JPS6215186Y2 - - Google Patents

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JPS6215186Y2
JPS6215186Y2 JP16806080U JP16806080U JPS6215186Y2 JP S6215186 Y2 JPS6215186 Y2 JP S6215186Y2 JP 16806080 U JP16806080 U JP 16806080U JP 16806080 U JP16806080 U JP 16806080U JP S6215186 Y2 JPS6215186 Y2 JP S6215186Y2
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packing
plate
cut
unit plates
tape
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JP16806080U
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JPS5789058U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、直角四辺形状の単位板を多数互い
に結合して容器を組立てるとき、この単位板間に
挿入して、単位板間を気密に保持するためのパツ
キンに関するものである。
タンク等の大形容器を、多数の単位板から組立
てることは既に行なわれている。このような単位
板としては、いろいろな形式のものが知られてい
るが、そのうち代表的なものは、直角四辺形の基
板の周縁に同一側へ突出する接合縁を設けたもの
である。この場合の接合縁としては、基板に対し
て直立する直立接合縁と、135度の角度で傾斜す
る傾斜接合縁との2種類のものが知られている。
また単位板としては、基板のそれぞれの辺に沿い
直立接合縁または傾斜接合縁の一方だけを備えた
ものと、両方を備えたものとが知られている。
容器を組立てるときの単位板の結合様式として
は、種々の態様があるが、そのうち1つの基本的
な結合様式として、3個または4個の単位板を同
一平面状に結合する場合がある。このような場合
に、単位板間を気密にするために、Tまたは十字
状のパツキンを用いることが既に提案されている
(実公昭52−4429号および実公昭54−8402号)。
上記T字状パツキンは、細長い帯状パツキンを
長手方向の中央で直角に折曲し、このような折曲
物を2個折曲線が会合するように配置し、各帯状
パツキンの一折曲片を背中合わせに重ね、他折曲
片を一直線上にあらしめ、これに第三の帯状パツ
キンを重ねて2重にし、折曲線に沿つて芯材を挿
入し、芯材に近接した折曲片を互いに接着したも
のである。また、上記十字状パツキンは、上と同
様な帯状パツキンの折曲物を4個折曲線が会合す
るように配置し、折曲線に沿つて芯材を挿入し、
芯材に近接した折曲片を互いに接着したものであ
る。
上記のパツキンは、単位板を気密に結合するた
めには便利なものである。しかし、上記のパツキ
ンには、いくつかの欠点が残されていた。その欠
点とは、次の通りである。まず、上記のパツキン
を製造するには、帯状パツキンを折曲したり接着
したりしなければならないので、製造に手間がか
かり、高価についた。また、上記のパツキンは、
使用していないときにもTまたは十字状の形態を
保つているので、大きな空間を占め、運搬および
保管に不便であつた。さらに、上記のパツキン
は、それぞれ用途が予じめ決まつているので、用
途に応じて幾種類ものパツキンを用意する必要が
あつた。この考案は、このような欠点を改善しよ
うとしてなされたものである。
すなわち、この考案は、柔軟な弾性材料で作ら
れた帯状板の長手方向の両端から、厚みを2分す
る位置に切目を入れ、中央部に切目のない部分を
残し、切目を入れた部分に厚み方向に貫通する孔
を穿設してなる、パツキンである。
この考案に係るパツキンを、図面に基いて説明
すると次の通りである。第1図および第2図は、
この考案に係るパツキンの一例を示す斜視図であ
る。第3図ないし第6図は、この考案に係るパツ
キンの使用状態を示す一部切欠分解斜視図であ
る。第7図は、この考案に係るパツキンの梱包状
態を示す斜視図である。第8図は、この考案に係
るパツキンの別の一例を示す一部切欠斜視図であ
る。
第1図において、柔軟な弾性材料で作られた帯
状板1の長手方向の両端から、厚みを2分する位
置に切目11が入れられている。帯状板1の中央
部には、切目のない部分12が残されている。切
目を入れた部分には、厚み方向に貫通する孔13
が穿設されている。このように構成されたもの
が、この考案に係るパツキンaである。
上記のパツキンaにおいて、帯状板1を作る柔
軟な弾性材料としては、天然ゴム、合成ゴム(例
えばネオプレンゴム、エチレンプロピレンゴム、
シリコンゴム)、軟質合成樹脂(例えば軟質塩化
ビニル系樹脂)、またはこれらの独立気泡性発泡
体等が用いられる。そのうち、独立気泡性発泡体
は、押圧されたとき体積が容易に縮小されるの
で、特に好ましい。帯状板1の板面には、縞状ま
たはリング状等の凹凸を設けることができる。帯
状板1の幅は20ないし70mm程度、厚みは4ないし
20mm程度が好ましい。切目11は、帯状板1の厚
みを2等分分する位置に入れることが望ましい。
切目の内面にも、縞状等の凹凸を設けることがで
きる。切目のない部分12は、帯状板の長手方向
の中心からやや偏つて存在してもよい。また、こ
の部分12にも孔を穿設することができる。
第1図に示したのは、この考案に係るパツキン
の基本的な実施態様の1つである。この考案に
は、これに若干の変更を加えたものも含まれる。
例えば、第2図に示すこの考案に係るパツキンb
では、帯状板1の一側縁に沿い、両側板面上に突
条14が設けられている。
この考案に係るパツキンは、次のように使用さ
れる。第3図において、容器の壁が単位板2Aか
ら組立てられている。単位板2Aは、直角四辺形
の基板21の四周に、基板21に対して直立する
直立接合縁22を設けたものである。4個の単位
板2Aが同一平面状に結合される部分に、この考
案に係るパツキンaが用いられている。
パツキンaは、一方の切目11が開かれ、切目
によつて分けられた2片が帯状板1の残りと直角
をなすように曲げられ、その結果パツキンaは全
体としてT字状にされる。このようなパツキンa
が2個、Tの頭片をつきあわせるように配置さ
れ、それぞれのパツキンにおけるTの頭片と足片
とのなす直角部分が、単位板2Aの1つの角部に
おける直立接合縁22に当接されている。角部以
外の直立接合縁22には、それぞれテープ状パツ
キン3が当接され、テープ状パツキン3の一端
は、パツキンaの他方の切目11内に挾まれる
か、または2個のパツキンaにおけるTの頭片間
に挾まれている。
直立接合縁22およびテープ状パツキン3に
は、それぞれ孔221および31が穿設され、こ
れらの孔およびパツキンaの孔13が連通するよ
うに配置され、孔にボルト(図示せず)が挿通さ
れて固定される。こうして、単位板2Aが液密に
結合される。
第4図では、この考案に係るパツキンcが、テ
ープ状パツキン3の継目に用いられている。パツ
キンcは、第1図のパツキンaにおいて、切目の
ない部分12を帯状板1の長手方向における中心
に位置させたものである。2つのテープ状パツキ
ン3の一端が、それぞれパツキンcの切目11に
挾まれている。こうして、テープ状パツキン3の
継目の液密が保たれる。
第5図では、2個の単位板2Bが同一平面状に
並べられている。単位板2Bは、第3図の単位板
2Aにおいて、基板21の1辺に沿い、直立接合
縁22との間に基板21に対して135度の角度で
傾斜する傾斜接合縁23を設けたものである。2
個の単位板2Bは、傾斜接合縁23が同一平面状
に並ぶように配置され、傾斜接合縁23に隣接す
る直立接合縁22同志をつきあわせている。
この直立接合縁22間に、第3図と同様にT字
状に変形した、この考案に係るパツキンaにおけ
るTの足片が挾まれている。パツキンaにおける
Tの頭片は、上記単位板2Bと、上記単位板に直
交するように配置された別の単位板2Bとのそれ
ぞれ傾斜接合縁23間に挾まれている。頭片にテ
ープ状パツキン3の一端が重ねられ、テープ状パ
ツキン3の孔31と、パツキンaの孔13と、傾
斜接合縁に穿設された孔231とが連通するよう
に配置され、ボルト(図示せず)が挿通されて固
定される。
第6図では、第3図と同様な4個の単位板2A
の結合部に、この考案に係るパツキンdが挿入さ
れている。パツキンdは、第4図のパツキンcに
おいて、長手方向における切目のない部分の長さ
を帯状板1の厚みとほぼ等しくしたものである。
パツキンdは、切目11が何れも開かれ、その結
果全体として十字状をなしている。十字の各片の
先は、それぞれテープ状パツキン3の一端と重ね
られている。
上記第3図ないし第6図において、単位板2A
および2Bの基板21には、円形、四角形、八角
形、十字状、X字状、点状等の凹凸が設けられて
いてもよく、また基板21が全体として四角錐
状、八角錐状、四角錐台状、八角錐台状、球面状
等に膨出または凹陥していてもよい。さらに、基
板21が全体として、直立接合縁22の先端が構
成する開口面に対して傾斜していてもよい。基板
21には、中間に断熱材を含ませて3層構造にす
ることができる。傾斜接合縁23は、基板21の
4つの辺全部に沿つて設けてもよい。なお、上記
のように、この考案のパツキンは種々の用途があ
るので、用途によつては一部の孔13の位置が変
る場合がある。そこで、第8図に示すパツキンe
のように、パツキンを製造する際には一方の切目
11を入れた部分にだけ厚み方向に貫通する孔1
3を穿設しておき、使用に際して他方の切目を入
れた部分にも孔を穿設するようにしてもよい。
この考案に係るパツキンは、帯状板に切目を設
けるだけで製造できるから、製造が容易であり、
安価に得られる。また、帯状板に切目を設けただ
けであるから、運搬および保管に際しては、第7
図に示すように多数を重ねて、テープ4もしくは
紐等でしばるか、または袋に入れることができ
る。それ故、運搬および保管の際に場所をとらな
い。さらに、帯状板の長手方向の両端から厚みを
2分する位置に切目を入れたので、切目を閉じま
たは開くことにより、直線状、T字状、十字状等
種々の形態で用いることができる。それ故、極め
て用途が広い。また、切目を入れた部分に孔を穿
設したので、ボルトの挿通に便利である。しか
も、帯状板を柔軟な弾性材料から作つたので、単
位板間に挿入したとき、液密性がよく保たれる。
上記のように、この考案に係るパツキンは、数多
くの利点を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は、この考案のパツキンの
一例を示す斜視図、第3図ないし第6図は、この
考案のパツキンの使用状態を示す一部切欠分解斜
視図、第7図は、この考案のパツキンの梱包状態
を示す斜視図、第8図は、この考案のパツキンの
別の一例を示す一部切欠斜視図である。 各図において、aないしeはこの考案のパツキ
ン、1は帯状板、2Aおよび2Bは単位板、3は
テープ状パツキン、4はテープ、11は切目、1
2は切目のない部分、13は孔、14は突条、2
1は基板、22は直立接合縁、23は傾斜接合
縁、31,221および231は孔である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 柔軟な弾性材料で作られた帯状板の長手方向の
    両端から、厚みを2分する位置に切目を入れ、中
    央部に切目のない部分を残し、切目を入れた部分
    に厚み方向に貫通する孔を穿設してなる、パツキ
    ン。
JP16806080U 1980-11-21 1980-11-21 Expired JPS6215186Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16806080U JPS6215186Y2 (ja) 1980-11-21 1980-11-21

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16806080U JPS6215186Y2 (ja) 1980-11-21 1980-11-21

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Publication Number Publication Date
JPS5789058U JPS5789058U (ja) 1982-06-01
JPS6215186Y2 true JPS6215186Y2 (ja) 1987-04-17

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JP16806080U Expired JPS6215186Y2 (ja) 1980-11-21 1980-11-21

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