JPH0714190Y2 - 紙製容器 - Google Patents

紙製容器

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JPH0714190Y2
JPH0714190Y2 JP8932490U JP8932490U JPH0714190Y2 JP H0714190 Y2 JPH0714190 Y2 JP H0714190Y2 JP 8932490 U JP8932490 U JP 8932490U JP 8932490 U JP8932490 U JP 8932490U JP H0714190 Y2 JPH0714190 Y2 JP H0714190Y2
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JP
Japan
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container
lid
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locking
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淳 佐田
誠 五十嵐
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Toppan Inc
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、ファーストフード店で持ち帰り用ハンバーガ
ーを入れるのに適した紙製容器に関する。
〔従来の技術〕
ファーストフード店で持ち帰り用ハンバーガー容器とし
て、第3図に示すように発泡ポリエチレン製で、四角錐
台状の容器本体および蓋体からなる容器が使用され、ハ
ンバーガーを容器内に収納した後、粘着テープで止めて
いた。このように開口部を粘着テープで止めなければな
らないので、封止作業が面倒であるため改善が望まれて
いた。
このような粘着テープを用いない係止構造を有する紙製
容器として、第4図に示すように、四角錐台の容器本体
と蓋体とからなり、前記蓋体の開口部が容器本体の開口
部より大きく形成し、かつ、容器本体の前方の側壁の上
端に中央に係止穴を有する係止部材、および蓋体の前方
の側壁に前記係止穴と係合する係止片を具備した構造と
し、ハンバーガーの収納後、粘着テープを用いなくても
封止できるものであった。
また、前記蓋体の係止片と容器本体の係止穴との係合を
確実にするため、前方の側壁と底壁との間の折線を内方
に弯曲させていた。
〔考案が解決しようとする課題〕
第4図に示した容器は、係止構造を有するので、従来の
ように封止のための粘着テープが必要でないので、封止
作業が簡便化された。
しかし、この容器は、容器本体の係止部材の中央部と蓋
体の前方の側壁の中央部とで係合する構造であったた
め、係合位置にずれが生じ、合せ難いものであった。
また、係合を確実にするため容器本体の前方の側壁と底
壁との間の折線を内方に弯曲させているため、容器を組
立てる際、組立て難いものであった。
本考案の目的は、紙製で直線状の折目から形成され、蓋
体を容器本体に被せるだけで簡単に封止できる紙製容器
を提供することである。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は、四角錐台状の容器本体と蓋体とを連結部を介
して連結し、前記蓋体の開口部が、容器本体の開口部よ
りも大きく形成してなり、かつ連結部は、中央に設けた
稜線と両側縁から稜線まで延びる切込みからなり、この
切込みが、稜線より容器本体側に位置してなることを特
徴とする紙製容器である。
また、前記容器の、容器本体を形成する前方の側壁の上
端に折線を介して係止片を設けた紙製容器である。
さらに、前記容器本体の係止板の両側に係止突起を設け
ると共に、蓋体の前方の側壁の両側の稜線に係止穴を設
けた紙製容器である。
〔作用〕
容器本体にハンバーガーを入れ、容器本体上に蓋体を被
せた時に稜線の両側に稜線より容器本体側に切込みを設
けたので、稜線に歪みが生じることなく、蓋体の反発が
小さくなり、容易に封止することができる。
また、容器本体の前方の側壁の上端に設けた係止板の両
側に係合突起を設けると共に、蓋体の前方の側壁の両側
の稜線に係止穴を設けたので、蓋体を容器本体に被せる
と、前記係合突起は、稜線に沿って移動し、係止穴にそ
のまま係合し、封止することができる。
〔実施例〕
本考案の実施例を図面に従って説明する。
第1図は、本考案の容器の展開図で、四角形の底壁10に
折目を介して外方にひろがる形の台形の側壁11A、11B、
11C、11Dを設けこのうち、側壁11A、11Cの両側に貼着片
12A、12A、12C、12Cを設けた容器本体15と、四角形の天
壁20に折目を介して外方にひろがる形の台形の側壁21
A、21B、21C、21Dを設け、このうち側壁21A、21Cの両側
に貼着片22A、22A、22C、22Cを設けた蓋体25からなる。
そして、容器本体15の前方の側壁11Aの上端には、折目
を介して、両側に係止突起13、13を具備した係止板14を
設け、かつ、蓋体25の前方の側壁21Aの両側の稜線23、2
3には係止穴24、24が設けられている。
さらに、容器本体15の側壁11Cおよび蓋体25の側壁21Cと
は、連結部30を介して連結されている。この連結部30
は、中央の稜線31と両側縁から稜線31の両端まで延びる
切込み32、32からなり、この切込み32、32は、稜線31よ
り容器本体15側に位置している。
ここで、容器本体15の側壁より、蓋体の側壁が大きくな
っており、第2図に示すように組み立てた時、容器本体
の開口部より蓋体の開口部が大きくなる。
また、稜線31の両側に設けた切込み32、32の稜線側の端
部は腕曲させ、切込み32、32による破れの発生を防いで
いる。
一方、容器本体15の底壁10には、凹凸部16を設け、ハン
バーガーのように熱い食物を入れても、湿気による水滴
が直接ハンバーガーに接して食感を損わないようにする
のが好ましい。
前記凹凸部を設ける代りに、容器の素材の内面に、無サ
イズ紙、吸水性樹脂のように吸水性が優れた素材を用い
てもよい。
〔考案の効果〕
本考案は、以上の構成からなるので、紙製の蓋体を容器
本体上に被せた時の反発が小さく、また連結部の歪みが
ないので、容易に封止することができる。
また、蓋体を被せると蓋体の稜線が、容器本体に設けた
係止突起に接し、稜線に沿って移動し、そのまま係止穴
に係止することができるので、従来のように位置合せの
作業等を行なわずに封止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の容器の一実施例を示す展開図、第2
図は第1図を組み立てた状態の説明図、第3図、および
第4図は、従来の容器の説明図である。 10……底壁 11A、11B、11C、11D……側壁 13……係止突起 14……係止板 15……容器本体 20……天壁 21A、21B、21C、21D……側壁 23……稜線 24……係止穴 25……蓋体 30……連結部 31……稜線 32……切込み

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】四角錐台状の容器本体と蓋体とを連結部を
    介して連結し、前記蓋体の開口部が、容器本体の開口部
    よりも大きく形成してなり、かつ、連結部は、中央に設
    けた稜線と両側縁から稜線まで延びる切込みからなり、
    該切込みが稜線より容器本体側に位置してなることを特
    徴とする紙製容器。
  2. 【請求項2】容器本体を形成する前方の側壁の上端に折
    線を介して係止板を設けた請求項(1)の紙製容器。
  3. 【請求項3】容器本体の係止板の両側に係止突起を設け
    ると共に、蓋体の前方の側壁の両側の稜線に係止穴を設
    けてなる請求項(2)の紙製容器。
JP8932490U 1990-08-27 1990-08-27 紙製容器 Expired - Fee Related JPH0714190Y2 (ja)

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JP4724328B2 (ja) * 2001-08-30 2011-07-13 積水化成品工業株式会社 包装容器
JP5366325B2 (ja) * 2010-04-30 2013-12-11 日本トーカンパッケージ株式会社 包装用箱

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