JPH0535858Y2 - - Google Patents

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JPH0535858Y2
JPH0535858Y2 JP13846489U JP13846489U JPH0535858Y2 JP H0535858 Y2 JPH0535858 Y2 JP H0535858Y2 JP 13846489 U JP13846489 U JP 13846489U JP 13846489 U JP13846489 U JP 13846489U JP H0535858 Y2 JPH0535858 Y2 JP H0535858Y2
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【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は、車体に固設される車体側のレール
と、該車体側のレールに前後移動可能に嵌合し座
席を支持する座席側のレールとから成るレールユ
ニツトを備え、駆動モータの回転力を減速機構を
介して駆動部に伝え、前記車体側のレールと前記
座席側のレールとを相対的に前後方向へ移動させ
て座席を前後方向へ移動調節するようにしたパワ
ーシートスライド装置に関する。
「従来の技術」 従来のパワーシートスライド装置としては、例
えば、実開平1−99734号公報に開示されたもの
がある。
すなわち、座席側のレールと車体側のレールと
が相互に前後移動可能に嵌合しており、駆動モー
タの回転力を前後方向の力に変えて両方のレール
を相対的に前後移動可能な駆動部が両方のレール
が成す空隙に収納されている。駆動部は座席側の
レールに回転可能に支持されるスクリユー部材
と、スクリユー部材に相対的に回転可能に螺合し
車体側のレールに前後移動不能かつ回転不能に装
着されるナツト部材とを有している。減速機構は
空隙内にあつてスクリユー部材に固設されるホイ
ールと、空隙外にあつて駆動モータの回転力をホ
イールに伝達するウオームとを有し、空隙外にあ
るウオームがカバー部材で覆われているものであ
る。
「考案が解決しようとする課題」 しかしながら、このような従来のパワーシート
スライド装置では、カバー部材が座席側のレール
から上方へ突出しているため、見栄えがよくない
という問題点があつた。
見栄えをよくするため、減速機構全体を空隙内
に収納することが考えられるが、限られた空隙内
に収納することなどから組み付けが複雑になつた
り、空隙外にある駆動モータと空隙内にある減速
機構とを連結する際にも連結操作などが複雑にな
り、全体的に組付工数が増して組立コストが嵩む
という問題点がある。
本考案は、このような従来の問題点に着目して
なされたもので、車体側のレールと座席側のレー
ルとの間の空隙内に減速機構を配設するととも
に、減速機構をハウジングで覆つてユニツト化し
て取扱いを簡略にし、ハウジングを座席側のレー
ルに装着する際に、駆動モータに連結可能なハウ
ジングの突出部が、座席側のレールの進入用の溝
に下方から進入して嵌り込むようにしたことによ
り、見栄えが向上する上に、減速機構の組付けが
簡単になつて、組立コストを低減することができ
るパワーシートスライド装置を提供することを目
的としている。
「課題を解決するための手段」 かかる目的を達成するための本考案の要旨とす
るところは、 車体に固設される車体側のレールと、該車体側
のレールに前後移動可能に嵌合し座席を支持する
座席側のレールとから成るレールユニツトを備
え、駆動モータの回転力を減速機構を介して駆動
部に伝え、前記車体側のレールと前記座席側のレ
ールとを相対的に前後方向へ移動させて座席を前
後方向へ移動調節するようにしたパワーシートス
ライド装置において、 前記車体側のレールと前記座席側のレールとを
溝状断面にそれぞれ形成し、前記車体側のレール
と前記座席側のレールとの各開口を相互に合せて
前記車体側のレールと前記座席側のレールとの間
の空隙内に前記駆動部と前記減速機構とを配設
し、 該減速機構をハウジングにより覆うとともに、
該ハウジングに前記空隙内から側方へ突出して前
記駆動モータ側に連結可能な突出部を形成し、 前記ハウジングを前記座席側のレールに装着す
る際に前記ハウジングの突出部が下方から進入し
て嵌込み可能な進入用の溝を前記座席側のレール
の側壁に形成するとともに、前記進入用の溝をカ
バー部材で塞いで前記進入用の溝の周縁部を補強
するとともに、該カバー部材の端縁に、進入用の
溝において座席側のレールの端縁を連結するアー
ム部を設けたことを特徴とするパワーシートスラ
イド装置に存する。
「作用」 車体側のレールと座席側のレールとの間の空隙
に減速機構を収納するには、予め、減速機構をハ
ウジングで覆つておく。それにより、減速機構は
一体的に取扱い可能になつている。
次に、座席側のレールの側壁に形成された進入
用の溝に、ハウジングの突出部を下方から進入さ
せて嵌込むようにすれば、座席側のレールにハウ
ジングが装着されるとともに、ハウジングの突出
部が座席側のレールの側壁から外方へ突出するよ
うになる。突出部を嵌込んだ後に、進入用の溝を
カバー部材で塞いでおく。カバー部材の端縁に
は、進入用の溝において座席側のレールの端縁を
連結するアーム部を設けてあるので、座席側のレ
ールの端縁が溝により分断されず、強度が確保さ
れている。
前後して、駆動部を座席側のレールに装着し、
座席側のレールに車体側のレールを前後移動可能
に嵌合すれば、車体側のレールと座席側のレール
との間の空隙に減速機構および駆動部が収納され
るようになる。
ハウジングの突出部に駆動モータを連結し、駆
動モータを始動すると、駆動モータの回転力が減
速機構を介して駆動部に伝わり、座席側のレール
と車体側のレールとが相対的に前後方向へ移動
し、それにより、座席が前後方向へ移動して座席
の位置を調節することができる。
「実施例」 以下、図面に基づき本考案の一実施例を説明す
る。
第1図から第7図は本考案の一実施例を示して
いる。
第1図から第4図に示すように、車体フロア1
0に図示省略した座席がパワーシートスライド装
置20aを介して前後移動調節可能に装着されて
いる。
パワーシートスライド装置20aは座席の両側
部の下方にそれぞれ配されて前後方向に延びる一
対のレールユニツト20,20を有している。レ
ールユニツト20は車体フロア10にレツグ部材
12,13を介して固設される車体側のレール2
1と、車体側のレール21に前後移動可能に嵌合
し座席を支持する座席側のレール22とから成つ
ている。
車体側のレール21は溝状断面に形成され、底
面部23と両側壁24を有している。同じく、座
席側のレール22は溝状断面に形成され、天井部
25と両側壁26とを有している。
車体側のレール21の開口と座席側のレール2
2の開口とが合わさり、車体側のレール21の底
面部23および両側壁24並びに座席側のレール
22の天井部25および両側壁26により取り囲
まれて空隙20bが形成されている。
第3図から第5図に示すように、空隙20bに
は駆動部30が配されている。駆動部30は前後
方向へ延びるスクリユー部材31と、スクリユー
部材31に螺合するナツト部材32とを有してい
る。
スクリユー部材31の前端部が軸受部材34〜
減速機構40のハウジング43を介して回転可能
に座席側のレール22の天井部25に支持され、
スクリユー部材31の後端部が軸受部材33を介
して回転可能に座席側のレール22の天井部25
に枢支されている。
ナツト部材32は前後移動不能にストツパ部材
35と抜止め部材36とにより前後から挟まれる
ようにして車体側のレール21に係止されてい
る。また、ナツト部材32は回転不能にその底部
32aが座席側のレール21の底面部23に当接
している。
ストツパ部材35はナツト部材32の後面部3
2bに当接していて車体側のレール21にリベツ
ト止めされている。ストツパ部材35には、組付
けする際に前方から通過する軸受部材33に干渉
しないよう切欠部37が形成されている。
抜止め部材36はナツト部材32の前面部32
cに螺着されるとともに、車体側のレール21に
ねじ止めされている。
第1図から第4図および第7図に示すように、
スクリユー部材31の前端部近傍には減速機構4
0が配されている。座席側のレール22の天井部
25の前端部が盛り上がつて減速機構40を格納
するための収納室20cに成つている。
減速機構40は外形を成すハウジング43と、
ウオーム41と、スクリユー部材31の前端部に
固設されウオーム41が噛合するホイール部材4
2とを有している。ホイール部材42はガタつか
ないよう、前ホルダ部材44と後ホルダ部材45
とに挟まれるようにして配されている。
ハウジング43は座席側のレール22の天井部
25に緩衝部材46を介してボルト止めされてい
る。ハウジング43には収納室20cから外側方
へ突出する筒状の突出部47が形成され、突出部
47内をウオーム41が挿通している。
ハウジング43を下方から座席側のレール22
に装着する際に突起部47に干渉しないよう、座
席側のレール22の側壁26には進入用の溝27
が形成されている。
進入用の溝27を覆つて進入用の溝27の周縁
部を補強する手段について、一対のレールユニツ
ト20で異なる構成になつている。
以下、一方のレールユニツト20側の構成につ
いて代表して説明し、他方のレールユニツト20
側の構成については異なる部位について追記す
る。
すなわち、一方のレールユニツト20について
は、進入用の溝27がカバー部材28で覆われ、
進入用の溝27の周縁部が補強されている。カバ
ー部材28の端縁には、座席側のレール22の端
縁が溝27により分断されないよう、座席側のレ
ール22の端縁を連結するアール部を設けてあ
る。
突出部47の先端には筒の内径を広げた拡径部
48が形成されている。ウオーム41の回転軸の
軸線上に図示省略した出力軸を合わせるようにし
て駆動モータ50が配設されている。駆動モータ
50はパイプ部材51〜キヤツプ部材55を介し
てハウジング43の拡径部48に連結されてい
る。
パイプ部材51の両端部には連結用ナツト52
が設けられ、連結用ナツト52は駆動モータ50
側のねじ部とキヤツプ部材55側のねじ部にそれ
ぞれ螺着されている。パイプ部材51にはフレキ
シブルワイヤ53が内挿され、フレキシブルワイ
ヤ53の両端部は駆動モータ50の出力軸とウオ
ーム41の先端部とに連結されている。
ハウジング43の拡径部48にはキヤツプ部材
55が螺合していて拡径部48とキヤツプ部材5
5とにより内部にベアリング部材29を格納する
ための収納凹部が形成され、ベアリング部材29
にウオーム41の先端部が回転可能に支持されて
いる。
他方のレールユニツト20については、駆動モ
ータ50の支持ブラケツト56の立壁部57が進
入用に溝27を覆つて進入用の溝27の周縁部を
補強している。他方のレールユニツト20におい
ては、支持ブラケツト56がカバー部材28の役
割を兼ねている。
また、駆動モータ50とキヤツプ部材55とが
連結用ナツト52で直接連結され、パイプ部材5
1が省略されている。
第1図から第4図および第6図に示すように、
一方のレールユニツト20側のアツパレール22
の天井部25には、天井部25を挟んで軸受部材
33と反対の位置に、図示省略したシートベルト
の基端部を支持するためのアンカー部材60がリ
ベツト61で固結されている。また、座席側のレ
ール22を挟んで軸受部材33とアンカー部材6
0とがリベツト62で共締めされている。
軸受部材33の座部33aは天井部25の補強
用の段部25aに固く嵌り込んでいる。
次に作用を説明する。
座席側のレール22に駆動部30と減速機構4
0を取り付けるには、予め、駆動部30と減速機
構40とを組み付けておく。
それには、ハウジング43にウオーム41とホ
イール部材42とを噛合させた状態で内装する。
このとき、ハウジング43に内装されたウオーム
41の先端部はハウジング43の先端部から突出
している。ウオーム41の先端部にベアリング部
材29を嵌合した後に、ハウジング43の拡径部
47にキヤツプ部材55を螺着しておく。
前後して、スクリユー部材31にナツト部材3
2を螺合するとともに、スクリユー部材31の後
端部に軸受部材33を嵌合する。ナツト部材32
には抜止め部材36をねじ止めしておく。
次に、ホイール部材42にスクリユー部材31
の前端部を相互に回動不能に固結する。このと
き、ホイール部材42が回転軸方向にガタつかな
いよう前後から押え可能な前ホルダ部材44と後
ホルダ部材45とハウジング43にねじ止めす
る。
前述のように組み付けた駆動部30と減速機構
40とを座席側のレール22に取り付けるには、
ハウジング43を座席側のレール22の収納室2
0cの天井部25に緩衝部材46を介して当てが
うようにする。このとき、ハウジング43の突出
部47が座席側のレール22側の進入用の溝27
に嵌り込む。そして、ハウジング43を座席側の
レール22にボルト止めする。
前後して、駆動モータ50に連結用ナツト52
でパイプ部材51を連結するとともに、図略した
出力軸にフレキシブルワイヤ53を連結してお
く。また、駆動モータ50を支持ブラケツト56
に固設しておく。
一方のレールユニツト20においては、座席側
のレール22の進入用の溝27をカバー部材28
で塞いで、カバー部材28を進入用の溝27の周
縁部にボルト止めする。これにより、進入用の溝
27において座席側のレール22の端縁がカバー
部材28の端縁のアール部により連結され、座席
側のレール22の端縁が溝に27より分断され
ず、強度が確保されている。
他方のレールユニツト20においては、進入用
の溝27を支持ブラケツト56の立壁部57で塞
いで、支持ブラケツト57の立壁部57を進入用
の溝27の周縁部にボルト止めする。
これにより、過大な荷重が進入用の溝27近傍
にかかつた場合においても進入用の溝27の周縁
部が変形しないで補強される。
前後して、一方のレールユニツト20において
は、パイプ部材51とキヤツプ部材55とを連結
用ナツト52で連結する。他方のレールユニツト
20においては、駆動モータ50とキヤツプ部材
55とを連結用ナツト52で連結する。
座席側のレール22に軸受部材33を固設する
には、座席側のレール22の天井部25に下方か
ら軸受部材33を当てがうとともに、天井部25
に上方からアンカー部材60を当てがいアンカー
部材60と軸受部材33とにより天井部を上下か
ら挟むようにする。
次に、軸受部材33の座部33aを天井部25
の補強用の段部25aに固く嵌め込み、座部33
aとアンカー部材60とをリベツド62で共締め
する。前後して、アンカー部材60を天井部25
にリベツト61で止める。
ナツト部材32を車体側のレール21に前後移
動不能に係止するには、前述したように、駆動部
30、減速機構40および駆動モータ50を組み
付けておいた座席側のレール22に、車体側のレ
ール21を後方から嵌合していく。
車体側のレール21を嵌合していくと、スクリ
ユー部材31の後端部を支持する軸受部材33
が、車体側のレール21の溝状断面内に入つてい
き、車体側のレール21に固設しておいたストツ
パ部材35の切込部37上を通過する。
さらに、車体側のレール21を嵌合していく
と、ナツト部材32の後面部32bがストツパ部
材35に近づき、やがて当接する。それにより、
車体側のレール21がそれ以上座席側のレール2
2に嵌合しないようになる。
このとき、ナツト部材32の前面部32cにね
じ止めしたおいた抜止め部材36の取付用孔36
cと車体側のレール21側の下孔21cとが合致
し、両方の孔21c,36Cにねじを螺合するよ
うにすれば、抜止め部材36が車体側のレール2
1に固設されるようになる。
それにより、ナツト部材32がストツパ部材3
5と抜止め部材36により前後から挟まれて車体
側のレール21に対して前後移動不能に係止され
る。
駆動モータ50を始動すると、一方のレールユ
ニツト20側は図略した出力軸〜フレキシブルワ
イヤ53〜ウオーム41〜ホイール部材42を介
してスクリユー部材31が回転する。他方のレー
ルユニツト20側は図略した出力軸〜ウオーム4
1〜ホイール部材42を介してスクリユー部材3
1が回転する。
ナツト部材32は、その底部32aが車体側の
レール21の底面部23に当接して、その前面部
32cおよび後面部32bが抜止め部材36およ
びストツパ部材35に当接していて、回転不能か
つ前後移動不能に車体側のレール21に係止され
ているため、スクリユー部材31が回転すると、
スクリユー部材31はナツト部材32に送られて
徐々に前後移動する。
それにより、座席側のレール22が前後方向へ
移動し、図示省略した座席が前後方向へ移動して
座席の位置を調節することができる。
図示省略したシートベルトに過大な荷重がかか
ると、その荷重がシートベルトの基端部からアン
カー部材60に伝わり、アンカー部材60と座席
側のレール22とを引き離そうとする。
引き離そうとする剥離荷重が、アンカー部材6
0と座席側のレール22とを止めるリベツト61
にかかるとともに、リベツト62を介して軸受部
材33にかかる。
軸受部材33の座部33aが座席側のレール2
2の天井部25の補強用の段部25aの幅いつぱ
いに広がつて補強用の段部25aに嵌り込むよう
になつているため、主に軸受部材33の座部33
aが剥離荷重を受け止めるようになる。
それにより、アンカー部材60が座席側のレー
ル22から引き剥されることなく、座席側のレー
ルに確実に固設され、シートベルトが着座者に巻
き掛る状態が維持されて、安全性が向上する。
前記実施例に係るパワーシートスライド装置に
よれば、他方のレールユニツト20側について
は、進入用の溝27を支持ブラケツト56で塞い
で進入用の溝27の周縁部を補強するようにした
ので、特別な部品を設けることなく、コストを低
減することができる。
「考案の効果」 本考案に係るパワーシートスライド装置によれ
ば、車体側のレールと座席側のレールとの間の空
隙内に減速機構を配設するとともに、減速機構を
ハウジングで覆つて一体的に取扱い可能にし、ハ
ウジングを座席側のレールに装着する際に、駆動
モータに連結可能なハウジングの突出部が、座席
側のレールの進入用の溝に下方から進入して嵌込
むようにし、嵌込んだ後に進入用に溝をカバー部
材で塞ぐようにしたので、見栄えが向上する上に
強度も確保され、減速機構の組付けが簡単になつ
て、組立コストを低減することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図から第7図は本考案の一実施例を示して
おり、第1図はレールユニツト等の分解斜視図、
第2図は同じく斜視図、第3図は同じく平面図、
第4図は同じく側面図、第5図は第3図−線
断面図、第6図は第3図−線断面図、第7図
は第3図−線断面図である。 10……車体フロア、20……レールユニツ
ト、20a……パワーシートスライド装置、20
b……空隙(収納空間)、21……車体側のレー
ル、22……座席側のレール、25……天井部、
25a……補強用の段部、27……進入用の溝、
28……カバー部材、30……駆動部、31……
スクリユー部材、32……ナツト部材、33……
軸受部材、33a……座部、35……ストツパ部
材、36……抜止め部材、40……減速機構、4
1……ウオーム、42……ホイール部材、43…
…ハウジング、47……突出部、50……駆動モ
ータ、51……パイプ部材、53……フレキシブ
ルワイヤ、55……キヤツプ部材、60……アン
カー部材。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 車体に固設される車体側のレールと、該車体側
    のレールに前後移動可能に嵌合し座席を支持する
    座席側のレールとから成るレールユニツトを備
    え、駆動モータの回転力を減速機構を介して駆動
    部に伝え、前記車体側のレールと前記座席側のレ
    ールとを相対的に前後方向へ移動させて座席を前
    後方向へ移動調節するようにしたパワーシートス
    ライド装置において、 前記車体側のレールと前記座席側のレールとを
    溝状断面にそれぞれ形成し、前記車体側のレール
    と前記座席側のレールとの各開口を相互に合せて
    前記車体側のレールと前記座席側のレールとの間
    の空隙内に前記駆動部と前記減速機構とを配設
    し、 該減速機構をハウジングにより覆うとともに、
    該ハウジングに前記空隙内から側方へ突出して前
    記駆動モータ側に連結可能な突出部を形成し、 前記ハウジングを前記座席側のレールに装着す
    る際に前記ハウジングの突出部が下方から進入し
    て嵌込み可能な進入用の溝を前記座席側のレール
    の側壁に形成するとともに、前記進入用の溝をカ
    バー部材で塞いで前記進入用の溝の周縁部を補強
    するとともに、該カバー部材の端縁に、進入用の
    溝において座席側のレールの端縁を連結するアー
    ム部を設けたことを特徴とするパワーシートスラ
    イド装置。
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