JPH0712154Y2 - シートスライド装置 - Google Patents
シートスライド装置Info
- Publication number
- JPH0712154Y2 JPH0712154Y2 JP1990100611U JP10061190U JPH0712154Y2 JP H0712154 Y2 JPH0712154 Y2 JP H0712154Y2 JP 1990100611 U JP1990100611 U JP 1990100611U JP 10061190 U JP10061190 U JP 10061190U JP H0712154 Y2 JPH0712154 Y2 JP H0712154Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rail
- seat
- vehicle body
- groove
- side edge
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 claims description 13
- 238000000926 separation method Methods 0.000 claims 1
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 4
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 4
- 230000002787 reinforcement Effects 0.000 description 4
- 238000005096 rolling process Methods 0.000 description 1
- 238000010008 shearing Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60N—SEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60N2/00—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles
- B60N2/02—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles the seat or part thereof being movable, e.g. adjustable
- B60N2/04—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles the seat or part thereof being movable, e.g. adjustable the whole seat being movable
- B60N2/06—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles the seat or part thereof being movable, e.g. adjustable the whole seat being movable slidable
- B60N2/067—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles the seat or part thereof being movable, e.g. adjustable the whole seat being movable slidable by linear actuators, e.g. linear screw mechanisms
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60N—SEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60N2/00—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles
- B60N2/02—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles the seat or part thereof being movable, e.g. adjustable
- B60N2/0224—Non-manual adjustments, e.g. with electrical operation
- B60N2/02246—Electric motors therefor
Description
【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は、車体に固設される車体側のレールと該車体側
のレールに前後移動可能に嵌合し座席を支持する座席側
のレールとから成るレールユニットを備えたシートスラ
イド装置に関する。
のレールに前後移動可能に嵌合し座席を支持する座席側
のレールとから成るレールユニットを備えたシートスラ
イド装置に関する。
「従来の技術」 従来、この種のシートスライド装置としては、例えば、
車体側のレールが溝状断面に形成され、溝壁の上端部か
ら外側方向に側縁が延ばされ、座席側のレールの主面部
が車体側のレールの溝口を上方から覆うとともに、座席
側のレールの抱持フランジが車体側のレールの側縁を包
み込むように形成されている。車体側のレールの主面部
と座席側のレールの側縁との間にはベアリング部材が介
装され、車体側のレールの側縁にベアリング部材が転動
可能に嵌合する円弧上断面形のガイド溝が前端から後端
にかけて形成されているものが一般的である。
車体側のレールが溝状断面に形成され、溝壁の上端部か
ら外側方向に側縁が延ばされ、座席側のレールの主面部
が車体側のレールの溝口を上方から覆うとともに、座席
側のレールの抱持フランジが車体側のレールの側縁を包
み込むように形成されている。車体側のレールの主面部
と座席側のレールの側縁との間にはベアリング部材が介
装され、車体側のレールの側縁にベアリング部材が転動
可能に嵌合する円弧上断面形のガイド溝が前端から後端
にかけて形成されているものが一般的である。
「考案が解決しようとする課題」 しかしながら、このような従来のシートスライド装置で
は、例えば、車体側のレールと座席側のレールとを引き
離す剥離荷重がかかると、車体側のレールのガイド溝の
後端に亀裂が生じ、剥離強度を高めるため、車体側のレ
ールに補強用のレールを固設する一方、補強用のレール
に前後移動可能に係止する掛止ブラケットを座席側のレ
ールに固設したりすると、部品点数が多くなってコスト
が嵩んだり、製品重量が増したり、装置全体が大型にな
るという問題点があった。
は、例えば、車体側のレールと座席側のレールとを引き
離す剥離荷重がかかると、車体側のレールのガイド溝の
後端に亀裂が生じ、剥離強度を高めるため、車体側のレ
ールに補強用のレールを固設する一方、補強用のレール
に前後移動可能に係止する掛止ブラケットを座席側のレ
ールに固設したりすると、部品点数が多くなってコスト
が嵩んだり、製品重量が増したり、装置全体が大型にな
るという問題点があった。
本考案は、このような従来の問題点に着目してなされた
もので、コストを低減することができるとともに、製品
重量を減少し、装置全体を小型にすることができるシー
トスライド装置を提供することを目的としている。
もので、コストを低減することができるとともに、製品
重量を減少し、装置全体を小型にすることができるシー
トスライド装置を提供することを目的としている。
「課題を解決するための手段」 かかる目的を達成するための本考案の要旨とするところ
は、 車体に固設される車体側のレールと該車体側のレールに
前後移動可能に嵌合し座席を支持する座席側のレールと
から成るレールユニットを備えたシートスライド装置に
おいて、 前記車体側のレールと前記座席側のレールとの一方を溝
状断面に形成し、溝壁の溝口側の端部に外側方向へ延び
その先端部で下方へ折曲する側縁を形成する一方、前記
車体側のレールと前記座席側のレールとの他方に前記溝
口を覆うように主面部を形成するとともに、該主面部の
両側部に前記側縁を抱持して両方のレールを相互に剥離
不能にする抱持フランジを形成し、 前記側縁と前記主面部との間の隙間にベアリング部材を
介装し、前記側縁に、該側縁の先端部と前記溝壁の溝口
側の端部とをそれぞれ山折りして、前記ベアリング部材
が転動可能に嵌合する凹状の入したガイド溝を形成し、 前記側縁の後端に、前記溝壁の溝口側の端部と前記折曲
する部位とを滑らかに繋ぎ、凹状の前記ガイド溝より盛
り上がって凸状の半円形断面をなす補強部を形成したこ
とを特徴とするシートスライド装置に存する。
は、 車体に固設される車体側のレールと該車体側のレールに
前後移動可能に嵌合し座席を支持する座席側のレールと
から成るレールユニットを備えたシートスライド装置に
おいて、 前記車体側のレールと前記座席側のレールとの一方を溝
状断面に形成し、溝壁の溝口側の端部に外側方向へ延び
その先端部で下方へ折曲する側縁を形成する一方、前記
車体側のレールと前記座席側のレールとの他方に前記溝
口を覆うように主面部を形成するとともに、該主面部の
両側部に前記側縁を抱持して両方のレールを相互に剥離
不能にする抱持フランジを形成し、 前記側縁と前記主面部との間の隙間にベアリング部材を
介装し、前記側縁に、該側縁の先端部と前記溝壁の溝口
側の端部とをそれぞれ山折りして、前記ベアリング部材
が転動可能に嵌合する凹状の入したガイド溝を形成し、 前記側縁の後端に、前記溝壁の溝口側の端部と前記折曲
する部位とを滑らかに繋ぎ、凹状の前記ガイド溝より盛
り上がって凸状の半円形断面をなす補強部を形成したこ
とを特徴とするシートスライド装置に存する。
「作用」 車体側のレールと座席側のレールとを引き剥す剥離荷重
がかかると、車体側のレールと座席側のレールとの一方
側の側縁に、他方のレール側の抱持フランジによる上下
方向の引っ張り荷重がかかる。
がかかると、車体側のレールと座席側のレールとの一方
側の側縁に、他方のレール側の抱持フランジによる上下
方向の引っ張り荷重がかかる。
一方のレールの側縁の後端に補強部が形成され、補強部
はガイド溝の両側縁に相当する部位を凸状の円弧形断面
で滑らかに繋いでおり、特に弱い部位がないため、側縁
の後端に亀裂などが生じることがない。
はガイド溝の両側縁に相当する部位を凸状の円弧形断面
で滑らかに繋いでおり、特に弱い部位がないため、側縁
の後端に亀裂などが生じることがない。
座席を前後移動調節すべく、車体側のレールと座席側の
レールとを相互に前後移動すると、一方のレールの側縁
と他方のレールの主面部との間の隙間に介装されたベア
リング部材が、ガイド溝に案内されて前後方向に転動す
るようになる。
レールとを相互に前後移動すると、一方のレールの側縁
と他方のレールの主面部との間の隙間に介装されたベア
リング部材が、ガイド溝に案内されて前後方向に転動す
るようになる。
「実施例」 以下、図面に基づき本考案の一実施例を説明する。
第1図から第4図は本考案の一実施例を示している。
第1図および第2図に示すように、車体フロア10に図示
省略した座席がパワーシートスライド装置20aを介して
前後移動調節可能に装着されている。
省略した座席がパワーシートスライド装置20aを介して
前後移動調節可能に装着されている。
パワーシートスライド装置20aは座席10aの両側部の下方
にそれぞれ配されて前後方向に延びる一対のレールユニ
ット20,20を有している。レールユニット20は車体フロ
ア10にレッグ部材12,13を介して固設される車体側のレ
ール21と、車体側のレール21に前後移動可能に嵌合し座
席を支持する座席側のレール22とから成っている。
にそれぞれ配されて前後方向に延びる一対のレールユニ
ット20,20を有している。レールユニット20は車体フロ
ア10にレッグ部材12,13を介して固設される車体側のレ
ール21と、車体側のレール21に前後移動可能に嵌合し座
席を支持する座席側のレール22とから成っている。
車体側のレール21は溝状断面に形成され、底面部21aと
両側壁21bを有している。同じく、座席側のレール22は
溝状断面に形成され、主面部である天井部25と両側壁26
とを有している。
両側壁21bを有している。同じく、座席側のレール22は
溝状断面に形成され、主面部である天井部25と両側壁26
とを有している。
車体側のレール21の開口と座席側のレール22の開口とが
合わさり、車体側のレール21の底面部21aおよび両側壁2
1b並びに座席側のレール22の天井部25および両側壁26に
より取り囲まれて空隙20bが形成されている。
合わさり、車体側のレール21の底面部21aおよび両側壁2
1b並びに座席側のレール22の天井部25および両側壁26に
より取り囲まれて空隙20bが形成されている。
車体側のレール21の両側壁21bの上端部には外側方へ側
縁23が延ばされ、側縁23はその先端部で折曲されて下方
を向いた外縁23aになっている。
縁23が延ばされ、側縁23はその先端部で折曲されて下方
を向いた外縁23aになっている。
車体側のレール21の側縁23の外縁23aを包み込むように
抱持フランジ27が座席側のレール22の側壁26に形成され
ている。
抱持フランジ27が座席側のレール22の側壁26に形成され
ている。
車体側のレール21の側縁23と車体側のレール22の天井部
25との間の隙間には、ベアリング部材29が介装されてい
る。
25との間の隙間には、ベアリング部材29が介装されてい
る。
車体側のレール21の側縁23には、両側壁21bの上端部と
側縁23の先端部とを山折りにして凹状の円弧形断面のガ
イド溝24が形成されている。ガイド溝24にはベアリング
部材29が転動可能に嵌合している。
側縁23の先端部とを山折りにして凹状の円弧形断面のガ
イド溝24が形成されている。ガイド溝24にはベアリング
部材29が転動可能に嵌合している。
ガイド溝24の両側縁は、両側壁21bの上端部と側縁23の
先端部とに相当しており、小円弧形断面の凸部24aにそ
れぞれ成っている。車体側のレールの側縁23の後端に
は、ガイド溝24の両側縁を滑らかに繋ぎ、凹状の前記ガ
イド溝より盛り上がって凸状の半円形断面をなす補強部
23bが形成されている。
先端部とに相当しており、小円弧形断面の凸部24aにそ
れぞれ成っている。車体側のレールの側縁23の後端に
は、ガイド溝24の両側縁を滑らかに繋ぎ、凹状の前記ガ
イド溝より盛り上がって凸状の半円形断面をなす補強部
23bが形成されている。
第1図および第2図に示すように、空隙20bには駆動部3
0が配されている。駆動部30は前後方向へ延びるスクリ
ュー部材31と、スクリュー部材31に螺合するナット部材
32とを有している。
0が配されている。駆動部30は前後方向へ延びるスクリ
ュー部材31と、スクリュー部材31に螺合するナット部材
32とを有している。
ナット部材32は前後移動不能にストッパ部材35と抜止め
部材36とにより前後方向から挟まれるようにして車体側
のレール21に係止されている。また、ナット部材32は回
転不能にその底部32aが座席側のレール21の底面部23に
当接している。
部材36とにより前後方向から挟まれるようにして車体側
のレール21に係止されている。また、ナット部材32は回
転不能にその底部32aが座席側のレール21の底面部23に
当接している。
座席側のレール22の天井部25の前端部は盛り上がって収
納室20cに成っている。収納室20cにはギアケース40が格
納されている。
納室20cに成っている。収納室20cにはギアケース40が格
納されている。
ギアケース40は、前後に分割された前側のケース41と後
側のケース42とにより構成されている。前側のケース41
と後側のケース42とはほぼ対称的に成形されている。
側のケース42とにより構成されている。前側のケース41
と後側のケース42とはほぼ対称的に成形されている。
前側のケース41の分割部には半円形断面のウオーム51収
納用の溝43が形成され、同じく、後側のケース42の分割
部には半円形断面のウオーム51収納用の溝44が形成され
ている。また、前側のケース41と後側のケース42とに
は、ピニオン52挿通用の孔45,46がそれぞれ穿設されて
いる。
納用の溝43が形成され、同じく、後側のケース42の分割
部には半円形断面のウオーム51収納用の溝44が形成され
ている。また、前側のケース41と後側のケース42とに
は、ピニオン52挿通用の孔45,46がそれぞれ穿設されて
いる。
前側のケース41と後側のケース42とは重なり合ってお
り、両ケース41,42を前後から挟むように一対の補強ブ
ラケット60が配設されている。一対の補強ブラケット60
はL字形状に形成され、水平部61と立壁部62とから成
る。水平部61は天井部25にボルト止めされている。立壁
部62は前側のケース41の前面部47および後側のケース42
の後面部48にそれぞれ圧接するものである。
り、両ケース41,42を前後から挟むように一対の補強ブ
ラケット60が配設されている。一対の補強ブラケット60
はL字形状に形成され、水平部61と立壁部62とから成
る。水平部61は天井部25にボルト止めされている。立壁
部62は前側のケース41の前面部47および後側のケース42
の後面部48にそれぞれ圧接するものである。
前側のケース41および後側のケース42には、これを前後
方向から貫通する挿通用の孔49,49…が三か所それぞれ
穿設されている。挿通用の孔49に対応して補強ブラケッ
ト60の立壁部62には貫通孔69がそれぞれ穿設されてい
る。
方向から貫通する挿通用の孔49,49…が三か所それぞれ
穿設されている。挿通用の孔49に対応して補強ブラケッ
ト60の立壁部62には貫通孔69がそれぞれ穿設されてい
る。
各挿通用の孔49および各貫通孔69には通しボルト70がそ
れぞれ貫通している。通しボルト70により、補強ブラケ
ット60を介して前側のケース41および後側のケース42が
挾着されている。
れぞれ貫通している。通しボルト70により、補強ブラケ
ット60を介して前側のケース41および後側のケース42が
挾着されている。
スクリュー部材31の後端部が軸受部材33を介して回転可
能に座席側のレール22の天井部25に枢支されている。ま
た、スクリュー部材31の前端部がギアケース40に挿通し
ていて、ギアケース40〜補強ブラケット60を介して座席
側のレール22の天井部25に回転可能に支持されている。
能に座席側のレール22の天井部25に枢支されている。ま
た、スクリュー部材31の前端部がギアケース40に挿通し
ていて、ギアケース40〜補強ブラケット60を介して座席
側のレール22の天井部25に回転可能に支持されている。
補強ブラケット60の立壁部62にはスクリュー部材31用の
挿通孔66が穿設されている。
挿通孔66が穿設されている。
ギアケース40にはウオーム51が回転可能に内装されると
ともに、ウオーム51に噛合するウオームホイール52が内
装されている。ウオームホイール52は、ギアケース40に
挿通したスクリュー部材31の前端部に一体的に回転可能
に嵌合されている。
ともに、ウオーム51に噛合するウオームホイール52が内
装されている。ウオームホイール52は、ギアケース40に
挿通したスクリュー部材31の前端部に一体的に回転可能
に嵌合されている。
座席側のレール22の天井部25の後端部にはアンカー部材
28がリベットによって鋲着されている。
28がリベットによって鋲着されている。
一方のレールユニット20の座席側のレール22の側壁26
に、支持ブラケット81を介して駆動モータ80が装着さ
れ、駆動モータ80から両側方向へ出力軸82が突設され、
出力軸82にウオーム51の回転軸が連結されている。他方
のレールユニット20側へ延ばされた出力軸82はパイプ部
材83内およびウオーム51収納用の溝43内を回転可能に挿
通している。
に、支持ブラケット81を介して駆動モータ80が装着さ
れ、駆動モータ80から両側方向へ出力軸82が突設され、
出力軸82にウオーム51の回転軸が連結されている。他方
のレールユニット20側へ延ばされた出力軸82はパイプ部
材83内およびウオーム51収納用の溝43内を回転可能に挿
通している。
次に作用を説明する。
車体側のレール21と座席側のレール22とを引き剥す剥離
荷重が生じると、車体側のレール21の側縁23に、座席側
のレール22の抱持フランジ27による上下方向の引っ張り
荷重がかかる。
荷重が生じると、車体側のレール21の側縁23に、座席側
のレール22の抱持フランジ27による上下方向の引っ張り
荷重がかかる。
引っ張り荷重により、車体側のレール21の側縁23の後端
に剪断力がかかると、補強部23がガイド溝24の両側縁を
凸状の半円形断面で滑らかに繋がれており、応力集中が
生じるような弱い部分がないことと、断面係数が大きく
なっていて、かつその大きくなる位置に向け急変するこ
となく強度が高くなっていることにより、側縁23の後端
に亀裂などが生じることがない。
に剪断力がかかると、補強部23がガイド溝24の両側縁を
凸状の半円形断面で滑らかに繋がれており、応力集中が
生じるような弱い部分がないことと、断面係数が大きく
なっていて、かつその大きくなる位置に向け急変するこ
となく強度が高くなっていることにより、側縁23の後端
に亀裂などが生じることがない。
駆動モータ80を始動すると、出力軸82に連動してウオー
ム51が回転すると、ウオームホイール52が回転する。ウ
オームホイール52が回転すると、スクリュー部材31が一
体的に回転する。
ム51が回転すると、ウオームホイール52が回転する。ウ
オームホイール52が回転すると、スクリュー部材31が一
体的に回転する。
ナット部材32が回転不能かつ前後移動不能に車体側のレ
ール21に係止されているため、スクリュー部材31が回転
すると、スクリュー部材31はナット部材32により前後方
向へ徐々に送られる。
ール21に係止されているため、スクリュー部材31が回転
すると、スクリュー部材31はナット部材32により前後方
向へ徐々に送られる。
それにより、座席側のレール22が車体側のレール21に対
して前後方向へ移動し、ベアリング部材29がガイド溝24
上を前後方向に転動し、座席側のレール22が前後方向へ
移動して座席の位置を調節することができる。
して前後方向へ移動し、ベアリング部材29がガイド溝24
上を前後方向に転動し、座席側のレール22が前後方向へ
移動して座席の位置を調節することができる。
「考案の効果」 本考案に係るシートスライド装置によれば、車体側のレ
ールと座席側のレールとの一方の側縁の後端において、
ベアリング部材が転動可能に嵌合するガイド溝をなく
し、ガイド溝の両側縁を滑らかに繋ぐ凸状の半円形断面
の補強部を形成したので、車体側のレールと座席側のレ
ールとを剥離しようとする荷重がかかった場合において
も、側縁の後端に亀裂などが生じることなく、特別な部
品を付加する必要がなく、コストを低減することができ
るとともに、製品重量を減少し、装置全体を小型にする
ことができる。
ールと座席側のレールとの一方の側縁の後端において、
ベアリング部材が転動可能に嵌合するガイド溝をなく
し、ガイド溝の両側縁を滑らかに繋ぐ凸状の半円形断面
の補強部を形成したので、車体側のレールと座席側のレ
ールとを剥離しようとする荷重がかかった場合において
も、側縁の後端に亀裂などが生じることなく、特別な部
品を付加する必要がなく、コストを低減することができ
るとともに、製品重量を減少し、装置全体を小型にする
ことができる。
第1図から第3図は本考案の一実施例を示しており、第
1図はパワーシートスライド装置の分解斜視図、第2図
はレールユニットの側面図、第3図は第1図III-III線
断面図、第4図は第1図IV-IV線断面図である。 10……車体フロア 20……レールユニット 20a……パワーシートスライド装置 21……車体側のレール 22……座席側のレール 23……側縁 23b……補強部 24……ガイド溝 25……天井部(主面部) 27……抱持フランジ 30……駆動部 40……ギアケース 51……ウオーム 52……ウオームホイール 60……補強ブラケット 70……通しボルト 80……駆動モータ
1図はパワーシートスライド装置の分解斜視図、第2図
はレールユニットの側面図、第3図は第1図III-III線
断面図、第4図は第1図IV-IV線断面図である。 10……車体フロア 20……レールユニット 20a……パワーシートスライド装置 21……車体側のレール 22……座席側のレール 23……側縁 23b……補強部 24……ガイド溝 25……天井部(主面部) 27……抱持フランジ 30……駆動部 40……ギアケース 51……ウオーム 52……ウオームホイール 60……補強ブラケット 70……通しボルト 80……駆動モータ
Claims (1)
- 【請求項1】車体に固設される車体側のレールと該車体
側のレールに前後移動可能に嵌合し座席を支持する座席
側のレールとから成るレールユニットを備えたシートス
ライド装置において、 前記車体側のレールと前記座席側のレールとの一方を溝
状断面に形成し、溝壁の溝口側の端部に外側方向へ延び
その先端部で下方へ折曲する側縁を形成する一方、前記
車体側のレールと前記座席側のレールとの他方に前記溝
口を覆うように主面部を形成するとともに、該主面部の
両側部に前記側縁を抱持して両方のレールを相互に剥離
不能にする抱持フランジを形成し、 前記側縁と前記主面部との間の隙間にベアリング部材を
介装し、前記側縁に、該側縁の先端部と前記溝壁の溝口
側の端部とをそれぞれ山折りして、前記ベアリング部材
が転動可能に嵌合するよう凹状のガイド溝を形成し、 前記側縁の後端に、前記溝壁の溝口側の端部と前記折曲
する部位とを滑らかに繋ぎ、凹状の前記ガイド溝より盛
り上がって凸状の半円形断面をなす補強部を形成したこ
とを特徴とするシートスライド装置。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990100611U JPH0712154Y2 (ja) | 1990-09-26 | 1990-09-26 | シートスライド装置 |
US07/708,703 US5267717A (en) | 1990-09-26 | 1991-05-31 | Power seat slide device |
US08/122,665 US5348262A (en) | 1990-09-26 | 1993-09-17 | Power seat slide device |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990100611U JPH0712154Y2 (ja) | 1990-09-26 | 1990-09-26 | シートスライド装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0457437U JPH0457437U (ja) | 1992-05-18 |
JPH0712154Y2 true JPH0712154Y2 (ja) | 1995-03-22 |
Family
ID=14278644
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1990100611U Expired - Lifetime JPH0712154Y2 (ja) | 1990-09-26 | 1990-09-26 | シートスライド装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (2) | US5267717A (ja) |
JP (1) | JPH0712154Y2 (ja) |
Families Citing this family (27)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3161032B2 (ja) * | 1992-05-29 | 2001-04-25 | アイシン精機株式会社 | 車両用パワーシート装置 |
JP3111343B2 (ja) * | 1995-02-28 | 2000-11-20 | 池田物産株式会社 | 座席支持装置 |
US5709363A (en) * | 1996-03-01 | 1998-01-20 | Tachi-S Co., Ltd. | Structure of powered seat |
JP3740802B2 (ja) * | 1997-08-18 | 2006-02-01 | アイシン精機株式会社 | シートスライド装置 |
DE19815283C2 (de) * | 1998-04-06 | 2000-07-13 | Brose Fahrzeugteile | Spindelantrieb für Verstelleinrichtungen in Kraftfahrzeugen |
DE19861276B4 (de) * | 1998-04-06 | 2007-12-20 | Brose Fahrzeugteile Gmbh & Co. Kommanditgesellschaft, Coburg | Spindel- oder Schneckenantrieb für Verstelleinrichtungen in Kraftfahrzeugen |
US6145914A (en) * | 1998-12-08 | 2000-11-14 | Dura Global Technologies Inc. | Torque tube for seat track assembly |
WO2003064203A1 (en) * | 2002-01-28 | 2003-08-07 | Intier Automotive, Inc. | Automotive seat track having vertically adjustable bearings |
US20030225633A1 (en) * | 2002-06-04 | 2003-12-04 | Emn8, Inc. | Point of sale computer system delivering composited two- and three-dimensional images |
US7048244B2 (en) * | 2003-01-29 | 2006-05-23 | Dura Global Technologies, Inc. | Seat track assembly and method of manufacture |
DE10358586B4 (de) * | 2003-12-08 | 2008-02-21 | Keiper Gmbh & Co.Kg | Getriebegehäuse eines Sitzverstellgetriebes für ein Kraftfahrzeug |
DE102004001624B3 (de) * | 2004-01-09 | 2005-09-01 | Keiper Gmbh & Co. Kg | Antrieb einer Sitzverstelleinrichtung für ein Kraftfahrzeug |
DE102004013009B4 (de) * | 2004-03-16 | 2008-03-20 | Ims Gear Gmbh | Antrieb für eine Verstelleinrichtung innerhalb eines Fahrzeuges, insbesondere eine Sitzverstelleinrichtung innerhalb eines Kraftfahrzeuges und Verfahren zur Herstellung eines solchen Antriebs |
CA2505207A1 (en) * | 2004-05-13 | 2005-11-13 | Faurecia Automotive Seating Canada Limited | Horizontal drive apparatus for use with a vehicle seat slide |
JP4428282B2 (ja) * | 2005-04-22 | 2010-03-10 | アイシン精機株式会社 | 車両用パワーシートスライド装置 |
JP4428283B2 (ja) * | 2005-04-22 | 2010-03-10 | アイシン精機株式会社 | 車両用パワーシートスライド装置 |
EP2064088B1 (en) * | 2006-10-23 | 2011-03-23 | Intier Automotive Inc. | Power seat track drive assembly |
US20080100083A1 (en) * | 2006-10-31 | 2008-05-01 | Barclay De Tolly Paul E | Floating liner mount attachment and method |
FR2924646B1 (fr) * | 2007-12-11 | 2010-09-24 | Faurecia Sieges Automobile | Ensemble de glissieres, siege comportant un tel ensemble de glissieres et organe support pour un tel ensemble de glissieres |
US8251336B2 (en) * | 2008-07-09 | 2012-08-28 | Shiroki Corporation | Seat track mechanism for vehicle |
JP5293026B2 (ja) * | 2008-09-12 | 2013-09-18 | アイシン精機株式会社 | 車両用パワーシート装置 |
EP2330945B1 (en) * | 2008-10-03 | 2014-04-30 | Johnson Controls Technology Company | Motor mount |
DE102008043904A1 (de) * | 2008-11-20 | 2010-05-27 | Robert Bosch Gmbh | Vorrichtung zur Lagerung eines Linearantriebs |
DE102012100715B4 (de) * | 2011-07-16 | 2014-12-11 | Brose Fahrzeugteile Gmbh & Co. Kommanditgesellschaft, Coburg | Verstellsystem für einen mit zwei Schienen verbundenen und mit beiden Schienen verschiebbaren Kraftfahrzeugsitz |
CN107087405B (zh) * | 2014-09-19 | 2019-04-05 | 麦格纳座椅公司 | 快速调节动力调节器 |
DE102016218236B4 (de) * | 2016-09-22 | 2022-05-05 | Lear Corporation | Sitzschienen-Anordnung |
DE102016224512A1 (de) * | 2016-12-08 | 2018-06-14 | Brose Fahrzeugteile Gmbh & Co. Kg, Coburg | Fahrzeugsitzanordnung mit einer bodenschienenseitig angeordneten Antriebseinrichtung |
Family Cites Families (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US2014553A (en) * | 1932-07-18 | 1935-09-17 | Mechanical Devices Corp Of Ame | Sliding seat mounting for vehicles |
FR1349006A (fr) * | 1963-03-04 | 1964-01-10 | American Metal Prod | Glissière pour sièges |
US3545716A (en) * | 1968-05-15 | 1970-12-08 | Gen Motors Corp | Track structure for seat adjuster |
US4023433A (en) * | 1974-06-24 | 1977-05-17 | Power Transfer Corporation | Power transfer |
JPS6338048A (ja) * | 1986-07-31 | 1988-02-18 | Oi Seisakusho Co Ltd | パワ−シ−トスライド装置 |
JPH059227Y2 (ja) * | 1988-07-28 | 1993-03-08 | ||
US4907776A (en) * | 1988-08-11 | 1990-03-13 | Tachi-S Co., Ltd. | Seat adjusting device |
US4863289A (en) * | 1988-11-07 | 1989-09-05 | Bertrand Faure Automobile | Side roller system for a vehicle seat frame |
JP2780320B2 (ja) * | 1989-03-31 | 1998-07-30 | アイシン精機株式会社 | 自動車用パワーシートスライド装置 |
-
1990
- 1990-09-26 JP JP1990100611U patent/JPH0712154Y2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1991
- 1991-05-31 US US07/708,703 patent/US5267717A/en not_active Expired - Fee Related
-
1993
- 1993-09-17 US US08/122,665 patent/US5348262A/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0457437U (ja) | 1992-05-18 |
US5267717A (en) | 1993-12-07 |
US5348262A (en) | 1994-09-20 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH0712154Y2 (ja) | シートスライド装置 | |
JPH0732249Y2 (ja) | パワーシートスライド装置 | |
US6244660B1 (en) | Power seat for vehicles | |
US5314158A (en) | Powered seat slide device | |
JP3089680B2 (ja) | 車両用シートスライド装置 | |
US7661647B2 (en) | Vehicle seat slide device | |
CA3146488C (en) | Vehicle shelf system and method of use | |
JPH0583412B2 (ja) | ||
JPH0331613B2 (ja) | ||
US20060137249A1 (en) | Door structure | |
JPH0712153Y2 (ja) | パワーシートスライド装置 | |
JPH07346Y2 (ja) | パワーシートスライド装置 | |
JP2001063620A (ja) | 自動車の車体構造 | |
JPH017612Y2 (ja) | ||
JP3717563B2 (ja) | 車両用パワーシートのリクライニング構造 | |
JPH0535858Y2 (ja) | ||
JP2541976Y2 (ja) | 片持ち式シートレッグ構造 | |
JPH0428260Y2 (ja) | ||
JPH0331611B2 (ja) | ||
JPH0785991B2 (ja) | ステアリングサポートメンバ取付部構造 | |
JP2904715B2 (ja) | 自動車の燃料タンク取付け構造 | |
JP3532940B2 (ja) | 自動車の重量搭載物支持構造 | |
JPH07345Y2 (ja) | パワーシートスライド装置 | |
JPS6212435A (ja) | シ−トスライド装置 | |
JPS5849520A (ja) | 自動車の燃料タンク支持構造 |