JP2501977Y2 - ヒュ―ズボックス - Google Patents

ヒュ―ズボックス

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JP2501977Y2
JP2501977Y2 JP1990058820U JP5882090U JP2501977Y2 JP 2501977 Y2 JP2501977 Y2 JP 2501977Y2 JP 1990058820 U JP1990058820 U JP 1990058820U JP 5882090 U JP5882090 U JP 5882090U JP 2501977 Y2 JP2501977 Y2 JP 2501977Y2
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JP
Japan
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cover
guide
fuse
mounting surface
fuse box
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JP1990058820U
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泰一 藤田
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Yazaki Corp
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Yazaki Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、ヒューズボックス本体に嵌着されたヒュー
ズを、ヒューズボックス本体にヒンジを介して接続する
カバーで被覆保護するヒューズボックスに関する。
〔従来の技術〕
ヒューズボックスに嵌着されたヒューズを被覆保護す
るカバーには、ヒューズボックス本体にヒンジを介して
接続するもの(実開昭55−160049号公報参照)、或い
は、ヒューズボックス本体とは分離されたもの(意匠登
録番号624084号公報参照)がある。
第4図の斜視図は、ヒューズボックス本体1の一側
に、ヒューズ2の嵌着される嵌入孔3を有するヒューズ
取付け面4が設けられ、嵌入孔3の周囲にヒューズ2の
挿入を案内する案内壁5が設けられる。
ヒューズ取付け面4の一端縁4aには薄肉のヒンジ6を
介してカバー7の一端縁7aが一体的に接続され、ヒュー
ズ取付け面4の他端縁4bには係合孔8aを有する係合部8
が設けられる。
カバー7の内側には、ほぼ四角形の開口を有する収容
凹部7bが形成され、カバー7の他端縁7cには、先端に係
止爪9aを有する片持梁状の係止部9が設けられる。
ヒンジ6を支点としてカバー7をヒューズ取付け面4
にに重合したときに、係止部9が弾性変形を伴って係合
孔8aに嵌入し、係止爪9aが嵌合部8に係合する。
従って、カバー7の一端縁7aはヒンジ6により、他端
縁7cは係合部8に係合する係止部9によりヒューズボッ
クス本体1に固定されるが、両端縁7a,7cを挟む両側縁7
d,7dはヒューズボックス本体1に固定されていないため
外力を受けた場合に非常に変形し易い状態にある。
そこで、ヒューズ取付け面4には、カバー7が重合し
たときにカバー7の内壁面の4隅部に相対する位置にガ
イド用突起10が突設し、外力を受けたカバー7の側縁7d
が変形するのを阻止するようにしている。
〔考案が解決しようとする課題〕
然し、ヒューズ取付け面4に重合され固定されたカバ
ー7に側方から衝撃などの外力Fが加わると、カバー7
に曲げモーメントが生じ、第5図に示すように、カバー
7の一側縁7dの側壁11を支点として他端縁の側壁12が浮
き上がり、カバー7の他端縁の側壁12がガイド用突起10
より外れるためにカバー7が大きく変形し、薄肉のヒン
ジ6が切断したり割れを生じるなどの不具合が発生し易
かった。
本考案はかかる課題を解決することを目的としたもの
であり、外力を受けても変形が阻止され、従って、ヒン
ジが損傷することのないヒューズボックスを提供するも
のである。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本考案のヒューズボック
スは、ヒューズボックス本体に形成されるヒューズ取付
け面の一端縁にヒンジを介してカバーの一端縁を接続
し、上記カバーの他端縁に係止部を設け、上記ヒューズ
取付け面の他端縁に上記係止部に係合する係合部を設
け、上記ヒューズ取付け面に重合した上記カバーにより
上ヒューズ取付け面を被覆保護するヒューズボックスに
おいて、上記カバーの内面に上記カバー内部に向けて突
出するガイド用リブを設け、上記ヒューズ取付け面にガ
イドを立設し、上記カバーを重合したときに上記ガイド
の一方の側面がカバーの側壁内面に接触すると共に、上
記ガイドの他方の側面が上記ガイドリブに接触すること
を特徴とするものである。
〔作用〕
上記のように構成されたヒューズボックスは、カバー
をヒューズボックス本体のヒューズ取付け面に重合する
と、ヒューズ取付け面に立設されたガイドが、カバーの
側壁内面とガイドによって挟持されるので、カバーはガ
イドによってカバーの内側方向にも外側方向にも変位不
能に拘束される。
従って、カバーの側方から外力が加わっても、カバー
の変形が確実に阻止される。
従って、ヒンジが破断や裂傷を受けることはない。
〔実施例〕
本考案の実施例について図面を参照しながら説明す
る。
ヒューズボックスは、第1図の斜視図に示すように、
ヒューズボックス本体1の一側に、ヒューズ2の嵌着さ
れる嵌入孔3を有するヒューズ取付け面4が設けられ、
嵌入孔3の周囲に案内壁5が設けられ、ヒューズ取付け
面4の一端縁4aには薄肉のヒンジ6を介してカバー7の
一端縁7aが一体的に接続され、ヒューズ取付け面4の他
端縁4bに係合孔8aを有する係合部8が設けられ、カバー
7の内側に収容凹部7bが形成され、カバー7の他端縁7c
に片持梁状の係止部9が設けられることは従来例と同様
である。
然し、本考案では、ヒューズ取付け面4に、カバー7
の両端縁7a,7cに交叉する両側縁7c,7cの側壁11,12の内
面に接触可能な外側面13aを有するガイド13が立設さ
れ、カバー7の両端縁7a,7cの側壁内面に、カバー7の
内部に向けて突出し、ガイド13に形成される内側面13b
に接触可能なガイド用リブ14が設けられる(第2図参
照)。
従って、カバー7が側壁11及び12が変形しようとして
も、カバー7の側壁11或いは12の内面がガイド13の外側
面13aに接触すると共に、ガイド用リブ14がガイド13の
内側面13bに接触するので、カバー7の変形が阻止され
る。
ガイド13の高さは、変形しようとするカバー7の側壁
11及び12の内面に対して広い面積で接触することが出来
る充分な高さを有する。
又、ガイド用リブ14とガイド13の内側面13bとの接触
についても同様に広い面積で接触を保持するようにす
る。
例えば、カバー7の側壁11,12の高さを約13.80mmとし
た場合にはガイド13の高さを約8.00mmとすると、ガイド
13はカバー7の変形を充分阻止することができる。
以上のように構成されたヒューズボックスは、ヒュー
ズ取付け面4に重合したカバー7の係止部9を係合部8
に係合した状態において、第2図に示すようにカバー7
の側壁12に外力Fが加わると、カバー7の側壁12の内面
がガイド13の外側面13aに接触するのでカバー7の変形
が阻止され、更に、カバー7のガイド用リブ14がガイド
13の内側面13bに接触するのでカバー7の変形が二重に
阻止される。
又、実施例のように、ガイド13がヒューズ取付け面4
の四隅部に立設される場合には、ガイド13の位置が、側
壁11及び12に接触可能な位置であると共に、カバー7の
両端縁7a,7cの側壁内面にも接触可能な位置であるの
で、矢印Fに直角な方向の力を受けた場合に、カバー7
の変形がガイド13により阻止されるので、ロック部9を
保護する効果がある。
上記のように、ガイド13によりカバー7の変形が阻止
されるので、カバー7の側壁12がヒューズ取付け面4か
ら浮き上がるような大きな変形は生じることがなく、薄
肉のヒンジ6などに過大な局部荷重が加わる虞は解消し
た。
なお、ガイド13及びガイド用リブ14は共に成形加工時
に一体成形されるので、製造コストには影響はない。
第3図は本考案の他の実施例を示し、柱状の4本のガ
イド13のうち相隣る2本のガイド13を一体的な壁状のガ
イド15とし、ガイド15に2本のリブ16を設け、リブ16の
内側面16aにガイド用リブ14を接触可能にした。
かかる場合には、ガイド15が外力F方向に長くなるの
で、外力Fに対する強度が増加される。
〔考案の効果〕
本考案は、以上説明したように構成されているので、
カバーの大きな変形が防止され、ヒンジの割れや切断の
事故が解消した。
又、ヒューズボックスの使用寿命の増加によりヒュー
ズボックスの信頼性が向上した。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図は本考案の実施例を示し、 第1図はヒューズボックスの斜視図、 第2図はヒューズボックスの一部破断側面図、 第3図は他の実施例を示すガイドの要部斜視図、 第4図は従来のヒューズボックスの斜視図、 第5図はカバーの歪み状態を示す従来のヒューズボック
スの一部破断側面図。 1…ヒューズボックス、2…ヒューズ、3…嵌合孔、4
…ヒューズ取付け面、4a…一端縁、4b…他端縁、4c…側
縁、6…ヒンジ、7…カバー、7a…一端縁、7b…収容凹
部、7c…他端縁、11,12…側壁、13,15…ガイド、14…ガ
イド用リブ。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ヒューズボックス本体に形成されるヒュー
    ズ取付け面の一端縁にヒンジを介してカバーの一端縁を
    接続し、上記カバーの他端縁に係止部を設け、上記ヒュ
    ーズ取付け面の他端縁に上記係止部に係合する係合部を
    設け、上記ヒューズ取付け面に重合した上記カバーによ
    り上記ヒューズ取付け面を被覆保護するヒューズボック
    スにおいて、上記カバーの内面に上記カバー内部に向け
    て突出するガイド用リブを設け、上記ヒューズ取付け面
    にガイドを立設し、上記カバーを重合したときに、上記
    ガイドの一方の側面がカバーの側壁内面に接触すると共
    に、上記ガイドの他方の側面が上記ガイドリブに接触す
    ることを特徴とするヒューズボックス。
JP1990058820U 1990-06-05 1990-06-05 ヒュ―ズボックス Expired - Lifetime JP2501977Y2 (ja)

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JPH0418955U JPH0418955U (ja) 1992-02-18
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004028092A (ja) * 2002-05-31 2004-01-29 General Electric Co <Ge> 制御システムの電子部品が温度過昇状態に曝されたとき使用される自動エンジン保護システム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS593488Y2 (ja) * 1979-05-04 1984-01-31 東海電線株式会社 ブレ−ド型ヒユ−ズの単体用ホルダ−

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