JPH0654185U - 回路遮断器の端子カバーの封印機構 - Google Patents
回路遮断器の端子カバーの封印機構Info
- Publication number
- JPH0654185U JPH0654185U JP5837492U JP5837492U JPH0654185U JP H0654185 U JPH0654185 U JP H0654185U JP 5837492 U JP5837492 U JP 5837492U JP 5837492 U JP5837492 U JP 5837492U JP H0654185 U JPH0654185 U JP H0654185U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- circuit breaker
- locking
- terminal cover
- sealing
- wire insertion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Breakers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 構造が簡単で少ない部品点数で確実に封印が
できる封印装置を提供する。 【構成】 端子カバー4は略直角に折り曲げられ、その
一端には内側へ突出した係止突起5が、他端には外側へ
突出した掛止突起6が設けられている。また、回路遮断
器の本体1の基台2の底面に係止突起5を係止する段部
7が、回路遮断器の本体1のカバー3に掛止突起6を掛
止する掛止溝8が設けられている。また、掛止突起6に
は封印線挿通溝9が一体に設けられており、この封印線
挿通溝9の両側には封印線挿通孔10,10が設けられ
ている。
できる封印装置を提供する。 【構成】 端子カバー4は略直角に折り曲げられ、その
一端には内側へ突出した係止突起5が、他端には外側へ
突出した掛止突起6が設けられている。また、回路遮断
器の本体1の基台2の底面に係止突起5を係止する段部
7が、回路遮断器の本体1のカバー3に掛止突起6を掛
止する掛止溝8が設けられている。また、掛止突起6に
は封印線挿通溝9が一体に設けられており、この封印線
挿通溝9の両側には封印線挿通孔10,10が設けられ
ている。
Description
【0001】
本考案は、構造が簡単で少ない部品点数で確実に封印ができる回路遮断器の端 子カバーの封印機構に関する。
【0002】
従来、回路遮断器本体の端子部を覆う端子カバーの封印機構は、実開昭57− 167550号公報に記載の如く、本体に係止用段部を、端子カバーにU字状の 突起部、更にその突起部に係合部を夫々設けて、本体に端子カバーを取り付ける ものにおいて、突起部に封印孔を有する封印片を挿入し、その封印孔と端子カバ ーの封印孔に封印線を挿通し封印していた。
【0003】
上記実開昭57−167550号公報に記載の回路遮断器の端子カバーの封印 機構は、封印ピンや封印ネジ等の部品が必要であり、そのためこれらの部品が抜 け易いという欠点があった。また封印線が長くなるという欠点もあった。
【0004】
本考案は上記従来の回路遮断器の端子カバーの封印機構の問題点に鑑み、構造 が簡単で少ない部品点数で確実に封印ができる封印装置を提供するもので、その 構成は、回路遮断器の本体の端子部を覆う端子カバーであって、その端子カバー が略直角に折り曲げられ、その一端に内側へ突出した係止突起を、他端に外側へ 突出した掛止突起を夫々設けると共に、前記回路遮断器の本体の基台に前記係止 突起を係止する段部を、前記回路遮断器の本体のカバーに前記掛止突起を掛止す る掛止溝を夫々設け、前記係止突起を前記段部に係止し、前記掛止突起を前記掛 止溝に掛止するようにしたことを特徴とする回路遮断器の端子カバーにおいて、 前記掛止突起に封印線挿通溝を一体に設けると共に、該封印線挿通溝の両側に封 印線挿通孔を夫々設けたことである。
【0005】
直角に折り曲げられた端子カバーの一端の内側へ突出した係止突起を回路遮断 器の本体の基台の底面の段部に係止すると共に、端子カバーの他端の外側へ突出 した掛止突起を回路遮断器の本体のカバーの掛止溝に掛止することにより、回路 遮断器に端子カバーが取り付けられ、この状態で封印線を端子カバーの一方の封 印線挿通孔に挿通し、次に掛止突起に一体に設けた封印線挿通溝に挿通し、更に 端子カバーの他方の封印線挿通孔に挿通し封印する。
【0006】
図1〜図4は本考案に係る回路遮断器の端子カバーの封印機構の実施例である 。以下これらの図面に基づき本考案を説明する。
【0007】 回路遮断器本体1は基台2とカバー3で構成され、回路遮断器本体1の端子部 は端子カバー4で覆われる。端子カバー4は略直角に折り曲げられ、その一端に は内側へ突出した係止突起5が、他端には外側へ突出した掛止突起6が設けられ ている。また、回路遮断器の本体1の基台2の底面に係止突起5を係止する段部 7が、回路遮断器の本体1のカバー3に掛止突起6を掛止する掛止溝8が設けら れている。また、掛止突起6には封印線挿通溝9が一体に設けられており、この 封印線挿通溝9の両側には封印線挿通孔10,10が設けられている。
【0008】 端子カバー4を回路遮断器の端子部に取り付けかつ封印をするには、水平方向 から端子カバー4を端子部に接近させ、端子カバー4の係止突起5を回路遮断器 の本体1の基台2の段部7に係止させると共に、端子カバー4の掛止突起6を回 路遮断器の本体1のカバー3の掛止溝8に掛止させる。この状態で封印線11を 端子カバー4の一方の封印線挿通孔10に挿通し、次に掛止突起6に一体に設け た封印線挿通溝9に挿通し、更に端子カバーの他方の封印線挿通孔10に挿通し 封印する。
【0009】 端子カバー4を回路遮断器の端子部から取り外すには、封印を外した上で、端 子カバー4の掛止突起6の近傍を垂直方向から押圧し、弾性変形させることによ り掛止突起6と掛止溝8との掛止状態を解除し、端子カバー4を水平方向に引き 抜く。
【0010】
本考案に係る回路遮断器の端子カバーは、回路遮断器の本体の端子部を覆う端 子カバーであって、その端子カバーが略直角に折り曲げられ、その一端に内側へ 突出した係止突起を、他端に外側へ突出した掛止突起を夫々設けると共に、前記 回路遮断器の本体の基台に前記係止突起を係止する段部を、前記回路遮断器の本 体のカバーに前記掛止突起を掛止する掛止溝を夫々設け、前記係止突起を前記段 部に係止し、前記掛止突起を前記掛止溝に掛止するようにしたことを特徴とする 回路遮断器の端子カバーにおいて、前記掛止突起に封印線挿通溝を一体に設ける と共に、該封印線挿通溝の両側に封印線挿通孔を夫々設けたことによって、封印 ピンや封印ネジ等の部品を必要することがなく、そのためそれらの部品が抜ける こともない。また封印線が短くすむという効果もある。
【図1】本考案に係る回路遮断器の端子カバーにおいて
端子カバーを取り外した状態を示す説明図である。
端子カバーを取り外した状態を示す説明図である。
【図2】本考案に係る回路遮断器の端子カバーにおいて
端子カバーを取り付けた状態を示す説明図である。
端子カバーを取り付けた状態を示す説明図である。
【図3】本考案に係る回路遮断器の端子カバーの第1実
施例において端子カバーを取り付けた状態の断面図であ
る。
施例において端子カバーを取り付けた状態の断面図であ
る。
【図4】図3において掛止突起部を上部からの力により
変形させ、掛止溝との掛止状態を取り除き端子カバーを
取り外し可能状態にした断面図である。
変形させ、掛止溝との掛止状態を取り除き端子カバーを
取り外し可能状態にした断面図である。
1・・・回路遮断器の本体、2・・・基台、3・・・カ
バー、4・・・端子カバー、5・・・係止突起、6・・
・掛止突起、7・・・段部、8・・・掛止溝、9・・・
封印挿通溝、10・・・封印挿通孔、11・・・封印
線。
バー、4・・・端子カバー、5・・・係止突起、6・・
・掛止突起、7・・・段部、8・・・掛止溝、9・・・
封印挿通溝、10・・・封印挿通孔、11・・・封印
線。
Claims (1)
- 【請求項1】 回路遮断器の本体の端子部を覆う端子カ
バーであって、その端子カバーが略直角に折り曲げら
れ、その一端に内側へ突出した係止突起を、他端に外側
へ突出した掛止突起を夫々設けると共に、前記回路遮断
器の本体の基台に前記係止突起を係止する段部を、前記
回路遮断器の本体のカバーに前記掛止突起を掛止する掛
止溝を夫々設け、前記係止突起を前記段部に係止し、前
記掛止突起を前記掛止溝に掛止するようにしたことを特
徴とする回路遮断器の端子カバーにおいて、前記掛止突
起に封印線挿通溝を一体に設けると共に、該封印線挿通
溝の両側に封印線挿通孔を夫々設けたことを特徴とする
回路遮断器の端子カバーの封印機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5837492U JPH0654185U (ja) | 1992-07-27 | 1992-07-27 | 回路遮断器の端子カバーの封印機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5837492U JPH0654185U (ja) | 1992-07-27 | 1992-07-27 | 回路遮断器の端子カバーの封印機構 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0654185U true JPH0654185U (ja) | 1994-07-22 |
Family
ID=13082557
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5837492U Pending JPH0654185U (ja) | 1992-07-27 | 1992-07-27 | 回路遮断器の端子カバーの封印機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0654185U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005332651A (ja) * | 2004-05-19 | 2005-12-02 | Fuji Electric Fa Components & Systems Co Ltd | 回路遮断器および端子カバー |
EP3131107A1 (en) * | 2015-08-13 | 2017-02-15 | Carling Technologies Inc. | Circuit breaker with movable terminal barrier |
-
1992
- 1992-07-27 JP JP5837492U patent/JPH0654185U/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005332651A (ja) * | 2004-05-19 | 2005-12-02 | Fuji Electric Fa Components & Systems Co Ltd | 回路遮断器および端子カバー |
JP4492210B2 (ja) * | 2004-05-19 | 2010-06-30 | 富士電機機器制御株式会社 | 回路遮断器および端子カバー |
EP3131107A1 (en) * | 2015-08-13 | 2017-02-15 | Carling Technologies Inc. | Circuit breaker with movable terminal barrier |
US9859081B2 (en) | 2015-08-13 | 2018-01-02 | Carling Technologies, Inc. | Circuit breaker with movable terminal barrier |
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