JP2003255675A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

Info

Publication number
JP2003255675A
JP2003255675A JP2002058540A JP2002058540A JP2003255675A JP 2003255675 A JP2003255675 A JP 2003255675A JP 2002058540 A JP2002058540 A JP 2002058540A JP 2002058540 A JP2002058540 A JP 2002058540A JP 2003255675 A JP2003255675 A JP 2003255675A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
charging
image
toner
voltage
polarity
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002058540A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2003255675A5 (ja
Inventor
Hiroyuki Kitaka
博之 木▲高▼
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2002058540A priority Critical patent/JP2003255675A/ja
Priority to EP03708483A priority patent/EP1481290A1/en
Priority to US10/505,868 priority patent/US20050150403A1/en
Priority to PCT/JP2003/002541 priority patent/WO2003075101A1/en
Priority to CNA038051850A priority patent/CN1639646A/zh
Priority to KR1020047013727A priority patent/KR100696344B1/ko
Publication of JP2003255675A publication Critical patent/JP2003255675A/ja
Publication of JP2003255675A5 publication Critical patent/JP2003255675A5/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/02Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for laying down a uniform charge, e.g. for sensitising; Corona discharge devices
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/02Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for laying down a uniform charge, e.g. for sensitising; Corona discharge devices
    • G03G15/0208Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for laying down a uniform charge, e.g. for sensitising; Corona discharge devices by contact, friction or induction, e.g. liquid charging apparatus
    • G03G15/0216Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for laying down a uniform charge, e.g. for sensitising; Corona discharge devices by contact, friction or induction, e.g. liquid charging apparatus by bringing a charging member into contact with the member to be charged, e.g. roller, brush chargers
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G21/00Arrangements not provided for by groups G03G13/00 - G03G19/00, e.g. cleaning, elimination of residual charge
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G21/00Arrangements not provided for by groups G03G13/00 - G03G19/00, e.g. cleaning, elimination of residual charge
    • G03G21/0005Arrangements not provided for by groups G03G13/00 - G03G19/00, e.g. cleaning, elimination of residual charge for removing solid developer or debris from the electrographic recording medium
    • G03G21/0064Arrangements not provided for by groups G03G13/00 - G03G19/00, e.g. cleaning, elimination of residual charge for removing solid developer or debris from the electrographic recording medium using the developing unit, e.g. cleanerless or multi-cycle apparatus
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G2221/00Processes not provided for by group G03G2215/00, e.g. cleaning or residual charge elimination
    • G03G2221/0005Cleaning of residual toner

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Plasma & Fusion (AREA)
  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
  • Dry Development In Electrophotography (AREA)
  • Cleaning In Electrography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】接触帯電方式・クリーナレスシステムの画像形
成装置について、接触帯電部材2に対する印加電圧に交
番電圧を重畳することによる帯電性能の向上効果、ポジ
ゴーストの発生防止効果を維持させつつ、該交番電圧の
重畳にかかわらず接触帯電部材2を通過して現像部cに
持ち運ばれる像担持体1上の転写残トナーの帯電極性
を、現像部cにおいて回収可能な正規の極性にそろえ
る、即ち現像部cでの回収が不可能な極性をもったトナ
ーが像担持体1上をつれまわることにより発生する画像
不良の防止を実現することを目的としている。 【解決手段】接触帯電部材2に対する印加帯電電圧とし
て、交番電圧波形としては、帯電極性方向側の振幅のピ
ークから帯電極性逆方向側の振幅のピークまでの時間T
upが、帯電極性逆方向側の振幅のピークから帯電極性側
の振幅のピークまでの時間Tdownよりも長い波形の電圧
を用いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はクリーナレスの画像
形成装置に関する。
【0002】より詳しくは転写工程後の像担持体上に残
余する現像剤(トナー)を現像装置において現像同時ク
リーニングで像担持体上から除去・回収し、再利用する
ことによりクリーニング装置を廃したクリーナレス方式
の画像形成装置に関する。
【0003】
【従来の技術】従来、電子写真方式を用いた複写機・プ
リンタ・ファクシミリ等の転写方式画像形成装置は、回
転ドラム型を一般的とする像担持体である感光体、その
感光体を所定の極性・電位に一様に帯電処理する帯電装
置(帯電工程)、帯電処理された感光体に静電潜像を形
成する情報書き込み手段としての露光装置(露光工
程)、感光体上に形成された静電潜像を現像剤であるト
ナーにより顕像化する現像装置(現像工程)、上記トナ
ー画像を感光体面から紙などの記録媒体としての転写材
に転写する転写装置(転写工程)、転写工程後の感光体
上に多少ながら残余するトナーを除去して感光体面を清
掃するクリーニング装置(クリーニング工程)、転写材
上のトナー画像を定着させる定着装置(定着工程)など
から構成されており、感光体は繰り返して電子写真プロ
セス(帯電・露光・現像・転写・クリーニング)が適用
されて作像に供される。
【0004】転写工程後の感光体上に残余するトナーは
クリーニング装置により感光体面から除去され、クリー
ニング装置内に溜まって廃トナーとなるが、環境保全や
資源の有効利用等の点からそのような廃トナーは出ない
ことが望ましい。
【0005】そこで、クリーニング装置にて回収されて
いる転写残トナー、いわゆる廃トナーを現像装置に戻し
て再利用する画像形成装置がある。
【0006】また、クリーニング装置を廃し、転写工程
後の感光体上の転写残トナーを現像装置において「現像
同時クリーニング」で感光体上から除去・回収し再利用
するようにしたクリーナレス方式の画像形成装置があ
る。
【0007】現像同時クリーニングは、転写後の感光体
上の転写残トナーを次工程以降の現像工程時、即ち引き
続き感光体を帯電し、露光して静電潜像を形成し、該静
電潜像の現像工程過程時にかぶり取りバイアス(現像装
置に印加する直流電圧と感光体の表面電位間の電位差で
あるかぶり取り電位差Vback)によって、トナーで現像
されるべきでない感光体面部分上(非画像部)に存在す
る転写残トナーを現像装置に回収する方法である。この
方式によれば、転写残トナーは現像装置に回収されて次
工程以降の静電潜像の現像に再利用されるため、廃トナ
ーをなくし、またメンテナンス時に手を煩わせることも
少なくすることができる。またクリーナレスであること
で画像形成装置の小型化にも有利である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述した転写工程後の
感光体上の転写残トナーを現像装置において現像同時ク
リーニングで除去・回収し再利用するクリーナレス方式
の画像形成装置において、感光体の帯電装置が、感光体
に接触帯電部材を当接させて感光体面を振動電圧により
帯電処理する接触帯電装置であるとき、感光体上の転写
残トナーが感光体と接触帯電部材の接触ニップ部である
帯電部を通過し、現像部に持ち運ばれる際のトナーの帯
電極性が、現像部において回収可能な正規の極性ではな
く、かつその帯電量が現像装置によって感光体の静電潜
像を現像できるトナーの帯電量でなかった場合、かぶり
現象やトナーの感光体への融着などを引き起こし、画像
不良の原因となってしまう。
【0009】即ち、帯電装置が、感光体面を振動電圧に
より帯電処理する接触帯電装置であるとき、感光体と接
触帯電部材の接触ニップ部である帯電部を通過したトナ
ーには、帯電極性が正規極性のもの、正規極性とは逆極
性に反転したもの(以下、反転トナーと記す)や、除電
されて帯電量が少ないものが混在しており、その内の反
転トナーや帯電量が少ないトナーは、現像部で回収され
ずに感光体上をつれまわりやすくなる。
【0010】また、近年のユーザニーズの多様性に伴
い、写真画像などといった高印字率な画像の連続印字動
作や、カラー化による感光体上ヘの多重現像方式などに
より、一度に大量の転写残トナーが発生することで、上
述のような問題を更に助長させてしまうことになる。
【0011】そこで本発明は接触帯電方式・クリーナレ
スシステムの画像形成装置について、接触帯電部材に対
する印加電圧に交番電圧を重畳することによる帯電性能
の向上効果、ポジゴーストの発生防止効果を維持させつ
つ、該交番電圧の重畳にかかわらず接触帯電部材を通過
して現像部に持ち運ばれる像担持体上の転写残トナーの
帯電極性を、現像部において回収可能な正規の極性にそ
ろえる、即ち現像部での回収が不可能な極性をもったト
ナーが像担持体上をつれまわることにより発生する画像
不良の防止を実現することを目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は下記の構成を特
徴とする画像形成装置である。
【0013】(1)像担持体と、該像担持体を帯電する
帯電手段と、該像担持体の帯電面に静電潜像を形成する
画像情報書き込み手段と、該静電潜像をトナー像として
現像する現像手段と、該トナー像を記録媒体に転写する
転写手段を備え、該現像手段が、該像担持体上のトナー
像を記録媒体に転写した後に該像担持体に残留した残ト
ナー粒子を回収するクリーニング手段も兼ねており、該
像担持体は繰り返して作像に供される画像形成装置にお
いて、該帯電手段は、電圧を印加した帯電部材を該像担
持体に接触させて該像担持体を帯電する接触帯電手段で
あり、且つ該帯電部材に印加される電圧は直流電圧と交
番電圧を重畳させた振動電圧であり、且つ前記重畳され
る交番電圧は少なくとも一定時間下記のaの条件 a.Tup>Tdownup:交番電圧の波形の、帯電極性方向側の振幅のピー
クから帯電極性逆方向側の振幅のピークまでの時間 Tdown:交番電圧の波形の、帯電極性逆方向側の振幅の
ピークから帯電極性方向側の振幅のピークまでの時間 を満たす電圧であることを特徴とする画像形成装置。
【0014】(2)前記帯電手段は、前記振動電圧を印
加すべき芯金と、この芯金の表面に形成した導電ゴムと
からなることを特徴とする(1)に記載の画像形成装
置。
【0015】(3)前記帯電手段を、一定の押圧力で前
記像担持体に圧接させることを特徴とする(1)または
(2)に記載の帯電装置。
【0016】(4)前記像担持体と前記帯電手段のいず
れか一方または双方を相対移動させることを特徴とする
(1)から(3)のうちのいずれか1項に記載の画像形
成装置。
【0017】(5)前記像担持体は、基体の表面に形成
した電荷発生層と、この電荷発生層の表面に形成した電
荷輸送層とを基本構成体とすることを特徴とする(1)
から(4)のうちのいずれか1項に記載の画像形成装
置。
【0018】(6)前記画像情報書き込み手段は像担持
体の帯電面に対する像露光手段であることを特徴とする
(1)から(5)のうちのいずれか1項に記載の画像形
成装置。
【0019】(作 用)即ち本発明は、転写工程後の像
担持体上の転写残現像剤(転写残トナー)を現像手段に
おいて現像同時クリーニングで除去・回収し再利用する
クリーナレス方式の画像形成装置において、像担持体上
の転写残現像剤の帯電量を制御することで、クリーナレ
スシステムのメリットを得るものである。具体的には、
帯電手段により転写残現像剤の帯電量を正規極性に帯電
処理し、且つ適正帯電量にするものであり、 a)帯電手段で像担持体面を所定の電位に帯電すると同
時に、転写部から帯電部へ持ち運ばれる像担持体上の転
写残現像剤の帯電量を正規極性に帯電処理し、且つその
帯電量を現像手段によって像担持体の静電潜像を現像で
きる適正帯電量に制御することで現像手段での転写残現
像剤の回収を効率的になされるようにした。
【0020】b)上記における帯電手段の帯電処理によ
る転写残現像剤の適正帯電量とは、より具体的には、現
像手段後の現像剤帯電量の0.5〜1.8倍の帯電量と
されることである。
【0021】
【発明の実施の形態】(実施例1)以下、実施例の画像
形成装置(画像記録装置)について説明する。
【0022】図1は本発明に従う画像形成装置例の概略
構成模型図である。本例の画像形成装置は、転写方式電
子写真プロセス利用、接触帯電方式、反発現像方式、ク
リーナレス、最大通紙サイズがA3サイズのレーザビー
ムプリンタである。
【0023】(1)プリンタの全体的概略構成 a)像担持体 1は像担持体としての回転ドラム型の電子写真感光体
(以下、感光ドラムと記す)である。この感光ドラム1
は負帯電性の有機光導電体(OPC)で、外径50mm
であり、中心支軸を中心に100mm/secのプロセ
ススピード(周速度)をもって矢示の反時計方向に回転
駆動される。
【0024】この感光ドラム1は、図2の層構成模型図
のように、アルミニウム製シリンダ(導電性ドラム基
体)1aの表面に、光の干渉を抑え、上層の接着性を向
上させる下引き層1bと、光電荷発生層1cと、電荷輸
送層1dの3層を下から順に塗り重ねた構成をしてい
る。
【0025】b)帯電手段 2は感光ドラム1の周面を一様に帯電処理する帯電手段
としての接触帯電装置(接触帯電器)であり、本例は帯
電ローラ(ローラ帯電器)である。
【0026】この帯電ローラ2は、芯金2aの両端部を
それぞれ不図示の軸受け部材により回転自在に保持され
ると共に、押し圧ばね2eによって感光ドラム方向に付
勢して感光ドラム1の表面に対して所定の押圧力をもっ
て圧接させており、感光ドラム1の回転に従動して回転
する。感光ドラム1と帯電ローラ2との圧接部が帯電部
(帯電ニップ部)aである。
【0027】そして、電源装置S1から帯電ローラ2の
芯金2aに対して、直流電圧と交番電圧を重畳させた振
動電圧を印加することにより、回転駆動する感光ドラム
1の表面を、所定の極性、電位に均一に帯電処理する。
ここで、交番電圧とは、正弦波、矩形波、三角波等の時
間とともに振幅の変化する電圧の全てを意味するもので
ある。
【0028】帯電ローラ2の長手長さは320mmであ
り、図2の層構成模型図のように芯金(支持部材)2a
の外回りに、下層2bと、中間層2cと、表層2dを下
から順次に積層した3層構成である。下層2bは帯電音
を低減するための発泡スポンジ層であり、表層2dは感
光ドラム1上にピンホール等の欠陥があってもリークが
発生するのを防止するために設けている保護層である。
【0029】より具体的には、本例の帯電ローラ2の仕
様は下記のとおりである。
【0030】 a.芯金2a ;直径6mmのステンレス丸棒 b.下層2b ;カーボン分散の発泡EPDM、比重
0.5g/cm3、体積抵抗値102〜109Ωcm、層
厚3.0mm、長さ320mm c.中間層2c;カーボン分散のNBR系ゴム、体積抵
抗値102〜105Ωcm、層厚700μm d.表層2d ;フッ素化合物のトレジン樹脂に酸化
錫、カーボンを分散 体積抵抗値107 〜1010Ωcm、表面粗さ(JIS規
格10点平均表面粗さRa)1.5μm、層厚10μm 図2において、2fは帯電ローラクリーニング部材であ
り、本例では可撓性を持つクリーニングフィルムであ
る。このクリーニングフィルム2fは帯電ローラ2の長
手方向に対し平行に配置され且つ同長手方向に対し一定
量の往復運動をする支持部材2gに一端を固定され、自
由端側近傍の面において帯電ローラ2と接触ニップを形
成するよう配置されている。
【0031】支持部材2gがプリンタの駆動モーターに
よりギア列を介して長手方向に対し一定量の往復運動駆
動されて帯電ローラ表層2dがクリーニングフィルム2
fで摺擦される。これにより帯電ローラ表面2dの付着
物汚染(微粉トナー、外添剤など)の除去がなされる。
【0032】c)情報書き込み手段 3は帯電処理された感光ドラム1の面に静電潜像を形成
する情報書き込み手段としての露光装置であり、本例は
半導体レーザを用いたレーザビームスキャナである。不
図示の画像読み取り装置等のホスト処理からプリンタ側
に送られた画像信号に対応して変調されたレーザ光を出
力して回転感光ドラム1の一様帯電処理面を露光位置b
においてレーザ走査露光L(イメージ露光)する。
【0033】このレーザ走査露光Lにより感光ドラム1
面のレーザ光で照射されたところの電位が低下すること
で回転感光ドラム1面には走査露光した画像情報に対応
した静電潜像が順次に形成されていく。
【0034】d)現像手段 4は感光ドラム1上の静電潜像に現像剤(トナー)を供
給し静電潜像を可視化する現像手段としての現像装置
(現像器)であり、本例は二成分磁気ブラシ現像方式の
反転現像装置である。
【0035】4aは現像容器。4bは非磁性の現像スリ
ーブであり、この現像スリーブ4bはその外周面の一部
を外部に露呈させて現像容器4a内に回転可能に配置し
てある。4cは非回転に固定して現像スリーブ4b内に
挿設したマグネットローラ、4dは現像剤コーティング
ブレード、4eは現像容器4aに収容した二成分現像
剤、4fは現像容器4a内の底部側に配設した現像剤攪
拌部材、4gはトナーホッパーであり、補給用トナーを
収容させてある。
【0036】現像容器4a内の二成分現像剤4eはトナ
ーと磁性キャリアの混合物であり、現像剤攪拌部材4f
により攪拌される。本例において磁性キャリアの抵抗は
約1013Ωcm、粒径は40μmである。トナーは磁性
キャリアとの摺擦により負極性に摩擦帯電される。
【0037】現像スリーブ4bは感光ドラム1との最近
接距離(S−Dgapと称する)を350μmに保たせ
て感光ドラム1に近接させて対向配設してある。この感
光ドラム1と現像スリーブ4aとの対向部が現像部cで
ある。
【0038】現像スリーブ4bは現像部cにおいて感光
ドラム1の進行方向とは逆方向に回転駆動される。この
現像スリーブ4bの外周面に該スリーブ内のマグネット
ローラ4cの磁力により現像容器4a内の二成分現像剤
4eの一部が磁気ブラシ層として吸着保持され、該スリ
ーブの回転に伴い回転搬送され、現像剤コーティングブ
レード4dにより所定の薄層に整層され、現像部cにお
いて感光ドラム1の面に対して接触して感光ドラム面を
適度に摺擦する。
【0039】現像スリーブ4bには電源S2から所定の
現像バイアスが印加される。本例において、現像スリー
ブ4bに対する現像バイアス電圧は直流電圧(Vdc)
と交流電圧(Vac)を重畳した振動電圧である。より
具体的には、 直流電圧;−350V 交流電圧;1600V を重畳した振動電圧である。
【0040】而して、回転する現像スリーブ4bの面に
薄層としてコーティングされ、現像部cに搬送された現
像剤中のトナー分が現像バイアスによる電界によって感
光ドラム1面に静電潜像に対応して選択的に付着するこ
とで静電潜像がトナー画像として現像される。本例の場
合は感光ドラム1面の露光明部にトナーが付着して静電
潜像が反転現像される。
【0041】この時、感光ドラム上に現像されたトナー
の帯電量は−25μC/gである。
【0042】現像部cを通過した現像スリーブ4b上の
現像剤薄層は引き続く現像スリーブの回転に伴い現像容
器4a内の現像剤溜り部に戻される。
【0043】現像容器4a内の二成分現像剤4eのトナ
ー濃度を所定の略一定範囲内に維持させるために、現像
容器4a内の二成分現像剤4eのトナー濃度が不図示の
例えば光学式トナー濃度センサーによって検知され、そ
の検知情報に応じてトナーホッパー4gが駆動制御され
て、トナーホッパー4g内のトナーが現像容器4a内の
二成分現像剤4eに補給される。二成分現像剤4eに補
給されたトナーは攪拌部材4fにより攪拌される。
【0044】e)転写手段・定着手段 5は転写装置であり、本例は転写ローラである。この転
写ローラ5は感光ドラム1に所定の押圧力をもって圧接
させてあり、その圧接ニップ部が転写部dである。この
転写部dに不図示の給紙機構部から所定の制御タイミン
グにて記録媒体としての転写材(被転写部材、記録材)
Pが給送される。
【0045】転写部dに給送された転写材Pは回転する
感光ドラム1と転写ローラ5の間に挟持されて搬送さ
れ、その間、転写ローラ5に電源S3からトナーの正規
帯電極性である負極性とは逆極性である正極性の転写バ
イアス本例では+2kVが印加されることで、転写部d
を挟持搬送されていく転写材Pの面に感光ドラム1面側
のトナー画像が順次に静電転写されていく。
【0046】転写部dを通ってトナー画像の転写を受け
た転写材Pは回転感光ドラム1面から順次に分離されて
定着装置6(例えば熱ローラ定着装置)へ搬送されてト
ナー画像の定着処理を受けて画像形成物(プリント、コ
ピー)として出力される。
【0047】f)クリーナレスシステム 本例のプリンタはクリーナレスであり、転写材Pに対す
るトナー画像転写後の感光ドラム1面に若干量残留する
転写残トナーを除去する専用のクリーニング装置を具備
させていない。
【0048】転写後の感光ドラム1面上の転写残トナー
は引き続く感光ドラム1の回転に伴い帯電部a、露光部
bを通って現像部cに持ち運ばれて、現像装置3により
現像同時クリーニング(回収)される(クリーナレスシ
ステム)。
【0049】本実施例においては現像装置4の現像スリ
ーブ4bは前述したように現像部cにおいて、感光ドラ
ム1面の進行方向とは逆方向に回転させており、これは
感光ドラム1上の転写残トナーの回収に有利である。
【0050】感光ドラム1面上の転写残トナーは露光部
bを通るので露光工程はその転写残トナー上からなされ
るが、転写残トナーの量は少ないため、大きな影響は現
れない。
【0051】(2)トナー帯電量制御 ただ前述のように、帯電ローラ2が、感光ドラム面1を
振動電圧により帯電処理する接触帯電装置であるとき、
感光ドラム1面上と帯電ローラ2の接触ニップ部aを通
過した転写残トナーには、帯電極性が正規極性のもの、
正規極性とは逆極性のもの(反転トナー)や、帯電量が
少ないものが混在しており、感光ドラム1面上の転写残
トナーの現像装置3による現像同時クリーニングを効果
的に行わせるためには、現像部cに持ち運ばれる感光ド
ラム1面上の転写残トナーの帯電極性が正規極性であ
り、且つその帯電量が現像装置3によって感光ドラム1
面上の静電潜像を現像できるトナーの帯電量であること
が必要である。反転トナーや帯電量が適切でないトナー
については感光ドラム1面上から現像装置3に除去・回
収できず、不良画像の原因となってしまう。
【0052】また、近年ユーザニーズの多様化に伴い、
写真画像などといった高印字率な画像などの連続の印字
動作などにより、一度に大量の転写残トナーが発生する
ことで、上述のような問題を更に助長させてしまうこと
になる。
【0053】そこで本実施例においては、前記したよう
に、接触帯電部材としての帯電ローラ2に印加する直流
電圧と交番電圧の重畳振動電圧の交番電圧成分は少なく
とも一定時間下記のaの条件 a.Tup>Tdownup:交番電圧の波形の、帯電極性方向側の振幅のピー
クから帯電極性逆方向側の振幅のピークまでの時間 Tdown:交番電圧の波形の、帯電極性逆方向側の振幅の
ピークから帯電極性方向側の振幅のピークまでの時間 を満たす電圧であることを特徴とする。
【0054】すなわち、帯電ローラ2に対する印加帯電
電圧として、交番電圧波形としては、帯電極性方向側の
振幅のピークから帯電極性逆方向側の振幅のピークまで
の時間Tupが、帯電極性逆方向側の振幅のピークから帯
電極性側の振幅のピークまでの時間Tdownよりも長い波
形の電圧を用いる。
【0055】交番電圧波形のトナーの帯電量への依存性
は明白ではないが、電圧波形の一方の振幅のピークか
ら、他方の振幅のピークまでの時間及び立ち上がりの角
度が、放電の時間分布を変化させ、トナーの帯電量に影
響を与えると推測される。
【0056】以下、交番電圧の波の形状を変えた種々の
実施例について説明する。
【0057】図3はこの実施例1において使用する交番
電圧の波形図を示すもので、振幅1600V、周波数1
150Hzの三角波である。この交番電圧の波は、Du
ty比(パルス幅τ/周期T)50%であり、波長の5
/6の時間をかけて帯電極性方向側の振幅のピークから
帯電極性逆方向側の振幅のピークに向かって、ある傾き
を持って直線的に増加しており、その傾きは一定であ
る。そして、この時間は、帯電極性逆方向側の振幅のピ
ークから帯電極性方向側の振幅のピークに戻るまでの波
長の1/6の時間の5倍を要している。感光ドラムの回
転速度は100mm/secである。
【0058】この波は、帯電極性方向側の振幅のピーク
から帯電極性逆方向側の振幅のピークに到達するまでの
時間Tupが、帯電極性逆方向側の振幅のピークから帯電
極性方向側の振幅のピークに戻るまでの時間Tdownより
長いため、帯電極性方向側の立ち上がり部分の傾斜は急
に、また帯電極性逆方向側の立ち上がり部分の傾斜は緩
やかになり、帯電時の、帯電極性方向側の放電による正
規極性のトナーは増加し、また帯電極性逆方向側の放電
による反転トナー及び帯電量が適切でないトナー(帯電
量が少ないもの)の発生は減少させる効果が得られる。
【0059】ここで、帯電ローラ2への印加帯電電圧の
交番電圧波形と、帯電ローラ2を通過後のトナー帯電量
の関係を表1に示す。
【0060】
【表1】
【0061】上記の交番電圧波形を印加したとき、帯電
ローラ2を通過後のトナーの帯電量分布は平均−20μ
C/gのシャープな分布となり、反転トナー及び帯電量
が少ないトナーの分布は見られない。
【0062】この値を、同様の振幅と周波数を持ち、そ
の波形が帯電極性方向側の振幅のピークから帯電極性逆
方向側の振幅のピークに到達するまでの時間Tupが、帯
電極性逆方向側の振幅のピークから帯電極性方向側の振
幅のピークに戻るまでの時間Tdownと等しい、図4、図
5に示す正弦波、三角波の交番電圧を用いた場合と比較
すると、図4の正弦波を印加したときは、帯電ローラ2
を通過後のトナーの帯電量分布は平均−5μC/gの分
布となり、負極性トナー、反転トナー、帯電量が適切で
ないトナー(帯電量が少ないもの)が混在したものとな
った。同様に図5の三角波を印加したときも図4の正弦
波を印加した時とほぼ同様の結果となる。
【0063】このように、正弦波、三角波の交番電圧波
形を印加した帯電ローラ2を通過後のトナーの帯電量分
布に、反転トナー及び帯電量が少ないトナーが混在した
のは、これらの波形が、本実施例1の三角波と比較し
て、帯電極性方向側の振幅のピークから帯電極性逆方向
側の振幅のピークに到達するまでの時間が短く、帯電極
性逆方向側の立ち上がり部分の傾斜が急であり、帯電時
の、帯電極性逆方向側の放電の影響による反転トナー及
び帯電量が適切でないトナー(帯電量が少ないもの)が
発生しやすいためである。
【0064】(実施例2)本実施例においても、図1に
示した画像形成装置を用いて説明する。本例では、現像
工程における転写残トナーの回収について述べる。
【0065】現像装置4は上述したとおりで、現像と同
時に転写残トナーを清掃するクリーナレス方式である。
感光ドラム1上の現像されたトナー帯電量は前述したよ
うに、本実施例においては−25μC/gである。ここ
で、本実施例における現像条件において、転写残トナー
が現像装置4に回収されるための帯電量との関係を表2
に示す。
【0066】
【表2】
【0067】感光ドラム1上の転写残トナーが現像装置
4に回収されるためのトナー帯電量は、現像時のトナー
帯電量(−25μC/g)と比較すると0.5〜1.8
倍であることが必要である。
【0068】図6は本実施例2において使用する交番電
圧の波形図を示すもので、感光ドラム1の回転速度は前
記実施例1と同様に100mm/secとし、振幅16
00V、周波数1150Hz、Duty比50%の曲線
波である。この曲線波は前記実施例1の三角波の、帯電
極性逆方向側の立ち上がり部分の傾斜をさらに緩やかに
した波形であり、波長の5/6の時間をかけて帯電極性
方向側の振幅のピークから帯電極性逆方向側の振幅のピ
ークに向かって、曲線的に増加している。そして、この
時間は、帯電極性逆方向側の振幅のピークから帯電極性
方向側の振幅のピークに戻るまでの波長の1/6の時間
の5倍を要している。
【0069】上記の交番電圧波形を印加したとき、帯電
ローラ2を通過後のトナーの帯電量分布は平均−25μ
C/gのシャープな分布となり、反転トナー及び帯電量
が少ないトナーの分布は見られない。この帯電量は上記
に示した現像装置4に回収されうる帯電量の範囲内であ
る。図6に示す波の交番電圧を使用した本実施例2は、
帯電極性逆方向側の立ち上がり部分の傾斜が、前記実施
例1の場合と比較してさらに緩やかであるため、帯電時
の、帯電極性逆方向側の放電による反転トナー及び帯電
量が適切でないトナー(帯電量が少ないもの)がさらに
減少し、前記実施例1以上の効果が得られている。
【0070】かくして、帯電ローラ2により感光ドラム
1を所定の電位に帯電すると同時に、帯電ローラ2を通
過後の感光ドラム1上の転写残トナーの帯電量を正規極
性である負極性に揃え、且つ現像装置4によって感光ド
ラムの静電潜像を現像できる適切な帯電量に制御するこ
とで、現像装置での転写残トナーの回収も効率的になさ
れる。これにより、帯電不良や不良画像が無く、しかも
クリーナレスシステムのメリットを生かした画像形成装
置を提供できる。
【0071】(その他) 1)本発明は上記の各実施例における振動電圧の波に限
定されるものではない。例えば、図7に示す台形波等の
波においても有効であるし、図8に示す交番電圧を周期
的にオン、オフさせるようなブランクパルスにおいても
有効である。
【0072】2)各実施例では、感光ドラム1の回転速
度を100mm/sec、交番電圧の周波数を1150
Hzとしたが、これ以外の設定においても本発明が有効
であることは言うまでもない。
【0073】3)接触帯電部材2はローラ型に限らず、
図9(a)や図9(b)に示すように、ブレード型やブ
ロック型等の他の形状形態とすることができる。これら
等の場合もローラ型の帯電部材と同様の効果が得られ
る。磁気ブラシ帯電部材やファーブラシ帯電部材等であ
ってもよい。
【0074】4)接触帯電部材2としての帯電ローラは
回転する像担持体としての感光ドラム1と従動回転させ
る。または該感光ドラムと同方向あるいは逆方向に独立
に回転させる他、像担持体を固定し該像担持体に対して
帯電部材を相対的に移動させるようにしてもよい。
【0075】5)静電潜像のトナー現像方式・手段は任
意である。反転現像方式でも正規現像方式でもよい。
【0076】6)転写手段は実施形態例のローラ転写に
限られず、ブレード転写、ベルト転写、その他の接触転
写帯電方式であってもよいし、コロナ帯電器を使用した
非接触転写帯電方式でもよい。
【0077】7)転写ドラムや転写ベルトなどの中間転
写体を用いて、単色画像形成ばかりでなく、多重転写等
により多色、フルカラー画像を形成する画像形成装置に
も本発明は適用できる。
【0078】8)像担持体としての感光体は表面抵抗が
109 〜1014Ω・cmの低抵抗層を持つことが、電荷
注入帯電を実現でき、オゾンの発生防止の面から望まし
いが、上記以外の有機感光体等でもよい。即ち接触帯電
は、電荷注入帯電方式、放電現象が支配的な接触帯電系
のどちらでもよい。
【0079】9)画像形成装置の作像プロセスは実施例
に限らず任意である。また必要に応じて他の補助プロセ
ス機器を加えてもよい。
【0080】10)静電潜像形成のための画像露光手段
としては、実施形態例の様にデジタル的な潜像を形成す
るレーザー走査露光手段に限定されるものではなく、通
常のアナログ的な画像露光やLEDなどの他の発光素子
でも構わないし、蛍光燈等の発光素子と液晶シャッター
等の組み合わせによるものなど、画像情報に対応した静
電潜像を形成できるものであるなら構わない。
【0081】像担持体は静電記録誘電体等であっても良
い。この場合は、該誘電体面を所定の極性・電位に一様
に一次帯電した後、除電針ヘッド、電子銃等の除電手段
で選択的に除電して目的の静電潜像を書き込み形成す
る。
【0082】10)像担持体1、帯電装置2、現像装置
4等の任意のプロセス機器を画像形成装置本体に対して
一括して着脱交換自在なプロセスカートリッジ着脱式の
装置構成にすることもできる。
【0083】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
接触帯電方式・クリーナレスシステムの画像形成装置に
ついて、接触帯電部材に対する印加電圧に交番電圧を重
畳することによる帯電性能の向上効果、ポジゴーストの
発生防止効果を維持させつつ、該交番電圧の重畳にかか
わらず接触帯電部材を通過して現像部に持ち運ばれる像
担持体上の転写残トナーの帯電極性を、現像部において
回収可能な正規の極性にそろえる、即ち現像部での回収
が不可能な極性をもったトナーが像担持体上をつれまわ
ることにより発生する画像不良を防止することができる
効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例の画像形成装置の概略構成模型図
【図2】 感光ドラムと帯電ローラの層構成模型図
【図3】 実施例1において使用する交番電圧の波形図
【図4】 実施例1において使用する交番電圧と対比す
る交番電圧の波形図
【図5】 実施例1において使用する交番電圧と対比す
る交番電圧の波形図
【図6】 実施例2において使用する交番電圧の波形図
【図7】 帯電装置に用いる他の交番電圧の波形図
【図8】 帯電装置に用いる他の交番電圧の波形図
【図9】 帯電部材の変形例を示す概要図
【符号の説明】
1・・・感光ドラム(像担持体) 2・・・帯電ローラ 3・・・レーザビームスキャナ 4・・・現像装置 5・・・転写ローラ 6・・・定着装置 S1〜S3・・・バイアス電圧印加電源

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 像担持体と、該像担持体を帯電する帯電
    手段と、該像担持体の帯電面に静電潜像を形成する画像
    情報書き込み手段と、該静電潜像をトナー像として現像
    する現像手段と、該トナー像を記録媒体に転写する転写
    手段を備え、該現像手段が、該像担持体上のトナー像を
    記録媒体に転写した後に該像担持体に残留した残トナー
    粒子を回収するクリーニング手段も兼ねており、該像担
    持体は繰り返して作像に供される画像形成装置におい
    て、 該帯電手段は、電圧を印加した帯電部材を該像担持体に
    接触させて該像担持体を帯電する接触帯電手段であり、
    且つ該帯電部材に印加される電圧は直流電圧と交番電圧
    を重畳させた振動電圧であり、且つ前記重畳される交番
    電圧は少なくとも一定時間下記のaの条件 a.Tup>Tdownup:交番電圧の波形の、帯電極性方向側の振幅のピー
    クから帯電極性逆方向側の振幅のピークまでの時間 Tdown:交番電圧の波形の、帯電極性逆方向側の振幅の
    ピークから帯電極性方向側の振幅のピークまでの時間 を満たす電圧であることを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記帯電手段は、前記振動電圧を印加す
    べき芯金と、この芯金の表面に形成した導電ゴムとから
    なることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記帯電手段を、一定の押圧力で前記像
    担持体に圧接させることを特徴とする請求項1または請
    求項2に記載の帯電装置。
  4. 【請求項4】 前記像担持体と前記帯電手段のいずれか
    一方または双方を相対移動させることを特徴とする請求
    項1から請求項3のうちのいずれか1項に記載の画像形
    成装置。
  5. 【請求項5】 前記像担持体は、基体の表面に形成した
    電荷発生層と、この電荷発生層の表面に形成した電荷輸
    送層とを基本構成体とすることを特徴とする請求項1か
    ら請求項4のうちのいずれか1項に記載の画像形成装
    置。
  6. 【請求項6】 前記画像情報書き込み手段は像担持体の
    帯電面に対する像露光手段であることを特徴とする請求
    項1から請求項5のうちのいずれか1項に記載の画像形
    成装置。
JP2002058540A 2002-03-05 2002-03-05 画像形成装置 Pending JP2003255675A (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002058540A JP2003255675A (ja) 2002-03-05 2002-03-05 画像形成装置
EP03708483A EP1481290A1 (en) 2002-03-05 2003-03-05 Cleaner-less image forming apparatus with electrifying device using an oscillating voltage
US10/505,868 US20050150403A1 (en) 2002-03-05 2003-03-05 Cleaner-less image forming apparatus with electrifying device using an oscillating voltage
PCT/JP2003/002541 WO2003075101A1 (en) 2002-03-05 2003-03-05 Cleaner-less image forming apparatus with electrifying device using an oscillating voltage
CNA038051850A CN1639646A (zh) 2002-03-05 2003-03-05 带有使用振荡电压的起电装置的无清洁器成像设备
KR1020047013727A KR100696344B1 (ko) 2002-03-05 2003-03-05 발진 전압을 이용하는 대전 장치를 갖춘 세척 장치가 없는화상 형성 장치

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002058540A JP2003255675A (ja) 2002-03-05 2002-03-05 画像形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003255675A true JP2003255675A (ja) 2003-09-10
JP2003255675A5 JP2003255675A5 (ja) 2005-03-03

Family

ID=27784708

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002058540A Pending JP2003255675A (ja) 2002-03-05 2002-03-05 画像形成装置

Country Status (6)

Country Link
US (1) US20050150403A1 (ja)
EP (1) EP1481290A1 (ja)
JP (1) JP2003255675A (ja)
KR (1) KR100696344B1 (ja)
CN (1) CN1639646A (ja)
WO (1) WO2003075101A1 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7206538B2 (en) * 2005-03-29 2007-04-17 Xerox Corporation Xerographic developer unit with specialized exit port for developer material
JP6132455B2 (ja) * 2010-05-26 2017-05-24 株式会社リコー トナー
US9915909B2 (en) * 2015-09-15 2018-03-13 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0511582A (ja) * 1991-02-05 1993-01-22 Fuji Xerox Co Ltd 電子複写機
JPH08137203A (ja) * 1994-11-09 1996-05-31 Minolta Co Ltd 画像形成装置
JPH1172994A (ja) * 1997-08-29 1999-03-16 Canon Inc 画像形成装置
JPH11295966A (ja) * 1998-04-14 1999-10-29 Nec Niigata Ltd ブラシ型帯電器

Also Published As

Publication number Publication date
KR20040096649A (ko) 2004-11-16
CN1639646A (zh) 2005-07-13
US20050150403A1 (en) 2005-07-14
WO2003075101A1 (en) 2003-09-12
KR100696344B1 (ko) 2007-03-20
EP1481290A1 (en) 2004-12-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4065496B2 (ja) 画像形成装置
US6950620B2 (en) Image forming apparatus with settable peak to peak voltages applied to image bearing member
US6963707B2 (en) Image forming apparatus including first and second auxiliary residual developer charging features
JP2003156971A (ja) 画像形成装置
JP3647345B2 (ja) 画像形成装置
JP2001242684A (ja) 画像形成装置及びプロセスカートリッジ
JP4865408B2 (ja) 画像形成装置
JP5121216B2 (ja) 画像形成装置
JP3619136B2 (ja) 画像形成装置
JP4307207B2 (ja) 画像形成装置
JPH1172994A (ja) 画像形成装置
JP2003076215A (ja) 画像形成装置
JP3768931B2 (ja) 画像形成装置
JP4208537B2 (ja) 画像形成装置
JP2007322634A (ja) 画像形成装置
JP2004109946A (ja) 画像形成装置
JP2007065591A (ja) 画像形成装置
JP3833160B2 (ja) 画像形成装置
JP2003255675A (ja) 画像形成装置
JP4484901B2 (ja) 画像形成装置
JP2008009148A (ja) 画像形成装置
JP3912948B2 (ja) 画像形成装置
JP2003323079A (ja) 画像形成装置
JP2003295612A (ja) 画像形成装置
JP2003195684A (ja) 画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040326

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040326

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20061031

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20070306