JPH07107416B2 - 油圧緩衝式弾性支持体 - Google Patents

油圧緩衝式弾性支持体

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JPH07107416B2
JPH07107416B2 JP60223843A JP22384385A JPH07107416B2 JP H07107416 B2 JPH07107416 B2 JP H07107416B2 JP 60223843 A JP60223843 A JP 60223843A JP 22384385 A JP22384385 A JP 22384385A JP H07107416 B2 JPH07107416 B2 JP H07107416B2
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ペーター・マイヤー
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ボーゲ・ゲゼルシャフト・ミット・ベシュレンクテル・ハフツンク
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    • F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16F—SPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
    • F16F13/00—Units comprising springs of the non-fluid type as well as vibration-dampers, shock-absorbers, or fluid springs
    • F16F13/04—Units comprising springs of the non-fluid type as well as vibration-dampers, shock-absorbers, or fluid springs comprising both a plastics spring and a damper, e.g. a friction damper
    • F16F13/06—Units comprising springs of the non-fluid type as well as vibration-dampers, shock-absorbers, or fluid springs comprising both a plastics spring and a damper, e.g. a friction damper the damper being a fluid damper, e.g. the plastics spring not forming a part of the wall of the fluid chamber of the damper
    • F16F13/08—Units comprising springs of the non-fluid type as well as vibration-dampers, shock-absorbers, or fluid springs comprising both a plastics spring and a damper, e.g. a friction damper the damper being a fluid damper, e.g. the plastics spring not forming a part of the wall of the fluid chamber of the damper the plastics spring forming at least a part of the wall of the fluid chamber of the damper
    • F16F13/10—Units comprising springs of the non-fluid type as well as vibration-dampers, shock-absorbers, or fluid springs comprising both a plastics spring and a damper, e.g. a friction damper the damper being a fluid damper, e.g. the plastics spring not forming a part of the wall of the fluid chamber of the damper the plastics spring forming at least a part of the wall of the fluid chamber of the damper the wall being at least in part formed by a flexible membrane or the like
    • F16F13/105—Units comprising springs of the non-fluid type as well as vibration-dampers, shock-absorbers, or fluid springs comprising both a plastics spring and a damper, e.g. a friction damper the damper being a fluid damper, e.g. the plastics spring not forming a part of the wall of the fluid chamber of the damper the plastics spring forming at least a part of the wall of the fluid chamber of the damper the wall being at least in part formed by a flexible membrane or the like characterised by features of partitions between two working chambers

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、油圧緩衝式弾性支持体に関し、より詳細に
は、軸方向において互いに対向する２つの堅固な正面壁
および少なくとも一方がゴム弾性部材として形成された
周壁を有する少なくとも２つの軸方向に続いて配置され
た緩衝液を含んでいる室を備えており、前記室が実質的
に半径方向平面内にリング状に中心軸線のまわりに延び
かつ堅固な隔壁内に受容される貫通溝によって互いに接
続されており、前面に流入および流出開口が配置されそ
して前記貫通溝を有する堅固な隔壁が弾性の、軸方向に
可動なかつその外周で固着かつ密封した緊張薄膜の半径
方向内方に配置されるとくに自動車用エンジンマウント
として使用される油圧緩衝式弾性支持体に関するもので
ある。
〔従来の技術〕
かかる弾性支持体は、あらゆる種類の車両に対するエン
ジンユニットの取付けに際して、一方では騒音伝達の回
避のため僅かな固有減衰で出来る限り柔軟な取付けが必
要である。しかしながら、それは車道によって励起され
たエンジンの運動が非常に大きくなりかつ大きく振られ
る。他方で、大きなエンジンの運動は堅固な取り付けま
たは別個の揺動ダンパによって減じられるが、それは再
び車体上にかなりの騒音伝達を導く。この種の弾性支持
体は、例えばドイツ連邦共和国特許公開第3,246,587号
において公知であり、低い振動数の範囲において良好な
減衰がある。しかしながら、引っ張り段階においては、
一定の揺動振幅または一定の振動数以上で望ましくない
騒音形成に至る室内にキャビテーションが発生する。こ
のようなキャビテーションは、液体調整が迅速に十分に
生じることができず、大きな振幅において緩衝液は一方
の室から他方の室に流れかつ絞り位置の前方に真空が形
成されることにより生じるものである。
また、圧縮段階において同様に望ましくない騒音が、大
きな振幅において慣性質量モーメントに基づいて緩衝液
が一方の室から他方の室に迅速に十分に流れることがで
きないことにより生じる。絞り位置は閉塞しかつこの生
起している最大圧力は、大きな振幅に際して直ちに除去
されることができないので、過度の圧力上昇に基づいて
再び騒音を生じる。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明の課題は、低振動範囲で且つ大きな振幅に際し
て、引っ張り段階におけるキャビテーションの発生もし
くは圧縮段階における最大圧力の発生に起因した、エン
ジンの運転時、車道の起伏による振動時、エンジンの始
動時または停止時に引き起こされる不愉快な騒音を回避
するとともに、さらに、高振動範囲で且つ小さな振幅に
際して、エンジンから車体への騒音伝達の最適な遮断が
妨げられない簡単且つ有効な油圧緩衝式弾性支持体を提
供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
この課題の解決のために、本発明の第１の実施態様によ
れば、室間の隔壁の中央区域に弾性板が設けられ、該弾
性板がそれを貫通する切断部により引っ張りおよび圧縮
段階に関する共通の弁を構成し、かつ、弾性板が断面に
おいて凹面状に形成された表面を有することを特徴と
し、また、本発明の第２の実施態様によれば、室間の隔
壁の中央区域に弾性板が設けられ、該弾性板がそれを貫
通する切断部により引っ張りおよび圧縮段階に関する共
通の弁を構成し、かつ、弾性板が断面において凸面状に
形成された表面を有することを特徴とする。
上記構成により、油圧緩衝式弾性支持体の通常の作動範
囲における作用、騒音の遮断及び減衰効果に影響を及ぼ
すことなしに、引っ張り段階におけるキャビテーション
および圧縮段階における最大圧力を発生する大きな振幅
に際して、液体交換のために貫通溝のバイパスを提供す
ることができる。このような大きな振幅は、エンジンの
始動時、エンジンの停止時、もしくは、道路の起伏によ
る振動により、しばしば発生するものである。引っ張り
段階におけるキャビテーションによる室内の低圧は、引
っ張り段階弁として機能する共通の弁を介して調整され
ることとなり、また、圧縮段階における最大圧力は逆の
方向において圧縮段階弁として機能する共通の弁を介し
て調整されることとなる。この共通の弁は、一定圧力以
上でその切断部が開口しかつ厳密に言えば圧縮方向にお
いてもまた引っ張り方向においても開口する。この共通
の弁、即ちバイパス弁、の開放後、圧力調整が生じ、そ
の結果続いて弁が再び独自に閉止する。極度の高圧また
は極度の低圧の発生は回避され、それにより望ましくな
い不愉快な騒音の発生は阻止される。
さらに、弾性板の表面を断面において少なくとも凸面状
もしくは凹面状の湾曲面状に形成し、液体の移行速度を
変更可能としている。とくに柔軟な移行を達成するた
め、弾性板は断面において凹面状に形成された表面を有
することが好ましい。また、出来るだけ迅速に始動する
圧力調整を確実なものとするために、、本発明の構成に
おいて、弾性板が断面において凸面状に形成された表面
を有することが好ましい。弾性板を断面において凸面状
に形成することにより、弁は非常に遅くではあるが、そ
の代わりに急激に解放される。
〔実施例〕
以下、本発明に関連する実施例を図面に基づいて説明す
る。
第１図に示した油圧緩衝式弾性支持体は軸方向に互いに
対向する２つの正面壁１および２を有する。正面壁１は
その固定のためネジ孔３または図示してないネジ軸を備
えている。対応して、蓋板として形成された正面壁２は
固定軸４を有している。
正面壁１の円錐形に形成されたスリーブ面にはゴム弾性
ばね部材として形成された周壁が焼き付けられ、該周壁
は正面壁１のそれに向けた接続面において結合フランジ
６と一体にされる。結合フランジ６はさらにフランジ部
分８を有し、このフランジ部分８は薄膜18、ベローズ10
および蓋板として形成された正面壁２を収容する。モー
タ軸受はそこで薄膜18および隔壁15によって互いに分離
された緩衝液を収容する室11および12を有し、これらの
室は室11が圧力室として形成される。正面壁２には該正
面壁２とベローズ10との間に配置された空間７を排気す
る排気開口13が設けられる。
薄膜18は固定隔壁15とともに油圧緩衝弾性支持体の作動
中に軸方向運動が行われることができるように形成さ
れ、そのさい薄膜18の考え得る容易な作動の軸方向運動
がとくに油圧緩衝弾性支持体が発生する高周波騒音振動
の比較的小さな振幅に対応する。これはそこで油圧緩衝
弾性支持体から外され、その結果良好な騒音絶縁が生じ
る。
固定間隔15は半径方向平面内に両室11および12をともに
結合するリング状に油圧緩衝弾性支持体の中心軸線のま
わりに延びる貫通溝14を含んでいる。リング状貫通溝14
は、油圧緩衝弾性支持体の作動中にリング状貫通溝14内
で移動される液体物質の共振周波数がゴム弾性ばね要素
５および可撓性薄膜18の弾性と協働して実質的にその懸
架上の車両モータの共振周波数に対応するような長さお
よび断面を有している。
その外周で固着された緊張薄膜18はその緊張位置20にお
いて固定隔壁15と結合される。固定隔壁15内にはリング
状の貫通溝14があり、そのさい流入または流出開口16お
よび17は隔壁15の前面に各々通じる。薄膜18の外周は緊
張リング19と密封して接続される。該緊張リング19はそ
の側部で室11と12の間にベローズ10および蓋板２ととも
にフランジ部分８内で緊張される。
薄膜18と緊張リング19との間の結合位置において薄膜18
は軸方向の隆起９の形成により緊張リング19の前方面を
囲んでいる。他側において固定隔壁15はその外縁に薄膜
18の隆起９に対して両側の通路規制面23を有している。
これにより隔壁15の考え得る軸方向運動の弾力的規制を
生じる。薄膜の形状は通路規制面23と結合して緩衝の始
動に際して衝撃騒音の回避により開放および緩衝領域の
間の緩やかな移行を生じる。隔壁15は同心的に半径方向
に分割されかつその周部で緊張位置20において薄膜18の
形状閉止の収容のための内方拡大部を有している。必要
に応じて薄膜18は緊張位置20の範囲において内方の固定
外装22を備えている。隔壁15の外周は軸方向の偏向に際
して薄膜18の隆起９に配置するヘッド21を有する。
固定隔壁15の中央区域の開口に弾性板34が設けられる。
この弾性板34は切断部33を備えている。この切断部33は
そのさい過圧弁として両圧力方向に作動する。一方の圧
力から切断部33は弾性板34の弾性材料に基づいて開放さ
れる。
弾性板34の個々の実施例は第２図ないし第６図に示され
ている。そのさい第２図においては十字形状に配置され
た断面の形で発生される切断部33に関係している。第３
図の切断部33はＨ形状に形成された断面を有する。第４
図において切断部33は中心に対して放射状に向けられた
３つの断面に延び、そのさい第５図は２つの半球形状を
かつ第６図は半球形状または弓形に延びる断面を備えて
いる。第２図ないし第６図に示したこれらすべての切断
部33は圧縮または引っ張り段階において共通の弁28とし
て作動する。
第７図には両側面の断面において凹面形状を有する弾性
板34が示してある。この凹状に形成された板34は、切断
部33が均一に遅く開くので、圧力調整の始動に際して緩
やかな移行を許容する。
それとは反対に、第８図においては弾性板34の球状の実
施例が設けられる。凸面形状は圧力調整に際して切断部
33の急激に始動する開放を許容する。
【図面の簡単な説明】
第１図は圧縮および引っ張り弁として形成された弾性板
を有する油圧緩衝式弾性支持体を示す軸方向縦断面図、 第２図、第３図、第４図、第５図および第６図は第１図
に示した弾性板の個々の実施例を示す平面図、 第７図および第８図はそれぞれ第１図に示した弾性板の
形状を示す断面図である。 〔図中の符号〕 1,2は正面壁、 ５はゴム弾性ばね要素、 11,12は室、 15は固定隔壁、 18は薄膜、 24,25は弁、 26,27は孔、 28は共通の弁、 29はばね、 30は板、 33は切断部、 34は弾性板である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ヨーン・ライナー・クアスト ドイツ連邦共和国、デー―5485 ジンツイ ツク―バツト・ボーデンドルフ、アム・ク ルガルテン 64 (72)発明者 ペーター・マイヤー ドイツ連邦共和国、デー―5307 バツハト ベルク―フリツツドルフ、ガルテンシユト ラーセ 27 (72)発明者 ハインリツヒ・ブレンナー ドイツ連邦共和国、デー―5483 バツト・ ノイエンナー―アールヴアイラー、アム・ トウルムベルク 11 (56)参考文献 特開 昭59−110937（ＪＰ，Ａ) 特開 昭59−231237（ＪＰ，Ａ) 特開 昭61−2941（ＪＰ，Ａ) 特開 昭59−151640（ＪＰ，Ａ) 実開 昭58−53933（ＪＰ，Ｕ)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】軸方向において互いに対向する２つの堅固
    な正面壁および少なくとも一方がゴム弾性部材として形
    成された周壁を有する少なくとも２つの軸方向に続いて
    配置された緩衝液を含んでいる室を備えており、前記室
    が実質的に半径方向平面内にリング状に中心軸線のまわ
    りに延びかつ堅固な隔壁内に受容される貫通溝によって
    互いに接続されており、前面に流入および流出開口が配
    置されそして前記貫通溝を有する堅固な隔壁が弾性の、
    軸方向に可動なかつその外周で固着かつ密封した緊張薄
    膜の半径方向内方に配置されるとくに自動車用エンジン
    マウントとして使用される油圧緩衝式弾性支持体におい
    て、 前記室（11,12）間の前記隔壁（15）の中央領域に弾性
    板（34）が設けられ、該弾性板がそれを貫通する切断部
    （33）により引っ張りおよび圧縮段階に関する共通の弁
    を構成し、かつ、前記弾性板が断面において凹面状に形
    成された表面を有することを特徴とする油圧緩衝式弾性
    支持体。
  2. 【請求項２】軸方向において互いに対向する２つの堅固
    な正面壁および少なくとも一方がゴム弾性部材として形
    成された周壁を有する少なくとも２つの軸方向に続いて
    配置された緩衝液を含んでいる室を備えており、前記室
    が実質的に半径方向平面内にリング状に中心軸線のまわ
    りに延びかつ堅固な隔壁内に受容される貫通溝によって
    互いに接続されており、前面に流入および流出開口が配
    置されそして前記貫通溝を有する堅固な隔壁が弾性の、
    軸方向に可動なかつその外周で固着かつ密封した緊張薄
    膜の半径方向内方に配置されるとくに自動車用エンジン
    マウントとして使用される油圧緩衝式弾性支持体におい
    て、 前記室（11,12）間の前記隔壁（15）の中央領域に弾性
    板（34）が設けられ、該弾性板がそれを貫通する切断部
    （33）により引っ張りおよび圧縮段階に関する共通の弁
    を構成し、かつ、前記弾性板が断面において凸面状に形
    成された表面を有することを特徴とする油圧緩衝式弾性
    支持体。
JP60223843A 1985-01-19 1985-10-09 油圧緩衝式弾性支持体 Expired - Lifetime JPH07107416B2 (ja)

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