JPH07139590A - ダブルフライホイール - Google Patents
ダブルフライホイールInfo
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- JPH07139590A JPH07139590A JP6144985A JP14498594A JPH07139590A JP H07139590 A JPH07139590 A JP H07139590A JP 6144985 A JP6144985 A JP 6144985A JP 14498594 A JP14498594 A JP 14498594A JP H07139590 A JPH07139590 A JP H07139590A
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- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
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- F16D13/70—Pressure members, e.g. pressure plates, for clutch-plates or lamellae; Guiding arrangements for pressure members
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Abstract
つ摩擦手段の作用を良好に制御できるようにする。 【構成】 摩擦リング54およびそれに関連する摩擦表
面を、中心ハブ16の径を大きくした局部部分52に嵌
合された支持ケージで支持するようにする。この支持ケ
ージは、第1質量部材1の横方向スラストプレート59
により軸方向に位置決めされており、そのため、支持ケ
ージは第2質量部材2を第1質量部材1に取り付けてい
る耐摩耗ベアリング3との間に位置している。
Description
質量部材と、中心ハブを部分的に囲む外側ハブを内側に
支持するプレート部材を含む第2質量部材とを備え、中
心ハブと外側発明のとの間には、耐摩擦ベアリングを介
在している。更に、第1質量部材を第2質量部材のプレ
ート部材に結合し、第1質量部材と第2質量部材との間
で軸方向に働く摩擦手段を有する軸方向に作用するトー
ションダンパーを備え、摩擦手段は、第1に、間に任意
の周方向間隙をもって前記質量部材のうちの一方に回転
自在に取り付けられた少なくとも一つの摩擦リングと、
第2に、前記摩擦手段(5)に作用すると共に摩擦部材
の一部である摩擦表面に前記摩擦手段(5)を接触させ
るよう押圧するための軸方向に作用する弾性手段とを備
え、この摩擦部材は、前記2つの質量部材のうちの他方
に任意の周方向間隙をもって回転自在に取り付けられて
いるタイプの、特に自動車用のダブルダンパーフライホ
イールに関する。
国特許明細書第GB2,160,296A号に記載されている。この
文献では、トーションダンパーは、摩擦手段の一部であ
るベルビーユリングに対して係合表面を提供するよう
に、外側ハブの高さにて径方向内側に延びるディスクを
含み、第1質量部材のラジアルプレート部材は、摩擦部
材を構成している。
ースバーにより第2質量部材のプレート部材に固定され
ている。このバーは、回転時にスラストリングを駆動し
て、間隙が生じないように摩擦リングに接触させ、軸方
向に作用する弾性手段に対する当接部を提供するように
働く。この結果、摩擦手段は、ディスクを押圧し、トー
ションダンパーの組み立て時には、摩擦手段の部品を共
に積み重ね、軸方向に作用する弾性手段を押圧する必要
がある。このような組み立て法は、実施が容易でなく、
前記弾性手段のキャリブレーションも正確に制御するこ
とはできない。
がある。この他に、摩擦手段に予め正しいラッピングま
たは、ベッディング作業を行うことはできない。必要な
摩擦係数を得るには、このような作業を行うことが好ま
しい。摩擦リングが新しいものである時は、表面がコー
ティングされているので、必要な摩擦係数を得るには、
このコーティングを除かなければならない。最後に、摩
擦表面を支持する第1質量部材を機械加工する必要があ
る。
価に解決し、もって、摩擦リングのキャリブレーション
を正しく制御することができ、摩擦手段の予備的なベッ
ディング作業が可能であり、更にフライホイールの製造
で必要な記載作業を簡略化できるダブルダンパーフライ
ホイール内に摩擦手段を、容易に組み立てできるような
新規な構造を提供することにある。
蔵し、中心ハブを有する第1質量部材と、中心ハブを部
分的に囲む外側ハブを内部に支持するプレート部材を含
む第2質量部材を備え、中心ハブと外側ハブとの間に摩
擦ベアリングを介在し、周方向に作用するための前記ト
ーションダンパーは、第1質量部材を第2質量部材の前
記プレート部材に結合し、このトーションダンパーは、
第1質量部材と第2質量部材の間で軸方向に作動する摩
擦手段を有し、該摩擦手段(5)は、第1に、前記第2
質量部材と共に回転できるように、間に任意の周方向の
間隙をもって、前記第2質量部材に取り付けられた少な
くとも一つの摩擦リングと、第2に、前記摩擦リングを
押圧して摩擦部材の一部である摩擦表面に接触するよう
作動する、軸方向に作用する弾性手段とを備え、かつ前
記摩擦手段(5)は、間に必要に応じ周方向の間隙をも
って、第1質量部材に取り付けられているダブルフライ
ホイールは、前記摩擦手段(5)は、前記摩擦リングと
前記摩擦表面とが、軸方向に作用する弾性手段と係合す
るための軸方向当接機素を有する支持ケージにより支持
された、取り扱いができ、かつ運搬できるユニットとな
っている。前記支持ケージが中心ハブの局部部分に嵌合
され、前記局部部分は、径が増大されたものであり、支
持ケージは、前記第1質量部材の一部である横方向スラ
ストプレートにより、軸方向に位置決めされている。よ
って、前記支持ケージは、前記スラストプレートと耐摩
擦ベアリングとの間に軸方向に取り付けられていること
を特徴とする。
段の製造を可能とし、その後、別の位置においてダブル
フライホイールへの摩擦手段の嵌合を可能にするもので
ある。最終組み立て中、当該機械の停止時間は、短縮さ
れ、摩擦カセットは、中心ハブ上に載せるだけで嵌合で
きる構造となっているので、いかなる部品も脱落したり
傷がついたりする可能性はない。更に最終嵌合時に軸方
向に作用する弾性手段を圧縮する必要もない。
素が弾性手段に対するショルダーとなるよう、摩擦リン
グの発生する把持力を弾性手段により良好に制御でき
る。
な機械を用いて、予め摩擦リングを関連する摩擦表面を
ベッディングまたは、ラッピング加工することを可能に
するものである。このように摩擦手段を正しくセットし
た後に、これを嵌合できる。
的に品質を改善する。更に、カセットは、容易に除くこ
とができる。
ルは、簡略化され、かつ最適となっていることが理解で
きよう。更に最終作業用にストックしなければならない
部品数も低減されている。例えば誤った摩擦リングが嵌
合される可能性はなくなっている。従って、製造時のミ
スの可能性は小さく、支持ケージが存在しているので、
摩擦表面が傷つけられることがなく、スラストプレート
を機械加工する必要はない。その理由は、スラストプレ
ート自体が、摩擦リングの係合する摩擦部材を形成する
支持ケージとなっているからである。
摩擦リングの関連する部分に力を加えない。この弾性手
段は、軸方向当接機素上に直接当接しているか、弾性手
段と当接機素との間に軸方向に介在されているスラスト
リングを介して、軸方向当接機素上に間接的に当接して
いる。軸方向当接機素と摩擦表面との間の距離により、
弾性手段により加えられる負荷を正しく制御することを
可能となっている
イホイールの質量部材の一部である突起または、スロッ
トに(間隙をもって)噛合するスロット、フィンガー等
を形成することが好ましい。この構造は、極めて安価で
あり、前記延長部は、リングの形状を簡略化し、かつ突
起に接触するための面積を広げる、厚さを増した局部部
分を形成することが好ましい。
部により広くされている。一方、摩擦カセットの弾性手
段は、摩擦リングの中心に作用することができる。
シールされたキャビティを閉じるようにすることができ
る。
境界が定められたキャビティ内に進入するL字形断面の
環状ダンパープレートを含んでいてもよい。ハウジング
は、スラストプレートを含むフライホイールの質量部材
のうちの一方により形成される。
数の摩擦リングを容易に取り付けることも可能である。
更に、カセット内に、2つ以上の弾性手段を嵌合するこ
とも可能である。
き、支持ケージは、一つ以上の部品で形成できる。この
ケージは、回転時にフライホイールの第1質量部材に任
意の周方向間隙をもって直接取り付けできる。別の変形
例として、中心ハブの径を大きくした局部部分に任意の
周方向の間隙をもって噛合する軸方向に作用する弾性手
段に対する係合機素として働くスラストリングを介し
て、第1質量部材に支持ケージを取り付けてもよい。
きる。これにより、中心ハブの機械加工は、簡略化され
る。いずれの場合でも、例えばリベット締めにより第2
質量部材に支持ケージを固定する必要はない。支持ケー
ジに支持される弾性手段は、支持ケージ、より正しく
は、支持ケージのほぼくし状のスリーブ部分と噛合し、
このを回転しないようにし、ノイズまたは、摩耗を低減
できる。
本発明の好ましい実施例の詳細な説明を読めば、本発明
の上記以外の特徴および利点がより明らかとなると思
う。
ダブルフライホイール(本明細書では、ダブルダンパー
フライホイールと称す)を示す。ダブルフライホイール
は、周方向に作用する弾性手段4と、軸方向に作用する
摩擦手段5の作用に抗して、互いに移動できるよう取り
付けられた2つの同軸状質量部材1および2を備えてい
る。このダブルフライホイールは、自動車で使用される
ようになっている。
いる。第2質量部材には、径方向内周部に外側ハブ29
を支持する第2フライホイールを備え、外側ハブは、第
1質量部材の中心ハブ16を部分的に囲んでいる。周方
向に作用するトーションダンパー4、41、32、3
1、21は、第1質量部材1を第2質量部材の第2フラ
イホイールに結合している。このトーションダンパー
は、締結手段24により第2フライホイール20に固定
された締結部分20と、第1質量部材1と第2質量部材
2との間で働く摩擦手段5とから成っている。
摩擦接触する摩擦リング51を含む。一般的には、この
摩擦表面6は、下記のように回転して第1質量部材1に
結合するようになっている。この結合手段は、ゆるい結
合手段、すなわち結合手段の2つの半分割カップリング
が共に回転できるようになる前に小さい間隙を形成する
ような結合手段とするのがよい。
ールの第2質量部材2は、中心ハブ16と外側ハブ29
との間で径方向に介在された耐摩耗ベアリング3を介し
て第1質量部材1上で回転できるように取り付けられて
いる。摩擦手段5は、中心ハブ16を囲み、スラストリ
ング53と摩擦表面6との間に摩擦リング54をグリッ
プするよう、軸方向に作用する弾性手段51による作用
を受けるスラストリング53を含んでいる。
軸方向の突起56と噛合するように、その外周部が形成
されている。この軸方向突起56は、外側ハブ29に対
して固定されている。トーションダンパーを第2フライ
ホイール20に締結する締結手段24から離間してい
る。このような締結手段24を備えたトーションダンパ
ーは、軸方向突起56に対して径方向外側に延びてい
る。
ショルダーに当接している。このショルダーは、弾性手
段51がスラストリング53に作用するように、中心ハ
ブ16に支持されている。
は、ほぼ環状の機素、すなわち主フライホイール14を
備え、このフライホイールは、ほぼラジアル状であり、
かつ金属製である。この主フライホイール14は、外周
部に軸方向に向いたフランジ10を支持している。その
フランジ10と共に中空のハウジング部材を形成してい
る。
は、共にシールされた状態の中空ハウジングを構成して
いる。カバー部材11は、外側フランジ10により支持
されているので、このハウジングの内部は、部分的にグ
リースで満たされたシールされた環状キャビティ15か
ら形成されている。この目的のため、カバープレート1
1は、本例として、スタッド12によりフランジ10に
シールされた状態で固定されている。フランジ10は、
外周部まわりに固定された歯付きクラウン13を支持し
ている。このクラウン13は、自動車のスターターによ
って駆動されるようになっている。
対して固定されている。ハウジングの径方向内側ベース
を形成していることが、図1から理解できる。中心ハブ
16は、フライホイール14の主ラジアル部分から軸方
向に突出している。本例として、フライホイール14に
一体的となっている。この部品は、鋳造品であることが
好ましい。
と、スタータークラウン13とを備えるフライホイール
の第1質量部材11は、自動車の内燃機関のクランクシ
ャフトに取り付けられ、このクランクシャフトと共に回
転できるようになっている。中心ハブ16に形成された
軸方向孔17を貫通するネジ(図示せず)によってクラ
ンクシャフトに固定されている。
を介して、自動車のギアボックスの入力シャフトに結合
されている。このような結合のために、第2フライホイ
ール20は、クラッチの反作用プレートとなるように設
計されている。通常このクラッチは、クラッチをつなぐ
と反作用プレート20に摩擦接触する摩擦ディスクを有
している。摩擦ディスク自体は、ギアボックスの入力シ
ャフトと共に回転できるようにこの入力シャフトに取り
付けられている。より詳細については、英国公開特許明
細書第GB2,160,296A号を参照されたい。本例では、鋳造
品である反作用プレート20の摩擦面には、符号22を
つけてあるが、クラッチのカバープレートの締結面に
は、符号23をつけてある。
結部分と称す)は、環状のダンパープレート21であ
り、このプレートは、本例として、金属製となってい
る。このダンパープレート21は、反作用プレート20
と共に回転できるように、反作用プレート20に結合さ
れている。キャビティ15内にあり、軸方向位置は、第
1質量部材のカバープレート11と主フライホイール1
4の主ラジアル部分との間にある。
パーの一部であり、本例として、締結手段24(これ
は、本例として、一連のスタッドから成っている)によ
り、第2フライホイールすなわち反作用プレート20に
固定された中心管状締結部分を形成するL字形の断面を
有する。カバープレート11の内周部は、ダンパープレ
ート21のこの中心管状締結部分に隣接している。この
締結部分は、この2つの部品の間に狭い環状の通路を形
成するように、内周部を囲んでいる。この通路は、キャ
ビティ15からのグリースの漏れを防止するように十分
狭くなっている。
なラジアルアーム31を有する。このアーム31は、ト
ーションダンパーの一部となっている。第1質量部材1
と第2質量部材2とを結合する、周方向に作用する弾性
手段4の間で干渉し、このと係合するようになってい
る。本例では、弾性手段4では、スラストインサート3
2に当接するかなりの長さの複数のホイールスプリング
から成る。このスラストインサートは、対抗する対とし
て配置されている。例えばリベット締め、または溶接に
より、カバープレート11およびフライホイール14に
固定されている。
トのアーム31のようにトーションダンパーの一部とな
っている。インサート32には、スプリング4の両端が
当接する別のインサート片41と協働するためのスロッ
トが設けられている。本例として、スプリング4は、ス
ラストインサート32の間に間隙なく嵌合されている
が、ラジアルアーム31に対しては、間隙が形成されて
いる。しかし、当然このスプリング4を、用途に応じ
て、アーム31に間隙なく嵌合することもできる。スプ
リング4は、フランジ10の内周部にあり、かつ有効寿
命を延ばすキャビティ15内のグリースにより潤滑され
ている。
作用する弾性手段51(図1および5)は、本例とし
て、中心部分がラジアルフィンガーに分割されたベルビ
ーユリングから成っている。変形例として、この弾性手
段は、軸方向に作用する波形リングまたは、後述する2
つのベルビーユリングと置換してもよい。
ング58(図4参照)を介して、縮小された寸法のスラ
ストリング53が結合される。本例として、このカップ
リングは、スプラインタイプのものであり、中心ハブ1
6は、内周部に大径の歯を有する、径を大きくした局部
部分52を有し、一方スラストリング53は、その内周
部に相補的なスロットを有し、スロットと歯は、協働で
きるようになっているので、部品52、53の一方の歯
と他方の部品53または、52のスロットが噛合する。
変形例として、大径の局部的部分52に外部フラットを
設け、スラストリング53のボア内に、これと相補的な
フラットを形成してもよい。
フライホイールの質量部材1の摩擦表面6と、スラスト
リング53との間に挿入されている。この摩擦手段5
は、中心ハブ16を囲み、ハブ16の自由単には、耐摩
耗ベアリング3が嵌合されている。本例として、このベ
アリング3は、一本のボールレースを有するボールベア
リングから成っている。変形例として、このベアリング
3を、英国特許明細書第GB2160296A号に記載されている
ような、2本のボールレースを有するボールベアリング
としてもよい。また、耐摩耗材料のプレーンベアリング
としてもよい。
6と外側ハブ29との間に介在されている。外側ハブ2
9は、反作用プレート20に対して固定されている。本
例としては、ハブ29は、反作用プレート20と一体的
になっている。反作用プレート20の内周部にある外側
ハブ29の摩擦面22の高さにショルダーが設けられて
いる。ロールベアリングの外側リングと係合するように
なっている。ロールベアリングは、外側ハブ29の内径
部と係合すると共に、このショルダー、更に位置決めリ
ング26、例えばスナップリングにより、ハブ29上に
軸方向の位置決めがされている。このスナップリング
は、図1から判るように、外側ハブ29に形成されたシ
ョルダーにより軸方向位置が外側ハブ29の内周部に位
置決めされている。このベアリング3は、中心ハブ16
上に軸方向の位置決めがされている。このような位置決
めは、まず最初に中心ハブ16を内燃機関のクランクシ
ャフトに固定するよう、上記締結ネジ(図示せず)のヘ
ッドに対するスラスト部材としても働く端部リング28
により行われ、次に中心ハブの局部部分52の対応する
自由端により形成されるラジアルショルダーにより軸方
向の位置決めがされた、別の位置決めリング27により
行われる。
1と同軸状となり、耐摩耗ベアリング3を介して第1質
量部材1に対して回転自在となるように、第1質量部材
1上に軸方向の位置決めがされている。
により支持されたショルダーを形成している。摩擦リン
グ54は、外側ハブ29の軸方向突起56と(本例とし
て、間隙をもって)噛合するように形成されている。こ
の突起56は、外側ハブ29上に支持された差込部材で
構成できるが、本例として、突起56は、ハブ29と一
体的であり、断面が長方形となっている。
開いたスロット57が形成され、このスロットに突起5
6が間隙をもって挿入されている。このスロット57
は、例えば摩擦リング54上に成形することにより、リ
ング54に固定された部材の一部でもよいが、本例とし
て、摩擦リング54は、一体的なブロック形状であるこ
とが好ましい。この摩擦リング54は、スラストリング
53および第1質量部材1の摩擦表面6に対して自由に
回転できるようになっている。
部材上に連続して形成されている。この摩擦部材は、ス
ラストプレート59に接触するようになっている。スラ
ストプレート59は、主フライホイール14の主ラジア
ル部分に対して軸方向にずれており、径方向内側にあ
る。スラストプレート59は、環状ノーズの一部であ
り、この環状ノーズは、主フライホイール14の主ラジ
アル部分に対して突起56側に軸方向に突出している。
このスラストプレートは、図面から判るように、一体的
に中心ハブ16を支持する環状機素となっている。上記
ノーズは、主フライホイール14の主ラジアル部分の内
周部に配置されている。従って、第1質量部材の中空ハ
ウジングの中心部分は、階段状となっている。そのスラ
ストプレート59は、ダンパープレート21とほぼ同一
平面にある。
できるように、摩擦手段5は、少なくとも一つの摩擦リ
ング54を備え、この摩擦リング54は、軸方向に作用
する弾性手段51およびこの摩擦リング54と共に回転
できるよう、質量部材の一方に取り付けられている。前
記軸方向に作用する弾性手段51は、前記摩擦リング5
4に作用し、このリングを摩擦表面6にグリップした状
態で接触させるよう、リング54を押圧するようになっ
ている。摩擦表面6は、前記質量部材の他方に り付け
られた摩擦部材の一部であり、この摩擦部材と共に、間
隙(これは任意)をもって回転できるようになってい
る。
カセットと称すことができるユニットすなわち一体的ア
センブリを提供するため、摩擦リング54および摩擦表
面6は、支持ケージ60、61、127に支持されてい
る。この支持ケージは、軸方向当接機素127を含む。
このケージは、中心ハブ16の大きな径の局部部分52
に強制嵌合され、スラストプレート59と耐摩耗ベアリ
ング3との間にて、軸方向に嵌合されるように、第1質
量部材1のスラストプレート59により軸方向の位置決
めがされている。
意の周方向の間隙をもって、第1質量部材1と結合する
が、リング54は、回転時に間隙をもって第1質量部材
2と結合(すなわちゆるく結合)される。環状である支
持ケージは、横方向プレート部材60を含み、この部材
の面の一方は、スラストプレート59に接触する。プレ
ート部材60の他方の面は、摩擦リング54と摩擦係合
するための摩擦表面6を形成し、プレート部材60の内
周部は、ベアリング3に向いた軸方向配列スリーブ部分
61として延びている。
側ハブ16を囲み、大きな径を有するハブ16の局部部
分52上に間隙をもって嵌合されている。このスリーブ
部分は、フィンガー65に分割されたくし状となってい
る。このフィンガー65は、間に複数の孔62を形成し
ている。このフィンガー65は、図5に最良に示すよう
に、自由端部が径方向に曲げられている。ベルビーユリ
ング51のための位置決めコーナーを形成すると共に、
ベルビーユリング51と係合する横方向に向いたショル
ダーを提供する軸方向当接機素127を形成している。
に向いた当接機素127に直接当接しているが、その外
周部は、上記のようにラジアルフィンガー(図5では、
64)が内周部に設けられたスラストリング53上に当
接している。ラジアルフィンガー64は、長手方向孔6
2を貫通し、内側ハブ16の局部部分52に形成され
た、図4に示すスロットと噛合している。摩擦リング5
4は、摩擦表面6とスラストリング53との間に把持さ
れる。
きおよび引き抜きにより加工された金属製のプレス製品
であることが好ましく、部品54、53および51をス
リーブ部分に嵌合した後に、最終的にスリーブ部分61
の自由端を曲げる。しかし、上記方法とは異なり、予め
スラストリング53および摩擦リング54を嵌合し、摩
擦リング54の内側ボアによりリング54が軸方向当接
機素127上を通過できる状態で、内部フィンガーを弾
性的に変形させ、ベルビーユリング51をケージに嵌合
する前に、スリーブ部分61の自由端を曲げることも可
能である。更に別の例として、当接機素127を形成し
た後で、リング53および54を嵌合し、その後、リン
グ51を嵌合してもよい。所望の場合、軸方向当接機素
127とベルビーユリング51の内周部との間に別のリ
ングを介在させ、後にベルビーユリング51が横方向に
向いた当接機素127上に間接的に当接するようにして
もよい。
ング51による摩擦リング56の把持は、フィンガー6
5の端部を曲げたことにより、正確に制御できるように
なっている。この把持力を決定するのは、プレート部材
60と当接機素127との間の距離である。
または、孔を設けることにより弱体化されている。これ
により、曲げラインを形成し、ベルビーユリングによっ
て発生される力を更に制御している。スラストプレート
59は、完全な幾何学的形状に製造する必要はなく、こ
れにより、ダブルフライホイールの製造が簡略化され、
コストも低下している。
向当接機素127は、位置決めリング27に当接するの
で、この軸方向当接機素127は、位置決めリング27
により、軸方向の位置決めがなされる。従って、支持ケ
ージ60、61、127は、スラストプレート59とベ
アリング3との間で軸方向に嵌合されている。
ハブ16の局部部分52の上に摩擦カセット5を嵌合
し、次に、第2フライホイール(反作用プレート)20
とダンパープレート21と共に、ハブ16の自由端上に
ベアリング3を嵌合する。
を反作用プレート21に固定する締結手段24により妨
げられることなく、所望の寸法にできることが、図1か
ら理解できる。実施例では、この締結手段24は、スタ
ッドとなっている。このスタッドのヘッドは、反作用プ
レート20内に形成された関連するめくら孔25と係合
する。スタッド24は、このめくら孔のベースを貫通
し、上記ダンパープレート21の中心管状締結部分内に
ネジ込まれている。変形例として、締結手段24をリベ
ットとしてもよい。
方向外側に延びている。ベアリング3に対して軸方向に
突出する外側ハブ29は、自由端で突起56を支持する
環状ノーズ30を有する。このようにダンパープレート
21の寸法は、小さくできる。ノーズ30は、スラスト
プレート59とほぼ同一の外径を有し、キャビティ15
を形成するケーシング内に突起56と共に嵌合してい
る。このような構成により、上記フライホイールは、多
くの用途に対して適合することができる。この点に関連
し、摩擦リング54は、突起56が間隙をもって嵌合で
きる楕円形状の孔の閉じたスロットを有するように、そ
の外周部55を延ばすことができる。変形例として、摩
擦リング54は、外周部55に下記のラジアルアームす
なわちラグを有するものとすることができる。
ブ29に向かって外周部55が厚くされ、これにより、
突起56と摩擦リング54との間の係合表面の面積を増
し、部品の硬化作用を減少するようになっている。更
に、このように摩擦リング54を厚くしたことにより、
反作用プレートの軸方向ノーズ30と共同してスラスト
プレート59とノーズ30との間に形成された狭い通路
によるキャビティ15内のグリースの漏れが防止されて
いる。この通路は、摩擦リングの厚くした部分がキャビ
ティ15に対して内部閉鎖機素として働くようにするた
めのシールとなるように、十分狭くなっている。
51と同様に、リング54の厚くなった外側端部部分5
5および軸方向突起56の径方向の内側に位置してい
る。
要な摩擦係数を与えるような粒状物質を含む、適当なプ
ラスチック材料で製造することが好ましく、ファイバ
ー、例えばグラスファイバーにより補強される。この摩
擦リングは、成形により容易に製造される。このリング
は、カセットを形成した後に、予め埋め込み、その後、
これをダブルフライホイールに嵌合する。
のように作動する。
は、アーム31に対して周方向に変位し、インサート片
41がアームに接触するまで、アームと共にスプリング
4を連行する。このため、第1質量部材が反作用プレー
ト20に結合するようにスプリング4を圧縮した状態と
する。
方向に変位する間、突起56とスロット57との間の周
方向の間隙が縮小されない限り、摩擦手段5は、作動し
ない。
は、突起56と係合することにより、摩擦表面6および
スラストリング53に対して変位する。
装置は、ダブルフライホイールの共振周波数を通り、摩
擦手段5が働いて振動を減衰しながら、第1質量部材1
と第2質量部材2との間で、かなりの回転角方向の変位
が生じる。
回転方向の間隙により、摩擦手段5は、かなりの回転角
方向の変位に対して良好な効果を発揮するように作動で
きるので、エンジンが低速走行モードになっている時
は、摩擦手段は、禁止され、生じる振動は正しく減衰さ
れる。
る。すなわち、弾性リング51は、スラストリング53
を介してほぼ中央で摩擦リング54と係合する。このこ
とは、特に摩擦の観点から好ましい。
ジアル突起156を有していてもよい。この突起は、ダ
ンパープレートの内周部に例えば成形により形成され、
間隙が縮小された後にスロット57と噛合することが好
ましい。このような構造により、第1質量部材の形状を
変えることなく、外側ハブ29を簡略化できる。
中心金属製リングを備えている。このリングの両面に
は、摩擦表面6およびスラストリング53とそれぞれ接
触するための摩擦ライナーが張り合わせられる。この中
心リングは、その外周部に形成されたスロットを介し
て、歯状ラジアル突起156と噛合する。
従って、図8、図16および図17に示すように、摩擦
リング254は、その外周部に薄くした厚さの中心ラジ
アルラグ157を有し、このラグが、間隙をもってスロ
ット256に嵌合し、スロットは、ラグよりも広く、か
つダンパープレート21の内周部に形成されている。緩
く嵌合し、よって回転時に周方向の間隙をもってダンパ
ープレートに結合する。
時にスリーブ部分61に取り付けられる。このような構
造は、添付図面に示した実施例のいずれにおいても採用
できる。この点に関し、ベルビーユリング51は、孔6
2と噛合する1組のラジアルフィンガーを内周部に有す
る。変形例として、2つの連続するフィンガーにフィン
ガー65と噛合できるようスロットを設けてもよい。
示すように、2つの部品160内に設けることができ
る。この2つの部品は、内側ハブ16の局部部分52内
のスロットに(必要に応じ周方向の間隙をもって)ラジ
アルラグを接着または、溶接することにより、それらの
内周部が接合されている。この場合、支持ケージは、2
つの摩擦表面6を有するが、支持ケージの対応する部分
160に2つの摩擦リング354の各々が摩擦接触でき
るように、一定の厚さの2つの摩擦リング354が設け
られる。各摩擦リング354は、例えば外周部に図17
に示すスロット256と噛合するための1組の歯を有す
る。
もよく、また適当なファイバー補強合成材料で形成する
ことも可能である。図9では、外周部で互いと係合し、
2つの摩擦リング354の間に介在された2つのベルビ
ーユリング151が設けられている。ベルビーユリング
151は、その外周部が摩擦リング354に当接してい
る。従って、ベルビーユリング151は、その内周部が
摩擦リングと係合し、外周部は、摩擦カセットの軸方向
当接機素を形成するケージの他方の部分150に間接的
に当接している。
工品である摩擦カセットの支持ケージは、単一部品であ
り、中空の環状形状を有する。この支持ケージは、U字
形横断面を有し、その断面のベース部は、内側ハブ16
の局部部分52に形成されたスロットと噛合するための
スロット内に形成されたラジアルフィンガー364を形
成する。この場合、支持ケージは、2つの摩擦表面6を
有し、摩擦リング454は、ダブルフライホイールの第
2質量部材2に対して固定された部品に形成されたスロ
ットに、図17に示したようなフィンガー、すなわちラ
グを介して噛合する。
グ151に対するセンタリングショルダーを形成するよ
うなスロットが設けられている。このベルビーユリング
151は、図9に示すような配列と逆の配列に嵌合され
ている。変形例として、ラグまたは、歯369を、支持
ケージ269、261と共に成形することにより一体的
に成形できる。
のみ限定されるものではない。特に摩擦リング54は、
突起56または、156に、または、スロット256に
間隙なく係合してもよい。
は、内側ハブ16の局部部分52に形成されたスロット
と(必要に応じ周方向の間隙をもって)噛合するための
歯、すなわちラジアルラグ264をその内周部に有す
る。従って支持ケージは、間接的にリング153を介
し、回転時に直接内側ハブに結合する。
つの端部に径方向に向いたフランジ227を有するスリ
ーブ状になっている。図5の当接機素(すなわちフラン
ジ)127と同じように、、横方向に曲げることにより
形成されるこのフランジ227は、ベルビーユリング5
1の内周部に対して軸方向当接機素として働き、ベルビ
ーユリング51の外周部は、図12のスラストリング1
53に当接する。従って摩擦リング354は、2つのス
ラストリング153の間に把持され、ケージ内に形成さ
れたスロット62を貫通する反作用機素を形成するの
で、このスラストリング153は、上記と同じように、
内側ハブ16の局部部分52と再度任意の周方向間隙を
もって噛合できる。この場合、摩擦表面6を支持する摩
擦部材は、スラストリング153の一方から成る。
ング254または、354の数は、二倍となっている。
スラストリング53、153の数は、2または、3のい
ずれかである。これらの図では、スラストリングのうち
の一つに摩擦表面が構成されているが、実際には、複数
の摩擦表面が設けられる。
5は、図11および8におけるカセットとは、逆の方向
に配列されている。プレート部材60は、ベアリング3
に隣接しているが、当接機素127は、スラストプレー
ト(59、図1)に隣接している。
ト59の位置を条件に、いくつかのトーションダンパー
装置に対して同じ摩擦カセットを使用できるように、カ
セットの配列を逆転することも可能である。
直接支持ケージを強制嵌合した構造を示し、この場合、
ハブには、歯は、設けられていない。このような特定の
例においては、摩擦リング254と係合する摩擦表面6
を有する支持ケージ260は、内周部にスリーブ部分6
1が形成された横方向フランジを有する。このスリーブ
部分は、局部的な長手方向の変形部(リブ)158を有
し、このリブは、(必要に応じ周方向の間隙をもって)
スロット264と噛合し、スラストリング153の内周
部にこのスロット264が形成されている。リブ158
は、スリーブ部分61から径方向外側に突出している。
この場合、歯を有していない内側ハブ16の局部部分5
0に当接するように、内側ハブ16にロールベアリング
3が強制嵌合される。
量部材1と摩擦カセット5とを結合をさせるには、この
強制嵌合が十分でない場合、スリーブ部分61が後方に
延びる、図18に示す軸方向ラグ261を設けて、スラ
ストプレート59内に形成された孔159と係合させて
もよいことは、当然理解できると思う。
げにより当接機素127を形成した後に、リング25
4、153および151を嵌合できる。この場合、当接
機素127のフィンガーを変形することにより、ベルビ
ーユリング51は、当接機素127上を弾性的に移動さ
れる。リング54およびスロット264の傾斜ボアは、
当接機素127よりも深い。支持ケージは、所望の場合
適当なプラスチック材料から製造してもよい。
機素127または、227は、位置決めリング27また
は、ベアリング3に接触してもよいし、しなくてもよ
い。
ない。例えば、その内周部に中心ハブに強制嵌合するた
めのフラット部を形成してもよく、中心ハブには、これ
と相補的なフラット部を設ける。
擦カセットの内周部は、多角形形状でもよい。しかしい
ずれの場合においても、摩擦カセットは、中心ハブを囲
む。
ル14の主ラジアル部分から軸方向にずれる代わりに、
主フライホイール14と同一平面上にあってもよく、こ
のため、主フライホイールは、フランジ10および中心
ハブ16を支持する簡単な環状のプレート機素から成っ
ている。中心ハブ16は、主フライホイール14に固定
された別個の部品でもよい。
向半断面図である。
いた、図1の矢印2の方向に見た切り欠き図である。
ングを示す切り欠き図である。
用を示す切り欠き図である。
を示す、図1よりも拡大した軸方向断面図である。
ある。
である。
である。
である。
図である。
図である。
図である。
図である。
図である。
図である。
との間で作動する回転カップリング手段の図である。
パー装置に嵌合された後の摩擦手段を示す、図5と同様
な図である。
Claims (10)
- 【請求項1】 トーションダンパーを内蔵し、中心ハブ
(16)を有する第1質量部材(1)と、中心ハブ(1
6)を部分的に囲む外側ハブ(29)を内部に支持する
プレート部材(20)を含む第2質量部材(2)を備
え、中心ハブ(16)と外側ハブ(29)との間に摩擦
ベアリング(3)を介在し、周方向に作用するための前
記トーションダンパー(4、41、33、31、21)
は、第1質量部材(1)を第2質量部材(2)の前記プ
レート部材に結合し、このトーションダンパーは、第1
質量部材(1)と第2質量部材(2)の間で軸方向に作
動する摩擦手段(5)を有し、該摩擦手段(5)は、第
1に、前記第2質量部材(2)と共に回転できるよう
に、間に任意の周方向の間隙をもって、前記第2質量部
材(2)に取り付けられた少なくとも一つの摩擦リング
(54)と、第2に、前記摩擦リングを押圧して摩擦部
材(60、160...)の一部である摩擦表面に接触
するよう作動する、軸方向に作用する弾性手段(51、
151...)とを備え、前記摩擦手段(5)は、間に
必要に応じ周方向の間隙をもって、第1質量部材(1)
に取り付けられているダブルフライホイールであって、 前記摩擦手段(5)(5)は、前記摩擦リング(54)
と前記摩擦表面(6)とが、軸方向に作用する弾性手段
(51、151)と係合するための軸方向当接機素(1
27、227)を有する支持ケージ(60、160、2
60、261)により支持された、取り扱いができ、か
つ運搬できるユニットとなっている。前記支持ケージが
中心ハブ(16)の局部部分(52)に嵌合され、前記
局部部分は、径が増大されたものであり、支持ケージ
は、前記第1質量部材(1)の一部である横方向スラス
トプレート(59)により、軸方向に位置決めされてい
る。よって、前記支持ケージは、前記スラストプレート
(59)と耐摩擦ベアリング(3)との間に軸方向に取
り付けられていることを特徴とするダブルフライホイー
ル。 - 【請求項2】 前記支持ケージは、第1質量部材(1)
と共に回転できるように、この第1質量部材(1)に任
意の周方向の間隙をもって直接取り付けられていること
を特徴とする請求項1記載のダブルフライホイール。 - 【請求項3】 前記支持ケージ(260)は、前記中心
ハブに強制嵌合されていることを特徴とする請求項2記
載のダブルフライホイール。 - 【請求項4】 前記ケージ(60)は、中心ハブ(1
6)の前記局部部分(52)に、任意の周方向の間隙を
もって噛合するラジアルフィンガー(264)を内周部
に有することを特徴とする請求項2記載のダブルフライ
ホイール。 - 【請求項5】 前記支持ケージは、前記軸方向に作用す
る弾性手段(51、151)が係合するスラストリング
(53、153)により、第1質量部材(1)に回転す
るよう取り付けられている。スラストリングは、前記摩
擦リング(54)に接触するようになっていることを特
徴とする請求項1記載のダブルフライホイール。 - 【請求項6】 前記支持ケージ(60)は、横方向プレ
ート部材(60、260)を有し、このプレート部材
は、軸方向に配列されたスリーブ部分(61)により内
周部が延びている。スリーブ部分の自由端は、前記軸方
向当接機素(127、227)を形成するように、横方
向に曲げられていることを特徴とする請求項1記載のダ
ブルフライホイール。 - 【請求項7】 前記スリーブ部分(61)は、フィンガ
ー(65)に分割されたくし状となっている。フィンガ
ーは、間に孔(62)を形成し、前記フィンガー(6
5)は、自由端が横方向に曲げられている。摩擦手段
(5)の前記軸方向に作用する弾性手段(51、15
1)の位置を位置決めするための位置決めコーナーを形
成していることを特徴とする請求項6記載のダブルフラ
イホイール。 - 【請求項8】 前記孔(62)は、スラストリング(1
53)のフィンガー(64)を収容し、スラストリング
は、摩擦リングと係合する軸方向に作用する弾性手段
(51、151)の作用により、摩擦リングに接触する
ようになっていることを特徴とする請求項7記載のダブ
ルフライホイール。 - 【請求項9】 スリーブ部分(61)は、軸方向に作用
する弾性手段と係合するスラストリング(153)の内
周部に形成されたスロット(264)に、任意の周方向
の間隙をもって噛合する局部的長手方向変形部(15
8)を有し、スラストリングは、摩擦リング(54)に
接触するようになっていることを特徴とする請求項6記
載のダブルフライホイール。 - 【請求項10】 カセット状をした前記摩擦手段(5)
(5)は、複数の前記摩擦リング(54)を有すること
を特徴とする請求項1記載のダブルフライホイール。
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