JPS6034636Y2 - 組立容器 - Google Patents

組立容器

Info

Publication number
JPS6034636Y2
JPS6034636Y2 JP1978077151U JP7715178U JPS6034636Y2 JP S6034636 Y2 JPS6034636 Y2 JP S6034636Y2 JP 1978077151 U JP1978077151 U JP 1978077151U JP 7715178 U JP7715178 U JP 7715178U JP S6034636 Y2 JPS6034636 Y2 JP S6034636Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
packing
protrusion
plate
unit
unit plates
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1978077151U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS54180032U (ja
Inventor
炯作 古関
Original Assignee
積水プラントシステム株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 積水プラントシステム株式会社 filed Critical 積水プラントシステム株式会社
Priority to JP1978077151U priority Critical patent/JPS6034636Y2/ja
Publication of JPS54180032U publication Critical patent/JPS54180032U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6034636Y2 publication Critical patent/JPS6034636Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、組立容器の改良に関するものである。
タンク等の大形容器を、多数の単位板から組立てること
は既に行なわれでいる。
このような単位板としては、直角四辺形の基板の四周に
直立接合縁のみを設けけた浅い箱状体(実公昭40−2
7400号)、および、直角四辺形の基板の四周に傾斜
接合縁を設け、その先に直立接合縁を設けた浅い箱状体
(実公昭42−3963号)が広く用いられている。
上記のような単位板を接合して容器を組立てるには、単
位板を同一平面状に並べ、縦方向および横方向に接続し
て1つの壁面を作り、こうして得た壁面を直交状態に結
合する。
その結果、2つの壁面が直交して稜が形威され、積上で
4個の単位板が会合することになる。
このような単位板の会合点では、4個の単位板が点接触
の状態で会合するので、特に漏液が起り易い。
従来、このような会合点の漏液を防ぐためには、稜の内
側にパテを三角柱状に盛上げて当接することが必要だと
考えられていた(実公昭40−274冊号公報参照)。
しかし、稜の内側にパテを三角柱状に盛り上げて隙間な
く当接するのは、極めて繁雑な作業をする欠点があった
この考案者は、会合点からの漏水をパツキンによって防
止しようと試みた。
しかし、一般に使われている平パツキンでは、漏液を防
止できないことがわかった。
そこで、パツキンとして、単位板側に向く面上に突起を
設け、突起をパツキン面上の一点中心としてこれを包囲
する方向に延ばしたものを用い、パツキンを折曲して折
曲線を突起と交わらせ、折曲線を稜に沿わせてパツキン
で会合点を蔽うことを試みた。
その結果、このように当接したパツキンを上からアング
ル状外側面をもった押さえ材で押さえると、漏液を完全
に防止できることを見出した。
この考案は、このような試行と知見に基づいてなされた
ものである。
すなわち、この考案は、直角四辺形の基板の四周に接合
縁を設けてなる浅い箱状体を単位板とし、単位板を少な
くとも2個平面状に並べて1つの壁面を形威し、このよ
うな壁面を互いに直交状態に並べて稜を形成し、積上で
4個の単位板が会合するようにした容器において、単位
板の会合する位置に板状のパツキンを置き、パツキンの
単位板側に向く面上に突起を設け、突起をパツキン面上
の一点を中心としてこれを包囲する方向に延ばし、パツ
キンを折曲して折曲線と突起とを交わらせ、折曲線を稜
に沿わせるとともに、単位板の会合点をパツキンで蔽い
、パツキンの上からアングル状外側面をもった押さえ材
で当接してなる組立容器である。
この考案の組立容器を、図面に基づいて説明すると次の
通りである。
第1図は、この考案に係る組立容器の一例を示す一部切
欠分解斜視図である。
第2図ないし第5図は、この考案で用いるパツキンの一
例を示し、第2図イは斜視図、口はイのA−A線におけ
る断面図、第3図イは斜視図、口はイのB−B線におけ
る断面図、第4図イは斜視図、口はイのC−C線におけ
る断面図、第5図イは斜視図、口はイのD−D線におけ
る断面図である。
第6図および第7図は、この考案で用いるパツキンの別
の一例を示す断面図である。
第8図および第9図は、この考案で用いるパツキンのさ
らに別の一例を示す斜視図である。
第10図および第11図は、この考案に係る組立容器の
別の一例を示す一部切欠分解斜視図である。
第1図において、直角四辺形の基板21の四周に、基板
21に対して135度の角度で傾斜する傾斜接合縁22
を設け、その先に基板21に対して直立する直立接合縁
23を設けた単位板2Aから、容器の底および側壁が組
立てられている。
容器内に仕切壁が付設され、仕切壁と底または側壁との
接合部分には、接合線に沿って直立接合縁を切除した単
、位置2Bが用いられている。
こられの単位板は、互いに直交状態に結合される場合に
は、傾斜接合縁22同志が当接され、互いに同一平面状
に結合される場合には、直立接合縁23同志が当接され
、それぞれ当接面間にパツキン(図示省略)を挾んでボ
ルトで固定されている。
容器の底から側壁に移行する部分では、2個の単位板2
Aが平面状に結合されて1つの壁面が形成され、このよ
うな壁面が別の同様な壁面と直交状態に結合されて稜が
形成され、積上で4個の単位板が会合している。
この会合点2では、4個の単位板が点接触の状態で会合
するので、漏液が起り易い。
この会合点2に、外側からパツキンIGが当接される。
パツキン1Gは、第8図に詳しく示すように、軟質材料
からなるアングル状に折曲された小さな板14の外側の
面、すなわち単位板側に向く面上に、突起12を一体に
設けたものである。
突起12は、折目上の一点15を中心として、これを円
環状状に包囲し、三重に取巻いている。
軟質材料としては、天然ゴム、ネオプレン、エチレンプ
ロピレンゴム、シリコーンゴム等が用いられている。
上記のパツキンIGは、第1図に示すように、折曲され
た状態のまま会合点2に当接される。
突起12は、折曲線と交わっており、折曲線が稜に沿わ
される。
こうして、パツキンIGは、会合点2を蔽い、パツキン
IGの上からアングル状外側面をもった押さえ材として
、アングル3が当接され、ボルトを用いて直立接合縁2
3に固定される。
パツキン1Gと会合点2との間に、例えばり。ボンシー
ラーのような充填材を充填することが望ましい。
上記の組立容器において、パツキンIGの代りに、第2
図ないし第7図および第9図に示すパツキンを用いるこ
とができる。
第2図に示すパツキンIAは、軟質材料からなる直角四
辺形状の小さな板11の一面に、突起、12を一体に設
けたものである。
突起12は、板11上の一点13を中心としてこれを円
環状に包囲し、複数個の円環が1組となり、このような
組が多数設けられている。
突起12の断面は、2等辺三角形とされている。
第3図に示すパツキンIBは、第2図のパツキンIAと
同様な板11に、直角四辺形に延びる突起12を設けた
ものである。
突起12の各辺は、板11の辺と平行に位置している。
突起12の断面は、鈍角三角形とされている。
第4図に示すパツキンICは上記第3図のパツキンIB
において、突起12の各辺が板11の辺に対して45度
の角度で傾斜したものである。
第5図に示すパツキン1Dは、円形の板11に円形の突
起12を設けたものである。
突起12は、板11の両面に設けられ、断面が台形とさ
れている。
第6図に示すパツキンIEは、第2図のパッキンIAに
おいて、突起12を板の両面に設けたものである。
第7図に示すパツキンIFは、第2図のパツキン1Aに
おいて、突起12の断面を直角三辺形にしたものである
第2図ないし第7図のパツキンは、突起を設けた面が外
側を向くように折曲され、第1図に示したパツキンIG
と同じように用いられる。
第9図に示すパツキンIHは、突起12が環状に連続し
なくてもよいことを示している。
この場合、突起12は少なくとも折曲線と交わる位置に
存在することが必要であり、図示したように、折曲線に
直交する。
直線と交わる位置にも存在することが望ましい。
□なお、平板状のパツキンにおいても、使用に際して折
るべき線およびこれと直交する直線に対して交わる位置
のみに、突起を設けることができる。
また、上記の組立容器において、押さえ材としては、図
示したアングル以外に、三角柱、四角柱等が用いられる
なお、アンタルとしては、2つの面が斜交したものも用
いられる。
この考案には、次のような実施態様も含まれる。
第10図に示すこの考案の組立容器では、第1図と同様
な容器において、パツキンIGの代りにパツキンIBが
用いられている。
パツキンIBは、一点13を通る直線に沿って折曲され
、折曲線が容器の稜に沿わされている。
パツキンIBの上から押さえ材3が当接され、その外側
に、形鋼で作られた柱4が付設されてく側壁の撓みを防
いでいる。
第11図に示すこの考案の組立容器は、直角四辺形の基
板・21の四周に、直立接合縁23のみを設けてなる単
位板2Cから組立てられている。
この単位板は、互いに直交状態に結合される場合に□は
、直立接合縁23にアングル3が当接され、互。
いに同一平面状に結合される場合には、直立接合縁同志
が当接され、それぞれ当接面間にパツキン(図示省略)
を挾んでボルトで固定されている。
・アングル3の両端に、アングルの各片と直交する当接
板31が付設されていることが望ましい。
・容器の底から側壁に移行する部分では、2個の単
位板2Cが平面状に結合されて1つの壁面が形成され、
このような壁面が2個直交状態に結合されている。
これら4個の単位板2Cは、積上の点2で点接触の状態
で会合するので、この部分から漏液が起り易い。
この会合点2に、第1図の場合と同様に外側からパツキ
ンIGが当接され、その上にアングル3が当接されて、
締付けられている。
アングル3は、2個が当接板31を互いに当接して接続
され、その継目が、丁度パツキンIGに当接されている
このアングル3は、パツキンIGを押圧する役目を果す
と同時に、前記のように単位板ICを互いに直交状態に
固定する役目をも果す。
互いに直交する2つの側壁が交わる部分にも、4個の単
位板2Cが一点で接しあう場所が存在する。
この場所にも、パツキンIGが当接され、その上にアン
グル3が当接されて、締付けられている。
上記第10図または第11図の容器において、パツキン
IBまたはIGの代りに、パツキンIA、ICないしI
F、またはIHを用いることができる。
パツキンIHのように、突起12が十字状部分のみに設
けられたパツキンを用いる場合には、突起12が、単位
板の会合点で十字状に交わる継目に跨がるように、・パ
ツキンを位置させる。
この考案に係る組立容器は、積上で4個の単位板が会合
するようにした容器において、単位板の会合する位置に
板状のパツキンを置いたので、会合点からの漏液を防ぐ
のに都合がよい。
また、会合点から漏れる液体は稜に沿って流れようとす
るが、本願考案では、パツキンの単位板側に向く面上に
、パツキン面上の一点を中心としてこれを包囲する方向
に延びる突起を設け、パツキンを折曲して折曲線と突起
とを交わらせ、折曲線に稜を沿わせたので、上記液体の
流れが突起で遮ぎられる。
したがって、漏液が効率よく防がれる。この考案は、上
記のようにすぐれた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この考案の組立容器の一例を示す一部切欠分
解斜視図、第2図ないし第5図は、この考案で用いるパ
ツキンの一例を示し、イは斜視図、口は断面図、第6図
および第7図は、この考案で用いるパツキンの別の一例
を示す断面図、第8図および第9図は、この考案で用い
るパツキンのさらに別の一例を示す斜視図、第10図お
よび第11図は、この考案の組立容器の別の一例を示す
一部切欠分解斜視図である。 各図において、IAないしIHはパツキン、2Aないし
2Cは単位板、3はアングル、4は柱、11は板、12
は突起、13は板上の一点、14はアングル状の板、1
5はその折目上の一点、21は基板、22は傾斜接合縁
、23は直立接合縁、31は当接板、2は4個の単位板
の会合点である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 直角四辺形の基板の四周に接合縁を設けてなる浅い箱状
    体を単位板とし、単位板を少なくとも2個平面状に並べ
    て1つの壁面を形成L1このような壁面を互いに直交状
    態に並べて稜を形成し、積上で4個の単位板が会合する
    ようにした容器において単位板の会合する位置に板状の
    パツキンを置き、パツキンの単位板側に向く面上に突起
    を設け、突起をパツキン面上の一点を中心としてこれを
    包囲する方向に延ばし、パツキンを折曲して折曲線と突
    起とを交わらせ、折曲線を稜に沿わせるとともに、単位
    板の会合点をパツキンで蔽い、パツキンの上からアング
    ル状外側面をもった押さえ材を当接してなる組立容器。
JP1978077151U 1978-06-05 1978-06-05 組立容器 Expired JPS6034636Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1978077151U JPS6034636Y2 (ja) 1978-06-05 1978-06-05 組立容器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1978077151U JPS6034636Y2 (ja) 1978-06-05 1978-06-05 組立容器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS54180032U JPS54180032U (ja) 1979-12-19
JPS6034636Y2 true JPS6034636Y2 (ja) 1985-10-15

Family

ID=28993085

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1978077151U Expired JPS6034636Y2 (ja) 1978-06-05 1978-06-05 組立容器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6034636Y2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4023284Y1 (ja) * 1964-05-13 1965-08-10

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5197809U (ja) * 1975-02-03 1976-08-05

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4023284Y1 (ja) * 1964-05-13 1965-08-10

Also Published As

Publication number Publication date
JPS54180032U (ja) 1979-12-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
RU2082657C1 (ru) Складной контейнер
JPS6034636Y2 (ja) 組立容器
KR870002990A (ko) 밀봉 밴드가 부착된 용기
US4584806A (en) System for interconnecting panels
KR870002988A (ko) 절첩식 용기
JPS5852239Y2 (ja) 容器組立用バツキン
JP2630356B2 (ja) 漏水のない組立容易なタンク
JPS5815355Y2 (ja) 容器組立用パツキン
JPH0520667Y2 (ja)
JPH0446404Y2 (ja)
JPS5852238Y2 (ja) 容器組立用パツキン
JPS5821440Y2 (ja) 組立式容器
JPH049294Y2 (ja)
JPH0110394Y2 (ja)
JPH0714190Y2 (ja) 紙製容器
JPH048312B2 (ja)
JPS6121430Y2 (ja)
JP3866842B2 (ja) 鋼製床パネル
JPS5922074Y2 (ja) 仕切壁を設けた容器
JPS582798Y2 (ja) ホオンヨウキヨウタンイバン
JPH0678221U (ja) ケース
JPH0221424Y2 (ja)
JPS6140713Y2 (ja)
JP2681936B2 (ja) ワークトップの包装装置
JPH0534386Y2 (ja)