JPH06509194A - 電子データ処理装置のディスケットステーションに挿入可能な、交換可能プロセッサ／メモリカードを有する素子 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 電子データ処理装置のディスケットステーションに挿入可能な、交換可能プロセ ッサ／メモリカードを有する素子 本発明は請求の範囲第１項の上位概念に記載の構成を有する、電子データ処理装 置に挿入可能な素子に関する。

ドイツ特許公開公報第３７０１１１４号からこのような構成を有する素子が公知 である。この素子はフレームを有するＩＣカードに関するものである。カード自 体には電子回路と所属の電流供給部が設けられている。このためＩＣカードは制 限された記憶容量と処理能力を有し、と（に所要の電池がコードの構成部材でな ければならない、フレームはカードの接続端子を外部の装置と確実に接続するた めにだけ使用される。そのために接点ビンが設けられており、この接点ビンはカ ードに接続端子部にて当接し、フレームを貫通してその他方の端部を以ってフレ ームから突出している。

従ってフレームを有するこのカードの使用は別個のインターフェースを必要とし 、このインターフェースはプロセッサが例えば中央コンピュータと通信できるよ うにフレームの接触ビンに適合しなければならない。

さらに欧州特許出願公開第３２８１２４号公報も従来の技術に属する。この明細 書には、その外寸がキャッシュカードの大きさの国際規格であるカードが記載さ れている。このカードには切欠部が設けられており、ここにミニチップカードを 着脱可能に取り付けることができる。

本発明の課題は、上記のような組合せ素子を次のように改善することである。す なわち、適用可能性を増大させるため、さらに大きな記憶容量および処理能力を 装備することができ、中央コンピュータが既存の書き込み／読出し装置を介して チップカードのプロセッサと通信できるように改善することである。

この課題は本発明により、請求の範囲第１項に記載の構成によって解決される。

フレームないし組合せ素子が一体としてディスケットの外形を存し、ディスケッ トステーションの書き込み／読出しヘッドと通信ができるインターフェースを装 備することによって、チップカードのプロセッサが中央コンピュータと通信する のにフレームに適合した別個のインターフェースを必要としない、電子構成部材 および／または給電部材をフレーム内に収容することにより、チップカードの記 憶容量および処理能力自体を格段に拡張することができる。

ドイツ特許公開公報第３９０３４５４号から、ディスケットステーションの書き 込み／読出しヘッドと通信することのできるディスケットが公知である。このイ ンターフェースの一部の構成、変換器はドイツ特許公開公報第４０３６３３６号 に記載されている。しかしここには、前記の形式（フレームを有するチップカー ド）の組合せ素子の記憶容量および処理能力を拡張することに関しては記載がな い。

本発明の手段の利点は、第２の素子の寸法がディスケットの寸法よりも小さいこ とである。第２の素子は、ミニチップカード、チップカード（０，８ｍｍまたは ２ｍｍ厚）または５５ｍｍＸ６０ｍｍＸ３ｍｍのカードの寸法を有する。これら のカードは簡単に財布または書類入れに入れて運ぶことができる。これによりド イツ特許出願公開第３９０３４５４号公報から公知の素子の利点がチップカード の利点と組み合わされる。

記憶容量および処理能力が制限されているというチップカードの欠点および固有 の書き込み／読出し装置が必要であるという欠点が本発明により克服される。ド イツ特許出願公開第３９０３４５４号公報から公知のスマートディスケットの機 能は本発明によっても実施される。

別の機能をここでは例として示した。ここでは、ドイツ特許出願公開第３５３４ ６３８号公報から公知の患者データカードが取り扱われる。前記の実施例の従来 技術のディスケットととして患者データカードは、患者の個人的なデータがいつ でも読出されるという欠点がある。というのはデータは従来のディスケットには パスワードなしで記憶されているからである。別の欠点はディスケットの寸法に ある。ディスケットは携帯する際、チップカードのように財布や書類入れに入れ て運ぶことができない。

前記の特許出願公開公報から公知のように、患者データは磁気テープカードまた はチップカードに記憶することができる。磁気テープカードは寸法が小さいとい う利点を有する。しかし秘密データが従来のディスケットと同様に簡単に読出さ れるという欠点を有する。

チップカードはこの欠点を有しない、チップカードには秘密データを安全に記憶 することができる。チップカードは、正しい秘密コードが入力されて初めて読み 出すことができる。チップカードの欠点は、十分な患者データをこれに記憶する ことができず、固有の書き込み／読み出し装置が必要なことである。

本発明により前記の欠点がすべて解決される。患者データの読出しおよび書き込 みのためのインターフェースとして、任意のパーソナルコンピュータのディスケ ット走行機構と素子に存在する磁気インターフェースが使用される。フレームに 挿入可能なカードの実施形態に依存して、そこに数メガバイトを記憶することが できる。同様にその中にあるプロセッサによりデータの読出しおよび書き込みが 、前もって秘密アクセスコードが入力され、これがプロセッサにより正しいと識 別された場合だけ許容される。

本発明の利点、詳細および適用可能例を、以下図面に示された実施例に基づき詳 細に説明する。

図１ａは、電池２と、変換器３と、磁気インターフェース５に対する制御器と差 し込み接点８とを、プロセッサ／メモリカードへのデータおよび電流インターフ ェースとして有し、さらに切欠部９を有するスマートディスケットの概略図であ る。切欠部９には通常のように磁気ディスクに対する駆動部が存在する。

図１ｂは、横方向の案内レールと切欠部９を有する図１の断面図である。切欠部 ９には通常のように磁気ディスクに対する駆動部が存在する。

図１０は、チップカードの外側寸法と２ｍｍの厚さを有するプロセッサ／メモリ カードの概略図である。

このカードはプロセッサ６とメモリ７と差し込み接点８とをスマートディスケッ トのフレームへのデータおよび電流インターフェースとして有する。

図１ｄは、図１ｃの断面図である。ここではプロセッサ／メモリカードをスマー トディスケットのフレームの案内レールに挿入するため扁平化された縁側を有す る。

図２ａは、電池２と、変換器３と、磁気インターフェース５に対する制御器と、 差し込み接点８とをプロセッサ／メモリカードへのデータおよび電流インターフ ェースとして有するスマートディスケットのフレームの概略図である。

図２ｂは、横方向案内レールを有する図２ａの断面図である。

図２ｃは、６０ｍｍＸ　５５ｍｍＸ３ｍｍの外側寸法と、プロセッサ６と、メモ リ７と、差し込み接点とをスマートディスケットのフレームへのデータおよび電 流インターフェースとして有し、さらに切欠部９を有するプロセッサ／メモリカ ードの概略図である。切欠部９には通常のように磁気ディスクに対する駆動部が 存在する。

図２ｄは、プロセッサ／メモリカードをスマートディスケットのフレームの案内 レールに挿入するための相応の縁側と切欠部９を有する図２０の断面図である。

切欠部には通常のように磁気ディスクに対する駆動部が存在する。

図３ａは、電池２と、接点８とをプロセッサ／メモリカードへの電流インターフ ェースとして有し、切欠部９を有するスマートディスケットのフレームの概略図 である。切欠部には通常のように磁気ディスクに対する駆動部が存在する。

図３ｂは、横方向案内レールを有する図３ａの断面図である。

図３ｃは、チップカードの外側寸法と２ｍｍの厚さを有し、プロセッサ６と、メ モリ７と、差し込み接点８とをスマートディスケットのフレームへのデータおよ び電流インターフェースとして有し、さらに変換器３と磁気インターフェース５ に対する制御器を有するプロセッサ／メモリカードの概略図である。

図３ｄは、プロセッサ／メモリカードをスマートディスケットのフレームの案内 レールに挿入するため相応の縁側を有する図３Ｃの断面図である。

図４ａは、電池２と、変換器３と、磁気インターフェース５に対する制御器と、 プロセッサ６と、メモリ７と、チップカードに対する接点装置１９と、チップカ ードを取り出すための窪み２３と、切欠部９を有するスマートディスケットの概 略図である。切欠部には通常のように磁気ディスクに対する駆動部が存在する図 ４ｂは、チップカードを案内するために切欠部を有する図４ａの断面図を示す、 別の切欠部には通常のように磁気ディスクに対する駆動部が存在する。

図４ｃは、従来技術の接点、プロセッサおよびメモリを有する渋滞のチップカー ドの概略図である。

図５は、電池２と、変換器３と、磁気インターフェース５に対する制御器と、回 転子からなる電流発生器２０と、固定子２１と、電流制御器２２と、ミニチップ カード１８に対する接点装置１９と、ミニチップカード１８を取り出すための窪 み２３を有するスマートディスケットの概略図である。

図１ａおよび図１ｂに図示されたスマートディスケット１は、プロセッサ／メモ リカード１０を収容するための２ｍｍの切欠部と、プロセッサ／メモリカード１ ０に電池２から電流を給電し、カード１０のプロセッサ６からスマートディスケ ット１の磁気インターフェース５へのデータ接続を行うための差し込み接点８と を有する。さらにスマートディスケットは下側に切欠部９を有し、ここには通常 のように磁気ディスクに対する駆動部が存在する０図ＩＣと図１ｄに図示の２ｍ ｍ厚さのプロセッサ／メモリカードはプロセッサ６の他に、データメモリ７と、 電池２からスマートディスケットに電流を給電し、プロセッサ６からスマートデ ィスケットｌの磁気インターフェース５ヘデータ接続を行うための差し込み接点 ８とを有する０幅広側は１ｍｍに先細にされており、これによりカード１０をス マートディスケット１の切欠部に挿入することができる。

図２ａおよび図２ｂに図示のスマートディスケット１１では１ｍｍの太い溝を有 するノツチと差し込み接点８が設けられている。ノツチは３ｍｍの厚さのプロセ ッサ／メモリカード１２を収容するために設けられており、差し込み接点はプロ セッサ／メモリ１２に電池２から電流を給電し、カード１２のプロセッサ６から スマートディスケット１１の磁気インターフェースへデータ接続を行うために設 けられている０図２０と図２ｄに図示の３ｍｍの厚さのプロセッサ／メモリカー ドはプロセッサ６の他にデータメモリ７並びに、スマートディスケットの電池２ から電流を給電し、プロセッサ６からスマートディスケット１の磁気インターフ ェースへのデータ接続を行う差し込み接触部８を有する。縦方向側は、カード１ ２をノツチおよびスマートディスケット１１の溝に差し込むことができるように 太さｉｎｍのばねを有する。さらにカード１２は下側に切欠部９を有し、ここに は通常のように磁気ディスクに対する駆動部が存在する。

図３ａおよび図３ｂに図示のスマートディスケット１３は、集積磁気インターフ ェース１４を有するプロセッサ／メモリカードを収容するための２ｍｍの溝と、 カード１４に電池２から電流を給電するための差し込み接点８を有する。さらに スマートディスケット１３は下側に切欠部９を有し、ここには通常のように磁気 ディスクに対する駆動部が存在する０図３０および図３ｄに図示の２ｍｍの厚さ のプロセッサ／メモリカードはプロセッサ６の他に、データメモリ７、変換器３ および磁気インターフェース５に対する制御器並びに、スマートディスケットの 電池２から電流を給電するための差し込み接点８を有する。縦側は１ｍｍに先細 になっており、これによりカード１４をスマートディスケット１３のノツチに差 し込むことができる。

図４ａおよび図４ｂに図示のスマートディスケット１５は２ｍｍのノツチを有し 、このノツチにチップカード１６を片側から挿入することができる。スマートデ ィスケットはさらに接点装置１９を有し、これによりチップカード１６に電流を 電池２から給電し、チップカード１６のプロセッサからスマートディスケット１ ５のプロセッサ６ヘデータ接続を行うことができる。

さらにスマートディスケット１５は下側に切欠部９を有し、ここには通常のよう に、磁気ディスクに対する駆動部が存在する。スマートディスケット１５の右側 縁部には、チップカードを引き出すことができるように窪みが２３がある０図４ ０に図示のチップカードは通常の０．８ｍｍの厚さのチップカードである。この チップカードはプロセッサと、データメモリと、スマートディスケット１５の電 池２から電流を給電し、チップカードのプロセッサからスマートディスケット１ ５のプロセッサ６ヘデータ接続を行うための接点とを有する。

図５に図示のスマートディスケット１７は１ｍｍのノツチを有し、このノツチに はミニチップカード１８を片側から差し込むことができる。このスマートディス ケットはさらに、ミニチップカード１８に電流を電池２から給電し、ミニチップ カード１８のプロセッサからスマートディスケット１７のプロセッサ６ヘデータ 接続を行うための接点装置１９を有する。さらにスマートディスケット１７は下 側に切欠部９を有し、ここには通常のように磁気ディスクに対する駆動部が存在 する。スマートディスケット１７の右側縁部にはミニチップカード１８を取り出 すことができるように窪み２３がある０図５ｂに図示のミニチップカードは通常 のＱ、８ｍｍの厚さのミニチップカードであり、プロセッサと、データメモリと 、スマートディスケット１７の電池２から電流を給電し、ミニチップカードのプ ロセッサからスマートディスケット１７のプロセッサ６ヘデータ接続を行うため の接点を有する。

以下のリストから、差し込み可能なプロセッサ／メモリカードを有する本発明の スマートディスケットの多種多様の適用可能例およびこれによる利点が明らかで ある。

適用可能例ニ 一チップカードおよびミニチップカードに対する書き込み／読出し装置 一パーソナルコンピュータとチップカードおよびミニチップカードとの通信 一数メガバイトの記憶容量を有するメモリカード−アクセスコードを検査し、ア クセスコードが正しく識別されたときだけメモリをイネーブルするための集積プ ロセッサを有するメモリカード −財布または書讃入れに入れて簡単に携帯できる確実なデータ担体、このデータ 担体はスマートディスケットに挿入すれば、各市販のパーソナルコンピュータと 通信することができる。

利点： ＝３．５インチ走行機構を有する各パーソナルコンピュータおよび各ワークステ ーションに使用することができる。

−ラップトップ形およびノートブック形に使用することができる。

一パーソナルコンピュータの駆動系の出力能力に依存しない。

一規格上の問題がない、標準インターフェースが既に備わっている。

−ハードウェアー組み込みコストがかからない。

−データ伝送率が高い（５００ｋｂｉｔ／ｓまで）。

−スペースが節約され、ポータプルである。

−記憶容量が大きい（数メガバイト）。

ＦＩＧ、２ｂ ＦＩＧ、５ａ 補正書の翻訳文提出書（特許法第１８４条の８）

Claims (7)

【特許請求の範囲】
1. １．電子データ処理装置のディスケットステーションに挿入可能な素子（１、１ １、１３、１５、１７）であってインターフェース（３、５）を有し、該インタ ーフェースは、電子データ処理装置と素子（１、１１、１３、１５、１７）との 間のデータ伝送が、電子データ処理装置にいずれにしろ備えられている書き込み ／読出し装置を介して実行できるように構成されており、さらに電流供給のため １つまたは複数の電池（２）と選択的に電流発生器（２０、２１、２２）を有す る、素子において、 素子（１、１１、１３、１５、１７）にノッチが設けられており、該ノッチに別 の構成部材（１０、１２、１４、１６、１８）が差し込まれ、 該構成部材には少なくともプロセッサとデータメモリが設けられており、接点を 介して素子（１、１１、１３、１５、１７）と接続されていることを特徴とする 素子。
2. ２．前記構成部材（１４）はプロセッサ（６）とデータメモリ（７）の他に、電 子データ処理装置と構成部材（１４）間でデータ伝送をするためのインターフェ ース（５、４、３）を有している請求の範囲第１項記載の素子（１３）。
3. ３．前記素子（１５、１７）はプロセッサ（６）とデータメモリ（７）を有し、 当該プロセッサ（６）とデータメモリ（７）は素子（１５、１７）上の存在する 接点装置（１９）と、チップカード（１６）またはミニチップカード（１８）と データを交換するために接続されている請求の範囲第１項記載の素子（１５、１ ７）。
4. ４．それ自体および／または差し込み可能な構成部材に切欠部（９）が請けられ ている請求の範囲第１項から第３項までのいずれか１項記載の素子。
5. ５．患者データカードとして使用する請求の範囲第１項から第４校までのいずれ か１項記載の素子。
6. ６．データメモリ（７）へのアクセスを、有効なアクセスコードが入力されて初 めて許容する請求の範囲第１項から第５項までに記載の素子におけるアクセス保 護方法。
7. ７．アクセスコードの変更を、前もって有効なアクセスコードが入力された場合 だけ許容する請求の範囲第６項記載のアクセスコードの変更方法。