JPS6016968A - 新規なビス(ジメチル置換ベンゾイル)パ−オキサイド及び該パ−オキサイドからなるシリコ−ンゴム用架橋剤 - Google Patents
新規なビス(ジメチル置換ベンゾイル)パ−オキサイド及び該パ−オキサイドからなるシリコ−ンゴム用架橋剤Info
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- JPS6016968A JPS6016968A JP12469083A JP12469083A JPS6016968A JP S6016968 A JPS6016968 A JP S6016968A JP 12469083 A JP12469083 A JP 12469083A JP 12469083 A JP12469083 A JP 12469083A JP S6016968 A JPS6016968 A JP S6016968A
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- Japan
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- peroxide
- bis
- silicone rubber
- crosslinking
- crosslinking agent
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- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は新規なビス(ジメチル置換ベンゾイル)パー
オキサイド、及び該パーオキサイドからなるシリコーン
ゴム用架橋剤に関するものである。
オキサイド、及び該パーオキサイドからなるシリコーン
ゴム用架橋剤に関するものである。
シリコーンゴムは一般的に有機過酸化物を用いて、加熱
下に架橋成形される。シリコーンゴムはジメチルシリコ
ーンゴム、メチルビニルシリコーンゴム、メチルフェニ
ルシリコーンゴム、クロロシリコーンゴム等が一般的に
使用されており、それぞれ架橋特性が良い、低温特性が
良い、耐油性が良い等々の特徴を有している。
下に架橋成形される。シリコーンゴムはジメチルシリコ
ーンゴム、メチルビニルシリコーンゴム、メチルフェニ
ルシリコーンゴム、クロロシリコーンゴム等が一般的に
使用されており、それぞれ架橋特性が良い、低温特性が
良い、耐油性が良い等々の特徴を有している。
これらのゴムは、乾式シリカ、湿式シリカ等の補強剤、
シリコーンオイル等の可ソ剤、さらに種々の物性向上を
目的とした各種添加剤、等々を配合してコンパウンドと
され、架橋剤として用いられる有機過酸化物を必要量添
加混合した後、金型や熱風炉中で必要温度で必要時間加
熱して、シリコーンゴム成形品となされている。
シリコーンオイル等の可ソ剤、さらに種々の物性向上を
目的とした各種添加剤、等々を配合してコンパウンドと
され、架橋剤として用いられる有機過酸化物を必要量添
加混合した後、金型や熱風炉中で必要温度で必要時間加
熱して、シリコーンゴム成形品となされている。
シリコーンゴムコンパウンドの架橋には一般ニビス(2
,4−ジクロロベンゾイル)パーオキサイド、ジ−ベン
ゾイルパーオキツーイド、ビス(p−クロロベンゾイル
)パーオキサイド、し−ブチルパーオキシベンゾエート
、ジクミルパーオキサイド。
,4−ジクロロベンゾイル)パーオキサイド、ジ−ベン
ゾイルパーオキツーイド、ビス(p−クロロベンゾイル
)パーオキサイド、し−ブチルパーオキシベンゾエート
、ジクミルパーオキサイド。
2.5−ジ(t−ブチルパーオキシ)ヘギザン、t−ブ
テルクミルパーオキザイド、ジーし一ブチルパーオキサ
イド等の有機過酸化物が工業的純品、又は、ペースト状
の配合物の形で用いられており、シリコーンゴムの成形
法、成形温度、シリコーンゴムの種類、添加剤の種類等
々の条件により、適切な架橋剤の種類及びその添加量が
選択され、用いられている。
テルクミルパーオキザイド、ジーし一ブチルパーオキサ
イド等の有機過酸化物が工業的純品、又は、ペースト状
の配合物の形で用いられており、シリコーンゴムの成形
法、成形温度、シリコーンゴムの種類、添加剤の種類等
々の条件により、適切な架橋剤の種類及びその添加量が
選択され、用いられている。
これら種々の架橋剤の中でもビス(2,4−ジクロロベ
ンゾイル)パーオキサイドは非常に秀れた架橋剤であり
、そのために架橋剤として工業的に最も多く使用てれて
いる。すなわち、架橋速度がこれらの架橋剤の中で最も
速く生産性が最も良いという特徴だけでなく、この架橋
剤の最大の特徴は熱風架橋(HAV)が効率よくできる
というところにある。
ンゾイル)パーオキサイドは非常に秀れた架橋剤であり
、そのために架橋剤として工業的に最も多く使用てれて
いる。すなわち、架橋速度がこれらの架橋剤の中で最も
速く生産性が最も良いという特徴だけでなく、この架橋
剤の最大の特徴は熱風架橋(HAV)が効率よくできる
というところにある。
熱風架橋は押出成形品を連続に架橋する方法で。
押出機より押出されたシリコーンゴムチューブ、シリコ
ーンゴム被覆電線等を300〜400℃程度の熱風炉を
通過させることにより、架橋きせる成形法である。ビス
(2,4−ジクロロベンゾイル)パーオキサイドとビス
(p−クロロベンゾイル)パーオキサイドとが成形物に
発泡を与えることなく、シリコーンゴムを熱風架橋でき
る架橋剤であルカ、ビス(p−クロロベンゾイル)パー
オキサイドは架橋速度が遅いので、特殊な場合を除いて
熱風架橋には使用されていない。実質的に熱風架橋に使
用できる架橋剤はビス(2,4−ジクロロベンゾイル)
パーオキサイドのみである。しかしこの架橋剤の問題点
はこの架橋剤を使用して熱風架橋や加圧成形されたシリ
コーンゴム成形物にブルーミングが起ることである。ブ
ルーミングは架橋剤の分解生成物が徐々にしみ出て、表
面が白くなる現象で、これを防ぐためにビス(2,4−
′:)クロロベンゾイル)パーオキサイドで架橋された
シリコーンゴム成形物は成形後、長時間高温下で二次架
橋処理を行う必要がある。ビス(2,4−ジクロロヘン
ソイル)パーオキサイドは各種シリコーンゴム用架橋剤
の中で最も低い架橋温度、最も高い架橋速度をもち、同
時に熱風架橋に使用できる唯一の架橋剤にもかかわらず
、二次架橋処理をしなければならないところに問題点が
残っており、この問題の解決が久しくめられていた。
ーンゴム被覆電線等を300〜400℃程度の熱風炉を
通過させることにより、架橋きせる成形法である。ビス
(2,4−ジクロロベンゾイル)パーオキサイドとビス
(p−クロロベンゾイル)パーオキサイドとが成形物に
発泡を与えることなく、シリコーンゴムを熱風架橋でき
る架橋剤であルカ、ビス(p−クロロベンゾイル)パー
オキサイドは架橋速度が遅いので、特殊な場合を除いて
熱風架橋には使用されていない。実質的に熱風架橋に使
用できる架橋剤はビス(2,4−ジクロロベンゾイル)
パーオキサイドのみである。しかしこの架橋剤の問題点
はこの架橋剤を使用して熱風架橋や加圧成形されたシリ
コーンゴム成形物にブルーミングが起ることである。ブ
ルーミングは架橋剤の分解生成物が徐々にしみ出て、表
面が白くなる現象で、これを防ぐためにビス(2,4−
′:)クロロベンゾイル)パーオキサイドで架橋された
シリコーンゴム成形物は成形後、長時間高温下で二次架
橋処理を行う必要がある。ビス(2,4−ジクロロヘン
ソイル)パーオキサイドは各種シリコーンゴム用架橋剤
の中で最も低い架橋温度、最も高い架橋速度をもち、同
時に熱風架橋に使用できる唯一の架橋剤にもかかわらず
、二次架橋処理をしなければならないところに問題点が
残っており、この問題の解決が久しくめられていた。
我々は鋭意研究の結果、シリコーンゴムの架橋剤として
、一般式 で示されるビス(ジメチル置換ベンゾイル)パーオキサ
イドを見出した。この構造に含まれるものどしては、ビ
ス(2,3−ジメチルベンゾイル)パーオキサイド、ビ
ス(2,4−ジメチルベンゾイル)パーオキサイド、ビ
ス(2,5−ジメチルベンゾイル)パーオキサイド、ビ
ス(2,6−ジメチルベンゾイル)パーオキサイドがあ
げられる。いずれも実施例に示す如く、加圧成形した場
合においても熱風成形した場合においてもビス(2,4
−ジクロ 5− ロベンゾイル)パーオキサイドと同等もしくはすぐれた
結果を示し、なおかっ、ブルーミングが見られないとい
う特徴を示し画期的な架橋剤である。
、一般式 で示されるビス(ジメチル置換ベンゾイル)パーオキサ
イドを見出した。この構造に含まれるものどしては、ビ
ス(2,3−ジメチルベンゾイル)パーオキサイド、ビ
ス(2,4−ジメチルベンゾイル)パーオキサイド、ビ
ス(2,5−ジメチルベンゾイル)パーオキサイド、ビ
ス(2,6−ジメチルベンゾイル)パーオキサイドがあ
げられる。いずれも実施例に示す如く、加圧成形した場
合においても熱風成形した場合においてもビス(2,4
−ジクロ 5− ロベンゾイル)パーオキサイドと同等もしくはすぐれた
結果を示し、なおかっ、ブルーミングが見られないとい
う特徴を示し画期的な架橋剤である。
寸だこの架橋剤は塩素原子を含まないので胃性の面から
も好ましい。
も好ましい。
この発明による新規化合物は一般的にジメチルと過酸化
水素1モルとを、だとえは水酸化す) IJウム、水酸
化カリウム等の脱酸剤の存在下に反応させることにより
製造される。脱酸剤を水酸化ナトリウムとしたときの反
応式は下記のように々る。
水素1モルとを、だとえは水酸化す) IJウム、水酸
化カリウム等の脱酸剤の存在下に反応させることにより
製造される。脱酸剤を水酸化ナトリウムとしたときの反
応式は下記のように々る。
また製造方法を実施例に具体的に示したが、これだけに
限定されるものではなく種々の方法で合成可能である。
限定されるものではなく種々の方法で合成可能である。
架橋剤の安全化のだめに、用いたシIJ コ−7オイル
も、その全部又は−W5ヲ7タール酸エステル類で置き
かえてもその性能に問題は 6− ない。この架橋剤d純品の形で用いることも可能ではあ
るが、安全化と粒子の細粒化のためにはシリコーンオイ
ル、フタール酸エステル類テペースト化する方が好まし
い。
も、その全部又は−W5ヲ7タール酸エステル類で置き
かえてもその性能に問題は 6− ない。この架橋剤d純品の形で用いることも可能ではあ
るが、安全化と粒子の細粒化のためにはシリコーンオイ
ル、フタール酸エステル類テペースト化する方が好まし
い。
この架橋剤は、又、スコーチ防止や架橋の遅い架橋剤の
促進剤として他の架橋剤を併用して用いることができる
。
促進剤として他の架橋剤を併用して用いることができる
。
シリコーンゴムに対するこの架橋剤の添加量は100り
のシリコーンゴムに対して約0.5から10 m mo
lで好ましくは約1から10 m molである。
のシリコーンゴムに対して約0.5から10 m mo
lで好ましくは約1から10 m molである。
架橋可能なシリコーンゴムはジメチルシリコーンゴム、
メチルビニルシリコーンゴム、メチルフェニルシリコー
ンゴム、クロロシリコーンゴムである。架橋温度は約9
0℃から150℃が好ましい。
メチルビニルシリコーンゴム、メチルフェニルシリコー
ンゴム、クロロシリコーンゴムである。架橋温度は約9
0℃から150℃が好ましい。
なおこの発明の新規化合物はシリコーンゴムの架橋剤と
して用いられる他に、ジベンゾイルバーオキザイド(B
PO)が使用できる分野、即ち重合開始剤、硬化剤、化
学反応助剤、酸化剤、漂白剤等に使用されうる。
して用いられる他に、ジベンゾイルバーオキザイド(B
PO)が使用できる分野、即ち重合開始剤、硬化剤、化
学反応助剤、酸化剤、漂白剤等に使用されうる。
実施例1
撹拌棒、温度側及び滴下ロートを備えた1tビーカーに
、水1002と25%水酸化ナトリウム水溶液352F
(2,2モル)と、10%ネオゲンR(第−工業製薬製
)水溶液10fとを仕込み、外冷下0℃に冷却した。こ
の溶液に60係過酸化水素水68!(1,2モル)を0
〜5℃に保ちながら、攪拌下に滴下した。得られた混合
物中に、ついで2.3−ジメチルベンゾイルクロライド
337f(2,oモル)を0〜5℃で激しく撹拌しなが
ら、60分間にわたって徐々に加えた。さらに、この反
応混合物を0〜5℃で60分間攪拌した。反応終了後、
この反応混合物をタラチェ上に吸引濾過し、ろ液がアル
カリ性を示さなくなる捷で水洗し、ビス(2,3−ジメ
チルベンゾイル)パーオキサイドの湿体263Fを得た
。
、水1002と25%水酸化ナトリウム水溶液352F
(2,2モル)と、10%ネオゲンR(第−工業製薬製
)水溶液10fとを仕込み、外冷下0℃に冷却した。こ
の溶液に60係過酸化水素水68!(1,2モル)を0
〜5℃に保ちながら、攪拌下に滴下した。得られた混合
物中に、ついで2.3−ジメチルベンゾイルクロライド
337f(2,oモル)を0〜5℃で激しく撹拌しなが
ら、60分間にわたって徐々に加えた。さらに、この反
応混合物を0〜5℃で60分間攪拌した。反応終了後、
この反応混合物をタラチェ上に吸引濾過し、ろ液がアル
カリ性を示さなくなる捷で水洗し、ビス(2,3−ジメ
チルベンゾイル)パーオキサイドの湿体263Fを得た
。
との湿体を室温で減圧乾燥することにより、純度99.
5%のビス(2,3−ジメチルベンゾイル)パーオキサ
イド163f(収率54.4係)を得た。
5%のビス(2,3−ジメチルベンゾイル)パーオキサ
イド163f(収率54.4係)を得た。
このものはo、2mol濃度のベンゼン溶液で1o時間
半減期温度59℃を示し、融点は114.0〜115.
0℃であった。
半減期温度59℃を示し、融点は114.0〜115.
0℃であった。
得うれたビス(2,3−ジメチルベンゾイル)パーオキ
サイド純品1509にジメチルシリコーンオシ乳 イル1502を加え充分に獄舎した後、3本ロールを通
して50%のビス(2,3−ジメチルベンゾイル)パー
オキサイドペースト2709(純度49.8係)を得た
。
サイド純品1509にジメチルシリコーンオシ乳 イル1502を加え充分に獄舎した後、3本ロールを通
して50%のビス(2,3−ジメチルベンゾイル)パー
オキサイドペースト2709(純度49.8係)を得た
。
実施例2
実施例1における2、3−ジメチルベンゾイルクロライ
ドの代わりに同量の2,4−ジメチルベンゾイルクロラ
イドを用いて同じ操作を行うことによす、ビス(2,4
−ジメチルベンゾイル)パーオキサイドの湿体!l06
1を得た。
ドの代わりに同量の2,4−ジメチルベンゾイルクロラ
イドを用いて同じ操作を行うことによす、ビス(2,4
−ジメチルベンゾイル)パーオキサイドの湿体!l06
1を得た。
この湿体を室温で減圧乾燥することにより純度99.8
%のビス(2,4−ジメチルベンゾイル)パーオキサイ
ド1771(収率59.3%)を得た。
%のビス(2,4−ジメチルベンゾイル)パーオキサイ
ド1771(収率59.3%)を得た。
このものは0.2m01濃度のベンゼン溶液で10時間
半減期温度56℃を示し、融点は72.5〜73.5℃
9− であった。
半減期温度56℃を示し、融点は72.5〜73.5℃
9− であった。
得うれたビス(2,4−ジメチルベンゾイル)パーオキ
サイドの純品1502にジメチルシリコーンゴム5し1
502を加え、充分に混合した後、5本ロールを通して
50チのビス(2,4−ジメチルベンゾイル)パーオキ
サイドペースト27o2(純度49.9係)を得た。
サイドの純品1502にジメチルシリコーンゴム5し1
502を加え、充分に混合した後、5本ロールを通して
50チのビス(2,4−ジメチルベンゾイル)パーオキ
サイドペースト27o2(純度49.9係)を得た。
実施例3
実施例1における2、3−ジメチルベンゾイルクロライ
ドのかわりに同量の2,5−ジメチルベンゾイルクロラ
イドを用いて同じ操作を行うことによってビス(2,5
−ジメチルベンゾイル)パーオキサイドの湿体2582
を得だ。
ドのかわりに同量の2,5−ジメチルベンゾイルクロラ
イドを用いて同じ操作を行うことによってビス(2,5
−ジメチルベンゾイル)パーオキサイドの湿体2582
を得だ。
この湿体を室温で減圧乾燥することにより純度99.2
%のビス(2,5−ジメチルベンゾイル)パーオキサイ
ド1662(収率55.3%)を得た。
%のビス(2,5−ジメチルベンゾイル)パーオキサイ
ド1662(収率55.3%)を得た。
このものは0.2moli度のベンゼン溶液で10時間
半減期温度59℃を示し融点は104.5〜105.0
℃であった。
半減期温度59℃を示し融点は104.5〜105.0
℃であった。
得られたビス(2,5−ジメチルベンゾイル)バー 1
0− オキサイド純品150グにジメチルシリコーンオイル1
50fを加え、充分に混合し1ヒ後、5本ロールを通し
て50係ビス(2,5−ジメチルベンゾイル)パーオキ
サイドペース)270f(純度49.6%)を得た。
0− オキサイド純品150グにジメチルシリコーンオイル1
50fを加え、充分に混合し1ヒ後、5本ロールを通し
て50係ビス(2,5−ジメチルベンゾイル)パーオキ
サイドペース)270f(純度49.6%)を得た。
実施例4
実施例1における2、3−ジメチルベンゾイルクロライ
ドの代わりに同量の2,6−ジメチルベンゾイルクロラ
イドを用いて同じ操作を行うことによってビス(2,6
−ジメチルベンゾイル)パーオキサイドの湿体909を
得た。この湿体を室温で減圧乾燥することにより、純度
98.0%のビス(2゜6−ジメチルベンゾイル)パー
オキサイド45り(収率14.8%)を得た。このもの
は0.2 mol 濃度のベンゼン溶液で10時間半減
期温度35℃を示し、融点は61.5〜62.5℃を示
した。
ドの代わりに同量の2,6−ジメチルベンゾイルクロラ
イドを用いて同じ操作を行うことによってビス(2,6
−ジメチルベンゾイル)パーオキサイドの湿体909を
得た。この湿体を室温で減圧乾燥することにより、純度
98.0%のビス(2゜6−ジメチルベンゾイル)パー
オキサイド45り(収率14.8%)を得た。このもの
は0.2 mol 濃度のベンゼン溶液で10時間半減
期温度35℃を示し、融点は61.5〜62.5℃を示
した。
得られたビス(2,6−ジメチルベンゾイル)パーオキ
サイド純品40fにジメチルシリコーンオイル402を
加え、充分に混合した後、3本ロールを通して50%ビ
ス(2,6−ジメチルベンゾイル)・2〜オキサイドペ
ースト652(純度49.0%)を得た。
サイド純品40fにジメチルシリコーンオイル402を
加え、充分に混合した後、3本ロールを通して50%ビ
ス(2,6−ジメチルベンゾイル)・2〜オキサイドペ
ースト652(純度49.0%)を得た。
応用例1
メチルビニルシリコーンゴムコンパウンドに実施例1で
合成した50%ビス(2,6−ジメチルベンゾイル)パ
ーオキサイドペーストを必要量加え2本ロール上で充分
に混合し、厚さ2闘のモールドを用いて、120℃×1
0分間架橋を行った。
合成した50%ビス(2,6−ジメチルベンゾイル)パ
ーオキサイドペーストを必要量加え2本ロール上で充分
に混合し、厚さ2闘のモールドを用いて、120℃×1
0分間架橋を行った。
得られたシートをJIS −に−6301「加硫ゴム物
性試験方法」により引張り強さ、伸び、硬度(A型)を
測定した。プルーミングは架橋1日後と7日後のシート
表面の外観を目視することにより判定した。なお比較に
用いた50チビス(2,4−ジクロロベンゾイル)パー
オキサイドペーストは市販品を用いた。結果を表にまと
める。
性試験方法」により引張り強さ、伸び、硬度(A型)を
測定した。プルーミングは架橋1日後と7日後のシート
表面の外観を目視することにより判定した。なお比較に
用いた50チビス(2,4−ジクロロベンゾイル)パー
オキサイドペーストは市販品を用いた。結果を表にまと
める。
応用例2
応用例1におけると同じ操作を実施例2で合成したビス
(2,4−ジメチルベンゾイル)パーオキサイドペース
トについて実施した。
(2,4−ジメチルベンゾイル)パーオキサイドペース
トについて実施した。
応用例3
応用例1におけると同じ操作を実施例3で合成シタビス
(2,5−ジメチルベンゾイル)パーオキサイドペース
トについて実施した。
(2,5−ジメチルベンゾイル)パーオキサイドペース
トについて実施した。
応用例4
応用例1におけると同じ操作を実施例4で合成シタビス
(2,6−ジメチルベンゾイル)パーオキサイドペース
トについて実施した。
(2,6−ジメチルベンゾイル)パーオキサイドペース
トについて実施した。
応用例1〜4の結果を表−1にまとめた。
−13−
= 14一
応用例5
応用例1と同一の方法で、実施例1で得た、50チビス
(2,6−ジメチルベンゾイル)パーオキサイドペース
トヲシメテルビニルシリコーンゴムコンバウンドによく
練り込み、次に冷時において厚さ約2朋に成形する。こ
の未架橋のシートを190℃のギヤオーブンに15分い
れ熱風架橋し、表面のベタつきと、成形物の断面の発泡
を観察した。
(2,6−ジメチルベンゾイル)パーオキサイドペース
トヲシメテルビニルシリコーンゴムコンバウンドによく
練り込み、次に冷時において厚さ約2朋に成形する。こ
の未架橋のシートを190℃のギヤオーブンに15分い
れ熱風架橋し、表面のベタつきと、成形物の断面の発泡
を観察した。
ブルーミングは架橋1日後と7日後のシート表面の外観
を目視することにより判定した。比較として市販の50
チビス(2,4−ジクロロベンゾイル)パーオキサイド
ペーストを用いた。結果を表にまとめる。
を目視することにより判定した。比較として市販の50
チビス(2,4−ジクロロベンゾイル)パーオキサイド
ペーストを用いた。結果を表にまとめる。
応用例6
応用例5と同じ操作を、実施例2で得た50%ヒス(2
,4−ジメチルベンゾイル)パーオキサイドペーストに
ついて実施した。
,4−ジメチルベンゾイル)パーオキサイドペーストに
ついて実施した。
応用例7
応用例5と同じ操作を、実施例3で得た50チピスf2
,5−ジメチルベンゾイル)パーオキサイ 15− ドペーストについて実施した。
,5−ジメチルベンゾイル)パーオキサイ 15− ドペーストについて実施した。
応用例8
応用例5と同じ操作を、実施例4で得た50%ヒス(2
,6−ジメチルベンゾイル)パーオキサイドペーストに
ついて実施した。
,6−ジメチルベンゾイル)パーオキサイドペーストに
ついて実施した。
応用例5〜8の結果を表−2にまとめた。
16−
表 −2
特許出願人 化薬ヌーリー株式会社
手 続 補 正 書
昭和59年6月12日
特許庁長官 若 杉 和 夫 殿
1、事件の表示
昭和58年特許願第12469+]号
2・ 発明の名称
新規なビス(ジメチル置換ベンゾイル)パーオキサイド
及び該パーオキサイドからなるシリコーンゴム用架橋剤
3・ 補正をする者 事件との関係 特許出願人 東京都千代田区富士見−丁目11番2号化薬ヌーリー株
式会社 代表者 取締役社長 郡山貞生 4゜代理人 東京都千代田区富士見−丁目11番2号6、補正の対象 明細書の「発明の詳細な説明の根1」 7、補正の内容 別紙の通り 補 正 の 内 容 1、明細書6頁下から6行の構造式を次のように訂正す
る。
及び該パーオキサイドからなるシリコーンゴム用架橋剤
3・ 補正をする者 事件との関係 特許出願人 東京都千代田区富士見−丁目11番2号化薬ヌーリー株
式会社 代表者 取締役社長 郡山貞生 4゜代理人 東京都千代田区富士見−丁目11番2号6、補正の対象 明細書の「発明の詳細な説明の根1」 7、補正の内容 別紙の通り 補 正 の 内 容 1、明細書6頁下から6行の構造式を次のように訂正す
る。
「
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、一般式 で示されるビス(ジメチル置換ベンゾイル)パーオキサ
イド。 2・ 一般式 で示されるビス(ジメチル置換ベンゾイル)パーオキサ
イドからなるシリコーンゴム用架橋剤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12469083A JPS6016968A (ja) | 1983-07-11 | 1983-07-11 | 新規なビス(ジメチル置換ベンゾイル)パ−オキサイド及び該パ−オキサイドからなるシリコ−ンゴム用架橋剤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12469083A JPS6016968A (ja) | 1983-07-11 | 1983-07-11 | 新規なビス(ジメチル置換ベンゾイル)パ−オキサイド及び該パ−オキサイドからなるシリコ−ンゴム用架橋剤 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6016968A true JPS6016968A (ja) | 1985-01-28 |
Family
ID=14891673
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12469083A Pending JPS6016968A (ja) | 1983-07-11 | 1983-07-11 | 新規なビス(ジメチル置換ベンゾイル)パ−オキサイド及び該パ−オキサイドからなるシリコ−ンゴム用架橋剤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6016968A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5051465A (en) * | 1988-11-02 | 1991-09-24 | Shin-Etsu Chemical Co., Ltd. | Silicone rubber composition |
US6011105A (en) * | 1997-08-27 | 2000-01-04 | Dow Corning Toray Silicone Co., Ltd. | Flame-retardant silicon rubber composition for coating electrical wire and cable |
-
1983
- 1983-07-11 JP JP12469083A patent/JPS6016968A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5051465A (en) * | 1988-11-02 | 1991-09-24 | Shin-Etsu Chemical Co., Ltd. | Silicone rubber composition |
US6011105A (en) * | 1997-08-27 | 2000-01-04 | Dow Corning Toray Silicone Co., Ltd. | Flame-retardant silicon rubber composition for coating electrical wire and cable |
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