JPS6122877Y2 - - Google Patents

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JPS6122877Y2
JPS6122877Y2 JP1978021789U JP2178978U JPS6122877Y2 JP S6122877 Y2 JPS6122877 Y2 JP S6122877Y2 JP 1978021789 U JP1978021789 U JP 1978021789U JP 2178978 U JP2178978 U JP 2178978U JP S6122877 Y2 JPS6122877 Y2 JP S6122877Y2
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shaped
packing
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、直角四辺形状の単位板を多数互い
に結合して容器を組立てるとき、その単位板間に
挿入して、単位板間を気密に保持するためのパツ
キンに関するものである。
タンク等の大形容器は、これを多数の単位板か
ら組立てるのが便利である。このような考え方に
基いて、直角四辺形の基板の四周に直立接合縁を
設けてなる単位板(実公昭40−27399号)、および
直角四辺形の基板の四周に傾斜接合縁を設け、そ
の先に直立接合縁を設けてなる単位板(実公昭42
−3963号)が用いられた。
容器を組立てるときの単位板の結合様式として
は、種々の態様があるが、そのうちの1つの基本
的な結合様式として、まず2個の単位板を同一平
面状に延長して行き、次にこのような延長物に別
の単位板または延長物を同一平面状に連結する場
合がある。このような場合に、3個または4個の
単位板を気密に結合するために、T字状のパツキ
ンを用いることは既に提案されている(実開昭48
−104725号)。このパツキンでは、Tの頭および
足が2重にされたテープ状パツキンで構成され、
頭と足の交点の気密性を高めるために、交点に芯
材が挿入されている。
ところで、このようなパツキンを用いると、芯
材の周囲および芯材から遠く離れたところでは、
気密性がよく保たれるが、芯材から僅かに離れた
ところでは、気密性がやや不充分となることが判
明した。その理由は、芯材から僅かに離れたとこ
ろでは、芯材の幅だけ単位板が開く傾向が生ずる
のに加えて、単位板の角部に近接しすぎているた
めに、ボルトによる緊締ができないからである。
この考案は、上記の欠点を改善するためになされ
たものである。
すなわち、この考案は、(1)T字状芯材と2枚の
テープ状片とからなり、芯材は柔軟性をもつゴム
または合成樹脂製の2枚の板が、互いに直交して
T字状に一体化されており、テープ状片は芯材よ
り軟かい材料からなり、テープ状片を屈曲してそ
れぞれ芯材におけるTの頭から足に移行する屈曲
面に当接し、両端をTの頭の先および足の先に突
出させ、足の先で2枚のテープ状片を重ね合わ
せ、テープ状片間を2股状に開き得るようにして
なる容器組立用パツキン、および2芯材における
Tの頭から足に移行する屈曲面に線状突起を設け
てなる、上記(1)記載のパツキンである。
この考案に係る容器組立用パツキンを、図面に
基いて説明すると次の通りである。第1図は、こ
の考案に係る容器組立用パツキンの一例を示す斜
視図である。第2図ないし第5図は、この考案で
用いる芯材の一例を示す斜視図である。第6図お
よび第7図は、この考案に係る容器組立用パツキ
ンの別の一例を示す斜視図である。第8図および
第9図は、この考案で用いる芯材の別の一例を示
す斜視図である。第10図は、この考案に係る容
器組立用パツキンの使用状態を示す一部切欠斜視
図である。
第1図において、この考案に係る容器組立用パ
ツキンAは、T字状芯材1Aと2枚のテープ状片
2とから構成されている。芯材1Aは、2枚の板
11,12が一体に結合されたものである。詳し
くいうと、第1の板11は、一端13が幅の中心
を連ねる方向に対してほぼ90度の角度をもつて、
直線状に切断され、その切断された一端13が第
2の板12の中央部において、幅の中心を連ねる
方向に直交するようにT字状に当接された形状
に、一体成形されている。このT字状芯材1A
は、柔軟性をもつゴムまたは合成樹脂で作られて
いる。テープ状片2は、芯材1Aより軟かい材料
で作られ、途中で屈曲されてそれぞれ芯材1Aに
おけるTの頭から足に移行する屈曲面に当接され
ている。テープ状片2両端は、T字状芯材1Aの
頭の先および足の先に突出している。そのうち足
の先に突出した2枚のテープ状片2の先は、接着
されないで単に重ね合わせるだけにされ、その間
を二股状に開き得るようになつている。
上記の容器組立用パツキンにおいて、T字状芯
材1Aを構成するゴムまたは合成樹脂としては、
例えば硬質ネオプレンゴム、エチレンプロピレン
ゴム、シリコンゴム、独立気泡の合成樹脂発泡体
等が適当である。これらのゴムまたは合成樹脂
は、硬度が40ないし50前後であることが望まし
い。T字状芯材1Aは、図示したように、先端に
行くほど厚みが小さくなるテーパーを備えること
が望ましいが、厚みが一定であつても支障がな
い。また、Tの頭から足に向かう表面が、曲面で
あることが望ましい。Tの頭と足の交点から各先
端までの長さは、20mm以上であることが望まし
く、20ないし35mm程度が最も望ましい。各板の幅
は、20ないし70mm程度が適当である。
テープ状片2としては、一定の幅と厚みをもつ
た、断面が長方形の帯状物が用いられる。テープ
状片2は、T字状芯材1Aの頭から足に移行する
屈曲面に当接され、接着、融着、その他適当な手
段で固定される。足の先でで重ね合わされた2枚
のテープ状片2は、互いに密接していてもよく、
間が僅かに開いていてもよい。テープ状片2を作
る材料としては、例えば軟質塩化ビニル系樹脂発
泡体、ネオプレンゴム発泡体等が適当である。テ
ープ状片2の幅は20ないし70mm程度、厚みは2な
いし10mm程度が好ましい。
第1図に示したのは、この考案の容器組立用パ
ツキンの基本形である。この考案には、この基本
形に若干の変更を加えるものも含まれる。例え
ば、第1図のT字状芯材1Aの代りに、第2図な
いし第5図に示すT字状芯材を用いることができ
る。第2図に示すT字状芯材1Bは、第1図の芯
材1Aにおいて、Tの頭の外側に向けられた面
に、線状突起14を設けたものである。線状突起
14は、図示したように、頭の一端から他端まで
連続して存在してもよく、また中央部のみに存在
してもよい。
第3図に示すT字状芯材1Cは、第1図の芯材
1Aにおいて、Tの頭から足に向かう屈曲面に、
線状突起15を設けたものである。線状突起15
は、頭の端から足の端まで連続して存在してもよ
く、また屈曲部のみに存在してもよい。
第4図に示すT字状芯材1Dは、第1図の芯材
1Aにおいて、上記線状突起14および15を同
時に設けたものである。これらの突起の横断面
は、半円形または三角形であることが望ましい。
また、幅および高さは、0.5ないし2mm程度が好
ましく、屈曲部に近づくほど高くなることが望ま
しい。なお、長さは10mm以上であることが望まし
い。これらの線状突起は、容器組立用パツキンを
単位板の継目に挿入した場合、継目の気密性を向
上するのに役立つものである。
第5図に示すT字状芯材1Eは、第1図の芯材
1Aにおいて、Tの頭および足の長さを下に行く
ほど短かくしたものである。この場合、Tの頭と
足の継目に形成される三角錐台状の肉厚部分を、
下に行くほど肉厚が小さくなるようにすることが
望ましい。なお、1E以外の芯材においても、同
様に頭と足の継目の肉厚を下に行くほど小さくす
ることができる(第3図参照)。
また、別の変更として、第6図に示すこの考案
に係る容器組立用パツキンBのように、テープ状
片2の長手方向に沿つて、線状突起21を設ける
ことができる。さらに、Tの頭に、別のテープ状
片3を接着することができる。このテープ状片3
は、厚みがテープ状片2とほぼ等しいか、または
小さいことが望ましい。テープ状片3の両端は、
芯材から突出していてもよい。なお、第6図で
は、芯材として、Tの頭から足に向かう屈曲面
が、2つの折目に沿つて折曲された平面で構成さ
れている芯材1Fを用いた例を示した。
さらに別の変更として、第7図に示すこの考案
に係る容器組立用パツキンCのように、芯材1G
の第1の板11の一端13が、幅の中心を連ねる
方向に対してほぼ45度の角度をもつて直線状に切
断され、その一端が第2の板12の中央部に一体
に結合されていてもよい。この場合は、テープ状
片2として、ほぼ135度の角度でくの字形に曲つ
たものを平板から切抜き、これを屈曲して用い
る。芯材1Gには、1Bないし1Dと同様な線状
突起が設けられていてもよい。この容器組立用パ
ツキンCは、2個の単位板が同一平面状に延長さ
れ、このような延長物に別の延長物が直交して結
合される場合に用いられるものである。
さらに別の変更として、第1図のT字状芯材1
Aの代りに、第8図および第9図に示すT字状芯
材1Hおよび1Kを用いたものも、この考案に含
まれる。
第8図に示す芯材1Hは、第4図の芯材1Dに
おいて、線状突起14,15の数を2本づつと
し、長さを短かくすると共に、Tの頭の外側に向
けられた面に、三角柱状の窪み16を設けたもの
である。窪み16は、軸方向をTの頭と足の交わ
りと平行に位置させている。窪み16は、図示し
たように2個設けてもよく、また1個だけ設けて
もよい。
第9図に示す芯材1Kは、上記第8図の芯材1
Hにおいて、窪み16の輪廓を長円形にしたもの
である。
この考案に係る容器組立用パツキンは、例えば
次のように使用される。第10図において、容器
の底または壁が、単位板Pから組立てられてい
る。単位板Pは、直角四辺形の基板4の四周に直
立接合縁5を設けたものである。基板と直立接合
縁との間に、傾斜接合縁が設けられていてもよ
い。2個の単位板Pw、Pxが同一平面状に並べら
れ、その間にこの考案に係る容器組立用パツキン
AのTの足に当る部分が挿入されている。Tの頭
に当る部分は、単位板Pw,Pxの同一平面状に並
ぶ直立接合縁5に当接されている。Tの足の先で
重ね合わされた2枚のテープ状片2は、先が開か
れ、その間にテープ状長尺パツキンQが挾まれて
いる。テープ状長尺パツキンQは、屈折される前
のテープ状片2と同様のものである。この状態
で、2個の単位板Pw,Pxの隣接する直立接合縁
が、ボルト(図示省略)で締め付けられる。
同様にして、別の2個の単位板Py,Pzが容器
組立用パツキンAを介して結合される。これら2
組の単位板は、同一平面状に並べられ、パツキン
AのTの頭に当る部分が互いにつき合わされ、そ
の間にテープ状長尺パツキンQが挿入されて、締
め付けられる。こうして、4個の単位板が気密に
結合される。なお、2つのパツキンAのつき合わ
せ目に、テープ状長尺パツキンを挿入する代り
に、または挿入すると同時に、リボンシーラーの
ような充填材を充填してもよい。
この考案に係る容器組立用パツキンは、芯材と
して、T字状のものを用いたので、パツキンの形
状がよくT字状に保たれる。また、芯材をT字状
にしたので、厚みの急激な変化がなく、単位板の
角部に沿わせたとき隙間を生じない。さらに、芯
材より軟かい材料からなる2枚のテープ状片を、
それぞれ芯材におけるTの頭から足に移行する屈
曲面に当接したので、単位板によくなじみ密着す
る。それ故、この考案のパツキンを用いると、単
位板の角部を中心としてその近傍の気密性が向上
する。また、芯材におけるTの足の先で2枚のテ
ープ状片を重ね合わせ、二股状に開き得るように
したので、その間にテープ状長尺パツキンの端を
挾むことができる。それ故、パツキンがバランス
よく収まり、漏液が起り難くなる。しかも、芯材
とテープ状片の当接面積が大きいので、これを強
固に接着できる。この考案に係る容器組立用パツ
キンは、上記のように数多くの利点を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この考案の容器組立用パツキンの一
例を示す斜視図、第2図ないし第5図は、この考
案で用いる芯材の一例を示す斜視図、第6図およ
び第7図は、この考案の容器組立用パツキンの別
の一例を示す斜視図、第8図および第9図は、こ
の考案で用いる芯材の別の一例を示す斜視図、第
10図は、この考案の容器組立用パツキンの使用
状態を示す一部切欠斜視図である。 各図において、A,BおよびCはこの考案の容
器組立用パツキン、Pは単位板、Qはテープ状長
尺パツキン、1Aないし1Kは芯材、2および3
はテープ状片、4は基板、5は直立接合縁、11
および12は板、13は一端、14,15は線状
突起、16は窪み、21は線状突起である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) T字状芯材と2枚のテープ状片とからなり、
    芯材は柔軟性をもつゴムまたは合成樹脂製の2
    枚の板が、互いに直交してT字状に一体化され
    ており、テープ状片は芯材より軟かい材料から
    なり、テープ状片を屈曲してそれぞれ芯材にお
    けるTの頭から足に移行する屈曲面に当接し、
    両端をTの頭の先および足の先に突出させ、足
    の先で2枚のテープ状片を重ね合わせ、テープ
    状片間を二股状に開き得るようにしてなる容器
    組立用パツキン。 (2) 芯材におけるTの頭から足に移行する屈曲面
    に線状突起を設けてなる、実用新案登録請求の
    範囲第1項記載の容器組立用パツキン。
JP1978021789U 1978-02-21 1978-02-21 Expired JPS6122877Y2 (ja)

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JP1978021789U JPS6122877Y2 (ja) 1978-02-21 1978-02-21

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JP1978021789U JPS6122877Y2 (ja) 1978-02-21 1978-02-21

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Publication Number Publication Date
JPS54124856U JPS54124856U (ja) 1979-08-31
JPS6122877Y2 true JPS6122877Y2 (ja) 1986-07-09

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5346618B2 (ja) * 1973-11-12 1978-12-15

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5346618U (ja) * 1976-09-27 1978-04-20

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5346618B2 (ja) * 1973-11-12 1978-12-15

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JPS54124856U (ja) 1979-08-31

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