JP3582970B2 - アダプタ、及びアダプタとディスクカートリッジ駆動装置との間の通信方法 - Google Patents
アダプタ、及びアダプタとディスクカートリッジ駆動装置との間の通信方法 Download PDFInfo
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明はアダプタ、およびアダプタとディスクカートリッジ駆動装置との間の通信方法に関し、特に、3.5インチフロッピディスク(以下、FPDと称する)等のディスクカートリッジと同じ外形を有するアダプタに電子マネー等の情報を読み書き出来るICカードを挿入し、あるいはそのアダプタにそれらの情報を読み書き出来る半導体メモリを内蔵させて、そのアダプタを3.5インチフロッピディスクドライブ(以下、FDDと称する)等のディスクカートリッジ駆動装置に挿入して使用するディスクカートリッジ型のアダプタと、該アダプタとFDDとの間の通信方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のディスクカートリッジ型のアダプタとしては、例えば、特表平6−509194号公報および特公平7−86912号公報に記載のものが知られている。図1は上記公報に記載のディスクカートリッジ型アダプタの一例を示す概略ブロック図である。図1において、このディスクカートリッジ型アダプタ1aは3.5インチFPDと同一の外形を有している。そして、その内部には電子マネー情報等の各種データの読み書きができる半導体メモリ2aと、磁気ヘッド3と、FDD側(図1には図示せず)の磁気ヘッドに磁気ヘッド3を対向させる開口4と、半導体メモリ2aに電力を供給する電池5aとを備えている。
【0003】
半導体メモリ2aには、FPD内の磁気ディスクのデータフォーマットと同一のフォーマットでデータが書き込まれる。このディスクカートリッジ型アダプタ1aをFDDに挿入することにより、パソコン等のデータ処理装置との間でデータの転送が可能になる。
図2は上記公報に記載のディスクカートリッジ型アダプタの他の一例を示す概略ブロック図である。図2において、このディスクカートリッジ型アダプタ1bも3.5インチFPDと同一の外形を有している。そして、その内部には電子マネー情報等の各種データの読み書きができるICカード2bと、マイクロプロセッサ(MPU)6と、磁気ヘッド3と、FDD側の磁気ヘッドに磁気ヘッド3を対向させる開口4と、ICカードおよびMPU6に電力を供給する電池または発電機5bとを備えている。
【0004】
このディスクカートリッジ型アダプタ1bをFDDに挿入することにより、パソコン等のデータ処理装置からのデータはFDDおよび磁気ヘッド3を介してMPU6に読み込まれ、ICカード2bに書き込むためのフォーマットに変換されてICカード2bに書き込まれる。また、ICカード2bからのデータはMPU6によりFPDのフォーマットに変換されて、磁気ヘッド3およびFDDを介してデータ処理装置に転送される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来のディスクカートリッジ型のアダプタには、FDDとの通信を行うための通信インターフェースが記載されているが、FDDとの通信を行うためのデータフォーマットについてはなにも記載されていない。したがって、FPDと同一のデータフォーマットを使用していると考えられる。しかしながら、FPDのデータフォーマットでは、ディスクの半径方向に対応する多数のトラックと、ディスクの円周方向に対応する多数の(例えば9個の)セクタが存在し、これらの全てを使用するとすると、FDDのヘッドのシーク時間が長くなり、且つ、アダプタ内でのデータ処理時間及びFDDとアダプタ間のデータ転送時間が長くなるという課題がある。
【0006】
本発明の目的は上記課題に鑑み、ディスクカートリッジ型のアダプタ内部のデータ処理の効率を向上させることにある。
本発明の他の目的は、ディスクカートリッジ型のアダプタとディスクカートリッジ駆動装置との間の通信効率を向上させることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、本発明の第1の態様により提供されるものは、ディスクカートリッジ駆動装置内のヘッドを介してディスクカートリッジ駆動装置側とデータの受け渡しを実行せしめる制御部を備え、制御部は、ディスクカートリッジ駆動装置側に送出するデータを、ディスクのデータフォーマットと少なくとも一部が同一となるようフォーマット化させるとともに、フォーマット化したデータに、ディスクのトラックに対応する特定のトラックを割りつけるよう制御し、フォーマット化したデータに、ディスクのセクタに対応する特定のセクタを割りつけるよう制御し、アダプタからのアクセスであると前記ディスクカートリッジ駆動装置側に認識させる為のセクタを予め特定して割りつけるよう制御することを特徴とするアダプタである。
【0009】
本発明の第2の態様によれば、制御部は、アダプタからディスクカートリッジ駆動装置側に転送するデータに対して、データ転送用のセクタを予め特定して割りつけるよう制御する。
本発明の第3の態様によれば、制御部は、ディスクカートリッジ駆動装置側からアダプタに転送されるデータの為のセクタを予め特定して割りつけるよう制御する。
【0010】
本発明の第4の態様によれば、制御部は、セクタ間のギャップの長さをデータ送受信の状況に基づき変更させるよう制御する。
本発明の第5の態様によれば、制御部は、特定のトラックの周期をデータ送受信の状況に基づき変更させるよう制御する。
本発明の第6の態様によれば基準クロックを備え、制御部は基準クロックを分周する分周比を変更させることにより特定のトラックの周期を変更させるよう制御する。
【0011】
本発明の第7の態様によれば、アダプタとディスクカートリッジ駆動装置との間の通信インターフェース部と、通信インターフェース部を制御する制御部と、通信インターフェース部に設けられ、制御部が通信インターフェース部を制御できない状況下で、予め設定されたデータをディスクカートリッジ駆動装置側に転送するデータ転送部とを備えることを特徴とするアダプタが提供される。
【0012】
本発明の第8の態様によれば、データ転送部が送信する予め設定されたデータは、アダプタを制御するソフトウェアにより書き換え可能なデータである。
本発明の第9の態様によれば、アダプタとアダプタに内包される記憶媒体との間の第2の通信インターフェースを備え、ディスクカートリッジ駆動装置との間の通信インターフェース部内のデータ転送部は、制御部が第2の通信インターフェース部を専有制御する状況下で、予め設定されたデータをディスクカートリッジ駆動装置側に送信する。
【0013】
本発明の第10の態様によれば、データ転送部は、データを転送する為に特定されたトラックの1周期に相当する時間毎に生成されるインデックスパルスを計数するカウンタと、カウンタの値に応じたデータパターンを格納するデータパターン部と、制御部の状況に応じて、制御部からのデータを出力すべきか、データパターン部からのデータを出力すべきかを選択するデータ選択部と、を備えるアダプタが提供される。
【0014】
本発明の第11の態様によれば、通信インターフェース部が転送するデータは特定単位の周期を有し、制御部が送出するデータと予め設定されたデータとの切り換えは特定単位の周期で行う。
本発明の第12の態様によれば、制御部は、データ送出指示に対する応答を通信インターフェースより受けなかったことに基づき、次の周期でも同一のデータを送出する。
【0015】
本発明の第13の態様によれば、通信インターフェース部内のデータ転送部は、制御部が通信インターフェース部を制御できない状況下で、予め設定されたデータを周期毎に継続して送信する。
本発明の第14の態様によれば、制御部は、アダプタからディスクカートリッジ駆動装置側に転送するデータに対して、データ転送用のセクタを予め特定して割りつけるよう制御するとともに、データ転送部は、予め設定されたデータをデータ転送用のセクタにより転送する。
【0016】
本発明の第15の態様によれば、ディスクを内包したディスクカートリッジを挿入口より受け入れて駆動させるディスクカートリッジ駆動装置と、挿入口に挿入可能な形状を有するアダプタとの間で、ディスクが持つデータフォーマットと少なくとも一部が同一のデータフォーマットで、ヘッド部を介してデータを送受する通信方法であって、ディスクカートリッジ駆動装置のヘッド部をアダプタのヘッド部に対向する位置に固定配置し、アダプタからのアクセスであるとディスクカートリッジ駆動装置側に認識させる為のセクタを予め割り付け、アダプタが入出力するデータに、ディスクのトラックに対応する特定のトラックを割り付け、データ転送のために特定されたトラックを割り当てて、ディスクカートリッジ駆動装置のヘッド部とアダプタのヘッド部との間でデータ転送を行うことを特徴とする、アダプタとディスクカートリッジ駆動装置との間の通信方法が提供される。
【0017】
以上の第1から第15の態様により、データ転送に要する時間を短縮できるとともに、制御部が通信インターフェース部を制御できない状況にあるとき、データ転送部は予め設定されたデータを転送するようにしたので、制御部は必要な処理に専念できる。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下の説明ではディスクカートリッジ型アダプタとして、3.5インチのFPDと同一形状をしたアダプタを例として説明する。また、ディスクカートリッジ駆動装置としては、FPDを駆動するFDDを例として説明するが、本発明は、これに限定されず、アダプタとしては磁気結合によりデータを送受するためのヘッド部を有するものであればどのようなものでもよく、FDDに替えて磁気結合によりデータを送受するためのヘッド部を有する可搬型ファイル装置であればどのようなものでもよい。全図を通して、同一参照番号は同一のものを示す。
【0019】
最初に、図3から図8により、本発明の実施の形態の前提となる、アダプタとFDDとの関係について説明する。
図3において、1は本発明の実施の形態による3.5インチのFPDと同一形状をしたアダプタ、31はFDD、32はパーソナルコンピュータ等のデータ処理装置である。3.5インチのFPDの外形は国際統一規格で定められており、図においては、図示簡略化のためにアダプタ1は長方形をしているが、実際には、アダプタ1はFPDの外形と同一の正方形状を有している。図示のように、アダプタ1はFDD31に挿入されて使用され、アダプタ1の通信インターフェースとFDD31の通信インタフェースとの間で磁気結合によりデータを転送し、FDD31とデータ処理装置32とは通常のコンピュータシステムにおけるようにしてデータを転送する。
【0020】
図4はアダプタ1にICカード等のカードユニット2bを挿入した状態を示す概略平面図である。カードユニット2bを挿入することに替えて、アダプタ1に半導体メモリを内蔵させたものでもよい。
図5はFDD51にアダプタ1を挿入した状態を示す概略断面図である。図示のように、FDD31に磁気結合によりデータを送受するための磁気ヘッド51があり、アダプタ1にも磁気結合によりデータを送受するための磁気ヘッド52があり、アダプタ1をFDD31に挿入完了すると、磁気ヘッド51と52とが互いに対向して、磁気結合によりアダプタ1とFDD31との間で通信が行われる。
【0021】
通常のFPDをFDD31に挿入したときには、FDD31の磁気ヘッド51はFPD内のディスクをアクセスするためのシーク動作をするので、図示左右の矢印の方向に移動するが、本発明によるアダプタ1は磁気ディスクは持たず、磁気ヘッド52において、FPDが入出力するデータと少なくとも一部が同一のフォーマットのデータを入出力するので、アダプタ1の挿入時には、FDD31の磁気ヘッド51を移動させずに常にアダプタ1の磁気ヘッド52に対向する位置に固定してアクセス可能にする。
【0022】
図6は、アダプタ1が送受するデータの通信フォーマットの一例を示す図である。本発明によるアダプタ1はFPDをエミュレートして通信を行うために、その通信フォーマットは図示のように、FPDの通信フォーマットと少なくとも1部が同一となるようにフォーマット化されている。FPDの場合は、ディスクの1回転の間(200ms)に、例えば、セクタ部1からセクタ部9を送出する。以下の説明では、データフォーマット上のセクタ部及びトラック部をそれぞれセクタ及びトラックと称する。セクタ1の前にはプリアンブルがあり、セクタ9の後にはポストアンブルがある。隣接するセクタ間にはギャップGがある。各セクタは、セクタIDとデータからなる。
【0023】
本発明によるアダプタ1がFDD31からデータを受信する時には、アダプタ1からプリアンブルをFDD31に送出し、アダプタ1からセクタIDをFDD31に送出し、次いでFDD31からのデータを受信する。
本発明によるアダプタ1からFDD31にデータを送信するときには、アダプタ1からプリアンブルをFDD31に送出し、アダプタ1からセクタIDをFDD31に送出し、次いでアダプタ1がFDD31にデータを送出する。
【0024】
図7は本発明によるアダプタ1の構成の概略を示すブロック図である。同図において、金融情報等の各種情報が入出力されるICカード2bがアダプタ1に挿入されている。71はFDD31との通信のための第1の通信インターフェース部、72は制御部、73はICカード2bとの通信のために第2の通信インターフェース部である。
【0025】
制御部72は、FDD31との通信を行う場合には、第1の通信インターフェース部71へのデータ送信や、第1の通信インターフェース部71からのデータ受信を行う。制御部72が、ICカード2bとの通信を行う場合には、第2の通信インターフェース部73へのデータ送信や、第2の通信インターフェース部73からのデータ受信を行う。
【0026】
FDD31から受信したデータが、ICカード2bに対するアクセスを必要とするデータであった場合は、制御部72はFDD31からのデータ受信後は、ICカード2bとの通信に専念しなければならない可能性がある。
制御部72がICカード2bとの通信に専念しなければならない場合は、制御72は第1の通信インターフェース部71に対して、第1の通信インターフェースを制御不可能である旨を通知する。この通知を受けた第1の通信インターフェース部71は、後に詳述するように、予め設定されたデータをFDD31に対して送出する。
【0027】
図8は図7に示した第1の通信インターフェース71の概略構成を示すブロック図である。同図に示すように、第1の通信インターフェース71は、送信部81と、受信部82と、データ選択部83と、データパターン部84と、カクンタ部85と分周部86とを備えている。
分周部86は外部から供給されるクロック信号を分周して、基準クロックパルス(インデックスパルスと称する)を生成する。このインデックスパルスは、トラックの開始を意味し、本実施例においては一定の周期のパルスである。インデックスパルスは、1実施例ではFPDのトラックの1周期である200ms毎に1回出力される。
【0028】
図8に示した第1の通信インターフェース71の動作は後にフローチャートを用いて説明する。
図9は通常のフロッピディスク(FPD)のディスク媒体の構成の説明図である。図示のように、FPDのディスクは同心円状に区切って、外側からトラック00、トラック01……となっている(図においてはトラック0からトラック3までしか示されていないが、実際の3.5インチFPDではさらに多数のトラックが存在する)。また、それらの同心円を扇型に区切って、その区切り毎にセクタ1、セクタ2…となっている。図においては、セクタ8までしか示されていないが、実際にはセクタ9まで、あるいはさらに多くのセクタがある。
【0029】
FPDには窓92があり、その窓92にFDDのヘッド部93(図5のヘッド部51)を挿入し、媒体上の磁気データを読み書きする。
FDDのヘッド部93がトラック00にある状態で、トラック01を読みたい場合は、FDDのヘッド92を中心側に移動させる。そのトラック01の中のセクタ1を読みたい場合は媒体の回転によって、セクタ1がヘッド93の位置まで来るのを待ち、セクタ1を検出したら、そのデータブロックを読み込む。
【0030】
本発明によるアダプタ1の場合は、ディスクは用いずに制御部72において、図6に示したデータフォーマットの信号を送受する。この場合、FPDの例えばトラック00に対応する特定のトラックを、前記フォーマット化したデータに割りつけるよう制御する(請求項1)。
図10は本発明の1実施例による通信方式の動作を説明するフローチャートである。
【0031】
同図において、ステップS101で、FDD31の上位装置であるデータ処理装置(パーソナルコンピュータ等)は、アダプタ1から磁気ヘッド52及び51を介してFDD31に送られてくるデータ中のトラック00,セクタ1を読む。次に、FDD31にアダプタ1が挿入されている場合は、ステップ102で、アダプタ1は上記通信フォーマットのセクタ1を用いて、アダプタ1からのデータ転送であると認識させる認識データをFDD31を介してデータ処理装置に送出する。
【0032】
データ処理装置側では、ステップS103で、FDD31に挿入されている媒体はアダプタ1か通常のFPDかを、セクタ1の情報を読むことにより判別する。ステップS102でアダプタ認識用データがアダプタ1から送られていれば、ステップS104に進む。アダプタ認識用データがセクタ1に存在しなければ、通常のFPDとして処理を行う。
【0033】
ステップS104では、上記通信フォーマットのトラック00のみを使用してデータの書き込み又はデータの受信を行う(請求項1)。
次いでステップS105で上記通信フォーマットのトラック00、セクタ3にコマンドを書き込み、アダプタ1に送信する。ステップS106で、アダプタ1はこのコマンドを上記通信フォーマットのトラック00,セクタ3を読むことにより受信する。
【0034】
次いで、ステップS107で上記コマンドにより指示された処理、例えば、ICカード2bに対するアクセス等、を実行する。
次いでステップS108で、上記通信フォーマットのトラック00,セクタ2に、アダプタ1からデータ処理装置に対して送出する応答データを書き込み、FDD31を介してデータ処理装置に送出する。
【0035】
以上のように、本発明の上記実施例によれば、上記通信フォーマットのトラック00のセクタ1〜セクタ3のみを使用して、アダプタ1とFDD31の間でデータ転送をする(請求項1〜5及び請求項17,18)。
これにより、FDD31のヘッド93はシーク動作のための移動が不要になり、その結果データ転送時間を短縮できる。
【0036】
図11は通常のフロッピディスク(FPD)が持つデータフォーマットの1トラック分を示す図である。図示のように、FPDの1トラックはプリアンブルとIDフィールドと、データフィールドと、セクタ1〜セクタ9と、ポストアンブルとからなっている。プリアンブルのうち、ギャップ0およびギャップ1は固定データ(4E)であり、それぞれ80バイトおよび50バイトの長さがある。時間にして、それぞれ2.56msおよび2.6msと比較的長い時間を要する。また、ポストアンブルのギャップ4も固定データ(4E)であり、84バイトの長さで時間にして5.18msとやはり長い時間を要する。
【0037】
セクタ間にあるギャップ3も固定データ(4E)であり、84バイトの長さで時間にして2.688msの時間を要する。
本発明の他の実施例によるアダプタ1では、このギャップ0、ギャップ1、ギャップ3、ギャップ4をアダプタ1内の制御部72の処理能力に応じて可変にし、それによりアクセス時間を短縮する(請求項6)。
【0038】
図12から図15は本発明のこの実施例による制御部72における処理を示すフローチャートである。
図12において、ステップS121で制御部72における処理能力に余力があるかを判定し、なければステップS122に進み、あればステップS123に進む。周期の最初では、通常は制御部72はデータ処理装置からコマンドを受信しておらず、したがって、未だICカード2bとの通信を行っていないので、処理能力ありと判定されてステップS123に進む。ステップS123ではギャップ0の長さを例えば16バイトに短縮する。これにより、2.048msの時間が短縮される。最初の周期の次の周期以降で処理能力なしと判定されると、ステップS122でFPDと同様にギャップ0のバイト数を80バイトとする。
【0039】
次いでステップS124で同期信号Syncの12バイトを送信し、ステップS125でインデックスの3バイトおよび1バイトを送信し、ステップS126で再び制御部72の処理能力を判定する。最初の周期では制御部72は通常は未だICカード2bとの通信を行っていないので、処理能力ありと判定されてステップS128に進み、ギャップ1の長さを16バイトに短縮する。これにより、1.088msの時間が短縮される。最初の周期の次の周期以降で処理能力なしと判定されると、ステップS127でFPDと同様にギャップ1のバイト数を50バイトとする。
【0040】
次いで図13に示すセクタ1の処理を行う。セクタ1の処理は通常のFPDと同様であり、データの送信の後のギャップ3以外は短縮すべきギャップは存在しない。なお、セクタ1におけるSyncは同期信号、IDアドレスマークはこのセクタの識別子IDの前のマーク、CRCはエラー監視のためのサイクリック・リダンダンシー・コードである。
【0041】
次に、図14の処理に進み、ステップS141で制御部72がFDD31に対して応答およびステータスを送信できるかどうかを判定する。前回の周期で制御部72によりデータが作成されていれば、今回の周期で応答及び/又はステータスをFDD31を介してデータ処理装置に送信可能であるので、ステップS143に進むが、最初の周期ではデータが作られていないのでステップS142に進む。ステップS143に進む場合はセクタ1のギャップ3を16バイトに短縮し、これにより2.176msの時間が短縮される。ステップS142に進む場合はFPDと同様にギャップ3のバイト数を84バイトとする。
【0042】
次いでステップS144でセクタ2を用いてアダプタ1からFDD31を介してデータ処理装置にデータが転送される。
次いでステップS145で制御部72がFDD31からのコマンドを受信可能かどうかが判定される。最初の周期では制御部72は他の処理をしていないので、通常はステップS147に進むが、次の周期以降では制御部72が何らかの処理を続行中の場合があり、その場合はステップS146に進む。ステップS147ではギャップ3を16バイトに短縮し、それにより2.176msの時間が短縮される。ステップS146に進む場合は、FPDと同様にギャップ3のバイト数を84バイトとする。
【0043】
次に図15に示す処理を行う。図15において、ステップS151でセクタ3からセクタ9までの処理をする。ステップS151においても、セクタ1及びセクタ2で行ったように、ギャップ0、1及び3の短縮が可能な場合には短縮する。
次いでステップS152で、制御部72の処理能力に余力があるかどうかを再度判定する。最初の周期では通常は処理能力があるので、ステップS154に進むが、次の周期以降では制御部72が何らかの処理を続行中の場合があり、その場合はステップS53に進む。ステップS154ではギャップ3を16バイトに短縮し、それにより2.176msの時間が短縮され、次いでポストアンブルのギャップ4も16バイトに短縮し、それにより4.672msの時間が短縮される。ステップS153に進む場合は、FPDと同様にギャップ3を84バイトとし、ギャップ4を162バイトとする。
【0044】
こうして、ギャップ0、1および3をすべて短縮しない場合は、1トラックの周期がFPDのそれと同じ200msであるが、ギャップ0、1および3をすべて短縮すると合計で27.428msの時間が短縮される。
図16は本発明の他の実施例により、トラック00のセクタ1〜3のみを用いるが、周期を短縮しない通常の場合のアダプタ1の動作を示すフローチャートである。本発明によるアダプタ1では、トラック00のデータのうち、実際に必要なトラックはプリアンブルと、セクタ1〜セクタ3のみである。したがって、セクタ4〜セクタ9はポストアンブルとしてギャップデータ(4E)を送出し、これにより1トラック分の200msを形成している。データの送出開始を示すインデックスパルスは制御部72の外のハードウエアにより生成しており、制御部72内のソフトウエアはこのインデックスパルスを検出すると、プリアンブルからはじめてデータを送出する。
即ち、図16において、ハードウエアのリセットが解除されると(例えば電源が投入されると)、ステップS161およびステップS162でトラックの1周期分である200msを計数し、リセットが解除されてから200msが経過するとステップS162でインデックスパルスを制御部72に与える。制御部72では、ステップS163でインデックスパルスを検出すると、ステップS165でプリアンブルを送出し、ステップS166でセクタ1によりアダプタ1であることを認識させる認識用データをFDD31を介してデータ処理装置に送出し、ステップS167でセクタ2を用いてFDD31を介してデータ処理装置にデータを送出し、ステップS168でセクタ3の1Dを送信するとともにFDD31を介してデータ処理装置からセクタ3にデータを受信し、ステップS169でポストアンブルをFDD31を介してデータ処理装置に送出する。このポストアンブルは、次のインデックスパルスが検出されるまで送出し続ける。ステップS164でインデックスパルスが検出されると、ポストアンブルの送出は停止され、次の周期について再びステップS166からS169が繰り返される。
【0045】
図16では、1トラックの周期を200msに固定しているが、インデックスパルスの発生間隔を短くすれば、全体のトラック周期を短縮できる。
図17はインデックスパルスの発生周期をデータの送受信の状況に応じて変更するようにした、本発明の他の実施例によるアダプタ1の動作を示すフローチャートである(請求項7および8)。同図において、ステップS174〜S179は図16のステップS164〜S169と同じである。本実施例においては、インデックスパルスは、リセットの解除から分周レジスタDivR(図8の分周部86)に設定された時間が経過したときに発生させる。即ち、ステップS171およびS172で分周レジスタDivRに設定された時間の経過を計測し、その時間の経過の後にインデックスパルスを制御部72に供給する。
【0046】
制御部72においては、インデックスパルスを受けるとステップS175〜S179を図16の場合と同様に実行し、次いでステップS1791で次の周期にいけるかを判定する。アダプタ1内で何もしていない場合は、ステップS1792に進み分周レジスタDivRに200msの周期の半分の100msを設定する。アダプタ1内で何らかの処理を続行中のために周期を短縮出来ない場合はステップS1793に進み分周レジスタDivRに200msの周期を設定する。
【0047】
分周レジスタDivRに設定される値は、図8に示した分周部86においてアダプタ1内の制御部72に供給される基準クロックを分周することにより得られる。
このように、データの送受信の状況に応じて、トラック周期を可変にしたことにより、必要に応じてデータの送受信に要する時間を短縮することができる。
【0048】
上記の例では、分周レジスタDivRに周期の時間を書き込んでいるが、分周する値で設定することもできる。
また、分周レジスタに書き込む時間は100msに限定されず、他の値を設定してもよい。ただし、プリアンブルの期間+セクタ1の期間+セクタ2の期間+セクタ3の期間+ポストアンブルの期間は必要である。本実施例においても、図12〜図15によって説明したのと同様に、プリアンブルの期間およびポストアンブルの期間は可変にしてもよい。
【0049】
図18は本発明のさらに他の実施例によるアダプタ1の動作を示すフローチャートである(請求項9)。図において、第1の通信インターフェース部71が制御部72制御部722からビジー信号を受けていない場合は、制御部72のソフトウエアがステップS181でインデックスパルスを検出すると、制御部72及び第1の通信インターフェース71はステップS183〜ステップS191でプリアンブルの送出、セクタ1の送出、セクタ2の送出、セクタ3のID送出、セクタ3のデータの受信を行う。
【0050】
ステップS193では、制御部72は、セクタ3で受信したデータに含まれるFDD31からのコマンドに対する応答を次の周期までに可能かどうかが判定される。該コマンドの処理に時間がかかり、次の周期までに応答を準備できないと判定されるとステップS194にてビシーである旨の信号を第1の通信インターフェース部71に通知する。そして、ステップS198で、次の周期で応答が可能になるまで、ビジー信号を送出し続ける。
【0051】
第1の通信インターフェース部71では、ステップS182で制御部72からビジー信号を受けていると、図19に示す予め設定されたデータをFDD31に送出する処理をする。この予め設定されたデータとは、ステップS201〜S204に示すように、プリアンブルと、アダプタ1認識用のセクタ1のデータと、ビジーステータスを示すセクタ2のデータと、ポストアンブルとである。セクタ1は省略してもよい。FDD31側では、コマンドに対する処理の応答を受け取るまでは次のコマンドをアダプタ1に送出しない。
【0052】
制御部72は次の周期で応答が可能になるとステップS199でビジー信号をリセットして送出停止をし、スタートに戻る。
その後、制御部72は次のインデックスパルスを検出すると、再びデータの送出を開始する。
このように、制御部72が第1の通信インターフェース部71を制御できない状況にあるとき、第1の通信インターフェース部71は予め設定されたデータをFDD31に送信するようにし、FDD31からは次のコマンドを送らないようにしたので、制御部72は前のコマンドの処理に専念できる。
【0053】
図20は本発明のさらに他の実施例によるセクタ2のデータ構成例を示す図である(請求項10)。同図に示すように、セクタ2は固定のIDフィールドとデータフィールドとからなる。これらの構成は図11に示したセクタ1の構成と同じである。本発明の実施例ではアダプタ1が使用するセクタ2は、前述のように、アダプタ1からFDD31を介してデータ処理装置に向ける転送データのために使用され、例えば、FDD31を介してデータ処理装置から前回の周期で送られたコマンドに対する応答データを書き込む。例えば、ICカード2bと制御部72との間で通信が行われている場合は、ビジー信号を書き込む。セクタ2のIDフィールドは常に固定である。一方、セクタ2のデータフィールドのうち、同期信号Sync及びデータマークは固定であるが、データ部はデータ処理装置との間のデータ転送のプロトコルに依存して長さを変えることができる。本発明の実施例によるアダプタ1においては、このデータ部はヘッダ、ステータス、データ及びチェックサム(Sum)からなる。
【0054】
ここで、図18で説明したビジー信号が制御部72から送出されると、本実施例においてはこのビジー信号をセクタ2のデータフィールド内のステータスの位置に送出する。このとき、ヘッダに、受けたコマンド、シーケンス番号、処理状況等のデータを付加することが考えられる。また、それにより、チェックサム(Sum)は変化し、さらにCRCも変化する。したがって、本発明のこの実施例においては、これらのデータフィールドの値をソフトウエアにより変更可能にする。
【0055】
図21は本発明のさらに他の実施例を説明するフローチャートである(請求項11)。本発明の実施例では図7に示したように、制御部72は第1の通信インターフェース71及び第2の通信インターフェース73と通信をする。第1の通信インターフェース71はFDD31と制御部72との間の通信を担当する。第2の通信インターフェース73は、制御部72とICカード2bとの間のインターフェースを担当する。第2の通信インターフェースは、ICカード2bとの間のインターフェースではなく、他の駆動装置、例えば、ミニディスク(MD)やMOやDVD等の記憶媒体との間のインターフェースであってもよい。
【0056】
本発明のこの実施例においては、制御部72が第1の通信インターフェース71を専有して制御している間は第2の通信インターフェース73にはビジー信号を送出し、そのビジー信号を受けた第2の通信インターフェース73は、それ自身で予め設定されたデータ(ビジーステータス)を送出する。第2の通信インターフェースを介して通信をする記憶媒体はアダプタ1からのコマンドに応答する形態で制御部72と通信をするので、通信が連続する必要はなく、したがって、ICカード2bからはビジー信号は送出されない。以下、この実施例を図21のフローチャートにより説明する。
【0057】
ステップS211で制御部72が第2の通信インターフェース73に対してビジー信号を送出すると、第2の通信インターフェース73ではステップS219でビジー信号をセットし、ステップS220で予め設定されたデータであるビジーステータスを制御部72に送出する。制御部72はこのビジーステータスを受けている間はICカード2bに対してコマンドを送出しない。一方、制御部72はビジー信号を第2の通信インターフェース73に送出した後に、制御部72と第1の通信インターフェース71との間でデータの送受信を行う。
【0058】
制御部72と第1の通信インターフェース71との間でのデータの送受信が終了すると、ステップS213で制御部72はビジー信号の送出停止をし、第2の通信インターフェース73ではこの停止を受けてステップS221でビジーをリセットする。
次いで、制御部72は第2の通信インターフェース73との通信に専念するために、ステップS214で第1の通信インターフェース71に対してビジー信号を送出し、第1の通信インターフェース71はこれを受けてステップS217でビジーをセットする。そして、ステップS215及びステップS223で制御部72と第2の通信インターフェース73の間でデータ転送を行う。この間は第1の通信インターフェース71はFDD31にに対して予め設定されたデータであるビジーステータスを送出する。FDD31を介してデータ処理装置はこれを受けて、第1の通信インターフェース71がビジー中であると判断し、その間はアダプタ1に対するコマンドの送出をしない。
【0059】
図22及び図23により本発明のさらに他の実施例を説明する(請求項12)。図22は図8に示した第1の通信インターフェース71のこの実施例による構成を示すブロック図である。同図において、カウンタ部85は分周部86からのインデックスパルスと、制御部72からのビジー信号を受ける。カウンタ部85はビジー信号を受けると、その次のインデックスパルスを検出した時点で起動され、同時にビジー信号by1を有効にする。デコーダ221はカウンタ部85の内容に応じてデータパターン部84のアドレスを選択する。データパターン部84には、各アドレス毎に所定のデータパターンが格納されており、カウンタ部85が出力するアドレスに応じてデータ選択部83に所定のデータを出力する。
【0060】
データ選択部83は、ビジー信号by1が無効であれば制御部72からのデータを送信部81に供給し、ビジーby1が有効であればデータパターン部84からのデータを送信部81に供給する。
データパターン部84の一例としては、ROMのようなハードワイヤのメモリであり、他の一例としては、RAMのようなメモリで構成され、制御部72からの指示で内容を変更可能にできる。データパターン部84のさらに他の例としては、レジスタで構成され、内部のデータの一部もしくは全部を制御部72からの指示で変更可能にできる。
【0061】
制御部72が、再び第1の通信インターフェース71を制御可能になると、ビジー信号by1を無効にする。そして、次のインデックスパルスを監視して、次のインデックスパルスが来ると上記の動作を再開する。
これにより、カウンタ部85は動作を停止し、データパターン部84のアドレッシングも停止する。また、同時にビジー信号by1を無効にしてデータ選択部83は再び制御部72からのデータを選択して送信部81に送出する通常の動作に入る。
【0062】
インデックスパルスを生成する分周部86は、制御部72からアクセス可能であり、その分周比を変更することができる。
これにより、1トラック分の周期を可変にでき、状況に応じた性能を引き出すことが可能になる。
図23は図22に示したカウンタ部85の動作及びデコーダ221の内容とデータパターン部との関係を示す図である。カウンタ部はステップS231ではリセット状態にあり、ステップS232で制御部72からビジー信号を受けると、ステップS233でその次のインデックスパルスから計数を始め、計数が所定数になるとリセットする。
【0063】
ステップS232でビジー信号がなければ、制御部72からのデータを送信部81に送信する。
ステップS236で計数はいくつかを判定し、デコーダ221はカウンタ85の計数値に応じて、ステップS237でデータパターン部84の選択をする。図示例では、計数値が00〜79及び96〜145等ではデータ4Eが選択され、計数が80〜91及び146〜157等ではデータ00が選択されている、等である。
【0064】
図24及び図25は本発明のさらに他の実施例を説明するフローチャートである(請求項13)。この例では、図25のステップS251〜ステップS253に示されるようにインデックスパルスは常に一定の周期(200ms)で生成される。図24に示すように、カウンタ部85はステップS242でインデックスパルスが発生されるまで、インデックスパルスとビジー信号の有無を検出する。インデックスパルスを検出するとともに、制御部72からのビジー信号を検出すると、ステップS244でデータパターン部84からの既設定データを送信する。インデックスパルスを検出したがビジー信号を検出しない場合はステップS245で制御部72からのデータを送信する。
【0065】
これにより、周期単位で既設定データと制御部からのデータとの送信の切換が可能になる。
図26は本発明のさらに他の実施例を説明するフローチャートである(請求項14)。本実施例においては、制御部72は、ステップS261でインデックスパルスを検出すると、ステップS262でレディステータス信号を送出する。次いでステップS263でFDD31からのコマンドが受信されたかを判定し、受信されていなければレディステータス信号を送出し続ける。
【0066】
FDD31からコマンドが受信されると、ステップS264でそのコマンドにたいする応答を作成し、ステップS265で次のインデックスパルスが来たと判定すると、ステップS266で応答をFDD31に送出する。次いでステップS267で次のコマンドの受信を待機し、次のコマンドが来るまではステップS265及びステップS266を繰り返す。次のコマンドがくるとステップS264にて応答を作成し、以下ステップS265〜ステップS267を繰り返す。
【0067】
このように、本実施例においては、アダプタ1側ではFDD31からのコマンドを受ける前は、レディーステータス信号を周期的に送出し続け、コマンドを受け取ると、応答を作成し、インデックスパルスを検出してから応答を送出する。そして次のコマンドを受け取るまあで、おなじ応答を常に送出し続け、次のコマンドを受けたところで、再び応答を作成し、インデックスパルスを検出してその応答を送出する。
【0068】
図27は本発明のさらに他の実施例を説明するフローチャートである(請求項15)。本実施例においては、制御部72は、ステップS271でインデックスパルスを検出すると、ステップS272でビジー信号を受けているかを判定し、ビジーであれば、ステップS273でビジーステータス信号を送信し、ビジーでなければステップS274で制御部72内の制御を行う。
【0069】
このように、本実施例においては、制御部72はビジー信号を受けると、ビジー信号が解除されるまでインデックスパルスの検出後にビジーステータス信号を送出し続ける。
図28は本発明のさらに他の実施例を説明するフローチャートである(請求項16)。本実施例においては、アダプタ1は制御部72がビジーの場合に、プリアンブルを送出後、セクタ2にビジーステータスを書き込んでFDD31に送出し、その後セクタ3〜セクタ9及びポストアンブルをバイパスしてインデックスパルスを待機する。
【0070】
即ち、ステップS281でインデックスパルスを受信し、ステップS282でビジー信号を受信すると、ステップS284でプリアンブルを送出した後に、ステップS285でのセクタ1のIDの送出と、ステップS286でのセクタ2のデータの送出をバイパスする。そして、ステップS287に進み、セクタ2のIDを送出し、ステップS288でセクタ2にビジーステータスを書き込んでFDD31に送出する。次に、ステップS289からステップS292のセクタ3〜セクタ9及びポストアンブルの送出をバイパスしてステップS281のインデックスパルスの待機状態に戻る。
【0071】
これにより、不要なデータの送出をしなくてすむようになり、場合によってはインデックスパルスの周期をプリアンブル+セクタ2のみの期間に短縮できるので、データ転送の効率が向上する。
以上の実施の形態では、ディスクカートリッジ駆動装置としてフロッピディスクドライブ(FDD)を使用し、アダプタとしてはFPDと同一形状をし、ICカードを挿入可能なものを採用して説明してきたが、本発明はこれに限定されず、他の形態のディスクカートリッジ駆動装置を使用してもよく、また、アダプタとしては半導体メモリを内蔵したものであってもよい。
【0072】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、ディスクカートリッジ型のアダプタ内部のデータ処理の効率が向上し、且つディスクカートリッジ型のアダプタとディスクカートリッジ駆動装置との間の通信効率が向上するという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のディスクカートリッジ型アダプタの一例を示す概略ブロック図である。
【図2】従来のディスクカートリッジ型アダプタの他の一例を示す概略ブロック図である。
【図3】本発明の実施の形態の前提となる、アダプタとFDDとの関係を示す概略図である。
【図4】図3におけるアダプタにICカード等のカードユニットを挿入した状態を示す概略平面図である。
【図5】図3におけるアダプタをFDDに挿入した状態の概略断面図である。
【図6】本発明によるアダプタが送受するデータの通信フォーマットの一例を示す図である。
【図7】本発明によるアダプタの構成の概略を示すブロック図である。
【図8】図7に示した第1の通信インターフェースの概略構成を示すブロック図である。
【図9】通常のフロッピディスク(FPD)のディスク媒体の構成の説明図である。
【図10】本発明の1実施例による通信方式の動作を説明するフローチャートである。
【図11】通常のフロッピディスク(FPD)が持つデータフォーマットの1トラック分を示す図である。
【図12】本発明の実施例による制御部における処理を示すフローチャートの一部である。
【図13】本発明の実施例による制御部における処理を示すフローチャートの他の一部である。
【図14】本発明の実施例による制御部における処理を示すフローチャートのさらに他の一部である。
【図15】本発明の実施例による制御部における処理を示すフローチャートのさらに他の一部である。
【図16】本発明の上記実施例により、トラック00のセクタ1〜3のみを用いるが、周期を短縮しない通常の場合のアダプタ1の動作を示すフローチャートである。
【図17】インデックスパルスの発生周期をデータの送受信の状況に応じて変更するようにした、本発明の他の実施例によるアダプタの動作を示すフローチャートである。
【図18】本発明のさらに他の実施例によるアダプタの動作を示すフローチャートである。
【図19】図18において予め設定されたデータをFDDに送出する処理を示すフローチャートである。
【図20】本発明のさらに他の実施例によるセクタ2のデータ構成例を示す図である。
【図21】本発明のさらに他の実施例を説明するフローチャートである。
【図22】図8に示した第1の通信インターフェースの構成を示すブロック図である。
【図23】図22に示したカウンタ部の動作及びデコーダの内容とデータパターン部との関係を示す図である。
【図24】本発明のさらに他の実施例を説明するフローチャートである。
【図25】図24におけるインデックスパルスの送出を説明するフローチャートである。
【図26】本発明のさらに他の実施例を説明するフローチャートである。
【図27】本発明のさらに他の実施例を説明するフローチャートである。
【図28】本発明のさらに他の実施例を説明するフローチャートである。
【符号の説明】
1…アダプタ
1a,1b…フロッピディスク(ディスクカートリッジ)
31…FDD(ディスクカートリッジ駆動装置)
51…ヘッド部
52…ヘッド部
86…分周部
71…第1の通信インターフェース部
72…制御部
73…第2の通信インターフェース部
81…送信部
82…受信部
83…データ選択部
84…データパターン部
85…カウンタ部
Claims (15)
- ディスクを内包したディスクカートリッジを挿入口より受け入れて駆動させるディスクカートリッジ駆動装置に対し、該挿入口からの挿入が可能な形状を有するアダプタであって、
該ディスクカートリッジ駆動装置内のヘッドを介して前記ディスクカートリッジ駆動装置側とデータの受け渡しを実行せしめる制御部を備え、
前記制御部は、前記ディスクカートリッジ駆動装置側に送出するデータを、前記ディスクのデータフォーマットと少なくとも一部が同一となるようフォーマット化させるとともに、前記フォーマット化したデータに、前記ディスクのトラックに対応する特定のトラックを割りつけるよう制御し、
前記制御部は、前記フォーマット化したデータに、前記ディスクのセクタに対応する特定のセクタを割りつけるよう制御し、
前記制御部は、アダプタからのアクセスであると前記ディスクカートリッジ駆動装置側に認識させる為のセクタを予め特定して割りつけるよう制御することを特徴とするアダプタ。 - 前記制御部は、アダプタからディスクカートリッジ駆動装置側に転送するデータに対して、データ転送用のセクタを予め特定して割りつけるよう制御することを特徴とする請求項1に記載のアダプタ。
- 前記制御部は、ディスクカートリッジ駆動装置側からアダプタに転送されるデータの為のセクタを予め特定して割りつけるよう制御することを特徴とする請求項1に記載のアダプタ。
- 前記制御部は、セクタ間のギャップの長さをデータ送受信の状況に基づき変更させるよう制御することを特徴とする請求項1に記載のアダプタ。
- 前記制御部は、前記特定のトラックの周期をデータ送受信の状況に基づき変更させるよう制御することを特徴とする請求項1に記載のアダプタ。
- 基準クロックを備え、
前記制御部は前記基準クロックを分周する分周比を変更させることにより前記特定のトラックの周期を変更させるよう制御することを特徴とする請求項5に記載のアダプタ。 - ディスクを内包したディスクカートリッジを挿入口より受け入れて駆動させるディスクカートリッジ駆動装置に対し、該挿入口からの挿入が可能な形状を有し、該ディスクカートリッジ駆動装置との間でデータを送受するアダプタであって、
アダプタと前記ディスクカートリッジ駆動装置との間の通信インターフェース部と、
前記通信インターフェース部を制御する制御部と、
前記通信インターフェース部に設けられ、制御部が前記通信インターフェース部を制御できない状況下で、予め設定されたデータを前記ディスクカートリッジ駆動装置側に転送するデータ転送部と、
を備えることを特徴とするアダプタ。 - 前記データ転送部が送信する予め設定されたデータは、前記アダプタを制御するソフトウェアにより書き換え可能なデータであることを特徴とする、請求項7に記載のアダプタ。
- アダプタとアダプタに内包される記憶媒体との間の第2の通信インターフェースを備え、
前記ディスクカートリッジ駆動装置との間の通信インターフェース部内のデータ転送部は、前記制御部が前記第2の通信インターフェース部を専有制御する状況下で、予め設定されたデータを前記ディスクカートリッジ駆動装置側に送信することを特徴とする請求項7に記載のアダプタ。 - 前記データ転送部は、前記データを転送する為に特定されたトラックの1周期に相当する時間毎に生成されるインデックスパルスを計数するカウンタと、
該カウンタの値に応じたデータパターンを格納するデータパターン部と、
制御部の状況に応じて、前記制御部からのデータを出力すべきか、前記データパターン 部からのデータを出力すべきかを選択するデータ選択部と、
を備えることを特徴とする請求項7に記載のアダプタ。 - 前記通信インターフェース部が転送するデータは特定単位の周期を有し、前記制御部が送出するデータと前記予め設定されたデータとの切り換えは前記特定単位の周期で行うことを特徴とする請求項7に記載のアダプタ。
- 前記制御部は、データ送出指示に対する応答を前記通信インターフェースより受けなかったことに基づき、次の周期でも同一のデータを送出することを特徴とする請求項11に記載のアダプタ。
- 前記通信インターフェース部内のデータ転送部は、制御部が前記通信インターフェース部を制御できない状況下で、予め設定されたデータを周期毎に継続して送信することを特徴とする請求項7に記載のアダプタ。
- 前記制御部は、アダプタからディスクカートリッジ駆動装置側に転送するデータに対して、データ転送用のセクタを予め特定して割りつけるよう制御するとともに、
前記データ転送部は、前記予め設定されたデータを前記データ転送用のセクタにより転送することを特徴とする請求項7に記載のアダプタ。 - ディスクを内包したディスクカートリッジを挿入口より受け入れて駆動させるディスクカートリッジ駆動装置と、該挿入口に挿入可能な形状を有するアダプタとの間で、ディスクが持つデータフォーマットと少なくとも一部が同一のデータフォーマットで、ヘッド部を介してデータを送受する通信方法であって、
前記ディスクカートリッジ駆動装置のヘッド部を前記アダプタのヘッド部に対向する位置に固定配置し、
前記アダプタからのアクセスであると前記ディスクカートリッジ駆動装置側に認識させる為のセクタを予め割り付け、
前記アダプタが入出力するデータに、前記ディスクのトラックに対応する特定のトラックを割り付け、
データ転送のために特定されたトラックを割り当てて、前記ディスクカートリッジ駆動装置のヘッド部と前記アダプタのヘッド部との間でデータ転送を行い、
データ転送のために特定されたセクタを割り当てて、前記ディスクカートリッジ駆動装置のヘッド部と前記アダプタのヘッド部との間でデータ転送を行う、
ことを特徴とする、アダプタとディスクカートリッジ駆動装置との間の通信方法。
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