JPH09305323A - ディスク記憶システム - Google Patents

ディスク記憶システム

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JPH09305323A
JPH09305323A JP8119103A JP11910396A JPH09305323A JP H09305323 A JPH09305323 A JP H09305323A JP 8119103 A JP8119103 A JP 8119103A JP 11910396 A JP11910396 A JP 11910396A JP H09305323 A JPH09305323 A JP H09305323A
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data
host computer
disk
disk storage
function
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JP8119103A
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Chikashi Igari
史 猪狩
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Toshiba Corp
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】2重化コントローラを使用せずに、2台のHD
Dに対して同時にデータを書込むことを可能にして、シ
ステム構成の複雑化やコスト増大を招くこと無く、デー
タを確実に保護できる2重化システムを提供することに
ある。 【解決手段】ATAインターフェース2を介して、ホス
トコンピュータ3と2台のHDD1A,1Bとが接続さ
れた2重化システムを構成する。各HDD1A,1Bは
シリアル通信線4A,4Bにより、ホストインターフェ
ースの機能以外に、相互に所定の情報を交換するための
通信機能を備えている。各HDD1A,1Bは通信機能
により、ホストコンピュータ3からのデータを書込むと
きに、相互にタイミングを調整して同時に各ディスク上
にデータを記録する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特に複数の磁気デ
ィスク装置等を使用して、ディスクに記録したデータを
保護するための2重化システムを構成したディスク記憶
システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、パーソナルコンピュータ等のコン
ピュータシステムでは、外部記憶装置として、ハードデ
ィスク装置(HDD)が標準装備されているのが一般的
である。近年では、このHDDの記憶容量が飛躍的に増
大化しており、各種のデータやプログラム等の情報を保
存するためのファイル装置として重要な装置の一つであ
る。
【0003】ところで、記憶容量の増大化に伴って、装
置の故障等により、重要な記録情報を大量に消失するリ
スクが高くなる。このような事態を解消して、記録情報
を保護するための技術が必要となるが、従来において装
置の2重化方式が実際的かつ効果的な方式として周知で
ある。2重化方式は、多重化方式とも言えるRAID
(ディスクアレイ・システム)のような大規模なシステ
ムではなく、パーソナルコンピュータ等の低コストのシ
ステムに適用可能なものである。
【0004】2重化方式の具体例として、図11(A)
に示すように、2重化コントローラ100を使用した方
式がある。2重化コントローラ100は、ホストコンピ
ュータからホストインターフェースバスを通じて、デー
タの書込み要求(ライトコマンド)が行なわれると、書
込み対象のデータ(ライトデータ)をバッファメモリに
格納する。この後に、2重化コントローラ100は、接
続している2台のHDD101に対して書込み要求を出
力し、バッファメモリに格納したライトデータを各ディ
スク上に記録させる。
【0005】また、同図(B)に示すように、ソフトウ
ェアによりHDD101の2重化構成を行なう方式があ
る。この方式では、例えばATA(またはIDE)イン
ターフェースにより、2台のHDD101がデイジーチ
ェーン接続されている。ここで、IDEは、Integ
rated Device Electronicsま
たはIntelligent Drive Elect
ronicsの略語であり、米IBM社のPCAT仕様
のパーソナルコンピュータとHDDとを接続するための
インターフェース規格である。また、ATAインターフ
ェースはIDEをベースとしたATattachmen
tと称するインターフェース規格である。
【0006】この方式では、2台のHDD101のそれ
ぞれには装置番号(ID番号)が設定されている。ホス
トコンピュータは、アクセスする場合に装置番号(ドラ
イブ0またはドライブ1)を指定して、例えばライトコ
マンドを送出する。このとき、デイジーチェーン接続構
成であるため、例えばドライブ0のHDD101に対す
るコマンドの場合でも、ドライブ1のHDD101に対
してもコマンドが与えられる。従って、2台のHDD1
01には、同一のライトデータが書込まれることにな
る。このとき、ドライブ1のHDD101は、ホストコ
ンピュータから指定された装置番号と自身の装置番号と
が異なるため、ホストコンピュータに対する応答は実行
しない。
【0007】このソフトウェアによる方式でも、2台の
HDD101には同一のデータを記録することができる
ため、一方のHDD101が故障した場合でも、他方の
HDD101からデータを再生できる2重化方式を実現
することができる。但し、この方式では、ホストコンピ
ュータが、各HDD101の同一アドレスに同一データ
を書込む2重化モード、または各HDD101を別々の
装置として異なるデータを書込む通常モードを選択する
ことになる。
【0008】ここで、ATAインターフェース方式のラ
イトコマンドに関係する動作を、図9を参照して簡単に
説明する。各HDD101は、ディスクコントローラ
(HDC)を内蔵しており、このHDCとホストコンピ
ュータとの間でリード/ライトコマンドに従ったデータ
の転送を実行している。HDCは、I/Oレジスタと称
する各種のレジスタ群を有し、このI/Oレジスタを通
じてホストコンピュータからのコマンドを実行する。I
/Oレジスタには、装置(HDD)の状態(REDY状
態、BUSY状態等)をセットするためのステータスレ
ジスタが含まれている。ステータスレジスタは、ホスト
コンピュータが内容を読出すことができる。
【0009】各HDDのHDCは、ホストコンピュータ
からのデータ(ライトデータ)の受信準備(データ転送
の準備)が完了するまでは、BUSY状態を示すBSY
ビットをステータスレジスタにセットする。そして、図
9に示すように、データの受信準備が完了すると、ステ
ータスレジスタのBSYビットをリセットし、同時にD
RQビットをセットする。DRQ(Data Requ
est)ビットは、データの受信準備が完了したことを
示す情報である。
【0010】ホストコンピュータは、DRQビットがセ
ットされると、ディスクのアクセス単位である1セクタ
の長さに応じたワード数のライトデータを、1ワード毎
にHDCに転送する。HDCは、転送されたライトデー
タをデータレジスタに書込む。このとき、通常では1セ
クタのバイト数は512バイトであるため、1セクタ分
のデータ転送を行うときには、通常256ワードのデー
タを転送することが必要となる。従って、HDCは、デ
ータレジスタにワードデータを256回書込むことにな
る。
【0011】HDCは、1セクタ分のデータを受信した
ら、次のセクタのデータを受信する準備のため、再びB
SYビットをセットし、DRQビットをリセットする
(時点T1)。なお、図9において、時点T2は2セク
タ目の受信準備完了時であり、時点T3はそのデータ受
信の完了時である。同様に、時点T4は3セクタ目の受
信準備完了時である。以上のようにして、書込むセクタ
数の分だけのデータ転送が実行される。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】前述したように、HD
Dの2重化方式では、2重化コントローラを使用する方
式とソフトウェアによる方式とがある。2重化コントロ
ーラを使用する方式では、2台のHDDに対して同時に
書込み要求を行なうため、1台の装置だけが接続されて
いる場合に対して、書込み終了までの時間の増加は、通
常、記録媒体の1回転に相当する時間以内である。しか
しながら、2重化コントローラが必要であるため、シス
テムの構成が複雑化しかつ高コストになる。
【0013】一方、ソフトウェアによる方式では、2重
化コントローラを必要としないが、2台のHDDに対し
て同時に書込みを実行できない。即ち、一方のHDDに
データの書込み動作を実行した後に、他方のHDDにデ
ータの書込み動作を実行する。このため、1回の書込み
動作時間は、1台のHDDだけが接続されている場合に
対して2倍以上の時間が必要となる。
【0014】本発明の目的は、2重化コントローラを使
用せずに、2台のHDDに対して同時にデータを書込む
ことを可能にして、システム構成の複雑化やコスト増大
を招くこと無く、データを確実に保護できる2重化シス
テムを提供することにある。さらに、本発明の目的は、
2台のHDD間で情報の交換を行なうことを実現して、
2台のHDD間でデータ転送のタイミングの同期をとる
ことを可能にしたり、相互にデータの回復処理を可能に
することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明は、ホストインタ
ーフェースを介して、ホストコンピュータと2台のHD
D等のディスクドライブとが接続された2重化構成のデ
ィスク記憶システムである。本システムでは、各ディス
クドライブは、ホストインターフェースの機能以外に、
相互に他のディスクドライブ間と所定の情報を交換する
ための通信機能を備えている。
【0016】このようなシステム構成により、各ディス
クドライブは、相互に装置の状態に関する情報を交換す
ることにより、ホストコンピュータから転送されたデー
タを同時に受信して、それぞれのディスク上に書込むこ
とが可能となる。ホストコンピュータが、メインドライ
ブとして設定されたディスクドライブに対して書込み要
求を行なうと、もう1台のサブドライブにも同時に書込
み要求が送られる。このとき、メインドライブは通信機
能を使用して、ホストコンピュータから転送されるデー
タの受信処理に関するタイミングの調整をサブドライブ
との間で行なう。
【0017】従って、2台のディスクドライブは、ホス
トコンピュータから書込み要求されたデータを同時にか
つ同一アドレスに記録することができる。これにより、
一方のディスクドライブが故障した場合に、同一データ
を記録している他方のディスクドライブから必要なデー
タを再生することが可能となり、結果的にデータの回復
機能を実現することができる。
【0018】また、ホストコンピュータの読出し要求に
応じてデータのリード動作を行なう場合に、各ディスク
ドライブ間において、読出し要求の範囲内でのセクタ欠
陥状態や、ヘッドのトラック上における位置情報を通信
機能により交換する。これにより、例えば一方のディス
クドライブのディスク上にセクタ欠陥が存在する場合に
は、同一セクタのデータを他方のディスクドライブから
読出して、ホストコンピュータに転送することが可能で
ある。また、ヘッドの位置情報に基づいて、読出し要求
のセクタに対して、アクセスの速い方のディスクドライ
ブからデータを読出すことができる。従って、結果的に
ホストコンピュータのリード要求に対して、ディスクド
ライブからの応答を短時間で行なうことができる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下図面を参照して本発明の実施
の形態を説明する。図1は本実施形態に関係するシステ
ムの基本的構成を示すブロック図であり、図2は本実施
形態に関係するHDDの要部を示すブロック図であり、
図3は本実施形態に関係するHDCとその周辺構成を示
すブロック図である。 (システム構成)本実施形態は、ATAインタフェース
を介してホストコンピュータ3と2台のHDD1A,1
Bとが接続された2重化システムを想定している。即
ち、HDD1A,1Bはそれぞれ、ATAインタフェー
スのバス2に接続されて、ホストコンピュータ3に対し
て同時にデータ転送を行なうように構成されている。
【0020】さらに、本実施形態のHDD1A,1B
は、ホストコンピュータ3とのインターフェース2とは
別に、相互に情報を交換する通信機能を備えている。通
信機能は、各HDD1A,1Bに内蔵されているCPU
間またはHDC間を接続するシリアル信号線4A,4B
から構成されている。即ち、図4(A)に示すように、
シリアル信号線4Aは、一方のHDD(メインドライ
ブ)のCPU10Aが駆動するシリアルクロック信号S
Cを、他方のHDD(サブドライブ)のCPU10Bに
転送する同期クロック信号線である。また、シリアル信
号線4Bは、CPU10Aから送信するシリアルデータ
SD0またはCPU10Bから送信するシリアルデータ
SD1を転送するデータ信号線である。
【0021】ここで、図4(A)に示すようなCPU間
の通信では、図4(B)に示すような規則により、デー
タ通信が行なわれる。シリアルクロック信号SCは、通
常ではメインドライブのCPU10Aが駆動するが、サ
ブドライブのCPU10Bが駆動してもよい。データを
送信する側のCPUは、データの送信を開始することを
示すスタートビットとして“0”を1ビット送信し、次
に1バイトのデータをLSBから1ビットずつ送信す
る。8ビットのデータ送信が終了したら、送信終了を示
すストップビットとして“1”を2ビット送信する。図
4(B)の例で、転送データは「10011101」で
あるので、9Dhということになる。 (HDDの構成)2台のHDD1A,1Bはそれぞれ、
図2に示すような構成である。即ち、記録媒体であるデ
ィスク5は、スピンドルモータ6により高速回転してい
る。スピンドルモータ6はスピンドルモータドライバ
(SPMドライバ)7により駆動される。ヘッド8はヘ
ッドアクチュエータ9により保持されて、ディスク5の
半径方向に移動されて、CPU10の制御により目標位
置(アクセス対象のセクタを含むトラック)に位置決め
される。ヘッドアクチュエータ9は、ボイスコイルモー
タ(VCM)11により駆動される。VCM11は、V
CMドライバ14により駆動される。
【0022】ヘッドアンプ12は、データ再生時にはヘ
ッド8から読出したリード信号を増幅して、リード/ラ
イト回路13に出力する。データ記録時には、リード/
ライト回路13から出力されるライト信号を増幅して、
ヘッド8に出力する。リード/ライト回路13は、リー
ド/ライト信号の信号処理を行なうリード/ライトチャ
ネルであり、リード信号から再生データに変換し、また
記録データからライト信号に変換する機能を有する。
【0023】サーボ回路15は、CPU10の制御に基
づいて、VCMドライバ14を駆動制御して、ヘッド8
を目標位置まで移動して、位置決めするためのサーボ処
理を実行する。サーボ回路15は、リード/ライト回路
13のリードチャネルにより再生されたサーボ情報(位
置情報)を、インターフェース制御回路16を介してC
PU10に出力する。サーボ情報は、シーク制御時(目
標位置までの移動制御)のトラックアドレスおよび位置
制御時(トラック追従制御)の位置誤差情報からなる。
インターフェース制御回路16はゲートアレイから構成
されており、データや各種制御信号の転送を制御するた
めの回路群からなる。他のHDDとシリアル信号線4に
より、CPU間通信を行なう場合に、インターフェース
制御回路16を介して接続される。
【0024】ディスクコントローラ(HDC)20は、
ATAインターフェースバス2を介してHDDとホスト
コンピュータとのデータ通信を実行するインターフェー
スコントローラ、およびデータの記録再生制御を行なう
データコントローラの各機能を有する。バッファメモリ
19は、ディスク5に書込むためのライトデータやディ
スク5から再生した再生データを一時的に保存するため
のセクタバッファ機能、およびディスク5上の欠陥(欠
陥セクタ)に関する欠陥情報(ディフェクト情報)を保
持する機能を有するバッファRAMである。
【0025】CPU10はHDDの制御を行なう制御装
置であり、本実施形態では2重化システムに必要なデー
タ通信を実行する。CPU10は、ROM(リードオン
リメモリ)18に格納されたプログラムにより動作し、
EEPROM(不揮発性書込み可能なROM)17に各
種の制御情報を格納する。 (HDCの構成)本実施形態のHDD1A,1Bは、A
TA(またはIDE)インターフェース方式のディスク
ドライブを想定しており、その方式を適用するHDC2
0を内蔵している。この方式のHDC20は、図3に示
すように、ホストバス(ATAインターフェースバス)
2を介して、ホストコンピュータからのコマンド(リー
ド/ライトコマンド)を実行するために使用するI/O
レジスタ22と称する各種のレジスタ群を内蔵してい
る。
【0026】I/Oレジスタ22は、データレジスタ2
2A、ステータスレジスタ22B、ドライブ/ヘッドレ
ジスタ22C、エラーレジスタ22D、およびコマンド
レジスタ22Eを含む。データレジスタ22Aは、ホス
トコンピュータからのライトデータやディスク5から再
生されたデータを格納する。ステータスレジスタ22B
はドライブの状態をセットするためのレジスタである。
ドライブの状態とは、データ転送(データ受信)の準備
完了(Data Request)、ビジー状態(BU
SY状態)、レディ状態(READY状態)等があり、
それぞれDRQビット、BSYビット、DRDYビット
に対応している。
【0027】ドライブ/ヘッドレジスタ22Cは、ヘッ
ドの選択(HS0〜HS3ビット)とドライブの選択
(DRVビットで、ドライブ0,1を選択)の状態をセ
ットする。エラーレジスタ22Dは、データエラーが発
生したことを示す情報等のエラー関係の情報をセットす
る。コマンドレジスタ22Eは、ホストコンピュータか
らのリードコマンド(Read Sector)、ライ
トコマンド(WriteSector)、シークコマン
ド(Seek)等の命令をセットする。
【0028】CPU10は、前記のI/Oレジスタ22
に対して直接リード/ライトして、後述するように、P
IO(Programmed Input/Outpu
t)方式のデータ転送を制御する。HDC20は、ディ
スク5から再生したシリアルデータをENDEC(エン
コーダ/デコーダ)21により、NRZデータに復号化
する。また、HDC20は、ホストコンピュータからの
ライトデータをRLL(Run Length Lim
ited)データに符号化して、リード/ライト回路1
3に出力する。 (本実施形態の動作)以下図5から図7を参照して本実
施形態の動作を説明する。
【0029】本実施形態は、図1に示すように、ATA
インターフェース2により、2台のHDD1A,1Bが
接続されており、HDD1A,1BがCPU間通信の信
号線およびHDC間通信の信号線により接続されている
構成を想定する。ここで、本発明としては、CPU間通
信のみでも良いが、CPU間の通信機能と別に、HDC
間の通信機能を備えている方が望ましい。HDC間の通
信機能は、2台のHDDのアクセスに対してタイミング
を調整するための信号を交換する機能である。例えば、
サブドライブのHDCがタイミングを調整するための信
号を送信し、メインドライブのHDCがその信号を受信
するための1本の信号線である。DRQ,BSYという
ステータスレジスタのビット状態の遷移は比較的低速で
同期できれば良いのであるが、データを受け取る際のレ
ジスタアクセスに対する応答の同期はきわめて短時間に
行われる必要がある(具体例としてDRQ,BSYの同
期時間は10マイクロ秒以上、信号線のタイミング調整
時間は数ナノ秒である)。このため、CPU間の通信機
能とは別に、HDC間の通信機能であるタイミングを調
整するための専用信号線を設けた方が望ましい。
【0030】本実施形態では、HDD1A,1Bに電源
を投入する前に、ATAインターフェースバス2にHD
D1A,1Bを接続し、かつHDD1A,1B間の通信
信号線を接続する。さらに、初期設定処理として、HD
D1A,1B毎に、メインドライブとサブドライブの設
定処理及び2重化許可/禁止の設定処理を行なう(図5
のステップS1)。この設定処理は、IDEドライブ
(IDE方式のHDD)に設けられているジャンパプラ
グによる選択機能を利用することにより実現する。具体
的には、例えばジャンパプラグを挿入するとメインドラ
イブを選択し、抜去してあればサブドライブを選択す
る。また、別のジャンパプラグを設けて、2重化許可、
不許可の機能を持たせればよい。ここで、IDE方式で
は、マスタドライブまたはスレーブドライブに設定する
処理を行なうが、例えば2台のHDDをマスタドライブ
の2重化として使用するときには、2重化を行う両方の
装置をマスタドライブの設定とする。次にどちらかの装
置をメインドライブ、もう片方をサブドライブという設
定とし、両方の装置の2重化許可の設定を行なうことに
なる。
【0031】このような2重化構成において、ホストコ
ンピュータ3がライトコマンドを発行したとする(ステ
ップS2のYES)。この場合、ホストコンピュータ3
は、1台のHDDに対してコマンドを出している認識で
ある。これに対して、本実施形態の2重化構成の各HD
D1A,1Bは、相互に同期を取りながら、同一データ
を同時に書込む動作を実行する。ここで、2重化構成の
各HDD1A,1Bは、通常では装置パラメータである
シリンダ数、ヘッダ数、セクタ数が同一の論理構成であ
る。従って、仮に各HDD1A,1Bの記憶容量が異な
る場合に、容量の小さい方のHDDの装置構成に合わせ
た論理構成の2重化構成を行なうことになる。
【0032】ホストコンピュータ3からのコマンドに対
して、各HDD1A,1Bは同一装置番号が割り当てら
れているため、その装置番号を指定したアクセスに対し
て同時に反応することになる。しかしながら、サブドラ
イブとして設定されたHDD1Bは、ホストコンピュー
タ3が内容を読出すことができるステータスレジスタ2
2Bに対してアクセスがなされた場合でも、応答はしな
い。これは、各HDD1A,1Bが同時に応答したとき
に、バス上で信号の衝突が発生するためである。
【0033】メインドライブのHDCは、図6に示すよ
うに、受信準備が完了すると、ステータスレジスタ22
BにDRQビットをセットする(ステップS3のYE
S,S4)。DRQビットは、前述したように、データ
転送(データ受信)の準備完了を示すビットである。即
ち、メインドライブとサブドライブとは独立した装置で
あるため、実際上ではホストコンピュータ3からのコマ
ンドに応答できるようになるまでの時間は異なるのが通
常である。一方、2重化システムでは、メインドライブ
とサブドライブは同時にデータを受信する必要があるた
め、応答の遅い装置に合わせた転送タイミングの制御が
必要となる。そこで、図6に示すように、サブドライブ
の方でデータの受信準備が遅れているような場合には、
応答の遅いサブドライブに合わせて、DRQの状態をセ
ットすることになる。
【0034】サブドライブは、前記のように、ホストコ
ンピュータ3に対してステータスレジスタの読出し動作
を禁止した状態で、データの受信準備を開始する(ステ
ップS3のNO,S5)。そして、データの受信準備が
完了してDRQビットをセットした時点(図6のT1,
T2)で、サブドライブのCPUはシリアル通信線4B
を介してメインドライブのCPUにその旨を送信する
(ステップS6)。この通信により、メインドライブは
サブドライブの受信準備が完了したことを認識し、デー
タの受信動作を開始するために、ホストコンピュータ3
とのインターフェースのDRQビットをセットする。
【0035】このようなデータ受信のタイミング調整を
CPU間の通信機能により実行した後に、メインとサブ
の各ドライブに対して同時に1セクタ分のデータが転送
される。データ転送の終了は同時であるため、DRQビ
ットは同時にリセットとなる(図6のT3,T4)。
【0036】データ転送方式としては、PIO(Pro
grammed Input/Output)転送方式
(図7を参照)およびDMA転送方式(図8を参照)が
ある。図7において、ホストコンピュータ3が出力する
IOW信号はライト動作を指示する信号である。IOC
HRDY信号は、入出力チャネルレディ信号であり、ロ
ーアクティブ信号(論理レベル“L”でアサート、論理
レベル“H”でネゲート)である。このIOCHRDY
信号がアサートされたときに、メインドライブとサブド
ライブの各HDCは、ホストコンピュータから転送され
たライトデータを受信する。ここで、メインドライブと
サブドライブの各HDC間の通信信号線に、サブドライ
ブ側のIOCHRDY信号を出力することにより、各ド
ライブのデータ受信のタイミングを調整してもよい。一
方、DMA転送方式では、図8に示すDMACK信号
が、メインドライブとサブドライブの各HDCは、ホス
トコンピュータから転送されたライトデータを受信する
準備が完了したことを示す信号となる。
【0037】以上のようにして、メインドライブとサブ
ドライブの各HDD間において、CPU間通信機能また
はHDC間通信機能を利用して、ホストコンピュータ3
からのライトデータの受信タイミングを調整することが
できる。従って、メインドライブとサブドライブは、異
なる独立したHDDであっても、ホストコンピュータ3
から転送されたライトデータを同時に受信して、各ディ
スク上に書込むことができる。これにより、ホストコン
ピュータ3に対して、同一データを同時に複数のHDD
に記録する2重化システムを実現することができる。即
ち、従来の2重化コントローラを使用することなく、か
つソフトウェアによる方式とは異なり、2台のHDDに
対して同一データを同時に書込み動作することができ
る。 (故障時の動作)このような2重化システムにおいて、
一方のHDDが故障した場合の動作について説明する。
まず、電源の投入した直後の起動時に、HDD間の通信
機能により、一方のHDDが故障していることを検知す
る。電源起動時には、通常では各HDDは自己診断動作
を実行する。この自己診断動作により、故障している方
のHDDからその旨を正常のHDDに通信する。また、
起動時の通信のときに、各HDD間で交信が不能であっ
た場合には、正常な方のHDDは一方のHDDが故障し
ており、ホストコンピュータ3からのアクセス要求には
応答できないと判断する。この場合、正常なHDDはメ
インドライブとして動作を開始する。また、故障した方
のHDDは、ホストコンピュータ3からの全ての命令に
対して応答しないように、装置の機能を停止する。
【0038】次に、2重化システムの動作中において、
一方のHDDのディスクの一部の記憶領域に回復不可能
な損傷が発生した場合には、通常ではそのHDDは欠陥
領域を別の記憶領域に代替する代替処理(ディフェクト
処理)を実行する。ディスク上には、予め代替領域(代
替セクタ)が設けられている。欠陥領域が発生した方の
HDDは、通信機能により他方のHDDに対してその旨
を通信する。
【0039】ここで、ホストコンピュータ3からのリー
ドコマンドに応じて、データの読出し動作中に欠陥領域
が発生した場合には、その欠陥領域に記録されたデータ
は破壊されることになる。欠陥領域が発生した方のHD
Dは前記の代替処理を実行した後に、通信機能により、
他方のHDDからその欠陥領域に記録されていた同一デ
ータを受信し、代替領域に書込む。そして、ホストコン
ピュータ3からのリードコマンドに応答するために、そ
の代替領域に記録したデータの転送処理を実行する。 (故障時の回復処理)本実施形態の2重化システムにお
いて、一方のHDDが故障した場合に、そのHDDと正
常なHDDとを交換することを想定する。交換されたH
DDには、ホストコンピュータ3の必要なデータは何も
記録されていない状態である。このような場合に2重化
システムを回復する方式として、HDD間の通信機能を
利用して、非交換のHDDから交換したHDDに対し
て、いわばデータのコピー処理を実行する。また、ホス
トコンピュータ3が介在として、ホストコンピュータ3
が非交換のHDDからデータを読出して、交換したHD
Dに書込む方式がある。
【0040】以下図10を参照して、例えば装置番号1
(ドライブ1)のメインドライブが故障した場合の2重
化システムの回復処理の具体例を説明する。まず、AT
Aインタフェースでは許容される装置番号は0、1の二
つである。従って、同図(A)に示すように、装置番号
0、1が共に2重化された構成が想定される。ここで、
装置番号1のメインドライブが故障すると、このメイン
ドライブを交換して、装置番号1のサブドライブから同
一データをコピーすることになる(同図(B)を参
照)。
【0041】ここで、装置番号1のメインドライブが故
障したので、装置番号1のHDDは動作停止の状態とな
る。ATAインタフェースでは、装置番号1の装置が動
作停止となると、インタフェース上には装置番号0の装
置のみが接続されている状態となる。従って、交換した
メインドライブに対して、データをコピーするために
は、装置番号0のサブドライブからデータを読出して転
送する必要がある。そこで、同図(C)に示すように、
各HDDに対して装置番号の再割り当てを実行する。即
ち、コピー元のデータが存在するサブドライブに対して
装置番号0を設定し、コピー先のメインドライブ(交換
ドライブ)に対して装置番号1を設定する。この装置番
号の設定については、各HDD間の通信機能により決定
する。
【0042】このような手順により、同図(D)に示す
ように、インターフェースにはメインドライブとサブド
ライブの2台にそれぞれ別の装置番号が付いて存在する
ことになる。ホストコンピュータ3はコピー元の装置番
号0のサブドライブからデータを読出して、コピー先で
ある装置番号1のメインドライブ(交換ドライブ)にデ
ータを転送する。この場合、実際のデータのコピー動作
を行なうためのデータ転送は、前記のように各HDD間
の通信機能を利用して実行してもよい。
【0043】以上のようにして、例えば装置番号1のメ
インドライブが故障した場合に、そのメインドライブを
交換した後に、コピー元の装置番号0のサブドライブか
らデータをコピーすることができる。 (本実施形態のHDD間の通信機能の応用)2重化シス
テムでは、同一データを格納している2台のHDDから
なる構成であるため、データを書込むライト動作時には
動作速度の低速な方のHDDにタイミングを合わせる必
要がある。このタイミング調整用の時間差を小さくする
ために、HDD間の通信機能を利用して、各HDDのデ
ィスクの回転運動を同期させる。これにより、各HDD
のタイミングを合わせて、ホストコンピュータからのラ
イトコマンドに対する応答時間の短縮化を図ることがで
きる。
【0044】また、ディスクからデータを読出すリード
動作では、ホストコンピュータ3の要求に対して、メイ
ンまたはサブのいずれかのドライブが応答すればよい。
このリード動作時には、ヘッドをディスク上の目標位置
まで移動させて、アクセス対象のセクタからデータを読
出すことになる。従って、いずれかのドライブにおい
て、リード要求のデータが記録された目標位置までヘッ
ドが早く到達したドライブからデータを転送すれば、結
果的にホストコンピュータに対する応答速度(アクセス
速度)を高速化することができる。そこで、HDD間の
通信機能を利用して、メインまたはサブのいずれかのア
クセスが早い方からデータを転送する。
【0045】また、前述したように、欠陥セクタが発生
した場合に、代替セクタを設定してアクセスすることに
なるが、ヘッドを代替セクタに移動させるための余計な
時間を要する。2台のHDDにおいて、同一セクタが欠
陥セクタとなる可能性は極めて低い。そこで、HDD間
の通信機能を利用して、前記のようにアクセスが早い方
からデータを転送することにより、代替処理による応答
時間の遅れを解消することが可能である。
【0046】さらに、要求範囲の各セクタからデータを
読出すリード動作において、その要求範囲内でヘッドの
シーク動作(移動)を伴う場合を想定する。この場合
に、HDD間の通信機能を利用して、一方のHDDがシ
ークが発生する前のデータを読出し、他方のHDDがシ
ーク動作後のデータを読出すような制御を行なう。これ
により、一方のHDDのリード動作中に、他方のHDD
ではシーク動作を並行して行なうことが可能であるた
め、見掛け上ではシーク動作に要する時間だけ短縮化す
ることが可能である。よって、結果的にホストコンピュ
ータ3のリードコマンドに対する応答時間の短縮化を図
ることができる。
【0047】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、第
1に2重化コントローラを使用せずに、2台のディスク
ドライブに同一のデータを同時に書込むことが可能な2
重化システムを実現することができる。従って、結果的
にシステム構成の複雑化やコスト増大を招くこと無く、
データを確実に保護できる2重化システムを提供するこ
とができる。第2に、2台のディスクドライブ間の通信
機能を利用して、各ディスクドライブ間でデータ転送の
タイミングの同期をとることを可能にすることができ
る。また、一方のディスクドライブが故障して機能不全
になった場合に、他方のディスクドライブがそれを認識
したり、データの回復処理を可能にすることができる。
さらに、2台のディスクドライブ間の通信機能を利用し
て、ホストコンピュータのコマンドに対する応答時間の
短縮化を図ることができる。さらに、本発明の目的は、
2台のHDD間で情報の交換を行なうことを実現して、
2台のHDD間でデータ転送のタイミングの同期をとる
ことを可能にしたり、相互にデータの回復処理を可能に
することにある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に関係するシステムの基本的
構成を示すブロック図。
【図2】本実施形態に関係するHDDの要部を示すブロ
ック図。
【図3】本実施形態に関係するHDCとその周辺構成を
示すブロック図。
【図4】本実施形態に関係するCPU間通信の構成を説
明するための図。
【図5】本実施形態の動作を説明するためのフローチャ
ート。
【図6】本実施形態の動作を説明するためのタイミング
チャート。
【図7】本実施形態の動作を説明するためのタイミング
チャート。
【図8】本実施形態の動作を説明するためのタイミング
チャート。
【図9】従来のデータ転送方式を説明するためのタイミ
ングチャート。
【図10】本実施形態の応用例を説明するための図。
【図11】従来の2重化システムをを示すブロック図。
【符号の説明】
1A,1B…ディスクドライブ(HDD) 2…ATAインターフェース(ホストインターフェー
ス) 3…ホストコンピュータ 4A.4B…シリアル通信線 5…ディスク 6…スピンドルモータ 7…スピンドルモータドライバ(SPMドライバ) 8…ヘッド 9…ヘッドアクチュエータ 10…CPU 11…ボイスコイルモータ(VCM) 12…ヘッドアンプ 13…リード/ライト回路 14…VCMドライバ 15…サーボ回路 16…インターフェース制御回路 17…不揮発性メモリ(EEPROM) 18…ROM 19…バッファメモリ 20…ディスクコントローラ(HDC)

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ホストインターフェースを介してホスト
    コンピュータに接続されて、前記ホストコンピュータと
    の間で転送された同一のデータを記録する機能を有する
    複数のディスクドライブを備えたディスク記憶システム
    であって、 前記各ディスクドライブは、 前記ホストインターフェースの機能以外に、相互に他の
    ディスクドライブ間と所定の情報を交換するための通信
    機能を備えていることを特徴とするディスク記憶システ
    ム。
  2. 【請求項2】 ホストインターフェースを介してホスト
    コンピュータに接続されて、前記ホストコンピュータと
    の間で記録再生データの転送を行なうディスク記憶装置
    であって、 前記ホストインターフェースに接続された他のディスク
    記憶装置との間で所定の情報を交換する通信機能を有す
    ることを特徴とするディスク記憶装置。
  3. 【請求項3】 ホストインターフェースを介してホスト
    コンピュータに接続されて、前記ホストコンピュータに
    対して同一装置として動作する複数のディスクドライブ
    を備えたディスク記憶システムであって、 前記各ディスクドライブは、 前記ホストインターフェースの機能以外に、相互に他の
    ディスクドライブ間と所定の情報を交換するための通信
    機能を有し、 前記ホストコンピュータからの書込み要求に応じて、前
    記通信機能を使用して相互にデータの受信タイミングの
    同期を調整し、前記ホストコンピュータから転送された
    記録データを同時に受信して記録する機能を備えている
    ことを特徴とするディスク記憶システム。
  4. 【請求項4】 前記通信機能は、シリアルデータを転送
    するシリアル通信手段と前記シリアルデータの転送タイ
    ミングを設定するシリアルクロックの送信手段とから構
    成されていることを特徴とする請求項1または請求項3
    記載のディスク記憶システム。
  5. 【請求項5】 前記通信機能を利用して相互にデータの
    受信タイミングの同期をとるときに、前記各ディスクド
    ライブのいずれかに主導権を設定する機能および前記通
    信機能を無効にする機能を備えたことを特徴とする請求
    項3記載のディスク記憶システム。
  6. 【請求項6】 前記通信機能を利用して、前記各ディス
    クドライブ間の交信が不能である場合に、正常に機能し
    ているディスクドライブは他方のディスクドライブが機
    能不全であることを認識することを特徴とする請求項1
    または請求項3記載のディスク記憶システム。
  7. 【請求項7】 前記ホストコンピュータからのデータ読
    出し要求に対して、前記通信機能を利用することによ
    り、前記各ディスクドライブのいずれか一方から応答速
    度が相対的に早いデータ転送を実行する機能を備えたこ
    とを特徴とする請求項1、請求項2、および請求項3の
    いずれか記載のディスク記憶システム。
  8. 【請求項8】 前記ホストコンピュータからのデータ読
    出し要求に対して、前記各ディスクドライブのいずれか
    一方において代替処理を必要とした場合に、前記通信機
    能を利用することにより、代替処理の不要なディスクド
    ライブから要求のデータを転送する機能を備えたことを
    特徴とする請求項1、請求項2、および請求項3のいず
    れか記載のディスク記憶システム。
  9. 【請求項9】 前記ホストコンピュータからのデータ読
    出し要求の要求範囲において、ヘッドのシーク動作を伴
    う場合に、前記通信機能を利用することにより、前記各
    ディスクドライブの一方からシーク動作が発生する前に
    読出したデータを前記ホストコンピュータに転送し、前
    記各ディスクドライブの他方からシーク動作が発生した
    後に読出したデータを前記ホストコンピュータに転送す
    る機能を備えたことを特徴とする請求項1、請求項2、
    および請求項3のいずれか記載のディスク記憶システ
    ム。
  10. 【請求項10】 前記各ディスクドライブの一方が機能
    不全により正常な新規のディスクドライブと交換された
    場合に、前記通信機能を利用して正常な方の前記各ディ
    スクドライブの他方から前記交換されたディスクドライ
    ブに同一データをコピーする機能を備えたことを特徴と
    する請求項1、請求項2、および請求項3のいずれか記
    載のディスク記憶システム。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100462587B1 (ko) * 1998-04-02 2005-04-06 삼성전자주식회사 마스터/슬레이브 동시 지원기능을 갖는 컴퓨터와 하드 디스크간의 인터페이스 장치 및 방법
JP2006347307A (ja) * 2005-06-15 2006-12-28 Matsushita Electric Ind Co Ltd 車載情報端末
JP2007219809A (ja) * 2006-02-16 2007-08-30 Nec Corp データ記憶システム、データ記憶方法、データ記憶プログラム
JP2013041606A (ja) * 2006-10-24 2013-02-28 Lsi Corp 記憶制御装置用にメタ・ディスク集合モデルを実装するシステム及び方法

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