JPH07196621A - 3−キノロンカルボン酸誘導体のワンポツト製造方法 - Google Patents

3−キノロンカルボン酸誘導体のワンポツト製造方法

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JPH07196621A
JPH07196621A JP6329206A JP32920694A JPH07196621A JP H07196621 A JPH07196621 A JP H07196621A JP 6329206 A JP6329206 A JP 6329206A JP 32920694 A JP32920694 A JP 32920694A JP H07196621 A JPH07196621 A JP H07196621A
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    • C07D471/04Ortho-condensed systems

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【構成】 式(XXVI)で表される酸クロライド化物を単
離することなく式(XIII)のアミノアクリルエステルに
変換し、更に式(XIV)の化合物ならびに式(XXVIII)
の化合物を経て、一般式(Ia)で表わされる3−キノロ
ンカルボン酸誘導体を得る、ワンポットの製造方法。 〔式中、R,R11はそれらが結合しているN一緒に
なって単環式または二環式複素環を形成し;AはCH,
CF,CCl,C−OCH,C−CHを;Xはハ
ロゲン、NH,CHを;Hal,X,XはF,
Clを;RはC−C−アルキル、2−フルオロエ
チル、シクロプロピル等を;Rはメチル、エチル等を;
表す〕 【効果】 式(Ia)の化合物は強力な抗菌作用を示す。
これらには例えばオフロキサチン、シプロフロキサチン
またはエンロフロキサチンなどの如き活性化合物が含ま
れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は、7−ヘテロシクリル置換3−キ
ノロンカルボン酸誘導体のワンポット(one−po
t)製造方法に関するものである。この種類の化合物そ
れ自体は公知である。これらは強力な抗菌作用を示す。
これらには例えばオフロキサシン(ofloxaci
n)、シプロフロキサシン(ciprofloxaci
n)またはエンロフロキサシン(enrofloxac
in)などの如き活性化合物が含まれる。
【0002】本発明に従って製造すべき上記種類の化合
物はその7位が複素環で置換されており、ここで、これ
らの複素環はヘテロ原子として窒素原子を少なくとも1
つ含んでいるが、追加的にまた酸素、硫黄または追加の
窒素原子を含んでいてもよい。これらの複素環はまた置
換されていてもよい。挙げられ得る単環式置換基の例は
ピペラジニル、N−エチルピペラジニル、ピロリジニ
ル、3−アミノピロリジニル、モルホリニルまたはチオ
モルホリニルなどである。
【0003】1つの態様において、本発明は、7位が二
環式複素環で置換されている3−キノロンカルボン酸誘
導体に関する。即ち、一般式
【0004】
【化7】
【0005】[式中、Aは、CH、CF、CCl、C−
OCH3またはC−CH3を表し、X1は、H、ハロゲ
ン、NH2またはCH3を表し、Yは、CH2またはOを
表し、R1は、C1−C3−アルキル、FCH2CH2−ま
たはシクロプロピルを表すか、或は場合によりハロゲン
で1回から3回置換されていてもよいフェニルまたはシ
クロプロピルを表し、R2は、水素、5−メチル−2−
オキソ−1,3−ジオキソレン−4−イル−メチル、C
2−C5−オキソアルキル、CH2−CO−C65、CH2
CH2CO26、R62C−CH=C−CO26、−C
H=CH−CO26またはCH2CH2−CNを表し、こ
こで、R6は、水素またはC1−C3−アルキルを表す]
で表される3−キノロンカルボン酸誘導体のワンポット
製造方法に関するものである。
【0006】この種類のキノロンカルボン酸誘導体は価
値ある薬学活性化合物である。これらは抗菌剤の製造で
用いるに適切である。
【0007】キノロンカルボン酸誘導体を製造するため
の多様な方法が今まで知られていた。
【0008】ヨーロッパ特許出願公開第0 167 7
63号に従い、式(II)
【0009】
【化8】
【0010】(Z1、Z2およびZ3は互いに独立してフ
ッ素または塩素である)で表される化合物を、DMF、
HMPTまたはNMPの如き溶媒中、アルカリ金属のフ
ッ化物またはアルカリ金属の炭酸塩の如き塩基の存在下
60℃から300℃の温度で環化させる。次の段階でこ
のエステル(III)の加水分解を生じさせることによ
って酸(IV)を生じさせる。次に、この後者を、好適
には溶媒中、任意の環状アミン類(V)と反応させるこ
とで置換誘導体(VI)を生じさせる。
【0011】
【化9】
【0012】しかしながら、この(II)から(VI)
を生じさせる全収率は56%であり、満足されるもので
はない。更に、該エステル(III)のアルカリ性加水
分解に関連して、特にZ2がフッ素を表す場合、オリゴ
マーおよびポリマーと成り得るような、Z2がヒドロキ
シルまたはアルコキシで置換されている副生成物が生じ
得る。この加水分解を酸性条件下で実施するとフッ化水
素が遊離して来る結果として、製造プラントの腐食がも
たらされると共に、金属フッ化物と錯形成する生成物の
汚染がもたらされる。これは特に、(II)を(II
I)に環化させた後(ここでHFが生じて塩基と結合す
る)このエステル(III)を予め単離することなくこ
の反応混合物を用いて酸性加水分解を行うとき問題とな
り、ここでは、これを行っている間に不可避的にフッ化
水素(先に塩基と結合したフッ化水素)がもう一度遊離
して来る。
【0013】ヨーロッパ特許出願公開第0 275 9
71号に従い、以下の如く、閉環を行うに先立ってアミ
ン(V’)を導入することを経由して式(XI)で表さ
れる化合物を得ることができる。
【0014】
【化10】
【0015】次に、以下の如く、上記化合物(II)に
相当するシクロプロピルアミノアクリレート前駆体(I
X)の合成を行う。
【0016】
【化11】
【0017】例えばNaHの如き強塩基の存在下で(I
X)の環化を行うことによってエステル(X)を生じさ
せる。
【0018】
【化12】
【0019】最後に、(X)の加水分解を行うことによ
って標的化合物(XI)を入手する。
【0020】
【化13】
【0021】しかしながら、(VII)から(XI)を
生じさせる全収率は15%にすぎず、その結果として、
この種の方法はあまり経済的でない。
【0022】ヨーロッパ特許出願公開第0 350 7
33号にもまた多段階方法が開示されており、これに従
い、カルボン酸類(XII、R3=H)とアミン類(こ
れらのいくつかは二環式である)とを反応させることに
よって抗菌作用を示すキノロンカルボン酸が得られてい
る。
【0023】しかしながら、このようなアミノアクリレ
ート前駆体から進行させた時の収率は約60%であり、
満足されるものではない。更に、この場合も同様に、特
にエステル(XII、R3=アルキル)
【0024】
【化14】
【0025】[A、X1、R1に関しては(I)を参照、
3=ハロゲン、好適にはフッ素]のアルカリ性加水分
解を行うことに関連して7位のハロゲンが望ましくなく
ヒドロキシルまたはアルコキシで置換されると言った問
題が存在している。
【0026】これらの欠点、即ち多段階合成であるこ
と、収率が低いこと、腐食性を示す開裂生成物が生じる
こと、並びに最終生成物が汚染されることなどの欠点に
より、これらの活性化合物を大規模製造することが更に
困難になる。
【0027】多段階合成方法を回避するには、いわゆる
ワンポット方法の開発が考えられ得る。このような方法
では、中間体の単離を行うことなく、反応体を逐次的に
添加することによって、合成を1つの同じ反応容器の中
で実施する。ヨーロッパ特許出願公開第0 300 3
11号には、(VI)キノロンカルボン酸誘導体のタイ
プ(IV)前駆体を合成する上記方法が開示されてい
る。
【0028】しかしながら、その公開に記述されている
方法はキノロンカルボン酸(IVに類似している)の段
階で終了しており、これをその後その7位に導入すべき
アミンと反応させる必要がある。従って、上に記述した
欠点を回避することは不可能である。
【0029】ここに、7−ヘテロシクリル置換キノロン
カルボン酸誘導体の製造を行うに有利なワンポット方法
を見い出し、この方法では、その望まれない7−ヒドロ
キシ副生成物が生じることに関連した上記欠点を示さな
いばかりでなく、遊離して来るフッ化水素が原因となる
プラントの腐食を完全になくすことができる。これに加
えて、段階(XIII)または段階(XXVI)を基準
にした収率を通常90%以上にしながら高純度で所望活
性化合物(I)を入手することができる。
【0030】本発明に従い、式(XXVI)
【0031】
【化15】
【0032】[式中、Hal、X2およびX3は、フッ素
または塩素を表し、そしてAおよびX1は、式(I)で
与えた意味を有する]で表される酸ハロゲン化物と式
(CH32N−CH=CH−COORで表されるジメチ
ルアミノアクリル酸エステルとを溶媒中で反応させた
後、アミンであるR1−NH2を加えることでこの一次生
成物が有するアクリルエステル部分におけるアミン交換
を生じさせることにより、アミノアクリルエステル(X
III)を生じさせるか、或は該酸ハロゲン化物(XX
VI)を直ちに式R1NH−CH=CH−COORで表
されるアミノアクリルエステルと反応させることで、こ
の場合、上述したアミン交換を行わないで該化合物(X
III)を直接生じさせる。
【0033】この式(XIII)[式中、A、X1およ
びR1は、式(I)で与えた意味を有しており、X2およ
びX3はハロゲンを表し、そしてRは、エステル生成に
適切な通常の有機基、好適にはメチル、エチルまたはプ
ロピルを表す]で表されるアミノアクリルエステルを、
同じ溶媒の中で、助剤である塩基と一緒に加熱すること
で環化を生じさせることにより、該エステル(XIV)
を生じさせる。
【0034】次に、この複素環、例えば該アミン(XV
II)を上記混合物に加え、そして7−置換されている
生成物(XVI)の生成が完了した後、強塩基を加える
ことでその3−エステル官能の加水分解を生じさせる。
最後に、酸を加えることによってこの反応混合物を中性
にして、その沈澱して来る生成物(I)の単離を行う。
以下の図式は本ワンポット方法における反応順を例とし
て具体的に説明するものである。
【0035】
【化16】
【0036】式(I)と同様(XIII)、(XI
V)、(XVI)および(XVII)において、これら
の記号は一般に下記の意味を有している:Aは、CH、
CF、CCl、C−OCH3またはC−CH3を表し、R
は、エステル生成に適切な通常の有機基、好適にはエチ
ル、メチルまたはプロピルを表し、R1は、C1−C3
アルキル、FCH2CH2−またはシクロプロピルを表す
か、或は場合によりハロゲンで1回から3回置換されて
いてもよいフェニルまたはシクロプロピルを表し、R2
は、水素、5−メチル−2−オキソ−1,3−ジオキソ
レン−4−イル−メチル、C2−C5−オキソアルキル、
CH2−CO−C65、CH2CH2CO26、R62
−CH=C−CO26、−CH=CH−CO26または
CH2CH2−CNを表し、ここで、R6は、水素または
1−C3−アルキルを表し、Yは、CH2またはOを表
し、X1は、H、ハロゲン、NH2またはCH3を表し、
そしてX2およびX3は、ハロゲンを表す。
【0037】本発明に従えば、好適には、AがCH、C
F、CCl、C−OCH3またはC−CH3を表し、Rが
1−C4−アルキル、C65またはSi(CH33を表
し、R1がC25、場合によりフッ素で1回から3回置
換されていてもよいシクロプロピル、または2,4−ジ
フルオロフェニルを表し、R2がH、CH2−O−C
3、CH2−O−C65、CH2CH2−CO−CH3
CH2CH2CO26、R62C−CH=C−CO26
−CH=CO26またはCH2CH2CNを表し、ここ
で、R6がC1−C3−アルキルを表し、YがCH2または
Oを表し、X1が水素またはハロゲンを表し、そしてX2
およびX3が塩素またはフッ素を表す、前駆体(XII
I)と(XVII)を用いて化合物(I)の合成を実施
する。
【0038】AがCClまたはCFを表し、RがCH3
またはC25を表し、R1がシクロプロピルを表し、R2
が水素を表し、YがCH2を表し、X1が水素を表し、X
2がフッ素または塩素を表し、そしてX3がフッ素を表
す、上記式で表される化合物が特に好適である。
【0039】本発明に従えばまた、一般式(Ib)
【0040】
【化17】
【0041】[式中、Aは、CH、CF、CCl、C−
OCH3またはC−CH3を表し、X1は、H、ハロゲ
ン、NH2またはCH3を表し、R1は、C1−C3−アル
キル、FCH2CH2−またはシクロプロピルを表すか、
或は場合によりハロゲンで1回から3回置換されていて
もよいフェニルまたはシクロプロピルを表し、そしてR
7は、水素、場合により置換されていてもよいアルキル
またはフェニルを表すか、或は窒素原子を保護するに適
切な通常の基を表すが、しかしながら、好適にはエチル
を表す]で表される3−キノロンカルボン酸誘導体は、
式(XXVI)
【0042】
【化18】
【0043】[式中、Hal、X2およびX3は、フッ素
または塩素を表し、そしてAおよびX1は、上述した意
味を有する]で表される中間体である酸ハロゲン化物の
単離を行うことなく、この酸ハロゲン化物と式 (CH32N−CH=CH−COOR で表されるジメチルアミノアクリル酸エステルとを溶媒
中で反応させた後、アミンであるR1−NH2を加えるこ
とでこの一次生成物が有するアクリルエステル部分にお
けるアミン交換を生じさせることにより、アミノアクリ
ルエステル(XIII)
【0044】
【化19】
【0045】[ここで、A、X1およびR1は、式(I
b)で与えた意味を有しており、X2およびX3はハロゲ
ンを表し、そしてRは、エステル生成に適切な通常の有
機基、好適にはメチル、エチルまたはプロピルを表す]
を生じさせ、そして次に、これを助剤である塩基が入っ
ている溶媒中で加熱することで環化を生じさせることに
より、一般式(XIV)
【0046】
【化20】
【0047】[式中、A、R、R1、X1およびX3は、
上述した意味を有する]で表される化合物を生じさせ、
これを一般式(XV)
【0048】
【化21】
【0049】[式中、R7は、上述した意味を有する]
で表される化合物と反応させることで変換を行うことに
より、一般式(XXVII)
【0050】
【化22】
【0051】[式中、A、R、R1、R7およびX1は、
上述した意味を有する]で表されるエステルを生じさ
せ、これから、このエステル基のアルカリ性加水分解を
行うことによって式(Ib)で表される3−キノロンカ
ルボン酸誘導体を生じさせ、そしてこの反応混合物を中
和することによってこの誘導体の沈澱を生じさせること
によっても製造される。
【0052】本発明に従う方法で製造するに特に好適な
化合物(I)にはまた、ドイツ特許出願公開第4 20
8 789号およびドイツ特許出願公開第4 208
792号に記述されているエナンチオマー的に(ena
ntiomerically)純粋なアミン類(XVI
Ia−d)と(XIII)とを反応させることによって
入手可能な光学活性を示す誘導体が含まれる。
【0053】
【化23】
【0054】本発明に従って特に好適に製造され得る個
々の化合物の例は、
【0055】
【化24】
【0056】8−クロロ−1−シクロプロピル−7−
([S,S]−2,8−ジアザビシクロ[4.3.0]
−ノン−8−イル)−6−フルオロ−1,4−ジヒドロ
−4−オキソ−3−キノリンカルボン酸(XXX)およ
【0057】
【化25】
【0058】1−シクロプロピル−7−([S,S]−
2,8−ジアザビシクロ[4.3.0]−ノン−8−イ
ル)−6,8−ジフルオロ−1,4−ジヒドロ−4−オ
キソ−3−キノリンカルボン酸(XVIII)である。
【0059】原則として、本発明に従うワンポット方法
の実施では全ての通常の不活性有機剤が使用可能であ
る。挙げられ得る例はジメチルエチレン尿素(DME
U)、ジメチルプロピレン尿素(DMPU)、N−メチ
ルカプロラクタム、第三ブタノール、テトラメチル尿
素、スルホランおよびジメトキシエタンである。水混和
性を示す溶媒、例えばN−メチルピロリドン(NM
P)、ジグライム、N,N−ジメチルホルムアミド(D
MF)またはジオキサンを好適に用い、特に好適にはN
MPを用いる。
【0060】できるだけ低い温度で環化を実施する。一
般に60℃から100℃の温度で充分であり、これは、
溶媒の最適量を確かめるのと同様に簡単に、選択した媒
体、溶媒/助剤塩基内でその選択した前駆体(XII
I)を用いた実地予備実験を行うことで確かめられ得る
ものである。
【0061】この環化における助剤である塩基として
は、有機合成に通常の酸結合剤が使用可能である。この
反応段階では、例として、カリウム第三ブトキサイド、
ブチルリチウム、フェニルリチウム、ナトリウムメトキ
サイド、水素化ナトリウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリ
ウム、フッ化カリウムおよびフッ化ナトリウムが挙げら
れ得る。塩基を10モル%に及ぶ過剰量、適宜それ以上
の過剰量で用いるのが有利であり得る。
【0062】好適には炭酸ナトリウムまたは炭酸カリウ
ムを用いる。
【0063】環化が終了した後、例えば、同じ温度か或
は適宜更に上昇させた温度で、アミン(XV)または
(XVII)を計量して加える。最適反応温度は反応体
に依存しているが、これは、予備実験で困難なく確かめ
ることができる。一般に60℃から100℃の温度が適
当である。
【0064】(XIV)における7位置換が完了した時
点で、この反応混合物を希釈した後、水を加えることで
冷却を行う。一般に、この反応混合物の体積におおよそ
等しい量で水を用いる。次に、等モル量または約10モ
ル%過剰に及ぶ量でアルカリ金属水酸化物の溶液、好適
には水酸化ナトリウムの溶液を加えることで、このエス
テル官能の加水分解を行う。好適には、約60℃でこの
加水分解を実施する。
【0065】次に、この反応混合物を更に水で希釈する
が、この加える水の体積は一般にその混合物の約2倍量
である。鉱酸、好適には塩酸または酢酸を用いてこの混
合物のpHを約7.8に調整した後、適宜更に冷却を行
って0から5℃にする。
【0066】その後、この段階で沈澱して来た標的生成
物、例えば(I)または(Ib)を例えば吸引濾過など
で単離する。
【0067】一般に、この生成物である例えば(I)ま
たは(Ib)は、出発化合物(XIII)を基準にして
>85%の収率で得られるが、しかしながら通常>90
%の収率で得られ、その純度は>95%である。
【0068】以下の実施例は本発明を説明するものであ
る。
【0069】1)8−クロロ−1−シクロプロピル−7
−([S,S]−2,8−ジアザビシクロ[4.3.
0]−ノン−8−イル)−6−フルオロ−1,4−ジヒ
ドロ−4−オキソ−3−キノリンカルボン酸(XXX)
の合成:
【0070】
【化26】
【0071】a)メチルエステル(R=CH3)経由 30mLのNMPの中で10.2gのK2CO3と17.
7g(0.053モル)のXIX(メチルエステル)を
60℃で50分間加熱する。
【0072】7.5g(0.059モル)のS,S−ピ
ロロピペリジン(XXIXa)を加えた後、この混合物
を90℃で90分間撹拌する。
【0073】8.5%の水酸化ナトリウム溶液を33g
用いてその得られるエステル(XXII)の加水分解を
60℃で50分間行う。この混合物を120mLの水で
希釈した後、6Nの塩酸を用いてpHを7.8に調整す
る。
【0074】この混合物を5℃に冷却した時点で沈澱し
て来た生成物(XXX)をブフナー漏斗上で分別し、各
場合とも100mLの水を用いて3回洗浄した後、真空
中80℃で一晩乾燥させる。
【0075】収量:19g 理論値の86.1%(9
7.5重量%で) b)エチルエステル(R=C25)経由 60mLのジグライムの中で20.4gのK2CO3と3
6.8g(0.106モル)の(XIX)を80℃で
2.5時間加熱する。
【0076】15g(0.118モル)のS,S−ピロ
ロピペリジン(XXIXa)を加えた後、この混合物を
90から100℃で4時間撹拌する。
【0077】水を60mLと45%水酸化ナトリウム溶
液を22g加えた後、その得られるエステル(XXI
I)の加水分解を80℃で2.5時間以内に生じさせ
る。この混合物を240mLの水で希釈した後、6Nの
塩酸を用いてpHを7.8に調整する。
【0078】この混合物を5℃に冷却した後、生成物
(XXX)を吸引濾別し、水で洗浄した後、真空中70
℃で乾燥させる。
【0079】収量:43g 理論値の96.5%(9
6.5重量%で) 2)1−シクロプロピル−7−([S,S]−2,8−
ジアザビシクロ[4.3.0]−ノン−8−イル)−
6,8−ジフルオロ−1,4−ジヒドロ−4−オキソ−
3−キノリンカルボン酸(XVIII)の合成:
【0080】
【化27】
【0081】60mLのNMPの中で20.4gのK2
CO3と35.2g(0.106モル)の(XXII
I)を60℃で1時間加熱する。(HPLCにより、4
0分後に(XXIV)が97.6%生じていた)。
【0082】15.5g(0.12モル)のS,S−ピ
ロロピペリジン(XXIXa)を加える。80℃で2時
間後でも(XXIV)が0.2%存在している(HPL
C)。
【0083】60mLの水と12gのNaOHを加えた
後、その得られるエステル(XXV)の加水分解を60
℃で4時間行うことにより、(XVIII)を生じさせ
る。
【0084】この混合物を240mLの水で希釈した
後、6Nの塩酸を用いてpHを7.8に調整する。
【0085】この生成物を吸引濾別し、水で洗浄した
後、真空中70℃で乾燥させる。
【0086】収量:38.1g 理論値の91.4%
(98.9重量%で) 3)1−シクロプロピル−6−フルオロ−7−(1−ピ
ペラジニル)−1,4−ジヒドロ−4−オキソ−3−キ
ノリンカルボン酸(XXXIVa)および1−シクロプ
ロピル−6−フルオロ−7−(4−エチル−1−ピペラ
ジニル)−1,4−ジヒドロ−4−オキソ−3−キノリ
ンカルボン酸(XXXIVa、b)の合成
【0087】
【化28】
【0088】最初に50mLのトルエンの中に35.8
g(0.25モル)のジメチルアミノアクリル酸エチル
と27.3g(0.27モル)のトリエチルアミンを導
入した後、48.6g(0.25モル)の2,4,5−
トリフルオロベンゾイルクロライド(XXVIa)を5
0℃で30分以内に滴下する。次に、この混合物を50
から55℃で1時間撹拌した後、17.3g(0.28
モル)の氷酢酸と15.5g(0.27モル)のシクロ
プロピルアミンを30から36℃で滴下する。1時間
後、100mLの水で塩を抽出する。その有機相を水流
ポンプ真空下40℃で蒸発濃縮する。油状物残渣として
(XXXII)が80.3g得られる。
【0089】この油状物(XXXII)にN−メチルピ
ロリドンを250mL加えることによって、これを溶解
させた後、48.4g(0.35モル)の炭酸カリウム
と一緒に加熱することで80から90℃にする。1時間
後、それぞれ86g(1モル)のピペラジン(XVa)
か或は114g(1モル)のN−エチルピペラジン(X
Vb)を加える。この混合物を80から90℃で1時間
撹拌した後、150mLの水で希釈する。
【0090】20g(0.5モル)のNaOHを加えた
後、この温度を70℃に1時間維持し、そして続いて更
に500mLの水を用いてこの混合物を希釈する。この
溶液の中に存在している少量の不純物を濾別した後、半
濃度の塩酸を用いてpHを7.5に調整する。
【0091】この混合物を0から5℃に冷却して2時間
後、ベタイン(XXXIV)を吸引濾別した後、各場合
とも200mLの水を用いて2回洗浄し、そしてこの生
成物を真空中で一晩乾燥させる。
【0092】収量:XXXIVa 71.4g(98.
0重量%、HPLC) 理論値の84.5% XXXIVb 78.2g(98.5重量%、HPL
C) 理論値の87.0%。
【0093】4)1−シクロプロピル−6−フルオロ−
7−(1−ピペラジニル)−1,4−ジヒドロ−4−オ
キソ−3−キノリンカルボン酸(XXXIVa)および
1−シクロプロピル−6−フルオロ−7−(4−エチル
−1−ピペラジニル)−1,4−ジヒドロ−4−オキソ
−3−キノリンカルボン酸(XXXIVb)の合成
【0094】
【化29】
【0095】250mLのDMEUの中に82.4gの
(XXXV)を溶解させた後、48.4g(0.35モ
ル)の炭酸カリウムと一緒に100から120℃に加熱
する。
【0096】2時間後、86g(1モル)のピペラジン
(XVa)か或は114g(1モル)のN−エチルピペ
ラジン(XVb)をそれぞれ加える。この混合物を80
から90℃で1時間撹拌した後、150mLの水で希釈
する。
【0097】20g(0.5モル)のNaOHを加えた
後、この温度を70℃に1時間維持し、そして続いて更
に500mLの水を用いてこの混合物を希釈する。この
溶液の中に存在している少量の不純物を濾別した後、半
濃度の塩酸を用いてpHを7.5に調整する。
【0098】この混合物を0から5℃に冷却して2時間
後、ベタイン(XXXIV)を吸引濾別した後、各場合
とも200mLの水を用いて2回洗浄し、そしてこの生
成物を真空中で一晩乾燥させる。
【0099】収量:(XXXIVa):73.0g(9
8.5重量%) 理論値の86.8% (XXXIVb):77.2g(99.0重量%) 理
論値の85.1%。
【0100】5)7−(3−アミノ−1−ピロリジニ
ル)−8−クロロ−1−シクロプロピル−6−フルオロ
−1,4−ジヒドロ−4−オキソ−3−キノリンカルボ
ン酸(XI)
【0101】
【化30】
【0102】65mLのDMEUの中に20.6gの
(XIX、R=C25)を溶解させた後、12.2gの
2CO3と一緒に100から120℃で2時間加熱す
る。
【0103】8.5gの3−アセトアミドピロリジン
(V’)を加えた後、この反応混合物を80℃から90
℃で1時間撹拌する。次に、40mLの水で希釈した
後、10gのNaOHを加える。90から100℃で4
時間後、更に125mLの水を用いてこの混合物を希釈
し、濾過した後、半濃度の塩酸を用いてこれの中和を行
う。
【0104】この固体を濾別し、水そしてイソプロパノ
ールで洗浄した後、真空中で一晩乾燥させる。
【0105】収量:17.3gの(XI)(98.7重
量%、HPLC) 理論値の83%
【0106】
【実施例】1−シクロプロピル−6−フルオロ−7−
(1−ピペラジニル)−1,4−ジヒドロ−4−オキソ
−3−キノリンカルボン酸(XXXIVa)の合成
【0107】
【化31】
【0108】最初に50mLのトルエンの中に35.8
g(0.25モル)のジメチルアミノアクリル酸エチル
と27.3g(0.27モル)のトリエチルアミンを導
入した後、24.3g(0.125モル)の2,4,5
−トリフルオロベンゾイルクロライド(XXVIa)と
26.3g(0.125モル)の2−クロロ−4,5−
ジフルオロベンゾイルクロライド(XXVIb)との混
合物を50℃で30分以内に滴下する。次に、この混合
物を50から55℃で1時間撹拌した後、17.3g
(0.28モル)の氷酢酸と15.5g(0.27モ
ル)のシクロプロピルアミンを30から36℃で滴下す
る。1時間後、100mLの水で塩を抽出する。その有
機相を水流ポンプ真空下40℃で蒸発濃縮する。油状物
残渣として(XXXIIa/b)が81.5g得られ
る。
【0109】この油状物(XXXIIa/b)にN−メ
チルピロリドンを250mL加えることによって、これ
を溶解させた後、48.4g(0.35モル)の炭酸カ
リウムと一緒に加熱することで90から120℃にす
る。2時間後、86g(1モル)のピペラジン(XV
a)を加える。この混合物を80から90℃で1時間撹
拌した後、150mLの水で希釈する。
【0110】20g(0.5モル)のNaOHを加えた
後、この温度を70℃に1時間維持し、そして続いて更
に500mLの水を用いてこの混合物を希釈する。この
溶液の中に存在している少量の不純物を濾別した後、半
濃度の塩酸を用いてpHを7.5に調整する。
【0111】この混合物を0から5℃に冷却して2時間
後、ベタイン(XXXIV)を吸引濾別した後、各場合
とも200mLの水を用いて2回洗浄し、そしてこの生
成物を真空中で一晩乾燥させる。
【0112】収量:XXXIVa 73.4g(98.
0重量%、HPLC) 理論値の86.5% 本発明の特徴および態様は以下のとうりである。
【0113】1. 一般式(Ia)
【0114】
【化32】
【0115】[式中、R’およびR”は、これらが結合
している窒素原子と一緒になって、全ての環部分が適宜
さらなる窒素、酸素または硫黄ヘテロ原子を含んでいて
もよくそして適宜置換されていてもよい単環式または二
環式複素環を形成しており、そしてAは、CH、CF、
CCl、C−OCH3またはC−CH3を表し、X1は、
H、ハロゲン、NH2またはCH3を表し、R1は、C1
3−アルキル、FCH2CH2−またはシクロプロピル
を表すか、或は場合によりハロゲンで1回から3回置換
されていてもよいフェニルまたはシクロプロピルを表
す]で表される3−キノロンカルボン酸誘導体のワンポ
ット製造方法であって、式(XXVI)
【0116】
【化33】
【0117】[式中、Hal、X2およびX3は、フッ素
または塩素を表し、そしてAおよびX1は、上述した意
味を有する]で表される中間体である酸ハロゲン化物の
単離を行うことなく、この酸ハロゲン化物と式(C
32N−CH=CH−COORで表されるジメチルア
ミノアクリル酸エステルとを溶媒中で反応させた後、ア
ミンであるR1−NH2を加えることでこの一次生成物が
有するアクリルエステル部分におけるアミン交換を生じ
させることにより、アミノアクリルエステル(XII
I)
【0118】
【化34】
【0119】[ここで、A、X1およびR1は、式(I
a)で与えた意味を有しており、X2およびX3はハロゲ
ンを表し、そしてRは、エステル生成に適切な通常の
基、好適にはメチル、エチルまたはプロピルを表す]を
生じさせるか、或は該酸ハロゲン化物を直ちに式R1
H−CH=CH−COORで表されるアミノアクリルエ
ステルと反応させることで、この場合、上述したアミン
交換を行わないで該化合物(XIII)を直接生じさ
せ、そして、この化合物(XIII)を助剤である塩基
と一緒に溶媒中で加熱することで環化を生じさせること
により、一般式(XIV)
【0120】
【化35】
【0121】[式中、A、R、R1およびX3は、上述し
た意味を有する]で表される化合物を生じさせ、この中
間体の単離を行うことなく、これを複素環式化合物
【0122】
【化36】
【0123】[ここで、R’およびR”は、上述した意
味を有する]と反応させることで、一般式
【0124】
【化37】
【0125】[式中、A、R、R1、R’、R”および
1は、上述した意味を有する]で表されるエステルに
転化させ、これから、このエステル基のアルカリ性加水
分解を行うことによって式(Ia)で表される3−キノ
ロンカルボン酸誘導体を生じさせ、そしてこの反応混合
物を中和することによってこの誘導体の沈澱を生じさせ
ることを特徴とする方法。
【0126】2. 一般式(Ib)
【0127】
【化38】
【0128】[式中、Aは、CH、CF、CCl、C−
OCH3またはC−CH3を表し、X1は、H、ハロゲ
ン、NH2またはCH3を表し、R1は、C1−C3−アル
キル、FCH2CH2−またはシクロプロピルを表すか、
或は場合によりハロゲンで1回から3回置換されていて
もよいフェニルまたはシクロプロピルを表し、そしてR
7は、水素、場合により置換されていてもよいアルキル
またはフェニルを表すか、或は窒素原子を保護するに適
切な通常の基を表すが、しかしながら、好適にはエチル
を表す]で表される3−キノロンカルボン酸誘導体の第
1項記載のワンポット製造方法であって、式(XXV
I)
【0129】
【化39】
【0130】[式中、Hal、X2およびX3は、フッ素
または塩素を表し、そしてAおよびX1は、第1項に従
う意味を有する]で表される中間体である酸ハロゲン化
物の単離を行うことなく、この酸ハロゲン化物と式 (CH32N−CH=CH−COOR で表されるジメチルアミノアクリル酸エステルとを溶媒
中で反応させた後、アミンであるR1−NH2を加えるこ
とでこの一次生成物が有するアクリルエステル部分にお
けるアミン交換を生じさせることにより、アミノアクリ
ルエステル(XIII)
【0131】
【化40】
【0132】[ここで、A、X1およびR1は、式(I
b)で与えた意味を有しており、X2およびX3はハロゲ
ンを表し、そしてRは、エステル生成に適切な通常の有
機基、好適にはメチル、エチルまたはプロピルを表す]
を生じさせ、そして次に、これを助剤である塩基が入っ
ている溶媒中で加熱することで環化を生じさせることに
より、一般式(XIV)
【0133】
【化41】
【0134】[式中、A、R、R1、X1およびX3は、
上述した意味を有する]で表される化合物を生じさせ、
これを一般式(XV)
【0135】
【化42】
【0136】[式中、R7は、上述した意味を有する]
で表される化合物と反応させ、一般式(XXVII)
【0137】
【化43】
【0138】[式中、A、R、R1、R7およびX1は、
上述した意味を有する]で表されるエステルに転化さ
せ、これから、このエステル基のアルカリ性加水分解を
行うことによって式(Ib)で表される3−キノロンカ
ルボン酸誘導体を生じさせ、そしてこの反応混合物を中
和することによってこの誘導体の沈澱を生じさせること
を特徴とする方法。
【0139】3. 一般式(I)
【0140】
【化44】
【0141】[式中、Aは、CH、CF、CCl、C−
OCH3またはC−CH3を表し、X1は、H、ハロゲ
ン、NH2またはCH3を表し、Yは、CH2またはOを
表し、R1は、C1−C3−アルキル、FCH2CH2−ま
たはシクロプロピルを表すか、或は場合によりハロゲン
で1回から3回置換されていてもよいフェニルまたはシ
クロプロピルを表し、R2は、水素、5−メチル−2−
オキソ−1,3−ジオキソレン−4−イル−メチル、C
2−C5−オキソアルキル、CH2−CO−C65、CH2
CH2CO26、R62C−CH=C−CO26、−C
H=CH−CO26またはCH2CH2−CNを表し、こ
こで、R6は、水素またはC1−C3−アルキルを表す]
で表される3−キノロンカルボン酸誘導体のワンポット
製造方法であって、式
【0142】
【化45】
【0143】[式中、Hal、X2およびX3は、フッ素
または塩素を表し、そしてAおよびX1は、式(I)で
与えた意味を有する]で表される中間体である酸ハロゲ
ン化物の単離を行うことなく、この酸ハロゲン化物と式
(CH32N−CH=CH−COORで表されるジメチ
ルアミノアクリル酸エステルとを溶媒中で反応させた
後、アミンであるR1−NH2を加えることでこの一次生
成物が有するアクリルエステル部分におけるアミン交換
を生じさせることにより、アミノアクリルエステル(X
III)
【0144】
【化46】
【0145】[ここで、A、X1およびR1は、式(I)
で与えた意味を有しており、X2およびX3はハロゲンを
表し、そしてRは、エステル生成に適切な通常の有機
基、好適にはメチル、エチルまたはフェニルを表す]を
生じさせ、そしてこのアミノアクリルエステル(XII
I)を助剤である塩基と一緒に溶媒中で加熱することで
環化を生じさせることにより、一般式(XIV)
【0146】
【化47】
【0147】[式中、A、R、R1、X1およびX3は、
上述した意味を有する]で表される化合物を生じさせ、
これを一般式(XVII)
【0148】
【化48】
【0149】[式中、R2は、水素、5−メチル−2−
オキソ−1,3−ジオキソレン−4−イル−メチル、C
2−C5−オキソアルキル、CH2−CO−C65、CH2
CH2CO26、R62C−CH=C−CO26、−C
H=CH−CO26またはCH2CH2−CNを表し、Y
は、CH2またはOを表す]で表される化合物と反応さ
せ、一般式(XVI)
【0150】
【化49】
【0151】[式中、A、R、R1、R2、YおよびX1
は、上述した意味を有する]で表されるエステルに転化
させ、これから、このエステル基のアルカリ性加水分解
を行うことによって式(I)で表される3−キノロンカ
ルボン酸誘導体を生じさせ、そしてこの反応混合物を中
和することによってこの誘導体の沈澱を生じさせること
を特徴とする方法。
【0152】4. AがCH、CF、CCl、C−OC
3またはC−CH3を表し、Rが、エステル生成に適切
な通常の有機基を表し、R1が、C1−C3−アルキル、
FCH2CH2−またはシクロプロピルを表すか、或は場
合によりハロゲンで1回から3回置換されていてもよい
フェニルまたはシクロプロピルを表し、X1が、H、ハ
ロゲン、NH2またはCH3を表し、そしてX2およびX3
がハロゲンを表す、式(XIII)で表されるアクリル
エステルを用いると共に、R2が、H、CH2−O−CH
3、CH2−O−C65、CH2CH2−CO−CH3、C
2CH2CO26、R62C−CH=C−CO26、−
CH=CO26またはCH2CH2CNを表し、ここで、
6がC1−C3−アルキルを表し、そしてYがCH2また
はOを表す、式(XVII)で表される化合物を用いる
ことを特徴とする第3項記載の方法。
【0153】5. AがCHを表し、X1が水素を表
し、X2がフッ素または塩素を表し、そしてX3がフッ素
を表す、式(XXVI)で表される酸ハロゲン化物を用
いると共に、R7が水素またはエチルを表す、式(X
V)で表される化合物を用いることを特徴とする第2項
記載の方法。
【0154】6. AがCClまたはCFを表し、Rが
CH3またはC25を表し、R1がシクロプロピルを表
し、X1が水素を表し、X2がフッ素または塩素を表し、
そしてX3がフッ素を表す、式(XIII)で表される
アクリルエステルを用いると共に、R2が水素を表し、
そしてYがCH2を表す、式(XVII)で表される化
合物を用いることを特徴とする第4項記載の方法。
【0155】7. 式(XVII)で表される化合物が
エナンチオマー的に純粋な物質であることを特徴とする
第1、3、4および6項記載の方法。
【0156】8. 式(XVII)で表される化合物が
式(XXIXa)から(XXIXd)
【0157】
【化50】
【0158】で表される化合物の群からのエナンチオマ
ー的に純粋な化合物であることを特徴とする第6項記載
の方法。
【0159】9. 式(XIII)で表される化合物の
環化を生じさせるための助剤である塩基として炭酸カリ
ウムを用いることを特徴とする第1から8項記載の方
法。
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C07D 519/00 301 (72)発明者 ゲルハルト・フランコビアク ドイツ42115ブツペルタール・ヘンゼルベ ーク10 (72)発明者 ヘルベルト・デイール ドイツ51373レーフエルクーゼン・ガイベ ルシユトラーセ12

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一般式(Ia) 【化1】 [式中、R’およびR”は、これらが結合している窒素
    原子と一緒になって、全ての環部分が適宜さらなる窒
    素、酸素または硫黄ヘテロ原子を含んでいてもよくそし
    て適宜置換されていてもよい単環式または二環式複素環
    を形成しており、そしてAは、CH、CF、CCl、C
    −OCH3またはC−CH3を表し、X1は、H、ハロゲ
    ン、NH2またはCH3を表し、R1は、C1−C3−アル
    キル、FCH2CH2−またはシクロプロピルを表すか、
    或は場合によりハロゲンで1回から3回置換されていて
    もよいフェニルまたはシクロプロピルを表す]で表され
    る3−キノロンカルボン酸誘導体のワンポット製造方法
    であって、式(XXVI) 【化2】 [式中、Hal、X2およびX3は、フッ素または塩素を
    表し、そしてAおよびX1は、上述した意味を有する]
    で表される中間体である酸ハロゲン化物の単離を行うこ
    となく、この酸ハロゲン化物と式(CH32N−CH=
    CH−COORで表されるジメチルアミノアクリル酸エ
    ステルとを溶媒中で反応させた後、アミンであるR1
    NH2を加えることでこの一次生成物が有するアクリル
    エステル部分におけるアミン交換を生じさせることによ
    り、アミノアクリルエステル(XIII) 【化3】 [ここで、A、X1およびR1は、式(Ia)で与えた意
    味を有しており、X2およびX3はハロゲンを表し、そし
    てRは、エステル生成に適切な通常の基、好適にはメチ
    ル、エチルまたはプロピルを表す]を生じさせるか、或
    は該酸ハロゲン化物を直ちに式R1NH−CH=CH−
    COORで表されるアミノアクリルエステルと反応させ
    ることで、この場合、上述したアミン交換を行わないで
    該化合物(XIII)を直接生じさせ、そして、この化
    合物(XIII)を助剤である塩基と一緒に溶媒中で加
    熱することで環化を生じさせることにより、一般式(X
    IV) 【化4】 [式中、A、R、R1およびX3は、上述した意味を有す
    る]で表される化合物を生じさせ、この中間体の単離を
    行うことなく、これを複素環式化合物 【化5】 [ここで、R’およびR”は、上述した意味を有する]
    と反応させることで、一般式 【化6】 [式中、A、R、R1、R’、R”およびX1は、上述し
    た意味を有する]で表されるエステルに転化させ、これ
    から、このエステル基のアルカリ性加水分解を行うこと
    によって式(Ia)で表される3−キノロンカルボン酸
    誘導体を生じさせ、そしてこの反応混合物を中和するこ
    とによってこの誘導体の沈澱を生じさせることを特徴と
    する方法。
JP32920694A 1993-12-10 1994-12-05 3−キノロンカルボン酸誘導体のワンポツト製造方法 Expired - Lifetime JP3963490B2 (ja)

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