JP2000062845A - 食品用簡易容器 - Google Patents

食品用簡易容器

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JP2000062845A
JP2000062845A JP10228376A JP22837698A JP2000062845A JP 2000062845 A JP2000062845 A JP 2000062845A JP 10228376 A JP10228376 A JP 10228376A JP 22837698 A JP22837698 A JP 22837698A JP 2000062845 A JP2000062845 A JP 2000062845A
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Ichiro Shibata
伊智郎 柴田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 板紙からなる枠材と薄いプラスチック製の
底材とからなる簡易容器の組立をより簡便化すること。 【解決手段】板紙からなる端縁13を有する縁枠1を頂
面12を上にして平面に載置し、その上から、突出21
を設けた薄いプラスチック製の内容器2を縁枠1内に軽
く押し込む。内容器1の突出21はそのまま端縁13の
下側に入りこむ。これによって端縁13は内容器2の突
出21を楔として係止し、内容器2は縁枠1から外れる
ことなく一体化する。これによって、内容器2は縁枠1
と完全に一体化した食品用簡易容器が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は加工食品を収納し
持ち帰るための簡易容器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、このような簡易容器として、
プラスチック製の枠の下端面に薄いプラスチック製の底
材を融着あるいは接着によって取り付けたものが、見栄
えがよく、また、取り扱いも簡便であることから、弁
当、寿司等、各種の加工食品の持ち帰り容器として広く
使用されている。
【0003】ところが、プラスチックの廃棄に際しての
問題点が種々指摘されるようになり、廃棄に際しての問
題が少ない紙を使用した容器が脚光を浴びるようになっ
た。本願の出願人は、このプラスチックの使用を最小に
した簡易容器を先に出願した特願平10−143528
号において開示した。この簡易容器は、紙シートを折り
曲げて縁枠とし、薄いプラスチック製の底材の周縁をこ
の縁枠に係止したものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この発明が解決しよう
とする課題は、この紙シートからなる枠材と薄いプラス
チック製の底材とからなる簡易容器の組立をより簡便化
することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明の食品用簡易容
器は、紙製の縁枠と、プラスチック製の内容器とからな
り、紙製の縁枠には、その内側上部周面に端縁を形成
し、プラスチック製の内容器には、その外面に突出を形
成し、プラスチック製の内容器の外周面に形成した突出
を、紙製の縁枠の内側周面に形成した端縁の下端に係止
したことを特徴とする。
【0006】プラスチック製の内容器の外周の大きさ
を、紙製の縁枠の内側よりも僅かに小さく作成し、プラ
スチック製の内容器に外周面に形成した突出と、紙製の
縁枠の内側上部周面に形成した端縁の位置関係を調整す
ることによって、縁枠の上方から、内容器を押し込むこ
とで、内容器の外周面に形成した突出を縁枠の内側周面
に形成した端縁の下端に係止し、簡易容器を組み立てる
ことができる。
【0007】したがって、利用現場で、種々の形態の内
容器を多数用意しておけば、多くの利用目的の簡易容器
を現場で簡単に組立てることができる。
【0008】その際、利用現場では、紙製の縁枠は展開
したシート状で、また、プラスチック製の内容器は重ね
合わせて置けるために、保管場所も広くは必要としな
い。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を添付図に示
す実施例によって説明する。
【0010】実施例1 図1はこの発明の簡易容器を構成する縁枠と内容器の外
観を示し、図2は、それぞれの部材の構成を説明するた
めの各部材の断面形状を示す。図中、1は通常の紙器に
使用されているような厚手の板紙を組み立てて、必要に
より糊付けした底部11を有する縁枠であって、その頂
部12は、必ずしも設ける必要はないが、見栄えをよく
するために平面状に形成した例を示している。13は、
縁枠の内側上部周面に形成した端縁であって、その端部
は撓みを持つように開放されている。
【0011】2は、一体成形によって作られた薄いプラ
スチック製の内容器であって、実質的に加工食品の収納
部となるもので、必要により任意に仕切を形成すること
ができる。21は、紙製の縁枠1の端縁13と係止する
突出であって、図示するように、内容器の全外周に設け
てもよく、また、部分的に設けてもよい。また、内容器
2の外縁22は、組立て後、容器の上縁となるために外
縁に形成されている。このような端縁13を有する縁枠
1と突出21を設けた内容器2は、図1に示すように、
縁枠1の頂面12を上にして平面に載置し、その上か
ら、内容器2を縁枠1内に軽く押し込むことによってワ
ンタッチで組み立てることができる。
【0012】この内容器1の押し込みに際しては、図2
に示すように、内容器1の突出部21が縁枠1の端縁1
3の上に当たる。これによって、端縁13は撓み、さら
に内容器1を押し込むことによって、内容器1の突出部
21はそのまま端縁13の下側に入り、これによって端
縁13は突出部21の当接から開放されて撓みによって
元の位置に戻る。そして、図3に示すように端縁13
は、突出部21に対して、戻りを阻止する楔として作用
してキッチリとはまり込み、内容器2の突出部21は縁
枠1の端縁13から外れることはない。これによって、
内容器2は縁枠1と完全に一体化し、図4に示すような
食品用簡易容器10が得られる。
【0013】実施例2 図5から図8に示す実施例は、第1の実施例の場合より
組立をより簡便化したものである。図5はそれぞれの組
立部材である紙製縁枠1とプラスチック製の内容器2の
外観と組立の要領を示し、図6はそれを断面によって示
す。
【0014】図6に示すように、紙製縁枠1の基本形状
は実施例1の場合と同じではあるが、縁枠の頂面12か
ら下方に伸びた端縁13が実施例1の場合より延長され
ている。
【0015】この図6に例示するものにおいては、縁枠
の頂部に平らな頂面12を形成した例を示しているが、
この頂面12の形成は必ずしも必要ではなく、単なる立
ち上がり部とすることもできる。
【0016】また、プラスチック製の内容器2について
は、突出部21は内容器の外縁22を下方に延長した先
端に外向きに形成されている。したがって、図5と図6
に示すように、底面11を下にして床面に載置した紙製
縁枠1の上から内容器2を押し込むと、図7に示すよう
に、内容器2の突出部21は、紙製縁枠1の縁枠の端縁
13に係止され、本発明の簡易容器20が完成する。図
8は完成した簡易容器20の外観を示す。この簡易容器
20の場合、その組立に当たっては、内容器2の突出部
21は、紙製縁枠1に押し込み縁枠の端縁13に係止す
るだけであるので組立作業も極めて簡単である。
【0017】実施例3 実施例2の場合は、図8に示すように、組立後、プラス
チック製の内容器2の外縁22と紙製縁枠1の頂部12
との間には隙間を生じる。この実施例は、これを利用し
て蓋部材付きの簡易容器とした例を示す。
【0018】図9は、この実施例を示すもので、紙製縁
枠1の頂部12の一辺を延長して、蓋部材14を形成し
ている。これによって、蓋つきの簡易容器30とするこ
とができる。そして、内容器2の外縁22と紙製縁枠1
の頂部12との間の隙間3に、蓋部材14の先端を挿入
する蓋付きの簡易容器とすることができる。
【0019】
【発明の効果】この発明によって以下の効果を奏する。
【0020】1.食品容器としての保形性は、紙製の縁
枠によって維持されるので、内容器は極めて薄いプラス
チック製のものとすることができ、また、縁枠も紙製で
あるので、従来のプラスチック製のものと比較してプラ
スチックスの使用量を極端に少なくでき環境に優しく、
しかも従来のプラスチック製のものと同等の機能と外観
を有する食品容器とすることができる。 2.組立はワンタッチで可能であるので組立のコストが
低減する。
【0021】3.使用現場でも簡単に組み立てることが
できるので、多種・少量の加工食品に適した容器を使用
現場で提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施例の簡易容器を構成する
縁枠と内容器の外観を示す。
【図2】 図1に示す部材を断面と組み立て要領を示
す。
【図3】 図2に示す部材の組み立て後の状態を示す。
【図4】 組み立てた第1の実施例の簡易容器の外観を
示す。
【図5】 本発明の第2の実施例の簡易容器を構成する
縁枠と内容器の外観を示す。
【図6】 図5に示す部材の断面と組み立て要領を示
す。
【図7】 図6に示す部材の組み立て後の状態を示す。
【図8】 組み立てた第1の実施例の簡易容器の外観を
示す。
【図9】 本発明の第3の実施例の簡易容器の外観を示
す。
【符号の説明】
1 紙製縁枠 2 プラスチック製の内容器
3 隙間 10,20,30 本発明に係る食品用簡易容器
11 紙製縁枠の底 12 紙製縁枠の頂部 13 縁枠の端縁 1
4 蓋部材 21 内容器の突出部 22 内容器の外縁

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 紙製の縁枠と、プラスチック製の内容器
    とからなり、 紙製の縁枠には、その内側上部周面に端縁を形成し、 プラスチック製の内容器には、その外周面に突出を形成
    し、 プラスチック製の内容器の外周面に形成した突出を紙製
    の縁枠の内側周面に形成した端縁の下端に係止した食品
    用簡易容器。
  2. 【請求項2】 紙製の縁枠の何れか上部周面の端縁を延
    長して、蓋部材とした請求項1に記載の食品用簡易容
    器。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002211556A (ja) * 2001-01-18 2002-07-31 Akuta:Kk 加工食品収納用簡易容器
JP2007513029A (ja) * 2003-12-08 2007-05-24 ミードウエストベコ・コーポレーション 抜き取り防止組立体を有するパッケージ
JP2010155625A (ja) * 2008-12-26 2010-07-15 Akuta:Kk 食品用簡易容器
JP2020011767A (ja) * 2018-07-20 2020-01-23 凸版印刷株式会社 複合容器

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