JPH0682202B2 - ハロゲン化銀カラ−写真感光材料の画像形成方法 - Google Patents

ハロゲン化銀カラ−写真感光材料の画像形成方法

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JPH0682202B2
JPH0682202B2 JP61089811A JP8981186A JPH0682202B2 JP H0682202 B2 JPH0682202 B2 JP H0682202B2 JP 61089811 A JP61089811 A JP 61089811A JP 8981186 A JP8981186 A JP 8981186A JP H0682202 B2 JPH0682202 B2 JP H0682202B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はハロゲン化銀カラー写真感光材料の画像形成方
法であって、特に処理時間が著しく短縮されかつイエロ
ーステインの発生が防止された画像形成方法に関するも
のである。
〔従来の技術〕
一般にハロゲン化銀カラー感光材料の処理工程は、カラ
ー画像を形成するカラー現像工程(約3分30秒)、脱銀
工程である漂白−定着(又は漂白定着)工程(約1分30
秒)及び水洗工程、及び/又は画像安定化工程(2〜3
分)から成っている。そこで処理時間を著しく短縮する
ためには、これらの各処理工程を短縮するのが最も効果
的であると考えられる。
例えば、脱銀工程を短縮化する場合、二浴を有する漂白
−定着工程よりも一浴漂白定着工程の場合の方が、処理
浴後の減少からも有利である。この場合、さらに漂白定
着を促進する方法として各種促進剤が検討されている。
例えば米国特許3893858号、西独特許1290812号等に記載
のメルカプト基、又はジスルフイド基を有する化合物;
米国特許第3706561号、特開昭53-32735号等に記載のチ
オ尿素誘導体;西独特許第2748430号記載のポリエチレ
ンオキサイド類等の促進剤をあげる事ができるが、これ
らは充分な促進効果を有するものはない。
脱銀工程を短縮するには、感材中の塗布銀量を節減する
のが効果的であり、従って4当量カプラーよりも2当量
カプラーが好ましく、更には発色性の優れたカプラーを
用いるのが好ましい特に、この効果は比較的銀量の多い
青感層において一層有効である。
また、水洗工程及び/又は画像安定化工程を短縮する
と、漂白、定着成分及び/又現像液成分の洗浄が不十分
になってしまい、処理済感光材料の画像保存性が悪化す
る。
すなわち、処理液中の残存成分と残存カプラーが反応
し、黄色ステインを生じるからである。なかでも、特に
マゼンタカプラーが酸化分解し、イエローステインを生
じることはよく知られている。
しかしながら上記原因により発生するイエローステイン
以外にも、高活性の黄色カプラーを用いるとこれが処理
後、処理液中の残留主薬と反応したと推定されるイエロ
ーステインを生じることが今回明らかになった。
この様な原因によって生じるイエローステインは通常の
処理では問題にならないが、脱銀工程やその後の水洗工
程及び/又は、画像安定化工程を短縮する迅速化処理で
は、残存主薬の量が多くなるのでイエローステインの生
成が問題となる。
つまり、ハロゲン化銀カラー写真における未露光部にイ
エローステインが発生すると、画像の白ヌケが悪くなる
外、色像の色汚りを増大したり、視覚的鮮鋭度を損なう
からである。特に反射材料(たとえばカラーペーパー)
の場合、ステインの反射濃度は、理論的に透過濃度の数
倍に強調されることになり、微弱なステインさえも画質
を損なうために非常に重要な要素となってくる。
一方、3−ピラゾリドン誘導体をステイン防止に使用す
る例が特開昭57-211,147号に知られているが、この3−
ピラゾリドン化合物は2−位の窒素原子に置換基を有す
るものであり本発明とは全く異なるものである。
ところでハロゲン化銀写真感光材料に3−ピラゾリドン
誘導体、特にその前駆体(プレカーサー)を使用する特
許が知られている。例えば米国特許第3,241,967号に2
−(置換メチル)−3−ピラゾリドンが知られている
が、これは本発明とは全く異なるもので、本発明の目的
の効果も有しない。特開昭57-40245号および特開昭59-1
04641号に3−ピラゾリドンの3−エノールをアシルエ
ステル、炭酸エステルで保護したプレカーサー化合物が
知られている。しかしながら、これらの化合物をハロゲ
ン化銀写真感材に添加する目的は、良好な写真感度、最
高濃度、所望のセンストメトリー特性を与えることであ
り、またこの特開昭57-40245号に記載された内容は白黒
写真感材に適応させたものである。
また特開昭56-85749号に4−アルキルチオ−5−ピラゾ
ロン型カプラーの安定性を改良するために耐拡散性1−
フェニル−3−ピラゾリドンを併用する内容が知られて
いるが、本発明の目的とは異なるものであり、本発明の
効果も有さなかった。
〔発明が解決しようとする問題点〕
従って、本発明は、高活性なイエローカプラーを含むハ
ロゲン化銀カラー写真感光材料を、イエローステインの
発生を抑制し、かつ短時間で現像処理して、鮮明な画像
を形成させる方法を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、少なくとも1種の特定のイエロー色画像形成
親油性カプラーと、3−ピラゾリドン系化合物の前駆体
(プレカーサー)とを併用し、これらを含む層を有する
感光材料を特定の条件で現像処理すると、上記問題点を
有効に解決できるとの知見に基づいてなされたのであ
る。
すなわち、本発明は、下記一般式(I)で表わされる2
当量イエローカプラーの少なくとも一種及び下記一般式
(II)で表わされる化合物の少なくとも一種を含有する
層を有するハロゲン化銀カラー感光材料を、画像露光
後、カラー現像処理を行なった後、漂白定着液の補充量
が感光材料1m2当り30〜220mlの漂白定着浴で30秒〜70
秒間漂白定着処理し、次いで水溶液の補充量が感光材料
による前浴からの持込み量の5〜30倍である水洗工程及
び/又は安定化工程で30秒〜1分30秒間該水溶液で処理
して画像を形成させることを特徴とするハロゲン化銀カ
ラー写真感光材料の画像形成方法を提供する。
一般式(I) (式中、R1は置換または無置換のN−フェニルカルバモ
イル基を表わす。R2は炭素数4〜20個の第3級アルキル
基、もしくは置換または無置換のフェニル基を表わす。
X1は現像主薬の酸化体とのカップリング反応時に離脱し
うる基を表わす。R1、R2またはX1で2量体以上の多量体
を形成してもよい。) 一般式(II): (式中、Aは置換もしくは無置換の、アルキル基、アリ
ール基、ヘテロ環基、アシル基、アルコキシ基、アリー
ルオキシ基、ヘテロ環オキシ基、アルキルチオ基、アリ
ールチオ基またはアミノ基を表わし、R21およびR22はそ
れぞれ独立に水素原子、無置換もしくは置換アルキル基
を表わし、R23及びR24はそれぞれ独立に水素原子、置換
もしくは無置換の、アルキル基、アリール基、アルコキ
シ基、アリールオキシ基、アルキルチオ基又はアリール
チオ基を表わし、R25は置換もしくは無置換の、アルキ
ル基、アリール基又はヘテロ環基を表わし、Yは酸素原
子またはイオウ原子を表わす。) 本発明で用いる2当量カプラーは前記一般式(I)で表
わされるものであるが、式(I)中、R1(N−フェニル
カルバモイル基)の置換基としてはイエローカプラーに
おいて周知の置換基、例えばアルキル基、アルケニル
基、アルコキシ基、アルコキシカルボニル基、ハロゲン
原子、アルコキシカルバモイル基、脂肪族アミド基、ア
ルキルスルファモイル基、アルキルスルホンアミド基、
アルキルウレイド基、アルキル置換サクシイミド基、ア
リールオキシ基、アリールオキシカルボニル基、アリー
ルカルバモイル基、アリールアミド基、アリールスリフ
ァモイル基、アリールスルホンアミド基、アリールウレ
イド基、カルボキシ基、スルホ基、ニトロ基、シアノ
基、チオシアノ基などを表わす。置換基は2個以上あっ
てもよく、その場合、互いに同じでも異なっていてもよ
い。
R2の炭素数4〜20個の第3級アルキル基は、例えばt−
ブチル基、t−アミル基、t−オクチル基、1,1−ジエ
チルプロピル基、1,1−ジメチルヘキシル基、1,1,5,5−
テトラメチルヘキシル基、などが代表的なものとして挙
げられる。R2の置換フェニル基の置換基としてはR1で示
された置換基が代表的なものとして挙げられる。
X1のカップリング離脱基は2当量イエローカプラーを形
成するカップリング離脱基例えば下記一般式(III)、
(IV)、(V)または(VI)で表わされる基を表わす。
R16は置換していてもよいアリール基または複素環基を
表わす。
R17、R18は各々水素原子、ハロゲン原子、カルボン酸エ
ステル基、アミノ基、アルキル基、アルキルチオ基、ア
ルコキシ基、アルキルスルホニル基、アルキルフルフイ
ニル基、カルボン酸基、スルホン酸基、無置換もしくは
置換フェニル基または複素環を表わし、これらの基は同
じでも異ってもよい。
W1は式中の と共に4員環、5員環もしくは6員環を形成するのに要
する非金属原子を表わす。
本発明に用いられるイエローカプラーでより好ましいも
のは下記一般式(VII)で示される。
一般式(VII) 式中、R3は炭素数4〜12個の第3級アルキル基、もしく
はハロゲン原子、アルキル基、またはアルコキシ基で置
換されたフェニル基、または無置換フェニル基を表わ
す。R4はハロゲン原子またはアルコキシ基を表わす。R5
は水素原子、ハロゲン原子または置換基を有していても
よいアルコキシ基を表わす。R6は、置換基を有してもよ
いアシルアミノ基、アルコキシカルボニル基、アルキル
スルファモイル基、アリールスルファモイル基、アルキ
ルスルホンアミド基、アリールスルホンアミド基、アル
キルウレイド基、アリールウレイド基、サクシンイミド
基、アルコキシ基、またはアリールオキシ基を表わす。
X2は下記一般式(VIII)、(IX)(X)または(XI)で
表わされる記を表わす。
式中、R7は置換または無置換のアルキルスルホニル基、
アリールスルホニル基、アシル基、ヒドロキシ基または
前記R1で示された置換基を表わす。lは2、3、4また
は5を示し、lが3以上の場合、R7は同じまたは異なっ
ていてもよい。
式中、R8、R9は各々水素原子、アルキル基、アリール
基、アルコキシ基、アリールオキシ基またはヒドロキシ
基を表わす。R10、R11およびR12は各々水素原子、アル
キル基、アリール基、アラルキル基、またはアシル基を
表わす。W2は酸素またはイオウ原子を表わす。
本発明に用いられるイエローカプラーで特に好ましいも
のは下記一般式(XII)で示される。
一般式(XII) 式中、R13は置換基を有していてもよいアルキル基また
はフェニル基を表わす。X3は下記一般式(XIII)または
前記一般式(IX)(X)または(XI)を表わす。
式中、R14は水素原子、ハロゲン原子、シアノ基、置換
されてもよいアシルアミノ基、アルキルまたはアリール
スルファモイル基、または、アルキルまたはアリールス
ルホニル基を表わす。
R15は水素原子、シアノ基、置換されてもよいアルキル
またはアリールスルホニル基、アルキルまたはアリール
スルファモイル基、アルキルまたはアリールスルホンア
ミド基、アシル基、アルキルまたはアリールオキシカル
ボニル基またはカルボキシ基を表わし、且つR14、R15
うち、少なくとも1個は置換されてもよいアルキルまた
はアリールスルホニル基、アルキルまたはアリールスル
ファモイル基、アルキルまたはアリールスルホンアミド
基、アルキルまたはアリールオキシカルボニル基または
カルボキシ基を表わす。
次に式(I)で表わされるイエローカプラーの具体例を
示すが、これらは単独で、又は2種以上の混合物として
使用される。
これらのイエローカプラーは例えば特公昭51-10783号、
同51-33410号、同52-25733号、特開昭47-26133号、同48
-73147号、同51-102636号、同50-130442号、同50-6341
号、同50-123342号、同51-21827号、同50-87650号、同5
2-82424号、同52-115219号、英国特許1425020号、西独
特許1547868号、西独出願公開2219917号、同2261361
号、同2414006号等に記載された方法に準じて合成する
ことができる。
次に一般式〔II〕で表わされる化合物(プレカーサー)
について詳細に説明する。Aは置換または無置換のアル
キル基(例えば、メチル基、エチル基、ベンジル基、ア
リル基、シクロヘキシル基、オクチル基、ヒドロキシメ
チル基、ヘキサノイルオキシメチル基、2−エチルヘキ
シル基、ドデシル基、ヘキサデシル基、オクタデセニル
基、等)、アリール基(例えば、フェニル基、4−tert
−ブチルフェニル基、3−ペンタデシルフェニル基、3
−(2−エチルヘキサンアミド)フェニル基、3−ナフ
チル基、等)、ヘテロ環基(例えばフルフリル基、ピリ
ジル基、等)、アシル基(例えば、アセチル基、ヘプタ
ノイル基、2−エチルヘキサノイル基、ベンゾイル基、
ドデカノイル基、等)、アルコキシ基(例えば、メトキ
シ基、ヘキシル基、2−エチルヘキシル基、ドデシルオ
キシ基、ヘキサデシルオキシ基、2−ドデシルオキシエ
トキシ基、2−(2−オクチルオキシ−5−tert−オク
チルベンゼンスルホンアミド)エトキシ基、等)、アリ
ールオキシ基(例えば、フェニルオキシ基、2,4−ジ−t
ert−アミルフェノキシ基、3−ペンタデシルフェノキ
シ基、コレスタン−3−オキシ基、等)、ヘテロ環オキ
シ基(例えば、3−ピリジルオキシ基、2−フルフリル
オキシ基、等)、アルキルチオ基(例えば、エチルチオ
基、ヘキシルチオ基、ドデシルチオ基、ベンジルチオ
基、シクロヘキシルチオ基、オクチルチオ基、等)、ア
リールチオ基(例えば、フェニルチオ基、4−オクチル
オキシフェニルチオ基、4−tert−ブチルフェニルチオ
基、3−ペンタデシルフェニルチオ基、等)、アミノ基
(例えば、アミノ基、N−メチルアミノ基、N,N−ジエ
チルアミノ基、N,N−ヘキシルアミノ基、アニリノ基、
2−クロロアニリノ基、4−アニシジニル基、4−シア
ノアニリノ基、2−(ドデシルオキシ)エチルアミノ
基、4−(2,4−ジ−tert−アミルフェノキシ)ブチル
アミノ基、2−ピルジルアミノ基、2,6−ピリミジルシ
ミノ基、N−ドデシルアミノ基、等)を表わす。一般式
(II)の化合物はAを介して二量体を形成してもよい。
R21〜R25の置換もしくは無置換の、アルキル基、アリー
ル基、およびR23、R24のアルコキシ基、アリールオキシ
基、アルキルチオ基、アリールチオ基およびR25のヘテ
ロ環基は上記Aで説明したのと同じ意味を表わす。又、
一般式(II)で表わされるR25のうち、特にアリール基
である場合が好ましい。Yは酸素原子またはイオウ原子
を表わすが、特に酸素原子が好ましい。Aは置換または
無置換のアルコキシ基が好ましい。またAで定義される
置換基には、カルボン酸、スルホン酸のような酸基が含
まれていない方が好ましい。
次に本発明にかかる一般式〔II〕で表わされる代表的な
化合物の具体例を示すが、これらによって限定されるも
のではない。
上記一般式(II)で表わされる化合物は、同様に先に引
用した特開昭57−40245号および特開昭59−104641号に
記載された方法またはそれらに準じた方法で合成するこ
とができる。
一般式(I)で表わされるカプラーは同一層に存在する
ハロゲン化銀1モル当り1×10-3モル〜1モルの割合で
乳剤層に添加するのが好ましく、更に好ましくは5×10
-2モル〜5×10-1モルの割合である。
一般式(II)の化合物は、一般式(I)または表わされ
るカプラーに対し1モル%から200モル%添加しても良
く、特に好ましくは2モル%から30モル%の範囲であ
る。
本発明の実施に当っては、一般式(I)で表わされる親
油性カプラーと一般式(II)で表わされる化合物は親油
性微粒子中に溶解又は含浸している事が好ましい。この
親油性微粒子を構成する物質としては、前記の化合物の
他に所望によりカプラー等の添加剤の油性溶媒(ワック
ス等のように室温で固定のものも含む)、或いはラテッ
クスポリマー、或いはカプラー、混色防止剤や紫外線吸
収剤等、添加剤自身が油性溶媒を兼ねる物質である。
ここで親油性微粒子とは、ゼラチン水溶液に実質的に溶
解せず、ゼラチン水溶液中で別相として存在する微粒子
を意味する。
本発明による親油性微粒子は、通常、一般式(I)のカ
プラーと一般式(II)の化合物とを大気圧中で沸点170
℃以上の高沸点溶媒(オイル)単独、或いは低沸点溶媒
単独(先に述べたようにオイル不要の場合)、または前
記オイルと低沸点溶媒との混合溶媒に溶解し、この溶液
をゼラチン等の親水性コロイド水溶液に乳化分散して調
製される。親油性微粒子の粒径に特に制限はないが、0.
05μ〜0.5μが好ましく、特に0.1μ〜0.3μが好まし
い。
また前記のオイル/カプラー比としては、重量比で0.00
〜2.0であるのが好ましい。
前記オイルの具体例としては、例えばフタール酸アルキ
ルエステル(ジブチルフタレート、ジオクチルフタレー
ト、ジイソデシルフタレート、ジメトキシエチルフタレ
ートなど)、リン酸エステル(ジフエニルフオスフエー
ト、トリフエニルフオスフエート、トリクレジルフオス
フエート、ジオクチルブチルオスフエート、モノフエニ
ル−p−t−ブチルフエニルホスフエート)、クエン酸
エステル(例えばアセチルクエン酸トリブチル)、安息
香酸エステル(例えば安息香酸オクチル)、アルキルア
ミド(例えばジエチルラウリルアミド、ジブチルラウリ
ルアミド)、脂肪酸エステル類(例えばジブトキシエチ
ルサクシネート、ジエチルアゼレート)、トリメシン酸
エステル類(例えばトリメシン酸トリブチル)、エポキ
シ環を含む化合物(例えば米国特許4,540,657号に記載
の化合物)、フエノール類例えば エーテル類(例えばフエノキシエタノール、ジエチレン
グリコールモノフエニルエーテル)を挙げることができ
る。
また、ラテックスポリマーとしてはアクリル酸メタアク
リル酸およびそのエステル(例えばメチルアクリレー
ト、エチルアクリレート、ブチルメタアクリレート
等)、アクリルアミド、メタアクリルアミド、ビニルエ
ステル(例えばビニルアセテート、ビニルプロピオネー
トなど)、アクリロニトリル、スチレン、ジビニルベン
ゼン、ビニルアルキルエーテル(例えばビニルエチルエ
ーテル)、マレイン酸エステル(例えばマレイン酸メチ
ルエステル)、N−ビニル−2−ピロリドン、N−ビニ
ルピリジン、2−および4−ビニルピリジンなどのモノ
マーの単独もしくは2種以上を用いて製造されたラテッ
クスポリマーが用いられる。
また、本発明による親油性微粒子をつくるのに用いられ
る低沸点溶媒としては、大気圧中で沸点約30℃ないし15
0℃の有機溶媒、例えば酢酸エチル、酢酸イソプロピ
ル、酢酸ブチルの如き低級アルキルアセテート、プロピ
オン酸エチル、メタノール、エタノール、2級ブチルア
ルコール、シクロヘキサノール、フッ化アルコール、メ
チルイソブチルケトン、β−エトキシエチルアセテー
ト、メチルセロソルブアセテート、アセトン、メチルア
セトン、アセトニトリル、ジオキサン、ジメチルホルム
アミド、ジメチルスルホキシド、クロロホルム、シクロ
ヘキサン等を挙げる事ができる。
本発明の処理の対象となる感光材料は上記イエローカプ
ラーと一般式(II)で表わされるピラゾリドン系化合物
を併用することを特徴とするが、このほか感光材料を形
成するための公知の種々の材料、例えば、ハロゲン化
銀、アゼンタカプラー、シアンカプラー、感光材料の基
体等が用いられる。
このうち、本発明ではハロゲン化銀として臭化銀含有率
が10モル%以上の塩臭化銀乳剤を用いるのが好ましいの
である。又、カブリを増加させずに十分な感度を有する
乳剤を得るには臭化銀含有率が20モル%以上であること
が好ましいが、特に迅速性を要する場合には20モル%以
下あるいは10モル%以下を用いることが好ましいことも
ある。
本発明に使用できるマゼンタカプラーとしては、オイル
プロテクト型の、インダゾロン系もしくはシアノアセチ
ル系、好ましくは5−ピラゾロン系およびピラゾロトリ
アゾール類などピラゾロアゾール系のカプラーが挙げら
れる。5−ピラゾロン系カプラーは3−位がアリールア
ミノ基もしくはアシルアミノ基で置換されたカプラー
が、発色色素の色相や発色濃度の観点で好ましく、その
代表例は、米国特許第2,311,082号、同第2,343,703号、
同第2,600,788号、同第2,908、573号、同第3,062,653
号、同第3,152,896号および同第3,936,015号などに記載
されている。二当量の5−ピラゾロン系カプラーの離脱
基として、米国特許第4,310,619号に記載された窒素原
子離脱基または米国特許第4,351,897号に記載されたア
リールチオ基が好ましい。また欧州特許第73,636号に記
載のバラスト基を有する5−ピラゾロン系カプラーは高
い発色濃度が得られる。
ピラゾロアゾール系カプラーとしては、米国特許第3,36
9,879号記載のビラゾロベンズイミダゾール類、好まし
くは米国特許第3,725,067号に記載されたビラゾロ〔5,1
−c〕〔1,2,4〕トリアゾール類、リサーチ・デイスク
ロージャー24220(1984年6月)に記載のビラゾロテト
ラゾール類およびリサーチ・デイスクロージャー24230
(1984年6月)に記載のビラゾロビラゾール類が挙げら
れる。発色色素のイエロー副吸収の少なさおよび光堅牢
性の点で欧州特許第119,741号に記載のイミダゾ〔1,2−
b〕ピラゾール類は好ましく、欧州特許第、119,860号
に記載のビラゾロ〔1,5−b〕〔1,2,4〕トリアゾールは
特に好ましい。
本発明に使用できるシアンカプラーとしては、オイルプ
ロテクト型のナフトール系およびフエノール系のカプラ
ーがあり、米国特許第2,474,293号に記載のナフトール
系カプラー、好ましくは米国特許第4,052,212号、同第
4,146,396号、同第4,228,233号および同第4,296,200号
に記載された酸素原子離脱型の二当量ナフトール系カプ
ラーが代表例として挙げられる。またフエノール系カプ
ラーの具体例は、米国特許第2,369,929号、同第2,801,1
71号、同第2,772,162号、同第2,895,826号などに記載さ
れている。湿度および温度に対し堅牢なシアンカプラー
は、本発明で好ましく使用され、その典型例を挙げる
と、米国特許第3,772,002号に記載されたフエノール核
のメタ−位にエチル基以外のアルキル基を有するフエノ
ール系シアンカプラー、米国特許第2,772,162号、同第
3,758,308号、同第4,126,396号、同第4,334,011号、同
第4,327,173号、西独特許公開第3,329,729号および特願
昭58-42671号などに記載された2,5−ジアシルアミノ置
換フエノール系カプラーおよび米国特許第3,446,622
号、同第4,333,999号、同第4,451,559号および同第4,42
7,767号などに記載された2−位にフエニルウレイド基
を有しかつ5−位にアシルアミノ基を有するフエノール
系カプラーなどである。
さらに、酸化防止剤、発色増強剤、紫外線吸収剤、シア
ン、マゼンタ及び/又はイエロー色素画像の退色防止
剤、混色防止剤、ステイン防止剤、カブリ防止剤、分光
増感剤、染料、硬膜剤、界面活性剤、帯電防止剤、現像
促進剤や脱銀促進剤などを添加することができる。
本発明では上記成分を用いて、公知の種々の層構成を有
する感光材料が処理対象とされる。好ましい層構成とし
ては、下記のものが例示され、支持体としては、写真感
光材料に通常用いられているプラスチックフィルム、
紙、布などの可撓性支持体またはガラス、陶器、金属な
どが例示され、なかでもバライタ紙やポリエチレンでラ
ミネートした紙支持体のポリエチレン中に白色顔料(例
えば酸化チタン)を含むものが好ましい。これらは例え
ばリサーチ・ディスクロージャ(Research Disclozur
e)誌No.17643の23〜27頁やNo.18716の648〜650頁特に
記載されているが例示される。
(i)支持体−BL−MC−GL−MC−RL−PC(2)−PC
(1) (ii)支持体 BL−MC−RL−MC−GL−PC(2)−PC
(1) (iii)支持体−RL−MC−GL−MC−BL−PC(2)−PC
(1) (iv)支持体−RL−MC−BL−MC−GL−PC(2)−PC
(1) (v)支持体−BL(2)−BL(1)−MC−GL(2)−GL
(1)−MC−RL(2)−RL(1)−PC(2)−PC(1) ここでPC(1)とPC(2)は非感光性層、MCは中間層、
BLは青色乳剤層、GLは緑感性乳剤層及びRLは赤感性乳剤
層を示す。
本発明では、上記ハロゲン化銀カラー写真感光材料を発
色現像、漂白定着、水洗及び又は安定化処理する。
発色現像処理工程 本発明においては公知の発色現像処理を行なうことがで
きるが、処理時間が2分30秒以下で発色現像処理を行な
うのが好ましい。更に、好ましくは30秒〜2分であり、
充分な発色濃度が得られるならば、短かい方が好まし
い。
本発明の発色現像液には、実質的にベンジルアルコール
を含有しないのが好ましい。実質的に含有しないとは2m
l/l以下、好ましくは0.5ml/l以下のベンジルアルコール
濃度であり、最も好ましくはベンジルアルコールを全く
含有しないことである。
本発明で現像処理に用いる発色現像液としては、芳香族
第一級アミン系発色現像主薬を主成分とするアルカリ性
水溶液が好ましい。この発色現像主薬としては、p−フ
エニレンジアミン系化合物が好ましく使用され、その代
表例として3−メチル−4−アミノ−N,N−ジエチルア
ニリン、3−メチル−4−アミノ−N−エチル−N−β
−ヒドロキシルエチルアニリン、3−メチル−4−アミ
ノ−N−エチル−N−β−メタンスルホンアミドエチル
アニリン、3−メチル−4−アミノ−N−エチル−N−
β−メトキシエチルアニリンおよびこれらの硫酸塩、塩
酸塩、リン酸塩もしくはp−トルエンスルホン酸塩、テ
トラフエニルホウ酸塩、p−(t−オクチル)ベンゼン
スルホン酸塩などが挙げられる。
アミノフエノール系誘導体としては例えば、o−アミノ
フエノール、p−アミノフエノール、4−アミノ−2−
メチルフエノール、2−アミノ−3−メチルフエノー
ル、2−オキシ−3−アミノ−1,4−ジメチルベンゼン
などが含まれる。
この他L.F.A.メソン著「フオトグラフイツク・プロセシ
ング・ケミストリー」、フオーカル・プレス社(1966
年)(L.F.A.Mason,“Photographic Processing Chemis
try"、Focal Press)の226〜229頁、米国特許2,193,015
号、同第2,592,364号、特開昭48-64933号などに記載の
ものを用いてもよい。必要に応じて2種以上の発色現像
主薬を組み合わせて用いることもできる。
さらに、上記発色現像主薬のほかに、各種化合物を使用
することができる。例えば、米国特許2,648,604号,特
公昭44-9503号、米国特許2,171,247号で代表される各種
のピリミジウム化合物やその他のカチオニック化合物、
フエノサフラニンのようなカチオン性色素、硝酸タリウ
ム硝酸カリウムの如き中性塩、特公昭44-9304号、米国
特許2,533,990号、同2,531,832号、同2,950,970号、同
2,577,127号記載のポリエチレングリコールやその誘導
体、ポリチオエーテル類などのノニオン性化合物、米国
特許3,201,242号記載のチオエーテル系化合物、その他
特開昭58-156934、同60-220344号記載の化合物である。
又、本発明におけるような短時間現像処理においては、
現像を促進する手段だけでなく、現像カプリを防止する
技術が重要な課題となる。本発明におけるカプリ防止剤
としては臭化カリウム、臭化ナトリウム、沃化カリウム
の如きアルカリ金属ハロゲン化物及び有機カプリ防止剤
が好ましい。有機カプリ防止剤としては、例えばベンゾ
トリアゾール、6−ニトロベンズイミダゾール、5−ニ
トロイソインダゾール、5−メチルベンゾトリアゾー
ル、5−ニトロベンゾトリアゾール、5−クロロ−ベン
ゾトリアゾール、2−チアゾリル−ベンズイミダゾー
ル、2−チアゾリルメチル−ベンズイミダゾール、ヒド
ロキシアザインドリジンの如き含窒素ヘテロ環化合物及
び1−フエニル−5−メルカプトテトラゾール、2−メ
ルカプトベンズイミダゾール、2−メルカプトベンゾチ
アゾールの如きメルカプト置換ヘテロ環化合物、更にチ
オサリチル酸の如きメルカプト置換の芳香族化合物を使
用することができる。特に好ましくはハロゲン化物であ
る。これらのカプリ防止剤は、処理中にカラー感光材料
中から溶出し、カラー現像液中に蓄積してもよい。
その他、本発明におけるカラー現像液は、アルカリ金属
の炭酸塩、ホウ酸塩もしくはリン酸塩のようなpH緩衝
剤;ヒドロキシルアミン、トリエタノールアミン、西独
特許出願(OLS)第2622950号に記載の化合物、亜硫酸塩
または重亜硫酸塩のような保温剤;ジエチレングリコー
ルのような有機溶剤;色素形成カプラー;競争カプラ
ー;ナトリウムポロンハイドライドのような造核剤;1−
フエニル−3−ピラゾリドンのような補助現像薬;粘性
付与剤;エチレンジアミン四酢酸、ニトリロ三酢酸、シ
クロヘキサンジアミン四酢酸、イミノ二酢酸、N−ヒド
ロキシメチルエチレンジアミン三酢酸、ジエチレントリ
アミン五酢酸、トリエチレンテトラミン六酢酸および、
特開昭58-195845号記載の化合物などに代表されるアミ
ノポリカルボン酸、1−ヒドロキシエチリデン−1,1′
−ジホスホン酸、リサーチ・ディスクロージャー(Rese
arch Disclosure)No.18170(1979年5月)記載の有機
ホスホン酸、アミノトリス(メチレンホスホン酸)、エ
チレンジアミン−N,N,N′,N′−テトラメチレンホスホ
ン酸などのアミノホスホン酸、特開昭52-102726号、同5
3-42730号、同54-121127号、同55-4024号、同55-4025
号、同55-126241号、同55-65955号、同55-65956号、お
よびリサーチ・ディスクロージャー(Research Disclos
ure)No.18170号(1979年5月)記載のホスホノカルボ
ン酸などのキレート剤を含有することができる。
又、カラー現像浴は必要に応じて2分割以上に分割し、
最前浴あるいは最後浴からカラー現像補充液を補充し、
現像時間の短縮化や補充量の低減を実施しても良い。
尚、本発明におけるカラー現像液の処理速度は、30°〜
50℃が好ましく、更に好ましくは35℃〜45℃である。
漂白定着工程 公知の漂白定着浴を用いて漂白定着を行なうが、この
際、漂白定着浴への漂白定着液の補充量を、感光材料1
m2当り30〜220mlとすることが必要である。さらに、本
発明では、漂白定着処理時間を30〜70秒とすることが必
要である。本発明では、一般式(I)のイエローカプラ
ーを用いかつ一般式(II)の3−ピラゾリドン系化合物
を併用した感光材料であれば、このような単時間処理に
よっても十分漂白定着が可能であり、通常の処理時間7
〜8分を大幅に短縮できるのである。尚、感光材料の漂
白定着処理スピードとしては、20cm〜15cm/分で行なう
のがよい。
尚,以下に公知の漂白定着剤として用いる漂白液と定着
液を例示する。
漂白剤としては、例えば鉄(III)、コバルト(III)、
クロム(IV)、銅(II)などの多価金属の化合物、過酸
類、キノン類、ニトロン化合物等が用いられる。例え
ば、フエリシアン化物、重クロム酸塩、鉄(III)また
はコバルト(III)の有機錯塩、例えばエチレンジアミ
ン四酢酸、ジエチレントリアミン五酢酸、ニトリロトリ
酢酸、1,3−ジアミノ−2−プロパノール四酢酸などの
アミノポリカルボン酸類あるいはクエン酸、酒石酸、リ
ンゴ酸などの有機酸の錯塩;過硫酸塩、マンガン酸塩;
ニトロソフエノールなどを用いることができる。これら
のうちフエリシアン化カリ、エチレンジアミノ四酢酸鉄
(III)ナトリウム及びエチレンジアミン四酢酸鉄(II
I)アンモニウム、トリエチレンテトラミン五酢酸鉄(I
II)アンモニウム、過硫酸塩は特に有用である。
定着剤としては、チオ硫酸塩、チオシアン酸塩、チオエ
ーテル系化合物、チオ尿素類、多量の沃化物等をあげる
事ができるが、チオ硫酸塩の場合が一般に使用されてい
る。漂白定着液や定着液の保恒剤としては、亜硫酸塩や
重亜硫酸塩あるいはカルボニル重亜硫酸付加物が好まし
い。
又、漂白定着液には必要に応じて各種促進剤を併用して
も良い。例えば、臭素イオン、沃素イオンの他、米国特
許3,706,561号、特公昭45-8506号、同49-26586号、特開
昭53-32735号、同53-36233号及び同53-37016号明細書に
示されるようなチオ尿素系化合物、あるいは特開昭53-1
24424号、同53-95631号、同53-57831号、同53-32736
号、同53-65732号、同54-52534号及び米国特許第3,893,
858号明細書等に示されるようなチオール系化合物、あ
るいは特開昭49-59644号、同50-140129号、同53-28426
号、同53-141623号、同53-104232号、同54-35727号明細
書に記載のヘテロ環化合物、あるいは、特開昭52-20832
号、同55-25064号、及び同55-26506号明細書等に記載の
チオエーテル系化合物、あるいは、特開昭48-84440号明
細書記載の四級アミン類あるいは、特開昭49-42349号明
細書記載のチオカルバモイル類等の化合物を使用しても
良い。
水洗工程・安定化工程 漂白定着処理後、公知の水洗処理及び/又は安定化処理
を行なうが、水浴液の補充量を漂白定着浴から感光材料
によって持ち込まれる漂白定着液の5〜30倍とし、かつ
処理時間を30秒〜1分30秒で行なうことが主要である。
ここで処理時間とは、カラー写真感光材料が水洗及び/
又は安定化処理の最前浴の水洗水(又は安定化液)に接
触してから、乾燥工程にはいるまでの時間を意味する。
本工程の最終浴中には500ppm以上の塩類を含有させるの
が好ましい。これらの塩類は水洗及び/又は安定化液の
補充量を減少させた結果、前浴から持ち込まれた漂白定
着液成分に起因するものでも良いし、種々の目的で水洗
および安定化液に各種の化合物を添加したものでもよ
い。又、感光材料から溶出する成分であってもよい。
又、水洗および安定化工程には、例えば、各種のバクテ
リアやカビや藻の発生を防止するために殺菌剤や防バイ
剤を添加することができる。
例えば、ジャーナル・オブ・アンチバクテリアル・アン
ド・アンチフュンガル・エージェンツ(J.Antibact.Ant
ifung.Agents)vol.11,No.5,p207〜223(1983)に記載
の化合物および堀口博著“防菌防黴の化学”に記載の化
合物)、あるいは、特開昭57-8543、特開昭57-58143、
特開昭57-97530、特開昭58-105145、特開昭58-134636、
特開昭59-91440、特開昭59-126533、特開昭59-184344、
特開昭59-185336、特開昭60-239750、特開昭60-23975
1、特開昭60-247241、特開昭60-260952、特開昭61-214
9、特開昭61-28942、特開昭61-28945、特開昭59-15847
5、特開昭60-105487の明細書記載の化合物およびその使
用方法を適用できる。特に、イソチアゾロン誘導体(2
−オクチル−4−イソチアゾリン−3−オン、5−クロ
ロ−2−メチル−4−イソチアゾリン−3−オンな
ど)、スルファニルアミド誘導体(スルファニルアミド
など)、およびベンゾトリアゾール誘導体(ベンゾトリ
アゾール、5−メチル−ベンゾトリアゾール、5−クロ
ロ−ベンゾチアゾールなど)が有用である。
処理後の画像安定性を改良する目的で、各種のキレート
剤を添加することが知られている。例えば、無機リン
酸、有機カルボン酸、アミノポリカルボン酸、有機ホス
ホン酸が有用で、特開昭57-8543号、特開昭57-197540
号、特開昭58-14834号、特開昭58-134636号、特開昭59-
126533高、特開昭59-184343号、特開昭59-184344号、特
開昭59-184345号、特開昭59-185336号、特開昭60-13594
2号、特開昭60-238832号、特開昭60-239748号、特開昭6
0-239749号、特開昭60-239750号、特開昭60-239751号、
特開昭60-242458号、特開昭60-262161号、特開昭61-404
7号、特開昭61-4050号、特開昭61-4051号、特開昭61-40
52号、特開昭61-4053号、特開昭61-4054号、特開昭61-2
8942号、特開昭61-28945号明細書に記載の化合物および
使用方法が適用できる。特に、エチレンジアミン四酢
酸、ジエチレントリアミン五酢酸、ニトリロ三酢酸、1
−ヒドロキシエチリデン1,1′−ジホスホン酸、エチレ
ンジアミンテトラメチルホスホン酸が有用である。
これらのキレート剤と併用で、金属化合物を使用するこ
ともできる。例えば、ビスマス化合物(特開昭58−1346
36号)、Ba、Ca、Ce、Co、In、La、Mn、Ni、Pb、Ti、S
n、Zn、Zr化合物(特開昭59-184344号)、Mg、Al、Sr化
合物(特開昭59-185336号)などで、特にBi、Ca、Mg、A
lが有用である。
さらに、水洗を有効に進めるために、界面活性剤を使用
したり、(特開昭57-197540号明細書)悪影響をもたら
す成分を除去する目的でイオン交換樹脂と接触させる方
法(特開昭60-220345号)、逆浸透処理する方法(特開
昭60-241053号)、活性炭、粘土物質、ポリアミド系高
分子化合物、ポリウレタン系高分子化合物、フエノール
樹脂、エポキシ樹脂、ヒドラジド基を有する高分子化合
物、ポリテトラフルオロエチレンを含有する高分子化合
物、1価又は多価アルコールメタクリル酸モノエステル
一多価アルコールメタクリル酸ポリエステル共重合体と
接触させる方法(特開昭60-263151号)、電気透析処理
する方法(特開昭61-28949号)などが適用できる。
さらに、紫外線照射や磁場を通す方法、バクテリヤやカ
ビの発生防止法として適用できる。さらに、継続して処
理を行う場合に、特開昭60-233651号、同60-235133号、
同60-263941号、同61-4048号、同61-4049号、同61-4055
号、同61-4056号、同61-4057号、同61-4058号、同61-40
60号の方法を適用できる。
水洗および安定化浴中には、前述の添加剤の他に蛍光増
白剤、硬膜剤などを添加しても良い。
また、処理後の膜pH調整剤として塩化アンモニウム、硝
酸アンモニウム、硫酸アンモニウム、リン酸アンモニウ
ム、亜硫酸アンモニウム、チオ硫酸アンモニウム等の各
種アンモニウム塩を添加するのが画像保存性を良化する
ために好ましい。
各種の添加物は、目的に応じて同一もしくは異種の目的
の化合物を2種以上併用しても良い。添加量は、目的を
達するに必要な最少量にすることが、処理後の感光材料
の乳剤膜物性(ベトツキなど)の点から好ましい。
水洗、あるいは安定化工程は2槽以上の多段向流にし、
補充液量を少なくする方が好ましい。
本発明の水洗あるいは安定化処理温度は20〜45℃であ
り、好ましくは25℃〜40℃であり、さらに好ましくは、
30〜35℃である。
水洗あるいは安定化処理における膜中成分の洗い出し効
果を高めるため、液の循環攪拌を行うことが好ましく、
特に、感光材料乳剤膜表面に液流が強く当るような方法
(例えば、ガス攪拌、液の吹き付け、など)が良い。
最後に本発明の乾燥条件であるが、処理の迅速化の目的
で乾燥時間は、短かい方が好ましく、そのため乾燥温度
は高温の60℃以上が好ましい。特に60°〜90℃、更に好
ましくは65℃〜85℃である。この場合の乾燥時間は、30
秒から2分30秒好ましくは40秒から2分程度である。
〔発明の効果〕
本発明によれば、特定のイエローカプラーに特定のプレ
カーサーを併用したことを加え、特定の現像処理条件で
画像を形成させると、イエローステインの発生がなく、
かつ鮮明な画像を、極めて短時間の処理で得ることがで
きるのである。
次に実施例により本発明を説明する。
実施例1 両面ポリエチレンラミネート紙に、第1層(最下層)〜
第7層(最上層)を塗布し、各種感光材料を作製した。
この際つくった感光材料の基本構成を表−1に、又、表
−1中の第1層において、各種感光材料で用いたイエロ
ーカプラー及びプレカーサーを、記号名で表−2に示
す。
下記の分光増感色素を添加した。
青感性乳剤層; (ハロゲン化銀1モル当たり2×10-4モル添加。) 緑感性乳剤層; (ハロゲン化銀1モル当り2.5×10-4モル添加。) 赤感性乳剤層; (ハロゲン化銀1モル当たり2.5×10-4モル添加。) カプラーなど本実施例に用いた化合物の構造式は下記の
通りである。
(i)溶媒 (isoC9H19OP=O 各乳剤層のイラジエーション防止染料としては次の染料
を用いた。
緑感性乳剤層; 赤感性乳剤層; 次にこの様にして作成した感光材料(A)〜(V)を光
学ウェッヂを通して露光した後次に示す方法で処理して
画像を形成させた。
処理方法A フジカラーロールプロセッサーFMPP1000一部改造)(富
士写真フイルム(株)製)を用いて、以下に示す条件で
ランニング現像処理を行なった。
尚、リンス工程は、リンスタンクの中へ補充液を注水
し、リンスタンクをオーバーフローしたものがリンス
タンクの下部に導かれ、リンスタンクをオーバーフ
ローしたものがリンスタンクの下部に導かれ、リンス
タンクをオーバーフローしたものが廃水される3槽向
流方式とした。尚前浴からの持込み量はペーパー1m2
り25mlであった。
以下に各タンク液と各補充液の処方を示す。
リンス液 エチレンジアミン・N N N′ N′−テトラメチレ
ンホスホン酸 0.3g ベンゾトリアゾール 1.0g 水を加えて 1000ml 水酸化ナトリウムにて pH7.5 さらに感光材料(A)および(I)を、本発明の処理方
法ではない処理方法Bで処理した。
処理方法B 尚、処理液および補充液は、処理方法Aと同じものを用
いた。
次に上記方法によって現像処理した感材それぞれについ
て、処理後1時間経過後の非画像部のイエロー反射濃度
を測定し、さらに80°(10〜15%RH)に7日、次いで80
°〜70%(RH)下に8日間放置した後、再び非画像部の
イエロー反射濃度を測定した。
各感光材料の第1層中のイエローカプラーおよびプレカ
ーサーと、処理後1時間経過してからのステインの増加
分とをまとめて表−2に示す。
表−2から明らかな様に、水洗および漂白定着時間が長
く、処理液補充量も十分な条件で処理を行った場合、処
理後のイエローステインは問題にならないが、処理時間
が短く、補充量が少ない処理においては、本発明の一般
式(II)で示されるプレカーサーを含まない感光材料
(A)および(N)では処理後にイエローステインが発
生するのに対し、本発明の感光材料(B)〜(J)及び
(O)〜(W)では著しくイエローステインを抑制でき
ることがわかる。一方、比較化合物R−1、R−2、R
−3を含む感光材料には、ステインの抑制効果が認めら
れなかった。
実施例2 両面ポリエチレンラミネート紙に、表−3に記載したよ
うに第1層〜第7層を塗布し、各種感光材料(2A)〜
(2F)をつくった。
尚、この際、各感光材料において用いたプレカーサーを
次に記号で示す。
感光材料No プレカーサー 2A なし 2B II−1 2C II−24 2D II−25 2E II−28 2F R−1 一方、コロナ放電加工処理した両面ポリエチレンラミネ
ート紙に、表−4に記載したように第1層(最下層)〜
第7層(最上層)を塗布し、感光材料2Gを作成した。
上記第1層目の塗布液は、次のようにして調製した。す
なわち、イエローカプラー200g、退色防止剤93.3g、高
沸点溶媒(3C)10g及び(3d)5gに、補助溶媒として酢
酸エチル60mlを加えた混合物を60℃に加熱溶解後、アル
カノールB(アルキルナフタレンスルホネート、デュポ
ン社製)の5%水溶液330mlを含む5%ゼラチン水溶液3
300mlに混合し、コロイドミルを用いて乳化してカプラ
ー分散液を作製した。この分散液から酢酸エチルを減圧
溜去し、青感性乳剤層用増感色素及び1−メチル−2−
メルカプト−5−アセチルアミノ−1,3,4−トリアゾル
を加えた乳剤1400g(Agとして96.7g、ゼラチン170gを含
む)に添加し、更に10%ゼラチン水溶液2600gを加えて
塗布液を調製した。
第2層〜第7層の塗布液は、第1層に準じて調製した。
また各乳剤層の増感色素として下記の物を用いた。
青感性乳剤層;アンヒドロ−5−メトキシ−5′−メチ
ル−3,3′−ジスルフォプロピルセレナシアニンヒドロ
オキシド 緑感性乳剤層;アンヒドロ−9−エチル−5,5′−ジフ
ェニル−3,3′−ジスルフォエチルオキサカルボシアニ
ンヒドロオキシド 赤感性乳剤層;3,3′−ジエチル−5−メトキシ−9,9′
−(2,2−ジメチル−1,3−プロパノ)チアジカルボシア
ニンヨージド また各乳剤層の安定剤として下記の物を用いた。
1−メチル−2−メルカプト−5−アセチルアミノ−1,
3,4−トリアゾール またイラジエーション防止染料として下記の物を用い
た。
4−(3−カルボキシ−5−ヒドロキシ−4−(3−
(3−カルボキシ−5−オキソ−1−(4−スルホナト
フェニル)−2−ピラゾリン−4−イリデン)−1−プ
ロペニル)−1−ピラゾリル)ベンゼンスルホナート−
ジ−カリウム塩 N,N′−(4,8−ジヒドロキシ−9,10−ジオキソ−3,7−
ジスルホナトアンスラセン−1,5−ジイル)ビス(アミ
ノメタンスルホナート)−テトラナトリウム塩 また硬膜剤として1,2−ビス(ビニルスルホニル)エタ
ンを用いた。
次に、感光材料(2G)の第1層にプレカーサーII−28を
イエローカプラーに対し30mol%更に含有させた以外は
感光材料(2G)と同様にして感光材料(2H)を作成し
た。
上記の様に、作成した感光材料(2A)〜(2H)を光学ウ
ェッヂを通して露光後フジカラーロールプロセッサFMPP
1000(一部を改造)(富士写真フイルム(株)製)を用
いて、以下に示す条件でランニング現像処理を行なっ
た。
ただし、漂白定着液の補充量は以下に示す様にした。
処理方法 漂白定着処理補充量 I 327ml/m2 II 200 III 20 尚、リンス工程は、リンスタンクの中へ補充液を注水
し、リンスタンクをオーバーフローしたものがリンス
タンクの下部に導かれ、リンスタンクをオーバーフ
ローしたものがリンスタンクの下部に導かれ、リンス
タンクをオーバーフローしたものが廃水される3槽向
流方式とした。尚前浴からの持込みはペーパー1m2当り
25mlであった。
以下に各タンク液と各補充量の値を示す。
漂白定着液 実施例1で用いたものと同じものを用いた。
リンス液 実施例1で用いたものと同じものを用いた。
尚、ここではタンク(浴)液と補充液とは同じものを用
いた。又、処理量はロールペーパー8.25cm幅で1日180m
を60日連続処理した。
処理した結果をまとめて表−5に示す。
表−5に本発明を*印をつけて表わしたが、これから明
らかな様に、漂白定着処理の補充量が少ない場合、本発
明のプレカーサーを含まない感光材料2A、2Gでは、イエ
ローステインが増加するのに対し、本発明の感光材料
(2B)〜(2H)では十分な発色濃度を与えた。かつステ
インを著しく抑制することができる。
実施例3 実施例2で作成した感光材料(2A)〜(2E)を光学ウェ
ッヂを通して露光後、フジカラーロールプロセッサFMPP
1000(一部を改造)(富士写真フイルム(株)製)を用
いて、以下に示す条件でランニング現像処理を行なっ
た。
ただし、リンスの補充量は次の通りである。
処理方法 補充量 IV 1250ml(持込量の50倍) V 125ml(持込量の5倍) 尚、リンス工程は、リンスタンクの中へ補充液を注水
し、リンスタンクをオーバーフローしたものがリンス
タンクの下部に導かれ、リンスタンクをオーバーフ
ローしたものがリンスタンクの下部に導かれ、リンス
タンクをオーバーフローしたものが廃水される3槽向
流方式とした。尚前浴からの持込み量はペーパー1m2
り25mlであった。
またタンク液および各成分の補充量は実施例1と同様の
ものを使用した。
次に、現像処理済の上記感光材料のそれぞれについて処
理後1時間経過後の非画像部のイエロー反射濃度を測定
後、80°−70%(RH)下に10日間放置した場合のイエロ
ー反射濃度をさらに測定した。
処理後、1時間経過後からのステインの増加分を表−6
に示す。
表−6に本発明を*印をつけて表わしたが、これらから
明らかな様に、水洗を十分にした処理IVではいずれの感
光材料についても処理後ステインが少ないが、補充量の
少ない水洗では、本発明のプレカーサーを含まない感光
材料は処理後ステインが増大するのに、該プレカーサー
を含む本発明の感光材料(2B)〜(2E)は処理後ステイ
ンが著しく抑制されるのがわかる。
実施例4 両面ポリエチレンラミネートに下記の第1槽及び第2槽
を塗布し、各種感光材料3A〜3Fをつくった。
次にこれらの感光材料を実施例1の処理方法Aと同様に
現像処理し、同様の方法でイエローステインを測定し
た。
各感光材料で用いたプレカーサーとイエローステイン測
定結果とをまとめて表−7に示す。
表−7より、本発明によれば著しくステインを抑制でき
ることがわかる。
実施例5 使用したイエローカプラーを表−8に記載のものに変更
し、また種々のプレカーサーを用いたほかは実施例4と
同様にして感光材料4A〜4Jをつくった。
これらの感光材料を実施例4と同様にして処理し、イエ
ローステインを測定した。
使用したイエローカプラープレカーサー及び得られた結
果をまとめて表−8に示す。
表−8より明らかな様に、本発明の処理方法によれば、
漂白定着および水洗時間が短かく、かつ補充量の少ない
処理においても、処理後発生するステインを著しく抑制
できることがわかる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石川 隆利 神奈川県南足柄市中沼210番地 富士写真 フイルム株式会社内 (56)参考文献 特開 昭62−177551(JP,A) 特開 昭59−104641(JP,A)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】下記一般式(I)で表わされる2当量イエ
    ローカプラーの少なくとも一種及び下記一般式(II)で
    表わされる化合物の少なくとも一種を含有する層を有す
    るハロゲン化銀カラー感光材料を、画像露光後、カラー
    現像処理を行なった後、漂白定着液の補充量が感光材料
    1m2当り30〜220mlの漂白定着浴で30秒〜70秒間漂白定
    着処理し、次いで水溶液の補充量が感光材料による前浴
    からの持込み量の5〜30倍である水洗工程及び/又は安
    定化工程で30秒〜1分30秒間該水溶液で処理して画像を
    形成させることを特徴とするハロゲン化銀カラー写真感
    光材料の画像形成方法。 一般式(I): (式中、R1は置換または無置換のN−フェニルカルバモ
    イル基を表わす。R2は炭素数4〜20個の第3級アルキル
    基、もしくは置換または無置換のフェニル基を表わす。
    X1は現像主薬の酸化体とのカップリング反応時に離脱し
    うる、水素原子以外の基を表わす。R1、R2またはX1で2
    量体以上の多量体を形成してもよい。) 一般式(II): (式中、Aは置換もしくは無置換の、アルキル基、アリ
    ール基、ヘテロ環基、アシル基、アルコキシ基、アリー
    ルオキシ基、ヘテロ環オキシ基、アルキルチオ基、アリ
    ールチオ基またはアミノ基を表わし、R21およびR22はそ
    れぞれ独立に水素原子、無置換もしくは置換アルキル基
    を表わし、R23及びR24はそれぞれ独立に水素原子、置換
    もしくは無置換の、アルキル基、アリール基、アルコキ
    シ基、アリールオキシ基、アルキルチオ基又はアリール
    チオ基を表わし、R25は置換もしくは無置換の、アルキ
    ル基、アリール基又はヘテロ環基を表わし、Yは酸素原
    子またはイオウ原子を表わす。)
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