JPS5834033Y2 - 蓋箱のロック装置 - Google Patents
蓋箱のロック装置Info
- Publication number
- JPS5834033Y2 JPS5834033Y2 JP5590880U JP5590880U JPS5834033Y2 JP S5834033 Y2 JPS5834033 Y2 JP S5834033Y2 JP 5590880 U JP5590880 U JP 5590880U JP 5590880 U JP5590880 U JP 5590880U JP S5834033 Y2 JPS5834033 Y2 JP S5834033Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- operator
- wall
- lid box
- lid
- locking device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、蓋箱におけるロック装置の改良に関する。
実公昭48−20255号公報には、箱の身部と蓋部と
を操作子を摺動させてロックする装置が開示されている
。
を操作子を摺動させてロックする装置が開示されている
。
これを第1図によって具体的に説明すると、1は箱の身
部、2は蓋部であって、身部1の接合突縁3には突壁4
と切欠部5を連設し、また蓋部2の接合突縁3′には突
壁4および切欠部5と噛合する切欠部5′と突壁4′を
連設すると共に操作子6が摺動自在に嵌着しである。
部、2は蓋部であって、身部1の接合突縁3には突壁4
と切欠部5を連設し、また蓋部2の接合突縁3′には突
壁4および切欠部5と噛合する切欠部5′と突壁4′を
連設すると共に操作子6が摺動自在に嵌着しである。
これは、閉蓋状態において操作子6が突壁4部分にある
と、箱がロックされ、操作子6を切欠部5部分に移動さ
せると箱が開くようにしたものである。
と、箱がロックされ、操作子6を切欠部5部分に移動さ
せると箱が開くようにしたものである。
しかし上記構成によると、操作子6又は突壁4にはロッ
ク状態にある操作子6の位置を規制するものがない。
ク状態にある操作子6の位置を規制するものがない。
従って、このようなロック装置を例えば自動車の配電函
等に取付けた場合には、その走行や振動に伴って操作子
が次第にずれ、箱が開いて防水機能が損われたり、異音
を発生する等の不具合が生ずる。
等に取付けた場合には、その走行や振動に伴って操作子
が次第にずれ、箱が開いて防水機能が損われたり、異音
を発生する等の不具合が生ずる。
この考案は上記した不具合を解消するためになされたも
ので、操作子を位置決めする手段を設けることにより確
実にロックし得るようにしたものである。
ので、操作子を位置決めする手段を設けることにより確
実にロックし得るようにしたものである。
以下、この考案を図面に基いて説明すると、第2図にお
いて、1は接合突縁3を有する箱の身部、2は接合突縁
3′を有する箱の蓋部、6は断面C形状の操作子であっ
て第1図と同様であるが、この考案においては操作子6
を嵌合するロック部材に改良を施しである。
いて、1は接合突縁3を有する箱の身部、2は接合突縁
3′を有する箱の蓋部、6は断面C形状の操作子であっ
て第1図と同様であるが、この考案においては操作子6
を嵌合するロック部材に改良を施しである。
即ち、蓋部2の接合突縁3′には上下対称に操作子6を
保持する保持壁7,7′を突設する。
保持する保持壁7,7′を突設する。
この保持壁7,7′の一端(図にあっては左側)にはス
トッパ片8を突設し、上下両側縁′には位置決め用の湾
曲凹部9を設ける。
トッパ片8を突設し、上下両側縁′には位置決め用の湾
曲凹部9を設ける。
また、保持壁7の他端(図にあっては右側)にはロック
壁10を延設し、その上側縁と端には上記と同様にそれ
ぞれ湾曲凹部9′とストッパ片8′を設ける。
壁10を延設し、その上側縁と端には上記と同様にそれ
ぞれ湾曲凹部9′とストッパ片8′を設ける。
一方、身部1の接合突縁3には前記保持壁7′と噛合す
る切欠部11を設けると共に、前記ロック壁10と対応
する位置に鉄壁と対称形のロック壁10′を突設する。
る切欠部11を設けると共に、前記ロック壁10と対応
する位置に鉄壁と対称形のロック壁10′を突設する。
このロック壁10′には同様に湾曲凹部9′とストッパ
片8′を設ける。
片8′を設ける。
なお、ストッパ片8′は前記ストッパ片8に比べてその
高さを低くシ、閉蓋時において上下対向するロック壁1
0.10’に操作子6を嵌着できるように形成する。
高さを低くシ、閉蓋時において上下対向するロック壁1
0.10’に操作子6を嵌着できるように形成する。
また、操作子6は、開口部12を介して断面C形状に形
成され、その上下両壁13の内面にはそれぞれ前記湾曲
凹部9,9′と係合する突起14を突設すると共に、そ
の前方側壁15には横方向にスリット16を開設する。
成され、その上下両壁13の内面にはそれぞれ前記湾曲
凹部9,9′と係合する突起14を突設すると共に、そ
の前方側壁15には横方向にスリット16を開設する。
スリット16の効果については後で詳述する。
次に使用方法および作用について説明する。
先ず、操作子6を蓋部2に嵌合する。
即ち、接合突縁3′のロック壁10側から操作子6を挿
し込み嵌合する。
し込み嵌合する。
操作子6をロック壁10によって保持壁7.7′側にス
ライドさせると、上下両壁13の突起14.14によっ
て抵抗を受けるが、スリット16の開設によって操作子
6は上下に撓んで拡開し易くなり保持壁7,7′側に移
行する。
ライドさせると、上下両壁13の突起14.14によっ
て抵抗を受けるが、スリット16の開設によって操作子
6は上下に撓んで拡開し易くなり保持壁7,7′側に移
行する。
この際、ストッパ片8.8によって操作子6のすっぽ抜
けは防止されると共に、突起14が位置決め用の湾曲四
部9に係合し、操作子6は一定位置即ち解錠位置に係止
される。
けは防止されると共に、突起14が位置決め用の湾曲四
部9に係合し、操作子6は一定位置即ち解錠位置に係止
される。
次いで、蓋部2を閉じ、操作子6を上下対向するロック
壁10.10’側にスライドさせると、前記と同様にそ
の突起14が位置決め用の湾曲凹部9′に係合し、操作
子6は一定位置即ち施錠位置に係止される。
壁10.10’側にスライドさせると、前記と同様にそ
の突起14が位置決め用の湾曲凹部9′に係合し、操作
子6は一定位置即ち施錠位置に係止される。
その結果、蓋部2と身部1とは確実にロックされる。
操作子6のスライドに際し、ロック壁10゜10’にも
同様にストッパ片8’、8’が突設しであるため、抜は
出しは防止される。
同様にストッパ片8’、8’が突設しであるため、抜は
出しは防止される。
また、操作子6の別の取付方として、身部1に蓋部2を
閉じた状態でもロック壁10.10’側から操作子6を
嵌着することができる。
閉じた状態でもロック壁10.10’側から操作子6を
嵌着することができる。
即ち、操作子6は開口部12およびスリット16によっ
て上下に拡開するので、上下のストッパ片8’、8’を
乗り越えて嵌合され、前記と同様に操作することができ
る。
て上下に拡開するので、上下のストッパ片8’、8’を
乗り越えて嵌合され、前記と同様に操作することができ
る。
以上は操作子6の前方側壁15にスリット16を開設し
た例について説明したが、操作子6の開口部12を大き
くする等の手段で省略することができ、また操作子6と
ロック壁10.10’とを位置決め係止する湾曲凹部9
,9′と突起14とは互に逆に設けるようにしてもよい
。
た例について説明したが、操作子6の開口部12を大き
くする等の手段で省略することができ、また操作子6と
ロック壁10.10’とを位置決め係止する湾曲凹部9
,9′と突起14とは互に逆に設けるようにしてもよい
。
この考案は以上説明したように、保持壁7,7′および
ロック壁10.10’に操作子6の位置決め用の湾曲四
部9,9′又は突起14を設ける一方、操作子6にはこ
れらと係合する突起14又は湾曲凹部9を設けて構成し
たので、操作子6を施錠位置又は解錠位置に確実に係止
し、両者をロックできる。
ロック壁10.10’に操作子6の位置決め用の湾曲四
部9,9′又は突起14を設ける一方、操作子6にはこ
れらと係合する突起14又は湾曲凹部9を設けて構成し
たので、操作子6を施錠位置又は解錠位置に確実に係止
し、両者をロックできる。
従って、これを自動車の配電函等に適用した場合、従来
のように不意に箱が開いて防水機能が損われたり、異音
が発生する等のトラブルを未然に防止できる。
のように不意に箱が開いて防水機能が損われたり、異音
が発生する等のトラブルを未然に防止できる。
第1図は従来の蓋箱のロック装置の一例を示す斜視図、
第2図はこの考案の一実施例を示す分離した状態の要部
の斜視図、第3図はそのロック状態を示す要部の斜視図
である。 1・・・・・・身部、2・・・・・・蓋部、3,3′・
・・・・・接合突縁、6・・・・・・操作子、7,7′
・・・・・・保持壁、9,9′・・・・・・湾曲凹部、
10゜10′・・・・・・ロック壁、11・・・・・・
切欠部、14・・・・・・突起。
第2図はこの考案の一実施例を示す分離した状態の要部
の斜視図、第3図はそのロック状態を示す要部の斜視図
である。 1・・・・・・身部、2・・・・・・蓋部、3,3′・
・・・・・接合突縁、6・・・・・・操作子、7,7′
・・・・・・保持壁、9,9′・・・・・・湾曲凹部、
10゜10′・・・・・・ロック壁、11・・・・・・
切欠部、14・・・・・・突起。
Claims (1)
- 蓋部と身部より成る蓋箱の相対向する接合突縁に施錠位
置と解錠位置に移動する操作子を嵌着して戊る蓋箱のロ
ック装置において、一方の接合突縁に上下はぼ対称形に
操作子を保持する保持壁7.7′を突設すると共に一方
の保持壁7にロック壁10を延設し、他方の接合突縁に
前記保持壁7′と噛合する切欠部11を設けると共に前
記ロック壁10と対応するロック壁10′を設け、前記
保持壁7,7′およびロック壁10.10’には操作子
6の位置決め用の湾曲凹部9,9′又は突起14を設け
る一方、操作子6には前記湾曲凹部9,9′又は突起1
4と係合する突起14又は湾曲凹部9を設けたことを特
徴とする蓋箱のロック装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5590880U JPS5834033Y2 (ja) | 1980-04-25 | 1980-04-25 | 蓋箱のロック装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5590880U JPS5834033Y2 (ja) | 1980-04-25 | 1980-04-25 | 蓋箱のロック装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS56160255U JPS56160255U (ja) | 1981-11-28 |
JPS5834033Y2 true JPS5834033Y2 (ja) | 1983-07-30 |
Family
ID=29650538
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5590880U Expired JPS5834033Y2 (ja) | 1980-04-25 | 1980-04-25 | 蓋箱のロック装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5834033Y2 (ja) |
-
1980
- 1980-04-25 JP JP5590880U patent/JPS5834033Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS56160255U (ja) | 1981-11-28 |
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