JPH0511716Y2 - - Google Patents

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JPH0511716Y2
JPH0511716Y2 JP5907888U JP5907888U JPH0511716Y2 JP H0511716 Y2 JPH0511716 Y2 JP H0511716Y2 JP 5907888 U JP5907888 U JP 5907888U JP 5907888 U JP5907888 U JP 5907888U JP H0511716 Y2 JPH0511716 Y2 JP H0511716Y2
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bracket
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rail
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はいわゆるパワースライドといわれるモ
ータによつて座席の前後位置が調節される自動車
座席のスライドレールに関し、詳しくは、ロアレ
ールに取付けたナツト部材に、アツパーレールに
設けた螺杆を螺挿し、この螺杆の回動によつて螺
杆がナツト部材内を移動してアツパーレールをロ
アレールに対して摺動せしめるスライドレールに
おいて、前記ナツト部材の取付構造の改良に係る
ものである。
(従来の技術) 従来、スライドレールは第5図に示すように、
車体側にロアレールを設け、このロアレールに座
席側に設けたアツパーレールを嵌挿し、車体側の
ロアレールに沿つてU字形状のホルダー44を固
定し、このホルダー44のU字形状内に螺杆たる
リードスクリユー22が螺挿するナツト33を組
付け、このリードスクリユー22の両端をアツパ
ーレールに回動可能に配設し、リードスクリユー
22の一端に駆動用モータを接続し、この駆動用
モータの駆動力によつてリードスクリユー22を
回動せしめ、このリードスクリユー22がホルダ
ー44内のナツト33を移動し、アツパーレール
がロアレールに対して前後方向へ摺動し、それに
伴なつて、座席を前後方向へ調節していた。
(考案が解決しようとする課題) 従来のスライドレールにおいては、車体側にナ
ツト33を組付けたホルダー44を固定し、この
ナツト33にリードスクリユー22を螺挿してい
たため、リードスクリユー22に生じる負荷によ
り、ホルダー44はナツト33から荷重を受け、
それにより、ホルダー44のU字形状部の両側が
拡がり、ナツト33がホルダー44内でガタ付
き、さらには、このナツト33ガホルダー44内
から取り外れ、スライド機能に支障を来たすおそ
れがあつた。そのうえ、このホルダー44はU字
形状からなつているため、その上先端突片が座席
に当接し、着座時にこのホルダー44の先端突部
に尻部が当たり、不快感を生じるおそれもあつ
た。
この考案は、かかる点に鑑みなされたものであ
り、その目的とするところは、螺杆が螺挿するナ
ツト部材を確実に車体側に取付けるナツト取付構
造を有する自動車座席のスライドレールを提供す
るものである。
(課題を解決するための手段) この考案にかかる自動車座席のスライドレール
はロアレールに取付けるナツト部材をホルダー部
材に収納し、このホルダー部材の下端に爪部を形
成するとともにボルト取付部を設け、前記ロアレ
ールに螺杆方向へ突出するブラケツトを延出し、
このブラケツトに前記ホルダー部材の爪部が嵌合
する孔を形成するとともに、前記ホルダー部材の
ボルト取付部を取付ける取付部を設け、前記ホル
ダー部材を前記ブラケツトに固定したものであ
る。
(作用) ナツト部材をホルダー部材内に収納し、このホ
ルダー部材の爪部とボルト取付部とを、ロアレー
ルのブラケツトの孔と取付部とに取付けているた
め、ホルダー部材をブラケツトに確実に取付固定
できる。さらに、ナツト部材はホルダー部材内に
収納しているので、荷重によつてホルダー部材が
拡がり、ナツト部材がこのホルダー部材内から脱
落することがない。
(実施例) この考案にかかる一実施例を第1図ないし第4
図に基づいて説明する。同図中、ロアレール1は
車床に固定され、このロアレール1には座席のシ
ートフレーム等に固定されるアツパーレール2が
摺動自在に嵌挿される。そして、このロアレール
1には第2図に示すように、ブラケツト3が内側
方向へ延出形成される。このブラケツト3にはそ
の面に座席の幅方向に一対の角孔4,4が穿設さ
れるとともに、ロアレール1の長手方向に沿つて
折曲部5が下方向へ形成される。この折曲部5に
はボルト用の孔5aが穿設される。さらに、この
ブラケツト3に取付けるためのホルダー6は蓋形
状からなり、その下端には前記ブラケツト3の角
孔4に嵌入する爪部7が形成されるとともに、ブ
ラケツト3の折曲部5に重なる突出部8が設けら
れる。この突出部8にはブラケツト3の折曲部5
に形成した孔5aに重なりあう孔8aが形成され
る。このホルダー6にはロアレール1の長手方向
に沿つて螺杆が挿通する孔6aが形成されるとと
もに、その内部に螺杆が螺挿するナツト9とナツ
トの前後に設けたラバー10,10とが配設され
る。このホルダー6はその爪部7をブラケツト3
の角孔4に嵌入し、突出部8をブラケツト3の折
曲部5に重ねてボルト材11によつてブラケツト
3に取付けられる。そして、このホルダー6には
螺杆たるリードスクリユー12が孔6a、ラバー
10、ナツト9を挿通して設けられる。なお、リ
ードスクリユー12はナツト9に螺合し、ナツト
9を螺挿している。このリードスクリユー12は
その両端がアツパーレール2に回動可能に取付け
られるとともに、一端が駆動用モータ13に接続
し、この駆動用モータ13によつて回動する。従
つて、このリードスクリユー12はロアレール1
側のホルダー6内に設けたナツト9に沿つて移動
するため、アツパーレール2がロアレール1に対
して前後方向へ摺動することとなり、座席の前後
位置を調節できる。
上記構成にかかるスライドレールは、リードス
クリユー12が螺挿するナツト9をホルダー6内
に収納し、このホルダー6を爪部7と突出部8と
によつてブラケツト3に取付けているため、ホル
ダー6のブラケツト3への取付は強固となり、そ
れに伴なつて、ホルダー6内のナツト9が脱落す
ることもない。
さらに、このホルダー6はその下端の爪部7、
突出部8によつてブラケツト3に取付けているた
め、ホルダー6の高さ寸法を最小限にすることが
でき、着座時にこのホルダー6の上部に尻部があ
たり、それにより生じる異和感もなく、快適な着
座感がえられる。その上、ホルダー6のブラケツ
ト3への取付けは、ホルダー6の爪部7をブラケ
ツト3の角孔4に嵌合し、突出部8をボルト材1
1によつてブラケツト3の折曲部5に固定するだ
けでよく、その作業性が容易化する。また、この
ホルダー6等は部品数が少なく、しかも軽量で、
コストの低減化が図られる。
(考案の効果) この考案によれば、ロアレール側のナツト部材
をホルダー部材に収納し、このホルダー部材の下
端に爪部を形成するとともにボルト取付部を設
け、前記ロアレールに螺杆方向へ突出するブラケ
ツトを延出し、このブラケツトに前記ホルダー部
材の爪部が嵌合する孔を形成するとともに、前記
ホルダー部材のボルト取付部を取付ける取付部を
設け、前記ホルダー部材を前記ブラケツトに固定
したため、ブラケツトに螺杆が螺挿するナツト部
材をホルダー部材によつて確実強固に取付けるこ
とができ、負荷において、ホルダー部材からナツ
ト部材が脱落することもなく、スライド操作が行
なえる。さらに、ホルダー部材の爪部とボルト部
材とでブラケツトに固定しえるため、取付作業が
容易で作業性が向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案にかかるスライドレールの斜視
図、第2図は第1図に示すスライドレールにおい
てその要部の分解斜視図、第3図は第1図のA−
A線に沿う断面図、、第4図は第1図B−B線に
沿う断面図、第5図は従来のスライドレールの第
2図相当の分解斜視図である。 図中、1はロアレール、2はアツパーレール、
3はブラケツト、6はホルダー、9はナツト、1
2は螺杆たるリードスクリユーである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 車体側に設けたロアレールに、座席側に設けた
    アツパーレールを嵌挿し、前記ロアレールに取付
    けたナツト部材に、前記アツパーレールに両端を
    回動可能に支持された螺杆を螺挿し、この螺杆の
    回動によつてアツパーレールがロアレールに対し
    て前後方向に摺動する自動車座席のスライドレー
    ルにおいて、前記ナツト部材をホルダー部材に収
    納し、このホルダー部材の下端に爪部を形成する
    とともにボルト取付部を設け、前記ロアレールに
    螺杆方向へ突出するブラケツトを延出し、このブ
    ラケツトに前記ホルダー部材の爪部が嵌合する孔
    を形成するとともに、前記ホルダー部材のボルト
    取付部を取付ける取付部を設け、前記ホルダー部
    材を前記ブラケツトに固定したことを特徴とする
    自動車座席のスライドレール。
JP5907888U 1988-04-30 1988-04-30 Expired - Lifetime JPH0511716Y2 (ja)

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JP5907888U JPH0511716Y2 (ja) 1988-04-30 1988-04-30

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JP5907888U JPH0511716Y2 (ja) 1988-04-30 1988-04-30

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Publication Number Publication Date
JPH01162828U JPH01162828U (ja) 1989-11-13
JPH0511716Y2 true JPH0511716Y2 (ja) 1993-03-24

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ID=31284865

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JP5907888U Expired - Lifetime JPH0511716Y2 (ja) 1988-04-30 1988-04-30

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JP4696864B2 (ja) * 2005-11-15 2011-06-08 アイシン精機株式会社 シートスライド装置

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JPH01162828U (ja) 1989-11-13

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