JPS607324Y2 - 梱包用容器 - Google Patents

梱包用容器

Info

Publication number
JPS607324Y2
JPS607324Y2 JP1977103267U JP10326777U JPS607324Y2 JP S607324 Y2 JPS607324 Y2 JP S607324Y2 JP 1977103267 U JP1977103267 U JP 1977103267U JP 10326777 U JP10326777 U JP 10326777U JP S607324 Y2 JPS607324 Y2 JP S607324Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
corner
cross
cross beam
beams
packaging container
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1977103267U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5430621U (ja
Inventor
正胤 南
Original Assignee
南飛工業株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 南飛工業株式会社 filed Critical 南飛工業株式会社
Priority to JP1977103267U priority Critical patent/JPS607324Y2/ja
Publication of JPS5430621U publication Critical patent/JPS5430621U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS607324Y2 publication Critical patent/JPS607324Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Rigid Containers With Two Or More Constituent Elements (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は梱包用容器に係り、特にコーナー金具とこれに
差し込む隅柱および横梁と、隅柱および横梁間に取り付
けられる側板とからなる梱包用容器に関する。
本願考案者は、四隅部に立設された隅柱と、該隅柱間に
張り渡された横梁と、上記隅柱および横梁に周縁部を取
り付けられた側板とを有する箱状の梱包用容器、すなわ
ち第1図にその全体を表わし、第2図および第3図にそ
の一部を示すように、隅柱2および横梁3はそれぞれの
両端部がコーナー金具1にその三軸方向から差し込まれ
て結合することにより梱包用容器の骨組を形成し、これ
らの隅柱2または横梁3間に取り付けられる側板4はそ
の周縁が隅柱2または横梁3の一部に差し込まれて構成
された梱包用容器を考案した。
この考案において、隅柱2及び横梁3は、第3図に示す
ように、横断面アングル状のものであり、その横断面両
側端には、側壁20と、端部を屈曲形成した凹溝21と
、端縁22とを有し、両側壁20の面内には角穴23が
穿設されている。
この隅柱2又は横梁3を、第2図に示すように、コーナ
ー金具1における三軸方向の各係合部5に沿って差し込
み、コーナー金具1の三重直面の面内に内方へ突設され
た弾性の係止片6と、隅柱2および横梁3の角穴23と
を係合させて連結し固定すると共に、側板4を隅柱2お
よび横梁3の凹溝21内に差し込み取り付けることとし
ている。
しかし、この側板4と横梁3(又は隅柱2)との結合は
、横梁3(又は隅柱2)の中間部分においては緊密とな
らず、したがって梱包用容器としての密封性が保たれな
いことがある。
すなわち、コーナー金具1の係合部5は、横梁3(又は
隅柱2)の側壁20を包囲するように折り曲げられてお
り、したがって第4図に示すように、凹溝21はこの折
り曲げた端縁部と側板4との両板厚を収容する溝巾に形
成されているので、保合部5を外れた部分では側板4と
凹$21との嵌合をゆるく、例えば図面右方に示すよう
に、側板4の外方に空隙21aが形成されてしまう。
そのため、側板4の中間部分では、側板4は横梁3(又
は隅柱2)の各側壁20(又は端縁22)と密着せず、
側板4がガタついたり、或は歪曲して変形し、側板4の
端部のみが凹溝21の底部と接触する状態を生ずるから
、屋外に放置したときは雨水等が梱包用容器の内部に容
易に浸透して梱包物を損傷する欠点がある。
本考案は上記事情に鑑み、上記梱包用容器の側板と隅柱
又は横梁との結合を緊密にするために、隅柱又は横梁を
改良したものである。
以下、本考案の実施例について図面を参照して説明する
第5図および第10図に示すように、コーナー金具1に
、その三軸方向から差し込まれる隅柱2および横梁3は
、第6図および第7図に示すように横断面アングル状に
構成され、側壁20、凹溝21、端縁22および角穴2
3(係止穴)を有している。
そして端縁22から凹溝21内方に突出して弾力のある
突片24が設けられる。
この突片24は、隅柱2にあっては凹溝21の長さ方向
に傾斜し、かつ、間隔をおいて多数個突設され、また横
梁3にあっては凹溝21の底部に向けて傾斜し、かつ間
隔をおいて多数個突設されている。
この突片24の配置間隔は適宜とし、その形状は三方を
打ち抜いた角型であることが望ましい。
なお、第8図に示すように、隅柱2又は横梁3に設けら
れる凹溝21は、横梁2等の側端部を屈曲することによ
り形成したばかりでなく、所定の間隙を有して溶着した
当板22aにより形成してもよい。
又、隅柱2又は横梁3の長手方向両端部には、角穴23
で構成される係止孔が穿設される一方、コーナー金具1
には、その内面に前記係止孔に係合する角型の係止片6
が突設されている。
上記構成に係る隅柱2、横梁3、側板4及びコーナー金
具1により梱包用容器を組立てるには、隅柱2及び横梁
3をコーナー金具1にその三軸方向から差し込み、角穴
23に係止片6を係合して両者を連結すると共に、一対
の隅柱2,2の凹溝21.21の上端から側板4の側端
部を差し込む。
ついで側板4に力を加えつつ、その下端部を梱包用容器
の底辺部における横梁3の凹溝21内に圧入する。
これにより、側板4は各凹溝21内の各突片24により
、その周縁が側壁20側に押圧されて密接し、第9図の
右方部分に示すように、隅柱2,2の中間部において側
板4の周縁は突片24により横梁3の側壁20と密着し
、空隙21aが梱包用容器外に露出することはない。
なお、本梱包用容器への荷物等の出し入れのため、容器
の上部又は側面に開閉可能な蓋又は扉を設けてもよい。
以上記載した本考案によると、隅柱および横梁をコーナ
ー金具に差し込み結合し、隅柱および横梁に設けた凹溝
に側板を差し込んで取り付ける梱包用容器において、側
板を隅柱および横梁の凹溝の外側壁面に密着させること
ができ、側板が中間部においてガタついたり歪曲するこ
ともなく、雨水等が梱包用容器の内部に浸透することを
極力防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案により改良しようとする梱包用容器の全
体を表わす斜視図、第2図はそのコーナ一部の構造を表
わす斜視図、第3図はその隅柱および横梁を表わす斜視
図、第4図はその側板と隅柱又は横梁との結合を表わす
第2図IV−IV線断面図、第5図は本考案に係る梱包
用容器のコーナ一部の構造を表わす斜視図、第6図は隅
柱を表わす斜視図、第7図は横梁を表わす斜視図、第8
図は横梁の他の例を表わす斜視図、第9図は本考案にお
ける側板と横梁等との結合を表わす第5図■−■線断面
図、第10図は本考案に係る梱包用容器のコーナ一部を
内方からみた斜視図である。 1・・・・・・コーナー金具、2・・・・・・隅柱、3
・・・・・・横梁、4・・・・・・側板、5・・・・・
・係合部、6・・・・・・係止孔、20・・・・・・側
壁、21・・・・・・凹溝、22・・・・・・端縁、2
3・・・・・・角穴、24・・・・・・突片。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 四隅部に立設された横断面アングル状の隅柱と、これら
    の隅柱の上下端部間に張り渡された横断面アングル状の
    横梁と、各隅部に配置され三軸方向から差し込まれた上
    記隅柱および横梁の端部を固定するコーナー金具と、上
    記隅柱及び横梁の長手方向に沿って形成された凹溝に周
    縁部が差し込み固定された側板とからなる箱状の梱包用
    容器において、隅柱および横梁には長手方向中間部にお
    いて凹溝内に突出する弾性の突片と長手方向両端部にコ
    ーナー金具係止用の係止孔とが夫々形成される一方、コ
    ーナー金具には前記係止孔に係合する係止片が形成され
    ており、上記隅柱及び横梁がコーナー金具に差し込まれ
    たときにコーナー金具の係止片を隅柱及び横梁の係止孔
    に係合して両者を連結すると共に、隅柱及び横梁の凹溝
    内に差し込まれた側板を弾性の突片により凹溝内の外側
    壁面に圧接固定するようにしたことを特徴とする梱包用
    容器。
JP1977103267U 1977-08-03 1977-08-03 梱包用容器 Expired JPS607324Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1977103267U JPS607324Y2 (ja) 1977-08-03 1977-08-03 梱包用容器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1977103267U JPS607324Y2 (ja) 1977-08-03 1977-08-03 梱包用容器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5430621U JPS5430621U (ja) 1979-02-28
JPS607324Y2 true JPS607324Y2 (ja) 1985-03-11

Family

ID=29043620

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1977103267U Expired JPS607324Y2 (ja) 1977-08-03 1977-08-03 梱包用容器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS607324Y2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5753585U (ja) * 1980-09-12 1982-03-29
JP2020040704A (ja) * 2018-09-10 2020-03-19 岐阜プラスチック工業株式会社 ボックス

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH061099U (ja) * 1992-06-03 1994-01-11 雅彦 本間 ハンドルの高さを調節できるベビーカー

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH061099U (ja) * 1992-06-03 1994-01-11 雅彦 本間 ハンドルの高さを調節できるベビーカー

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5430621U (ja) 1979-02-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS607324Y2 (ja) 梱包用容器
KR200147399Y1 (ko) 문틀의 결합장치
KR200387441Y1 (ko) 방음판 고정용 프레임
JP4165644B2 (ja) 錠箱の構造
JPH0448333Y2 (ja)
JPH0136791Y2 (ja)
JPH0344660Y2 (ja)
JPS6016944Y2 (ja) 封印具
JPS594111Y2 (ja) 入角間隙部における閉寒板体の固定部の構造
JPH0643291Y2 (ja) スタッドの接合構造
JPS5935686Y2 (ja) 目地構造
JPH0516821Y2 (ja)
JPS5930507Y2 (ja) 電気機器のケ−ス
JPH089591Y2 (ja) 冷蔵庫
JPS6330802Y2 (ja)
JPS6132014Y2 (ja)
JPS6328306Y2 (ja)
JP2523946Y2 (ja) 固定具
JPS5922204Y2 (ja)
JPS5851278Y2 (ja) 溝蓋とu字溝の連結構造
JPH0629428Y2 (ja) 金庫の中箱構造
JPH034720Y2 (ja)
JPH07246672A (ja) ハニカムパネル
JPS6128758Y2 (ja)
JP2992249B2 (ja) 格子の取付構造