部 9との間に挟持される。このロック構造は、ワイヤハーネス用プロテクタを車両 等に配置した場合に、車体パネル等の壁部10との間の隙間C1を、上記蓋5の 外壁5aよりわずかに大きく設定すればよく、省スペースを図ることができる。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のロック構造では、運搬時等にケース1や蓋5に作用する 外力により矢印a,bで示すように、雄ロック部4と雌ロック部6をねじるよう な力が加わると、ロック部3と被ロック部8からロック状態が解除されるおそれ がある。
【0007】 本考案は、上記従来のロック構造における問題を解決するためになされたもの であって、小型でスペースをとらず、かつ、ケースや蓋に外力が作用する場合に も容易に外れることのないワイヤハーネス用プロテクタのロック構造を提供する ことを目的としてなされたものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
従って、本考案は、ワイヤハーネスを貫通させる保護ケースと、該ケースにワ イヤハーネスを貫通させた後に取り付ける蓋とを備え、 上記ケースには、外壁上端より突出する挿入板部と、該挿入板部の外面に突設 する係止突起と、挿入板部の両側より所要間隔をあけて外壁上端より切り込んだ 逃がし縦溝とを備えた雄ロック部を設ける一方、 上記雄ロック部と対応する位置の蓋には、蓋の端縁より切り込んで上記挿入板 部を下方より挿入可とする開口部と、該開口部の両側外端縁に連結された上記係 止突起を上面に係止する被係止部と、上記開口部の内端位置より下向きに突出し て上記被係止部との間に上記挿入板部を挟持する当接板部と、該当接板部の両側 端と上記被係止部との両側端とを連結する閉鎖板部とを備えた雄ロック部を設け 、 ロック状態において上記ケース側の雄ロック部の挿入板部を、蓋側の雌ロック 部の被係止部、当接板部および両側の閉鎖板部で囲むと共に、閉鎖板部を逃し縦 溝に嵌合させているワイヤハーネス用プロテクタのロック構造を提供するもので ある。
【0009】
【作用】
上記の構成からなる本考案のロック構造では、蓋をケース側に近づけて、蓋側 の閉鎖板部をケース側の逃がし縦溝に挿入していくと、蓋側の被係止部がケース の外側に突設した突起部を乗り越えて、突起部が被係止部の上面と係合して雄ロ ック部と雌ロック部がロック状態となる。このロック状態では、ケース側の雄ロ ック部の挿入板部が、蓋側の被係止部、当接板部および両側の閉鎖板部で囲まれ ると共に、閉鎖板部が逃し縦溝に嵌合しており、雄ロック部や雌ロック部をねじ るような外力が作用した場合にも、上記係止突起と被係止部の係合が外れること がない。
【0010】
【実施例】
次に、図面に示す実施例に基づいて本発明について詳細に説明する。 図1は、本実施例のロック構造を備えたワイヤハーネス用プロテクタを示して いる。 図1中、11はワイヤハーネス13を貫通させて保護するケースであって、底 壁11aの両側に対向する一対の外壁11b,11bを形成している。 また、図1中12は、ワイヤハーネス13を貫通させた後に上記ケース11に 取付けて上部開口を閉鎖する蓋であって、上壁12aの両側に外壁12b,12 bを形成している。
【0011】 本実施例のロック構造は、上記ケース11の外壁11b,11bに設けた複数 の雄ロック部14と、上記蓋12の外壁12b,12bの雄ロック部14と対応 する位置に設けた雌ロック部15とからなる。
【0012】 図2及び図3(A)に示すように、上記雄ロック部14は、挿入板部17、係 止突起18及び逃がし縦溝19A,19Bを備えている。 上記挿入板部17は、外壁11b,11bの上端11cから突出する矩形状の 板部からなる。 上記係止突起18は、上記挿入板部17の図2中下方側において、外壁11b の外面に突設している。係止突起18は、蓋12側から傾斜面18a、外壁11 bに平行な平行面18bを連続して設け、かつ、この平行面18bと連続して外 壁11bに対して垂直であって、後述する雌ロック部15の被係止部22と係合 する係止面18cを設けている。 さらに、上記逃がし縦溝19A,19Bは、挿入板部17の両側から所要間隔 をあけて外壁11bを上端11cから所定深さ切り込んで形成している。
【0013】 一方、上記雌ロック部15は上記図2及び図3(B)に示すように、開口部2 1、被係止部22、当接板部23及び閉鎖板部24A,24Bを備えている。
【0014】 上記開口部21は、上記雄ロック部14の挿入板部17と対応する位置におい て、外壁12b及び上壁12aを端縁12cから切り込んで形成している。この 開口部21の幅W1は、上記挿入板部17の幅W2より大きく設定しており、挿 入板部17を図中下方より挿入できるようにしている。
【0015】 上記被係止部22は、上記開口部21を設けた箇所で外壁12bの端縁12c よりも図中わずかに下方に位置する本体22aと、この本体22aを開口部21 の外端縁の両端に連結する連結部22b,22cを備えており、上記本体22a の上面22dを平坦面としている。
【0016】 上記当接板部23は、上記開口部21の内端位置において上壁12aから下向 きに突出する平坦な板部からなる。
【0017】 上記閉鎖板部24A,24Bは上壁12aから下方に突出する平坦な板部から なり、各閉鎖板部24A,24Bの一端は、上記当接板部23の両側とほぼ直角 に接続している。また、各閉鎖板部24A,24Bの他端は、上記被係止部22 の両側において外壁12bに接続している。
【0018】 上記の構造からなる本実施例のロック構造をロック状態とするためには、上記 閉鎖板状部24A,24Bが逃がし縦溝19A,19Bに挿入されるように、蓋 12をケース11へ近づける。
【0019】 閉鎖板状部24A,24Bが逃がし縦溝19A,19Bに挿入されるにつれて 、係止突起部18の傾斜面18aが被係止部22の本体部22aを押し広げつつ 、ケース12の外壁12bの逃がし縦溝19A,19Bに挟まれた領域が上記当 接板部23、閉鎖板状部24A,24B及び外壁12bに囲まれた空間に挿入さ れる。
【0020】 さらに、蓋12をケース11側に近づけると、挿入板部17が開口部21内に 配置されると共に、上記被係止部22の本体部22aが係止突起部18の傾斜面 18a及び平坦面18bを乗り越えて被係止部22の上面22dと係止突起18 の係止面18cが係合し、蓋12がケース11にロックされる。
【0021】 このロック状態では、図4に示すように、上記挿入板部17及びケース11の 外壁11bの逃がし縦溝19A,19Bに挟まれた部分が、蓋12側の雌ロック 部15の被係止部22、当接板部23および両側の閉鎖板部24A,24Bで囲 まれると共に、閉鎖板部24A,24Bが逃し縦溝19A,19Bに嵌合されて いるため、図2中、矢印a,bで示すように、雄ロック部14、雌ロック部15 をねじるような外力がケース11、蓋12に作用する場合にも、係止突起18と 被係止部22の係合が外れることがない。
【0022】 また、本実施例のロック構造を有するワイヤハーネス用プロテクタを車両等に 取付ける場合には、車体パネル等の壁部10とケース11の外壁11bとの間に は、被係止部22の厚み分の隙間C2を設ければよく、スペースのむだを省くこ とができる。
【0023】
【考案の効果】
以上の説明から明らかなように、本考案に係るワイヤハーネス用プロテクタの ロック構造では、ケースには所要間隔をあけて外壁上端より切り込んだ逃がし縦 溝を設ける一方、蓋には当接板部の両側端と被係止部との両側端とを連結する閉 鎖板部とを設けており、ロック状態においてケース側の雄ロック部の挿入板部を 、蓋側の雌ロック部の被係止部、当接板部および両側の閉鎖板部で囲むと共に、 閉鎖板部を逃し縦溝に嵌合させる構成としているため、ケースや蓋に雄ロック部 や雌ロック部をねじる力が作用することによりロック状態が外れるのを確実に防 止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例に係るにロック構造を備えたワイヤハ
ーネス用プロテクタを示す概略斜視図である。
【図2】 実施例のロック構造を示す部分斜視図であ
る。
【図3】 (A)は図2の矢印A方向から見た部分概略
図、(B)は図2の矢印B方向から見た部分概略図であ
る。
【図4】 実施例のロック構造のロック状態を示す概略
部分断面図である。
【図5】 従来のロック構造の一例を示す部分斜視図で
ある。
【図6】 従来のロック構造のロック状態を示す概略部
分断面図である。
【符号の説明】
11 ケース 12 蓋 17 挿入板部 18 係止突起 19A,19B 逃し縦溝 21 開口部 22 被係止部 23 当接板部 24A,24B 閉鎖板部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワイヤハーネスを貫通させる保護ケース
    と、該ケースにワイヤハーネスを貫通させた後に取り付
    ける蓋とを備え、 上記ケースには、外壁上端より突出する挿入板部と、該
    挿入板部の外面に突設する係止突起と、挿入板部の両側
    より所要間隔をあけて外壁上端より切り込んだ逃がし縦
    溝とを備えた雄ロック部を設ける一方、 上記雄ロック部と対応する位置の蓋には、蓋の端縁より
    切り込んで上記挿入板部を下方より挿入可とする開口部
    と、該開口部の両側外端縁に連結された上記係止突起を
    上面に係止する被係止部と、上記開口部の内端位置より
    下向きに突出して上記被係止部との間に上記挿入板部を
    挟持する当接板部と、該当接板部の両側端と上記被係止
    部との両側端とを連結する閉鎖板部とを備えた雄ロック
    部を設け、 ロック状態において上記ケース側の雄ロック部の挿入板
    部を、蓋側の雌ロック部の被係止部、当接板部および両
    側の閉鎖板部で囲むと共に、閉鎖板部を逃し縦溝に嵌合
    させているワイヤハーネス用プロテクタのロック構造。
JP6096293U 1993-11-12 1993-11-12 ワイヤハーネス用プロテクタのロック構造 Withdrawn JPH0730525U (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005065420A (ja) * 2003-08-13 2005-03-10 Yazaki Corp 電気接続箱の防水構造
JP2015159627A (ja) * 2014-02-21 2015-09-03 矢崎総業株式会社 外装部材
JP2018117075A (ja) * 2017-01-19 2018-07-26 アルパイン株式会社 組立構造体

Cited By (3)

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Legal Events

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Effective date: 19980305