JPH069486B2 - 合わせチーズサンドの製造法 - Google Patents
合わせチーズサンドの製造法Info
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- JPH069486B2 JPH069486B2 JP2053201A JP5320190A JPH069486B2 JP H069486 B2 JPH069486 B2 JP H069486B2 JP 2053201 A JP2053201 A JP 2053201A JP 5320190 A JP5320190 A JP 5320190A JP H069486 B2 JPH069486 B2 JP H069486B2
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- cheese
- fish meat
- sheet
- semi
- sand
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- Dairy Products (AREA)
- Food Preservation Except Freezing, Refrigeration, And Drying (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、魚肉シートの間にチーズと必要により食品破
砕物とをはさんでサンドイッチ状に成形した合わせチー
ズサンドの製造法に関する。
砕物とをはさんでサンドイッチ状に成形した合わせチー
ズサンドの製造法に関する。
本発明によって得られる合わせチーズサンドは嗜好食品
として好適なものである。
として好適なものである。
(従来の技術及び解決すべき課題) 従来、たら等の魚肉すり身をシート状に成形し、そのシ
ート間にチーズを挟み、加熱されたロースター板で加圧
してチーズの上下表面部を融解させてチーズに魚肉シー
トを付着させ、これを所定形状に裁断して嗜好食品を製
造する方法は知られていた。(特公平1−13340号公
報) この方法で製造した嗜好食品は、魚肉シートとチーズと
が本来の形態及び旨味を損なうことなく、両者が一体と
なって風味のよい製品となるのではあるが、時には保存
中チーズの内部がぱさぱさした状態となったり、あるい
は魚肉とチーズとの2種の風味によるため嗜好食品とし
て味がやゝ単調になったりする傾向がある。また、チー
ズと魚肉シートとが接着せず、あるいは保存中両者が剥
離することがある。
ート間にチーズを挟み、加熱されたロースター板で加圧
してチーズの上下表面部を融解させてチーズに魚肉シー
トを付着させ、これを所定形状に裁断して嗜好食品を製
造する方法は知られていた。(特公平1−13340号公
報) この方法で製造した嗜好食品は、魚肉シートとチーズと
が本来の形態及び旨味を損なうことなく、両者が一体と
なって風味のよい製品となるのではあるが、時には保存
中チーズの内部がぱさぱさした状態となったり、あるい
は魚肉とチーズとの2種の風味によるため嗜好食品とし
て味がやゝ単調になったりする傾向がある。また、チー
ズと魚肉シートとが接着せず、あるいは保存中両者が剥
離することがある。
本発明者らは、上記嗜好食品におけるチーズの状態ある
いは風味の改善について長年にわたり検討を行った。そ
の結果、魚肉シート上にチーズスライスを載置し、これ
を加熱してチーズを半融解させ、これを相互にチーズ面
で貼り合わせてチーズサンド状とすると、魚肉シートと
チーズとが強固に結合し、また加熱工程でのチーズの溶
解によって製品としたときのチーズがなめらかな状態と
なり前記したぱさぱさ感がなくなり、さらに水分の蒸発
によってチーズの風味、特に水分の蒸発した部分での風
味が濃厚なものとなり、製品に濃厚かつ複雑な風味を付
与することができること、さらに半溶融チーズの面に食
品の破砕物を散布するとこれを製品中に強固に付着さ
せ、製品に一層複雑な風味を付与し、前記した単調な風
味を改善することができることを見出し、本発明をなす
に至った。
いは風味の改善について長年にわたり検討を行った。そ
の結果、魚肉シート上にチーズスライスを載置し、これ
を加熱してチーズを半融解させ、これを相互にチーズ面
で貼り合わせてチーズサンド状とすると、魚肉シートと
チーズとが強固に結合し、また加熱工程でのチーズの溶
解によって製品としたときのチーズがなめらかな状態と
なり前記したぱさぱさ感がなくなり、さらに水分の蒸発
によってチーズの風味、特に水分の蒸発した部分での風
味が濃厚なものとなり、製品に濃厚かつ複雑な風味を付
与することができること、さらに半溶融チーズの面に食
品の破砕物を散布するとこれを製品中に強固に付着さ
せ、製品に一層複雑な風味を付与し、前記した単調な風
味を改善することができることを見出し、本発明をなす
に至った。
(課題を解決するための手段) すなわち、本発明は、 魚肉シート上にチーズスライスを載置し、そのチーズ面
を110〜130℃で加熱してチーズを半融解させ、これを、
同様に処理した半融解チーズ載置魚肉シートとそれぞれ
のチーズ面を融着させてサンドイッチ上に成形し、所定
の形状に裁断することよりなる合わせチーズサンドの製
造法に関する。
を110〜130℃で加熱してチーズを半融解させ、これを、
同様に処理した半融解チーズ載置魚肉シートとそれぞれ
のチーズ面を融着させてサンドイッチ上に成形し、所定
の形状に裁断することよりなる合わせチーズサンドの製
造法に関する。
さらに、本発明は、前記チーズの半融解の前又は後にお
いて食品の破砕物をチーズ面に散布し、この食品破砕物
を製品中に強固に保持させることよりなる合わせチーズ
サンドの製造法に関する。
いて食品の破砕物をチーズ面に散布し、この食品破砕物
を製品中に強固に保持させることよりなる合わせチーズ
サンドの製造法に関する。
本発明の合わせチーズサンドの製造法を説明する。
本発明における魚肉シートは、魚肉擂潰物をシート状に
成形し、その表面を焙焼したものが用いられる。特に、
たら、ぐち、えそ等白身の魚肉に食塩を加えて擂潰し、
これを澱粉、卵白、化学調味料等を加えて混練し、これ
を成型機を通してドラムに厚さ約2mm〜0.5mm程度に
なるように約半周巻きつけ、これを赤外線バーナーで加
熱して表面をゲル化させ弾力を持たせ切れないようにし
たものを用いるとよい。また、ドラム内部に温湯を通
し、約30〜35℃前後の一定の温度を保つことによって魚
肉がドラムからスムーズに剥がれるようにするとよい。
成形し、その表面を焙焼したものが用いられる。特に、
たら、ぐち、えそ等白身の魚肉に食塩を加えて擂潰し、
これを澱粉、卵白、化学調味料等を加えて混練し、これ
を成型機を通してドラムに厚さ約2mm〜0.5mm程度に
なるように約半周巻きつけ、これを赤外線バーナーで加
熱して表面をゲル化させ弾力を持たせ切れないようにし
たものを用いるとよい。また、ドラム内部に温湯を通
し、約30〜35℃前後の一定の温度を保つことによって魚
肉がドラムからスムーズに剥がれるようにするとよい。
次に、この魚肉シートをネットコンベアに載せ、上下赤
外線焙焼機を通して加熱する。このようにドラムにまき
つけて加熱し、さらにネットコンベアで加熱すると魚肉
シートに弾力性が付与される。そして、このようにして
加熱された魚肉シートをさらに乾燥させる。この乾燥
は、魚肉シートをネットに載せ、多段式熱風運行型乾燥
機で乾燥温度70℃前後で約30〜40分間行うとよい。
外線焙焼機を通して加熱する。このようにドラムにまき
つけて加熱し、さらにネットコンベアで加熱すると魚肉
シートに弾力性が付与される。そして、このようにして
加熱された魚肉シートをさらに乾燥させる。この乾燥
は、魚肉シートをネットに載せ、多段式熱風運行型乾燥
機で乾燥温度70℃前後で約30〜40分間行うとよい。
このようにしてでき上がった魚肉シートはまだ固いので
これを赤外線焙焼機で約120〜140℃で数分間強力に焼き
上げる。このように強力に焼き上げると魚肉内部に残存
する水分が蒸発し、発泡が生じ魚肉シートが柔らかく仕
上がることゝなる。この魚肉シートを適宜の幅、例えば
10〜15cm×45〜50cmに切断する。
これを赤外線焙焼機で約120〜140℃で数分間強力に焼き
上げる。このように強力に焼き上げると魚肉内部に残存
する水分が蒸発し、発泡が生じ魚肉シートが柔らかく仕
上がることゝなる。この魚肉シートを適宜の幅、例えば
10〜15cm×45〜50cmに切断する。
次に、チーズは、これを厚さ1〜3cmにスライスし、こ
れを前記魚肉シート上に載置する。この魚肉シート上に
チーズスライスを載置することを順次行って、チーズス
ライスを載置した魚肉シートを複数枚作成し、これを加
熱して、チーズを半融解する。この加熱温度は110〜130
℃で行なう。110℃より低い温度では、チーズが充分に
融解せず、従って、製品になめらかさや濃厚感を付与す
ることができず、さらにチーズと魚肉シートとの融着が
充分に行なわれない。また130℃を越えるとチーズか完
全に融解し、製品としたときにきれいな形状とならない
ことがある。このチーズスライスを載置した魚肉シート
の加熱は、ロースター中で約110〜130℃で約2〜5分程
度行うとよく、このようにするとロースターから出たチ
ーズは半融解しているのでこのチーズ面と他のチーズス
ライスを載置した魚肉のチーズ面とを重ね合わせ、接着
させて約20〜50分間冷却する。このようにチーズ面を加
熱溶融させると、チーズ中の水分が一部蒸発して味が濃
厚になり、また全面的にマイルドになり、しかも保存中
のチーズのぱさぱさした感じがなくなる。
れを前記魚肉シート上に載置する。この魚肉シート上に
チーズスライスを載置することを順次行って、チーズス
ライスを載置した魚肉シートを複数枚作成し、これを加
熱して、チーズを半融解する。この加熱温度は110〜130
℃で行なう。110℃より低い温度では、チーズが充分に
融解せず、従って、製品になめらかさや濃厚感を付与す
ることができず、さらにチーズと魚肉シートとの融着が
充分に行なわれない。また130℃を越えるとチーズか完
全に融解し、製品としたときにきれいな形状とならない
ことがある。このチーズスライスを載置した魚肉シート
の加熱は、ロースター中で約110〜130℃で約2〜5分程
度行うとよく、このようにするとロースターから出たチ
ーズは半融解しているのでこのチーズ面と他のチーズス
ライスを載置した魚肉のチーズ面とを重ね合わせ、接着
させて約20〜50分間冷却する。このようにチーズ面を加
熱溶融させると、チーズ中の水分が一部蒸発して味が濃
厚になり、また全面的にマイルドになり、しかも保存中
のチーズのぱさぱさした感じがなくなる。
前記冷却は、クーラー室で冷風をあて冷却しながら乾燥
を行って水分含量を約30〜40%前後とするとソフトな食
感を有する製品を得ることができる。
を行って水分含量を約30〜40%前後とするとソフトな食
感を有する製品を得ることができる。
乾燥終了後これを適宜の大きさに裁断して製品とする。
裁断は、2枚接着した魚肉シートを厚いゴム製のベルト
を使用したコンベアーベルトに載せ、移動させながら軽
くローラーで押さえ、これを上下に動くカッターで切断
すると、コンベアーベルトからきれいに並んだ裁断物が
出てくるので製品の選別がやり易くなって望ましい。
裁断は、2枚接着した魚肉シートを厚いゴム製のベルト
を使用したコンベアーベルトに載せ、移動させながら軽
くローラーで押さえ、これを上下に動くカッターで切断
すると、コンベアーベルトからきれいに並んだ裁断物が
出てくるので製品の選別がやり易くなって望ましい。
また、本発明では、魚肉シートにチーズスライスを載置
し、この上に、あるいはチーズを加熱半融解し、この上
に、食品を破砕して散布してもよい。このような食品に
は、サラミソーセージ、しらすぼし、のりあるいはナッ
ツ類等があり、このようにすることによって食品を製品
に強固に含有させることができ、また製品に第3成分の
風味を付与し、その風味を複雑なものとし、風味が単調
になることを防止することができる。
し、この上に、あるいはチーズを加熱半融解し、この上
に、食品を破砕して散布してもよい。このような食品に
は、サラミソーセージ、しらすぼし、のりあるいはナッ
ツ類等があり、このようにすることによって食品を製品
に強固に含有させることができ、また製品に第3成分の
風味を付与し、その風味を複雑なものとし、風味が単調
になることを防止することができる。
さらに、本発明では得られる合わせチーズサンドを脱酸
素剤とともに包装すると製品の酸化に基づく変敗を防止
し、製品を長期間変色あるいは変敗臭を発生させること
がなく保存することができ、またかびの発生も防止する
ことができる。脱酸素剤としては、アスコルビン酸、グ
ルコーズあるいはカテコール等を基材として有機系脱酸
素剤や鉄粉を基材としたものあるいは亜硫酸カルシウ
ム、亜硫酸ソーダ等を基材としたもの等従来知られてい
る脱酸素剤を用いることができる。
素剤とともに包装すると製品の酸化に基づく変敗を防止
し、製品を長期間変色あるいは変敗臭を発生させること
がなく保存することができ、またかびの発生も防止する
ことができる。脱酸素剤としては、アスコルビン酸、グ
ルコーズあるいはカテコール等を基材として有機系脱酸
素剤や鉄粉を基材としたものあるいは亜硫酸カルシウ
ム、亜硫酸ソーダ等を基材としたもの等従来知られてい
る脱酸素剤を用いることができる。
次に、本発明を実施例をあげて具体的に説明する。
実施例1 魚肉擂身80kg、上白糖8kg、食塩3.6kg、小麦澱粉16
kg、コーンスターチ3.2kg、植物性油脂(ハイトー
ン)3kg、グルテン2kg、リルビトール(ウェトン)8
kg、唐辛子エキス20g及びl−グルタミン酸ソーダ等の
調味料3.3kgをよく混練する。
kg、コーンスターチ3.2kg、植物性油脂(ハイトー
ン)3kg、グルテン2kg、リルビトール(ウェトン)8
kg、唐辛子エキス20g及びl−グルタミン酸ソーダ等の
調味料3.3kgをよく混練する。
この混練された魚肉を厚さ0.7mmに調整してドラムに
約半周巻きつけ外側を赤外線バーナーで約120℃で加熱
する。ドラム内部には約35℃の温湯を通し、ドラムを保
温して魚肉をドラムからスムーズに剥がれるようにす
る。
約半周巻きつけ外側を赤外線バーナーで約120℃で加熱
する。ドラム内部には約35℃の温湯を通し、ドラムを保
温して魚肉をドラムからスムーズに剥がれるようにす
る。
次に、このようにして剥がれた魚肉シートをネットコン
ベアに載せ、その上下を赤外線焙焼機によって120℃で
約5分間焙焼して魚肉シートに弾力性を付与する。
ベアに載せ、その上下を赤外線焙焼機によって120℃で
約5分間焙焼して魚肉シートに弾力性を付与する。
この魚肉シートをネット10段式でネット全長110mの熱
風運行型乾燥機で約70℃で30〜40分間乾燥させ、これを
赤外線焙焼機で強力に焼き上げ、巾13.5cm×長さ45
〜50cmに切断した。
風運行型乾燥機で約70℃で30〜40分間乾燥させ、これを
赤外線焙焼機で強力に焼き上げ、巾13.5cm×長さ45
〜50cmに切断した。
一方、プロセスチーズ約10kgをスライサーに載せ、厚さ
2.5mmにスライスし、これを上記魚肉シート上に1枚
に1スライスずつ順次載置し、これをロースターに入れ
て加熱する。このロースターは、内部がテフロン(商品
名)加工されたステンレス板を使用し、加圧することな
く、約120℃で3〜4分間加熱してチーズを中心までよ
く半溶融させる。
2.5mmにスライスし、これを上記魚肉シート上に1枚
に1スライスずつ順次載置し、これをロースターに入れ
て加熱する。このロースターは、内部がテフロン(商品
名)加工されたステンレス板を使用し、加圧することな
く、約120℃で3〜4分間加熱してチーズを中心までよ
く半溶融させる。
次に、これをロースターから取り出し、チーズが半融解
状態となったものを、チーズ面とチーズ面とを合わせて
融着させ、乾燥台車にのせ、クーラー室に入れて冷風で
冷却するとともに水分35〜38%になるまで乾燥する。
状態となったものを、チーズ面とチーズ面とを合わせて
融着させ、乾燥台車にのせ、クーラー室に入れて冷風で
冷却するとともに水分35〜38%になるまで乾燥する。
このようにしたシートを食品用の厚いゴム製ベルトに載
せ、移動させながら上方からローラーで軽くおさえ、こ
れをカッターで幅4mmに切断して製品を得る。得られた
製品を、KOR (商品名)フィフムの袋に脱酸素剤
〔エージレス(商品名)〕及び検出剤〔エージスアイ
(商品名)〕とともに充填して保存した。
せ、移動させながら上方からローラーで軽くおさえ、こ
れをカッターで幅4mmに切断して製品を得る。得られた
製品を、KOR (商品名)フィフムの袋に脱酸素剤
〔エージレス(商品名)〕及び検出剤〔エージスアイ
(商品名)〕とともに充填して保存した。
本製品は、3ヶ月保存しても濃厚でソフトの食感を有し
ていた。
ていた。
実施例2 実施例1においてスライスチーズを載置した魚肉シート
の、スライスチーズ面に、しらす干しの破砕物を散布
し、以下実施例1と同様の方法で加工して内部にしらす
干しの入った合わせチーズサンドを得た。得られた製品
は、しらす干し破砕物がよく接着しており、その風味と
チーズ及び魚肉の風味とが一体となってよく調和し、複
雑な風味を呈したものとなった。
の、スライスチーズ面に、しらす干しの破砕物を散布
し、以下実施例1と同様の方法で加工して内部にしらす
干しの入った合わせチーズサンドを得た。得られた製品
は、しらす干し破砕物がよく接着しており、その風味と
チーズ及び魚肉の風味とが一体となってよく調和し、複
雑な風味を呈したものとなった。
(発明の効果) 本発明の方法では、チーズを載置した魚肉シートを加熱
してチーズを半融解し、半融解の状態のときにこの魚肉
シートをチーズ面を合わせて接着するので、チーズが濃
厚な風味となり、しかも保存中ぱさぱさした感触となる
ことはない。しかも、チーズと魚肉シートとの接着を強
固に行なうことができ、製造後、特に保存中魚肉シート
がチーズから剥離することがない。
してチーズを半融解し、半融解の状態のときにこの魚肉
シートをチーズ面を合わせて接着するので、チーズが濃
厚な風味となり、しかも保存中ぱさぱさした感触となる
ことはない。しかも、チーズと魚肉シートとの接着を強
固に行なうことができ、製造後、特に保存中魚肉シート
がチーズから剥離することがない。
また、このようにしたチーズ面にしらす干し等の食品の
破砕物を散布するとチーズが、食品破砕物を強固に接着
し、製品と風味を一層向上することができる。
破砕物を散布するとチーズが、食品破砕物を強固に接着
し、製品と風味を一層向上することができる。
さらに、これらの製品を脱酸素剤とともに包装すると製
品を長期間新鮮かつソフトな状態で保存することができ
る。
品を長期間新鮮かつソフトな状態で保存することができ
る。
Claims (4)
- 【請求項1】魚肉シート上にチーズスライスを載置し、
そのチーズ面を110〜130℃で加熱してチーズを半融解さ
せ、これを、同様に処理した半融解チーズ載置魚肉シー
トとそれぞれのチーズ面を融着させてサンドイッチ状に
成形し、所定の形状に裁断することを特徴とする合わせ
チーズサンドの製造法 - 【請求項2】魚肉シート上にチーズスライスを載置し、
そのチーズ面を110〜130℃で加熱してチーズを半融解さ
せ、その半融解の前又は後において食品の破砕物をチー
ズ面上に散布し、これを、同様に処理した食品破砕物を
散布した半融解チーズ載置魚肉シートとそれぞれのチー
ズ面を融着させてサンドイッチ状に成形し、所定の形状
に裁断することを特徴とする合わせチーズサンドの製造
法 - 【請求項3】食品が、サラミソーセージ、しらすぼし、
ナッツ又はのりである請求項(2)の合わせチーズサンド
の製造法 - 【請求項4】請求項(1)〜(3)のいずれかによって得られ
た合わせチーズサンドを脱酸素剤を入れて包装すること
を特徴とする包装合わせチーズサンドの製造法
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2053201A JPH069486B2 (ja) | 1990-03-05 | 1990-03-05 | 合わせチーズサンドの製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2053201A JPH069486B2 (ja) | 1990-03-05 | 1990-03-05 | 合わせチーズサンドの製造法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03254662A JPH03254662A (ja) | 1991-11-13 |
JPH069486B2 true JPH069486B2 (ja) | 1994-02-09 |
Family
ID=12936261
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2053201A Expired - Lifetime JPH069486B2 (ja) | 1990-03-05 | 1990-03-05 | 合わせチーズサンドの製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH069486B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP4046495A1 (en) * | 2021-02-23 | 2022-08-24 | Wijngaard Kaas B.V. | Method of manufacturing flavored cheese and a flavored cheese stack |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JP5431226B2 (ja) * | 2010-03-29 | 2014-03-05 | 森永乳業株式会社 | チーズ食品およびその製造方法 |
JP5376172B2 (ja) * | 2010-04-28 | 2013-12-25 | 隆 松原 | 削り節風チーズ食品の製造方法 |
ITBS20110042A1 (it) * | 2011-04-06 | 2012-10-07 | Macelleria Equina Tonelli Roberto | Prodotto alimentare |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5985273A (ja) * | 1982-11-04 | 1984-05-17 | Natori Shokai:Kk | 嗜好食品の製造法 |
JPS60102174A (ja) * | 1983-11-10 | 1985-06-06 | Yamaki Kk | 成形食品およびその製造法 |
JPS60227660A (ja) * | 1984-04-25 | 1985-11-12 | Bibun Corp | サンドイツチ練製品の製造方法 |
JPS6152264A (ja) * | 1984-08-21 | 1986-03-14 | Yamanaka Shokuhin Kogyo Kk | チ−ズを挾んだサンドイツチ状食品の製造方法 |
-
1990
- 1990-03-05 JP JP2053201A patent/JPH069486B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP4046495A1 (en) * | 2021-02-23 | 2022-08-24 | Wijngaard Kaas B.V. | Method of manufacturing flavored cheese and a flavored cheese stack |
NL2027620B1 (en) * | 2021-02-23 | 2022-09-19 | Wijngaard Kaas B V | Method for manufacturing flavored cheese and a flavored cheese stack |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03254662A (ja) | 1991-11-13 |
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