JPH0684475B2 - シリコーンゴム組成物 - Google Patents
シリコーンゴム組成物Info
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- JPH0684475B2 JPH0684475B2 JP63278381A JP27838188A JPH0684475B2 JP H0684475 B2 JPH0684475 B2 JP H0684475B2 JP 63278381 A JP63278381 A JP 63278381A JP 27838188 A JP27838188 A JP 27838188A JP H0684475 B2 JPH0684475 B2 JP H0684475B2
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- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
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- C08K5/00—Use of organic ingredients
- C08K5/54—Silicon-containing compounds
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08K—Use of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
- C08K5/00—Use of organic ingredients
- C08K5/04—Oxygen-containing compounds
- C08K5/14—Peroxides
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08L—COMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
- C08L83/00—Compositions of macromolecular compounds obtained by reactions forming in the main chain of the macromolecule a linkage containing silicon with or without sulfur, nitrogen, oxygen or carbon only; Compositions of derivatives of such polymers
- C08L83/04—Polysiloxanes
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08G—MACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
- C08G77/00—Macromolecular compounds obtained by reactions forming a linkage containing silicon with or without sulfur, nitrogen, oxygen or carbon in the main chain of the macromolecule
- C08G77/04—Polysiloxanes
- C08G77/14—Polysiloxanes containing silicon bound to oxygen-containing groups
- C08G77/16—Polysiloxanes containing silicon bound to oxygen-containing groups to hydroxyl groups
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- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はシリコーンゴム組成物、特にはボイドや表面タ
ック性、安全衛生上の問題がなく、耐熱性、透明性のす
ぐれた電線被覆用などに有用とされる、常圧熱気加硫型
のシリコーンゴム組成物に関するものである。
ック性、安全衛生上の問題がなく、耐熱性、透明性のす
ぐれた電線被覆用などに有用とされる、常圧熱気加硫型
のシリコーンゴム組成物に関するものである。
(従来の技術) シリコーンゴムは耐熱性、耐寒性、電気特性にすぐれて
いることから各種の分野において広く利用されており、
その加工プロセスについてもその用途に応じて種々の方
法が実施されている。
いることから各種の分野において広く利用されており、
その加工プロセスについてもその用途に応じて種々の方
法が実施されている。
そして、このシリコーンゴムの加硫方法はゴムの種類や
その硬化物に要求される物性に応じて種々の方法が行わ
れているが、一般には有機過酸化物の存在下における加
熱処理が汎用されており、この有機過酸化物としてはベ
ンゾイルパーオキサイド、p−クロロベンゾイルパーオ
キサイド、2,4−ジクロロベンゾイルパーオキサイド、
ジクミルパーオキサイド、ジ−t−ブチルパーオキサイ
ド、2,5−ジメチル−2,5−ジ(t−ブチルパーオキシ)
ヘキサン、t−ブチルパーベンゾエート、t−ブチルク
ミルパーオキサイドなどが例示されるが、押出し連続熱
気加硫によってチューブ、電線、シートなどを良好な成
形品として取得するための加硫剤としては2,4−ジクロ
ロベンゾイルパーオキサイドが唯一のものとされてい
る。
その硬化物に要求される物性に応じて種々の方法が行わ
れているが、一般には有機過酸化物の存在下における加
熱処理が汎用されており、この有機過酸化物としてはベ
ンゾイルパーオキサイド、p−クロロベンゾイルパーオ
キサイド、2,4−ジクロロベンゾイルパーオキサイド、
ジクミルパーオキサイド、ジ−t−ブチルパーオキサイ
ド、2,5−ジメチル−2,5−ジ(t−ブチルパーオキシ)
ヘキサン、t−ブチルパーベンゾエート、t−ブチルク
ミルパーオキサイドなどが例示されるが、押出し連続熱
気加硫によってチューブ、電線、シートなどを良好な成
形品として取得するための加硫剤としては2,4−ジクロ
ロベンゾイルパーオキサイドが唯一のものとされてい
る。
しかし、この2,4−ジクロロベンゾイルパーオキサイド
には金属への腐食性、分解副生物の安全衛生に難点があ
るほか、これを使用して得たシリコーンゴム硬化物の密
封下での耐熱性、圧縮永久歪が必ずしも満足できるもの
ではないという不利がある。そのため、これらの欠点を
改善した常圧熱気加硫用の有機過酸化物としてt−ブチ
ルパーオキシオクタデシルカーボネート、t−アミルパ
ーオキシ−2,6,8−トリメチル−4−ノニルカーボネー
ト、t−アミルパーオキシオクタデシルカーボネートな
どのt−アルキルパーオキシアルキルカーボネートが提
案されている(米国特許第4,061,704号明細書参照)
が、このt−アルキルパーオキシアルキルカーボネート
のみでは実用に耐えるに充分な硬化物が得られず、これ
にはまた分子量の大きな残渣を残すためにその除去が容
易でなく、またこの残渣によってシリコーンゴムの耐熱
性がわるくなるという不利がある。
には金属への腐食性、分解副生物の安全衛生に難点があ
るほか、これを使用して得たシリコーンゴム硬化物の密
封下での耐熱性、圧縮永久歪が必ずしも満足できるもの
ではないという不利がある。そのため、これらの欠点を
改善した常圧熱気加硫用の有機過酸化物としてt−ブチ
ルパーオキシオクタデシルカーボネート、t−アミルパ
ーオキシ−2,6,8−トリメチル−4−ノニルカーボネー
ト、t−アミルパーオキシオクタデシルカーボネートな
どのt−アルキルパーオキシアルキルカーボネートが提
案されている(米国特許第4,061,704号明細書参照)
が、このt−アルキルパーオキシアルキルカーボネート
のみでは実用に耐えるに充分な硬化物が得られず、これ
にはまた分子量の大きな残渣を残すためにその除去が容
易でなく、またこの残渣によってシリコーンゴムの耐熱
性がわるくなるという不利がある。
他方シリコーンゴムの常圧熱気加硫については不飽和基
を含有するシリコーンゴムをオルガノハイドロジエンポ
リシロキサンと白金系触媒の存在下で付加反応させるも
のも知られているが、この方法は有機過酸化物を使用す
る方法にくらべてポットライフが短く、スコーチも起こ
りやすいためにその用途が特殊な分野に限定されてお
り、汎用性がない。
を含有するシリコーンゴムをオルガノハイドロジエンポ
リシロキサンと白金系触媒の存在下で付加反応させるも
のも知られているが、この方法は有機過酸化物を使用す
る方法にくらべてポットライフが短く、スコーチも起こ
りやすいためにその用途が特殊な分野に限定されてお
り、汎用性がない。
なお、上記した有機過酸化物についてビス(オルソメチ
ル)ベンゾイルパーオキサイド(特開昭59-18758号公報
参照)、ビス(ジメチル置換ベンゾイル)パーオキサイ
ド(特開昭60-16968号公報参照)、ビス(トリメチル置
換ベンゾイル)パーオキサイド(特開昭60- 163860号公報参照)、ビス(オルソ−メトキシベンゾイ
ル)パーオキサイド(特開昭59-232145号公報参照)な
ども知られており、これによれば常圧熱気加硫をしたと
きに分解残渣によるブルーミング防止、安全衛生上の問
題は解決されるけれども、これらには従来の2,4−ジク
ロロベンゾイルパーオキサイドに比べて加硫物の表面タ
ックが大きくなるので製品が性能上好ましくないものに
なるという不利があり、さらには医療用途に応用する場
合における紫外線吸収スペクトル試験において波長220m
μの吸光度測定値を0.3以下とさせるためには十分な後
加硫を行う必要があるという不利がある。
ル)ベンゾイルパーオキサイド(特開昭59-18758号公報
参照)、ビス(ジメチル置換ベンゾイル)パーオキサイ
ド(特開昭60-16968号公報参照)、ビス(トリメチル置
換ベンゾイル)パーオキサイド(特開昭60- 163860号公報参照)、ビス(オルソ−メトキシベンゾイ
ル)パーオキサイド(特開昭59-232145号公報参照)な
ども知られており、これによれば常圧熱気加硫をしたと
きに分解残渣によるブルーミング防止、安全衛生上の問
題は解決されるけれども、これらには従来の2,4−ジク
ロロベンゾイルパーオキサイドに比べて加硫物の表面タ
ックが大きくなるので製品が性能上好ましくないものに
なるという不利があり、さらには医療用途に応用する場
合における紫外線吸収スペクトル試験において波長220m
μの吸光度測定値を0.3以下とさせるためには十分な後
加硫を行う必要があるという不利がある。
これらの不利を解決するために本発明者らは、特開昭63
-130663号において有効なる有機過酸化物として 〔ここにR2、R3は炭素数3〜10の1価の炭化水素基また
は−SiR4 3(R4はメチル基、エチル基、フェニル基から
選択される基)で示される基〕を提案した。
-130663号において有効なる有機過酸化物として 〔ここにR2、R3は炭素数3〜10の1価の炭化水素基また
は−SiR4 3(R4はメチル基、エチル基、フェニル基から
選択される基)で示される基〕を提案した。
本発明者等は、更に研究を重ねた結果、本発明の構造の
有機過酸化物が極めて有効であることを確認し、本発明
を完成した。
有機過酸化物が極めて有効であることを確認し、本発明
を完成した。
(発明の構成) 本発明はこのような不利を解決した常圧熱気加硫型のシ
リコーンゴム組成物に関するものであり、これはイ) (ここにR1は同種または異種の非置換または置換1価炭
化水素基、aは1.90〜2.05の正数)で示されるオルガノ
ポリシロキサン100重量部、ロ)微粉状シリカ系充填剤
5〜100重量部、ハ)分子鎖末端がトリアルキルシリル
基で封鎖された直鎖状メチルハイドロジエンポリシロキ
サン、式Si〔OSi(CH3)2H〕4で示されるオルガノシロキ
サン、SiO2単位と(CH3)2HSiO0.5単位とからなるシロキ
サン共重合体、メチルハイドロジエンポリシロキサンと
ジアルキルシロキサンとの共重合体、SiH結合を含有す
るポリシルアルキレンシロキサン、ポリシラン、ポリカ
ルボシランより選ばれる一分子中にけい素原子に結合し
た水素原子(≡SiH結合を少なくとも1個有する有機け
い素化合物0〜10重量部、ニ)一般式 〔ここにnは2〜8の整数、R2,R3は炭素数3〜10の1
価炭化水素基または式−SiR4 3(ここにR4はメチル基、
エチル基、フェニル基から選択される基)で示される
基〕で示される有機過酸化物0.1〜5重量部とからなる
ことを特徴とするものである。
リコーンゴム組成物に関するものであり、これはイ) (ここにR1は同種または異種の非置換または置換1価炭
化水素基、aは1.90〜2.05の正数)で示されるオルガノ
ポリシロキサン100重量部、ロ)微粉状シリカ系充填剤
5〜100重量部、ハ)分子鎖末端がトリアルキルシリル
基で封鎖された直鎖状メチルハイドロジエンポリシロキ
サン、式Si〔OSi(CH3)2H〕4で示されるオルガノシロキ
サン、SiO2単位と(CH3)2HSiO0.5単位とからなるシロキ
サン共重合体、メチルハイドロジエンポリシロキサンと
ジアルキルシロキサンとの共重合体、SiH結合を含有す
るポリシルアルキレンシロキサン、ポリシラン、ポリカ
ルボシランより選ばれる一分子中にけい素原子に結合し
た水素原子(≡SiH結合を少なくとも1個有する有機け
い素化合物0〜10重量部、ニ)一般式 〔ここにnは2〜8の整数、R2,R3は炭素数3〜10の1
価炭化水素基または式−SiR4 3(ここにR4はメチル基、
エチル基、フェニル基から選択される基)で示される
基〕で示される有機過酸化物0.1〜5重量部とからなる
ことを特徴とするものである。
すなわち、本発明者らは前記したような不利を伴わない
常圧熱気加硫型のシリコーンゴム組成物について種々検
討した結果、オルガノポリシロキサンと微粉末状のシリ
カ系充填剤とからなるシリコーンゴムコンパウンドに1
分子中に≡SiH結合を少なくとも1個有するオルガノハ
イドロジエンシロキサンと上記した一般式(1)で示さ
れる有機過酸化物を添加すると、この組成物は連続常圧
熱気加硫することができるし、このものはまた押出し加
工時にボイドや表面タックが発生せず、この有機過酸化
物がハロゲン元素を含有しないものであるため安全衛生
面からも問題がなく、また紫外線吸収もないということ
を見出し、これによれば表面タックがなく、金属への腐
食性、密封下での耐熱性、圧縮永久歪などの特性にすぐ
れた、透明性のよい成形品、特にはチューブ、電線用被
覆剤として有用とされるシリコーン製品を、常圧熱気加
硫で容易に得ることができることを確認し、ここに使用
される各成分の種類、配合量などについての研究を進め
て本発明を完成させた。
常圧熱気加硫型のシリコーンゴム組成物について種々検
討した結果、オルガノポリシロキサンと微粉末状のシリ
カ系充填剤とからなるシリコーンゴムコンパウンドに1
分子中に≡SiH結合を少なくとも1個有するオルガノハ
イドロジエンシロキサンと上記した一般式(1)で示さ
れる有機過酸化物を添加すると、この組成物は連続常圧
熱気加硫することができるし、このものはまた押出し加
工時にボイドや表面タックが発生せず、この有機過酸化
物がハロゲン元素を含有しないものであるため安全衛生
面からも問題がなく、また紫外線吸収もないということ
を見出し、これによれば表面タックがなく、金属への腐
食性、密封下での耐熱性、圧縮永久歪などの特性にすぐ
れた、透明性のよい成形品、特にはチューブ、電線用被
覆剤として有用とされるシリコーン製品を、常圧熱気加
硫で容易に得ることができることを確認し、ここに使用
される各成分の種類、配合量などについての研究を進め
て本発明を完成させた。
本発明の組成物を構成するイ)成分としてのオルガノポ
リシロキサンは で示され、このR1はメチル基、エチル基、プロピル基、
ブチル基などのアルキル基、ビニル基、アリル基、ブタ
ニエル基などのアルケニル基、フェニル基、トリル基な
どのアリール基またはこれらの基の炭素原子に結合した
水素原子の一部または全部をハロゲン原子、シアノ基な
どで置換したクロロメチル基、クロロプロピル基、3,3,
3−トリフルオロプロピル基、2−シアノエチル基など
から選択される同種または異種の非置換または置換1価
炭化水素基、aは1.90〜2.05の正数である。このものは
分子構造が直鎖状のものとすることが好ましいが、分子
中に一部分枝鎖状のものを含有していても問題はない。
また、このものは分子鎖末端がトリオルガノシリル基ま
たは水酸基で封鎖されたものとすればよいが、このトリ
オルガノシリル基としてはトリメチルシリル基、ジメチ
ルビニルシリル基、メチルフェニルビニルシリル基、メ
チルジフェニルシリル基、メチルビニルシリル基、トリ
ビニルシリル基などが例示される。なお、このものは重
合度に特に限定はなく、25℃における粘度が300cs以上
のものとすればよいが、表面タッグをより減少させるた
めには分子鎖両末端が (RはR1と同様) のような多官能基のものであるものとすることが望まし
い。
リシロキサンは で示され、このR1はメチル基、エチル基、プロピル基、
ブチル基などのアルキル基、ビニル基、アリル基、ブタ
ニエル基などのアルケニル基、フェニル基、トリル基な
どのアリール基またはこれらの基の炭素原子に結合した
水素原子の一部または全部をハロゲン原子、シアノ基な
どで置換したクロロメチル基、クロロプロピル基、3,3,
3−トリフルオロプロピル基、2−シアノエチル基など
から選択される同種または異種の非置換または置換1価
炭化水素基、aは1.90〜2.05の正数である。このものは
分子構造が直鎖状のものとすることが好ましいが、分子
中に一部分枝鎖状のものを含有していても問題はない。
また、このものは分子鎖末端がトリオルガノシリル基ま
たは水酸基で封鎖されたものとすればよいが、このトリ
オルガノシリル基としてはトリメチルシリル基、ジメチ
ルビニルシリル基、メチルフェニルビニルシリル基、メ
チルジフェニルシリル基、メチルビニルシリル基、トリ
ビニルシリル基などが例示される。なお、このものは重
合度に特に限定はなく、25℃における粘度が300cs以上
のものとすればよいが、表面タッグをより減少させるた
めには分子鎖両末端が (RはR1と同様) のような多官能基のものであるものとすることが望まし
い。
また、本発明の組成物におけるロ)成分としての微粉末
シリカ充填剤はシリコーンゴムの補強、増粘、加工性向
上、増量などの目的で添加されるものであり、これには
フュームドシリカ、湿式シリカ、表面を疎水化処理した
フュームドシリカや湿式シリカ、石英微粉末、けいそう
土などが例示される。なお、このものの配合量は上記し
たオルガノポリシロキサン100重量部に対して5重量部
以下では目的とする補強性が得られず、加工性も不充分
となり、100重量部以上とすると押出性などの加工性が
極端にわるくなり、また、目的とする電線用被覆材料と
して用いたときに耐熱性などの特定が低下するので5〜
100重量部の範囲とすることが必要とされるが、この好
ましい範囲は20〜80重量部とされる。
シリカ充填剤はシリコーンゴムの補強、増粘、加工性向
上、増量などの目的で添加されるものであり、これには
フュームドシリカ、湿式シリカ、表面を疎水化処理した
フュームドシリカや湿式シリカ、石英微粉末、けいそう
土などが例示される。なお、このものの配合量は上記し
たオルガノポリシロキサン100重量部に対して5重量部
以下では目的とする補強性が得られず、加工性も不充分
となり、100重量部以上とすると押出性などの加工性が
極端にわるくなり、また、目的とする電線用被覆材料と
して用いたときに耐熱性などの特定が低下するので5〜
100重量部の範囲とすることが必要とされるが、この好
ましい範囲は20〜80重量部とされる。
つぎに本発明の組成物におけるハ)成分としての有機け
い素化合物は1分子中に≡SiH結合を少なくとも1個有
するものとされるが、これは本発明の組成物を常圧熱気
加硫したときの表面タック性を改良するために有効とさ
れるものである。
い素化合物は1分子中に≡SiH結合を少なくとも1個有
するものとされるが、これは本発明の組成物を常圧熱気
加硫したときの表面タック性を改良するために有効とさ
れるものである。
このものは分子鎖末端がトリアルキルシリル基で封鎖さ
れた直鎖状のメチルハイドロジエンポリシロキサン、式
Si〔OSi(CH3)2H〕4で示されるオルガノシロキサン、SiO
2単位と(CH3)2HSiO0.5単位とからなるシロキサン共重合
体、メチルハイドロジエンポリシロキサンとジアルキル
シロキサンとの共重合体、SiH結合を含有するポリシル
アルキレンシロキサン、ポリシラン、ポリカルボシラン
から選ばれる。なお、この有機けい素化合物は必須成分
ではないが、イ)成分100重量部に対し、10重量部以上
添加するとこの硬化物の電気特性、耐熱性などの物性が
低下するので、10重量部以下である。これを添加しなく
ても表面タッグがある程度改善された硬化物を得ること
ができるが、より改善された表面タッグ感のない硬化物
を得るためにはこの有機けい素化合物を上記したイ)成
分としてのオルガノポリシロキサン100重量部に対し、
0.05重量部以上添加することがよい。
れた直鎖状のメチルハイドロジエンポリシロキサン、式
Si〔OSi(CH3)2H〕4で示されるオルガノシロキサン、SiO
2単位と(CH3)2HSiO0.5単位とからなるシロキサン共重合
体、メチルハイドロジエンポリシロキサンとジアルキル
シロキサンとの共重合体、SiH結合を含有するポリシル
アルキレンシロキサン、ポリシラン、ポリカルボシラン
から選ばれる。なお、この有機けい素化合物は必須成分
ではないが、イ)成分100重量部に対し、10重量部以上
添加するとこの硬化物の電気特性、耐熱性などの物性が
低下するので、10重量部以下である。これを添加しなく
ても表面タッグがある程度改善された硬化物を得ること
ができるが、より改善された表面タッグ感のない硬化物
を得るためにはこの有機けい素化合物を上記したイ)成
分としてのオルガノポリシロキサン100重量部に対し、
0.05重量部以上添加することがよい。
また、本発明の組成物を構成するニ)成分としての有機
過酸化物は一般式 で示され、このR2、R3はn−プロピル基、イソ−プロピ
ル基、t−ブチル基、n−ブチル基、n−アミル基、t
−アミル基、ヘキシル基、ヘプチル基、オクチル基、2
−エチルプロピル基、2−エチルブチル基、2−エチル
ヘキシル基、クミル基などのような炭素数3〜10の1価
炭化水素基または式−SiR4 3(R4がメチル基、エチル
基、フェニル基から選択される)で示される。トリメチ
ルシリル基、トリエチルシリル基、トリフェニルシリル
基であり、このR2、R3は同一であっても異種であっても
よい。分子中に塩素などのハロゲン原子を含有しないパ
ーオキサイドとされる。なお、このものはイ)成分とし
てのオルガノポリシロキサンの加硫剤として作動するも
のであり、このものは前記したように分子中にハロゲン
原子を含んでいないのでこの分解副生物によって安全衛
生に難点が生じるおそれはないが、この配合量をイ)成
分としてのオルガノポリシロキサン100重量部に対して
0.1重量部以下とすると加硫が甘くなって目的とする特
性が得られず、実用に耐えないものとなり、5重量部以
上とすると過剰の分解残渣による悪影響が出たり、無用
なコスト高になるので、これは0.1〜5重量部の範囲と
することが必要とされる。
過酸化物は一般式 で示され、このR2、R3はn−プロピル基、イソ−プロピ
ル基、t−ブチル基、n−ブチル基、n−アミル基、t
−アミル基、ヘキシル基、ヘプチル基、オクチル基、2
−エチルプロピル基、2−エチルブチル基、2−エチル
ヘキシル基、クミル基などのような炭素数3〜10の1価
炭化水素基または式−SiR4 3(R4がメチル基、エチル
基、フェニル基から選択される)で示される。トリメチ
ルシリル基、トリエチルシリル基、トリフェニルシリル
基であり、このR2、R3は同一であっても異種であっても
よい。分子中に塩素などのハロゲン原子を含有しないパ
ーオキサイドとされる。なお、このものはイ)成分とし
てのオルガノポリシロキサンの加硫剤として作動するも
のであり、このものは前記したように分子中にハロゲン
原子を含んでいないのでこの分解副生物によって安全衛
生に難点が生じるおそれはないが、この配合量をイ)成
分としてのオルガノポリシロキサン100重量部に対して
0.1重量部以下とすると加硫が甘くなって目的とする特
性が得られず、実用に耐えないものとなり、5重量部以
上とすると過剰の分解残渣による悪影響が出たり、無用
なコスト高になるので、これは0.1〜5重量部の範囲と
することが必要とされる。
本発明の組成物は上記したイ)〜ニ)成分の所定量を均
一に混合することによって得られ、これらの配合の順序
に特に制限はないが、通常はイ)成分としてのオルガノ
ポリシロキサンにロ)成分としてのシリカ系充填剤を混
合してシリコーンゴムコンパウンドとしたのち、これに
ハ)成分としての有機けい素化合物とニ)成分としての
有機過酸化物を添加し、ロールによる混練りなどによっ
て混合するようにすればよい。なお、この組成物の重合
度が100以下の低分子量シロキサン、シラノール基含有
シラン、アルコキシ基含有シランなどの分散剤や酸化
鉄、酸化セリウム、オクチル酸鉄などの耐熱性向上剤、
顔料など、さらには通常のシリコーンゴム組成物に添加
される他の添加剤を添加することは任意とされる。
一に混合することによって得られ、これらの配合の順序
に特に制限はないが、通常はイ)成分としてのオルガノ
ポリシロキサンにロ)成分としてのシリカ系充填剤を混
合してシリコーンゴムコンパウンドとしたのち、これに
ハ)成分としての有機けい素化合物とニ)成分としての
有機過酸化物を添加し、ロールによる混練りなどによっ
て混合するようにすればよい。なお、この組成物の重合
度が100以下の低分子量シロキサン、シラノール基含有
シラン、アルコキシ基含有シランなどの分散剤や酸化
鉄、酸化セリウム、オクチル酸鉄などの耐熱性向上剤、
顔料など、さらには通常のシリコーンゴム組成物に添加
される他の添加剤を添加することは任意とされる。
このようにして得られた本発明の組成物は加熱加硫する
ことによって弾性体とされるが、このものは例えば200
〜500℃の温度における5秒〜10分間という条件、さら
にはこれに赤外線ヒーターによる加熱を併用する常圧熱
気加硫法で弾性体とすることができ、この弾性体はボイ
ドや表面タックがなく、耐熱性のすぐれたものとなるの
で、この組成物は電線被覆用、チューブ、シートなどに
特に有用とされるほか、医療用、食品用などの用途にも
有用とされる。
ことによって弾性体とされるが、このものは例えば200
〜500℃の温度における5秒〜10分間という条件、さら
にはこれに赤外線ヒーターによる加熱を併用する常圧熱
気加硫法で弾性体とすることができ、この弾性体はボイ
ドや表面タックがなく、耐熱性のすぐれたものとなるの
で、この組成物は電線被覆用、チューブ、シートなどに
特に有用とされるほか、医療用、食品用などの用途にも
有用とされる。
つぎに本発明の実施例をあげるが、例中の部は重量部
を、粘度は25℃での測定値を示したものである。
を、粘度は25℃での測定値を示したものである。
実施例1,2、比較例1,2,3 分子鎖両末端がジメチルビニルシリル基で封鎖された、
(CH3)2SiO単位99.75モル%と(CH2=CH)(CH3)SiO単
位0.25モル%からなる粘度が10,000,000csのオルガノポ
リシロキサン100部にヒュームドシリカ・エアロジル200
〔日本エアロジル(株)製商品名〕40部と分散剤として
のジフェニルシランジオール4部を加えて均一に混練
し、150℃で4時間熱処理をしたのち、2本ロールで釈
解、可塑化してベースコンパウンドを作った。
(CH3)2SiO単位99.75モル%と(CH2=CH)(CH3)SiO単
位0.25モル%からなる粘度が10,000,000csのオルガノポ
リシロキサン100部にヒュームドシリカ・エアロジル200
〔日本エアロジル(株)製商品名〕40部と分散剤として
のジフェニルシランジオール4部を加えて均一に混練
し、150℃で4時間熱処理をしたのち、2本ロールで釈
解、可塑化してベースコンパウンドを作った。
つぎにこのペースコンパウンドに分子鎖両末端がトリメ
チルシリル基で封鎖された≡SiH結合を1.6モル/100g含
有するメチルハイドロジエンポリシロキサンを第1表に
示した量で添加したのち、これに式 で示される有機過酸化物1.0部を添加し、2本ロールで
混練したのち、40mmφのすずメッキ軟銅線の芯線上にこ
のものを1mm厚に被覆したワイヤーを押出し成形し、つ
いでこれを400℃に保持した熱気炉中での滞留時間が15
秒となるようにして常圧熱気加硫したところ、後加硫な
しで第1表に示したような性質をもつシリコーンゴムを
被覆した電線が得られた。
チルシリル基で封鎖された≡SiH結合を1.6モル/100g含
有するメチルハイドロジエンポリシロキサンを第1表に
示した量で添加したのち、これに式 で示される有機過酸化物1.0部を添加し、2本ロールで
混練したのち、40mmφのすずメッキ軟銅線の芯線上にこ
のものを1mm厚に被覆したワイヤーを押出し成形し、つ
いでこれを400℃に保持した熱気炉中での滞留時間が15
秒となるようにして常圧熱気加硫したところ、後加硫な
しで第1表に示したような性質をもつシリコーンゴムを
被覆した電線が得られた。
また、これとは別に比較のために上記においてここに添
加される有機過酸化物を2,4−ジクロロベンゾイルパー
オキサイドの50%液1.5部としたもの、またこれをt−
ブチルパーオシオクタデシルカーボネートの50%液2部
としたものについて以下同様に処理して得た硬化物につ
いての物性をしらべたところ、第1表に併記したとおり
に結果が得られた。
加される有機過酸化物を2,4−ジクロロベンゾイルパー
オキサイドの50%液1.5部としたもの、またこれをt−
ブチルパーオシオクタデシルカーボネートの50%液2部
としたものについて以下同様に処理して得た硬化物につ
いての物性をしらべたところ、第1表に併記したとおり
に結果が得られた。
実施例3,4、比較例4 実施例2におけるメチルハイドロジェンポリシロキサン
を平均組成が(CH3)HSiO単位50モル%、(CH3)2SiO単位
45モル%、(CH3)3SiO0.5単位5モル%からなる粘度が18
csのものとし、これを第2表に示した量で添加したほか
は実施例1と同じように処理して組成物を作り、これら
の組成物から実施例1と同様の方法で硬化物を作り、そ
の物性をしらべたところ、第2表に併記したとおりの結
果が得られ、この場合にはメチルハイドロジエンポリシ
ロキサンの添加量が多すぎると絶縁抵抗の低下すること
が確認された。
を平均組成が(CH3)HSiO単位50モル%、(CH3)2SiO単位
45モル%、(CH3)3SiO0.5単位5モル%からなる粘度が18
csのものとし、これを第2表に示した量で添加したほか
は実施例1と同じように処理して組成物を作り、これら
の組成物から実施例1と同様の方法で硬化物を作り、そ
の物性をしらべたところ、第2表に併記したとおりの結
果が得られ、この場合にはメチルハイドロジエンポリシ
ロキサンの添加量が多すぎると絶縁抵抗の低下すること
が確認された。
実施例5、比較例5 分子鎖両末端がメチルジビニルシリル基で封鎖された、
(CH3)2SiO単位99.8モル%、(CH3=CH)CH3SiO単位0.2
モル%からなる重合度が6,000のオルガノポリシロキサ
ン生ゴム100部に、ヒュームドシリカ・エアロジル200
(前出)40部と分子鎖両末端がシラノール基で封鎖され
た平均重合度8のジメチルポリシロキサンオイル10部、
ビニルトリメトキシシラン0.3部を添加し混練したの
ち、150℃で4時間加熱してベースコンパウンドを作っ
た。
(CH3)2SiO単位99.8モル%、(CH3=CH)CH3SiO単位0.2
モル%からなる重合度が6,000のオルガノポリシロキサ
ン生ゴム100部に、ヒュームドシリカ・エアロジル200
(前出)40部と分子鎖両末端がシラノール基で封鎖され
た平均重合度8のジメチルポリシロキサンオイル10部、
ビニルトリメトキシシラン0.3部を添加し混練したの
ち、150℃で4時間加熱してベースコンパウンドを作っ
た。
つぎにこのベースコンパウンドに第3表に示した量の式 で示されるメチルハイドロジエンシロキサンと式 で示される有機過酸化物 1.3部および第3表に示した量のCa(OH)2の50%ペースト
を添加し均一に混練して組成物を2種つくり、これらの
組成物を押出機を用いて内径5mm、外径9mmのチューブに
押出し成形したのち、300℃、60秒という条件で常圧熱
気加硫し、ついで180℃で4時間後加硫したものについ
てその物性をしらべたところ、第3表に併記したとおり
に結果が得られた。
を添加し均一に混練して組成物を2種つくり、これらの
組成物を押出機を用いて内径5mm、外径9mmのチューブに
押出し成形したのち、300℃、60秒という条件で常圧熱
気加硫し、ついで180℃で4時間後加硫したものについ
てその物性をしらべたところ、第3表に併記したとおり
に結果が得られた。
実施例6 分子鎖両末端がトリビニルシリル基で封鎖された、(C
H3)2SiO単位99.75モル%と(CH2)3SiO0.5単位0.25モル%
からなる粘度が10,000,000csのオルガノポリシロキサン
100部に、ヒュームドシリカ・エアロジル200(前出)40
部と分散剤としてのジフェニルシランジオール4部を加
えて均一に混練し、150℃で4時間熱処理したのち2本
ロールで釈解し、可塑化しててベースコンパウンドを作
った。
H3)2SiO単位99.75モル%と(CH2)3SiO0.5単位0.25モル%
からなる粘度が10,000,000csのオルガノポリシロキサン
100部に、ヒュームドシリカ・エアロジル200(前出)40
部と分散剤としてのジフェニルシランジオール4部を加
えて均一に混練し、150℃で4時間熱処理したのち2本
ロールで釈解し、可塑化しててベースコンパウンドを作
った。
つぎにこのベースコンパウンドに分子鎖両末端がトリメ
チルシリル基で封鎖された≡SiH結合を1.6モル/100g含
有するメチルハイドロジェンポリシロキサン0.5部と式 で示される有機過酸化物を10,000csのシリコーンオイル
で50重量%に希釈したC液2.0部を添加し、2本ロール
で混練したのち、400mm押出機で外径3mmφのすずメッキ
軟銅線の芯線上にこのものを1mm厚に被覆したワイヤー
を押出し成形し、ついでこれを400℃に保持した熱気炉
中での滞留時間が15秒となるようにして常圧熱気加硫し
たところ、後加硫なしで第1表に示したような性質をも
つシリコーンゴムを被覆した電線が得られた。
チルシリル基で封鎖された≡SiH結合を1.6モル/100g含
有するメチルハイドロジェンポリシロキサン0.5部と式 で示される有機過酸化物を10,000csのシリコーンオイル
で50重量%に希釈したC液2.0部を添加し、2本ロール
で混練したのち、400mm押出機で外径3mmφのすずメッキ
軟銅線の芯線上にこのものを1mm厚に被覆したワイヤー
を押出し成形し、ついでこれを400℃に保持した熱気炉
中での滞留時間が15秒となるようにして常圧熱気加硫し
たところ、後加硫なしで第1表に示したような性質をも
つシリコーンゴムを被覆した電線が得られた。
「実施例7、比較例6,7」 実施例1と同じベースコンパウンド100重量部に対し下
記の有機過酸化物(A)1部、有機過酸化物(B)とジ
メチルシリコーンオイル(1000cs)とを1対1で混合し
3本ロールを2回通し均一分散させたペースト2部、有
機過酸化物(B)を結晶のまま1部をそれぞれ2本ロー
ルで混練りしコンパウンドA,B,Cを作成した。
記の有機過酸化物(A)1部、有機過酸化物(B)とジ
メチルシリコーンオイル(1000cs)とを1対1で混合し
3本ロールを2回通し均一分散させたペースト2部、有
機過酸化物(B)を結晶のまま1部をそれぞれ2本ロー
ルで混練りしコンパウンドA,B,Cを作成した。
ついで混練り直後のコンパウンド及び25℃で3日、7
日、14日保存したコンパウンドの目視観察を行なった。
またそれぞれについて押出し機で径が6mmのロッドを押
出しし、ついでこれを400℃に保持した熱風炉中で滞留
時間15秒となるようにして常圧熱気加硫し外観及び内部
を観察した。結果は第5表の通りであった。
日、14日保存したコンパウンドの目視観察を行なった。
またそれぞれについて押出し機で径が6mmのロッドを押
出しし、ついでこれを400℃に保持した熱風炉中で滞留
時間15秒となるようにして常圧熱気加硫し外観及び内部
を観察した。結果は第5表の通りであった。
Claims (1)
- 【請求項1】イ)式R1aSiO4-a/2(ここにR1は同種また
は異種の非置換または置換1価炭化水素基、aは1.90〜
2.05の正数)で示されるオルガノポリシロキサン 100重
量部 ロ)微粉状シリカ系充填剤 5〜100重量部 ハ)分子鎖末端がトリアルキルシリル基で封鎖された直
鎖状メチルハイドロジエンポリシロキサン、式Si〔OSi
(CH3)2H〕4で示されるオルガノシロキサン、SiO2単位と
(CH3)2HSiO0.5単位とからなるシロキサン共重合体、メ
チルハイドロシエンポリシロキサンとジアルキルシロキ
サンとの共重合体、SiH結合を含有するポリシルアルキ
レンシロキサン、ポリシラン、ポリカルボシランより選
ばれる一分子中にけい素原子に結合した水素原子(≡Si
H結合)を少なくとも1個有する有機けい素化合物0〜1
0重量部 ニ)一般式 〔ここにnは2〜8の整数、R2,R3は炭素数3〜10の1
価炭化水素基または式−SiR3 4(R4はメチル基、エチル
基、フェニル基から選択される基)で示される基〕で示
される有機過酸化物0.1〜5重量部とからなることを特
徴とするシリコーンゴム組成物。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63278381A JPH0684475B2 (ja) | 1988-11-02 | 1988-11-02 | シリコーンゴム組成物 |
US07/430,465 US5051465A (en) | 1988-11-02 | 1989-11-02 | Silicone rubber composition |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63278381A JPH0684475B2 (ja) | 1988-11-02 | 1988-11-02 | シリコーンゴム組成物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02124977A JPH02124977A (ja) | 1990-05-14 |
JPH0684475B2 true JPH0684475B2 (ja) | 1994-10-26 |
Family
ID=17596544
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63278381A Expired - Fee Related JPH0684475B2 (ja) | 1988-11-02 | 1988-11-02 | シリコーンゴム組成物 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5051465A (ja) |
JP (1) | JPH0684475B2 (ja) |
Families Citing this family (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5196477A (en) * | 1989-07-25 | 1993-03-23 | Shin-Etsu Chemical Co., Ltd. | Silcone compositions comprising organic compounds having the capabilities of coordination with metals |
TW221837B (ja) * | 1990-12-28 | 1994-03-21 | Shinetsu Chem Ind Co | |
US5326589A (en) * | 1991-01-22 | 1994-07-05 | Shin-Etsu Chemical Co., Ltd | Method of protecting electronic or electric part |
JP3029680B2 (ja) * | 1991-01-29 | 2000-04-04 | 東レ・ダウコーニング・シリコーン株式会社 | オルガノペンタシロキサンおよびその製造方法 |
JP2953540B2 (ja) * | 1991-07-18 | 1999-09-27 | 信越化学工業株式会社 | 導電性シリコーンゴム組成物及び導電性シリコーンゴム |
TW216432B (ja) * | 1992-01-10 | 1993-11-21 | Shinetsu Chem Ind Co | |
JP2699786B2 (ja) * | 1992-04-15 | 1998-01-19 | 信越化学工業株式会社 | シリコーンゴムの硬化方法 |
JP2773547B2 (ja) * | 1992-05-08 | 1998-07-09 | 信越化学工業株式会社 | オルガノポリシロキサン及びその製造方法 |
JPH0688028A (ja) * | 1992-09-08 | 1994-03-29 | Shin Etsu Chem Co Ltd | 導電性シリコーンゴム組成物及びその製造方法 |
JP2937229B2 (ja) * | 1994-08-02 | 1999-08-23 | 矢崎総業株式会社 | コネクタ防水用シール部品 |
JP3712012B2 (ja) * | 1995-06-02 | 2005-11-02 | 信越化学工業株式会社 | シリコーンゴムチューブの成型方法及び薄膜シリコーンゴムシート |
JP3574227B2 (ja) * | 1995-06-21 | 2004-10-06 | 東レ・ダウコーニング・シリコーン株式会社 | シリコーンゴム組成物 |
US20060134440A1 (en) * | 2004-10-27 | 2006-06-22 | Crivello James V | Silicone encapsulants for light emitting diodes |
JP4704987B2 (ja) * | 2006-09-11 | 2011-06-22 | 信越化学工業株式会社 | 押出成型用シリコ−ンゴム組成物 |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4061704A (en) * | 1975-07-18 | 1977-12-06 | Ppg Industries, Inc. | Tertiary-alkylperoxy alkyl carbonate initiators for hot air vulcanization of silicone rubber |
JPS5918758A (ja) * | 1982-07-21 | 1984-01-31 | Kayaku Nuurii Kk | シリコ−ンゴムの架橋方法 |
JPS59232145A (ja) * | 1983-06-16 | 1984-12-26 | Kayaku Nuurii Kk | シリコ−ンゴムの架橋方法 |
JPS6016968A (ja) * | 1983-07-11 | 1985-01-28 | Kayaku Nuurii Kk | 新規なビス(ジメチル置換ベンゾイル)パ−オキサイド及び該パ−オキサイドからなるシリコ−ンゴム用架橋剤 |
JPS60163860A (ja) * | 1984-02-06 | 1985-08-26 | Kayaku Nuurii Kk | 新規なビス(トリメチル置換ベンゾイル)パ−オキサイド及び該パ−オキサイドからなるシリコ−ンゴム用架橋剤 |
JPS63130663A (ja) * | 1986-11-20 | 1988-06-02 | Shin Etsu Chem Co Ltd | シリコ−ンゴム組成物 |
-
1988
- 1988-11-02 JP JP63278381A patent/JPH0684475B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1989
- 1989-11-02 US US07/430,465 patent/US5051465A/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02124977A (ja) | 1990-05-14 |
US5051465A (en) | 1991-09-24 |
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Legal Events
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---|---|---|---|
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