JP3011031B2 - 電気接続箱のロック構造 - Google Patents

電気接続箱のロック構造

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JP3011031B2 JP6262713A JP26271394A JP3011031B2 JP 3011031 B2 JP3011031 B2 JP 3011031B2 JP 6262713 A JP6262713 A JP 6262713A JP 26271394 A JP26271394 A JP 26271394A JP 3011031 B2 JP3011031 B2 JP 3011031B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電気接続箱のロック構
造に関し、詳しくは、アッパーケースとロアケースを、
簡単にロック解除できないようにするものである。
【0002】
【従来の技術】自動車用ワイヤハーネス等を種々の電装
品に分岐接続するのに用いられる電気接続箱は、分岐接
続点を1箇所に集中させて、配線を合理的かつ経済的に
分岐接続するものであり、ワイヤハーネスの高密度化に
伴って、車種別又は用途別に種々の形式のものが開発さ
れている。
【0003】上記電気接続箱としては、図3に示すよう
に、ロアケース2の側壁2aの内方にアッパーケース1
の側壁1aを被せて、アッパーケース1の側壁1aのロ
ック爪1bを、ロアケース2の側壁2aのロック爪係合
部2bに係合させて、両ケース1,2をロックするもの
がある。上記ロック爪1bとロック爪係合部2bは、1
個の電気接続箱に対して10箇所程度で設けている。
【0004】しかし、上記ケース1,2のロック構造で
は、ロアケース2の側壁2aを故意に外方へたわませる
と、ロック爪係合部2bがロック爪1bから外れてロッ
ク解除され、アッパーケース1を取り外すことが可能に
なる。したがって、ユーザー等がアッパーケース1を取
り外して、内部回路を勝手にいじる等すると、回路間が
ショートする危険等がある。
【0005】このため、ロアケース2に対してアッパー
ケース1を溶着部aで溶着して、ロック爪1bとロック
爪係合部2bの係合を外してロック解除しても、アッパ
ーケース1を取り外せないようにすることもある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ロアケ
ース2に対してアッパーケース1を溶着すると、メーカ
ー又はディラーのメンテナンス時でもアッパーケース1
を取り外しできないという不具合があると共に、溶着工
程の増加でコストアップになるという問題がある。
【0007】本発明は上記問題を解消するためになされ
たもので、アッパーケースとロアケースを溶着すること
なく、簡単にロック解除できないようにした電気接続箱
のロック構造を提供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、アッパーケースとロアケースとからなる
電気接続箱の一方のケース(例えば、アッパーケース)
の側壁の外面に他方のケース(例えば、ロアケース)の
側壁を被せるものであって、上記一方のケースの側壁の
外面の上部にロック爪を突設する一方、上記他方のケー
スの側壁に外方に段状に膨出させた膨出部を設け、該膨
出部の内上部にロック爪係合部を設け、かつ、上記一方
のケースに設けた上記ロック爪の左右両側位置に、基部
と折曲部とからなる横向きのL字状の突出部を設け、こ
れら突出部の折曲部はロック位置に向けてあるいは逆方
向に向けて左右に折り曲げると共に、上記他方のケース
の側壁の上端開口より上記ロック爪の左右両側の突出部
の基部がケースの被せ方向から嵌入する嵌合溝を切り欠
いて形成し、嵌合状態において上記折曲部と上記一方の
ケース側壁との間で他方のケース側壁を挟持する構成と
していることを特徴とする電気接続箱のロック構造を提
供している。
【0009】さらに、本発明は、アッパーケースとロア
ケースとからなる電気接続箱の一方のケース(例えば、
ロアケース)の側壁外面に他方のケース(例えば、アッ
パーケース)の側壁を被せるものであって、上記一方の
ケースの側壁の外面の下部にロック爪を突設する一方、
上記他方のケースの側壁に外方に段状に膨出させた膨出
部を設け、該膨出部の下上部にロック爪係合部を設け、
かつ、上記一方のケースに設けた上記ロック爪の左右両
側位置に、基部と上向きの折曲部とからなるL字状の突
出部を設けると共に、上記他方のケースの側壁の下端
に、上記ロック爪の左右両側の突出部の基部がケースの
被せ方向から嵌入する嵌合溝を設け、嵌合状態において
上記折曲部と上記一方のケース壁との間で他方のケース
側壁を挟持する構成としていることを特徴とする電気接
続箱のロック構造を提供している。
【0010】
【作用】上記本発明によれば、アッパーケースとロアケ
ースの各側壁に相対的に設けたロック爪とロック爪係合
部の近傍で、内方となるケースの側壁に設けた突出部
に、外方となるケースの側壁の開口端部に設けた嵌合溝
を嵌合させることにより、突出部の折曲部と側壁との間
で外方となるケースの側壁が挟持され、よって、ユーザ
ー等が故意に外方へたわませて、ロック爪とロック爪係
合部の係合を外してロック解除しようとしても、ロック
爪とロック爪係合部の近傍の外方となるケースの側壁
が、突出部の折曲部により保持されて外方へたわみにく
いので、ロック爪とロック爪係合部のロックが容易に解
除できなくなる。
【0011】また、上記突出部および嵌合溝は、ロック
爪とロック爪係合部とからなるロック位置の左右両側に
設けているため、ロック位置の両側で均等に側壁の変形
を規制できる。さらに、上記突出部の折曲部はロック位
置に向けてあるいは逆方向に向けて左右に折り曲げて設
けているため、あるいは上向きに曲げて設けているた
め、折曲部分の長さにより側壁の規制範囲を容易に調整
できる。
【0012】
【実施例】以下、本発明を図示の実施例により詳細に説
明する。図1に示すように、第1実施例の電気接続箱
は、ロアケース5の側壁5aの内方に、アッパーケース
6の側壁6aを上方から被せるようになっている。上記
アッパーケース6の側壁6aには、外方へ突出するロッ
ク爪6bを設けると共に、該ロック爪6bの両側近傍に
位置して、略L字状に外方へ突出する突出部6c,6c
を設けている。
【0013】上記ロック爪6bには、側壁6aより直角
方向に突出した矩形状上部に下部にテーパ状に切り欠い
たガイド用傾斜面6gを設けている。一方、両側のL字
状とした突出部6cは、側壁6aから直角方向に突出す
る基部6dと、その先端から直角方向に折曲する折曲部
6eとからなり、側壁6aの上端から上記ロック爪6b
の下端より僅かに下方位置に達する高さHに設定してい
る。
【0014】上記ロアケース5の側壁5aには、図1
(B)に詳細に示すように、外方へ段状に膨出させた膨
出部5dを設け、該膨出部5dの内上部に、上記アッパ
ーケース6を被せたとき、該アッパーケース6の側壁6
aのロック爪6bが係合するロック爪係合部5bを設け
ている。
【0015】また、上記ロアケース5の側壁5aの上開
口端部には、上記アッパーケース6の各突出部6cの基
部6dがアッパーケース6の被せ方向(上方)から嵌入
する嵌入溝5c,5cをそれぞれ形成している。該各嵌
入溝5c,5cの深さDは、上記各突出部6cの高さH
と略等しく、幅Wは、上記各突出部6cの基部6dの幅
と略等しく、上記各突出部6cの基部6dと折曲部6e
の内幅Sは、上記ロアケース5の側壁5aの厚みと略等
しく、各突出部6cの長さLは、上記嵌入溝5cの幅W
の数倍の長さとしている。
【0016】なお、上記アッパーケース6の突出部6c
の折曲部6eは、外向きに折曲させているが、逆に内向
きに折曲させてもよい。
【0017】第1実施例の構成からなる電気接続箱にお
いて、ロアケース5の側壁5aの内方に、アッパーケー
ス6の側壁6aを上方から被せると、まず、アッパーケ
ース6の突出部6cの基部6dがロアケース5の嵌入溝
5cに上方から嵌入する。この基部6dが嵌合溝5cに
上端に嵌入する瞬間には、アッパーケース6のロック爪
6bがロアケース5の側壁5aを外方へ圧し広げていな
いため、嵌入がスムーズに行える。
【0018】上記突出部6cが嵌合溝5cに嵌入した直
後に、ロック爪6bのガイド用傾斜面6gが側壁5aを
外方へ徐々に押圧しながら、ロック爪係合部5bに係合
してロックされるようになる。上記ロック時、ロック爪
6bによる側壁5aの外方への変形は、突出部6cの折
曲部6eにより規制されるが、多少無理入れしてロック
爪6bを押し込み、ロック爪係合部5bと係合する。
【0019】上記のようにロック爪6bがロック爪係合
部5bとロックした状態において、該ロック部分の両側
で突出部6cの基部6dが嵌合溝5cと嵌合し、折曲部
6eと側壁6aの間(内幅S)で側壁5aを挟持し、側
壁5aの外方への変形を規制している。
【0020】よって、外方となるロアケース5の側壁5
aを、ユーザー等が故意に外方へたわませて、ロック爪
6bとロック爪係合部5bの係合を外してロック解除し
ようとしても、ロック爪6bとロック爪係合部5bの近
傍のロアケース5の側壁5aが、アッパーケース6の突
出部6cの嵌入溝5cで保持され、折曲部6fにより外
方へたわみにくいので、ロック爪6bとロック爪係合部
5bのロックは容易に解除できなくなる。
【0021】これにより、ユーザー等がアッパーケース
6を取り外して、内部回路を勝手にいじる等のことがで
きにくくなり、回路間のショートの危険等を未然に防止
できると共に、アッパーケース6をロアケース5を溶着
しないので、溶着工程が不要になり、コストダウンも図
れることになる。
【0022】一方、メーカー又はディラーのメンテナン
ス時に、アッパーケース6を取り外すときは、図1
(B)に矢印Aで示すように、治具を膨出部5dの隙間
に下方から差し込んで、アッパーケース6の側壁6aを
内方にたわませることにより、ロック爪6bとロック爪
係合部5bのロックが解除できるようになる。
【0023】上記第1実施例では、突出部6cの下端を
ロック爪6bの下端より僅かに下方に位置させて、側壁
5aがロック爪6bにより外方へ変形する前に突出部6
cが嵌合溝5cに嵌合できるようにしているが、ロック
爪6bの下部のガイド用傾斜面6gにより外方への変形
量が少なく、かつ、突出部6cおよび嵌合溝5cとロッ
ク部分との間隔により変形量が少ない場合には、突出部
6cとロック爪6bの下端位置を同一位置に設定しても
よく、ロック時に突出部6cが嵌合溝5cと嵌合出来る
ようにすればよい。尚、ロック爪6bの下端より突出部
6cの下端が上方位置にあり、嵌合深さが浅いと、ロッ
ク爪6bを治具で無理に押し広げた時に、ロックが解除
される前に、突出部6cと嵌合溝5cとの嵌合が解除さ
れる恐れがあるので、上記実施例のように、突出部6c
の下端をロック爪6bより下方に位置させ、ロックが解
除されても突出部6cと嵌合溝5cとの嵌合が解除され
ていないようにすることが好ましい。
【0024】図1の第1実施例の電気接続箱は、ロアケ
ース5の側壁5aの内方にアッパーケース6の側壁6a
を上方から被せるようにしたものであったが、図2の第
2実施例の電気接続箱のように、ロアケース5の側壁5
aの外方に、アッパーケース6の側壁6aを上方から被
せるようにしてもよい。
【0025】この場合には、ロアケース5の側壁5a
に、ロック爪5eと、上方に立ち上がる突出部5f,5
fを設ける一方、アッパーケース6の側壁6aの膨出部
6hの内下部にロック爪係合部6iを設けると共に、側
壁6aの下開口端部に、ロック爪5の各突出部5fの基
部5gにアッパーケース6の被せ方向(上方)から嵌入
する嵌入溝6j,6jをそれぞれ形成する。
【0026】第2実施例の構成であれば、ロアケース5
の側壁5aの外方に、アッパーケース6の側壁6aを上
方から被せると、まず、側壁6aはロアケース5の突出
部5fの折曲部5hに当接して外方への変形を規制され
ると同時に、ロック爪5eの上部ガイド用傾斜面5nに
より外方へ押圧される。よって、ロック爪5eにより側
壁6bを無理に押圧しならがらアッパーケース6を被せ
ていき、下端ロック爪係合部6iとロック爪5eとをロ
ックする。この時、側壁6aの下端に設けた嵌合溝6j
に突出部5fの基部5gが嵌合する。
【0027】上記の如くロックすると、外方となるアッ
パーケース6の側壁6aを、ユーザー等が故意に外方へ
たわませて、ロック爪5eとロック爪係合部6iの係合
を外してロック解除しようとしても、ロック爪5eとロ
ック爪係合部6iの近傍のアッパーケース6の側壁6a
の下開口端部が、ロアケース5の突出部5fの嵌入溝6
jで保持されて外方へたわみにくいので、ロック爪5e
とロック爪係合部6iのロックが簡単に解除できなくな
る。
【0028】尚、第2実施例においても、第1実施例と
同様に、側壁5aより突出部5fを左右方向に折り曲げ
て形成してもよい。即ち、側壁5aより突出させた基部
5gの先端より折曲部5hをロック爪5e側あるいは逆
方向に折り曲げてもよい。また、第1実施例および第2
実施例はいずれもロック位置の両側に突出部と嵌合溝と
を対応させて設けているが、いずれか一方に設ける場合
を除外するものではない。しかしながら、両側に設ける
方がケースが強固にロックされるために好ましい。
【0029】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように、請求項
1の本発明の電気接続箱のロック構造は、内方となるケ
ースのL字状の突出部を、外方となるケースの嵌合溝に
ケースの被せ方向から嵌入させ、上記突出部の折曲部と
側壁の間に外方となるケースの側壁を挟持するようにし
たため、外方となるケースの側壁の開口端部が、内方と
なるケースの突出部で保持されて外方へたわみが規制さ
れ、ロック爪とロック爪係合部のロックが簡単に解除で
きなくなる。したがって、ユーザー等が治具を用いてロ
ック部の外方の側壁を押し広げロックを解除しようとし
ても、ロックを容易に解除できない。よって、内部回路
を勝手にいじる等のことができにくくなり、回路間のシ
ョートの危険等を未然に防止できるようになる。また、
アッパーケースをロアケースを溶着しないので、溶着工
程が不要になり、コストダウンを図れるようになる。
【0030】また、上記突出部と嵌合溝との組み合わせ
を、ロックの両側に設けると、ロック位置の両側で側壁
の変形が均等に規制されるため、ロックの解除がより困
難となる。さらに、上記突出部の折曲部を特に左右方向
に設けると、外壁の規制範囲を広くできる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施例のロック構造であり、
(A)は斜視図、(B)はロック爪部分の断面図、
(C)は突出部部分の断面図である。
【図2】 本発明の第2実施例のロック構造であり、
(A)は斜視図、(B)はロック爪部分の断面図、
(C)は突出部部分の断面図、(D)は突出部の拡大断
面図である。
【図3】 従来のロック構造の断面図である。
【符号の説明】
5 ロアケース 5a 側壁 5b ロック爪係合部 5c 嵌入溝 5e ロック爪 5f 突出部 6 アッパーケース 6a 側壁 6b ロック爪 6c 突出部 6d ロック爪係合部 6f 嵌入凹部

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アッパーケース(6)とロアケース
    (5)とからなる電気接続箱で、アッパーケース(6)
    の側壁(6a)の外面にロアケース(5)の側壁(5
    a)を被せるものであって、 アッパーケース(6)の側壁(6a)の外面の上部にロ
    ック爪(6b)を突設する一方、ロック爪(6b)と対
    応するロアケース(5)の側壁(5a)に外方に段状に
    膨出させた膨出部(5d)を設け、該膨出部(5d)の
    上壁部をロック爪係合部(5b)とし、かつ、 アッパーケース(6)に設けたロック爪(6b)の左右
    両側位置に、基部(6d)と折曲部(6e)とからなる
    横向きのL字状の突出部(6c)を設け、これら突出部
    の折曲部はロック位置と逆方向に向けて左右に折り曲げ
    ると共に、ロアケース(5)の側壁(5a)の上端開口
    より上記左右両側の突出部(6c)の基部(6d)がケ
    ースの被せ方向から嵌入する嵌合溝(5c)を切り欠い
    て形成し、アッパーケース(6)とロアケース(5)の
    嵌合状態において、折曲部(6e)と側壁(6a)との
    間でロアケース(5)の側壁(5a)を挟持して側壁
    (5a)が外方へ撓むのを規制し、ロック爪係合部(5
    b)がロック爪(6b)から外れるのを防止する 構成と
    していることを特徴とする電気接続箱のロック構造。
  2. 【請求項2】 アッパーケース(6)とロアケース
    (5)とからなる電気接続箱で、ロアケース(5)の側
    壁(5a)の外面にアッパーケース(6)の側壁(6
    a)を被せるものであって、 ロアケース(5)の側壁(5a)の外面の下部にロック
    爪(5e)を突設する一方、ロック爪(5a)と対応す
    るアッパーケース(6)の側壁(6a)に外方に段状に
    膨出させた膨出部(6h)を設け、該膨出部(6h)の
    下壁部をロック爪係合部(6i)とし、かつ、 ロアケース(5)に設けたロック爪(5e)の左右両側
    位置に、基部(5g)と上向きの折曲部(5h)とから
    なるL字状の突出部(5f)を設けると共に、アッパー
    ケース(6)の側壁(6a)の下端に、上記左右両側の
    突出部(5f)の基部(5g)がケースの被せ方向から
    嵌入する嵌合溝(6j)を設け、アッパーケース(6)
    とロアケース(5)の嵌合状態において、折曲部(5
    h)との側 壁(5a)との間でアッパーケース(6)の
    側壁(6a)を挟持して側壁(6a)が外方へ撓むのを
    規制し、ロック爪係合部(6i)がロック爪(5e)か
    ら外れるのを防止する 構成としていることを特徴とする
    電気接続箱のロック構造。
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