JPS5852238Y2 - 容器組立用パツキン - Google Patents
容器組立用パツキンInfo
- Publication number
- JPS5852238Y2 JPS5852238Y2 JP9500279U JP9500279U JPS5852238Y2 JP S5852238 Y2 JPS5852238 Y2 JP S5852238Y2 JP 9500279 U JP9500279 U JP 9500279U JP 9500279 U JP9500279 U JP 9500279U JP S5852238 Y2 JPS5852238 Y2 JP S5852238Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- protrusion
- lid
- packing
- container assembly
- flat plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、組立容器において、隣接する2つの側壁と
蓋との交点に挿入するための、パツキンに関するもので
ある。
蓋との交点に挿入するための、パツキンに関するもので
ある。
タンク等の大形容器の側壁を、直角四辺形の浅い箱状単
位板から組立てることは既に行なわれている。
位板から組立てることは既に行なわれている。
この容器に蓋を付設するには、蓋の外周に沿って水平縁
を設け、水平縁を側壁の上縁に当接するのが便利な方法
である。
を設け、水平縁を側壁の上縁に当接するのが便利な方法
である。
上記の水平縁を蓋に付設するには、蓋を直角四辺形の浅
い箱状単位板で作り、単位板の1辺または2辺に沿って
アングルを固定する方法(実公昭51−44971号)
、または上記単位板の1辺または2辺に沿い予じめ鍔を
一体に設けておく方法(実開昭54−32503号)が
知られている。
い箱状単位板で作り、単位板の1辺または2辺に沿って
アングルを固定する方法(実公昭51−44971号)
、または上記単位板の1辺または2辺に沿い予じめ鍔を
一体に設けておく方法(実開昭54−32503号)が
知られている。
しかし、上記の方法で蓋と側壁とを固定すると、互いに
隣接する2つの側壁と蓋の水平縁とが出あう交点に、礼
状の隙間が生ずる傾向があった。
隣接する2つの側壁と蓋の水平縁とが出あう交点に、礼
状の隙間が生ずる傾向があった。
このような隙間が存在すると、容器内に昆虫や埃が入る
ので、都合が悪かった。
ので、都合が悪かった。
この考案は、このような欠点を改善するためになされた
ものであって、上記の隙間を塞ぐパツキンを提供するも
のである。
ものであって、上記の隙間を塞ぐパツキンを提供するも
のである。
すなわち、この考案は、柔軟材料からなる平板の一面上
に突出部を設け、突出部と上記−面との会合線をL字状
に折り曲げ、折曲角をほぼ直角にするとともに、この会
合線から突出部の側面をほぼ直角に起立させてなる、容
器組立用パツキンである。
に突出部を設け、突出部と上記−面との会合線をL字状
に折り曲げ、折曲角をほぼ直角にするとともに、この会
合線から突出部の側面をほぼ直角に起立させてなる、容
器組立用パツキンである。
この考案に係る容器組立用パツキンを、図面に基いて説
明すると次の通りである。
明すると次の通りである。
第1図なしい第4図は、この考案に係る容器組立用パツ
キンの一例を示す斜視図である。
キンの一例を示す斜視図である。
第5図は、この考案に係る容器組立用パツキンの使用状
態を示す一部切欠分解斜視図である。
態を示す一部切欠分解斜視図である。
第1図において、柔軟材料からなる平板1の一面上に、
突出部2が設けられている。
突出部2が設けられている。
突出部2と上記平板1の一面との会合線22は、L字状
に折れ曲っており、その折曲角はほぼ直角とされている
。
に折れ曲っており、その折曲角はほぼ直角とされている
。
突出部2の側面21は、上記会合線22からほぼ直角に
起立している。
起立している。
このように構成されたものが、この考案に係る容器組立
用パツキンaである。
用パツキンaである。
上記柔軟材料としては、天然もしくは合成ゴム、軟質合
成樹脂、またはこれらの発泡体が用いられるが、そのう
ちエチレン・プロピレン・ターポリマーおよびその発泡
体が最も好ましい。
成樹脂、またはこれらの発泡体が用いられるが、そのう
ちエチレン・プロピレン・ターポリマーおよびその発泡
体が最も好ましい。
上記平板1の形状は任意であるが、図示したように、同
じ厚さの帯状物11.12が幅方向を同一平面上に位置
させて、L字状に直交した形状が好ましい。
じ厚さの帯状物11.12が幅方向を同一平面上に位置
させて、L字状に直交した形状が好ましい。
平板1には、ボルト挿通孔13を穿設することができる
。
。
突出部2の折曲面21以外の側面または頂面は、任意の
形状であってよい。
形状であってよい。
なお、図示したように、突出部2全体がL字状をなす場
合、Lの内側の平板が切欠されていてもよい。
合、Lの内側の平板が切欠されていてもよい。
上記のパツキンaにおいて、帯状物11および12の幅
は45mm程度、長さは90 mm程度、厚みは6mm
程度、突出部2の幅はlQmm程度、高さは6mm程度
が適当であるが、勿論これに限定されるものではない。
は45mm程度、長さは90 mm程度、厚みは6mm
程度、突出部2の幅はlQmm程度、高さは6mm程度
が適当であるが、勿論これに限定されるものではない。
第1図に示したのは、この考案に係る容器組立用パツキ
ンの基本的な実施態様である。
ンの基本的な実施態様である。
この考案には、これに若干の変更を加えたものも含まれ
る。
る。
例えば、第2図に示すこの考案の容器組立用パツキンb
では、平板1が等脚台形状とされている。
では、平板1が等脚台形状とされている。
このほか、平板1を直角三角形状とすることもできる。
第3図に示すこの考案の容器組立用パツキンCでは、突
出部2が直角三角柱状とされている。
出部2が直角三角柱状とされている。
このほか、突出部2を直角四角柱、直角五角柱等とする
こともできる。
こともできる。
第4図に示すこの考案の容器組立用パツキンdでは、平
板1上に、突出部2と同じ側に向かって突出する突起3
が設けられている。
板1上に、突出部2と同じ側に向かって突出する突起3
が設けられている。
突起3は、突出部2の折曲面21の折れ目に向がって傾
斜する稜線31と、この稜線31によって分けられる2
つの斜面32.33を備えている。
斜する稜線31と、この稜線31によって分けられる2
つの斜面32.33を備えている。
斜面32.33は、平板面に対して135°の角度で傾
斜している。
斜している。
この突起3は、容器の側壁が傾斜接合縁を備えた単位板
から組立てられている場合に、容器の角で隣りあう2つ
の傾斜接合縁にそれぞれ斜面32 、33を密着させ、
側壁と蓋との交点の気密性をさらに高める役目をする。
から組立てられている場合に、容器の角で隣りあう2つ
の傾斜接合縁にそれぞれ斜面32 、33を密着させ、
側壁と蓋との交点の気密性をさらに高める役目をする。
また、このパツキンdには、突起3と背中合わせに丘状
膨出部4が設けられている。
膨出部4が設けられている。
この膨出部4は、蓋の裏側へ強く密着して、気密性を高
める役目をする。
める役目をする。
この考案の容器組立用パツキンは、例えば次のように使
用される。
用される。
第5図において、容器の側壁が、単位板5から組立てら
れている。
れている。
単位板5は、直角四辺形の基板51の四周に、基板51
に対して135゛の角度で傾斜する傾斜接合縁52を設
け、その先に直立接合縁53を設けたものである。
に対して135゛の角度で傾斜する傾斜接合縁52を設
け、その先に直立接合縁53を設けたものである。
単位板5の代りに、傾斜接合縁を備えない単位板を用い
ることができる。
ることができる。
側壁の上に、蓋6が設けられている。
蓋6は、単位板から組立てられたものであってもよい。
蓋6は、周縁に水平縁61を備えている。容器の角で隣
りあう2つの側壁と蓋との間に、この考案の容器組立用
パツキンdが挿入されている。
りあう2つの側壁と蓋との間に、この考案の容器組立用
パツキンdが挿入されている。
パツキンdの平板1は、突出部2を設けた面が側壁の上
縁を構成する直立接合縁53に当接され、突出部2は、
2つの側壁の側縁を構成する直立接合縁53にその側面
21を密接させている。
縁を構成する直立接合縁53に当接され、突出部2は、
2つの側壁の側縁を構成する直立接合縁53にその側面
21を密接させている。
なお、図示した場合、単位板5が傾斜接合縁52を備え
ているので、図には表われていないが、パツキンdの突
起3が傾斜接合縁に密着している。
ているので、図には表われていないが、パツキンdの突
起3が傾斜接合縁に密着している。
容器の角以外では、側壁の上縁を構成する直立接合縁5
3と蓋6との間に、テープ状パツキン7が挿入されてい
る。
3と蓋6との間に、テープ状パツキン7が挿入されてい
る。
テープ状パツキン7の端は、パツキンdの平板1の端と
重ねられている。
重ねられている。
この状態で、蓋6の水平縁61を平板1に当接し、水平
縁61と直立接合縁53とをボルトで締付ける。
縁61と直立接合縁53とをボルトで締付ける。
このとき、膨出部4は、蓋6に強く押しつけられる。
この考案に係る容器組立用パツキンは、平板の一面上に
突出部を設けたので、このパツキンの空出部を下側に向
けて、平板を隣接する2つの側壁と蓋との間に挿入する
と、突出部を上記2つの側壁と蓋との交点に外側から当
接することができる。
突出部を設けたので、このパツキンの空出部を下側に向
けて、平板を隣接する2つの側壁と蓋との間に挿入する
と、突出部を上記2つの側壁と蓋との交点に外側から当
接することができる。
そして、突出部と上記−面との会合線をL字状に折り曲
げ、折曲角をほぼ直角にし、この会合線がら突出部の側
面をほぼ直角に起立させたので、上記のように突出部を
当接したとき、直角に起立する側面を、2つの側壁を構
成する単位板の直立接合縁に密接させることができる。
げ、折曲角をほぼ直角にし、この会合線がら突出部の側
面をほぼ直角に起立させたので、上記のように突出部を
当接したとき、直角に起立する側面を、2つの側壁を構
成する単位板の直立接合縁に密接させることができる。
したがって、2つの側壁と蓋との交点が気密にされる。
これが、この考案の容器組立用パツキンがもたらす大き
な利点である。
な利点である。
第1図ないし第4図は、この考案の容器組立用パツキン
の一例を示す斜視図、第5図は、この考案の容器組立用
パツキンの使用状態を示す一部切欠分解斜視図である。 各図において、aないしdはこの考案のパツキン、1は
平板、2は突出部、3は突起、4は膨出部、5は単位板
、6は蓋、7はテープ状パツキン、11および12は帯
状物、13はボルト挿通孔、21は側面、22は会合線
、31は稜線、32および33は斜面、51は基板、5
2は傾斜接合縁、53は直立接合縁、61は水平縁であ
る。
の一例を示す斜視図、第5図は、この考案の容器組立用
パツキンの使用状態を示す一部切欠分解斜視図である。 各図において、aないしdはこの考案のパツキン、1は
平板、2は突出部、3は突起、4は膨出部、5は単位板
、6は蓋、7はテープ状パツキン、11および12は帯
状物、13はボルト挿通孔、21は側面、22は会合線
、31は稜線、32および33は斜面、51は基板、5
2は傾斜接合縁、53は直立接合縁、61は水平縁であ
る。
Claims (1)
- 柔軟材料からなる平板の一面上に突出部を設け、突出部
と上記−面との会合線をL字状に折り曲げ、折曲角をほ
ぼ直角にするとともに、この会合線から突出部の側面を
ほぼ直角に起立させてなる、容器組立用パツキン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9500279U JPS5852238Y2 (ja) | 1979-07-09 | 1979-07-09 | 容器組立用パツキン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9500279U JPS5852238Y2 (ja) | 1979-07-09 | 1979-07-09 | 容器組立用パツキン |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5612093U JPS5612093U (ja) | 1981-02-02 |
JPS5852238Y2 true JPS5852238Y2 (ja) | 1983-11-28 |
Family
ID=29327864
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9500279U Expired JPS5852238Y2 (ja) | 1979-07-09 | 1979-07-09 | 容器組立用パツキン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5852238Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-07-09 JP JP9500279U patent/JPS5852238Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5612093U (ja) | 1981-02-02 |
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