JP3111885B2 - 現像装置 - Google Patents

現像装置

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JP3111885B2
JP3111885B2 JP08057197A JP5719796A JP3111885B2 JP 3111885 B2 JP3111885 B2 JP 3111885B2 JP 08057197 A JP08057197 A JP 08057197A JP 5719796 A JP5719796 A JP 5719796A JP 3111885 B2 JP3111885 B2 JP 3111885B2
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徹 宮坂
一臣 大西
正治 竹谷
勇 寺嶋
鉄郎 赤崎
岡野  正
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    • G03G15/0812Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing using a solid developer, e.g. powder developer on a donor element, e.g. belt, roller characterised by the developer regulating means, e.g. structure of doctor blade
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は1成分現像装置、特
にトナー担持体上に供給されたトナーを摩擦規制部材に
より所定厚さの現像剤層として、感光体上の静電潜像を
可視化するための現像装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の装置は、特公昭63−16736 号公報
に記載のように、現像剤(以下トナーと略す)担持体上
のトナー層を層厚を規制すべく、腹の面がトナー担持体
に圧接して層厚を規制する規制部材を、トナー粉末の移
動方向に対して上流側に規制前のトナー粉末中に先端縁
が位置するように自由端を有する逆方向圧接の弾性規制
板を有するように形成されたり、順方向圧接の弾性規制
板により形成され、弾性規制板の腹の面はトナー担持体
の移動経路の上昇経路に位置している場合について考慮
している。
【0003】通常、トナー像担持体の回転に対しトナー
担持体は逆方向に回転する様構成する。これは、トナー
像担持体に対しトナー担持体を同方向に回した場合に比
べ現像特性が向上するとか、トナー担持体の回転がトナ
ー像担持体と同方向回転にした場合負荷抵抗の増大によ
り振動等の問題が生じやすいためであった。よって、一
般には、トナー担持体の層厚規制部材はトナー担持体の
中心線より上側に設けていた。
【0004】また、特開平5−134525 号公報には搬送ロ
ーラの下部に滞留するトナーを搬送ローラに送るため
に、斜め下部にオーガ(回転ローラ)を設けている現像
装置が開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術は、トナ
ー像担持体が、例えば、右方向に回転する場合、トナー
担持体は右側もしくは下側に配置され、トナー像担持体
と逆方向の左回転させる。こうすることにより両者の対
向面は順方向に動作する。紙パスは左側もしくは下側に
配置される。これにより、現像効率が良く振動等の問題
の少ない現像構成が得られる。
【0006】ところが、上記は単色印字の場合であり、
カラー印刷等において中間転写体等を用いて複数回の現
像を重ね合わせて印字する場合、中間転写体を右回転す
るとトナー像担持体は左回転、トナー担持体は右回転と
なりトナー担持体はケース底側からトナーを搬送する必
要が生じる。つまり、トナー層厚規制部材の規制面がト
ナー像担持体の下降経路に位置しなければならない。よ
って、トナー像担持体の中心線より下側にトナー層厚規
制部材の規制面を配置しなければならない。この場合、
層厚を規制されて残ったトナー(供給過剰分)は、層厚
規制板等の裏面に落下し降り積り寝雪となる。ここに溜
ったトナーは特別な汲み上げ装置を設けない限り使用さ
れることの無いトナーとなってしまう。また、次々に供
給過剰分のトナーが前述のように溜って次々と積り、ぎ
ゅうぎゅう積めになり高圧力となりトナー層厚が厚くな
る。このため、トナーが適正な帯電電圧を得ることがで
きず、また層厚規制板の圧力変動をもたらしトナー層厚
のムラ,トナー層厚変動の原因となってしまう。特開平
5−134525 号公報でもこのような滞留トナーを無くすこ
とができるが、トナー供給ローラの側方に配置している
ため、どうしても現像装置底部側にトナーが滞留するた
め、滞留しないように底部の構造を複雑にする必要があ
る。
【0007】また、カラー印刷のためには複数の現像器
を配設しなければならず、例えば、4個の現像器を配設
するためには薄型化しなければならず薄型構成の中で前
記する特別なトナー汲み上げ装置の様な構成を設ける事
は非常に難しかった。
【0008】また、トナー層厚規制板の先端が自由端の
場合、トナー担持体とトナー層厚規制部材の規制面との
間の摩擦係数の変動により、トナー層厚規制部材の規制
面が微小変動することがあり、トナー層厚変動の原因と
なってしまう。
【0009】よって、前述のような従来の装置では非磁
性1成分現像に必須な均一で薄層のトナー層を長期的に
安定して形成するのが困難であった。
【0010】本発明の目的は、上記するトナー担持体上
に供給されたトナーを、所定厚さで均一な薄層のトナー
層を長期にわたり安定して作成可能な構成を、簡単な構
成で薄型,コンパクトに出来、低価格を実現した現像装
置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、微小着色粉体であるトナーと、感光体に前記トナー
を供給するトナー担持体と、前記トナー担持体上に圧接
し前記トナーを摩擦帯電すると共に前記トナー担持体上
にトナー薄層を形成する摩擦規制部材と、前記トナー薄
層の形成されたトナー担持体を回動し、静電潜像の形成
されたトナー像担持体上の対向する位置へトナー薄層を
搬送して、前記静電潜像を可視化するものであって、前
記トナー担持体側方に回転可能に接触するトナー供給ロ
ーラを配設し、その下流側に前記摩擦規制部材を設け、
前記トナー供給ローラの下方および摩擦規制部材側方に
近接して、回転可能なトナー掻き出し部材を備え、前記
感光体と前記トナー担持体は接触或いは微小ギャップを
保持し、前記感光体は下方から上方に移動し、前記トナ
ー担持体と前記感光体が接触或いは微小ギャップを保持
した部分で前記感光体の移動方向と前記トナー担持体の
回転方向が同じ方向となるように前記トナー担持体を回
転し、前記トナー供給ローラを前記トナー担持体と同じ
方向に回転し、前記トナー掻き出し部材を前記トナー担
持体の回転方向と異なる方向に回転するように構成し
た。
【0012】また、摩擦規制部材、及びトナー掻き出し
部材の回転軸位置は、トナー担持体の中心軸よりも下方
に配置する。
【0013】また、摩擦規制部材の該トナー担持体と接
触する規制面の反対側の面へのトナーの侵入を阻止する
トナーシール部材、あるいは、トナー担持体に摩擦規制
部材の規制面への接触圧力を付加する加圧手段と加圧手
段周辺へのトナーの侵入を阻止するトナーシール部材
と、そのシール部材と当接する現像ケースの壁の角度が
45°以上の傾斜を持ちトナー掻き出し部材にトナーを
円滑に導く様構成する。ここで、トナーシール部材とし
て、スポンジ,ゴム板等の弾性体、もしくはシート状の
薄板(ポリエステルフィルムシート,ウレタンシート,
ナイロンシート等)が配置され近辺の隙間を無くし、摩
擦規制部材裏面あるいは加圧手段周辺へのトナーの侵入
を防止する。また、上記のトナーシール部材は現像装置
のケース部材との当接により摩擦規制部材に適度な加圧
力が作用し、それがトナー層厚規制部材の規制面に作用
するよう構成する。
【0014】また、カラー印刷のために現像器は異なる
4色のトナーが入った4個の現像器を装置内に並べて配
置できるように、現像装置の厚さを50mm以下に構成し
たものである。
【0015】現像装置のトナー担持体に対して、トナー
担持体側方に回転可能に接触するトナー供給ローラを配
設することにより、トナー供給ローラに付着したトナー
がトナー担持体に付着しトナー供給される。その下流側
にトナー担持体に対し接触圧力を付加する加圧手段によ
り一定の圧力になるように配設された摩擦規制部材を配
設することによりトナーを薄層形成する。ここで、摩擦
規制部材により層厚を規制されて残ったトナー(供給過
剰分)は、層厚規制板の裏面に落下する。その後供給過
剰のトナーは、回転可能なトナー掻き出し部材により掻
き出されトナー層厚規制部材の規制面近辺に余剰なトナ
ーの溜りが生じないため安定したトナー薄層形成が可能
となる。
【0016】また、摩擦規制部材、及びトナー掻き出し
部材の回転軸位置は、トナー担持体の中心軸よりも下方
に配置するため、現像装置のケース底側からトナー搬送
可能となる。
【0017】また、摩擦規制部材のトナー担持体と接触
する規制面の反対側の面へのトナーの侵入を阻止するト
ナーシール部材、あるいは、トナー担持体に摩擦規制部
材の規制面への接触圧力を付加する加圧手段と加圧手段
周辺へのトナーの侵入を阻止するトナーシール部材によ
りトナーの進入が無く、加圧力が安定となるため、常に
安定したトナー薄層形成が可能となる。
【0018】また、シール部材と当接する現像ケースの
壁の角度が45°以上の傾斜を持ち、トナー掻き出し部
材にトナーを円滑に導く様構成されるためブレード近辺
の供給過剰のトナーは、回転可能なトナー掻き出し部材
により掻き出され、トナー層厚規制部材の規制面近辺に
余剰なトナーの溜りが生じないため、トナーの詰まりが
無く、トナーがぎゅうぎゅう積めになり高圧力になるこ
とはなく安定したトナー薄層形成、及びトナーへの適正
帯電が可能となる。
【0019】ここで、トナーシール部材は現像装置のケ
ース部材との当接により摩擦規制部材に適度な加圧力が
作用し、それがトナー層厚規制部材の規制面に作用する
ため、トナー規制面の摩擦力変動時に起こる微小振動を
吸収し、適度なダンパー効果が得られるため画像の均一
性が向上する効果もある。
【0020】また、現像装置の厚さを50mm以下に構成
するため、カラー印刷のために必要な異なる4色のトナ
ーが入った4個の現像器を装置内に並べて配置できる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例を図面を
参照して説明する。
【0022】図3において、トナー像担持体としてのベ
ルト状感光体(以下感光体1と略す)と、この感光体1の
周囲には4個のそれぞれ色の異なるトナーTを充填した
現像装置20Y,20M,20C,20Kを配置し、感光体
1を帯電する帯電装置2,露光装置3,感光体1に圧接
させて中間転写体4を配置し、残像消去装置5,感光体
清掃装置6が配置される。
【0023】また、中間転写体4の周囲には、転写装置
7,紙剥離装置8,中間転写体清掃装置9が順次配置さ
れていると共に用紙Pを前記中間転写体4と転写装置7
との間の転写部4bを通過させる用紙搬送路10が形成
され、トナー画像T′を転写された用紙P′を定着する
定着装置11が配置される。
【0024】前記感光体1は図示しない駆動機構により
矢印方向12に駆動される。そして、まず最初に帯電装
置2により感光体1表面の感光層が一様に帯電され、表
面電位で−400V〜−600Vに帯電される。次に露
光装置3によりパソコン,イメージスキャナ等による画
像,文字データをドット単位で感光体1上に結像し、静
電潜像を形成する。その後、この感光体1上の静電潜像
は現像装置20のいずれか選択された1つの現像器によ
り図示しない電源により現像バイアス電圧(表面電位よ
り100V〜200V高い電圧)を印加し、現像されト
ナー像として可視像化され第一転写部4aに送り込まれ
る。
【0025】ここで、感光体1は図示しない電源により
−数百Vに接続されており、中間転写体4はアースに接
続されている。このため、画像第一転写部4aではこれ
らの電位差により感光体1から中間転写体4へのトナー
の転写が行われる。
【0026】第一転写部4aを通過後の感光体1は残像
消去装置5により光照射され静電潜像を消去し、電位が
一定レベル以下に落とされる。その後、感光体清掃装置
6により第一転写での残トナーを清掃し、次のプリント
の動作可能の状態と成る。
【0027】カラー画像形成時には、前記した1サイク
ルの動作を現像装置20を順次切替、中間転写体4の1
周のタイミングに合わせて所望のサイクルの動作を行う
ことにより中間転写体4上にトナー画像の重ね合わせが
可能となる。
【0028】一方、用紙Pがタイミングを取って転写部
4bに供給され、前述の動作により中間転写体4上に形
成されたトナー像T′が転写装置7の働きで用紙Pに転
写される。さらに、紙剥離装置8により中間転写体4よ
り引き剥がされて用紙搬送路10を搬送され、定着装置
11によりトナー像が用紙Pに溶融定着され排紙部に排
出される。一方、用紙Pへのトナー像転写後に中間転写
体4上に残った残留トナーは、中間転写体清掃装置9に
より清掃され、次のプリントの動作可能の状態と成る。
【0029】さて、図1,図2は本発明に係る現像装置
20の一実施例である。感光体1の感光ベルト1′は矢
印12の様に下方から上方へ駆動される。現像装置20
のトナー担持体21は、感光ベルト1′に接触あるいは
0.1〜0.3程度のギャップに保持し、矢印28の様に
駆動される。材質はアルミ,ステンレス等の導電体もし
くは導電性ゴム材により構成される。トナー担持体21
の周囲にはトナー供給ローラ22,トナー層厚規制部材
24が配置される。トナー層厚規制部材24は、加圧手
段25によりトナー担持体21に適当な加圧力により加
圧される。加圧手段の構成は、ステンレス,リン青銅等
の薄板による板バネにより構成される。トナー層厚規制
部材24の摩擦規制面24aは、加圧手段25の板バネ
材25aを伸ばして直接トナー担持体21に当接しても
良いし、もしくは板バネ25aに摩擦規制面24aであ
るゴム板(ウレタンゴム,シリコンゴム等)を貼り合わ
せた2層構造により構成したものである。トナー層厚規
制部材24の裏面にはトナーシール部材26を配置す
る。トナーシール部材26は、発泡スポンジ,ゴム板等
の弾性部材26aやシート状の薄板(ポリエステルフィ
ルムシート,ナイロンシート,ウレタンシート等)等の
シート材により構成される。トナーシール部材26は現
像装置20のケース部材27と当接し近辺の隙間を無く
しトナーの侵入を防止する。また、上記のトナーシール
部材26は現像装置20のケース部材27との当接によ
り適度な加圧力が作用し、それがトナー層厚規制部材2
4の規制面に作用するよう構成する。また、トナーシー
ル部材26と当接する現像ケース27の壁27aの角度
θが45°以上の傾斜に形成する。45°以上にするこ
とにより壁上をトナーTが円滑にすべり降りトナー掻き
出し部材30にトナーTを円滑に導く様構成する。トナ
ー掻き出し部材30は、トナー供給ローラ22の下方お
よびトナー層厚規制部材24の摩擦規制面24a側方に
近接して、回転可能に配設される。トナー掻き出し部材
30は、φ2程度の丸棒30aを回転軸中心から偏心し
て回転するよう形成する。または、パドル状に形成した
り30b、回転軸にシート状のトナー搬送体を貼り付け
た物でも良い。
【0030】また、トナー担持体21の中心線29より
下側にトナー層厚規制部材24の摩擦規制面24a、及
びトナー掻き出し部材30を配置する。
【0031】また、現像装置20の厚さを50mm以下に
構成するため、カラー印刷のために必要な異なる4色の
トナーTが入った4個の現像装置20を装置内に並べて
配置することが出来る。ここで感光体1と中間転写体4
の周長は、色合わせの面から同一もしくは整数倍にする
のが望ましく、例えば、A3サイズの印字をする場合の
周長は、A3サイズ+αの約450mm程度の長さとな
り、感光体1を図3の様にローラに張架し折り返さなけ
ればならず現像装置20を配置するための平坦部は約2
00mmとなり4個の現像装置20を並べるには現像装置
20の厚さを50mm以下にしなければならない。
【0032】以上の構成による現像装置20の動作は、
トナー担持体21に対して、トナー担持体21側方に回
転可能に接触するトナー供給ローラ22を配設すること
により、トナー供給ローラ22に付着したトナーTがト
ナー担持体21に付着しトナー供給される。その下流側
にトナー担持体21に対し接触圧力を付加する加圧手段
25aにより一定の圧力になるように配設された摩擦規
制面24aを配設することによりトナーTを薄層形成す
る。ここで、トナー層厚規制部材24により層厚を規制
されて残ったトナーT(供給過剰分)は、層厚規制面2
4aの裏面に落下する。その後供給過剰のトナーTは、
回転可能なトナー掻き出し部材30により掻き出され、
トナー層厚規制部材24の摩擦規制面24a近辺に余剰
なトナーTの溜りが生じないため安定したトナー薄層形
成、及びトナーへの適正帯電が可能となる。
【0033】本現像装置20による10000枚の印字
試験において、トナー薄層を0.55±0.05mg/cm2、ト
ナー帯電量で10〜15μC/gの長期的安定性を達成
することが出来た。
【0034】また、トナー担持体21の中心線29より
下側にトナー層厚規制部材24の摩擦規制面24a、及
びトナー掻き出し部材30を配置するため、現像装置2
0のケース底側からトナー搬送可能となる。
【0035】また、トナー層厚規制部材24の摩擦規制
面24aのトナー担持体21と接触する規制面の反対側
の面へのトナーの侵入を阻止するトナーシール部材2
6、あるいは、トナー担持体21にトナー層厚規制部材
24の摩擦規制面24aへの接触圧力を付加する加圧手
段25と加圧手段周辺へのトナーの侵入を阻止するトナ
ーシール部材26によりトナーの進入が無く、加圧力が
安定となるため、常に安定したトナー薄層形成、及びト
ナーへの適正帯電が可能となる。
【0036】また、シール部材26と当接する現像ケー
スの壁27の角度が45°以上の傾斜を持ちトナー掻き
出し部材30にトナーを円滑に導く様構成されるためブ
レード近辺の供給過剰のトナーTは、回転可能なトナー
掻き出し部材30により掻き出され、トナー層厚規制部
材24の摩擦規制面24a近辺に余剰なトナーの溜りが
生じないためトナーTの詰まりが無く、トナーがぎゅう
ぎゅう積めになり高圧力になることはなく安定したトナ
ー薄層形成、及びトナーへの適正帯電が可能となる。
【0037】ここで、トナーシール部材26は現像装置
のケース部材27との当接によりトナー厚規制部材24
の摩擦規制面24aに適度な加圧力が作用し、それがト
ナー層厚規制部材24の摩擦規制面24aに作用するた
め摩擦規制面24aの摩擦力変動時に起こる微小振動を
吸収し適度なダンパー効果が得られるため画像の均一性
が向上する効果もある。
【0038】
【発明の効果】本発明によれば、上記する現像装置20
のケース底側からトナー搬送しても、トナー層厚規制部
材24の加圧力を安定に保持できるのでトナー担持体2
1との均一な接触が得られ安定したトナー薄層形成、安
定した所望のトナーの帯電が可能となり、ユーザメンテ
に適した1成分現像装置を簡単な構成で薄形,コンパク
トに出来、低価格を実現できる現像装置を提供すること
ができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の現像装置の縦断面図で
ある。
【図2】本発明の第2の実施例の現像装置の縦断面図で
ある。
【図3】本発明の電子写真装置印写系の一実施例の縦断
面図を示す。
【符号の説明】
1…感光体、2…帯電装置、3…露光装置、4…中間転
写体、5…残像消去装置、6…感光体清掃装置、7…転
写装置、8…紙剥離装置、9…中間転写体清掃装置、1
0…用紙搬送路、11…定着装置、20…現像装置、2
1…トナー担持体、22…トナー供給ローラ、24…ト
ナー層厚規制部材、25…加圧手段、26…トナーシー
ル部材、27…ケース部材、29…中心線、30…トナ
ー掻き出し部材、T…トナー、P…用紙。
フロントページの続き (72)発明者 竹谷 正治 茨城県日立市東多賀町一丁目1番1号 株式会社 日立製作所 電化機器事業部 多賀本部内 (72)発明者 寺嶋 勇 茨城県日立市東多賀町一丁目1番1号 株式会社 日立製作所 電化機器事業部 多賀本部内 (72)発明者 赤崎 鉄郎 茨城県日立市東多賀町一丁目1番1号 株式会社 日立製作所 電化機器事業部 多賀本部内 (72)発明者 岡野 正 茨城県日立市東多賀町一丁目1番1号 株式会社 日立製作所 電化機器事業部 多賀本部内 (56)参考文献 特開 平5−281846(JP,A) 特開 平7−72732(JP,A) 特開 平5−127503(JP,A) 特開 平5−46013(JP,A) 特開 平5−24250(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 13/08 - 13/095 G03G 15/08 - 15/095

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】微小着色粉体であるトナーと、感光体に前
    記トナーを供給するトナー担持体と、前記トナー担持体
    上に圧接し前記トナーを摩擦帯電すると共に前記トナー
    担持体上にトナー薄層を形成する摩擦規制部材と、前記
    トナー薄層の形成されたトナー担持体を回動し、静電潜
    像の形成されたトナー像担持体上の対向する位置へトナ
    ー薄層を搬送して、前記静電潜像を可視化する現像装置
    において、前記トナー担持体側方に回転可能に接触する
    トナー供給ローラを配設し、その下流側に前記摩擦規制
    部材を設け、前記トナー供給ローラの下方および摩擦規
    制部材側方に近接して、回転可能なトナー掻き出し部材
    を備え、前記感光体と前記トナー担持体は接触或いは微
    小ギャップを保持し、前記感光体は下方から上方に移動
    し、前記トナー担持体と前記感光体が接触或いは微小ギ
    ャップを保持した部分で前記感光体の移動方向と前記ト
    ナー担持体の回転方向が同じ方向となるように前記トナ
    ー担持体を回転し、前記トナー供給ローラを前記トナー
    担持体と同じ方向に回転し、前記トナー掻き出し部材を
    前記トナー担持体の回転方向と異なる方向に回転する
    とを特徴とする現像装置。
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