JPH0678039U - 可動屋根パネル駆動装置の取付構造 - Google Patents

可動屋根パネル駆動装置の取付構造

Info

Publication number
JPH0678039U
JPH0678039U JP1961793U JP1961793U JPH0678039U JP H0678039 U JPH0678039 U JP H0678039U JP 1961793 U JP1961793 U JP 1961793U JP 1961793 U JP1961793 U JP 1961793U JP H0678039 U JPH0678039 U JP H0678039U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mounting
opening
bracket
drive device
elastic member
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP1961793U
Other languages
English (en)
Other versions
JP2592723Y2 (ja
Inventor
和夫 中谷
茂樹 檜山
茂孝 清水
勝久 原田
陽介 富島
Original Assignee
ダイキョー・ベバスト株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ダイキョー・ベバスト株式会社 filed Critical ダイキョー・ベバスト株式会社
Priority to JP1993019617U priority Critical patent/JP2592723Y2/ja
Publication of JPH0678039U publication Critical patent/JPH0678039U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2592723Y2 publication Critical patent/JP2592723Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Power-Operated Mechanisms For Wings (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 モータ駆動音の共鳴による騒音防止を図る。 【構成】 サンルーフ装置の駆動装置7をサンルーフフ
レーム3の取付部3Aに取付ける構造であって、サンル
ーフフレーム3に駆動装置取付開口4を設けると共に、
その上側に所定の間隔をもって取付ブラケット11を弾
性部材16を介して支持固定し、該ブラケット11の下
面に駆動装置7を、前記開口4からねじ10により取付
け、モータ7A始動による振動を弾性部材16により吸
収してサンルーフフレーム3への伝搬を阻止し騒音発生
を防止する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、乗物の可動屋根パネル例えば自動車のサンルーフを開閉する駆動装 置の取付構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
乗物例えば乗用自動車には、図4に示すように、その屋根31に矩形状の開口 部32を設け、該開口部32を開閉する可動パネル33及びサンシェード34を 設けたサンルーフ装置30を備えたものがある。 そして、前記屋根31の下方側には、屋根31と間隔をおいてフレームカバー 35(サンルーフフレーム)が装着され、このフレームカバー35の前記開口部 32と対向する位置に略同形状の室内側開口部36が形成され、両開口部32, 36の後方に屋根31とフレームカバー35とで前面開口状の収納部37が形成 されており、フレームカバー35の開口部36の左右両側部上に、左右一対のガ イドレール38が配設されている。
【0003】 また、ガイドレール38には、上開口部32を開閉する採光ガラス等からなる 前記可動パネル33と、該パネル33の下側に位置して下開口部36を開閉する 前記サンシェード34が、夫々前後方向に摺動可能に設けられている。前記フレ ームカバー35の前部には、電動モータを有する駆動装置39が設けられ、駆動 装置39はパネル33を開閉駆動できるように、可撓ケーブル40を介して連動 連結されている。
【0004】 従来、前記駆動装置39は、図5に示すように、屋根31の下面にボルト等に より固着したフレームカバー35にモータ取付ブラケット41をねじ42又はス ポット溶接等により固着し、該取付ブラケット41の下面にねじ43により取付 けている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、上記従来技術では、駆動装置が屋根にすべて金属部材を介して取付 けられているため、モータを始動すると、モータを含む駆動装置の振動が取付ブ ラケットやフレームカバーに直接伝搬されて共鳴し、騒音を発するという問題が ある。
【0006】 本考案は、上述のような実状に鑑みてなされたもので、その目的とするところ は、モータ始動による駆動装置の振動伝搬を阻止して、騒音発生を防止しうる可 動屋根パネル駆動装置の取付構造を提供するにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案では、上記目的を達成するために、次の技術的手段を講じた。 即ち、本考案は、屋根の開口部を開閉する可動屋根パネルを前後方向に移動さ せる駆動装置の取付構造において、パネル支持フレームに駆動装置取付開口を設 けると共に、その上側に所定の間隔をもって取付ブラケットを弾性部材を介して 支持固定し、該ブラケットの下面に前記駆動装置を前記取付開口からねじ等の固 定手段により取付けたことを特徴としている。
【0008】
【作用】
本考案によれば、パネル支持フレーム上に弾性部材を介して間隔をもって取付 ブラケットが載置固定され、取付ブラケットに駆動装置を吊下状にかつパネル支 持フレームに接触しないように取付けられているので、モータ始動による駆動装 置の振動は、弾性部材によってその大半が吸収され、パネル支持フレームに伝搬 せず、したがって騒音の発生を防止できる。
【0009】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面に基づき説明する。 図1〜図3は、本考案の実施例を示し、サンルーフ装置は図4に示すものと基 本構成が略同じであるから、図4を参照すると共に共通部分の詳細説明は省略す る。
【0010】 図面において、1は自動車の屋根で、開口部が形成されていて、この開口部に 周縁にシール材を装着した可動屋根パネル即ちサンルーフパネルが開閉自在に配 設され、屋根1の下面でかつ開口部の前側に、車体側ブラケット2が固着され、 該ブラケット2にはパネル支持フレーム(フレームカバーともいう)即ち前側の サンルーフフレーム3がボルト4及びナット5により取付けられている。
【0011】 前記前側のサンルーフフレーム3は、図2に示すように前端部に上方へ隆起状 に折曲形成された駆動装置取付部3Aを備え、該取付部3Aには略長方形の駆動 装置取付開口4が設けられ、該開口4に左右にU字状の駆動装置取付用切欠凹部 5が3カ所に設けられており、車体側ブラケット2への取付ボルト孔6が設けら れている。
【0012】 7はサンルーフパネル駆動装置で、モータ7Aと駆動歯車機構部7B等から成 っており、駆動歯車機構部7Bのケーシングにネジ挿通孔8を有する取付座9が 3カ所に設けられており、下側から取付ねじ10が挿通されるようになっている 。 11は駆動装置取付ブラケットで、前記開口4を完全に覆いうる大きさでかつ 開口4と相似形の長方板状体から成り、前記開口4の切欠凹部5に対応してU字 状の取付用切欠孔12が3カ所に設けられ、駆動装置取付ねじ挿通孔13及びド ライブユニット取付孔14が設けられており、前記取付ねじ10はドライブユニ ット15にねじ込まれ、駆動装置7はその取付座9とドライブユニット15とに より前記ブラケット11を上下面から挟着する状態で該ブラケット11に取付け られる。
【0013】 16は駆動装置取付ブラケット11をサンフレーム3に取付けるための弾性部 材で、該弾性部材16はEPDM(エチレンプロピレンゴム)等から成る制振性 及び適度の硬度を有しており、図3(a),(b)に示すように鍔付円柱状を呈 し、鍔17直上の周面にはサンルーフフレーム3の切欠凹部5が嵌入係止される 環状係止溝18が設けられると共に、該溝18の上方に所定の間隔Sをもって取 付ブラケット11の切欠孔12が嵌入係止される環状係止溝19が設けられてい る。
【0014】 なお、20はモータアッセンブリ、21はドライブチューブユニット、22は ドライブユニット取付ねじである。 上記実施例において、駆動装置7をサンルーフフレーム3に取付ける場合、ま ず、弾性部材16の下側の環状係止溝18を前記取付部3Aの切欠凹部5に嵌入 係止させ、次いで、弾性部材16の上側の環状係止溝19に駆動装置取付ブラケ ット11の切欠孔12を弾性部材16を若干変形させた状態で夫々嵌入係合させ て、該ブラケット11を弾性部材16により間隔Sをもってサンルーフフレーム 3の駆動装置取付部3A上に載設状に支持固定する。
【0015】 そこで、駆動装置7の取付座9を前記ブラケット11の下面に当てがい、両者 のねじ挿通孔8,13を合致させ、下側から取付ねじ10を挿通して、前記ブラ ケット11上にねじ22により固定したドライブユニット15に前記ねじ10を ねじ込んで、前記ブラケット11をドライブユニット15と駆動装置7の取付座 9で挟着するように締付固定することにより、駆動装置7をサンルーフフレーム 3の取付部3Aに弾性部材16及びブラケット11を介して懸吊状に取付けるこ とができる。
【0016】 上記実施例によれば、取付ブラケット11のサンルーフフレーム3への装着が 、弾性部材16を互いに差し込むだけで簡単に行なうことができ、かつ両者の所 望の間隔を保持して、モータ7Aの始動によって生じる駆動装置7の振動を吸収 して、サンルーフフレーム3への伝搬を阻止することができる。 なお、前記弾性部材16は、EPDMに限らず制振性及び適度の硬度を有する 材料であればよく、形状も適宜設計でき、しかも、上下二分割して嵌合係止しう る構造とすることができ、したがって、サンルーフフレーム3の取付部3Aの切 欠凹部5及び取付ブラケット11の切欠孔12は丸孔又は長孔とすることができ 、さらに、脱落防止のため弾性部材16をねじ止め又は抜止め手段によりブラケ ット11又はサンルーフフレーム3に固定してもよい。
【0017】 また、制振性を有する弾性部材を、駆動装置7の取付座9と取付ブラケット1 1間に設け、取付ブラケット11への振動伝搬を阻止するようにしてもよい。 本考案は、上記実施例に限定されるものではなく、例えば、駆動装置をドライ ブユニットを介さずに、取付ブラケットに取付けることができ、適宜設計変更可 能である。
【0018】
【考案の効果】
本考案は、上述のように、屋根の開口部を開閉する可動屋根パネルを前後方向 に移動させる駆動装置の取付構造において、パネル支持フレームに駆動装置取付 開口を設けると共に、その上側に所定の間隔をもって取付ブラケットを弾性部材 を介して支持固定し、該ブラケットの下面に前記駆動装置を前記取付開口からね じ等の固定手段により取付けたことを特徴とするものであるから、モータ始動に よる駆動装置の振動を、弾性部材に吸収させて伝搬を阻止し、サンルーフフレー ムの共鳴による騒音発生を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例を示す正面図である。
【図2】同実施例の分解(一部切欠)斜視図である。
【図3】弾性部材の形状例を示し、(a)は中央縦断面
図、(b)は平面図である。
【図4】サンルーフ装置の一例を示す一部省略平面図で
ある。
【図5】従来例を示す正面図である。
【符号の説明】
1 車両の屋根 3 パネル支持フレーム(サンルーフフレーム) 4 取付開口 7 駆動装置 11 駆動装置取付ブラケット 16 弾性部材

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 屋根の開口部を開閉する可動屋根パネル
    を前後方向に移動させる駆動装置の取付構造において、
    パネル支持フレームに駆動装置取付開口を設けると共
    に、その上側に所定の間隔をもって取付ブラケットを弾
    性部材を介して支持固定し、該ブラケットの下面に前記
    駆動装置を前記取付開口からねじ等の固定手段により取
    付けたことを特徴とする可動屋根パネル駆動装置の取付
    構造。
JP1993019617U 1993-04-16 1993-04-16 可動屋根パネル駆動装置の取付構造 Expired - Lifetime JP2592723Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1993019617U JP2592723Y2 (ja) 1993-04-16 1993-04-16 可動屋根パネル駆動装置の取付構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1993019617U JP2592723Y2 (ja) 1993-04-16 1993-04-16 可動屋根パネル駆動装置の取付構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0678039U true JPH0678039U (ja) 1994-11-01
JP2592723Y2 JP2592723Y2 (ja) 1999-03-24

Family

ID=12004153

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1993019617U Expired - Lifetime JP2592723Y2 (ja) 1993-04-16 1993-04-16 可動屋根パネル駆動装置の取付構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2592723Y2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100587943B1 (ko) * 2005-04-18 2006-06-08 현대자동차주식회사 차량용 선루프 구동모터 장착구조
JP2006168531A (ja) * 2004-12-16 2006-06-29 Yachiyo Industry Co Ltd サンルーフ装置における駆動モータユニットの取り付け構造
EP3326851B1 (en) 2016-11-28 2019-06-05 Inalfa Roof Systems Group B.V. Roof closure assembly
WO2023100513A1 (ja) * 2021-11-30 2023-06-08 八千代工業株式会社 ルーフモジュール

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006168531A (ja) * 2004-12-16 2006-06-29 Yachiyo Industry Co Ltd サンルーフ装置における駆動モータユニットの取り付け構造
JP4504797B2 (ja) * 2004-12-16 2010-07-14 八千代工業株式会社 サンルーフ装置における駆動モータユニットの取り付け構造
KR100587943B1 (ko) * 2005-04-18 2006-06-08 현대자동차주식회사 차량용 선루프 구동모터 장착구조
EP3326851B1 (en) 2016-11-28 2019-06-05 Inalfa Roof Systems Group B.V. Roof closure assembly
EP3326851B2 (en) 2016-11-28 2022-06-22 Inalfa Roof Systems Group B.V. Roof closure assembly
WO2023100513A1 (ja) * 2021-11-30 2023-06-08 八千代工業株式会社 ルーフモジュール
JP2023084159A (ja) * 2021-11-30 2023-06-19 八千代工業株式会社 ルーフモジュール

Also Published As

Publication number Publication date
JP2592723Y2 (ja) 1999-03-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0678039U (ja) 可動屋根パネル駆動装置の取付構造
JPS6410380B2 (ja)
JP4035810B2 (ja) 車両のドア構造
JP3564986B2 (ja) 自動車のベルトリトラクタ取付構造
JP2011174337A (ja) ウインドレギュレータ装置の取付構造
JP3526078B2 (ja) インストルメントパネルの取付構造
KR200177928Y1 (ko) 자동차용 사이드 도어 글라스의 홀더 구조
JP3821344B2 (ja) 自動車のエアバッグ取付構造
JPH07329577A (ja) 自動車のバックドア構造
JP2558652Y2 (ja) サンルーフ付車輌における室内天井材の取付構造
KR100633298B1 (ko) 자동차용 사이드 미러
JPS6371415A (ja) 自動車のウインドウガラス構造
JPS5943128Y2 (ja) サンル−フ
KR0119263Y1 (ko) 차량의 스페어 타이어와 잭 고정구조
KR970069476A (ko) 자동차의 전방도어 강성구조
JPH0528090Y2 (ja)
JP3071598B2 (ja) 自動車のドア構造
KR970006821Y1 (ko) 차량도어의 글래스홀더
KR0133993Y1 (ko) 자동차의 그로메트 조립체
JP3523492B2 (ja) 車両用スライドドアの開閉駆動装置
KR970001266Y1 (ko) 차량용 엔진의 소음 및 주행소음의 차단구조
JP2976660B2 (ja) ハイマウントストップランプの取付構造
JPH0721759Y2 (ja) ドアロックノブホルダの取付構造
KR100262052B1 (ko) 자동차의 윈도우 레귤레이터 모터 고정구조
KR0135382Y1 (ko) 자동차용 본네트 스테이의 취부구조