JP3130675B2 - 一成分現像装置及びこれを用いた画像形成装置 - Google Patents

一成分現像装置及びこれを用いた画像形成装置

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JP3130675B2 JP04257915A JP25791592A JP3130675B2 JP 3130675 B2 JP3130675 B2 JP 3130675B2 JP 04257915 A JP04257915 A JP 04257915A JP 25791592 A JP25791592 A JP 25791592A JP 3130675 B2 JP3130675 B2 JP 3130675B2
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【発明の詳細な説明】
【0001】(目次) 産業上の利用分野 従来の技術(図10) 発明が解決しようとする課題 課題を解決するための手段(図1) 作用 実施例 (a) 画像形成装置の説明(図2乃至図4) (b) 現像装置の説明(図5乃至図9) (c) 他の実施例の説明 発明の効果
【0002】
【産業上の利用分野】本発明は、一成分現像剤を帯電し
て、像担持体に搬送して、像担持体の潜像を現像する一
成分現像装置及びこれを用いた画像形成装置に関する。
【0003】複写機、プリンタ、ファクシミリ装置等の
画像形成装置では、普通紙記録の要請から電子写真装置
等が利用されており、その原理は、感光ドラムに帯電し
て、画像露光して静電潜像を形成し、現像器で現像し、
トナー像をシートに転写して、シート上にトナー像を得
るプロセスをとる。
【0004】このような画像形成装置において、安価に
現像器を構成でき、メインテナンスの容易な一成分現像
剤を用いた現像器が広く利用されており、特に非磁性一
成分トナーを用いたものが注目されている。
【0005】この非磁性一成分トナーを用いた現像器で
は、長期に渡って安定にトナーを搬送して、背景部の汚
れが少ないものが望まれる。
【0006】
【従来の技術】図10は従来技術の説明図である。図1
0(A)に示すように、現像器5’には、一成分非磁性
現像剤(トナー)20が充填されており、一成分現像剤
は、現像ローラ50’で搬送されながら、ブレード5
1’により層厚が規制され、現像ローラ50’を感光ド
ラム40に接触させて、現像ローラ50’により搬送さ
れたトナーを感光ドラム40の静電潜像に電気的に移動
させて、現像を行う。
【0007】この現像ローラ50’は、感光ドラム40
に接触することから、弾性のあることが必要であり、現
像バイアスを印加することから、ある程度の導電性を有
することが必要である。
【0008】この現像ローラ50’として、実公昭60
ー6846号公報に示されるように、表面にトナー粒径
の1/3〜1/5程度の凹凸を設けることにより、トナ
ーをその凹部に嵌め込んで搬送するものが知られてい
た。
【0009】しかし、この方法では、高温高湿(例え
ば、32°C、80%程度)となると、トナーの摩擦係
数が増大し、ブレード51’と現像ローラ50’との間
に入り込まなくなり、ブレード51’によりトナーが跳
ね返されてしまい、現像ローラ50’のトナーが不足す
る。
【0010】これを解決するため、本出願人は、特願平
1−110322号明細書(平成1年4月28日出願)
において、図10(B)に示すように、現像ローラ5
0’に多孔質弾性体を利用し、その気孔にトナー20を
保持するようにして、環境変化に対しても、安定にトナ
ーを搬送できるものを提案した。
【0011】この多孔質弾性体の気孔径は、余り大きく
すると、現像電界により背景部までトナーが付着するこ
とから、トナーの平均粒径の1/2〜2倍程度が適当と
されていた。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来技
術では、次の問題があった。 従来の提案では、現像器の寿命を短くし、交換を頻繁
とすると、非常に安定した現像が可能となるが、交換周
期を長くして、長期的に使用した場合に、印字率の高い
印刷を行うと、印刷濃度が低下したり、環境により印刷
濃度が変化する事態が発生した。
【0013】これは、前述の気孔径であると、長期使用
により、気孔内にトナーが詰まってしまったり、表面に
トナーが固着して、現像ローラの供給できるトナー量が
減少してしまうためであった。
【0014】これを解決するために、現像ローラの気
孔径を、従来提案より大きくすることが考えられるが、
このようにすると、従来提案でも示したように、現像ロ
ーラの気孔が大きく、多数のトナーが収容されるため、
現像ローラに対するトナーの付着力が弱くなり、印字背
景部が汚れる、所謂カブリが発生する。
【0015】従って、本発明は、交換周期を長くして
も、トナー不足やカブリの発生を防止することができる
一成分現像装置及びこれを用いた画像形成装置を提供す
ることを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理図で
ある。本発明の請求項1は、静電潜像を形成された像坦
持体40に圧接して、一成分現像剤を搬送するエンドレ
ス形状の現像剤担持体50と、該現像剤担持体50に圧
接して、該現像剤担持体50の一成分現像剤の層厚を規
制するトナー規制手段51とを有し、該現像剤担持体5
0を多孔質弾性体で構成するとともに、該現像剤担持体
50に現像バイアス電圧を印加する一成分現像装置にお
いて、該一成分現像剤が、トナー20と、該トナー20
と反対極性に帯電する樹脂粉21とを混合したものであ
ることを特徴とする。
【0017】本発明の請求項2は、請求項1において、
前記トナー規制手段51に、電圧を印加して、前記現像
剤を強制帯電することを特徴とする。本発明の請求項3
は、請求項1又は2において、前記現像剤担持体50の
多孔質弾性体の気孔径を、前記トナー20の平均粒径の
2.5倍乃至4倍以下としたことを特徴とする。
【0018】本発明の請求項4は、請求項1又は2又は
3において、前記現像剤担持体50の多孔質弾性体の体
積抵抗率を、10の4乗〜10の10乗オームcmとし
たことを特徴とする。
【0019】本発明の請求項5は、エンドレス状の像担
持体40と、該像担持体40に静電潜像を形成する潜像
形成部41、7と、静電潜像を形成された像坦持体40
に圧接して、一成分現像剤を搬送するエンドレス形状の
現像剤担持体50にトナー規制手段51を圧接して、該
現像剤担持体50の一成分現像剤の層厚を規制する一成
分現像装置5とを有し、該現像剤担持体50を多孔質弾
性体で構成するとともに、該現像剤担持体50に現像バ
イアス電圧を印加する画像形成装置において、該一成分
現像剤が、トナー20と、該トナー20と反対極性に帯
電する樹脂粉21とを混合したものであることを特徴と
する。
【0020】本発明の請求項6は、請求項5において、
前記像担持体40の現像像を媒体に転写する転写手段4
2を設けたことを特徴とする。本発明の請求項7は、請
求項5又は6において、前記トナー規制手段51に、電
圧を印加して、前記現像剤を強制帯電することを特徴と
する。
【0021】本発明の請求項8は、請求項5又は6又は
7において、前記現像剤担持体50の多孔質弾性体の気
孔径を、前記トナー20の平均粒径の2.5倍乃至4倍
以下としたことを特徴とする。
【0022】本発明の請求項9は、請求項5又は6又は
7又は8において、前記現像剤担持体50の多孔質弾性
体の体積抵抗率を、10の4乗〜10の10乗オームc
mとしたことを特徴とする。
【0023】
【作用】本発明の請求項1及び5では、一成分現像剤と
してトナー20に、トナー20と反対極性に帯電する樹
脂粉21を混ぜたものを使用すると、図1に示すよう
に、マイナス極性に帯電されたトナー20に、プラス帯
電された樹脂粉21が吸着して、現像剤担持体50の気
孔に入りこむため、樹脂粉21と現像剤担持体50のバ
イアス電圧との静電吸着力により、トナー20の現像剤
担持体50への付着力が働き、又トナー20同士の吸着
力が樹脂粉21により発生し、トナー20が現像電界に
より飛び出しにくくなる。
【0024】このため、トナーの詰まりが少ない気孔径
の大きい現像剤担持体50を用いても、印刷背景部の汚
れを防止でき、長期に安定した現像が可能となる。本発
明の請求項2及び7では、ブレード51から強制帯電す
ると、環境の変化に影響せずに、トナーを安定に帯電で
きるが、一極性のトナーのみであると、一部のトナーが
逆極性に帯電して、背景部に付着する。
【0025】ここで、樹脂粉21を混ぜると、樹脂粉2
1が逆極性に帯電することから、トナー20自体は、必
ず一極性に帯電され、強制帯電の効果を更に高めること
ができる。
【0026】本発明の請求項3及び8では、現像剤担持
体50の多孔質弾性体の気孔径は、トナー20の平均粒
径の2.5倍より小さいと、詰まりが発生し、4倍を越
えると、前記樹脂粉21による小さな静電吸引力では、
トナー20の現像電界による飛び出しを防止できなくな
るため、気孔径を2.5倍乃至4倍とした。
【0027】本発明の請求項4及び9では、現像剤担持
体50の多孔質弾性体の体積抵抗率を、10の4乗オー
ムcmより小さいと、ブレード51からの帯電バイアス
の印加により焼損するおそれがあり、逆に10の10乗
オームcmより大きいと、チャージアップにより、表面
電位が高くなり、カブリが発生するため、体積抵抗率を
10の4乗オームcmから10の10乗オームcmとし
た。
【0028】本発明の請求項6では、像担持体40に、
トナー20に樹脂粉21が吸着して、トナー像を形成す
ることから、トナー20と像担持体40との間に樹脂粉
21が介在し、トナー20の像担持体40へのフォンデ
ルワース力(機械的吸着力)による吸着力が低下して、
転写手段42による転写動作を良好にできる。ある。
【0029】
【実施例】
(a) 画像形成装置の説明 図2は本発明の一実施例画像形成装置断面図、図3は本
発明の一実施例プロセスカートリッジの構成図、図4は
本発明の一実施例画像形成装置説明図であり、画像形成
装置としてプリンタ装置を示している。
【0030】図2の装置断面図において、2はプロセス
カートリッジであり、装置下部に設けられ、用紙を収容
する用紙カセット12の上部に設けられ、図3にて後述
するもの、3はU字搬送パスであり、用紙を用紙カセッ
ト12から上部スタッカ14までU字パスにより搬送す
るためのものであり、6は熱定着器であり、熱ローラ6
0と、バックアップローラ61に挟み込んで、用紙のト
ナー像を定着するためのものであり、熱ローラ60の付
着トナーを除去するクリーニングローラ62が設けられ
ているものである。
【0031】7は光学ユニットであり、画像情報により
駆動される半導体レーザーの光をポリゴンミラーで走査
して、図の点線矢印の如く、現像器5の上を通って、プ
ロセスカートリッジ2の感光ドラム40に照射するもの
で、8は用紙分離部であり、放電電極を有し、転写後の
用紙の背面に、用紙背面電位と逆極性の電荷を放電さ
せ、用紙背面を除電して、用紙を感光ドラム40から分
離するものである。
【0032】30はピックアップローラであり、用紙カ
セット12の用紙をピックアップするもの、31はレジ
ストローラであり、ピックアップローラ30でピックア
ップされた用紙の先端を揃えて搬送するもの、32は手
差しガイドであり、図の右側に開いて、手差し用紙を手
差しローラ33に導くもの、33は手差しローラであ
り、手差しガイド32から挿入された用紙をプロセスカ
ートリッジ2に搬送するものである。
【0033】34はカバー軸であり、フロントカバー1
0の回転軸となるもの、36は排出ローラであり、熱定
着器6を通過した用紙をスタッカ14に排出するための
ものである。
【0034】図3のプロセスカートリッジの構成図にお
いて、プロセスカートリッジ2は、ドラムカートリッジ
4と、現像器5とからなり、現像器5はドラムカートリ
ッジ4にピンにより取り付けられており、ピンを外すこ
とにより、ドラムカートリッジ4から分離される。
【0035】ドラムカートリッジ4の構成を説明する
と、40は感光ドラムであり、アルミニウム等の円筒基
体の表面に有機感光材料層(OPC等)を形成したもの
であり、図示の如く反時計方向に回転されるもの、41
は帯電ローラであり、芯金に導電性レーヨン繊維を織り
込んで植毛した導電性回転ブラシ帯電器で構成され、感
光ドラム40を約−650Vに一様帯電するものであ
る。
【0036】42は転写ローラであり、ドラムカ−トリ
ッジ4に設けられ、導電性の多孔質スポンジ材料、例え
ば多孔質発泡ポリウレタン・スポンジ材料で構成され、
感光ドラム40に圧接され、転写電圧が印加されて、感
光ドラム40のトナー像を用紙に転写するもの、43は
廃トナーボックス(クリーナー)であり、感光ドラム4
0の残留トナーを掻き取りブレード44で掻き取り、収
容するもの、45は把手であり、ドラムカートリッジ4
を手で持つためのもの、46はローラカバーであり、転
写ローラ42を保護するためのものである。
【0037】次に、現像器5の構成を説明すると、50
は現像ローラであり、導電性弾性ローラ、好ましくは導
電性の多孔質スポンジ材料、例えば導電性の多孔質発泡
ポリウレタン・スポンジ材料に金属軸を挿入して構成さ
れ、図のように時計方向に回転して、図5にて後述する
一成分現像剤をその表面の保持力で保持して、感光ドラ
ム40に搬送するものであり、感光ドラム40に所定の
ニップ幅を持つよう圧接され、且つ−300Vの現像バ
イアス電圧が金属軸に印加されるものである。
【0038】51は層厚規制ブレード部であり、現像ロ
ーラ50に付着したトナーの層厚を所定の厚さに規制す
るものであり、厚さ0.1mmのステンレス板で構成さ
れ、現像ローラ50に圧接され、例えば負の−400V
の電圧が印加され、トナー層厚規制時に、トナーに負の
電荷注入を行い、摩擦帯電とともに、負に強制帯電し
て、高湿度、高温度でも、トナーを安定帯電するもので
ある。
【0039】52はリセットローラであり、導電性スポ
ンジ材料で構成され、現像ローラ50に対接され、且つ
現像ローラ50と同方向に回転され、−400Vのバイ
アス電圧が印加され、図の右側部分で現像ローラ50か
らトナーを掻き落とすとともに、図の左側部分で現像ロ
ーラ50にトナーを供給するよう作用するものである。
【0040】53、54はパドルローラであり、回転し
て、現像器5内の一成分現像剤を攪拌して、帯電させる
とともに、リセットローラ52方向に搬送するもの、5
5はカセット収容部であり、トナーカセット56を収容
するものである。
【0041】56はトナーカセット(トナー補給部)で
あり、一成分現像剤を収容し、カセット収容部55に着
脱自在にセットされるもの、57はトナー供給レバーで
あり、トナーカセット56内に設けられ、回転して、ト
ナーカセット56内のトナーを現像器5内に供給するも
の、58は把手であり、トナーカセット56に設けら
れ、トナ−カセット56を手で持つために用いられるも
の、59は用紙ガイドリブであり、ローラカバー46と
ともに用紙を感光ドラム40と転写ローラ42との間に
ガイドするものである。
【0042】このプリンタの動作を図2乃至図3により
説明すると、用紙カセット12の用紙は、ピックアップ
ローラ30によりピックされ、レジストローラ31に突
き当てられ、レジストローラ31で先端が揃えられ、U
字搬送パス3を感光ドラム40方向に搬送される。
【0043】一方、レジストローラ31に用紙がピック
されると、光学ユニット7による感光ドラム40への画
像露光が開始され、帯電ローラ41により−650Vに
帯電された感光ドラム40の画像露光部の電位が零とな
り、画像に応じた静電潜像が形成される。
【0044】現像器5では、現像ローラ50が、−40
0Vのバイアス電圧が印加されているため、負に帯電さ
れたトナーは、感光ドラム40の電位零の画像露光部に
付着し、トナー像が形成される。
【0045】この感光ドラム40のトナー像は、レジス
トローラ31により搬送される用紙に、転写ローラ42
により、静電力及び圧力により転写され、感光ドラム4
0に静電的に吸着した用紙は、用紙分離部8の供給電荷
により、用紙背面の電位が除電されることにより、感光
ドラム40から分離される。
【0046】この分離された用紙は、熱定着器6に送ら
れ、用紙のトナー像が熱定着器6の熱ローラ60により
熱定着され、排出ローラ36によりスタッカ14に排出
される。
【0047】同様に、手差しガイド32を倒して、挿入
した用紙は、手差しローラ33により、感光ドラム40
方向に搬送され、感光ドラム40のトナー像が、転写ロ
ーラ42により、静電力及び圧力により転写され、感光
ドラム40に静電的に吸着した用紙は、用紙分離部8の
供給電荷により、感光ドラム40から分離され、熱定着
器6に送られ、用紙のトナー像が熱定着器6の熱ローラ
60により熱定着され、排出ローラ36によりスタッカ
14に排出される。
【0048】図4の装置カバー開放状態を示す図におい
て、フロントカバー10は、カバー軸34を中心に、図
の右方の前面に開放され、フロントカバー10には、手
差しガイド32と、手差しローラ33と、用紙分離部8
と、熱定着器6と、排出ローラ36の内、上側の排出
(駆動)ローラ36aが設けられている。
【0049】又、アッパーカバー11は、図示しない軸
を中心に、図の上方の装置上部に開放され、排出ローラ
36の内、下側の排出(ピンチ)ローラ36bが設けら
れている。
【0050】従って、フロントカバー10を開放する
と、レジストローラ31から排出ローラ36までのU字
搬送パス3が開放され、ジャム用紙の除去に都合が良
い。この時、プロセスカートリッジ2側に、転写ローラ
42を設けているため、感光ドラム40の部分は開放さ
れないが、この転写ローラ42は、感光ドラム40との
対向(平行度、位置)のずれがあると、転写動作を良好
に行えないため、プロセスカートリッジ2側に設けたも
のであり、この部分が開放されなくても、ジャム用紙の
除去に差し支えがある訳ではない。
【0051】同様に、フロントカバー10に、熱定着器
6全体を設けた理由は、熱定着器6を搬送パスを開放で
きるように分割すると、熱定着器6の一部をプロセスカ
ートリッジ2の上に設置しなければならず、プロセスカ
ートリッジ2の取り出しに不便となるからであり、この
部分が開放されなくても、ジャム用紙の除去に差し支え
がある訳ではない。
【0052】このカバーの開放においては、図2に示す
ように、フロントカバー10を開放しないと、アッパー
カバー11が開放されないように、フロントカバー10
が、排出部分で、アッパーカバー11の上に配置されて
いる。
【0053】従って、フロントカバー10を開放して、
アッパーカバー11を開放すると、図4に示すように、
装置上部と前面の一部が開放され、装置の前面側からプ
ロセスカートリッジ2を設置したまま、トナーカセット
56を容易に取り出し、取り付けて、トナーカセット5
6のみの交換ができる。
【0054】又、フロントカバー10により装置前面を
開放し、アッパーカバー11により装置上部を開放する
ので、プロセスカートリッジ2も容易に取り出し、取り
付けでき、プロセスカートリッジ2が大きくても、交換
が容易である。
【0055】このため、プロセスカートリッジ2を大き
くでき、プロセスカートリッジ2内の現像器5を大きく
できるため、収容現像剤量を多くでき、交換周期を大幅
に伸ばすことができる。
【0056】又、トナーカセット56のみを交換して、
現像剤の補給ができるため、更に交換周期を伸ばすこと
ができる。更に、排出ローラ36を分離して、カバー1
0、11を開放するため、U字搬送パス3の全体を開放
でき、ジャム用紙の取り出しがより容易となる。
【0057】(b) 現像装置の説明 図5は本発明の一実施例現像剤の説明図、図6は本発明
の一実施例動作説明図、図7は本発明の比較例説明図、
図8、図9は本発明の一実施例特性図(その1)、(そ
の2)である。
【0058】図5に示すように、一成分現像剤は、平均
粒径10ミクロンのポリエステル系トナー20に、疏水
性シリカを外添した非磁性一成分トナーに対し、トナー
とともに攪拌するとプラス帯電する粒径0.3ミクロン
のメラミン樹脂粉21を、重量%で0.5%混合したも
のを用いた。
【0059】先ず、図7、図8により現像ローラの気孔
径について、説明する。一成分現像剤としては、平均粒
径10ミクロンのポリエステル系トナー20に、疏水性
シリカを外添したものを用いて、ポリカーボネイト系ポ
リウレタンの多孔質ポリウレタンで構成した現像ローラ
50を、気孔径が、10ミクロン、20ミクロン、25
ミクロン、40ミクロン、50ミクロンの5つのものを
用いて、図2の装置において、連続3万枚の印刷を行っ
た。
【0060】そして、各気孔径の現像ローラにおける3
万枚の印刷において、初期に印刷した黒ベタのページ後
端部の濃度を1とし、3万枚目の黒ベタのページ後端部
の濃度を調べると、図8のような結果が得られた。
【0061】図8より、気孔径が小さい程、初期に対し
て連続印字により印字濃度が低下することが判り、気孔
径がトナー20の平均粒径の2倍(20ミクロン)以下
の多孔質体では、長期使用により、印字濃度が低下して
しまう。
【0062】このトナー20の平均粒径の2倍(20ミ
クロン)以下の多孔質体を調べてみると、図10(B)
に示したように、長期的使用により、多孔質体の気孔に
トナーが目詰まりを起こしており、これにより、気孔内
にトナー20が入っているにもかかわらず、トナーの供
給不足による印刷濃度の低下が発生しており、表面に付
着したトナーしか印刷に寄与せず、印字率の高い印字が
薄くなる。
【0063】そこで、気孔径をトナー20の平均粒径の
2倍(20ミクロン)以上にすることが良いことが判っ
たが、単に大きくするだけでは、カブリが発生する。こ
れを説明すると、先ず、比較例として、従来の一成分現
像剤である平均粒径10ミクロンのポリエステル系トナ
ー20に、疏水性シリカを外添したものを用いて、ポリ
カーボネイト系ポリウレタンの多孔質ポリウレタンで構
成した現像ローラ50を、気孔径が、10ミクロン、2
0ミクロン、25ミクロン、40ミクロン、50ミクロ
ンの5つのものを用いて、印刷背景部のある印刷を行っ
た所、図9の点線に示す結果が得られた。
【0064】これによると、気孔径が大きい程、印刷背
景部のカブリが大きくなることが判った。この原因とし
て、気孔径が大きくなると、図7に示すように、トナー
20の気孔による機械的拘束力が小さくなり、トナーが
現像電界により容易に飛び出し、感光ドラム40の印刷
背景部にもトナー20が付着してしまうものと考えられ
る。
【0065】そこで、本実施例として、一成分現像剤と
しては、平均粒径10ミクロンのポリエステル系トナー
20に、疏水性シリカを外添した非磁性一成分トナーに
対し、トナーとともに攪拌するとプラス帯電する粒径
0.3ミクロンのメラミン樹脂粉21を、重量%で0.
5%混合したものを用い、比較例と同様に、ポリカーボ
ネイト系ポリウレタンの多孔質ポリウレタンで構成した
現像ローラ50を、気孔径が、10ミクロン、20ミク
ロン、25ミクロン、40ミクロン、50ミクロンの5
つのものを用いて、印刷背景部のある印刷を行った所、
図9の実線に示す結果が得られた。
【0066】この結果、気孔径が、トナー20の平均粒
径の4倍(40ミクロン)までは、印刷背景部のカブリ
が増加しない。このことは、図6に示すように、トナー
20が、現像ローラ50の気孔内で、プラス帯電された
樹脂粉21により、現像ローラ50に静電的に吸引され
ており、且つトナー20同士も樹脂粉21により吸引さ
れて、拘束力を受けて、弱い外部電界に対しては、気孔
内から飛び出しにくくなり、印刷背景部には、付着しな
いものと考えられる。
【0067】これとは逆に、マイナス帯電トナー20に
対し、マイナスに帯電するフッ素系樹脂を混合したとこ
ろ、気孔径が小さくても、カブリを発生した。このカブ
リの原因を調べるため、感光ドラム40に付着したトナ
ーの帯電極性を調べたところ、トナー20が逆にプラス
帯電していることが判った。
【0068】この結果から、マイナス帯電トナー20に
対しては、プラス帯電特性のある樹脂粉21のみが、カ
ブリを低減できることが明らかとなった。この樹脂粉2
1としては、前述のメラミン樹脂の他に、0.5ミクロ
ンのアクリル樹脂、又はスチレン・アクリル樹脂も同等
の効果がある。
【0069】この樹脂粉21を混合した現像剤では、図
6に示すブレード51による強制帯電において、ブレー
ド51から電荷が注入され、トナー20がマイナス帯電
するが、トナー20のみであると、一部のトナーが現像
ローラ50側からプラス帯電されてしまうが、プラス帯
電の樹脂粉21が、プラスに帯電するため、全てのトナ
ー21がマイナス帯電して、カブリの防止に寄与する。
【0070】ここで、現像ローラ50の気孔径について
は、前述の長期使用による印刷濃度の低下防止の観点か
らは、図8に示すように、トナー20の平均粒径の2.
5倍以上が必要であり、カブリ防止の観点からは、図9
に示すように、4倍を越えない範囲が最適である。
【0071】又、現像ローラ50の多孔質体の体積抵抗
率について考察すると、10の4乗オームcm〜10の
10乗オームcmの範囲が最適であることを確認した。
即ち、体積抵抗率が、10の4乗オームcmより小さい
現像ローラ50では、ブレード51のバイアス電圧(−
400V)の印加により、部分的に焼損してしまい、印
字におおきな黒点ができた。
【0072】一方、体積抵抗率が、10の10乗オーム
cmより高い現像ローラ50では、連続印刷すると、印
刷濃度が除々に高くなり、最後には、カブリが酷くなっ
た。現像ローラ50の表面電位を計ったところ、表面電
位が除々に高くなり、感光ドラム40の表面電位近くに
なっていくためであり、原因はチャージアップであっ
た。
【0073】更に、この樹脂粉21を混合した現像剤で
は、転写動作を良好に行えることも判った。即ち、トナ
ー20のみであると、感光ドラム40にトナー20が静
電力により付着すると、トナー20と感光ドラム40の
密着によりフォンデルワールス力が働き、機械的にも密
着し、転写しにくい。
【0074】これに対し、樹脂粉21を混合すると、感
光ドラム40にトナー20が静電力により付着する際
に、感光ドラム40とトナー20との間に、樹脂粉21
が挟まれ、トナー20と感光ドラム40の密着によるフ
ォンデルワールス力が小さくなり、転写し易くなる。
【0075】(c) 他の実施例の説明 上述の実施例の他に、本発明は、次のような変形が可能
である。 マイナストナーに対し、プラスの樹脂粉を入れた例で
説明したが、プラストナーに対して、マイナスの樹脂粉
を入れても良い。
【0076】現像ローラ50の多孔質体として、ポリ
ウレタンスポンジを例に説明したが、ウレタンスポン
ジ、シリコンスポンジ等の他の多孔質弾性体を用いるこ
とができる。
【0077】画像形成装置をプリンタで説明したが、
複写機、ファクシミリ等他の画像形成装置であっても良
い。 感光体は、ドラム形状に限らず、エンドレスベルト形
状等他のエンドレス形状のものでも良く、静電記録方式
のように誘電体であっても良い。
【0078】以上、本発明を実施例により説明したが、
本発明の主旨の範囲内で種々の変形が可能であり、これ
らを本発明の範囲から排除するものではない。
【0079】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
次の効果を奏する。 一成分現像剤として、トナーに反対極性の樹脂粉を混
合したものを用いたので、気孔径の大きい多孔質体を現
像ローラに用いることができ、トナーの目詰まりをなく
し、長期使用しても、印刷濃度の低下を防止できる。
【0080】又、気孔径の大きい多孔質体を現像ロー
ラに用いるても、カブリも減少し、現像を安定に行うこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理図である。
【図2】本発明の一実施例画像形成装置断面図である。
【図3】本発明の一実施例プロセスカートリッジの構成
図である。
【図4】本発明の一実施例画像形成装置説明図である。
【図5】本発明の一実施例現像剤の説明図である。
【図6】本発明の一実施例現像動作説明図である。
【図7】本発明の比較例説明図である。
【図8】本発明の一実施例特性図(その1)である。
【図9】本発明の一実施例特性図(その2)である。
【図10】従来技術の説明図である。
【符号の説明】
40 感光ドラム 50 現像ローラ 51 ブレード 20 トナー 21 樹脂粉
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 15/08 501 - 507 G03G 9/08

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 静電潜像を形成された像坦持体(40)
    に圧接して、一成分現像剤を搬送するエンドレス形状の
    現像剤担持体(50)と、該現像剤担持体(50)に圧
    接して、該現像剤担持体(50)の一成分現像剤の層厚
    を規制するトナー規制手段(51)とを有し、 該現像剤担持体(50)を多孔質弾性体で構成するとと
    もに、該現像剤担持体(50)に現像バイアス電圧を印
    加する一成分現像装置において、 該一成分現像剤が、トナー(20)と、該トナー(2
    0)と反対極性に帯電する樹脂粉(21)とを混合した
    ものであることを特徴とする一成分現像装置。
  2. 【請求項2】 前記トナー規制手段(51)に、電圧を
    印加して、前記現像剤を強制帯電することを特徴とする
    請求項1の一成分現像装置。
  3. 【請求項3】 前記現像剤担持体(50)の多孔質弾性
    体の気孔径を、前記トナー(20)の平均粒径の2.5
    倍乃至4倍以下としたことを特徴とする請求項1又は2
    の一成分現像装置。
  4. 【請求項4】 前記現像剤担持体(50)の多孔質弾性
    体の体積抵抗率を、10の4乗〜10の10乗オームc
    mしたことを特徴とする請求項1又は2又は3の一成分
    現像装置。
  5. 【請求項5】 エンドレス状の像担持体(40)と、該
    像担持体(40)に静電潜像を形成する潜像形成部(4
    1、7)と、静電潜像を形成された像坦持体(40)に
    圧接して、一成分現像剤を搬送するエンドレス形状の現
    像剤担持体(50)にトナー規制手段(51)を圧接し
    て、該現像剤担持体(50)の一成分現像剤の層厚を規
    制する一成分現像装置(5)とを有し、該現像剤担持体
    (50)を多孔質弾性体で構成するとともに、該現像剤
    担持体(50)に現像バイアス電圧を印加する画像形成
    装置において、 該一成分現像剤が、トナー(20)と、該トナー(2
    0)と反対極性に帯電する樹脂粉(21)とを混合した
    ものであることを特徴とする画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記像担持体(40)の現像像を媒体に
    転写する転写手段(42)を設けたことを特徴とする請
    求項5の画像形成装置。
  7. 【請求項7】 前記トナー規制手段(51)に、電圧を
    印加して、前記現像剤を強制帯電することを特徴とする
    請求項5又は6の画像形成装置。
  8. 【請求項8】 前記現像剤担持体(50)の多孔質弾性
    体の気孔径を、前記トナー(20)の平均粒径の2.5
    倍乃至4倍以下としたことを特徴とする請求項5又は6
    又は7の画像形成装置。
  9. 【請求項9】 前記現像剤担持体(50)の多孔質弾性
    体の体積抵抗率を、10の4乗〜10の10乗オームc
    mとしたことを特徴とする請求項5又は6又は7又は8
    の画像形成装置。
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