JP3637498B2 - ねじり緩衝器用のサブアセンブリ - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、自動車のクラッチ用のねじり緩衝器に関し、特に、製造時にねじり緩衝器の他の部材と組み合わされるサブアセンブリ、すなわち摩擦ユニットの形式とした摩擦手段を備えるねじり緩衝器におけるサブアセンブリに関する。
【0002】
【従来の技術】
この種のサブアセンブリは、アメリカ合衆国特許第4,574,932号明細書、及び対応するフランス国特許公開第2,524,097A号公報に記載されている。この種のサブアセンブリは、一般に「摩擦カセット」と呼ばれている。
【0003】
上記のアメリカ合衆国特許明細書では、はめこみ式に取付けた装置が、弾性把持手段とスペースリングとの間に配置されている。そのため、スペースリングは、実際にはスペースリングから分離した部材である弾性変形可能な爪片を有している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記の構成では、弾性把持部材が外部に露出しているので、各種の状況の下で、特に運搬する際に、損傷するおそれがある。
さらに、スペースリングは、軸線方向の突出部と、弾性変形可能な爪片とを有しており、弾性の爪片と突出部とに適合する孔を、ガイドリングに設けなければならないので、リングの強度が低下する。
【0005】
本発明は、上述の不都合を改善した、簡単で安価に製作でき、突出した弾性保持部材を損傷から保護しうる新規な形式のサブアセンブリ、すなわち摩擦カセットを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、本発明は次の通り構成されている。
ねじり緩衝器用の単一構成の摩擦サブアセンブリであって、円周方向に作用する弾性部材を装着するためのガイドリングと、外周縁に、ガイドリングにおける対応する透孔を介して軸線方向に突出する少なくとも1個の突起を有し、ガイドリングと係合してともに回転するスペーサーリングと、ガイドリングとスペーサーリングとの間に挿入され、ねじり緩衝器のハブ板に隙間を設けて噛み合う少なくとも1個の駆動リングと、スペーサーリングとガイドリングの間において、駆動リングを把持して、スペーサーリングに係止したガイドリングにおける、スペーサーリングと反対側の面に、閉止リングと係合して、軸線方向に弾性力を作用させる弾性把持部材とを備えるサブアセンブリにおいて、
軸線方向に弾性力を作用させる弾性把持部材を、スペーサーリングに係止したガイドリングにおける、スペーサーリングと反対側の面に設置し、かつ、閉止リングをスペーサーリングの軸線方向の突起に接続したことを特徴とするねじり緩衝器用のサブアセンブリ。
【0007】
軸線方向の突起の内部に貫通孔を設けてあることが望ましい。
【0008】
閉止リングが金属製で、軸線方向の突起の貫通孔を通って突出し、突出端を半径方向に折り曲げてなる軸線方向の爪片を備えることが望ましい。
【0009】
閉止リングの内周に、ガイドリングに当接する係合部を有することが望ましい。
【0010】
スペーサーリングが、駆動リングを中心に位置決めする中心位置決め面を有することが望ましい。
【0011】
中心位置決め面が、外周側の厚さが薄くなっている、スペーサーリングのさねはぎ部に形成されていることが望ましい。
【0012】
スペーサーリングの外周縁に、ガイドリングから逆向きに軸線方向を向くフランジを設けてあることが望ましい。
【0013】
軸船方向を向くフランジにより、摩擦リングを中心軸線と同一の中心軸を持つように位置決めすることが望ましい。
【0014】
スペーサーリングの内周縁に中心位置決め用の栓軸を設け、ガイドリングに栓軸を取り囲む軸線方向を向くフランジを設けることが望ましい。
【0015】
【作用】
スペーサーリングにおけるガイドリングと対向する面に配置された閉止リングを、スペーサーリングにに突設した軸線方向を向く突起に接続して、弾性把持部材により、閉止リングを押圧することにより、駆動リングをスペーサーリングと閉止リングとの間に把持して、クラッチが接続される。
【0016】
【実施例】
図面は、自動車のクラッチ用のねじり緩衝器を示し、図1は、本発明の摩擦サブアセンブリを有するねじり緩衝器の軸線方向の部分断面図、図2は、図1の上部を拡大した図である。
【0017】
このねじり緩衝器は、たとえばフランス国特許公開第2,524,097A号公報に記載されている公知の手法と同じように、円周方向にはたらく弾性部材(40)(41)と、軸線方向に作用する摩擦部材(1)(20)(30)とに抗して移動するようになっている2個の同軸上の部材とを備えている。
【0018】
第1の同軸部分は、概ね、符号(60)(61)(64)で示す部材で構成され、第2の同軸部材は、概ね、部材(70)(80)で構成されている。これらについては、後に説明する。
詳細に説明すると、この実施例における第1の同軸部材は、2個のガイドリング(60)(61)を備え、その1つを、同じく第1の同軸部材の部分を形成するクラッチの円板(64)に固着し、円板(64)の両面に摩擦板(63)を装着してある。
【0019】
この実施例では、ガイドリング(60)(61)は、金属製である。
ガイドリング (60)(61)は、ハブ板即ち緩衝板(70)の両面に配設され、ハブ板(70)に設けた透孔(72)に通したスペーサー(73)により、互に連結されている。
また、スペーサー(73)は、金属製円板(64)をガイドリング(60)に固定している。
【0020】
軸線方向にはたらく弾性手段は、弾性部材(40)(41)を取付けるように構成したガイドリング(60)と、外周縁に少なくとも1個の軸線方向の突起(7)を有するスペーサーリング(2)と、少なくとも1個の駆動リング(5)からなる型式の摩擦ユニット(1)を備えている。
【0021】
突起(又は各突起)(7)は、ガイドリング(60)に設けた対応する透孔(10)へ挿通されて、スペーサーリング(2)をガイドリング(60)に対して、ともに回転するように結合している。
【0022】
駆動リング(5)は、ガイドリング(60)とスペーサーリング(2)との間に軸線方向に挿入され、ハブ板(70)と係合するゆるみ継手手段を備えている。
【0023】
軸線方向にはたらく弾性把持手段(4)は、ガイドリング(60)におけるスペーサーリング(2)の逆側の面を押圧して、駆動リング(5)を、ガイドリング(60)とスペーサーリング(2)との間に把持する。
また、これらの弾性部材(4)は、スペーサーリング(2)に連結された被動突起(3)を押圧している。
【0024】
図1、図2、及び図1で線で囲んだ部分を拡大して示す図5に示すように、スペーサーリング(2)は、ハブ板(70)の内周縁とハブ(80)の外周縁との間に半径方向に嵌入された低剛性の弾性部材(50)の案内として作用する。
【0025】
図3に示すように、この実施例では、ハブ板(70)とハブ(80)との間において、(噛み合う歯の間に隙間を有する)ゆるみ継手装置(90)を設けてある。
【0026】
ゆるみ継手装置(90)は、ハブ板(70)の内周縁とハブフランジ(81)の外周縁とに、それぞれ円周方向に交互に形成した歯列と溝孔とを備えている。このフランジ(81)は、ハブ(80)の外周縁から半径方向外向きに突設している。
【0027】
図3に示すように、ハブのフランジ(81)の歯列は、ハブ板(70)の内周縁に形成された溝孔に、隙間を設けて挿入されており、ハブ板(70)の歯列は、逆にフランジ(81)の溝孔に挿入されている。
【0028】
この実施例では、各歯を台形状としてある。
【0029】
連続した歯列の間に、弾性部材(50)を取付けた凹入部を挿入してある。
この実施例では、これらの弾性部材は、前述の比較的低剛性のコイルスプリングを適用してある。
このスプリングの円周方向の端部は、裏側を二面角状に形成した推力受けキャップ(51)を押圧している。
【0030】
円周方向にはたらく他の弾性部材、すなわち、ガイドリング(60)(61)とハブ板(70)との間に作動する弾性部材は、同心に配置された複数のコイルスプリング(40)(41)で構成されている。
これらは、ガイドリング(60)と(61)とと対向して設けた窓孔(65)と、ハブ板(70)に形成された窓孔(71)との中に、それぞれ取付けられている。
【0031】
図示しない変形例として、各組のスプリングを窓孔(65)(71)の中に取付けることである。
同じく図示しない別の変形例として、コイルスプリング(40)(41)に代えて、適宜の弾性材料のブロックを使用することである。
【0032】
通常、スプリング(40)(41)の中のあるものは、窓孔(65)(71)に隙間なしに取付けられ、他のスプリングは、ガイドリング(60)(61)には隙間なしに、ハブ板(70)の窓孔(71)には隙間を設けて取付けられている。
かくして、スプリング(40)と(41)とは、差動的に作動する。これらのスプリング(40)(41)は、スプリング(50)よりも高い剛性のものである。
【0033】
また、スプリング(50)は、ハブ板(70)とガイドリング(61)との間に軸線方向に嵌入された、L字形断面の軸受(32)によって案内されている。
【0034】
この実施例では皿バネである軸線方向にはたらく弾性部材(31)は、ガイドリング(61)を押圧して軸受(32)に作用させ、軸受(32)を、ガイドリング(61)と対向するハブフランジ(81)の面に接触するように付勢する。
【0035】
軸受(32)は、ガイドリング(61)の内周縁とハブ(80)との間において、半径方向に隙間を設けて嵌入してある。
軸受(32)は、中心に一体的に形成したスリーブ部及び複数の栓軸(33)を有し、各栓軸(33)を、ガイドリング(61)に設けた透孔(34)へ挿通して、ガイドリング(61)とともに回転するようにしてある。
これらの栓軸(33)は、図4に示すように、中心に孔を有する円筒状に形成されている。
【0036】
上述の説明から理解されるように、部材(31)(32)は、摩擦手段(30)の部分であり、ガイドリング(60)(61)とハブ板(70)との間に軸線方向に嵌入されている。
【0037】
別の同様な摩擦手段(20)が、摩擦手段(30)の半径方向外側に配設されている。
【0038】
摩擦手段(20)は、摩擦リング(22)を備え、摩擦リング(22)は、ハブ板(70)に接触し、かつ、外周縁に、この実施例では図4に示すような正方形断面に形成した、1組の軸線方向の突起(23)を備えている。
【0039】
これらの突起(23)は、それぞれガイドリング(61)に設けた透孔(24)に挿入されている。かくして、摩擦リング(22)は、ガイドリング(61)に対して、それとともに回転するように結合されている。
【0040】
この実施例では別の皿バネである軸線方向にはたらく弾性部材(21)は、ガイドリング(61)を摩擦リング(22)に向けて押圧している。
皿バネ(21)は、以下に説明するようにして、スペーサーリング(2)を把持させる。
【0041】
詳細に説明すると、スペーサーリング(2)は、単一構成のサブアセンブリ(1)(以下、説明の便宜のために「摩擦カセット」という)の部分であり、このカセットは、軸線方向にはたらく弾性把持部材(4)が、ガイドリング(60)におけるスペーサーリング(2)と対向する側に配置した閉止リング(3)を押圧し、かつ閉止リング(3)を、スペーサーリング(2)の軸線方向の突起(7)に接続してあることを特徴とする。
【0042】
図示の実施例では、突起(7)の内側部には、一方から他方へ貫く貫通孔を設けてあり、この貫通孔が中心の通路を形成している。
【0043】
この実施例では金属製である閉止リング(3)は、突起(7)の貫通孔へ挿入された軸線方向の爪片(9)を備えている。
【0044】
貫通孔を貫通して突出する爪片(9)の先端は、半径方向、この実施例では組立体の軸線から離間する方向に折り曲げられて、横断方向の段差(8)を形成している。
これにより、閉止リング(3)は、段差(8)をガイドリング(60)の逆側にして、スペーサーリング(2)に取付けられる。
【0045】
この実施例では、段差(8)の突起部分の輪郭形状を、摩擦リング(22)の軸線方向の突起(23)と同一形状の正方形断面に形成してある。
これは、透孔(10)と(24)の形状についても同様であり、この実施例では、標準化のために、それらを同一形状としてある。
【0046】
突起(7)(23)は、それぞれ透孔(10)(24)に対して、突起(7)(23)と対応する透孔(10)(24)との周縁の間に、僅かな隙間を設けて嵌めこまれている。
かくして、これらの突起(7)(23)は、それぞれガイドリング(60)(61)に、それとともに回転するよう係合されている。
【0047】
爪片(9)は、この実施例で突起(7)の中心に設けてある貫通孔に挿通されている。この実施例では、この貫通孔の断面形状を長方形とし、爪片(9)の断面形状も、それに対応する長方形にしてある。
【0048】
上述の説明から理解できるように、透孔(10)と(24)とを互いに同一形状としてあるので、使用する1対のガイドリングを標準化することが可能になる。また、スペーサーリング(2)の突起(7)中に貫通孔を設けるだけでよいため、構成がきわめて簡単になる。
さらに、構成部品の点数は、最小となる。
【0049】
しかも、摩擦カセットを容易に製作することができる。この製作は、以下のように行われる。
【0050】
第1段階では、弾性把持部材(4)を構成する皿バネを、ガイドリング(60)と、爪片(9)を突起(7)の貫通孔に挿入してある閉止リング(3)との間に取付ける。スペーサーリング(2)とガイドリング(60)との間には、あらかじめ駆動リング(5)を挿入しておく。
【0051】
この後、爪片(9)の先端を半径方向外向きに折り曲げて、段差(8)を形成させると、摩擦カセットつまりサブアセンブリ(1)が完成する。
【0052】
閉止リング(3)の内周側に、閉止リング(3)の本体に対して軸線方向に偏位した係合部材(7)を、ガイドリング(60)に向けて、それに当接するように設けてあることは、重要な意味がある。
これにより、スプリング(4)は、閉止リング(3)に覆われて保護され、爪片(9)の先端を折り曲げる作業に際して、損傷を受けるおそれがなくなる。
【0053】
スプリング(4)は、閉止リング(3)とガイドリング(60)とで形成される籠状部の中に設けられている。突起(7)により、弾性リング(4)を中心に位置決めすることができる。
【0054】
この実施例では、駆動リング(5)は、駆動リング(5)とガイドリング(60)との間に挿入された摩擦リング(11)に固着されている。
駆動リング(5)と摩擦リング(11)とは、たとえば接着などにより、互いに固着されている。
【0055】
かくして、この実施例では金属製である駆動リング(5)は、スペーサーリング(2)に対しては直接的に、ガイドリング(60)に対しては、摩擦リング(11)を介して)間接的に、摺接するように構成されている。
【0056】
当然ながら、この構成を逆にして、摩擦リング(11)をガイドリング(60)に固着し、駆動リング(5)をガイドリング(60)に直接的に摺接させるようにしてもよい。
これらの2種類の構成のいずれを選択するかは、適用する対象に基づいて決められる。
【0057】
軸線方向の突起(7)(23)(33)の数及びスプリング(40)(41)(50)の数も、同様に適用対象に基づいて選定される。
【0058】
これに関連して、この実施例では、突起(23)(7)及び栓軸(33)を4個ずつ設けて、各対のスプリング(40)(41)と交互に円周上に配置し、図4に示すように、栓軸(33)を突起(23)と同じ半径線上に配置してある。
【0059】
駆動リング(5)の外周縁に設けた、少なくとも2個の爪片を、軸線方向に直角に折り曲げて(図4参照)、それぞれ、端面が窓孔(71)の中に隙間を設けて取付けられた差動スプリング(40)の、対応する1個の円周方向の端部に接触させるようにしてある。
すなわち、駆動リング(5)は、差動スプリング(40)の1個と組み合わされた、少なくとも1個のフオークを有している。
【0060】
ハブ板の窓孔(71)に隙間なしに装着してある他のスプリング(40)は、この構成には無関係である。
【0061】
この実施例では、4組のスプリング(40)(41)に対して、2個のフオークを、バランスをとるために、互いに直径方向に対称的に設けてある。
ただし、フオークの数は、適用対象に応じて決められるものである。
【0062】
軸線方向の爪片(12)は、ハブ板(70)の窓孔(71)を通って突出している。
【0063】
この実施例では、スペーサーリング(2)及び軸受(32)を有する摩擦リング(22)は、摩擦係数が小さいプラスチックス材料などの合成材料で作られている。一方、閉止リング(3)及び駆動リング(5)は、前述のように金属製である。
【0064】
部材(2)(22)(32)は、ガラスファイバーなどの繊維で強化して、剛性を改善しておくことが望ましい。
【0065】
ハブ板(70)とスペーサーリング(2)との間には、図3に示す、別の金属製リング(14)が挿入されている。
このリング(14)の一方の面には、摩擦板を固着してあり、ハブのフランジ(81)の歯列に隙間を設けて噛み合う歯列(15)を形成してある。
実際上、このリング(14)は、引張り部材として作用し、ハブ板(70)の歯列がハブ(80)の歯列に噛み合う前に、ハブ(80)の歯列に接触するようになっている。
【0066】
この実施例では、スペーサーリング(2)も軸受を形成している。このために、内周縁に軸線方向の栓軸(6)を設けて、ハブ(80)の外周とガイドリング(60)の内周との間に挿入してある。
【0067】
このために、ガイドリング(60)に軸線方向を向くフランジ(16)を形成することが望ましい。フランジ(16)は、連続した円環状に形成し、栓軸(6)を囲んで摺接させてある。
【0068】
スペーサーリング(2)は、ハブフランジ(81)に接触し、かつ、軸受(32)にも接触している。
またスペーサーリング(2)は、駆動リング(5)を中心に位置決めするために、外周縁に軸線方向の円環状フランジ(13)を設けた位置決め面(18)を有している。このフランジ(13)は、ガイドリング(60)の逆側に、ハブ板(70)に向けてある。
【0069】
フランジ(13)は、図2に示すように、摩擦リング(14)の外周縁も取り囲んで、摩擦リング(14)を中心に位置決めしている。
【0070】
中心位置決め面(18)は、金属製の駆動リング(5)の内周縁と係合している。
この中心位置決め面(18)は、スペーサーリング(2)の薄い厚さの部分に形成されている。
【0071】
フランジ(13)もスペーサーリング(2)を補強しており、かつ、図2に示すように、スペーサーリング(2)の半径方向の部分とガイドリング(60)との間において、僅かな隙間を設けてあることに、留意すべきである。
【0072】
このねじり緩衝器では、摩擦板(63)をハブ(80)に結合してある。
摩擦板(63)は、クラッチの圧板と被動板(図示省略)の間に把持されるように構成してあり、一方、ハブ(80)の内周面にはスプライン歯を設けて、ギヤボックスの入力軸に結合してある。
【0073】
このねじり緩衝器の作動は、次のとおりである。
【0074】
第1段階では、ガイドリング(60)(61)が、補強用スプリング(40)(41)を介してハブ板(70)に固定されており、スプリング(50)のみが圧縮される。
第1段階では、摩擦手段(30)もはたらいて、軸受(32)とハブのフランジ(81)との間、及びスペーサーリング(2)とハブ(80)のフランジ(81)との間に相対的移動を生じる。
この摩擦力は、皿バネ(31)によって確保される。
【0075】
ハブ(80)の歯列と摩擦リング(14)の歯列との間の隙間が密着した第2段階では、摩擦リング(14)が作動して、ハブ板(70)及びスペーサーリング(2)に摩擦リング(14)が摺接することにより、摩擦力が追加される。
この第2段階は、ハブ(80)の歯列とハブ板(70)の歯列との隙間がなくなるまで継続する。
【0076】
第3段階の間、スプリング(50)は、圧縮状態に保持され、ハブ板(70)は、ハブ(80)に固着されて、それとともに回転する。
そこで、主スプリング(40)(41)、すなわち、それぞれの窓孔(65)(71)中に隙間なしに取付けられているスプリングが、作動し始めて圧縮される。
【0077】
次いで、摩擦手段(20)が、皿バネ(21)によって与えられる追加の摩擦力を発生して、各リング(14)(2)(5)(11)を、ハブ板(70)とガイドリング(60)との間に把持する。
皿バネ(21)による摩擦力は、皿バネ(31)による摩擦力よりも大きい荷重を提供する。
【0078】
第4段階では、窓孔(71)に隙間を設けて装着してあるスプリング(40)(41)(図4参照)が、その隙間が上述のように密着すると、作動し始める。
【0079】
次いで、駆動リング(5)が、その爪片(12)を介してハブ板(70)と係合する。爪片(12)は、それぞれの窓孔(71)の側縁と係合されている。
そこで、駆動リング(5)は、スペーサーリング(2)及びガイドリング(60)に対して移動し、皿バネ(4)により確保される追加の摩擦力を生じる。
【0080】
次いで、駆動リング(5)は、ハブ板(70)に隙間を設けて噛み合い、差動式に作動することになる。
【0081】
上述の説明からよく理解されるように、1つの製造個所において、取扱い及び運搬が容易な摩擦式サブアセンブリを、損失なしに製作することができる。
【0082】
ねじり緩衝器の他の部材は、第2の製造工程で組みつけることができる。これにより、製造における時間ロスを最小限まで減少させることができる。
【0083】
以上の説明は、本発明を図示の実施例に基づいて記述したものであり、本発明は、上述の内容に限定されるものでないことは、云うまでもない。
【0084】
特に、軸線方向にはたらく弾性リング(4)(31)(21)を、皿バネに代えて、波形の弾性リングで構成してもよい。
【0085】
さらに、スプリング(50)は、実施例のものに限定されるものではなく、また、ハブ板(70)を、たとえばハブフランジ(81)にかしめる等の手段によって、ハブ(80)に固着してあってもよい。この場合は、1組の摩擦手段(30)のみを備えることになる。
【0086】
1つの変形例として、単一構成の摩擦サブアセンブリ(摩擦カセット)を、ヨーロッパ特許公開第0,475,283A号公報に記載されている種類の、ねじり緩衝器の部分としてもよい。
【0087】
たとえば、同公報の図1に示されているように、スペーサーリングが、この事例ではハブと一体をなすハブ板を有する、ねじり緩衝器の低剛性のスプリングの案内として、はたらくようにしてもよい。
【0088】
スペーサーリングは、少なくとも1個のスプリング(40)と、スペーサーリング(2)の形状に合致するように作られた軸受(32)とに噛み合っている。
この場合、全部のスプリング(40)(41)が、ハブ板の窓孔の中に隙間を設けて取付けられることに、留意すべきである。
【0089】
上述のヨーロッパ特許公開第0,475,283A号公報の図1と比較すると、本発明では、摩擦カセットのガイドリングが簡単になっていることが理解されよう。
【0090】
これに関連して、ハブ板とガイドリングとの間隔は、最小限まで減少されており、ガイドリングの内周縁を各種の摩擦リングに適合させるために必要な軸線方向の変形量が、最小限まで減少されている。
このことは、本発明の図2に明確に示されている。
【0091】
把持手段(4)を挿入した追加のリングを介して、ガイドリング(60)に対して、間接的と係合させるようにしてもよいことは、云うまでもない。
【0092】
本発明によると、あらゆる場合に、駆動リング(5)を差動式に作動させることができる。
もちろん、この駆動リング(5)には、外周縁にスプリング(40)と係合するフオークを形成する2個の腕を突設し、かつ、ハブ板(70)に、隙間を設けてゆるく噛み合う軸線方向の爪片を設けてある。
【0093】
図1及び図3に示す追加リング(14)は、本質的に必要なものではなく、スペーサーリング(2)がハブ板(70)に直接に摺接するようになっている場合には、省略することができる。
【0094】
弾性部材(4)をガイドリング(60)の外側に設けてあるため、特にリング(14)がある場合に、追加の摩擦力が得られる。
閉止リング(3)をスプリング(40)(41)の内方に、スプリング(40)により形成される軸線方向の全体寸法の範囲内に設置してあるので、ねじり緩衝器の軸線方向の寸法が、不当に増加することはない。
すなわち、ガイドリング(60)の内周縁に存在するスペースが、収容部に当てられる。
【0095】
図示の実施例では、すべて、クラッチ円板(64)が摩擦板(63)を介して、自動車のエンジンのクランク軸に取付けられた被動板により、クランク軸とともに回転するように構成されているが、ハブ(80)をギヤボツクスの入力軸に、それとともに回転するように結合し、クラッチ円板(60)に摩擦板を取付けず、被動板に直接固定するようにしてもよい。
【0096】
【発明の効果】
(a)ねじり緩衝器の部分を構成する摩擦式サブアセンブリ(摩擦カセット)を、単一構成の部材として独立に製作することができるので、ねじり緩衝器の製造工程の合理化を図ることができる。
【0097】
(b)軸線方向にはたらく弾性把持部材(4)が、閉止リング(3)により覆われているので、組立及び運搬時に、安全に保護される。
【0098】
(c)第1の製造工程において、取扱い及び運搬が容易な摩擦式サブアセンブリを、損失なしに製作することができ、ねじり緩衝器の他の部材を、第2の製造工程で組みつけることができる。これにより、製造における時間ロスを最小限まで減少させることができる。
【0099】
(d)各構成部品の形状が簡単で、点数が少なく、かつ、標準化することができるので、部品の在庫管理が容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による単一構成のサブアセンブリを有する、自動車用のねじり緩衝器の部分を示す縦断面図である。
【図2】図1の上半部を拡大した図である。
【図3】図1のねじり緩衝器のハブ板とハブとの間のゆるみ継手装置の拡大概略図である。
【図4】 図2の矢印IVの方向から見た部分図である。
【図5】 図1の線で囲んだ領域の部分拡大図である。
【符号の説明】
(1) 摩擦ユニット(サブアセンブリ)
(2) スペーサーリング
(3) 被動突起
(4) 弾性把持手段(皿バネ)
(5) 駆動リング
(6) 栓軸
(7) 突起
(8) 段差
(9) 爪片
(10) 透孔
(12) 爪片
(13) フランジ
(14) 追加の摩擦リング
(15) 歯列
(16) フランジ
(18) 中心位置決め面
(20)(21) 摩擦部材(皿バネ)
(22) 摩擦リング
(23) 突起
(24) 透孔
(30) 摩擦部材
(31) 摩擦部材(皿バネ)
(32) 軸受
(33) 栓軸
(34) 透孔
(40)(41) コイルスプリング
(50) 低剛性弾性部材
(51) 軸受キャップ
(60)(61) ガイドリング
(63) 摩擦板
(64) クラッチ円板
(65) 窓孔
(70) ハブ板
(71) 窓孔
(72) スペーサー
(80) ハブ
(81) ハブフランジ
(90) ゆるみ継手装置

Claims (9)

  1. ねじり緩衝器用の単一構成の摩擦サブアセンブリであって、円周方向に作用する弾性部材(40)(41)を装着するためのガイドリング(60)と、外周縁に、ガイドリング(60)における対応する透孔(10)を介して軸線方向に突出する少なくとも1個の突起(7)を有し、ガイドリング(60)と係合してともに回転するスペーサーリング(2)と、ガイドリング(60)とスペーサーリング(2)との間に挿入され、ねじり緩衝器のハブ板(70)に隙間を設けて噛み合う少なくとも1個の駆動リング(5)と、スペーサーリング(2)とガイドリング(60)の間において、駆動リング(5)を把持して、スペーサーリング(2)に係止したガイドリング(60)における、スペーサーリング(2)と反対側の面に、閉止リング ( ) 係合して、軸線方向に弾性力を作用させる弾性把持部材(4)とを備えるサブアセンブリにおいて、
    軸線方向に弾性力を作用させる弾性把持部材(4)を、スペーサーリング(2)に係止したガイドリング(60)における、スペーサーリング(2)と反対側の面に設置し、かつ、閉止リング(3)をスペーサーリング(2)の軸線方向の突起(7)に接続したことを特徴とするねじり緩衝器用のサブアセンブリ。
  2. 軸線方向の突起 ( ) に、貫通孔が設けられていることを特徴とする請求項1に記載のねじり緩衝器用のサブアセンブリ。
  3. 閉止リング(3)が金属製であり、軸線方向の突起(7)の貫通孔を通って突出し、突出端を半径方向に折り曲げてなる軸線方向の爪片を備えることを特徴とする請求項2に記載のねじり緩衝器用のサブアセンブリ。
  4. 閉止リング(3)の内周に、ガイドリング(60)に当接する係合部(17)を設けたことを特徴とする請求項3に記載のねじり緩衝器用のサブアセンブリ。
  5. スペーサーリング(2)が、駆動リング(5)を中心軸線と同一の中心軸を持つように位置決めする中心位置決め面(18)を有することを特徴とする請求項1に記載のねじり緩衝器用のサブアセンブリ。
  6. 中心位置決め面(18)が、スペーサーリング ( ) の薄い厚さの部分に形成されていることを特徴とする請求項5に記載のねじり緩衝器用のサブアセンブリ。
  7. スペーサーリング(2)の外周縁に、ガイドリング(60)から逆向きに軸線方向を向くフランジ(13)を有することを特徴とする請求項5に記載のねじり緩衝器用のサブアセンブリ。
  8. 軸線方向を向くフランジ(13)により、摩擦リングを中心に位置決めするようにしたことを特徴とする請求項7に記載のねじり緩衝器用のサブアセンブリ。
  9. スペーサーリング(2)の内周縁に中心位置決め用の栓軸(6)を設け、かつガイドリング(60)に、栓軸(6)を取り囲む軸線方向を向くフランジ(16)を設けたことを特徴とする請求項1に記載のねじり緩衝器用のサブアセンブリ。
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