JP2697523B2 - オイルブリード性シリコーンゴム組成物及びその硬化物 - Google Patents
オイルブリード性シリコーンゴム組成物及びその硬化物Info
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えることができるので作業性が向上し、また、成形後に
オイルが表面にブリードするため、特に自動車部品とし
て好適な硬化物を与えることができるオイルブリード性
シリコーンゴム組成物に関する。
シリコーンゴムは、様々な形に加工成形され、耐熱性、
耐候性、耐久性、離型性、電気特性などが優れているた
め、建築材料、電気・電子部品、自動車部品、OA機器
部品など様々な分野で使われている。
覚ましく、オイルシール、コネクター、Oリング、ダイ
ヤフラム、ディストリビューター用グロメットなどに使
用されており、特にコネクター、ディストリビューター
用グロメットの分野において、組立の際の作業性や装着
した後の密閉性、絶縁性などを追及した結果、成形後に
オイルが表面にブリードするオイルブリード性シリコー
ンゴムが有効であることが認められ、かかるオイルブリ
ード性シリコーンゴムが広く使われている。この場合、
ブリードオイルとしてはフェニル基含有量が15〜30
モル%で、粘度が100〜500csのオイルが使用さ
れている。
を添加すると、ベースとなるオルガノポリシロキサン
(生ゴム)の種類によってはシリコーンゴム組成物をロ
ールにかけたときに表面がささくれ状となり、はなはだ
しいときにはロールの両側にシリコーンゴムコンパウン
ドが固着してしまい、このため作業性の低下をきたすと
いう問題がある。
ロール作業性を向上させると共に、物理的特性に優れた
硬化物を与えるオイルブリード性のシリコーンゴム組成
物を提供することを目的とする。
目的を達成するため鋭意検討を行った結果、下記一般組
成式(1)で表され、重合度が3,000以上のオルガ
ノポリシロキサンと比表面積が50m2/g以上の微粉
末シリカに下記一般式(2)で表されるフェニルシリコ
ーンオイル、下記一般式(3)で表される低分子量シリ
コーンオイルを配合した場合、ロール作業中にごく少量
の低分子量シリコーンオイルがロール表面に移行し、そ
の結果、ロール作業性が改善されると共に、使用時にお
いてオイルブリード性に優れ、また良好な物性の硬化物
を与えることを知見し、本発明をなすに至った。
し、このうち0.001〜5モル%がアルケニル基であ
り、aは1.95〜2.05の正数である。)
置換の一価炭化水素基を表し、R3の5〜50モル%は
フェニル基である。nは3以上の整数である。)
チル基、エチル基又はフェニル基を表す。)
(1)で表され、重合度が3,000以上のオルガノポ
リシロキサン、(B)比表面積が50m2/g以上の微
粉末シリカ、(C)上記組成式(2)で表されるフェニ
ルシリコーンオイル、(D)上記組成式(3)で表され
る低分子量シリコーンオイルを配合してなるシリコーン
ゴム組成物、及び、上記シリコーンゴム組成物を硬化し
てなるシリコーンゴム硬化物を提供する。
発明のシリコーンゴム組成物は、上述した通り、(A)
重合度が3,000以上のオルガノポリシロキサン、
(B)比表面積が50m2/g以上の微粉末シリカ、
(C)フェニルシリコーンオイル、(D)低分子量シリ
コーンオイル主成分として構成される。
キサンは下記一般組成式(1)で表されるものである。 R1 aSiO(4-a)/2 …(1)
は炭素数1〜20の一価炭化水素基であり、R1のうち
0.001〜5モル%、好ましくは0.01〜0.3モ
ル%がビニル基,アリル基等のアルケニル基であること
が必要である。アルケニル基の含有量が0.001モル
%未満の場合はこのオルガノポリシロキサンの硬化性が
不十分となり、また5モル%を超える場合は該組成物か
ら得られる硬化物の物理的特性が悪くなる。
例えばメチル基,エチル基,プロピル基,ブチル基,ペ
ンチル基,ヘキシル基,オクチル基,デシル基,ドデシ
ル基等のアルキル基、フェニル基,トリル基等のアリー
ル基、β−フェニルエチル基等のアラルキル基、及びこ
れらの基の炭素原子に結合した水素原子の一部又は全部
を弗素等のハロゲン原子、シアノ基等で置換した3,
3,3−トリフルオロプロピル基、シアノエチル基など
が挙げられる。このうちメチル基が一般的であるが、シ
リコーンゴム硬化物に耐寒性、耐放射線性、透明性が要
求される場合には、R1のうち3〜20モル%がフェニ
ル基であるものが好適に使用される。更に、耐油性、耐
ガソリン性が要求される場合には、1〜70モル%がシ
アノエチル基や3,3,3−トリフルオロプロピル基で
あるものが好適に使用される。
械的強度のシリコーンゴムを与えるために、重合度3,
000以上であり、特に4,000〜10,000であ
ることが好ましい。
〜2.05の正数であり、通常、実質的には2に近い数
である。aが1.95未満の場合、重合度が3,000
以上のオルガノポリシロキサンを合成することが容易で
はなく、またaが2.05を超える場合、重合度が3,
000以上のオルガノポリシロキサンを再現性よく安定
して合成することが容易ではない。
実質的にはジオルガノポリシロキサン単位から構成され
るが、トリオルガノシロキシ単位、モノオルガノシロキ
シ単位、及びSiO2単位を少量含んでいてもよい。ま
た、分子鎖末端は水酸基、トリオルガノシロキシ単位で
封鎖されていてもよい。
2種以上を組み合わせて用いることができる。
ムに適度の硬さと引張り強さ等の機械的強度を付与する
ためのものであり、比表面積が50m2/g以上、特に
100〜400m2/gのシリカが好適に使用される。
このような微粉末シリカとして、具体的にはヒュームド
シリカ、焼成シリカ、沈降シリカ等が挙げられ、これら
を単独で又は2種以上を組み合わせて用いることができ
る。また、これらのシリカは、鎖状オルガノポリシロキ
サン、環状オルガノポリシロキサン、ヘキサメチルジシ
ラザン、ジクロルジメチルシラン等で表面処理したもの
を用いることもできる。
分のオルガノポリシロキサン100部(重量部、以下同
じ)に対して5〜100部、特に10〜50部とするこ
とが好ましい。配合量が100部を超えても5部未満で
もシリコーンゴムの加工性が悪くなったり、十分な機械
的強度が得られない場合がある。
ルガノポリシロキサンと(B)成分の微粉末シリカとを
コンパウンディングするときのウエッター成分としてシ
リカ分散剤を配合することが好ましい。このようなシリ
カ分散剤として具体的にはα,ω−ジメチルポリシロキ
サンジオール、ヘキサメチルジシラザン、メトキシシラ
ン、ジフェニルシランジオールなどを例示することがで
きる。
100部に対して0.1〜20部、特に1〜10部とす
ることが好ましい。ウエッター成分の配合量が0.1部
未満では(B)成分を均一に配合できない場合があり、
20部を超えるとシリコーンゴムコンパウンドの硬化後
の物理的特性が悪くなってしまう場合がある。
は、下記式(2)で表され、通常オイルブリードシリコ
ーンゴムに添加されるものであって、オイルブリード性
シリコーンゴムには必須のものである。
ル基又は水酸基で、アルキル基としては炭素数1〜3の
ものが好ましい。また、R3は非置換又は置換の一価炭
化水素基で、このものとしては炭素数が1〜10のもの
が好ましいが、R3のうち5〜50モル%はフェニル基
である。なお、フェニル基以外のR同様もの挙げられ
る。nは3以上の整数であるが、特に5〜100の整数
であることが好ましい。
示すものが挙げられる。
以上の構造の化合物を同時に使用しても差支えない。こ
のフェニルシリコーンオイルの配合量は(A)成分のオ
ルガノポリシロキサン100部に対して0.5〜15
部、特に3〜10部とすることが好ましい。配合量が
0.5部未満の場合、ブリードの効果が十分に表れず、
また、15部を超えると物性に低下、成形時のウエルド
ラインの発生を引き起こすおそれがある。
際、この(C)成分のオイルは他成分と同時に混合して
も後添加してもよい。また、上記フェニルシリコーンオ
イルは液体であるので、そのまま添加してもよいが、添
加性が悪いときは石英粉(粉砕シリカ)、けいそう土等
の担体を少量混合して添加することができる。
本発明の特徴成分をなすものであり、下記式一般式
(3)で表されるものである。
基、R4はメチル基、エチル基又はフェニル基を表わ
す。このような低分子量シリコーンオイルとして具体的
には下記式で表されるものが例示される。
0部に対して0.3〜10部、特に1〜4部とすること
が好ましい。配合量が0.3部未満ではロール加工性の
効果が十分に発揮されず、10部を超えるとシリコーン
ゴム硬化物の物性が損なわれる場合があり、更にコスト
の上昇を招く。また、また、(C)成分のフェニルシリ
コーンオイルとの混合比は重量比で(C)成分:(D)
成分=1:0.25〜2とすることが好ましい。
造する際に、(D)成分の添加時期に特に制限はない
が、低分子量による揮発性を考慮すると後添加とするこ
とが好ましい。
わない量で、シリコーンゴム組成物に適宜配合される種
々の配合剤、例えば粉砕シリカ、けいそう土、酸化鉄、
酸化亜鉛、酸化チタン、カーボンブラック、酸化バリウ
ム、酸化マグネシウム、水酸化セリウム、炭酸カルシウ
ム、炭酸マグネシウム、炭酸亜鉛、アスベスト、ガラス
ウール、微粉マイカ、溶融シリカ粉末などを添加配合し
てもよい。更に、必要に応じて顔料、染料、老化防止
剤、酸化防止剤、帯電防止剤、酸化アンチモン,塩化パ
ラフィン白金化合物等の難燃剤、窒化ホウ素,酸化アル
ミニウム等の熱伝導向上剤、アゾビスイソブチルニトリ
ル,アゾジカルボンアミド,p−トルエンスルフォンヒ
ドラジド等の発泡剤などを配合しても差支えない。
方法としては公知の方法を採用することができる。
化させる方法としては、有機過酸化物を触媒として加硫
させる方法、従来から公知のヒドロシリル化反応を利用
する方法のいずれかの方法で硬化させることができる。
組成物を加硫させる場合、有機過酸化物としては、過酸
化物硬化型シリコーンゴムを硬化させるために通常使用
されるものであれば特に制限なく用いることができる。
具体的には、ベンゾイルパーオキサイド、ビス(2,4
−ジクロロベンゾイル)パーオキサイド、ジ−t−ブチ
ルパーオキサイド、2,5−ジメチル−ジ−t−ブチル
パーオキシヘキサン、t−ブチルパーベンゾエート、t
−ブチルパーオキシイソプロピルカーボネート、ジクミ
ルパーオキサイド等が挙げられる。これらは1種を単独
で用いても2種以上を組み合わせて用いてもよい。この
有機過酸化物の配合量は、通常、(A)成分のオルガノ
ポリシロキサン100部に対して0.01〜3部、特に
0.05〜1部とすることが好ましい。
件は特に制限されないが、通常100〜400℃の温度
で1分〜5時間程度加熱することによって硬化させるこ
とができる。
させる場合には、硬化剤としてオルガノハイドロジェン
ポリシロキサンと白金族金属系触媒とを組み合わせたも
のを用いて行われる。このオルガノハイドロジェンポリ
シロキサンとしては、1分子中に2個以上のSiH基を
有するオルガノポリシロキサンであればよく、直鎖状、
環状、分枝状のいずれであってもよい。また、このよう
なSiH基は、ポリシロキサン鎖の末端にあってもよい
し、途中にあってもよい。かかるオルガノハイドロジェ
ンポリシロキサンは(A)成分のオルガノポリシロキサ
ンのアルケニル基1モル当たりSiH基が0.5〜3モ
ル、特に1〜2モルとなる量割合で使用することが好ま
しい。
は、(A)成分のオルガノポリシロキサン中のアルケニ
ル基とオルガノハイドロジェンポリシロキサン中のSi
H基とのヒドロシリル化反応の触媒として作用するもの
である。このような触媒としては、公知のものを使用す
ることができ、例えば米国特許第2,970,150号
に記載されている微粉末金属白金触媒、米国特許第2,
823,218号に記載されている塩化白金酸触媒、米
国特許第3,159,601号及び同第3,159,6
62号に記載されている白金−炭化水素錯化合物、米国
特許第3,516,946号に記載されている塩化白金
酸−オレフィン錯化合物、米国特許第3,775,45
2号、同第3,814,780号に記載されている白金
−ビニルシロキサン錯体などを使用することができる。
のオルガノポリシロキサンと上記オルガノハイドロドェ
ンポリシロキサンの合計量に対して白金金属として0.
1〜1,000ppm、特に1〜100ppmとするこ
とが好ましい。また、硬化の際、室温における保存安定
性が良好でかつ適度なポットライフを保持するために、
メチルビニルシクロテトラシロキサン、アセチレンアル
コール類などの反応制御剤を添加することもできる。
60〜400℃の温度で1分〜5時間程度加熱すること
により行うことができる。
化物は、オイルブリード性に優れ、特に自動車用部品材
料として好適である。
的に説明するが、本発明は下記の実施例に制限されるも
のではない。
975モル%、ジメチルビニルシロキシ単位0.025
モル%からなる平均重合度が8,000のオルガノポリ
シロキサン60部、ジメチルシロキシ単位99.5モル
%、メチルビニルシロキシ単位0.475モル%、ジメ
チルビニルシロキシ単位0.025モル%からなる平均
重合度が8,000のオルガノポリシロキサン40部、
ジメチルジメトキシシラン4.0部、比表面積が190
m2/gの湿式シリカ(Nipsi LP,日本シリカ
(株)製)35部を添加し、ニーダーで混練りし、17
0℃で2時間加熱処理してベースコンパウンドIを作製
した。
示すブリードオイルI8部、クリスタライトVXS
((株)龍森製)2部を両者を予め混合してからロール
で添加し、ブリードオイルIが均一に混合されるまで十
分に混練した。
ルで後添加し、このときのロール加工性を十分に観察し
た後、2,5−ビス(ターシャリーブチルパーオキシ)
ヘキサンの50%ペーストを1.0重量部加え、165
℃で10分間プレスキュアーし、200℃で4時間ポス
トキュアーを行うことによってテストピースを作製し
た。
て常態の物性を測定した。結果を表1に示す。なお、ロ
ール粘着性は下記の判定基準で評価した。 ○:シリコーンゴムがロールに粘着せず、素練りが容易
である。 △:シリコーンゴムがロールに多少粘着するが、素練り
がさほど困難ではない。 ×:シリコーンゴムがロールに粘着し、素練りが困難で
ある。
Aの代わりに以下の構造式で示すを持つオイルBをロー
ルで後添加した以外は実施例1と同様にして試験片を作
製し、実施例1と同様の測定を行った。結果を表1に併
記する。
ンゴムコンパウンドに、オイルAを後添加しない以外は
実施例1と同様にして試験片を作製し、実施例1同様の
測定を行った。結果を表1に併記する。
した実施例1,2のシリコーンゴム組成物は比較例1の
組成物と比較して物性を損なっておらず、また、非常に
良好なロール加工性を示していることがわかる。
シロキシ単位0.025モル%からなる平均重合度が
4,000のオルガノポリシロキサン15部、ジメチル
シロキシ単位99.975モル%、ジメチルビニルシロ
キシ単位0.025モル%からなる平均重合度が4,0
00のオルガノポリシロキサン35部、ジメチルシロキ
シ単位99.825モル%、メチルビニルシロキシ単位
0.15モル%、ジメチルビニルシロキシ単位0.02
5モル%からなる平均重合度が8,000のオルガノポ
リシロキサン50部、比表面積が300m2/gの乾式
シリカ(A−300、日本アエロジル(株)製)の表面
をヘキサメチルジシラザンで処理したシリカ23部、比
表面積が190m2/gの湿式シリカ(NipsilL
P,日本シリカ(株)製)11部、比表面積が200m
2/gの乾式シリカ(A−200、日本アエロジル
(株)製)5部、重合度が16のα,ω−ジメチルポリ
シロキサンジオール2.0部、ジフェニルジシランジオ
ール1.0部、ビニルトリメトキシシラン0.2部、粘
度が400csで、フェニル基25モル%含有のシリコ
ーンオイル(ブリードオイルII)4部を均一になるま
でを添加し、均一になるまで混合した。その後、ニーダ
ーで混練りし、170℃で2時間加熱処理してベースコ
ンパウンドIIを作製した。
ードオイルIIを5.7部と実施例2で用いたのと同様
のオイルBと珪藻土(セライト)2部を十分に混合した
ものを混練し、この混練物を実施例1と同様の方法で評
価した。結果を表2に示す。
イルIIを4.3部、オイルBを2.8部とした以外は
実施例3と同様にして混練物を製造し、同様の測定を行
った。結果を表2に併記する。
イルIIを2.8部、オイルBを4.3部とした以外は
実施例3と同様にして混練物を製造し、同様の測定を行
った。結果を表2に併記する。
部とし、オイルBを用いない以外は実施例3と同様にし
て混練物を製造し、同様の測定を行った。結果を表2に
併記する。
ルBを増量するに従って、加工性が向上していくことが
わかる。
よる加工性の低下、特にロール粘着性の低下を抑えつ
つ、なおかつ物性が損なわれていないオイルブリード性
シリコーンゴムを得ることができ、作業性向上が求めら
れる自動車用パッキングなどの用途や、耐水性、絶縁性
が求められる自動車用グロメットなどの用途に広範囲か
つ容易に用いることができる。
Claims (2)
- 【請求項1】 (A)下記一般組成式(1)で表され、
重合度が3,000以上のオルガノポリシロキサン、 (式中、R1は非置換又は置換の一価炭化水素基を表
し、このうち0.001〜5モル%がアルケニル基であ
り、aは1.95〜2.05の正数である。) (B)比表面積が50m2/g以上の微粉末シリカ (C)下記一般組成式(2)で表されるフェニルシリコ
ーンオイル、 【化1】 (式中、R2はアルキル基又は水酸基、R3は非置換又
は置換の一価炭化水素基を表し、R3の5〜50モル%
はフェニル基である。nは3以上の整数である。) (D)下記一般式(3)で表される低分子量シリコーン
オイル 【化2】 (式中、Meはメチル基、Phはフェニル基、R4はメ
チル基、エチル基又はフェニル基を表す。)を配合して
なるオイルブリード性シリコーンゴム組成物。 - 【請求項2】 請求項1記載の組成物を硬化してなるシ
リコーンゴム硬化物。
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