JPS5815355Y2 - 容器組立用パツキン - Google Patents

容器組立用パツキン

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Publication number
JPS5815355Y2
JPS5815355Y2 JP2515378U JP2515378U JPS5815355Y2 JP S5815355 Y2 JPS5815355 Y2 JP S5815355Y2 JP 2515378 U JP2515378 U JP 2515378U JP 2515378 U JP2515378 U JP 2515378U JP S5815355 Y2 JPS5815355 Y2 JP S5815355Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bent
tape
piece
packing
container assembly
Prior art date
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Expired
Application number
JP2515378U
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English (en)
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JPS54128823U (ja
Inventor
義幸 宮本
Original Assignee
積水プラントシステム株式会社
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Publication date
Application filed by 積水プラントシステム株式会社 filed Critical 積水プラントシステム株式会社
Priority to JP2515378U priority Critical patent/JPS5815355Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、直角四辺形状の単位板を多数互いに結合し
て容器を組立てるとき、その単位板間に挿入して、単位
板間を気密に保持するためのパツキンに関するものであ
る。
タンク等の大形容器は、これを多数の単位板がら組立て
るのが便利である。
このような考え方に基いて、直角四辺形の基板の四周に
直立接合縁を設けてなる単位板(実公昭40−2739
9号)、および直角四辺形の基板の四周に傾斜接合縁を
設け、その先に直立接合縁を設けてなる単位板(実公昭
42−3963号)が用いられた。
容器を組立てるときの単位板の結合様式としては、種々
の態様があるが、そのうちの1つの基本的な結合様式と
して、まず2個の単位板を同一平面状に延長して行き、
次にこのような延長物に別の単位板または延長物を同一
平面状に連結する場合がある。
このような゛場合に、3個または4個の単位板を気密に
結合するために、T字状のパツキンを用いることは既に
提案されている(実開昭48−104725号)。
このパツキンは、Tの頭および足が2重にされたテープ
状パツキンで構成され、頭と足の交点の気密性を高める
ために、交点に芯材が挿入されている。
ところが、このようなパツキンを用いると、芯材の周囲
および芯材から遠く離れたところでは、気密性がよく保
たれるが、芯材から僅かに離れたところでは、気密性が
やや不充分となることが判明した。
その原因は、芯材から僅かに離れたところでは、芯材の
幅だけ単位板が開く傾向が生ずるのに加えて、単位板の
角部に近接しすぎているために、ボルトによる緊締がで
きないからである。
さらに、単位板が鉄板製の場合には、隅角部で直角に交
叉する直立接合縁を連続させるために溶接が行なわれる
が、このとき溶接部に生じた肉盛りや窪みをなくして平
坦面とするために、隅角部近傍の直立接合縁が外側から
削り取られることも、原因の1つである。
また、単位板か合成樹脂製の場合には、成形用型から単
位板を抜き易くするために、角部にアールがつけられる
ことも原因の1つである。
この考案は、上記の原因による欠点を改善するためにな
されたものである。
すなわち、この考案は、柔軟材料からなるテープ状片を
L字状に屈曲し、このような屈曲物を2個それぞれの屈
曲部が会合するように配置し、各屈曲片の1つを背中合
せに重ねて二重にし、屈曲部が会合する位置に芯材を当
接し、屈曲物の芯材当接側と逆側屈曲面に、柔軟材料か
らなる別の小片を接合してなる、容器組立用パツキンで
ある。
この考案の容器組立用パツキンを、図面に基いて説明す
ると次の通りである。
第1図ないし第4図は、この考案の容器組立用パツキン
の一例を示す斜視図である。
第5−図は、この考案の容器組立用パツキンの使用状態
を示す一部切欠斜視図である。
第1図において、この考案の容器組立用パツキンAは、
2枚のテープ状片1と、芯材2と、2個の小片3と、別
の小片4とから構成されている。
テープ状片1は、例えば軟質塩化ビニル系樹脂発泡体、
エチレンプロピレンゴム発泡体等の柔軟材料から作られ
た断面が長方形の帯状物であって、幅の中心を連ねる方
向のほぼ中央部でL字状に屈曲されており、その屈曲角
度は、はぼ90°とされている。
このような屈曲物が2個、それぞれの屈曲部が会合する
ように配置され、各屈曲片の1つが背中合わせに重ねら
れて二重にされている。
残る屈曲片は、−直線上に位置している。
テープ状片10幅は20ないし79mm程度、厚みは2
ないしlQmm程度が適当で゛ある。
芯材2は、中実の三角柱であって、上記2枚のテープ状
片1の屈曲部が会合する位置に当接され、その断面にお
ける三角形の2辺が、それぞれテープ状片1に当接され
ている。
上記2辺は、等しい長さをもつことが望ましい。
また、上記2辺の挟角は、直角が望ましい。
この芯材2の材料としては、例えば硬質ネオプレンゴム
、エチレンプロピレンゴム、シリコンゴム、独立気泡の
合成樹脂発泡体のような柔軟性をもったゴムまたは合成
樹脂であって、テープ状片1より硬い材料が好ましい。
上記ゴムまたは合成樹脂は、硬度が40ないし50程度
であることが望ましい。
小片3は、テープ状片1と等しい幅をもち、長さがテー
プ状片1より短かいものであって、上記屈曲物の芯材2
当接側と逆側の屈曲面に、屈曲部の両側にまたがって当
接されている。
小片3は、テープ状片1と同様な材料で作ることが望ま
しい。
なお、芯材2の断面における三角形の残る1辺側に、別
の小片4が当接されていてもよい。
この小片4は、上記小片3またはテープ状片1と同様の
材料から作られていることが好ましいが、厚みかテープ
状片1より小さいことが望ましい。
上記各当接面は、接着、融着、その他適当な手段で固定
されている。
第1図に示したのは、この考案の容器組立用パツキンの
基本形である。
この考案には、上記基本形に若干の変更を加えたものも
含まれる。
例えば、第2図に示すこの考案の容器組立用パツキンB
では、芯材2のテープ状片1当接面が凹面とされ、その
結果芯材2はT字状に近い断面をもっている。
また、小片3の幅がテープ状片1の幅より狭くされ、そ
の小片3がテープ状片1の1側縁側へ寄せて当接されて
いる。
第3図に示すこの考案の容器組立用パツキンCでは、芯
材2が2枚の板21.22をT字状に交叉させて一体化
した形状に成形されている。
2枚の板21.22は、先端に行くほど厚みが小さくな
るテーパーを備えることが望ましい。
また、Tの頭から足に向かう表面が、曲面であることが
望ましい。
Tの頭と足の交点から各先端までの長さは、20mm以
上が適当であり、20ないし35 mmが好ましい。
Tの頭の外側に向けられた面、および頭から足に向かう
屈曲面に、1本以上の線状突起を設けてもよい。
屈曲面の線状突起は、屈曲部に近づくほど高さが大きく
なることが望ましい。
また、図示したように、小片3の厚みが先端に行くほど
小さくなるように、テーパーを付することかできる。
第4図に示すこの考案の容器組立用パツキンDは、第1
図のパツキンAにおいて、テープ状片1の屈曲線を、幅
の中心を連ねる方向に対して約45°の角度をなすよう
に傾斜させたものである。
このテープ状片1は、途中でほぼ135°の角度でくの
字状に曲ったテープ状切片を平板から切抜き、これを屈
曲して作ることができる。
また、小片3も同様にして作ることができる。
この容器組立用パツキンDは、2個の単位板が同一平面
状に延長され、このような延長物に別の延長物が直交し
て結合される場合に用いられるものである。
この考案の容器組立用パツキンは、例えば次のように使
用される。
第5図において、容器の底または壁が、単位板Pから組
立てられている。
単位板Pは、直角四辺形の基板5の四周に直立接合縁6
を設けたものである。
基板と直立接合縁との間に、傾斜接合縁が設けられてい
てもよい。
2個の単位板Pw、PXが同一平面状に並べられ、その
間にこの考案の容器組立用パツキンAの2重にされた屈
曲片1が挿入されている。
残る屈曲片は、単位板Pw、PXの同一平面状に並ぶ直
立接合縁6に当接されている。
上記2重にされた屈曲片は、先が拡げられ、その間にテ
ープ状パツキンQが挾まれている。
テープ状パツキンQは、屈曲前のテープ状片1と同様の
ものである。
この状態で、2個の単位板PW、PKの対向する直立接
合縁が、ボルト(図示省略)で締付けられる。
同様にして、別の2個の単位板Py、Pzが容器組立用
パツキンAとテープ状パツキンQとを介して結合される
これら2組の単位板は、同一平面状に並べられ、パツキ
ンAの残る屈曲片側が互いに突き合わされ、その間にテ
ープ状パツキンQか挿入されて、締付けられる。
なお、2つのパツキンAの突合せ目に、テープ状パツキ
ンを挿入する代りに、または挿入すると同時に、リボン
シーラーのような充填材を充填してもよい。
この考案の容器組立用パツキンは、柔軟材料からなるテ
ープ状片をL字状に屈曲して背中合わせに重ね、屈曲部
間に芯材を当接すると共に、挿入側と逆側に柔軟材料か
らなる小片を接合したので、これを直角四辺形の単位板
の継目に挿入したとき、単位板の角部のみならず、角部
近傍の気密性が向上する。
それ故、この考案の容器組立用パツキンを用いると、単
位板の角部近傍からの漏水が防がれるという利点が得ら
れる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第4図は、この考案の容器組立用パツキン
の一例を示す斜視図、第5図は、この考案の容器組立用
パツキンの使用状態を示す一部切欠斜視図である。 各国において、AないしDはこの考案の容器組立用パツ
キン、Pは単位板、Qはテープ状パツキン、1はテープ
状片、2は芯材、3および4は小片、5は基板、6は直
立接合縁、21および22は板である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 柔軟材料からなるテープ状片をL字状に屈曲し、このよ
    うな屈曲物を2個それぞれの屈曲部が会合するように配
    置し、各屈曲片の1つを背中合せに重ねて二重にし、屈
    曲部が会合する位置に芯材を当接し、屈曲物の芯材当接
    側と逆側の屈曲面に、柔軟材料からなる別の小片を接合
    してなる、容器組立用パツキン。
JP2515378U 1978-02-27 1978-02-27 容器組立用パツキン Expired JPS5815355Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2515378U JPS5815355Y2 (ja) 1978-02-27 1978-02-27 容器組立用パツキン

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2515378U JPS5815355Y2 (ja) 1978-02-27 1978-02-27 容器組立用パツキン

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS54128823U JPS54128823U (ja) 1979-09-07
JPS5815355Y2 true JPS5815355Y2 (ja) 1983-03-28

Family

ID=28864981

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2515378U Expired JPS5815355Y2 (ja) 1978-02-27 1978-02-27 容器組立用パツキン

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JP2006247461A (ja) * 2005-03-08 2006-09-21 Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd フランジ部漏洩防止構造

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JPS54128823U (ja) 1979-09-07

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