JPS6016944Y2 - 封印具 - Google Patents

封印具

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JPS6016944Y2
JPS6016944Y2 JP3073382U JP3073382U JPS6016944Y2 JP S6016944 Y2 JPS6016944 Y2 JP S6016944Y2 JP 3073382 U JP3073382 U JP 3073382U JP 3073382 U JP3073382 U JP 3073382U JP S6016944 Y2 JPS6016944 Y2 JP S6016944Y2
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JP
Japan
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wedge member
sealing
hole
line
pair
Prior art date
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Expired
Application number
JP3073382U
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English (en)
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JPS58133170U (ja
Inventor
住男 冨田
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案はコンテナ、現金輸送袋、あずかり品収納袋等
の封印具に関する。
この種の封印具としてたとえば実公昭48−38079
を公報に記載されたものがある。
この封印具は、ブリキのような可撓性薄金属帯板の一端
に施錠部を備えているものである。
施錠部は、可撓性薄金属帯板の一端に取り付けられかつ
2枚の被覆板からなるケースとケース内部に固定されか
つ施錠用ばね線条が取り付けられた封板とからなる。
そして施錠部内に金属帯板の一端を挿通すると、帯板に
あけられた数個の孔の一つが施錠部内のばね線条と係合
し、施錠部から帯板を引き抜くことができないようにな
っている。
しかしこの封印具を組立てるには、封板に施錠用ばね線
条を固定し、封板を一方の被覆板に固定し、可撓性薄金
属帯板に他方の被覆板を固定し、両波覆板を固定しなけ
ればその作業が非常に面倒であった。
この考案は、組立が簡単な封印具を提供することを目的
とする。
この考案による封印具は重ね合わされて固定される上下
の盤と、上下の盤にまたがって少なくとも一部がうめこ
まれるくさび部材とからなり、上下の盤のそれぞれの対
向面には、外側に封印線折れ込み部をそれぞれ有する一
対の封印線嵌入溝が形成され、上盤には一対の封印線嵌
入溝と直交しかつそれぞれの封印線折れ込み部の内側に
おいて一対の封印線嵌入溝にまたがるくさび部材押込貫
通孔があけられ、下盤には上盤のくさび部材押込貫通孔
に連続するくさび部材押込有底孔15があけられている
ことを特徴とする。
上下の盤およびくさび部材はポリアセタール系樹脂、A
BS樹脂などの合成樹脂を成形することにより製作され
る。
この明細書において上とは第8図の上側を下とは同図下
側を、前とは第4図下側を、後とは同図上側をいうもの
とする。
以下、図面を参照してこの考案の実施例について詳細に
説明する。
第1図〜第8図において、封印具は重ね合わされて固定
される上下の盤1,2と、上下の盤1゜2にまたがって
うめこまれるくさび部材3とからなる。
上下の盤1,2およびくさび部材3はポリアセタール系
樹脂製である。
上盤1は円盤状であり、その上面が表示面16、下面が
対向面11となっている。
そしてこの対向面11には、外側に封印線折れ込み部1
3a、14aをそれぞれ有する一対の封印線嵌入溝13
.14が形威されるとともにそれぞれの封印線折れ込み
部13a、14aの外側位置に保合突起17および同封
印線嵌入溝13.14を除く周縁部にほぼ環状に溶着用
突起18が設けられている。
封印線嵌入溝13.14の横断面は略U字形である。
また上盤1には一対の封印線嵌入溝13.14と直交し
かつそれぞれの封印線折れ込み部13a、14aの内側
において一対の封印線嵌入溝13.14にまたがる横断
面矩形状のくさび部材押込貫通孔15があけられている
貫通孔15の内周壁には内周壁を1周する嵌合溝19が
形威されている。
またこの内周壁上端はテーパに形威されている。
下盤2もまた円盤状である。
そして上面が対向面21、下面が表示面26となってい
る。
この対向面21には外側に封印線折れ込み部23a*2
4aをそれぞれ有する一対の封印線嵌入溝23゜24お
よび係合突起嵌入凹所27がそれぞれ上盤1の封印線嵌
入溝13.14および保合突起17に対応する位置に形
威されている。
また、下盤2には上盤1のくさび部材押込貫通孔15に
連続するくさび部材押込有底孔25が対向面21からあ
けられている。
この有底孔25の下部の垂直断面はV字形である。
くさび部材3はその横断面が上盤1のくさび部材押込貫
通孔15の横断面とほぼ等しい矩形である略直方体状で
その下端はテーパに形成されている。
またくさび部材3の外周面には外周面を一周する嵌合突
起31が設けられている。
封印具は、まず上盤1の係合突起17を下盤2の係合突
起嵌入凹所27に嵌入させ、上盤1の溶着用突起18を
溶着することにより上下の盤1゜2を固定した後、くさ
び部材3の下部を上盤1のくさび部材押込貫通孔15に
圧入することにより組立てられる。
この状態が第8図に中心線より左側に示されている。
このようにして組立てた後においては上盤1の一対の封
印線嵌入溝13.14と下盤2の一対の封印線嵌入溝2
3.24とによって一対の封印線挿通孔5,6が形威さ
れている。
つぎに封印操作を説明する。
まず封印線4を封印すべき箇所に通した後、封印具の一
対の封印線挿通孔5,6それぞれに封印線4の異なる端
部を挿通する。
そして上盤1から上部が突出しているくさび部材3を上
盤1のくさび部材押込貫通孔15およびこの貫通孔15
に連続する下盤2のくさび部材押込有底孔25に押込む
すると、封印線4は第8図に中心線より右側に示されて
いるように封印線折れ込み部13a、23a、24aの
外側壁に押しつけられるようにクランク状に折曲がり、
くさび部材3と封印線折れ込み部13a、23a*
14at 24aを外側壁によって挾まれた状態とな
る。
またくさび部材3の嵌合突起31が上盤1の嵌合溝19
にはまりこむ。
一旦封印されたのちにおいては封印線を引き抜こうとし
ても、くさび部材3と封印線折れ込み部13av 2
3a、14a= 24aの外側壁との間で封印線4が
折れ曲がっているので、封印線4を引き抜くことはでき
ない。
またくさび部材3はくさび部材押込貫通孔15およびく
さび部材押込有底孔25にうめこまれかつくさび部材3
の嵌合突起31がくさび部材貫通孔15の内周壁に形威
された嵌合溝19にはまりこんでいるのでくさび部材3
も引き抜くことができない。
この実施例では上下の盤1,2は円盤状であるが水平断
面矩形板状、多角形状その他任意の形状でよい。
また下盤は第9図に示す下盤2Aのように一対の封印線
嵌入溝23.24がくさび部材押込有底孔25の前後位
置のおいて連通されているものでもよい。
このことば上盤についても同様である。また上下の盤1
,2の表示面に承認マークや封印の日付等の刻印を施し
てもよい。
この場合には封印の際パンチ等で刻印が破壊されないよ
うに第8図に鎖線で示すように中央部が外方に突出する
曲面に表示面16.26を形威し中央部を除いた周縁部
に刻印しておけばよい。
また上盤1と下盤2は上盤1の溶着用突起18を溶着し
て固定されているのが、溶着用突起18を省き、接合面
11.21の縁を溶着するようにしてもよい。
またくさび部材としては第10図に示すように指で容易
に押し込めるようにその上端に面積の大きい押圧部32
が設けられたくさび部材3Aを用いてもよい。
また第11図に示すように下端から上方に向かって垂直
溝33が形成されたくさび部材3Bを用いてもよい。
このくさび部材3Bを用いて封印するとくさび部材3B
において封印線4を外側に押し広げて個所より下方の部
分が外側に広がるので、くさび部材3Bの上方への移動
が完全に阻止される。
とくに前述した押圧部32が設けられたくさび部材3A
のように封印後においても手がかりを有するくさび部材
にはこのような垂直溝33を形成しておくことが好まし
い。
以上詳細に説明したように、この考案による封印具では
、上盤と下盤とを固定したのち、くさび部材の下部を上
盤のくさび部材押込貫通孔に圧入することによって組立
てられるので、その組立が簡単である。
またくさび部材を押し込むと、くさび部材によって封印
線折れ込み部の外側面に押し付けられた状態となるので
、封印線を引き抜けなくなる。
したがって確実な封印が行なえる。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の実施例を示すもので第1図は上盤の底
面図、第2図は第11図の■−■線に沿う断面図、第3
図は第1図の■−■線に沿う断面図、第4図は下盤の平
面図、第5図は第4図の■−■線に沿う断面図、第6図
は第4図のVI−VI線に沿う断面図、第7図はくさび
部材の斜視図、第8図は中心線より右側半分に封印完了
の状態を、同左側半分に封印具組立後の状態をそれぞれ
示す断面図、第9図は下盤の他の例を示す平面図、第1
0図および第11図はそれぞれくさび部材の他の例を示
す斜視図である。 1・・・・・・上盤、2,2A・・・・・・下盤、3.
3A、 3B・・・・・べさび部材、11,21・・・
・・・対向面、13.14,23.24・・・・・・封
印線嵌入溝、13ay 14 a、 23 at 2
4 a・・・・・・封印線折れ込み部、15・・・・・
べさび部材押込貫通孔、25・・・・・べさび部材押込
有底孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 重ね合わされて固定される上下の盤1. 2. 2Aと
    、上下の盤1. 2. 2Aにまたがって少なくとも一
    部がうめこまれるくさび部材3. 3A、 3Bとか
    らなり、上下の盤1,2.2Aのそれぞれの対向面11
    .21には、外側に封印線折れ込み部13a14a*
    23ae 24aをそれぞれ有する一対の封印線嵌入
    溝13.14,23.24が形成され、上盤1には一対
    の封印線嵌入溝13゜14と直交しかつそれぞれの封印
    線折れ込み部13a、14aの内側において一対の封印
    線嵌入溝13.14にまたがるくさび部材押込貫通孔1
    5があけられ、下盤2,2Aには上盤1のくさび部材押
    込貫通孔15に連続するくさび部材押込有底孔25があ
    けられている封印具。
JP3073382U 1982-03-03 1982-03-03 封印具 Expired JPS6016944Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3073382U JPS6016944Y2 (ja) 1982-03-03 1982-03-03 封印具

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3073382U JPS6016944Y2 (ja) 1982-03-03 1982-03-03 封印具

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Publication Number Publication Date
JPS58133170U JPS58133170U (ja) 1983-09-08
JPS6016944Y2 true JPS6016944Y2 (ja) 1985-05-25

Family

ID=30042428

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JP3073382U Expired JPS6016944Y2 (ja) 1982-03-03 1982-03-03 封印具

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JP4966536B2 (ja) * 2005-10-26 2012-07-04 名伸電機株式会社 封印具

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JPS58133170U (ja) 1983-09-08

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