JPH06273996A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH06273996A
JPH06273996A JP5085684A JP8568493A JPH06273996A JP H06273996 A JPH06273996 A JP H06273996A JP 5085684 A JP5085684 A JP 5085684A JP 8568493 A JP8568493 A JP 8568493A JP H06273996 A JPH06273996 A JP H06273996A
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toner
latent image
photosensitive drum
charging
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Yukio Sasaki
幸雄 佐々木
Hiroshi Osame
浩史 納
Masahiro Wano
正弘 和納
Masatoshi Kimura
正利 木村
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    • G03G15/0806Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing using a solid developer, e.g. powder developer on a donor element, e.g. belt, roller
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    • G03G2215/00Apparatus for electrophotographic processes
    • G03G2215/06Developing structures, details
    • G03G2215/0634Developing device

Abstract

(57)【要約】 【目的】 潜像担持体に接触して、潜像を現像する現像
器を備えた画像形成装置に関し,印刷初期時の不要トナ
ーの付着を防止することを目的とする。 【構成】 回転するエンドレス状の潜像担持体31と、
前記潜像担持体31を帯電する帯電部32と、前記帯電
された潜像担持体31に潜像を形成する潜像形成部38
と、前記潜像担持体31に接触して、現像剤を供給する
現像部39と、前記潜像担持体31の現像像をシートに
転写する転写部52とを有する画像形成装置において、
前記潜像担持体31の回転と前記帯電部32の帯電動作
を開始させてから所定時間後に、前記現像部39の現像
バイアス電圧の印加を開始制御する制御部10を設け
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】(目次) 産業上の利用分野 従来の技術(図19乃至図20) 発明が解決しようとする課題 課題を解決するための手段(図1) 作用 実施例 (a)画像形成装置の説明(図2乃至図5) (b)第1の実施例の説明(図6乃至図8) (c)第2の実施例の説明(図9乃至図11) (d)第3の実施例の説明(図12乃至図14) (e)第4の実施例の説明(図15乃至図17) (f)他の実施例の説明(図18) 発明の効果
【0002】
【産業上の利用分野】本発明は、潜像担持体に接触し
て、潜像を現像する現像器を備えた画像形成装置に関す
る。
【0003】複写機、プリンタ、ファクシミリ装置等の
画像形成装置では、普通紙記録の要請から電子写真装置
等の潜像形成型装置が利用されている。このような画像
形成装置では、感光ドラム等に静電潜像を形成し、トナ
−で現像し、可視像化する。そして、このトナ−像をシ
−トに転写した後、シ−トを分離し、トナ−像を定着す
る。
【0004】かかる画像形成装置では、現像器による不
要トナーの存在は、無駄に現像剤を消費するため、環境
上及びコスト上問題となる。又、感光ドラムの残留トナ
ーを現像器で回収する感光ドラムのクリーナーを持たな
い装置では、回収すべき不要トナー量が多くなる。この
ため、一部の回収不能状態が発生し、残像として残り、
以降の画像形成に影響を及ぼす。このため、不要現像剤
が発生を防止する技術が望まれている。
【0005】
【従来の技術】図19、図20は従来技術の説明図(そ
の1)、(その2)である。例えば,電子写真プリンタ
装置では,図19(A)に示すように、有機感光体、S
e感光体、aーSi感光体等の感光ドラム1の周囲に、
感光体1上を一様帯電するコロナ帯電器2と、画像露光
を行うレ−ザ−光学系3と、二成分現像器、磁性一成分
現像器、非磁性一成分現像器等の現像器4と、感光体1
上のトナ−像を静電的に用紙8に転写するローラ転写器
5と、ファ−ブラシクリ−ナ−、ブレ−ドクリ−ナ−等
のクリ−ナ−6等が配置されている。更に、用紙8を搬
送する搬送路上に、熱又は圧力でトナ−像を用紙8に定
着する定着器9とが配置されている。
【0006】この装置の印刷動作は、感光ドラム1の表
面をコロナ帯電器2で一様帯電する。次に、感光ドラム
1の表面に、レ−ザ−光学系3により画像に対応した光
像を露光して、画像に応じた静電潜像を形成する。次
に、感光ドラム1が現像器4を通過すると、予め帯電さ
れたトナーが、感光ドラム1の静電潜像に付着して、ト
ナー像が形成される。
【0007】一方、画像が印刷される用紙8は、感光ド
ラム1上に形成されたトナー像に接触する位置に供給さ
れる。ローラ転写器5は、用紙8を挟んで感光ドラム1
へ所定の圧力で接し、用紙8をトナ−電荷と反対極性に
帯電させる。これにより、感光ドラム1のトナ−像を静
電的に用紙8に転写する。このトナ−像を担持した用紙
8が定着器9を通過する間に、トナー像は熱及び圧力に
よって用紙8に定着され、印刷が完了する。
【0008】一方、用紙8にトナ−像を転写した後の感
光ドラム1上の残留トナ−は、クリ−ナ−6により清掃
され、初期状態に戻され、印刷動作を繰り返す。
【0009】クリ−ナ−6によって、感光ドラム1上か
ら回収された転写残りトナ−は、図示しないトナ−搬送
機構によって、廃トナ−タンクに一次貯蔵され、所定量
の廃トナ−がたまったら、ユ−ザ−によって装置外に廃
棄される。
【0010】このような画像形成装置では、装置が停止
している時及び印刷指令を待っている待機時には、感光
ドラム1の帯電電荷は消失する。特に、図19(B)に
示すように、感光ドラム1における帯電器2から現像器
4までの領域は、停止又は待機前に帯電器2により帯電
されるが、停止又は待機により帯電電荷が消失して、未
帯電領域(電位ゼロの領域)となる。
【0011】一方、接触現像方式を採用する現像器4で
は、図20(A)に示すように、帯電電位(例えば、−
700V)と、露光部分の電位(例えば、約0V)との
ほぼ中間の現像バイアス電位(例えば、−350V)を
現像器4の現像ローラに印加する。これにより、マイナ
ス帯電されたトナーは、露光部分の電位と現像ローラの
電位との電位差により、露光部分に静電気的に付着し、
非露光部は帯電電位のため、付着しない。
【0012】従来は、装置の起動時に、感光ドラム1を
回転させ、帯電器2を動作させ、現像器4を同時動作さ
せるシーケンスをとっていた。このため、現像器4の現
像ローラは回転し、現像バイアスが印加されるから、現
像器4を前述の感光ドラムの帯電器2から現像器4まで
の未帯電領域が通過すると、図20(B)に示すよう
に、未帯電領域は、図20(A)の原理に従い、トナー
が付着する。
【0013】このため、不要にトナーを消費してしまう
ため、ランニングコストが高くなり、そしてかかるトナ
ーは廃棄されるため、環境的にも好ましくない。更に、
このトナーが転写ローラ5に付着し、以降の印刷時に、
用紙を汚してしまう。
【0014】この問題を解決するため、接触型現像器に
離接機構を設け、非印刷時には、現像器4を感光ドラム
1から離しておき、印刷時のみ感光ドラム1に接触させ
る方法が提案されている。この方法によれば、前述の未
帯電領域のトナー付着を防止でき、不要なトナーの消費
を防ぐことができる。
【0015】又、他の従来技術として、転写ローラ5に
離接機構を設け、予め転写ローラ5を感光ドラム1から
離しておき、前述の未帯電領域が転写ローラ位置を通過
後に、転写ローラ5を感光ドラム1に接触させることも
提案されている(例えば、特開平2−148076号公
報等)。この方法によれば、不要なトナーは発生する
が、転写ローラにはトナーは付着せず、転写ローラの汚
れを防止できる。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来技
術では、次の問題があった。 現像器を離接する方法では、他のプロセス部品に比し
て、現像器は一般に重いため、それを離接する機構は、
高価となる。しかも、離接機構と現像器を移動するスト
ロークを移動するストロークのスペース等が必要とな
り、装置が大型となる。
【0017】転写ローラを退避する方法では、転写ロ
ーラの汚れは防止できるものの、不要トナーの付着は避
けられず、無駄なトナー消費は防止できない。特に、ク
リーナーを設けずに、現像器で残留トナーを回収するク
リーナーレスプロセスを採用すると、大量のトナーを現
像器で回収しきれずに、感光ドラムに未回収トナーが存
在して、印刷汚れの原因となる。
【0018】従って、本発明は、印刷初期時の不要トナ
ーの付着を防止するための画像形成装置を提供すること
を目的とする。又、本発明は、現像器を移動することな
く、印刷初期時の不要トナーの付着を防止するための画
像形成装置を提供することを目的とする。更に、本発明
は、印刷初期時の不要トナーの付着を防止して、クリー
ナープロセスを円滑に実行するための画像形成装置を提
供することを目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理図で
ある。
【0020】本発明の請求項1は、回転するエンドレス
状の潜像担持体31と、前記潜像担持体31を帯電する
帯電部32と、前記帯電された潜像担持体31に潜像を
形成する潜像形成部38と、前記潜像担持体31に接触
して、現像剤を供給する現像部39と、前記潜像担持体
31の現像像をシートに転写する転写部52とを有する
画像形成装置において、前記潜像担持体31の回転と前
記帯電部32の帯電動作を開始させてから所定時間後
に、前記現像部39の現像バイアス電圧の印加を開始制
御する制御部10を設けたことを特徴とする。
【0021】本発明の請求項2は、請求項1において、
前記制御部10は、前記現像バイアス電圧の印加ととも
に、前記現像部39の現像剤搬送手段40の駆動を開始
することを特徴とする。
【0022】本発明の請求項3は、請求項1又は2にお
いて、前記制御部10は、潜像担持体31の回転と前記
帯電部32の帯電動作を開始させる前に、前記現像部3
9の現像剤搬送手段40を一定時間駆動することを特徴
とする。
【0023】本発明の請求項4は、請求項1又は3にお
いて、前記制御部10は、前記潜像担持体31の回転と
前記帯電部32の帯電動作を開始させるとともに、前記
現像部39の現像剤搬送手段40上の現像剤の層厚を規
制するブレード44に印加するバイアス電圧の印加を開
始することを特徴とする。
【0024】本発明の請求項5は、請求項2又は3にお
いて、前記制御部10は、前記現像バイアス電圧の印加
とともに、前記現像部39の現像剤搬送手段40上の現
像剤の層厚を規制するブレード44に印加するバイアス
電圧の印加を開始することを特徴とする。
【0025】本発明の請求項6は、請求項1又は2又は
3又は4又は5において、前記所定時間が、少なくとも
前記潜像担持体31が前記帯電位置から前記現像位置ま
で移動する時間であることを特徴とする。
【0026】本発明の請求項7は、請求項1又は2又は
3又は4又は5又は6において、前記制御部10は、前
記現像部39の現像バイアス電圧の印加を開始してか
ら、所定の時間後に、前記接触型転写部51を前記潜像
担持体31に接触させることを特徴とする。
【0027】本発明の請求項8は、請求項1又は2又は
3又は4又は5又は6又は7において、前記現像部39
が、前記潜像担持体31の残留現像剤を回収することを
特徴とする。
【0028】本発明の請求項9は、請求項1又は2又は
3又は4又は5又は6又は7又は8において、前記制御
部10は、イニシャル処理において、前記潜像担持体3
1の回転と前記帯電部32の帯電動作を開始させてから
所定時間後に、前記現像部39の現像バイアス電圧の印
加を開始制御して、イニシャル時間終了後に、前記イニ
シャル処理を終了し、待機状態となることを特徴とす
る。
【0029】
【作用】本発明の請求項1では、潜像担持体31の回転
と帯電部32の帯電動作を開始させてから所定時間後
に、現像部39の現像バイアス電圧の印加を開始制御す
る制御部10を設けた。このため、前述の未帯電領域に
対し、現像器39のバイアス電圧はゼロであるため、未
帯電領域に現像部39から帯電トナーが付着することを
防止できる。従って、離接機構を設けることなく、初期
印刷時の不要トナーの付着を最小とすることができ、ラ
ンニングコストの低下に寄与し、且つ廃棄トナーを最小
にできるため、環境上好ましい。
【0030】本発明の請求項2では、現像バイアスを印
加しなくても、現像剤搬送手段40が現像剤の潜像担持
体31への搬送動作をしていると、未帯電領域に現像剤
が付着する可能性がある。このため、現像バイアス電圧
の印加とともに、現像部39の現像剤搬送手段40の駆
動を開始するようにして、未帯電領域に対しては、現像
器39の現像剤搬送手段40を動作させないようにし
た。このため、未帯電領域に付着するトナーは、潜像担
持体31の未帯電領域に接触している現像剤搬送手段4
0のトナーに限られるため、初期印刷時の不要トナーの
付着をより少なくできる。
【0031】本発明の請求項3では、現像バイアスを印
加しなくても、帯電量が充分でないトナーは、未帯電領
域に付着する可能性が高い。このため、潜像担持体31
の回転と帯電部32の帯電動作を開始させる前に、現像
部39の現像剤搬送手段40を一定時間駆動するように
して、トナーの帯電量を安定化させた後、潜像担持体3
1の回転と前記帯電部32の帯電動作を開始させるよう
にした。これにより、未帯電領域が現像器39を通過す
る前に、トナー帯電量を一定とするため、未帯電領域が
現像器39を通過する際には、帯電の安定したトナーが
大部分となり、帯電量が充分でないトナーは非常に少な
くなる。従って、未帯電領域に付着する帯電量の充分で
ないトナー量が少なくなり、初期印刷時の不要トナーの
付着をより少なくできる。
【0032】本発明の請求項4では、現像バイアスを印
加しなくても、帯電量が充分でないトナーは、未帯電領
域に付着する可能性が高い。このため、潜像担持体31
の回転と帯電部32の帯電動作を開始させるとともに、
現像部39の現像剤搬送手段40上の現像剤の層厚を規
制するブレード44にバイアス電圧を印加することによ
り、トナーを強制帯電させる。このため、未帯電領域が
現像器39を通過する際には、安定な帯電量のトナーが
大部分となり、帯電量が充分でないトナーは非常に少な
くなる。従って、未帯電領域に付着する帯電量の充分で
ないトナー量が少なくなり、初期印刷時の不要トナーの
付着をより少なくできる。
【0033】本発明の請求項5では、現像バイアス電圧
の印加とともに、現像部39の現像剤搬送手段40上の
現像剤の層厚を規制するブレード44に印加するバイア
ス電圧の印加を開始するため、現像剤の搬送と同時に、
現像剤の帯電を行うことができる。このため、前述の離
接機構を設けることなく、初期印刷時の不要トナーの付
着を最小とすることができるとともに、現像剤搬送手段
40の回転、現像バイアス電圧の印加とともに、強制帯
電するため、現像剤の帯電量が安定して、良好な印刷が
可能となる。
【0034】本発明の請求項6では、所定時間が少なく
とも潜像担持体31が帯電位置から現像位置まで移動す
る時間であるため、現像部39を未帯電領域が通過後
に、現像バイアス電圧を印加することができ、未帯電領
域の現像剤の付着を確実に防止できる。
【0035】本発明の請求項7では、現像部39の現像
バイアス電圧の印加を開始してから所定の時間後に、接
触型転写部51を潜像担持体31に接触させるため、現
像部39により未帯電領域に若干の現像剤が付着して
も、接触型転写部51が汚れることを防止できる。この
ため、印刷汚れを防止できる。
【0036】本発明の請求項8では、現像部39が残留
トナーを回収するクリーナーレスプロセスに適用したた
め、未帯電領域の大量の不要トナーの回収不良を防止で
き、印刷汚れのない安定なクリーナーレスプロセスを実
現できる。
【0037】本発明の請求項9では、イニシャル処理に
おいて、潜像担持体31の回転と帯電部32の帯電動作
を開始させてから所定時間後に、現像部39の現像バイ
アス電圧の印加を開始制御することを適用したため、動
作のチェック、現像剤帯電量の適正化のため、イニシャ
ル処理においても、未帯電領域の現像剤の付着を防止で
きる。
【0038】
【実施例】
(a)画像形成装置の説明 図2は本発明の一実施例構成図であり、クリーナーレス
の電子写真プリンタを示している。又、図3、図4は図
2における転写ローラ離接機構の構成図である。
【0039】図2において、31は感光ドラムであり、
アルミドラム上に機能分離型有機感光体を厚さ約20ミ
クロンに塗布したものであり、外径が40mmで、矢印反
時計方向に周速度70mm/sで回転させている。32
は回転型ブラシ帯電器であり、感光体31の表面に接触
し、図示しない回転駆動源によって矢印反時計方向に回
転する導電性のファ−ブラシ(帯電ブラシ)33と、帯
電ブラシ20に接続された交流電源34と、直流定電圧
源35と、回転する帯電ブラシ33を覆い、トナ−の飛
散を防止するハウジング36とを有している。更に、ハ
ウジング36の出口には、突起37を設けて、帯電ブラ
シ33と衝突して、帯電ブラシ33からトナーを感光ド
ラム31に落とすように構成している。
【0040】帯電ブラシ33は、繊維の起毛した基布を
帯状に作り、基本となるステンレス軸の外周に、螺旋状
に隙間なく巻き付け、ロ−ル状のブラシ繊維層を有する
ものであり、この実施例では、ブラシ繊維層は、5mm
に設定し、ブラシ外径が、16mmとなるように構成し
た。又、ブラシ繊維は、レ−ヨン繊維中にカ−ボン粒子
を分散させることで導電性を付与し、抵抗値を繊維1本
当たり10の9乗オームに選び、帯電ブラシ33の回転
速度は、感光ドラム31の1.6倍に設定した。
【0041】直流定電圧源35は、−700Vに、交流
電源34は、ピ−ク間電圧を1200V、周波数を80
0Hzに設定し、スイッチSW1を介して帯電ブラシ33
に接続している。従って、感光ドラム31の表面は、−
700Vに帯電される。
【0042】38はレ−ザ−光学系であり、画像パタ−
ンに応じて、感光ドラム31を画像露光して、静電潜像
を形成する周知のものであり、潜像部の電位は、−50
〜−100Vになる。
【0043】39は現像器であり、一成分現像ユニット
で構成されている。この現像器39は、金属製の回転軸
を中心に回転することにより非磁性絶縁トナ−41を、
感光ドラム31上の静電潜像に搬送、供給する現像ロ−
ラ40を有している。このトナ−41は、体積抵抗率4
×10の14乗オ−ム・cm、平均粒径11ミクロン、
シリカ外添剤0.5%である。
【0044】現像ロ−ラ40には、平均気孔径10ミク
ロン、体積抵抗率10の4乗〜10の7乗オ−ム・c
m、硬度約30度(アスカ−C硬度計)の多孔質ウレタ
ンスポンジ(東洋ポリマ−製、商品名「ルビセル」)を
用い、現像ロ−ラ40の外径を20mmに構成し、周速度
を感光ドラム31の周速度の2.5倍に設定した。
【0045】42は層厚規制ブレ−ドであり、ステンレ
ス製の先端をラウンドエッジ処理した厚さ0.1mmの
板(先端部のR=0.05mm)を用いたものである。
43はブレ−ドホルダ−であり、支点44を中心に回動
自由である。ブレードホルダー43の先端には、層厚規
制ブレ−ド42が固定され、コイルバネ45により現像
ロ−ラ40方向に圧力が印加されている。この圧力は、
層厚規制ブレ−ド42が現像ロ−ラ40に対して、30
gf/cmとなるように設定してある。
【0046】46はリセットロ−ラであり、感光ドラム
31上の静電潜像を現像した後の現像ロ−ラ40に残っ
ているトナ−を回収し、且つ現像ロ−ラ40にトナ−4
1を供給する。このことによって、現像ロ−ラ40上の
トナ−41の層厚を均一にする補助的機能を有するもの
である。このリセットローラ46は、体積抵抗率10の
4乗オ−ム・cmのエステル系ウレタンスポンジ(ブリ
ジストン製、商品名「エバ−ライトSK−E」)を用
い、周速度を228mm/sとなるように設定した。
【0047】47及び48はパドルロ−ラであり、トナ
−41を現像ロ−ラ40近傍へ移動させるものであり、
樹脂製のものである。49、50は直流電源であり、直
流電源49は、現像ロ−ラ40に現像バイアスを印加す
るものであり、感光ドラム31の表面電位−700Vと
潜像電位(−50V〜−100V)のほぼ中間にあたる
−350Vに設定している。直流電源50は、層厚規制
ブレ−ド42とリセットロ−ラ46に電圧を印加するも
のであり、−100Vに設定し、層厚規制ブレ−ド42
と現像ロ−ラ40間及びリセットロ−ラ46と現像ロ−
ラ40間に、100Vの電位差を形成している。
【0048】これにより、トナ−41が、現像ロ−ラ4
0と層厚規制ブレ−ド42の間を通過する際に、トナ−
41と層厚規制ブレ−ド42とで摩擦帯電して、トナ−
41に電荷を付与するとともに、現像ロ−ラ40と層厚
規制ブレ−ド42の間に、電位差を設けることによっ
て、層厚規制ブレ−ド42からトナ−41に電荷注入さ
せている。従って、トナ−41は、摩擦帯電と電荷注入
により電荷が付与されるため、トナ−41の帯電電荷量
の環境依存性が小さく、長期的に安定に、現像ロ−ラ4
0上に均一なトナ−層を形成できる。
【0049】尚、以上の条件では、トナ−41はマイナ
ス帯電し、リセットロ−ラ46と現像ロ−ラ40間の電
位差は、現像ロ−ラ40にマイナスに帯電したトナ−4
1を電気的に供給する機能がある。以上の現像器39
を、感光ドラム31に、30gf/cmの圧力で押し付
けて、接触現像を行っている。
【0050】51はロ−ラ転写器であり、ステンレス製
の金属軸の回りに、導電性弾性層として、現像ロ−ラ4
0と同一の材質の導電性発泡体をライニングした転写ロ
−ラ52を有する。この転写ロ−ラ52は、外径を20
mmとし、感光ドラム31の周速と同じ速度で回転させ、
図3、図4に示す加圧機構によって、感光ドラム31の
方向に30gf/cmの圧力を印加している。この転写
ロ−ラ52に定電流を供給する定電流源53をスイッチ
SW4を介して接続し、用紙60に所定の電荷を供給し
ている。
【0051】この定電流源53により、感光ドラム31
上のトナ−像を用紙60に静電転写するために、転写ロ
−ラ52にトナ−の帯電電荷とは逆極性の電荷を発生す
るようにしている。ここでは、負極性トナ−41を用い
ているので、正のバイアスを印加している。この静電転
写と合わせて、感光ドラム31に転写ロ−ラ52を押し
付けることにより、圧力転写を併用している。54は定
着器であり、ハロゲンランプを内蔵した熱ロ−ラによ
り、トナ−像を加熱して、用紙60に定着するものであ
る。
【0052】この実施例の動作を説明すると、ブラシ帯
電器32により感光ドラム31の表面を、−700Vに
一様帯電し、その後、レ−ザ−光学系38で画像露光
し、感光ドラム31に背景部が−700V、露光部が−
50〜−100Vの静電潜像を形成する。この静電潜像
は、一成分現像器39において、予めマイナス帯電され
た球形重合トナ−41によって、現像され、トナ−像5
5となる。その後、トナ−像は、ロ−ラ転写器51で圧
力と静電力により、用紙60に転写される。
【0053】この時、転写ロ−ラ52が、用紙60及び
トナ−像55と密着した電極として作用することと、静
電転写と圧力転写を併用した転写方式のため、高湿でも
転写効率が低下しない。この用紙60のトナ−像56
は、定着器54で定着される。
【0054】一方、転写後に感光ドラム31に残ったト
ナ−58は、ブラシ帯電器32の帯電ブラシ33の回転
により感光ドラム31から剥離されて、帯電され、再び
感光ドラム31に付着する。この時、転写残りトナ−5
8が感光ドラム31から剥離されて、感光ドラム31が
帯電されるので、感光ドラム31の帯電ムラが除去され
る。これとともに、帯電ブラシ33により、感光ドラム
31からトナーを剥離するため、局部的な残留トナーを
散らし、帯電ブラシ33のトナーが突起37により感光
ドラム31に分散されて落とされ、現像器32での回収
を容易とする。このため、クリーナーレスプロセスで必
要な散らしブラシが不要となる。
【0055】この後、レ−ザ−光学系38により画像露
光され、潜像が形成され、現像器39で残留トナ−の回
収と、潜像のトナ−現像が行われる。
【0056】この構成の装置では、帯電及び転写にコロ
ナ放電を用いないため、人体に有害なオゾンを発生せ
ず、環境的に優れている。又、クリーナーを設けずに、
現像器39で感光ドラム31の残留トナーを回収して、
再使用する。このため、トナーの廃棄がなくなることに
より、ランニングコストの低減と、トナーの廃棄による
環境問題を除去できることと、大きなクリーナーを必要
とせず、装置を小型化できるという利点がある。
【0057】次に、図3、図4により転写ローラの離接
機構について説明する。図3(A)に転写ローラの離接
機構の第1の実施例の構成を示す。転写ローラ52は、
固定された回転支点65を中心に回転自由なクランプ6
2に取り付けられている。このクランプ62は、電磁ソ
レノイド等の駆動源61により、回転支点65と反対側
の端部を操作される。
【0058】ここでは、図の実線矢印方向に、駆動源6
1を駆動すると、クランプ62は、バネ64に引っ張ら
れる。これにより、転写ローラ52は、感光ドラム31
に接触する。この転写ローラ52は、感光ドラム31に
対して一定圧力を加える必要がある。このために、装置
の構造物(固定部材)63と転写ローラ52の軸との間
に、前述のバネ64を取り付けて、転写圧力を発生させ
ている。この転写ローラ52は、感光ドラム31の回転
に追従して行う。
【0059】一方、駆動源61の駆動を解除すると、駆
動クランプが、図の点線矢印のように復帰し、クランプ
62を押し、転写ローラ52を感光ドラム31から退避
させる。
【0060】このように、駆動源61の駆動時(電力供
給時)に、転写ローラ52を感光ドラム31に接触させ
るようにしたため、例えば停電等の突発的な事故が発生
しても、転写ローラ52が感光ドラム31から退避する
ため、転写ローラ52が感光ドラム31に長時間接触す
ることがない。この長時間の接触は、転写ローラ52の
変形や感光ドラム31の変質を起こし、印刷品位劣化の
原因となる。
【0061】図3(B)に転写ローラ離接機構の第2の
実施例の構成を示す。この実施例では、クランプ62の
回転支点65に、歯車66を設けている。この歯車66
は、転写ローラ52の軸に固定されたギア52aと噛み
合っている。このようにしたのは、ローラ転写法では、
転写効率の向上のため、感光ドラム31と転写ローラ5
2との周速度をずらす場合があり、この場合には、転写
ローラ52に外部より回転動力を伝達する必要があるか
らである。
【0062】このため、図示しない駆動源よりの動力
は、回転支点65に取り付けられた歯車65を介して転
写ローラ52のギア52aに伝達され、転写ローラ52
を所望の周速度で回転させる。このように構成すると、
転写時、非転写時ともに、ギア間隔が変化しないため、
常に安定に転写ローラに回転動力を伝達することができ
る。尚、転写ローラ52の接触、退避動作は、図3
(A)のものと同一である。
【0063】図4(A)に転写ローラ離接機構の第3の
実施例の構成を示す。この実施例では、転写ローラ52
の軸に、スライド部材68を取り付け、これを一対のガ
イド69で、図の矢印方向のみ移動するように配置して
いる。そして、スライド部材68を移動させる偏心カム
67を設ける。
【0064】この実施例では、偏心カム67を矢印方向
に半回転することによって、図の実線矢印方向に、スラ
イド部材68をスライドさせ、転写ローラ52を感光ド
ラム31に接触させ、転写状態とする。この時の感光ド
ラム31に対する転写ローラ52の圧力は、感光ドラム
31と転写ローラ52の軸間隔と、転写ローラ52の硬
度によって決定する。
【0065】非転写状態(図の点線矢印方向)にするに
は、偏心カム67を更に半回転させると、スライド部材
68は、図の点線矢印方向に自重により落下し、転写ロ
ーラ52を感光ドラム31から退避させる。
【0066】図4(B)に転写ローラ離接機構の第4の
実施例の構成を示す。この実施例では、図4(A)の構
成に加えて、転写ローラ52の軸と偏心カム67の軸と
の間に、復旧バネ70を設けたものである。この実施例
では、図4(A)の実施例の非転写状態への移行におい
て、転写ローラ52を復旧バネ70により下方に引っ張
り、確実に退避状態とするようにしている。
【0067】図5は本発明の一実施例ブロック図であ
る。図中、10はシーケンス制御部であり、マイクロプ
ロセッサ(MPU)で構成され、画像形成装置のシーケ
ンス制御を行うものである。11はメインモータ駆動回
路であり、シーケンス制御部(以下、プロセッサとい
う)10の制御により装置のメインモータを駆動するも
のである。12はメインモータであり、感光ドラム31
等を回転駆動するものである。このメインモータ12
は、現像器モータを持たないものでは、現像器39も駆
動するものである。
【0068】34、35は前述の帯電用電源であり、プ
ロセッサ10の制御により、スイッチSW1とともに、
オン/オフ制御されるものである。13は印字制御回路
であり、プロセッサ10の制御によりレーザー光学系3
8を書き込み制御するものである。14は現像器モータ
駆動回路であり、プロセッサ10の制御により現像器を
駆動する現像器モータを駆動するものである。15は現
像器モータであり、現像器39の現像ローラ40、パド
ルローラ47、48及びリセットローラ46を回転駆動
するものである。
【0069】49は前述の現像バイアス電源であり、プ
ロセッサ10の制御によりスイッチSW3がオン/オフ
制御されるものである。50はブレードバイアス電源で
あり、プロセッサ10の制御によりスイッチSW2がオ
ン/オフ制御されるものである。61は前述の転写ロー
ラ離接機構であり、プロセッサ10の制御により転写ロ
ーラ52を接触/退避動作させるものである。
【0070】53は前述の転写バイアス電源であり、プ
ロセッサ10の制御によりスイッチSW4がオン/オフ
制御されるものである。16は用紙ピックローラ駆動機
構であり、図2では図示しない用紙カセットから用紙を
繰り出すピックローラを駆動するものである。
【0071】(b)第1の実施例の説明 図6は本発明の第1の実施例イニシャル処理フロー図、
図7は本発明の第1の実施例印字処理フロー図、図8は
本発明の第1の実施例タイムチャート図である。この実
施例では、図5の構成にかかわらず、現像器モータ15
は設けられておらず、メインモータ12により感光ドラ
ム31と現像器39を駆動するものである。又、転写ロ
ーラ52は、転写ローラ離接機構により、退避/接触可
能である。
【0072】以下、図8のタイムチャートを参照して、
図7の印字処理前に行われるイニシャル処理について、
図6により説明する。
【0073】電源オン等によりイニシャル動作開始と
なると、プロセッサ10は、メインモータ駆動回路11
を制御して、メインモータ12を駆動する。この実施例
では、このメインモータ12が、感光ドラム31と現像
器39とを駆動する。これとともに、プロセッサ10
は、帯電バイアス電源34、35、SW1をオンし、帯
電を開始させる。更に、プロセッサ10は、ブレードバ
イアス電源50、SW2をオンし、ブレードバイアス電
圧(−100V)をブレードホルダ43とリセットロー
ラ46に印加する。
【0074】これにより、感光ドラム31は回転し、帯
電器32は感光ドラム31を帯電する。又、現像器39
では、現像ローラ40等が回転し、ブレード42からは
トナーに電荷注入による帯電を行う。
【0075】プロセッサ10は、ステップの実行と
ともに、内部タイマを起動し、タイマのタイマ値が所定
値になったかを調べる。この所定値は、感光ドラム31
が帯電器位置から現像位置に到達するまでの時間に、マ
ージンαを見込んだ時間tvbである。従って、タイマ
値が時間tvbを示すと、前述の感光ドラム31の未帯
電領域(図19、図20参照)が、現像器39を通り過
ぎたことになる。
【0076】プロセッサ10は、タイマ値が、時間t
vbになったと判定すると、前述の感光ドラム31の未
帯電領域が、現像器39を通り過ぎたため、現像バイア
ス電源49、SW3をオンする。これにより、現像ロー
ラ40に、現像バイアス電圧(−350V)が印加さ
れ、ブレード42とリセットローラ46には、ブレード
電圧(−450V)が印加される。現像ローラ40とブ
レード42との間、及び現像ローラ40とリセットロー
ラ46との間には−100Vが印加される。
【0077】プロセッサ10は、現像バイアス電圧を
オンしてから所定のイニシャル時間動作を継続させ、ト
ナー帯電量の適正化及び装置の動作チェックを行う。そ
して、プロセッサ10は、前述の所定のイニシャル時間
経過すると、メインモータ12、帯電器32の帯電バイ
アス電源、現像器39の現像バイアス電源、ブレードバ
イアス電源をオフし、イニシャル処理を終了し、待機状
態となる。
【0078】このようにして、印字動作に先立つイニシ
ャルシーケンスにおいて、現像器動作を含むメインモー
タ、帯電器、ブレードバイアスを動作させた後、感光ド
ラム31の未帯電領域が現像器を通過した後、現像バイ
アスを印加する。このため、未帯電領域での現像器から
のトナーの付着を最小にできる。
【0079】又、初期から現像器39は動作しており、
ブレードバイアス電圧が印加されているため、現像ロー
ラ40上のトナーの帯電が行われる。このため、現像器
を未帯電領域が通過する際に、トナーの帯電が安定とな
り、未帯電トナーの発生を防止できる。従って、感光ド
ラム31の未帯電領域に未帯電トナーが付着するのを防
止でき、より一層未帯電領域での現像器からのトナーの
付着を防止できる。
【0080】次に、印字処理動作について、図7により
説明する。 待機状態において、印字指令が到来し、印字動作スタ
ートとなると、プロセッサ10は、メインモータ駆動回
路11を制御して、メインモータ12を駆動する。これ
とともに、プロセッサ10は、帯電バイアス電源34、
35、SW1をオンし、帯電を開始させる。更に、プロ
セッサ10は、ブレードバイアス電源50、SW2をオ
ンし、ブレードバイアス電圧(−100V)をブレード
ホルダ43とリセットローラ46に印加する。
【0081】これにより、感光ドラム31は回転し、帯
電器32は感光ドラム31を帯電する。又、現像器39
では、現像ローラ40等が回転し、ブレード42からは
トナーに電荷注入による帯電を行う。
【0082】プロセッサ10は、ステップの実行と
ともに、内部タイマを起動し、タイマのタイマ値が所定
値になったかを調べる。この所定値は、感光ドラム31
が帯電器位置から現像位置に到達するまでの時間に、マ
ージンαを見込んだ時間tvbである。従って、タイマ
値が時間tvbを示すと、前述の感光ドラム31の未帯
電領域(図19、図20参照)が、現像器39を通り過
ぎたことになる。
【0083】プロセッサ10は、タイマ値が、時間t
vbになったと判定すると、前述の感光ドラム31の未
帯電領域が、現像器39を通り過ぎたため、現像バイア
ス電源49、SW3をオンする。これにより、現像ロー
ラ40に、現像バイアス電圧(−350V)が印加され
る。現像ローラ40とブレード42との間、及び現像ロ
ーラ40とリセットローラ46との間には−100Vが
印加される。
【0084】プロセッサ10は、ステップの実行と
ともに、内部タイマを起動し、タイマのタイマ値が所定
値になったかを調べる。この所定値は、感光ドラム31
が現像位置から転写位置に到達するまでの時間に、マー
ジンαを見込んだ時間ttである。従って、タイマ値が
時間ttを示すと、前述の感光ドラム31の未帯電領域
(図19、図20参照)が、転写器51を通り過ぎたこ
とになる。
【0085】そして、プロセッサ10は、タイマ値が、
時間ttになったと判定すると、前述の感光ドラム31
の未帯電領域が、転写器51を通り過ぎたため、転写ロ
ーラ離接機構を動作させ、転写ローラ52を感光ドラム
31に接触させる。このように、感光ドラム31の未帯
電領域が、転写器51を通り過ぎた後、転写ローラ52
を接触させることにより、現像器39で未帯電領域に若
干のトナーが付着しても、転写ローラ52に未帯電領域
のトナーが付着することがない。
【0086】プロセッサ10は、ピックローラ駆動機
構16を介して図示しないピックローラにより用紙カセ
ットから用紙をピックさせ、転写器51方向に搬送す
る。 これとともに、プロセッサ10は、内部タイマを起動
し、タイマのタイマ値が所定値になったかを調べる。こ
の所定値は、用紙がピック位置から転写器位置までに到
達するまでの時間に、感光ドラム31が画像露光位置か
ら転写器位置までに到達するまでの時間tvtを差し引
いた時間texである。即ち、用紙が、搬送路上で、転
写器位置から感光ドラム31の画像露光位置から転写器
位置までの距離だけ離れた位置に到達する時間である。
これにより、用紙と画像露光とを同期をとる。
【0087】そして、プロセッサ10は、タイマ値が、
時間texになったと判定すると、プロセッサ10は、
レーザー光学系38に画像露光スタートを指示して、1
ページの画像露光を開始させる。
【0088】次に、プロセッサ10は、内部タイマを
起動し、タイマのタイマ値が所定値になったかを調べ
る。この所定値は、感光ドラム31が画像露光位置から
転写器位置までに到達するまでの時間tvtである。プ
ロセッサ10は、タイマ値が、時間tvtになったと判
定すると、画像露光に伴うトナー像が転写位置に到達
し、用紙が転写位置に到達したため、プロセッサ10
は、転写バイアス電源53、SW4をオンし、転写ロー
ラ52に転写バイアス電圧を印加する。これにより、感
光ドラム31上のトナー像は、用紙に、静電的且つ機械
的に転写される。
【0089】プロセッサ10は、1ページ目の画像露
光を終了すると、次のページデータが到来するかを調
べ、一定時間内に到来すると、次のページの印刷を開始
するため、ステップ以降のステップを実行する。
【0090】逆に、次のページデータが到来していない
と、印刷終了として、終了シーケンスを実行する。この
終了シーケンスとしては、メインモータ12、帯電器3
2の帯電バイアス電源、現像器39の現像バイアス電
源、ブレードバイアス電源をオフし、転写ローラ52を
退避させ、転写バイアス電源をオフする。
【0091】このようにして、現像バイアス電圧の印加
タイミングを遅らせることにより、感光ドラム31の未
帯電領域が現像器39を通過する際に、現像バイアス電
圧をオフとして、現像器39からの現像バイアス電圧に
よる未帯電領域へのトナーの付着を防止している。
【0092】又、現像器39の未帯電トナーは、現像バ
イアス電圧を印加しなくても、未帯電領域に付着する可
能性がある。これを防止するため、初期から現像器39
を動作させ、且つブレードバイアス電圧を印加して、ト
ナーを帯電させる。これにより、現像ローラ40で搬送
されるトナーの内、未帯電トナーが少なくなり、未帯電
領域へのトナーの付着をより防止できる。
【0093】更に、転写ローラ52を未帯電領域の通過
後に、感光ドラム31に接触させるため、現像器39で
若干のトナーが付着しても、トナーが転写ローラ52に
付着することを防止でき、印刷時の用紙の汚れを防止で
きる。
【0094】(c)第2の実施例の説明 図9は本発明の第2の実施例イニシャル処理フロー図、
図10は本発明の第2の実施例印字処理フロー図、図1
1は本発明の第2の実施例タイムチャート図である。
尚、この実施例は、図5の構成に示したように、メイン
モータ12と現像器モータ15を別に設け、且つ転写ロ
ーラ52を退避させない常時接触タイプとした例であ
る。
【0095】以下、図11のタイムチャートを参照し
て、図10の印字処理前に行われるイニシャル処理につ
いて、図9により説明する。 電源オン等によりイニシャル動作開始となると、プロ
セッサ10は、メインモータ駆動回路11を制御して、
メインモータ12を駆動して、感光ドラム31を回転さ
せる。これとともに、プロセッサ10は、帯電バイアス
電源34、35、SW1をオンし、帯電を開始させる。
これにより、感光ドラム31は回転し、帯電器32は感
光ドラム31を帯電する。この時、現像器39では、現
像ローラ40等は回転しない。
【0096】プロセッサ10は、ステップの実行と
ともに、内部タイマを起動し、タイマのタイマ値が所定
値になったかを調べる。この所定値は、感光ドラム31
が帯電器位置から現像位置に到達するまでの時間に、マ
ージンαを見込んだ時間tvbである。従って、タイマ
値が時間tvbを示すと、前述の感光ドラム31の未帯
電領域(図19、図20参照)が、現像器39を通り過
ぎたことになる。
【0097】プロセッサ10は、タイマ値が、時間t
vbになったと判定すると、前述の感光ドラム31の未
帯電領域が、現像器39を通り過ぎたため、現像器モー
タ駆動回路14を介して現像器モータ15を回転駆動す
るとともに、現像バイアス電源49、SW3をオンす
る。更に、プロセッサ10は、ブレードバイアス電源5
0、SW2をオンし、ブレードバイアス電圧(−100
V)をブレードホルダ43とリセットローラ46に印加
する。これにより、現像ローラ40は回転し、且つ現像
ローラ40に、現像バイアス電圧(−350V)が印加
され、ブレード42とリセットローラ46には、ブレー
ド電圧(−450V)が印加され、現像可能となる。
【0098】プロセッサ10は、現像バイアス電圧を
オンしてから所定のイニシャル時間動作を継続させ、ト
ナー帯電量の適正化及び装置の動作チェックを行う。そ
して、プロセッサ10は、前述の所定のイニシャル時間
経過すると、メインモータ12、現像器モータ15をオ
フし、更に、帯電器32の帯電バイアス電源、現像器3
9の現像バイアス電源、ブレードバイアス電源をオフ
し、イニシャル処理を終了し、待機状態となる。
【0099】このようにして、印字動作に先立つイニシ
ャルシーケンスにおいて、感光ドラムを回転させ、帯電
器を動作させた後、感光ドラム31の未帯電領域が現像
器を通過した後、現像器39を駆動し、現像バイアス及
びブレードバイアス電圧を印加する。このため、未帯電
領域での現像器からのトナーの付着を最小にできる。
【0100】又、初期には、現像器39は動作しておら
ず、現像ローラ40が回転していない。このため、現像
ローラ40は、トナーを搬送していないため、感光ドラ
ム31の未帯電領域に接触する部分は、現像ローラ40
の一部分となる。従って、現像ローラ40のその部分に
存在するトナーのみが、未帯電領域に付着する可能性を
持つため、より一層未帯電領域での現像器からのトナー
の付着を防止できる。
【0101】次に、印字処理動作について、図10によ
り説明する。 待機状態において、印字指令が到来し、印字動作スタ
ートとなると、プロセッサ10は、メインモータ駆動回
路11を制御して、メインモータ12を駆動する。これ
とともに、プロセッサ10は、帯電バイアス電源34、
35、SW1をオンし、帯電を開始させる。これによ
り、感光ドラム31は回転し、帯電器32は感光ドラム
31を帯電する。又、現像器39では、現像ローラ40
は回転しない。
【0102】プロセッサ10は、ステップの実行と
ともに、内部タイマを起動し、タイマのタイマ値が所定
値になったかを調べる。この所定値は、感光ドラム31
が帯電器位置から現像位置に到達するまでの時間に、マ
ージンαを見込んだ時間tvbである。従って、タイマ
値が時間tvbを示すと、前述の感光ドラム31の未帯
電領域(図19、図20参照)が、現像器39を通り過
ぎたことになる。
【0103】プロセッサ10は、タイマ値が、時間t
vbになったと判定すると、前述の感光ドラム31の未
帯電領域が、現像器39を通り過ぎたため、現像器モー
タ駆動回路14を介して現像器モータ15を回転駆動す
るとともに、現像バイアス電源49、SW3をオンす
る。更に、プロセッサ10は、ブレードバイアス電源5
0、SW2をオンし、ブレードバイアス電圧(−100
V)をブレードホルダ43とリセットローラ46に印加
する。これにより、現像ローラ40は回転し、且つ現像
ローラ40に、現像バイアス電圧(−350V)が印加
され、ブレード42とリセットローラ46には、ブレー
ド電圧(−450V)が印加され、現像ローラ40によ
るトナーの搬送及びトナーの帯電が行われる。
【0104】プロセッサ10は、ステップの実行と
ともに、内部タイマを起動し、タイマのタイマ値が所定
値になったかを調べる。この所定値は、現像ローラ40
の回転により、トナーが充分帯電するのに要する時間で
ある。
【0105】プロセッサ10は、トナー帯電量が充分
となる時間を経過すると、ピックローラ駆動機構16を
介して図示しないピックローラにより用紙カセットから
用紙をピックさせ、転写器51方向に搬送する。
【0106】これとともに、プロセッサ10は、内部
タイマを起動し、タイマのタイマ値が所定値になったか
を調べる。この所定値は、用紙がピック位置から転写器
位置までに到達するまでの時間に、感光ドラム31が画
像露光位置から転写器位置までに到達するまでの時間t
vtを差し引いた時間texである。即ち、用紙が、搬
送路上で、転写器位置から感光ドラム31の画像露光位
置から転写器位置までの距離だけ離れた位置に到達する
時間である。これにより、用紙と画像露光とを同期をと
る。
【0107】そして、プロセッサ10は、タイマ値が、
時間texになったと判定すると、プロセッサ10は、
レーザー光学系38に画像露光スタートを指示して、1
ページの画像露光を開始させる。
【0108】次に、プロセッサ10は、内部タイマを
起動し、タイマのタイマ値が所定値になったかを調べ
る。この所定値は、感光ドラム31が画像露光位置から
転写器位置までに到達するまでの時間tvtである。プ
ロセッサ10は、タイマ値が、時間tvtになったと判
定すると、画像露光に伴うトナー像が転写位置に到達
し、用紙が転写位置に到達したため、プロセッサ10
は、転写バイアス電源53、SW4をオンし、転写ロー
ラ52に転写バイアス電圧を印加する。これにより、感
光ドラム31上のトナー像は、用紙に、静電的且つ機械
的に転写される。
【0109】プロセッサ10は、1ページ目の画像露
光を終了すると、次のページデータが到来するかを調
べ、一定時間内に到来すると、次のページの印刷を開始
するため、ステップ以降のステップを実行する。
【0110】逆に、次のページデータが到来していない
と、印刷終了として、終了シーケンスを実行する。この
終了シーケンスとしては、メインモータ12、帯電器3
2の帯電バイアス電源、現像器39の現像バイアス電
源、ブレードバイアス電源をオフし、転写ローラ52を
退避させ、転写バイアス電源をオフする。
【0111】このようにして、この実施例でも、現像バ
イアス電圧の印加タイミングを遅らせることにより、感
光ドラム31の未帯電領域が現像器39を通過する際
に、現像バイアス電圧をオフとして、現像器39からの
現像バイアス電圧による未帯電領域へのトナーの付着を
防止している。
【0112】又、現像器39の未帯電トナーは、現像バ
イアス電圧を印加しなくても、未帯電領域に付着する可
能性がある。これを防止するため、現像器モータを別に
設け、初期時に現像器39を動作させないで、現像ロー
ラ40を固定し、現像ローラ40の固定位置のみを感光
ドラム31の未帯電領域に接触させるため、未帯電領域
へのトナーの付着は、当該接触部分のトナーのみで済
み、未帯電領域のトナーの付着量をより少なくできる。
【0113】(d)第3の実施例の説明 図12は本発明の第3の実施例イニシャル処理フロー
図、図13は本発明の第3の実施例印字処理フロー図、
図14は本発明の第3の実施例タイムチャート図であ
る。尚、この実施例も、第2の実施例と同様に、図5の
構成に示したように、メインモータ12と現像器モータ
15を別に設け、且つ転写ローラ52を退避させない常
時接触タイプとした例である。
【0114】図13の印字処理前に行われるイニシャル
処理は、図12に示すように、図9の第2の実施例と同
一である。従って、第2の実施例と同様に、印字動作に
先立つイニシャルシーケンスにおいて、感光ドラムを回
転させ、帯電器を動作させた後、感光ドラム31の未帯
電領域が現像器を通過した後、現像器39を駆動し、現
像バイアス及びブレードバイアス電圧を印加する。この
ため、未帯電領域での現像器からのトナーの付着を最小
にできる。
【0115】又、初期には、現像器39は動作しておら
ず、現像ローラ40が回転していない。このため、現像
ローラ40は、トナーを搬送していないため、感光ドラ
ム31の未帯電領域に接触する部分は、現像ローラ40
の一部分となる。従って、現像ローラ40のその部分に
存在するトナーのみが、未帯電領域に付着する可能性を
持つため、より一層未帯電領域での現像器からのトナー
の付着を防止できる。
【0116】次に、印字処理動作について、図13によ
り説明する。 待機状態において、印字指令が到来し、印字動作スタ
ートとなると、プロセッサ10は、現像器モータ駆動回
路14を介して現像器モータ15を回転駆動するととも
に、ブレードバイアス電源50、SW2をオンし、ブレ
ードバイアス電圧(−100V)をブレードホルダ43
とリセットローラ46に印加する。これにより、現像ロ
ーラ40は回転し、現像ローラ40とブレード42との
間、及び現像ローラ40とリセットローラ46との間に
は−100Vが印加され、現像ローラ40によるトナー
の搬送によるトナーの帯電と、ブレード42によるトナ
ーの強制帯電が行われる。
【0117】この動作時間は、現像ローラ40の1周以
上の時間が適当である。これにより現像ローラ40の周
囲のトナーが充分に帯電され、未帯電トナーが殆どなく
なる。この動作時間後、プロセッサ10は、現像器モー
タ駆動回路14を介して現像器モータ15を停止すると
ともに、ブレードバイアス電源50、SW2をオフす
る。
【0118】以降のステップは、第2の実施例のステ
ップ〜と同様であり、プロセッサ10は、メインモ
ータ駆動回路11を制御して、メインモータ12を駆動
するとともに、帯電バイアス電源34、35、SW1を
オンし、帯電を開始させる。これにより、感光ドラム3
1は回転し、帯電器32は感光ドラム31を帯電する。
又、現像器39では、現像ローラ40は回転しない。
【0119】プロセッサ10は、ステップの実行と
ともに、内部タイマを起動し、タイマのタイマ値が所定
値になったかを調べる。この所定値は、前述の時間tv
bである。従って、タイマ値が時間tvbを示すと、前
述の感光ドラム31の未帯電領域が、現像器39を通り
過ぎたことになる。
【0120】プロセッサ10は、タイマ値が、時間t
vbになったと判定すると、感光ドラム31の未帯電領
域が、現像器39を通り過ぎたため、現像器モータ駆動
回路14を介して現像器モータ15を回転駆動するとと
もに、現像バイアス電源49、SW3をオンする。更
に、プロセッサ10は、ブレードバイアス電源50、S
W2をオンし、ブレードバイアス電圧(−100V)を
ブレードホルダ43とリセットローラ46に印加する。
これにより、現像ローラ40は回転し、且つ現像ローラ
40に、現像バイアス電圧(−350V)が印加され、
ブレード42とリセットローラ46には、ブレード電圧
(−450V)が印加され、現像ローラ40によるトナ
ーの搬送及びトナーの帯電が行われる。
【0121】次に、プロセッサ10は、ピックローラ
駆動機構16を介して図示しないピックローラにより用
紙カセットから用紙をピックさせ、転写器51方向に搬
送する。
【0122】これとともに、プロセッサ10は、内部
タイマを起動し、タイマのタイマ値が所定値になったか
を調べる。この所定値は、前述の時間texである。即
ち、用紙が、搬送路上で、転写器位置から感光ドラム3
1の画像露光位置から転写器位置までの距離だけ離れた
位置に到達する時間である。これにより、用紙と画像露
光とを同期をとる。
【0123】そして、プロセッサ10は、タイマ値が、
時間texになったと判定すると、プロセッサ10は、
レーザー光学系38に画像露光スタートを指示して、1
ページの画像露光を開始させる。
【0124】次に、プロセッサ10は、内部タイマを
起動し、タイマのタイマ値が所定値になったかを調べ
る。この所定値は、感光ドラム31が画像露光位置から
転写器位置までに到達するまでの時間tvtである。プ
ロセッサ10は、タイマ値が、時間tvtになったと判
定すると、画像露光に伴うトナー像が転写位置に到達
し、用紙が転写位置に到達したため、プロセッサ10
は、転写バイアス電源53、SW4をオンし、転写ロー
ラ52に転写バイアス電圧を印加する。これにより、感
光ドラム31上のトナー像は、用紙に、静電的且つ機械
的に転写される。
【0125】プロセッサ10は、1ページ目の画像露
光を終了すると、次のページデータが到来するかを調
べ、一定時間内に到来すると、次のページの印刷を開始
するため、ステップ以降のステップを実行する。
【0126】逆に、次のページデータが到来していない
と、印刷終了として、終了シーケンスを実行する。この
終了シーケンスとしては、メインモータ12、帯電器3
2の帯電バイアス電源、現像器39の現像バイアス電
源、ブレードバイアス電源をオフし、転写ローラ52を
退避させ、転写バイアス電源をオフする。
【0127】このようにして、この実施例でも、現像バ
イアス電圧の印加タイミングを遅らせることにより、感
光ドラム31の未帯電領域が現像器39を通過する際
に、現像バイアス電圧をオフとして、現像器39からの
現像バイアス電圧による未帯電領域へのトナーの付着を
防止している。
【0128】又、現像器39の未帯電トナーは、現像バ
イアス電圧を印加しなくても、未帯電領域に付着する可
能性がある。これを防止するため、現像器モータを別に
設け、メインモータ12の動作、即ち、感光ドラム31
の回転前に、現像器39を動作させる。これにより、現
像器39の現像ローラ40の周囲のトナーは帯電状態と
なり、未帯電のトナーをなくすようにしている。このた
め、ステップにおいて、メインモータ12をオンとし
て、感光ドラム31を回転させ、感光ドラム31の未帯
電領域が現像器39を通過する際に、未帯電トナーによ
るトナー付着量が少なくなる。
【0129】更に、その後の初期時(ステップ、)
に現像器39を動作させないで、現像ローラ40を固定
し、現像ローラ40の固定位置のみを感光ドラム31の
未帯電領域に接触させるため、未帯電領域へのトナーの
付着は、当該接触部分の未帯電トナーのみで済み、未帯
電領域のトナーの付着量をより少なくできる。
【0130】(e)第4の実施例の説明 図15は本発明の第4の実施例イニシャル処理フロー
図、図16は本発明の第4の実施例印字処理フロー図、
図17は本発明の第4の実施例タイムチャート図であ
る。
【0131】この実施例は、図5の構成に示したよう
に、メインモータ12と別に現像器モータ15を設け、
且つ転写ローラ52を退避させる接触/退避タイプとし
た例である。又、この実施例は、印字処理において、第
2の実施例に、第1の実施例の転写ローラ52の接触制
御処理を付加したものである。
【0132】この実施例では、図15の印字処理前に行
われるイニシャル処理は、図9の第2の実施例及び図1
2の第3の実施例と同一である。即ち、印字動作に先立
つイニシャルシーケンスにおいて、現像器動作を含むメ
インモータ、帯電器を動作させて、感光ドラム31の未
帯電領域が現像器を通過した後、現像バイアスを印加す
る。このため、未帯電領域での現像器からのトナーの付
着を最小にできる。
【0133】又、初期時の未帯電領域の現像器の通過時
には、現像器39は動作していないため、現像ローラ4
0は回転せず、感光ドラム31にトナーを搬送しない。
このため、現像ローラ40の感光ドラム31の接触位置
のトナーのみが、感光ドラム31の未帯電領域に作用す
る。従って、感光ドラム31の未帯電領域へのトナーの
付着をより少なくできる。
【0134】次に、印字処理動作について、図16によ
り説明する。 待機状態において、印字指令が到来し、印字動作スタ
ートとなると、プロセッサ10は、メインモータ駆動回
路11を制御して、メインモータ12を駆動する。これ
とともに、プロセッサ10は、帯電バイアス電源34、
35、SW1をオンし、帯電を開始させる。これによ
り、感光ドラム31は回転し、帯電器32は感光ドラム
31を帯電する。又、現像器39では、現像ローラ40
は回転しない。
【0135】プロセッサ10は、ステップの実行と
ともに、内部タイマを起動し、タイマのタイマ値が所定
値になったかを調べる。この所定値は、前述の時間tv
bである。従って、タイマ値が時間tvbを示すと、前
述の感光ドラム31の未帯電領域が、現像器39を通り
過ぎたことになる。
【0136】プロセッサ10は、タイマ値が、時間t
vbになったと判定すると、感光ドラム31の未帯電領
域が、現像器39を通り過ぎたため、現像器モータ駆動
回路14を介して現像器モータ15を回転駆動するとと
もに、現像バイアス電源49、SW3をオンする。更
に、プロセッサ10は、ブレードバイアス電源50、S
W2をオンし、ブレードバイアス電圧(−100V)を
ブレードホルダ43とリセットローラ46に印加する。
これにより、現像ローラ40は回転し、且つ現像ローラ
40に、現像バイアス電圧(−350V)が印加され、
ブレード42とリセットローラ46には、ブレード電圧
(−450V)が印加され、現像ローラ40によるトナ
ーの搬送及びトナーの帯電が行われる。
【0137】プロセッサ10は、ステップの実行と
ともに、内部タイマを起動し、タイマのタイマ値が所定
値になったかを調べる。この所定値は、前述の時間tt
である。従って、タイマ値が時間ttを示すと、前述の
感光ドラム31の未帯電領域が、転写器51を通り過ぎ
たことになる。
【0138】そして、プロセッサ10は、タイマ値が、
時間ttになったと判定すると、前述の感光ドラム31
の未帯電領域が、転写器51を通り過ぎたため、転写ロ
ーラ離接機構を動作させ、転写ローラ52を感光ドラム
31に接触させる。このように、感光ドラム31の未帯
電領域が、転写器51を通り過ぎた後、転写ローラ52
を接触させることにより、現像器39で未帯電領域に若
干のトナーが付着しても、転写ローラ52に未帯電領域
のトナーが付着することがない。
【0139】次に、プロセッサ10は、内部タイマを
起動し、タイマのタイマ値が所定値になったかを調べ
る。この所定値は、現像ローラ40の回転により、トナ
ーが充分帯電するのに要する時間である。プロセッサ1
0は、トナー帯電量が充分となる時間を経過すると、ピ
ックローラ駆動機構16を介して図示しないピックロー
ラにより用紙カセットから用紙をピックさせ、転写器5
1方向に搬送する。
【0140】これとともに、プロセッサ10は、内部
タイマを起動し、タイマのタイマ値が所定値になったか
を調べる。この所定値は、前述の時間texである。即
ち、用紙が、搬送路上で、転写器位置から感光ドラム3
1の画像露光位置から転写器位置までの距離だけ離れた
位置に到達する時間である。これにより、用紙と画像露
光とを同期をとる。
【0141】そして、プロセッサ10は、タイマ値が、
時間texになったと判定すると、プロセッサ10は、
レーザー光学系38に画像露光スタートを指示して、1
ページの画像露光を開始させる。
【0142】次に、プロセッサ10は、内部タイマを
起動し、タイマのタイマ値が所定値になったかを調べ
る。この所定値は、感光ドラム31が画像露光位置から
転写器位置までに到達するまでの時間tvtである。プ
ロセッサ10は、タイマ値が、時間tvtになったと判
定すると、画像露光に伴うトナー像が転写位置に到達
し、用紙が転写位置に到達したため、プロセッサ10
は、転写バイアス電源53、SW4をオンし、転写ロー
ラ52に転写バイアス電圧を印加する。これにより、感
光ドラム31上のトナー像は、用紙に、静電的且つ機械
的に転写される。
【0143】プロセッサ10は、1ページ目の画像露
光を終了すると、次のページデータが到来するかを調
べ、一定時間内に到来すると、次のページの印刷を開始
するため、ステップ以降のステップを実行する。
【0144】逆に、次のページデータが到来していない
と、印刷終了として、終了シーケンスを実行する。この
終了シーケンスとしては、メインモータ12、帯電器3
2の帯電バイアス電源、現像器39の現像バイアス電
源、ブレードバイアス電源をオフし、転写ローラ52を
退避させ、転写バイアス電源をオフする。
【0145】この実施例でも、現像バイアス電圧の印加
タイミングを遅らせることにより、感光ドラム31の未
帯電領域が現像器39を通過する際に、現像バイアス電
圧をオフとして、現像器39からの現像バイアス電圧に
よる未帯電領域へのトナーの付着を防止している。
【0146】又、現像器39の未帯電トナーは、現像バ
イアス電圧を印加しなくても、未帯電領域に付着する可
能性がある。これを防止するため、現像器モータを別に
設け、初期時に現像器39を動作させないで、現像ロー
ラ40を固定し、現像ローラ40の固定位置のみを感光
ドラム31の未帯電領域に接触させるため、未帯電領域
へのトナーの付着は、当該接触部分のトナーのみで済
み、未帯電領域のトナーの付着量をより少なくできる。
【0147】更に、転写ローラ52を未帯電領域の通過
後に、感光ドラム31に接触させるため、現像器39で
若干のトナーが付着しても、トナーが転写ローラ52に
付着することを防止でき、印刷時の用紙の汚れを防止で
きる。
【0148】(f)他の実施例の説明 図18は本発明の他の実施例構成図であり、クリーナー
付きの電子写真プリンタを示している。図において、図
2で示したものと同一のものは、同一の記号で示してあ
る。
【0149】70はコロナ帯電器であり、感光体31の
表面に非接触であり、コロナ放電器で構成される。この
コロナ放電器70には、−数KVの直流定電圧源35が
スイッチSW1を介して接続されている。感光ドラム3
1の表面が、−700Vに帯電されるように設定した。
【0150】63はクリーナーであり、感光ドラム31
に接触するクリーニングブレード64を有している。こ
のクリーニングブレード64により感光ドラム31の残
留トナーを掻き落とし、クリーナー63内に収容する。
【0151】この実施例の装置においても、前述の第1
の実施例、第2の実施例、第3の実施例、第4の実施例
を適用すると、同様の効果を奏する。上述の実施例の他
に、本発明は、次のような変形が可能である。
【0152】帯電ブラシ20の駆動電源として、交流
と直流の重畳のもので説明したが、直流(定電流源)で
あっても良い。又、転写ロ−ラ50の駆動電源として、
定電流源で説明したが、定電圧源であってもよい。
【0153】図2の実施例では、ブラシ帯電器を用い
たが、図2のクリーナレスプロセスにおいて、帯電器を
図18のコロナ帯電器としても良い。この場合、転写ロ
ーラ52とコロナ帯電器70との間に、散らしブラシを
設けると、現像器39の回収効果を向上できる。即ち、
散らしブラシを感光ドラム31に接触させることによ
り、局部的な残留トナーを感光ドラム31全体に散らす
ことができ、現像器39での回収が容易となる。
【0154】現像ロ−ラと転写ロ−ラに、多孔質ポリ
ウレタンスポンジを用いたが、ウレタンゴム、シリコン
ゴム、シリコン系のスポンジ、フッ素系のスポンジ等を
用いてもよい。
【0155】転写手段の転写ロ−ラには、エンドレス
の転写ベルトを含み、更に、エンドレス状の潜像担持体
には、ドラムのみならず、ベルト状のものも含む。
【0156】画像露光部として、レ−ザ−光学系を用
いたが、LED光学系、液晶シャッタ光学系、EL(エ
レクトロ・ルミネッセンス)光学系等を用いても良い。
【0157】現像器を一成分非磁性現像器、現像剤を
非磁性トナーで説明したが、二成分現像剤と二成分磁気
ブラシ現像器、磁性トナーと磁性トナ−現像器等周知の
接触現像法を用いてもよい。更に非磁性及び磁性の粉砕
トナー及び球形重合トナーを用いることができる。又、
プレードバイアス電圧による帯電法を用いなくても良
い。
【0158】第3の実施例において、図12のイニシ
ャル処理に、図13の印字処理におけるステップの帯
電処理を加えても良い。
【0159】上述の実施例では、印刷機構3を電子写
真機構で説明したが、トナ−像を転写する印刷機構(例
えば,静電記録機構等)にも使用でき、シ−トは、用紙
に限らず、他の媒体を用いることができる。
【0160】画像形成装置をプリンタで説明したが、
複写機、ファクシミリ等他の画像形成装置であっても良
い。以上、本発明を実施例により説明したが、本発明の
主旨の範囲内で種々の変形が可能であり、これらを本発
明の範囲から排除するものではない。
【0161】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
次の効果を奏する。 動作開始時に、潜像担持体を回転させ、帯電器を動作
させて、潜像担持体の未帯電領域が現像部を通過した
後、現像部の現像バイアス電圧を印加するため、潜像担
持体の未帯電領域が現像部を通過する際に、未帯電領域
に現像部からトナーが付着することを防止できる。
【0162】このため、不要トナーの消費を防止で
き、ランニングコストの低減と、不要トナーによる環境
への影響と、装置の汚れを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理図である。
【図2】本発明の一実施例構成図である。
【図3】図2の転写ローラ離接機構の構成図である。
【図4】図2の他の転写ローラ離接機構の構成図であ
る。
【図5】本発明の一実施例ブロック図である。
【図6】本発明の第1の実施例イニシャル処理フロー図
である。
【図7】本発明の第1の実施例印字処理フロー図であ
る。
【図8】本発明の第1の実施例タイムチャート図であ
る。
【図9】本発明の第2の実施例イニシャル処理フロー図
である。
【図10】本発明の第2の実施例印字処理フロー図であ
る。
【図11】本発明の第2の実施例タイムチャート図であ
る。
【図12】本発明の第3の実施例イニシャル処理フロー
図である。
【図13】本発明の第3の実施例印字処理フロー図であ
る。
【図14】本発明の第3の実施例タイムチャート図であ
る。
【図15】本発明の第4の実施例イニシャル処理フロー
図である。
【図16】本発明の第4の実施例印字処理フロー図であ
る。
【図17】本発明の第4の実施例タイムチャート図であ
る。
【図18】本発明の他の実施例構成図である。
【図19】従来技術の説明図(その1)である。
【図20】従来技術の説明図(その2)である。
【符号の説明】
10 制御部 31 感光ドラム(潜像担持体) 32、70 帯電器 38 レ−ザ−光学系(潜像形成部) 39 接触型現像器 40 現像ローラ 51 接触型転写部 52 転写ロ−ラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G03G 15/08 8004−2H 15/16 103 (72)発明者 木村 正利 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転するエンドレス状の潜像担持体(3
    1)と、前記潜像担持体(31)を帯電する帯電部(3
    2)と、前記帯電された潜像担持体(31)に潜像を形
    成する潜像形成部(38)と、前記潜像担持体(31)
    に接触して、現像剤を供給する現像部(39)と、前記
    潜像担持体(31)の現像像をシートに転写する転写部
    (52)とを有する画像形成装置において、 前記潜像担持体(31)の回転と前記帯電部(32)の
    帯電動作を開始させてから所定時間後に、前記現像部
    (39)の現像バイアス電圧の印加を開始制御する制御
    部(10)を設けたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記制御部(10)は、前記現像バイア
    ス電圧の印加とともに、前記現像部(39)の現像剤搬
    送手段(40)の駆動を開始することを特徴とする請求
    項1の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記制御部(10)は、潜像担持体(3
    1)の回転と前記帯電部(32)の帯電動作を開始させ
    る前に、前記現像部(39)の現像剤搬送手段(40)
    を一定時間駆動することを特徴とする請求項1又は2の
    画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記制御部(10)は、前記潜像担持体
    (31)の回転と前記帯電部(32)の帯電動作を開始
    させるとともに、前記現像部(39)の現像剤搬送手段
    (40)上の現像剤の層厚を規制するブレード(44)
    に印加するバイアス電圧の印加を開始することを特徴と
    する請求項1又は3の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記制御部(10)は、前記現像バイア
    ス電圧の印加とともに、前記現像部(39)の現像剤搬
    送手段(40)上の現像剤の層厚を規制するブレード
    (44)に印加するバイアス電圧の印加を開始すること
    を特徴とする請求項2又は3の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記所定時間が、少なくとも前記潜像担
    持体(31)が前記帯電位置から前記現像位置まで移動
    する時間であることを特徴とする請求項1又は2又は3
    又は4又は5の画像形成装置。
  7. 【請求項7】 前記制御部(10)は、前記現像部(3
    9)の現像バイアス電圧の印加を開始してから所定時間
    後に、前記接触型転写部(51)を前記潜像担持体(3
    1)に接触させることを特徴とする請求項1又は2又は
    3又は4又は5又は6の画像形成装置。
  8. 【請求項8】 前記現像部(39)が、前記潜像担持体
    (31)の残留現像剤を回収することを特徴とする請求
    項1又は2又は3又は4又は5又は6又は7の画像形成
    装置。
  9. 【請求項9】 前記制御部(10)は、イニシャル処理
    において、前記潜像担持体(31)の回転と前記帯電部
    (32)の帯電動作を開始させてから所定時間後に、前
    記現像部(39)の現像バイアス電圧の印加を開始制御
    して、イニシャル時間終了後に、前記イニシャル処理を
    終了し、待機状態となることを特徴とする請求項1又は
    2又は3又は4又は5又は6又は7又は8の画像形成装
    置。
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