JP3084232U - マルチタイプメモリカードドライブ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 マルチタイプメモリカードドライブの提供。 【解決手段】 ビルトインされるか或いはコンピュータ
システム或いはその他のディジタル製品に外接されるメ
モリカードドライブであり、多種規格のメモリカードを
読み書きできる。本考案のメモリカードドライブは既存
の寸法が近似のＳＭＳ、ＭＭＣ、ＭＳ及びＳＤカードを
単一入口のスロットに挿入でき、ＣＦカードタイプ１、
タイプ２或いはＰＣカードタイプ１、タイプ２及びタイ
プ３をもう一つの単一入口のスロットに挿入でき、これ
により任意のメモリカードのファイルデータを読み取
れ、並びにＩＤＥ／ＡＴＡＰＩ、ＵＳＢ或いは１３９４
伝送ユニットを補助する設計により、上述の単一或いは
ダブルスロット設計のメモリカードドライブに現在流通
する全てのメモリカードを挿入して読み書きできる。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案はコンピュータシステム或いはその他のディジタル製品にビルトインさ れるか或いは外接されるマルチタイプメモリカードドライブに係り、その単一或 いはダブルスロットにより多種規格のメモリカードを読み書きでき、各種の消費 者群の要求を満足させ、並びに周知の技術における、メモリカードドライブが三 スロット以上の設計で、混乱やミス及び損傷しやすいという欠点を解決する、マ ルチタイプメモリカードドライブに関する。

【０００２】

【従来の技術】

メモリカードドライブは、メモリカードに対する読み書きが可能な装置である 。メモリカードは軽薄短小で、高保存容量、耐震、多次重複記憶可能な優れた特 性を有するため、広く情報家電領域（ＩＡ−Ｉｎｆｏｒｍａｔｉｏｎ Ａｐｐｌ ｉａｎｃｅ）と多種類の携帯式ディジタル製品に応用され、例えば、ＰＤＡ、デ ィジタルカメラ、ＭＰ３プレイヤーなどの市場で注目されている製品に、メモリ カードドライブが採用されている。

【０００３】 情報家電は新規な領域であり、製品は相当に新規で且つ多元であり、このため メモリカードの標準は、国政メーカーが開発に力を入れ、市場を争っている。現 在世界のメモリカードには統一された標準規格がなく、関係製品は多元化し且つ それぞれが市場の優勢を有している。しかし、メモリカードに一致した標準規格 がないために、多種類のメモリカードが携帯式ディジタル製品とコンピュータシ ステム、コンピュータ周辺設備の間にあって、有効な流通性を達成できず、この ため消費者の使用上、不便である。現在流通している各種のメモリカードは以下 のようである。 １．ＰＣカード（ＰＣＭＣＩＡ Ａ０Ａ Ｆｌａｓｈ Ｃａｒｄ） ＰＣカード規格は、ＰＣＭＣＩＡの制定したメモリカード専属規格とされ、こ の標準規格の長さは８５．６ｍｍで、幅５６ｍｍで、その厚さにより、それぞれ タイプ１（１０．５ｍｍ）、タイプ２（５．５ｍｍ）、タイプ３（１０．５ｍｍ ）の三種類に分けられ、主にノートブックパソコンに応用される。 ２．ＣＦカード（ＣｏｍｐａｃｔＦｌａｓｈ Ｃａｒｄ） ＣＦカード規格は、相当に軽薄短小なメモリカードであり、その規格は長さが ４３ｍｍで、幅３６ｍｍで、その厚さにより、それぞれタイプ１（３．３ｍｍ） 、タイプ２（５ｍｍ）の２種類に分けられ、体積が小さく、重量が軽く、データ 保存性が良好で、高い信頼度と節電特性を有するため、相当に消費性電子製品に 受け入れられており、ほとんどは、ＰＤＡ、ディジタルカメラ、ＭＰ３プレイヤ ーなどの情報家電製品の周辺設備に用いられている。 ３．ＳＭカード（Ｓｍａｒｔ Ｍｅｄｉａ（登録商標） Ｃａｒｄ） ＳＭカード規格の初さは僅かに０．７６ｍｍであり、メーカーは直接フラッシ ュメモリに特殊なカード式パッケージを採用し、その電気インタフェースとメー カーのフラッシュメモリが同じで、ディジタルカメラ、ＭＰ３プレイヤーに応用 されている。 ４．ＭＭＣカード（ＭｕｌｔｉＭｅｄｉａ Ｃａｒｄ） ＭＭＣカードの規格は、現在市場の外観寸法の最小のメモリカードであり、厚 さが僅かに１．４ｍｍで、並びにシリアルインタフェースを採用し、主に、ＭＰ ３プレイヤー、ハンディーマシンの領域に採用される。 ５．ＭＳカード（Ｍｅｍｏｒｙ Ｓｔｉｃｋ Ｃａｒｄ） ＭＳカードの規格の外観寸法は、１片のガム程度であり、シリアルインタフェ ースを採用している。このメモリカードの特許権はソニーに属し、並びに他のメ ーカーが実施権を得て採用している。現在市場でＭＳカードを応用した製品は、 ソニーが自社開発販売する製品であり、ディジタルカメラ、ＭＰ３プレイヤー、 ＰＤＡ、携帯プレイヤー及びオンライン機能に結合されたハンディーマシン、パ ソコンなどである。 ６．ＳＤカード（Ｓｅｃｕｒｅ Ｄｉｇｉｔａｌ Ｃａｒｄ） ＳＤカード規格の厚さは２．１ｍｍで、その他の外観寸法はＭＭＣカードと同 じであり、また、シリアルインタフェースを採用し、主に、ＭＰ３プレイヤー、 ディジタルカメラ、ＰＤＡ市場に応用されている。 主にノートブックパソコンに応用される。

【０００４】 上述の各種のメモリカードの規格寸法はいずれも異なり、情報家電の急速な発 展傾向、及びメモリカードの不統一の状況にあって、各メーカーは各種のメモリ カードに対して、異なるメモリカード規格を支援するメモリカードドライブ製品 を開発して市場の要求を満足させようとしている。しかし、メモリカードの標準 多元化により、メモリカードドライブメーカーはただメモリカードドライブ中に スロットを増加する方式によってのみ、多種規格のメモリカードを支援しており 、例えばスリースロット（３種類のメモリカード規格を支援）、フォースロット （４種類のメモリカード規格を支援）のメモリカードドライブ製品がある。

【０００５】 このような周知の多スロット式メモリカードドライブの方法と構造は、一部分 のメモリカード規格の不統一の問題を解決することはできるが、使用者が使用す る上で、更に多くの問題と不便をもたらした。例えば、 １．過多のスロットが使用上の混乱をもたらした。例えば、使用者が使用する メモリカードドライブがフォースロットの機種であって、ＳＭ、ＭＭＣ、ＭＳ、 ＳＭの四種類の規格のメモリカードを支援する場合、この多スロットメモリカー ドドライブは連接上、システム起動後に、スクリーンにはただＦスロット／Ｇス ロット／Ｈスロット／Ｉスロットの多数の標記を表示できるだけであり、ＳＭス ロット／ＭＭＣスロット／ＭＳスロット／ＳＭスロットの標記は出現しえず、使 用者が簡単にはどの標記がどの種類のメモリカードがスロットに挿入されている のかを代表するのかを判定できず、使用上、混乱の現象を発生した。 ２．過多のスロットが使用上の不便を形成した。例えば、もしメモリカードド ライブがＩＤＥ／ＡＴＡＰＩシステムインタフェースを支援するよう設計されて いるとき、システムと連接される時、フォースロットのメモリカードドライブ中 の僅かに二つのスロットが同時に作用可能で（ＩＤＥ／ＡＴＡＰＩはホスト端と の支援上、各１条の配線のほとんどがただ二組の異なる信号処理を行うだけであ る）、その他の二つのスロットはないに等しく、使用者が第３枚のメモリカード に対する読み書き動作を行いたい場合、そのスロットは作用せず、システムの停 止をもたらすことさえあった。 ３．そのほか、過多のスロットは使用者の挿入エラー即ち間違ったスロットへ の挿入とそれによるメモリカード或いはスロットの損壊をもたらし、また、製造 コストが高く、体積が過大で、ビルトイン支援性不良の問題を有し、これらはい ずれもスリースロット以上の周知のメモリカードドライブの重大な欠点であった 。

【０００６】

【考案が解決しようとする課題】

本考案の主要な目的は、単一或いはダブルスロット設計のメモリカードドライ ブにより同時に多種類のメモリカード規格を支援できるようにし、各種のメモリ カードを簡単に、便利な方式で、各種の異なる携帯式製品、パソコン及びコンピ ュータ周辺設備と障害なくコミュニケートさせられるようにし、これにより使用 者に優れた使用の利便性を提供し、並びに周知の技術における、使用者に混乱を もたらしやすい欠点を解決することにある。

【０００７】 本考案の次の目的は、簡素化した設計と、ＩＤＥ／ＡＴＡＰＩ、ＵＳＢ或いは １３９４伝送ユニット設計を補助し、メモリカードドライブが簡単に各種規格の コンピュータシステムと関係周辺設備にビルトイン或いは外接されて、各種の消 費者の需要に対応し、これにより多規格のメモリカードを整合し、メモリカード ドライブを市場メカニズムに更に符合するものとなすことにある。

【０００８】 このほか、メモリカード規格が標準化不能であるためにシステムメーカーがメ モリカードドライブに対してシステムにビルトインすべきか否かを躊躇し、これ が間接的に各種のメモリカードが出現して混乱する現象を発生し、これは消費者 にとっても権益の損失である。これを解決するため、本考案のマルチタイプメモ リカードドライブは、システムのビルトイン上で遭遇する技術問題を克服し、こ れによりシステムメーカー或いは消費者に大きな福音を与える。

【０００９】

【課題を解決するための手段】 請求項１の考案は、主体とされ、コンピュータシステム或いはその他のディジ タル製品にビルトインされ、内部に収容空間を有して該収容空間に回路基板とそ の他の電子部品を収容し、前端に第１スロット入口を具えたメモリカードを該第 １スロット入口より該主体内に挿入できる、上記主体と、 第１スロットとされ、該主体内の第１スロット入口に対応する位置に設けられ 、その中間部分が係止区とされ、該係止区に複数組の、長さと幅の不一致の案内 溝が設けられてそれぞれ複数の異なる規格のメモリカードを案内するのに供され 、該メモリカード規格が少なくとも４種類あり、４種類のメモリカードの任意の 一種類が、そのうちの一組の案内溝の案内により係止区に嵌入し、並びに第１ス ロットに固定され、メモリカードが固定後に信号を主体内の回路基板に伝送可能 である、上記第１スロットと、 伝送ユニットとされ、コンピュータシステムと主体間を連接し、ＩＤＥ／ＡＴ ＡＰＩシステムインタフェース規格とされ、メモリカードが第１スロット入口よ り主体に挿入され、主体内の回路基板がメモリカードの保存するファイルを読み 取った後に、伝送ユニットによりコンピュータシステムと双方向伝送を行う、上 記伝送ユニットと、 を具えたことを特徴とする、マルチタイプメモリカードドライブとしている。 請求項２の考案は、前記４種類のメモリカードが、ＳＭＣ、ＭＭＣ、ＭＳ及び ＳＤカードとされたことを特徴とする、請求項１に記載のマルチタイプメモリカ ードドライブとしている。 請求項３の考案は、前記伝送ユニットがＵＳＢシステムインタフェース規格と され、主体がコンピュータシステム或いはその他のディジタル製品に外接可能と されたことを特徴とする、請求項１に記載のマルチタイプメモリカードドライブ としている。 請求項４の考案は、前記伝送ユニットが１３４９４システムインタフェース規 格とされ、主体がコンピュータシステム或いはその他のディジタル製品に外接可 能とされたことを特徴とする、請求項１に記載のマルチタイプメモリカードドラ イブとしている。 請求項５の考案は、前記主体前端に別に第２スロット入口が設けられ、且つ内 部の第２スロット入口に対応する部分に第２スロットが設けられ、第２スロット の中間部分に係止区が設けられ、該係止区が少なくとも３組の、ＰＣカードタイ プ１、タイプ２、タイプ３の任意の一種類のメモリカードの案内挿入、固定に供 される案内溝を具え、信号を主体内の回路基板に伝送することを特徴とする、請 求項１に記載のマルチタイプメモリカードドライブとしている。 請求項６の考案は、前記第２スロットの案内溝が、二組設けられてＣＦカード タイプ１、タイプ２の二種類の規格のメモリカードの案内に用いられることを特 徴とする、請求項５に記載のマルチタイプメモリカードドライブとしている。

【００１０】

【考案の実施の形態】

本考案は一種のマルチタイプメモリカードドライブを提供し、それは、既存の 寸法が近似のＳＭＳ、ＭＭＣ、ＭＳ及びＳＤカードを単一入口のスロットに挿入 でき、ＣＦカードタイプ１、タイプ２或いはＰＣカードタイプ１、タイプ２及び タイプ３をもう一つの単一入口のスロットに挿入でき、これにより任意のメモリ カードのファイルデータを読み取れ、並びにＩＤＥ／ＡＴＡＰＩ、ＵＳＢ或いは １３９４伝送ユニットを補助する設計により、上述の単一或いはダブルスロット 設計のメモリカードドライブに現在流通する全てのメモリカードを挿入して読み 書きできる。

【００１１】

【実施例】

図１に示されるように、本考案のマルチタイプメモリカードドライブは、コン ピュータシステム１０或いはその他のディジタル製品にビルトイン可能で、その 組成要件は、主体２０、第１スロット３０、第２スロット４０及び伝送ユニット ５０を含む。

【００１２】 該主体２０は外観がコンピュータシステム１０或いはその他のディジタル製品 に嵌入するのに適合する矩形に設計され、その内部に収容空間を具えて回路基板 及びその他の電子部品を収容し、その前端に第１スロット入口２１及び第２スロ ット入口２２が設けられ、且つ第１スロット入口２１と第２スロット入口２２は コンピュータシステム１０の外縁に位置し、メモリカード６０を第１スロット入 口２１及び第２スロット入口２２より主体２０に挿入するのに便利である。この ほか、第１スロット３０は、主体２０内の、第１スロット入口２１に対応する位 置に設けられ、第２スロット４０は、主体２０内の、第２スロット入口２２に対 応する位置に設けられ、ゆえにメモリカード６０が第１スロット入口２１或いは 第２スロット入口２２より主体２０に挿入される時、第１スロット３０或いは第 ２スロット４０と連接される。

【００１３】 図２に示されるように、第１スロット３０の形状は横向のＵ形とされ、その中 間部分が係止区３１とされ、且つ係止区３１に少なくとも四組の、長さと幅の異 なる案内溝３２が設けられて、それぞれメモリカード６０中の寸法が相互に近い ＳＭＣ、ＭＭＣ、ＭＳ及びＳＤカードを案内するのに用いられ、上述の四種類の 規格のメモリカード６０（図中には僅かに一種類が表示される）中の任意の一種 類のカードがそのうちの一組の案内溝３２により案内されて、係止区３１に嵌入 し、並びに第１スロット３０に固定される。メモリカード６０が第１スロット３ ０に固定された後には、信号を前述の主体内に設けられた回路基板に伝送するこ とができる。

【００１４】 図３に示されるように、第２スロット４０は第１スロット３０と似た形状とさ れ、係止区３１と、複数組の長さと幅の不一致の案内溝３２を具えるが、これら の第２スロット４０内に位置する案内溝３２は長さと幅が同じで、厚さの異なる ＰＣカードタイプ１、タイプ２、及びタイプ３のメモリカード６０を案内するの に用いられ（図中には僅かに一種類が表示されている）、並びにそのうちの一種 類の厚さのメモリカード６０が第２スロット４０に固定される。同様に、メモリ カード６０が第２スロット４０に固定された後には主体内に設けられた回路基板 に信号を伝送できる。

【００１５】 さらに再び図１を参照されたい。前述の伝送ユニット５０はコンピュータシス テム１０と主体２０の間を連接し、信号を伝送するのに用いられ、メモリカード ６０が第１スロット入口２１或いは第２スロット入口２２より主体２０に嵌め込 まれた後、主体２０内に設けられた回路基板がメモリカード６０の保存するファ イルを読み取り、並びに伝送ユニット５０がコンピュータシステム１０に伝送し 、コンピュータシステム１０が伝送するデータも伝送ユニット５０によりメモリ カード６０に送られて保存され、こうしてメモリカード６０に対する読み書き動 作を実行する。

【００１６】 注意すべきは、図１に示される主体２０はコンピュータシステム１０或いはそ の他のディジタル製品にビルトインされ、これによりその伝送ユニット５０はＩ ＤＥ／ＡＴＡＰＩシステムインタフェース規格（これは周知の技術である）とさ れる。ＩＤＥ／ＡＴＡＰＩシステムインタフェース規格の伝送ユニット５０は設 計上、ビルトイン処理を原則とする。ＩＤＥ／ＡＴＡＰＩとコンピュータシステ ム１０端の支援上、各１条の配線はほとんどが二組の異なる信号を処理し（その 定義するマスターＭａｓｔｅｒ、スレイブＳｌａｖｅ構造による）、即ち一般の スリースロット、フォースロットメモリカードドライブもＩＤＥ／ＡＴＡＰＩシ ステムインタフェース規格を支援するよう設計できるが、事実上、使用時には、 このドライブはただ挿入順位が第１と第２の二種類の異なる規格のカードしか支 援できず、第３種移行のメモリカード信号を処理できず、厳重な場合はフリーズ してしまう。

【００１７】 しかし、本考案の第１スロット、第２スロットの設計はこの標準定義に符合し 、本考案の第１スロット３０、第２スロット４０は各種の異なる規格のメモリカ ード６０の嵌め込みを許容し、一回にはそれぞれ一種類のメモリカード６０の挿 入が行え、使用時には同時に二種類のメモリカード６０の嵌入が行えるだけであ り、このため、前述の周知のスリースロット、フォースロットのメモリカードド ライブに第３種移行のメモリカードを挿入した場合の信号によりもたらされるフ リーズの問題を回避することができる。

【００１８】 言い換えると、本考案は周知のスリースロット、フォースロットのメモリカー ドドライブに較べて、さらに広い使用空間を有し（本考案はＳＭＣ、ＭＭＣ、Ｍ Ｓ、ＳＤカード及びＰＣカードタイプ１、タイプ２、タイプ３の７種類の規格の メモリカードの挿入を許容するが、これに対して、周知のスリースロット、フォ ーロットがただ３種類、４種類しか許容しなかった）、且つ消費者に混乱或いは 同時に３片以上のメモリカードを挿入してフリーズを引き起こす状況を発生せず 、これが本考案の最大の長所である。

【００１９】 また、図１から図３に示される本考案の実施例に示されるように、本考案を実 施する時は、主体２０を直接コンピュータシステム１０或いはその他のディジタ ル製品にビルトインし、現在あるコンピュータシステム或いはその他のディジタ ル製品に組み合わせて使用できる。本考案を実施する時は、伝送ユニット５０を ＵＳＢ或いは１３９４システムインタフェース規格に設計して（図４参照）、主 体２０を現在あるコンピュータに外接してメモリカードの読み書きに供すること ができる。

【００２０】 図５に示されるように、本考案を実施する時には、ダブルスロットに限定され るわけではなく、基本的に主体２０に第１スロット入口２１、第１スロット３０ 及び伝送ユニット５０を設置して、少なくともＳＭＣ、ＭＭＣ、ＭＳ及びＳＤカ ードの四種類のメモリカード６０を読み書き可能とすることができる。

【００２１】 このほか、前述の第２スロットは、ＰＣカードタイプ１、タイプ２、タイプ３ の三種類の規格に合わせて設計され、その原理構造は同じであるので説明を省略 する。

【００２２】 上述の各部品の名称は本考案の技術内容を説明するために定めたものであり、 本考案の請求範囲を限定するものではなく、本考案の精神に基づきなしうる変化 或いは修飾は、いずれも本考案の請求範囲に属するものとする。

【００２３】

【考案の効果】 本考案はコンピュータシステム或いはその他のディジタル製品にビルトインさ れるか或いは外接され、単一或いはダブルスロットにより多種規格のメモリカー ドを読み書きでき、各種の消費者群の要求を満足させ、並びに周知の技術におけ る、メモリカードドライブが三スロット以上の設計で、混乱やミス及び損傷しや すいという欠点を解決するマルチタイプメモリカードドライブを提供している。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案のコンピュータシステムにビルトインさ
れる第１実施例の分解斜視図である。

【図２】本考案の第１スロットの斜視図である。

【図３】本考案の第２スロットの斜視図である。

【図４】本考案のコンピュータシステムに外接される第
２実施例の斜視図である。

【図５】本考案の主体に第１スロットを設けた第３実施
例の斜視図である。

【符号の説明】

１０ コンピュータシステム ２０ 主体 ２１ 第１スロット入口 ２２ 第２スロッ
ト入口 ３０ 第１スロット ３１ 係止区 ３２ 案内溝 ４０ 第２スロッ
ト ５０ 伝送ユニット ６０ メモリカー
ド

Claims (6)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 主体とされ、コンピュータシステム或い
   はその他のディジタル製品にビルトインされ、内部に収
   容空間を有して該収容空間に回路基板とその他の電子部
   品を収容し、前端に第１スロット入口を具えたメモリカ
   ードを該第１スロット入口より該主体内に挿入できる、
   上記主体と、 第１スロットとされ、該主体内の第１スロット入口に対
   応する位置に設けられ、その中間部分が係止区とされ、
   該係止区に複数組の、長さと幅の不一致の案内溝が設け
   られてそれぞれ複数の異なる規格のメモリカードを案内
   するのに供され、該メモリカード規格が少なくとも４種
   類あり、４種類のメモリカードの任意の一種類が、その
   うちの一組の案内溝の案内により係止区に嵌入し、並び
   に第１スロットに固定され、メモリカードが固定後に信
   号を主体内の回路基板に伝送可能である、上記第１スロ
   ットと、 伝送ユニットとされ、コンピュータシステムと主体間を
   連接し、ＩＤＥ／ＡＴＡＰＩシステムインタフェース規
   格とされ、メモリカードが第１スロット入口より主体に
   挿入され、主体内の回路基板がメモリカードの保存する
   ファイルを読み取った後に、伝送ユニットによりコンピ
   ュータシステムと双方向伝送を行う、上記伝送ユニット
   と、 を具えたことを特徴とする、マルチタイプメモリカード
   ドライブ。
2. 【請求項２】 前記４種類のメモリカードが、ＳＭＣ、
   ＭＭＣ、ＭＳ及びＳＤカードとされたことを特徴とす
   る、請求項１に記載のマルチタイプメモリカードドライ
   ブ。
3. 【請求項３】 前記伝送ユニットがＵＳＢシステムイン
   タフェース規格とされ、主体がコンピュータシステム或
   いはその他のディジタル製品に外接可能とされたことを
   特徴とする、請求項１に記載のマルチタイプメモリカー
   ドドライブ。
4. 【請求項４】 前記伝送ユニットが１３４９４システム
   インタフェース規格とされ、主体がコンピュータシステ
   ム或いはその他のディジタル製品に外接可能とされたこ
   とを特徴とする、請求項１に記載のマルチタイプメモリ
   カードドライブ。
5. 【請求項５】 前記主体前端に別に第２スロット入口が
   設けられ、且つ内部の第２スロット入口に対応する部分
   に第２スロットが設けられ、第２スロットの中間部分に
   係止区が設けられ、該係止区が少なくとも３組の、ＰＣ
   カードタイプ１、タイプ２、タイプ３の任意の一種類の
   メモリカードの案内挿入、固定に供される案内溝を具
   え、信号を主体内の回路基板に伝送することを特徴とす
   る、請求項１に記載のマルチタイプメモリカードドライ
   ブ。
6. 【請求項６】 前記第２スロットの案内溝が、二組設け
   られてＣＦカードタイプ１、タイプ２の二種類の規格の
   メモリカードの案内に用いられることを特徴とする、請
   求項５に記載のマルチタイプメモリカードドライブ。