JPH07114311A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH07114311A
JPH07114311A JP5281995A JP28199593A JPH07114311A JP H07114311 A JPH07114311 A JP H07114311A JP 5281995 A JP5281995 A JP 5281995A JP 28199593 A JP28199593 A JP 28199593A JP H07114311 A JPH07114311 A JP H07114311A
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Japan
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toner
image
image forming
image carrier
roller
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JP5281995A
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English (en)
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Akira Nagahara
明 長原
Yukio Sasaki
幸雄 佐々木
Mitsuto Furukawa
充人 古川
Omimasa Utaka
臣将 宇鷹
Yoshio Yamaguchi
淑夫 山口
Mitsuru Sato
満 佐藤
Nobuo Kuwabara
延雄 桑原
Haruyasu Watanabe
晴保 渡辺
Takeshi Takahashi
健史 高橋
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 像担持体の残留トナーを現像手段による回収
する画像形成装置に関し、残留トナーを充分に分散さ
せ、現像手段での残留トナーの回収を容易にする。 【構成】 回転するエンドレス状の像担持体20と、前
記像担持体20に潜像を形成する像形成手段21、22
と、前記像担持体20に形成された潜像を粉体現像剤に
より現像するとともに、前記像担持体20の残留トナー
を回収する現像手段23と、前記像担持体20の現像像
をシ−トに転写する転写手段26と、前記転写後の像担
持体20に接触して、前記像担持体20の残留物を散ら
すための散らし部材28と、前記散らし部材28に交流
電界を供給する電界供給手段29とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】(目次) 産業上の利用分野 従来の技術(図29) 発明が解決しようとする課題 課題を解決するための手段(図1) 作用 実施例 (a)画像形成装置の説明(図2乃至図9) (b)一実施例の説明(図10乃至図14) (c)他の実施例の説明(図15乃至図24) (d)制御シーケンスの説明(図25乃至図28) (e)別の実施例の説明 発明の効果
【0002】
【産業上の利用分野】本発明は、像担持体の残留トナー
を現像手段による回収する画像形成装置に関する。複写
機、プリンタ、ファクシミリ装置等の画像形成装置で
は、普通紙記録の要請から電子写真装置等の潜像形成型
装置が利用されている。
【0003】このような画像形成装置では、感光ドラム
に静電潜像を形成した後、この感光ドラムの静電潜像を
粉体現像剤で現像して可視像化する。更に、感光ドラム
の粉体現像像をシートに転写した後、そのシートを分離
し、そしてシートの粉体現像像を定着するものである。
【0004】この現像剤のシートへの転写効率は、10
0%でないため、感光ドラムに若干のトナー(現像剤)
が残留する。このため、この残留トナーを除去する必要
がある。このため、残留トナーを除去するクリーナーが
設けられる。しかし、このクリーナーによる残留トナー
の除去方法では、除去したトナーを貯蔵する機構が必要
となり、装置が大型化する。又、この除去されたトナー
は、印刷に寄与しないため、経済的でない。更に、トナ
ーの廃棄は、環境的に問題となる。トナーを廃棄しない
画像形成プロセスが望まれる。
【0005】
【従来の技術】図29は従来技術の説明図である。かか
る画像形成装置として、例えば、電子写真プリンタ装置
で説明する。図29に示すように、感光ドラム90を前
帯電器91で帯電した後、露光器92により画像露光し
て、露光像に応じた静電潜像を形成する。この感光ドラ
ム90の静電潜像を現像するため、現像器93が配置さ
れる。この現像器93は、内部の粉体現像剤(例えば、
一成分磁性トナー、二成分現像剤)を感光ドラム90に
搬送して、感光ドラム90の静電潜像を現像する。
【0006】この感光ドラム90に形成された現像像
は、図示しない用紙カセットから繰り出される用紙に、
転写器94により転写される。そして、転写された用紙
は、定着器96に送られ、用紙上の現像像が定着され
る。一方、転写後の感光ドラム90上の残留トナーは、
散らしブラシ95により感光ドラム90上に散らされ
る。
【0007】この記録プロセスでは、感光ドラム90上
の転写残りトナ−を、散らし(均一化)ブラシ95によ
って分散し、この後、感光ドラム90上にトナ−が付着
した状態で、コロナ帯電器91で一様帯電する。そし
て、露光器92で画像露光を行った後、現像器93で現
像と同時に、転写残りトナ−の回収を行う。
【0008】この散らしブラシ95によるトナ−分散に
より、一部に集中しているトナ−を分散する。これによ
って、単位面積当たりのトナ−量を小さくして、現像器
93による回収を容易にする。更にコロナ帯電器91に
おけるイオンシャワ−のフィルター効果を抑制し、帯電
電位を均一にする効果がある。又、画像露光工程におけ
る露光のフィルタ−効果を抑制し、感光ドラム90に画
像を適切に露光する効果がある。
【0009】この記録プロセスのポイントは、現像工程
と同時に、感光ドラム90上のトナ−を回収することで
ある。感光体90をマイナス帯電させ、トナ−もマイナ
ス帯電させたもので説明する。感光体90の表面電位
は、帯電器91により、−500〜−1000Vに設定
される。感光ドラム90の画像露光で電位が低下した露
光部は、0〜−数10Vに電位が低下し、静電潜像を形
成する。一方、現像時には、表面電位と潜像電位のほぼ
中間の現像バイアス電圧(例えば、−300V)を現像
器93の現像ロ−ラに印加する。
【0010】現像工程では、現像ロ−ラ上に付着してい
るマイナス帯電トナ−が、現像バイアスと潜像電位とで
形成する電界によって、感光体90上の静電潜像に付着
してトナ−像を形成する。クリ−ナ−レスプロセスで
は、この現像工程と同時に、散らしブラシ95による均
一化プロセスで感光ドラム90上に分散された転写残り
トナ−が、表面電位と現像バイアスとで形成する電界に
よって、感光体90上より現像ロ−ラに回収される。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来技
術では、次の問題があった。 従来の散らしブラシは、単に機械的に感光ドラムを掃
くようにして、残留トナーを分散させるため、集中して
残っているトナーを充分に分散するのが難しい。
【0012】又、感光ドラムの残留電荷を除去するに
は、別途除電ランプを必要とした。 従って、本発明は、残留トナーを充分に分散させ、現像
手段での残留トナーの回収を容易にするための画像形成
装置を提供することを目的とする。
【0013】又、本発明は、残留トナーを分散するとと
もに、除電を行うための画像形成装置を提供することを
目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理図で
ある。本発明の請求項1は、回転するエンドレス状の像
担持体20と、前記像担持体20に潜像を形成する像形
成手段21、22と、前記像担持体20に形成された潜
像を粉体現像剤により現像するとともに、前記像担持体
20の残留トナーを回収する現像手段23と、前記像担
持体20の現像像をシ−トに転写する転写手段26と、
前記転写後の像担持体20に接触して、前記像担持体2
0の残留物を散らすための散らし部材28と、前記散ら
し部材28に交流電界を供給する電界供給手段29とを
有することを特徴とする。
【0015】本発明の請求項2は、請求項1において、
前記散らし部材28は、導電性を有する発泡体からなる
ローラであることを特徴とする。
【0016】本発明の請求項3は、請求項2において、
前記ローラは、独立した発泡穴を有することを特徴とす
る。
【0017】本発明の請求項4は、請求項2又は3にお
いて、前記ローラを前記像担持体20に対し逆方向回転
させることを特徴する。
【0018】本発明の請求項5は、請求項4において、
前記ローラの周速度が、前記像担持体20の周速度の
1、1倍から1.5倍の範囲内であることを特徴とす
る。
【0019】本発明の請求項6は、請求項1において、
前記散らし部材28は、先端が前記像担持体20に接触
する導電性ブラシであることを特徴とする。
【0020】本発明の請求項7は、請求項6において、
前記導電性ブラシの前記像担持体20の接触部における
前記像担持体20の形状に合わせた前記導電性ブラシの
支持部を有することを特徴とする。
【0021】本発明の請求項8は、請求項6又は7にお
いて、複数の異なる物理的特性の前記導電性ブラシを設
けたことを特徴とする。
【0022】本発明の請求項9は、請求項6又は7にお
いて、複数の前記導電性ブラシを設け、前記複数の導電
性ブラシの各々の交流電界の種類を変化させたことを特
徴とする。
【0023】本発明の請求項10は、請求項1におい
て、前記散らし部材28は、先端が前記像担持体20に
接触する導電性弾性部材であることを特徴とする。
【0024】本発明の請求項11は、請求項1におい
て、前記散らし部材28の前記転写手段26側に、前記
像担持体20の紙粉を除去する紙粉除去部材を設けたこ
とを特徴とする。
【0025】本発明の請求項12は、請求項1又は11
において、前記散らし部材28の前記転写手段26側
に、前記像担持体20に接触する弾性部材を設けたこと
を特徴とする。
【0026】本発明の請求項13は、請求項1又は11
又は12において、前記散らし部材28の前記像形成手
段21、22側に、前記残留物の飛散防止部材を設けた
ことを特徴とする。
【0027】本発明の請求項14は、請求項1におい
て、前記電圧供給手段29は、前記散らし部材28に放
電開始電圧以上の電圧を供給することを特徴とする。
【0028】本発明の請求項15は、請求項1又は14
において、前記電圧供給手段29は、前記散らし部材2
8に150Hzから250Hzの範囲の周波数の交流電
界を供給することを特徴とする。
【0029】本発明の請求項16は、請求項1におい
て、前記転写手段26の電界印加を停止した後の所定時
間後に、前記散らし部材28の交流電界を供給を停止す
る制御手段50を設けたことを特徴とする。
【0030】
【作用】本発明の請求項1では、散らし部材28に交流
電界を印加することにより、像担持体20上の残留トナ
ーを往復運動させる。これにより、機械的に移動しにく
い残留トナーを像担持体20から引き剥がし、且つ戻す
ため、移動しにくい残留トナーも像担持体20上に分散
される。これにより、残留トナーの集中を防止でき、現
像手段23での残留トナーの回収を容易とする。又、交
流電界により、像担持体20の残留電荷を除電すること
ができる。
【0031】本発明の請求項2では、散らし部材28を
発泡体ローラとしたため、発泡穴の周囲が機械的に残留
トナーを散らすとともに、発泡穴が残留トナーの往復運
動空間を形成するため、安定に残留トナーを往復運動さ
せることができる。又、この発泡穴が放電間隙を確保す
るため、除電動作も安定にできる。
【0032】本発明の請求項3では、発泡体ローラの発
泡穴を独立に形成したため、ローラにトナーが詰まるこ
とを防止できる。このため、発泡体ローラの抵抗値が変
化することを防止できる。これにより、前記交流電界を
残留トナーに有効に印加でき、長期に渡って安定な散ら
し効果を発揮する。又、発泡体ローラの硬度の変化を防
止できるため、長期に渡って、像担持体との接触深度を
保つことができ、安定に交流電界の効果を発揮できる。
【0033】本発明の請求項4では、発泡体ローラを逆
回転させるため、残留トナーが飛散しても、シートに落
下することを防止できる。このため、シートを汚すこと
がない。
【0034】本発明の請求項5では、発泡体ローラの周
速度を像担持体20の周速度の1、1倍から1.5倍の
範囲内としたため、発泡体による機械的分散効果を発揮
できる。
【0035】本発明の請求項6では、散らし部材28を
導電ブラシとしたため、機械的分散効果の他に、交流電
界による分散効果と除電効果を発揮できる。
【0036】本発明の請求項7では、導電ブラシの支持
ブロックを像担持体の形状に合わせたため、導電ブラシ
の接触深度を均一にできる。このため、導電ブラシの全
接触領域において、安定な交流電界による分散効果と除
電効果を発揮できる。
【0037】本発明の請求項8では、物理的特性の異な
る複数の導電ブラシを設けたため、散らし機能と除電機
能との機能分担ができる。
【0038】本発明の請求項9では、複数の導電性ブラ
シの各々の交流電界の種類を変化させたので、低温度、
低湿度でも、高温度、高湿度でも、安定に交流電界によ
る分散効果と除電効果を発揮できる。
【0039】本発明の請求項10では、トナーの詰まり
を発生しないで、機械的分散効果の他に、交流電界によ
る分散効果と除電効果を発揮できる。
【0040】本発明の請求項11では、紙粉除去部材を
設けたので、散らし部材28に紙粉が付着することによ
る、交流電界による分散効果と除電効果の低下を防止で
きる。
【0041】本発明の請求項12では、上流側に弾性部
材を設けたので、予備散らし動作を行わせることができ
る。これにより、散らし部材28による散らし効果を一
層良好に実現できる。
【0042】本発明の請求項13では、残留物の飛散防
止部材を設けたので、散らし部材28が散らし動作によ
り残留物を飛散させても、像形成手段21に付着するこ
とを防止できる。
【0043】本発明の請求項14では、散らし部材28
に放電開始電圧以上の電圧を供給するため、散らし部材
28に安定に除電動作を実現させることができる。
【0044】本発明の請求項15では、散らし部材28
に印加する交流電界の周波数を150Hz以上としたた
め、残留トナーを移動できる。又、250Hz以下とし
ため、交流電界の周波数が速すぎて、残留トナーが移動
しない事態を防止できる。
【0045】本発明の請求項16では、印刷シーケンス
の終了時に、転写手段への転写バイアスの印加停止後、
所定時間散らし部材28に交流電界を印加するため、転
写手段による電荷も除去して、停止できる。従って、次
の印刷シーケンスを安定に実行できる。
【0046】
【実施例】
(a)画像形成装置の説明 図2は本発明の一実施例構成図、図3は図2の装置の水
平設置状態図、図4は図2の装置の垂直設置状態図であ
る。図は電子写真プリンタを示している。
【0047】図2中、20は感光ドラムであり、アルミ
ドラム上に機能分離型有機感光体を厚さ約26ミクロン
に塗布したものである。そして、その外径が24mm
で、矢印反時計方向に周速度25mm/sで回転される
ものである。21は前帯電器であり、スコロトロンで構
成される非接触型帯電器である。この前帯電器21は、
感光ドラム20の表面を一様帯電して、感光ドラム20
の表面を−650Vに帯電する。
【0048】22は光学ユニットであり、一様帯電され
た感光ドラム20を画像露光して、静電潜像を形成する
ものである。この光学ユニット22は、LEDアレイと
セルフォックアレイとを組み合わせたLED光学系を用
いている。この光学ユニット22により、感光ドラム2
0を画像パターンに応じて、画像露光することによっ
て、感光ドラム20に−50〜−100Vの静電潜像が
形成する。
【0049】23は現像器であり、感光ドラム20の静
電潜像に磁性キャリアと磁性トナーからなる現像剤を供
給し、可視化するものであり、図5以下にて後述するも
のである。24は現像ローラであり、現像剤を感光ドラ
ム20に搬送するものである。25はトナーカートリッ
ジであり、磁性トナーが充填されており、交換可能に現
像器23に取り付けられる。このトナーカートリッジ2
5は、トナーエンプティ時に交換され、磁性トナーを現
像器23に補給するものである。
【0050】26は転写器であり、コロナ放電器で構成
されている。この転写器26は、感光ドラム20上のト
ナー像を静電的に用紙に転写するものである。そして、
コロナワイヤに電源で+5〜+10kVの電圧を印加す
ることにより、コロナ放電で電荷を発生させて、用紙裏
面を帯電させ、感光ドラム20上のトナー像を用紙に転
写するものである。電源は、一定電荷量を用紙に供給す
ることにより、環境による転写効率の低下を低減できる
定電流電源が望ましい。
【0051】27は定着器であり、用紙上のトナー像を
熱定着するものである。熱源であるハロゲンランプを内
部に備えたヒートローラと加圧ローラ(バックアップロ
ーラ)とから構成されている。そして、用紙を加熱する
ことにより、トナー像を用紙に定着するものである。
【0052】28は散らし(均一化)部材であり、導電
性部材で構成されている。この散らし部材28は、感光
ドラム20に接触して、感光ドラム20上の集中して残
留したトナーを分散して、現像器23での回収を容易と
する。29は交流電源であり、散らし部材28に、交流
電圧を印加するものである。これにより、感光ドラム2
0上の残留トナーをひきはがし、且つ再度戻す往復運動
を生ぜしめる。このため、残留トナーを適度に散らすこ
とができる。又、これによりフィルミングを防止でき
る。更に、放電開始電圧以上の電圧を印加することによ
り、感光ドラム20を除電する効果もあり、残留電荷に
よるポジ残像を除去できる。
【0053】10は用紙カセットであり、用紙を収容
し、装置に着脱自在なものである。この用紙カセット1
0は、装置の下部に設けられ、図の左側である装置前面
から着脱できる。11はピックローラであり、用紙カセ
ット10の用紙をピックするものである。12はレジス
トローラであり、ピックされた用紙が突き当てられて、
用紙の先端を揃え、転写器26に搬送するものである。
13は排紙ローラであり、定着後の用紙をスタッカ14
に排出するものである。14はスタッカであり、装置の
上面に設けられ、排出された用紙をスタックするもので
ある。
【0054】15はプリント板であり、装置の制御回路
を搭載するものである。16は電源であり、装置の各部
に電力を供給するものである。17はI/Fコネクタで
あり、外部ケーブルに接続され、装置に挿入されて、プ
リント板15のコネクタと接続されるものである。18
はオプションボードであり、別の種類のエミュレータ回
路、フォントメモリ等を搭載するためのものである。
【0055】この実施例の動作を説明すると、スコロト
ロン帯電器21により、感光ドラム20の表面を、−6
50Vに一様帯電し、その後LED光学系22により画
像露光することにより、感光ドラム20には、背景部が
−650Vで、印字部が−50〜−100Vの静電潜像
が形成される。
【0056】現像器23の現像ローラ24のスリーブに
は、現像バイアス電圧(−300V)が印加されてい
る。このため、この静電潜像は、現像器23により、予
め磁性キャリアとの攪拌によりマイナス帯電された磁性
重合トナーによって現像され、トナー像となる。
【0057】一方、用紙は、用紙カセット10からピッ
クローラ11によりピックされ、レジストローラ12で
先端が揃えられ、転写器26方向に搬送される。そし
て、感光ドラム20のトナ−像は、転写器26によっ
て、静電力により用紙に転写される。この用紙のトナー
像は、定着器27により用紙上に定着され、U字形状の
搬送パスを通って、排紙ローラ13によりスタッカ14
に排出される。
【0058】転写後に、感光ドラム20上に残ったトナ
ーは、散らし部材28により散らされ、且つ残留電荷が
除去される。そして、感光ドラム20の残留トナーは、
スコロトロン帯電器21とLED光学系22を通り、現
像器23に到達し、次の現像プロセスと同時に現像ロー
ラ24に回収される。回収されたトナーは、現像器23
において、再使用される。
【0059】この装置は、クリーナーを有しない等の理
由により、極めて小型にでき、図2に示すものでは、装
置の長さが、用紙カセット10を含んで、350mmで
あり、幅は345mmであり、高さは130mmであ
る。従って、パーソナルユースのプリンタとして、机上
の設置が容易である。
【0060】又、図3に示すように、用紙カセット10
を設置面と水平とする水平設置ができる。この図におい
て、5は操作パネルであり、装置前面に設けられ、装置
の操作を指示するためのものである。又、30は用紙ガ
イドであり、スタッカ14の先端に設けられる。この用
紙ガイド30は、スタッカ14に排出される用紙の先端
を押さえ、且つ先端を揃える効果がある。この実施例で
は、装置前面から用紙カセット10の着脱が可能であ
り、且つ操作パネル5を操作できる。更に、排出用紙も
装置前面に排出される。
【0061】更に、図4に示すように、図2の装置のI
/Fコネクタ17側を設置面に設け、用紙カセット10
を設置面と垂直とする垂直設置で画像形成が可能であ
る。これにより設置面積をより小さくできる。この時、
スタッカ14に排出される用紙の倒れを押さえるための
用紙押さえ31を、スタッカ14に設けることにより、
垂直設置しても、用紙の倒れを防止できる。又、装置の
設置面側に、スタンド32を設けることにより、垂直設
置しても、装置を安定に設置できる。
【0062】更に、クリーナーレスプロセスをとって
も、前帯電器21と転写器26とを、非接触型の放電器
で構成したため、感光ドラム20上のトナーが、これら
ユニットに付着することがなく、安定に一様帯電と転写
を実行できる。
【0063】図5は図2の現像器の構成図、図6は図5
の現像器の要部断面図、図7は図2の現像器の垂直設置
状態図、図8はトナー供給動作説明図、図9は本発明の
特性図である。
【0064】図5において、現像ローラ24は、金属製
のスリーブ241と、その内部に設けた複数の磁極のマ
グネット240から構成される。この現像ローラ24
は、スリーブ241内部のマグネット240を固定し、
スリーブの回転によって、後述する磁性現像剤を搬送す
るものである。この現像ローラ24は、直径が16mm
であり、感光ドラム20の周速の3倍(75mm/s)
で回転する。
【0065】現像ローラ28の周囲には、現像室230
が形成されており、現像室230内には、磁性キャリア
と磁性トナーの混合物である1.5成分現像剤が充満し
ている。この現像室230は、上部の仕切部材230−
1と下部の底部230−2により形成され、一定の容積
である。
【0066】このため、現像室230に一定量の磁性キ
ャリアを入れると、この現像室230内の磁性トナーの
量も一定となる。このため、消費された磁性トナーをト
ナーホッパ231から供給すると、この現像室230の
現像剤量は一定であるため、トナー濃度は一定となり、
トナー濃度の制御を不要にできる。即ち、トナー濃度の
制御ポイントに相当するキャリア量を、現像室230に
充填することにより、自動的にトナー濃度は所定の範囲
に制御される。
【0067】又、この現像室230は、常に現像剤が、
現像ローラ24の周囲に満たされているため、装置を垂
直設置しても、現像室230内の現像剤が片寄り、現像
ローラ24に十分な現像剤を供給できなくなる事態を防
止できる。
【0068】現像剤40は、磁性キャリアに、平均粒径
40ミクロンのマグネタイトキャリアを用い、磁性トナ
ーに、平均粒径7ミクロンの重合法を用いて製造した磁
性トナーを用いている。この重合トナーは、粒径が揃
い、粒度分布がシャープであるため、転写工程におい
て、感光ドラム20のトナー像と用紙との密着性が均一
となる。このため、転写部での電界が均一となるため、
従来の粉砕法によるトナーより、転写効率を向上させる
ことができる。粉砕トナーでは、60〜90%であった
転写効率が、重合トナーでは、90%以上に改善され
る。
【0069】このトナーでは、トナー濃度は、5〜60
wt%が適当であるが、本実施例では、30wt%に設
定した。
【0070】234はドクターブレードであり、現像ロ
ーラ24が感光ドラム20に供給する現像剤量が、感光
ドラム20上の静電潜像に供給過剰にならないように、
反対に供給不足にならないように調整するものである。
調整は、ドクターブレード234のエッジと現像ローラ
24表面とのギャップで行い、通常ギャップは、0.1
〜1.0mm程度に調整される。
【0071】231はトナーホッパであり、磁性トナー
のみが充填されており、内部に供給ローラ232が備え
られている。この供給ローラ232の回転により、トナ
ーを現像室230に供給するものである。
【0072】この現像室230内に供給されたトナー
は、現像ローラ24のスリーブの現像剤搬送力、現像ロ
ーラ24の磁力及びドクターブレード234の現像剤規
制機能によって、現像室230内で攪拌され、キャリア
と摩擦することにより、所定極性及び帯電量に帯電す
る。本実施例では、マイナスに帯電するように、キャリ
アとトナーの帯電系列を調整している。
【0073】更に、ブレード234の上流側で、仕切部
材230−1により、現像ローラ24との間隔を、現像
ローラ24上に形成される磁気ブラシの穂高より小さく
する。ここでは、図6に示すように、間隔aを2.0m
mに設定してある。これにより、現像ローラ24上の磁
気ブラシが、仕切部材230−1により規制を受け、現
像ローラ24の回転により、磁気ブラシが力を受ける。
このため、現像室230内での現像剤の攪拌性が強ま
り、トナー濃度の高い範囲でも、安定したトナー帯電量
が得られる。又、この間隔を現像ローラ24の周囲で一
定とすることにより、水平設置しても、垂直設置して
も、帯電効果は変わることがないようにしている。
【0074】トナーホッパ231と現像室230との間
には、前記仕切部材230−1の先端と底部230−2
とで形成されるトナー供給路235が設けられている。
このトナー供給路235の幅bは、図6に示すように、
1.5mmである。このトナー供給路235によりトナ
ーホッパ231のトナーが、現像室230に供給され
る。
【0075】この現像室230を形成する底部230−
2は、前記トナー供給路235において、前記トナーホ
ッパ231に突き出した突き出し部230−3を備えて
いる。更に、この底部230−2は、感光ドラム20側
から上方に向かう斜め面を形成している。この突き出し
部230−3の先端と仕切り部材230−1の先端との
間隔cは、図6に示すように、1.0〜1.5mmに設
定されている。即ち、この分だけ傾斜している。更に、
仕切り部材230−1の先端と現像ローラ24との距離
dは、4.5〜6.0mmに設定されている。
【0076】このトナーカートリッジ25とトナーホッ
パ231の両壁面の角度は、重力方向に対し、およそ4
5度に設定されていて、トナーの流動方向を45度とし
ている。これにより、後述するように、装置を垂直設置
しても、トナーの供給が円滑に行われるようにしてい
る。
【0077】次に、この現像器の動作を説明すると、図
5は図3で示した装置の水平設置時の現像器の状態を示
しており、トナーカートリッジ25とトナーホッパ23
1の壁面の角度を、重力方向に対し、凡そ45度として
いる。このため、トナーがトナーホッパ231の底部に
向かい流動して、供給ローラ232に円滑に供給され
る。
【0078】この水平設置においては、重力により、ト
ナーは、トナーホッパ231において、底方向の流動性
を有するため、供給ローラ232は、トナーホッパ23
1の底側のトナーを、掻き上げる。この時、図8(A)
に示すように、供給ローラ232で押し上げられたトナ
ーは、底部230−2の突き出し部230−3により、
いったん仕切り部材230−1に突き当たり、トナー供
給路235に入り込む。
【0079】これにより、トナー供給ローラ232の供
給分のトナーのみが、トナー供給路235に入り込むと
ともに、仕切り部材230−1の当該部分がバッファの
役目を果たし、トナー供給ローラ232による押し込み
力が、直接トナー供給路235へ影響しない。従って、
過剰なトナーの押し込みを防止でき、現像室230で足
りなくなったトナー量分だけトナー供給される。
【0080】この場合において、前記底部230−2
は、現像ローラ24の回転方向に対し、上方に傾いてい
るため、感光ドラム20を通過した後の現像ローラ24
の磁気ブラシ及びこれから外れたキャリアが、底部23
0−2を通って、トナー供給路235よりトナー供給室
231に漏れることがない。このため、現像室230の
スタータキャリアの減少を防止でき、安定な1.5成分
現像が可能となる。
【0081】一方、図7の図4で示した装置を垂直設置
時の現像器の状態においても、トナーカートリッジ25
とトナーホッパ231の壁面の角度を、重力方向に対
し、凡そ45度としているため、垂直に設置しても、ト
ナーを供給ローラ231に円滑に供給できる。
【0082】このトナーカートリッジ25とトナーホッ
パ231の壁面の角度は、トナーの自重による搬送を良
好に行うためには、重力方向に対し、安息角を考慮する
と、45度±10度程度が適当であり、好ましくは45
度±5度程度が良好な結果が得られる。
【0083】この時、図7に示すように、トナーは、仕
切り部材230−1のトナーホッパ231側に滞留し、
トナー供給路235から現像室230に落下し易くな
る。しかし、図8(B)で示すように、前記した底部2
30−2の突き出し部230−3により、トナーのトナ
ー供給路235の落下を規制するため、トナーの落下は
殆ど生じない。従って、トナーの供給は、トナー供給ロ
ーラ232の回転力によることになる。
【0084】即ち、図8(B)に示すように、供給ロー
ラ232で押されたトナーは、底部230−2の突き出
し部230−3により、いったん仕切り部材230−1
に突き当たり、トナー供給路235に入り込む。これに
より、トナー供給ローラ232の供給分のトナーのみ
が、トナー供給路235に入り込むとともに、仕切り部
材230−1の当該部分がバッファの役目を果たし、ト
ナー供給ローラ232による押し込み力が、直接トナー
供給力とならない。従って、過剰なトナーの押し込みを
防止でき、現像室230で足りなくなったトナー量分だ
けトナー供給される。
【0085】この事は、装置を水平設置しても、垂直設
置しても、現像室230へのトナー供給能力に変化がな
いことである。このため、装置を水平設置しても、垂直
設置しても、現像室230のトナー濃度は変化せず、画
像濃度の変化を防止できる。
【0086】又、垂直設置とすると、現像器23からの
現像剤の落下が生じるおそれがあるが、現像剤に磁性二
成分現像剤を使用しているため、現像ローラ24に現像
剤が、磁力により保持されるため、垂直に設置しても、
現像剤の落下は殆ど生じない。
【0087】特に、磁性キャリアと磁性トナーを使用す
ると、キャリアとトナーとの両方が、現像ローラ24の
マグネットローラに保持されるため、一層現像剤の落下
を防止でき、かかる垂直設置しても、安定な現像が可能
となる。
【0088】図9は、装置を横(水平)設置して、印刷
を行った後、装置を縦(垂直)設置して印刷を行った場
合の、トナー濃度Tcの変化を示す特性図である。
【0089】先ず、装置を水平設置して、現像器23の
現像室230に所定量のスタートキャリアを入れて、現
像器を動作させて、印刷を行った。この結果、現像室2
30にトナーホッパ231から徐々に、トナーが供給さ
れるため、印刷枚数の増加に従い、トナー濃度は増加
し、現像室230にキャリアとトナーが満杯となる時点
では、トナー濃度は30wt%となった。以降、印刷枚
数が増加しても、トナー濃度に変化はなかった。
【0090】次に、この状態で、装置を垂直設置に変化
させ、印刷を行った。この結果、トナー濃度は、水平設
置時と変化はなかった。特開平3−252686号公報
等による構成では、図の白丸に示すように、垂直設置す
ると、トナー濃度は高くなり、水平設置と垂直設置とで
は、トナー濃度が変化し、画像濃度が変化した。この事
は、本発明の前述のトナー供給の安定作用を裏付けるも
のである。これにより、装置を水平設置しても、垂直設
置しても、画像濃度に変化のない画像形成が可能とな
り、水平設置と垂直設置との両方が可能な画像形成装置
が実現できる。
【0091】(b)一実施例の説明 図10は本発明の一実施例要部構成図、図11は本発明
の交流電界による動作説明図、図12は散らしローラの
周速比特性図、図13は散らしローラの除電効果特性
図、図14は定温時の交流電界の特性図、図15は高
温、低温時の交流電界の特性図である。
【0092】図10に示すように、散らし部材28は、
導電性独立発泡体のローラ28−1で構成されている。
このローラ28−1は、106 Ωの抵抗値を持ち、アス
カーC硬度25度である。このローラ28−1の発泡径
は、およそ100μmであり、各発泡穴は独立してい
る。このローラ28−1は、両端の食い込み量が0.3
mmで設置され、感光ドラム20に接触している。この
ローラ28−1を、感光ドラム20の周速25mm/s
ecに対して、周速比が1.2倍である30mm/se
cで回転させている。このローラ28−1の回転方向
は、感光ドラム20の回転方向と反対方向である。
【0093】ローラ28−1に交流電圧を印加する交流
電圧源29は、±650Vの正弦波電圧を200Hzの
周波数で印加している。
【0094】これにより、図11に示すように、ローラ
28−1の発泡穴280において、感光ドラム20の残
留トナーが、交流電界により往復運動して、感光ドラム
20上で適度に移動する。これにより、感光ドラム20
の単位面積当たりのトナー量が減少する。従って、現像
器23での残留トナーの回収が容易となる。
【0095】これとともに、ローラ28−1の発泡穴2
80のエッジ部分で、感光ドラム20の残留トナーを機
械的に掃くため、その移動がより容易となる。
【0096】更に、ローラ28−1の発泡穴280で、
ローラ28−1と感光ドラム20との間で微小放電が開
始される。これにより、感光ドラム20の残留電荷を0
もしくはマイナス側に帯電させる。これにより、感光ド
ラム20のポジ残像を防止する。
【0097】このローラ28−1は、発泡体であり適度
の硬度を持つため、図11に示すように、感光ドラム2
0との間に、発泡穴280による微小空隙を確保でき
る。この微小空隙が、前記残留トナーの移動空間とな
り、且つ必要な放電空隙を構成する。この発泡体280
の大きさは、トナー径7μmに対し、50μm〜150
μmが望ましい。又、ローラ28−1の抵抗値は、10
4 Ω〜108 Ωが望ましい。更に、硬度は、アスカC硬
度で30度以下であると、必要なニップ幅がとれ、前記
発泡穴280による必要な空間がとれる。
【0098】又、図12に示すように、発泡ローラ28
−1の周速を感光ドラム20より速くしているため、発
泡ローラ28−1の発泡穴280のエッジにより感光ド
ラム20の残留トナーを機械的に掃く。このため、機械
的分散作用と電気的分散作用により、より残留トナーの
分散効果が増加する。
【0099】この周速比は、図12、図13に示すよう
に、約1.1倍から1.5倍程度が望ましい。即ち、
1.1倍より小さいと、散らし効果が小であり且つ除電
効果も小さい。又、1.5倍を越えると、感光ドラム2
0のカブリが発生する。これは、ローラによりトナーの
付着が発生するものと考えられる。更に、感光ドラム2
0への接触深さは、0.2mmから0.4mm程度が適
切であった。
【0100】更に、発泡ローラ28−1を感光ドラム2
0に対してwith方向に回転させるため(即ち、図の
上方に回転させるため)、トナーが飛散しても、下方の
用紙に落下することを防止できる。
【0101】しかも、発泡ローラ28−1の発泡穴を独
立としたため、紙粉が発泡ローラ28−1に詰まること
がない。これにより、発泡ローラ28−1の抵抗値が上
がり、交流電界による実行電圧の低下を防止することが
できる。又、発泡ローラ28−1の硬度が変化すること
も防止できる。
【0102】次に、交流電界の特性について、説明す
る。図14に示すように、定温、定湿時には、交流電圧
のピーク電圧は、−500V以上であれば良く、且つ周
波数は200Hz±50Hzが良好である。一方、図1
5(A)に示すように、低温、低湿(5°C、10%R
H)時には、交流電圧のピーク電圧は、−550Vから
−750V程度が適当であり、且つ周波数は200Hz
±50Hzが良好である。更に、図15(B)に示すよ
うに、高温、高湿(35°C、80%RH)時には、交
流電圧のピーク電圧は、−550Vから−700V程度
が適当であり、且つ周波数は200Hz±50Hzが良
好である。これらの結果から、ピーク電圧は、−650
V±100Vが好適であり、周波数は200Hz±50
Hzが良好である。
【0103】又、交流電圧の波形は、電流波形の面積に
影響されるため、正弦波及び矩形波が望ましい。
【0104】(c)他の実施例の説明 図16は本発明の散らし部材の変形例説明図である。図
16に示すように、この実施例では、散らし部材28に
静止型ブラシ28−2を用いたものである。この静止型
ブラシ28−2は、7mm角幅の支持ベース28−3に
導電ブラシを植え付けたものである。導電ブラシ28−
2の接触深さは、0.9mm〜1.3mmに設定してあ
る。
【0105】この導電ブラシ28−2には、前述の交流
電源29が接続されている。従って、導電ブラシ28−
2により、前述した残留トナーの往復運動動作及び除電
動作が行われる。
【0106】又、30は紙粉取りブラシであり、散らし
ブラシ28−2の上流に設けられ、感光ドラム20の紙
粉を取り除くためのものである。この紙粉取りブラシ3
0は、絶縁性ブラシ(例えば、商品名「ベスロン」)で
構成される。散らしブラシ28−2に、紙粉が混入する
と、ブラシの抵抗が上昇し、実行電圧が低下する。これ
により、ブラシ28−2からの放電による除電効果及び
往復電圧の付加による散らし効果を低減する。このた
め、残像が発生する。このため、散らしブラシ28−2
の上流に紙粉取りブラシ30を設け、散らしブラシ28
−2の前段で紙粉を除去し、散らしブラシ28−2への
紙粉の付着を防止するものである。この紙粉取り部材3
0は、前述の散らしローラ28−1に適用しても効果が
ある。
【0107】図17は図16の散らしブラシの変形例説
明図である。図17(A)に示すように、この実施例で
は、ブラシベース28−3をくの字形状にして、導電ブ
ラシ28−20、28−21を設けている。このように
したのは、散らしブラシの効果を最大限とするには、ブ
ラシ全幅に渡って、一定範囲内の接触深さを与える必要
がある。接触深さが浅いと、導電ブラシを通じての除電
効果が減少し、残像が発生し易い。逆に、接触深さが深
すぎると、感光ドラム20上の残留トナーを感光ドラム
20上で弾く効果が減少する。これにより、トナーのす
りぬけ及びブラシ内にトナーが大量に溜まってしまい、
散らし効果が低下する。
【0108】ところが、装置の小型化のため、小径の感
光ドラム20を採用すると、その曲率の大きさから充分
なブラシ幅を取ろうとすると、周辺部で接触深さが浅
く、中央部で接触深さが深くなってしまう。これによ
り、実質有効なブラシ幅が狭くなってしまう。又、接触
深さが一定範囲内に入るようすると、ブラシ幅が狭く、
所定の除電/散らし効果を発揮できない。
【0109】そこで、くの字形状の支持ベース28−3
を設け、これに設置角度が異なる2.5mm幅の導電ブ
ラシ28−20、28−21を設けたものである。各々
の導電ブラシ28−20、28−21の各々の中央部で
の接触深さを1.1mmにしてある。この場合には、ブ
ラシ全幅に渡って、±0.2mmの規格を満足してい
る。従って、ブラシの有効幅は、計5mmになり、所望
の性能が得られる。
【0110】又、図17(A)に示すように、ブラシ2
8−21の下部に、落下防止部材31を設けている。こ
れにより、ブラシ28−20、28−21で弾かれ、落
下するトナーを受けて、用紙に落下することを防止でき
る。
【0111】図17(B)は支持ベース28−3の他の
例を示すものである。この例では、支持ベース28−3
を円弧状に形成している。そして、円弧状ベース28−
3に円弧幅5mmに渡って、導電ブラシ28−20を植
え込んである。接触深さは、ブラシ全域に渡って、1.
1mmを確保しており、除電/散らし効果は充分であ
る。但し、円弧の中央部では、ブラシ同士が重なってし
まうため、若干間引く必要がある。この例では、1mm
の間隔をあけている。
【0112】図18は散らしブラシの他の変形例説明図
である。この実施例の意図は、次のようである。散らし
ブラシの効果は、その幅、密度、電気抵抗、太さで規定
できる。しかし、電気抵抗を、低温・低湿での抵抗値上
昇を考慮して、低めに設定すると、高温・高湿時には、
更に抵抗値が低下する。従って、高温・高湿時には、散
らし効果が逆に低下してしまう。同様に、ブラシ密度を
大きくすると、除電効果は上がるが、逆にブラシ密度が
大きすぎて、トナーが振動しにくくなり、散らし効果が
低下してしまう。更に、ブラシの接触深さを深くする
と、除電効果が高まるが、散らし効果が低下すると同時
にドラムフィルミング等の別の障害も発生し易くなる。
【0113】そこで、散らしブラシ28−2をその目標
とする機能別に複数個取り付けるものである。図18
(A)の例では、支持ベース28−3に2種類の導電ブ
ラシ28−20、28−21を植え込んである。上流側
の導電ブラシ28−20は、接触深さが0.5mmで、
密度が6万F/inch2 に設定してある。又、下流側
の導電ブラシ28−21は、接触深さが1.5mmで、
密度が10万F/inch2 に設定してある。これによ
り、上流側で除電効果は小さいが、トナーを移動させる
力が大きいため、散らし効果を期待できる。一方下流側
は、逆にブラシからの放電により、感光ドラム20の残
留電荷の除去に効果がある。
【0114】図18(B)に示す例では、支持ベース2
8−3に3種類の導電ブラシ28−20、28−22、
28−23を設けている。最も上流側の導電ブラシ28
−22は、接触深さが1.5mmで、密度が10万F/
inch2 であり、電気抵抗値を105 Ωと、他の導電
ブラシより1桁下げている。尚、中流側の導電ブラシ2
8−20は、接触深さが0.5mmで、密度が6万F/
inch2 に設定してある。又、下流側の導電ブラシ2
8−21は、接触深さが1.5mmで、密度が10万F
/inch2 に設定してある。
【0115】この最も上流側の導電ブラシ28−22
は、特に低温・低湿での除電効果を期待できる。これに
より、前のブラシ28−20、28−21で除電しきれ
ない部分も、最後のブラシ28−22で除電できる。
【0116】更に、図18(B)の3つのブラシを設け
た例において、最も上流の導電ブラシ28−22に、オ
フセット電圧を−200V印加し、周波数も最低の20
0Hzとする。これにより、散らし効果を向上させる。
一方、中央の導電ブラシ28−20には、ノーマル状態
のオフセット電圧を0Vとし、周波数を250Hzとす
る。下流側の導電ブラシ28−21には、ノーマル状態
のオフセット電圧を0Vとし、周波数を300Hzとす
る。これにより、下流側は、低温・低湿での散らし効果
の低下を防止する。尚、ピーク電圧と3つとも、550
Vp−pとする。
【0117】図19は予備散らし部材の説明図である。
この実施例では、トナーをかきとらない程度の圧力で感
光ドラム20に接触する予備散らし部材33を、紙粉取
りブラシ30の上流側に設けている。この実施例の意図
は次のようである。転写効率が低下した時や、ジャム発
生直後には、感光ドラム20上の残留トナー量が急激に
増加する。この時、散らし部材28のみでは、散らしき
れないおそがある。この場合に、現像器23での回収力
が追いつかなくなり、残像となって画像不良となる。
【0118】これを防止するため、予備散らし部材33
を設けたものである。図19(B)に示すように、この
予備散らし部材33が、感光ドラム20上の残留トナー
に接触することにより、残留トナーの感光ドラム20に
対する機械的付着力を弱める。これにより、散らしブラ
シ28による残留トナーの散らし作用の効果的アシスト
を発揮する。従って、大量のトナーが発生しても、予備
散らし部材33を通過する際に、そのトナーの付着力が
弱められ、残像のない画像が得られる。又、同時に、散
らし部材28の残留トナーとの接触による散らし部材2
8からこぼれたトナーが、用紙搬送路を汚すことを防止
できる。
【0119】この予備散らし部材33としては、感光ド
ラム20を傷つけない程度に柔らかいゴム材料(例え
ば、商品名「バンコラン」)を用いることが望ましい。
又、感光ドラム20に押し付けた時に、トレイル状態で
先端が、感光ドラム20に食い込むように設定されてい
る。
【0120】尚、32はトナー飛散防止部材であり、感
光ドラム20に非接触の状態で設けられる。このトナー
飛散防止部材32は、散らし部材28により飛散したト
ナーが、前帯電器21に付着しないように、散らし部材
28の部分をシールするためのものである。
【0121】図20はトナー飛散防止部材の説明図であ
る。図20(A)に示すように、散らしブラシ28−2
の帯電器21側(下流側)に、トナー飛散防止部材32
−1を設けている。更に、支持ベース28−3に、磁性
体28−4を設けている。
【0122】この実施例の意図は次のようである。散ら
しブラシ28−2により、感光ドラム20上の残留トナ
ーを散らし、且つ感光ドラム20を除電している。従っ
て、交流電界により散らされたトナーは、感光ドラム2
0上に戻る。しかし、弱帯電トナーや無帯電トナーが存
在すると、これらは感光ドラム20上に戻らず、ブラシ
28−2の間に溜まり、又はブラシ28−2から抜け
て、上流側のシール部32に溜まる。これにより、トナ
ーが飛散して、前帯電器21を汚染したり、ブラシ28
−2の先端まで飛散して、散らしブラシ28−2の散ら
し効果及び除電効果を低下させてしまう。
【0123】そこで、第1に、散らしブラシ28−2の
下流側に、磁性を付与したシール部材32−1を設けて
いる。このシール部材32−1としては、ゴム材料に磁
性粉を含有させたフィルムが適当である。これにより、
前帯電器21に飛散する磁性トナーをシール部材32−
1に磁気吸着して、飛散を防止する。
【0124】第2に、支持ベース28−3に磁性体28
−4を設けている。図20(A)に示すように、このベ
ースからの磁力により、ブラシ28−2間に漂っている
弱帯電トナー及び無帯電トナーを磁気吸着する。このブ
ラシ28−2は、先端部で接触した状態で、密度が高ま
るようになっており、且つブラシ全体に付着しない限
り、抵抗値の増加も少ないため、これらのトナーをベー
スに溜めたとしても、影響はない。
【0125】図21はトナー飛散防止部材の変形例説明
図である。この実施例では、前記散らし部材28−2及
び紙粉取り部材28−3に対向した感光ドラム20の内
部に、磁性体20−2を設けている。このようにする
と、トナー飛散の基となる弱帯電トナー及び無帯電トナ
ーを磁力により感光ドラム20に戻す。これは本来の交
流電界により、トナーを散らして、最終的に感光ドラム
20に戻す方法と同じ結果となる。これにより、弱帯電
トナー及び無帯電トナーの飛散を防止でき、現像器23
による回収が可能となる。
【0126】図22は紙粉取りブラシのクリーニング機
構の説明図である。図16で説明したように、紙粉取り
ブラシ30を設けたが、一定量以上の紙粉が蓄積する
と、紙粉取り効果が低下する。そして、紙粉取りブラシ
30で除去した紙粉をそのまま保持しておくと、空気中
の水分やオゾンと化合して、ドラムフィルミングが発生
することがある。そこで、紙粉取りブラシ30に付着し
た紙粉を除去する機構が必要となる。
【0127】この実施例では、図22(A)に示すよう
に、紙粉取りブラシ30はベース30−1に支持されて
いる。図22(B)に示すように、この支持ベース30
−1には、引き出し把手30−2が設けられている。一
方、装置のフレーム41、42の一方42の側面には、
引き出し部が設けられおり、この引き出し部の紙粉取り
ブラシ30が接触する側に、フェルト(クリーニング部
材)43を植えこんでおく。
【0128】これにより、把手30−2を掴んで、図の
左方に、紙粉取りブラシ30を引き出すことにより、紙
粉の付いた紙粉取りブラシ30が、フェルト43にこす
られて、紙粉が除去される。このクリーニング後は、紙
粉取りブラシ30は、再び元の位置に装填される。
【0129】このようにして、散らしブラシに影響する
紙粉を除去できるとともに、これを簡易な構成で、且つ
容易な操作で除去できる。
【0130】図23は散らし部材の他の変形例説明図、
図24はゴムブレードの特性図である。この実施例は、
ローラ、ブラシ以外の形態の散らし部材28を示すもの
である。図23において、ブレードホルダー28−3
に、ブレード28−5が取り付けられている。このブレ
ード28−5は、導電性ゴム(例えば、導電性ウレタン
ゴム)で構成されている。そして、このブレード28−
5の稜線精度を規定しておき、トナーがすり抜ける接触
圧力で感光ドラム20に接触するようにセットする。こ
の条件で交流電源29によりブレード28に交流電界を
印加する。
【0131】この状態で、ブレード28−5は全面に渡
って感光ドラム20に接触しているため、常にトナーを
かきとる方向に力を与えられている。この状態で、交流
電界を印加するため、容易にトナーを散らすことができ
る。又、交流電界を印加することによる除電効果は、導
電ブラシを使用する場合と同様の効果がある。
【0132】このブレード28−5は、一般的に言って
も、導電ブラシより安価である。又、導電ブラシの電気
抵抗、密度、パイル長・太さ等の材料の要因や接触深
さ、幅の取り付け要因に比較して、ブレード28−5
は、ゴム硬度、厚さ、自由長及び接触角度と要因を比較
的制御し易い。更に、導電ブラシは、紙粉のまとわりつ
きによる障害の問題が発生するが、ゴムブレード28−
5は、紙粉が繊維状のため、すりぬけてしまい問題にな
らない。
【0133】尚、本プロセスでは、マイナス帯電を基本
にしているため、紙粉が現像器23に行っても、帯電系
列上、紙粉は他のものをマイナス帯電する方向のため問
題ない。
【0134】このゴムブレード28−5の接触圧力は、
ホルダー28−3の取り付け位置により変化する。そし
て、接触圧力は、トナーがすりぬけられる程度が適切で
ある。図24のウレタンゴムを使用した場合の接触圧力
に対するすり抜けの有無の関係図に示すように、接触圧
力が6g/cm2 以下において、トナーがすり抜ける。
そして、接触圧力が6g/cm2 以上から24g/cm
2 の範囲では、感光ドラム20のトナーのクリーニング
が行われる。従って、接触圧力を2g/cm2から6g
/cm2 の範囲に設定すると、目的を達成できる。本実
施例では、接触圧力を5g/cm2 に設定している。
【0135】尚、ブレード28−5により、トナーの落
下が生じるおそれがあるため、シール部材31を設けて
いる。
【0136】(d)制御シーケンスの説明 図25は本発明の一実施例制御ブロック図、図26は電
圧印加シーケンスの説明図である。
【0137】図25において、50は制御回路であり、
マイクロプロセッサで構成されている。この制御回路5
0は、画像形成のため、装置各部のシーケンス制御を実
行する。51は帯電・転写電源であり、帯電電圧及び転
写電圧を発生するものである。52は現像バイアス電源
であり、現像バイアス電圧を発生するものである。
【0138】SW1は第1のスイッチであり、制御回路
50の指示により、交流電源29の交流電圧を散らしロ
ーラ28に印加するものである。SW2は第2のスイッ
チであり、制御回路50の指示により、帯電・転写電源
51の帯電電圧及び転写電圧を帯電器21及び転写器2
6に印加するものである。SW3は第3のスイッチであ
り、制御回路50の指示により、現像バイアス電源52
の現像バイアス電圧を現像器23に印加するものであ
る。
【0139】この実施例は、電源を安価に構成するた
め、帯電器21と転写器26の電源を1トランスで構成
している。このようにすると、前帯電器21と転写器2
6とが同時動作するため、用紙と用紙との間でも、転写
器26による転写帯電動作が行われる。このため、感光
ドラム20の用紙間位置において、表面電位が+側にシ
フトする。しかし、散らしローラ28で除電するため、
画像上の問題は発生しない。
【0140】同様に、終了シーケンスにおいて、感光ド
ラム20の回転終了時に、全ての電源をオフすると、図
25に示すように、転写器26と散らしローラ28との
間に、+電荷が残る。次の起動時に、この+電荷が完全
に前帯電で所定の電荷になる保証はない。そこで、前帯
電及び転写帯電をオフしてから、転写器26で+電荷の
部分が散らしローラ28を通過するまで、交流電圧を散
らしローラ28に印加する。そして、通過したらすぐに
交流電圧をオフして、同時に感光ドラム20を停止する
ことにより、感光ドラム20に少なくとも+電荷部分が
残らないようにした。
【0141】即ち、図26(A)に示すように、制御回
路50は、感光ドラム20の回転を開始するとともに、
スイッチSW1、SW2をオンして、交流電圧を散らし
ローラ28に印加し、且つ帯電電圧を帯電器21に印加
し、転写器26に転写電圧を印加する。そして、前帯電
された部分が現像器23に到来する時間だけ待って、
スイッチSW3をオンし、現像器23に現像バイアス電
圧を印加する。これにより、感光ドラム20の無帯電領
域が、現像器23に位置している間は、現像動作が行わ
れない。このため、無用なトナーの付着を防止できる。
【0142】そして、終了シーケンスは、先ず、スイッ
チSW2をオフして、帯電電圧及び転写電圧をオフす
る。次に、前帯電をオフする前に前帯電器21を通過し
た部分が、現像器23に到来する時間だけ待って、ス
イッチSW3をオフして、現像バイアスをオフする。更
に、転写電圧をオフする直前に転写器26を通過した部
分が、散らしローラ28に到来する時間だけ待って、
スイッチSW1をオフし、交流電圧をオフする。同時に
感光ドラム20の回転を停止する。
【0143】図26(B)は、現像バイアス電圧を前帯
電電圧及び転写電圧の分圧により作成した場合のシーケ
ンスである。即ち、現像バイアス電圧は、前帯電電圧及
び転写電圧がオンの時しか、オンできない構成である。
これにより、より電源コストを低減できる。即ち、図2
6(B)に示すように、制御回路50は、感光ドラム2
0の回転を開始するとともに、スイッチSW1、SW2
をオンして、交流電圧を散らしローラ28に印加し、且
つ帯電電圧を帯電器21に印加し、転写器26に転写電
圧を印加する。そして、前帯電された部分が現像器23
に到来する時間だけ待って、スイッチSW3をオン
し、現像器23に現像バイアス電圧を印加する。これに
より、感光ドラム20の無帯電領域が、現像器23に位
置している間は、現像動作が行われない。このため、無
用なトナーの付着を防止できる。
【0144】そして、終了シーケンスは、先ず、スイッ
チSW2、SW3をオフして、帯電電圧及び転写電圧、
現像バイアス電圧をオフする。次に、転写電圧をオフす
る直前に転写器26を通過した部分が、散らしローラ2
8に到来する時間だけ待って、スイッチSW1をオフ
し、交流電圧をオフする。同時に感光ドラム20の回転
を停止する。
【0145】次に、ジャムリカバリー時のシーケンスに
ついて説明する。図27はジャムリカバリーシーケンス
の説明図である。
【0146】ジャム発生後の感光ドラム20には、大量
の残留トナー及び残留電荷が残っている。これを除去す
るには、現像器23の回収が行われる事と、散らしロー
ラ28の除電が行われることである。このため、散らし
ローラ28の動作と現像器23の回収動作を、最低5回
以上連続すれば良い。即ち、図27に示すように、感光
ドラム20の回転を開始してから、感光ドラム20が5
回転してから、露光を開始する。これにより、感光ドラ
ム20の残留トナー及び残留電荷の影響がなくなり、初
期状態に戻れる。よって、ジャム発生時には、通常のシ
ーケンスではなく、散らしローラ28の除電効果を生か
したジャムリカバリーシーケンスをとることにより、ジ
ャム復旧直後でも良好な画像品質が得られる。
【0147】次に、トナーカートリッジ(トナーキッ
ト)交換時のシーケンス動作について説明する。図28
はトナーキット交換時のシーケンス説明図である。
【0148】この装置でのキャリア上がり(キャリアが
感光ドラムに移動する)は、トナー濃度が低く、キャリ
アの帯電量が高い状態で、且つ感光ドラム20と現像ロ
ーラ24との電位差が大きい時に発生する。そのため、
トナーエンプティ信号が出て、ユーザーがトナーキット
を交換した際に、装着不良等が発生して、トナーが現像
ローラ24に供給されないと、トナー濃度が下がり、キ
ャリア上がりを誘発する。
【0149】そのため、トナーキット交換時に、確実に
アジテータ232が、エンプティセンサ面をこすり、且
つエンプティセンサの出力が一定値以上あることを確認
して、前帯電等の高圧電源をオンする。即ち、トナーが
確実に装填され、トナー濃度が上がるまでは、前帯電等
の高圧電源を印加しなければ、万が一、トナー濃度が低
い状態になっても、電界が生じないため、キャリア上が
りは発生しない。
【0150】即ち、図27(B)に示すように、トナー
キット交換後、感光ドラム20の回転を開始し、アジテ
ータ232が1回転した後、トナーエンプティセンサの
出力を読み取り、トナー量が一定値以上なら、高圧電源
をオンする。即ち、前帯電電圧及び転写電圧をオンす
る。このように、トナー交換時も高圧をかける前に、チ
ェック工程を入れる、フェイルセーフ工程をとることに
より、より装置の信頼度が高まる。
【0151】(d)他の実施例の説明 上述の実施例の他に、本発明は、次のような変形が可能
である。 前述の実施例では、現像剤に、磁性キャリアと磁性ト
ナーとの組み合わせによる1.5成分現像剤を用いてい
るが、現像剤に磁性トナーのみを用いても良い。この場
合、磁性トナーは、トナーホッパ231内で供給ローラ
232により攪拌されて、帯電される。このため、供給
ローラ232はアジテータとなる。
【0152】現像ローラ24において、スリーブのみ
を回転しているが、マグネットローラも回転させても良
い。
【0153】画像露光部として、LED光学系を用い
たが、レーザ−光学系、液晶シャッタ光学系、EL(エ
レクトロ・ルミネッセンス)光学系等を用いても良い。
【0154】上述の実施例では、潜像形成機構を電子
写真機構で説明したが、トナ−像を転写する潜像形成機
構(例えば,静電記録機構等)にも使用でき、シ−トは
用紙に限らず、他の媒体を用いることができる。更に、
感光ドラムはドラム状に限らず、ベルト状であっても良
い。
【0155】画像形成装置をプリンタで説明したが、
複写機、ファクシミリ等他の画像形成装置であっても良
い。以上、本発明を実施例により説明したが、本発明の
主旨の範囲内で種々の変形が可能であり、これらを本発
明の範囲から排除するものではない。
【0156】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
次の効果を奏する。 散らし部材に交流電界をかけるため、トナーを強制移
動でき、トナーをより分散できる。このため、集中した
トナーを分散でき、現像器での回収をより容易とする。
【0157】散らし部材に交流電界をかけるため、像
担持体の除電を同時に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理図である。
【図2】本発明の一実施例構成図である。
【図3】図2の装置の水平設置状態図である。
【図4】図2の装置の垂直設置状態図である。
【図5】図2の現像器の構成図である。
【図6】図5の現像器の要部断面図である。
【図7】図5の現像器の垂直設置状態図である。
【図8】本発明の現像器の動作説明図である。
【図9】本発明による特性図である。
【図10】図2の装置のプロセス機構の要部構成図であ
る。
【図11】図10の散らしローラの交流電界の動作説明
図である。
【図12】図10の散らしローラの周速比特性図であ
る。
【図13】図10の散らしローラの除電効果特性図であ
る。
【図14】図10の散らしローラの定温時の交流電界の
特性図である。
【図15】図10の散らしローラの高温・低温時の交流
電界の特性図である。
【図16】本発明の散らし部材の変形例説明図である。
【図17】図16の散らしブラシの変形例説明図であ
る。
【図18】図16の散らしブラシの他の変形例説明図で
ある。
【図19】図16の散らしブラシに適用する予備散らし
部材の説明図である。
【図20】図16の散らしブラシに適用するトナー飛散
防止部材の説明図である。
【図21】図20のトナー飛散防止部材の変形例説明図
である。
【図22】図16の散らしブラシに適用する紙粉除去ブ
ラシクリーニング機構の説明図である。
【図23】本発明の散らし部材の他の変形例説明図であ
る。
【図24】図23のゴムブレードの特性図である。
【図25】本発明の一実施例制御ブロック図である。
【図26】図25における電圧印加シーケンスの説明図
である。
【図27】図25におけるジャムリカバリーシーケンス
の説明図である。
【図28】図25におけるトナーキット交換時のシーケ
ンス説明図である。
【図29】従来技術の説明図である。
【符号の説明】
20 感光ドラム(像担持体) 21 前帯電器(像形成部) 22 LED光学系(像形成部) 23 現像器 24 現像ローラ 26 転写器 28 散らし部材 28−1 散らしローラ 28−2 散らしブラシ 28−5 散らしブレード 29 交流電源 30 紙粉取り部材 31 落下防止部材 32 トナー飛散防止部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G03G 21/10 (72)発明者 宇鷹 臣将 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (72)発明者 山口 淑夫 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (72)発明者 佐藤 満 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (72)発明者 桑原 延雄 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (72)発明者 渡辺 晴保 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (72)発明者 高橋 健史 東京都稲城市大字大丸1405番地 富士通ア イソテック株式会社内

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転するエンドレス状の像担持体(2
    0)と、 前記像担持体(20)に潜像を形成する像形成手段(2
    1、22)と、 前記像担持体(20)に形成された潜像を粉体現像剤に
    より現像するとともに、前記像担持体(20)の残留ト
    ナーを回収する現像手段(23)と、 前記像担持体(20)の現像像をシ−トに転写する転写
    手段(26)と、 前記転写後の像担持体(20)に接触して、前記像担持
    体(20)の残留物を散らすための散らし部材(28)
    と、 前記散らし部材(28)に交流電界を供給する電界供給
    手段(29)とを有することを特徴とする画像形成装
    置。
  2. 【請求項2】 前記散らし部材(28)は、導電性を有
    する発泡体からなるローラであることを特徴とする請求
    項1の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記ローラは、独立した発泡穴を有する
    ことを特徴とする請求項2の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記ローラを前記像担持体(20)に対
    し逆方向回転させることを特徴する請求項2又は3の画
    像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記ローラの周速度が、前記像担持体
    (20)の周速度の1、1倍から1.5倍の範囲内であ
    ることを特徴とする請求項4の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記散らし部材(28)は、先端が前記
    像担持体(20)に接触する導電性ブラシであることを
    特徴とする請求項1の画像形成装置。
  7. 【請求項7】 前記導電性ブラシの前記像担持体(2
    0)の接触部における前記像担持体(20)の形状に合
    わせた前記導電性ブラシの支持部を有することを特徴と
    する請求項6の画像形成装置。
  8. 【請求項8】 複数の異なる物理的特性の前記導電性ブ
    ラシを設けたことを特徴とする請求項6又は7の画像形
    成装置。
  9. 【請求項9】 複数の前記導電性ブラシを設け、前記複
    数の導電性ブラシの各々の交流電界の種類を変化させた
    ことを特徴とする請求項6又は7の画像形成装置。
  10. 【請求項10】 前記散らし部材(28)は、先端が前
    記像担持体(20)に接触する導電性弾性部材であるこ
    とを特徴とする請求項1の画像形成装置。
  11. 【請求項11】 前記散らし部材(28)の前記転写手
    段(26)側に、前記像担持体(20)の紙粉を除去す
    る紙粉除去部材を設けたことを特徴とする請求項1の画
    像形成装置。
  12. 【請求項12】 前記散らし部材(28)の前記転写手
    段(26)側に、前記像担持体(20)に接触する弾性
    部材を設けたことを特徴とする請求項1又は11の画像
    形成装置。
  13. 【請求項13】 前記散らし部材(28)の前記像形成
    手段(21、22)側に、前記残留物の飛散防止部材を
    設けたことを特徴とする請求項1又は11又は12の画
    像形成装置。
  14. 【請求項14】 前記電圧供給手段(29)は、前記散
    らし部材(28)に放電開始電圧以上の電圧を供給する
    ことを特徴とする請求項1の画像形成装置。
  15. 【請求項15】 前記電圧供給手段(29)は、前記散
    らし部材(28)に150Hzから250Hzの範囲の
    周波数の交流電界を供給することを特徴とする請求項1
    又は14の画像形成装置。
  16. 【請求項16】 前記転写手段(26)の電界印加を停
    止した後の所定時間後に、前記散らし部材(28)の交
    流電界を供給を停止する制御手段(50)を設けたこと
    を特徴とする請求項1の画像形成装置。
JP5281995A 1993-10-15 1993-10-15 画像形成装置 Pending JPH07114311A (ja)

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JP5281995A JPH07114311A (ja) 1993-10-15 1993-10-15 画像形成装置
EP94302285A EP0649073B1 (en) 1993-10-15 1994-03-30 Image forming apparatus
DE69434877T DE69434877T2 (de) 1993-10-15 1994-03-30 Bilderzeugungsgerät
US08/220,208 US5678143A (en) 1993-10-15 1994-03-30 Image forming apparatus for collecting residual toner from a drum using an AC voltage
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