JP3089717U - Ｕｓｂプラグを具えたメモリカード - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ＵＳＢプラグを具えたメモリカードの提供。 【解決手段】 ＵＳＢプラグ、基板、少なくとも一つの
フラッシュメモリ及びブリッジ、及び矩形框体を呈する
一つのモジュールを具え、該モジュールが一体射出成形
され並びに基板が該モジュール中に固定され、該モジュ
ールの一側辺にピンが配置され、該側辺の対辺にスロッ
トが設けられ、該スロット内にＵＳＢプラグが収容さ
れ、該スロットによりＵＳＢプラグが該モジュール外に
案内されて引き出され、該ＵＳＢプラグを具えたメモリ
カードが、双インタフェースデータ伝送機能を有し、該
ブリッジチップを利用し、どの種類のインタフェースが
データをこれらフラッシュメモリとアクセスするかを判
別すると共に、ＵＳＢプラグにより本考案が携帯可能な
モバイルディスクとされる。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案は一種の小型シリコンディスクカード／メモリカードに係り、特に、Ｕ ＳＢプラグを具えたメモリカードに係り、ＰＣカード、コンパクトフラッシュ（ 登録商標）カードタイプ１／２等に係り、これらのメモリカードがもともとのＰ ＣＭＣＩＡインタフェース、ＣＦインタフェースの記憶保存機能だけでなく、標 準のＵＳＢプラグを具え、プラグアンドプレイでき、余分の電源を必要とせず、 各種の消費群の要求を満足させる、ＵＳＢプラグを具えたメモリカードに関する 。

【０００２】

【従来の技術】

コンピュータ、ディジタルカメラ及びディジタル録音装置等の情報商品の普及 に伴い、消費者のディジタル保存設備に対する要求も日増しに増加し、コンピュ ータ専用のディスクのほかにも、業者は各種の保存メディアを売り出しており、 例えば、ＰＣＭＣＩＡカード、コンパクトフラッシュ（登録商標）カード、スマ ートメディア（登録商標）、マルチメディア、セキュアディジタル及びメモリス ティック等の数種類のフラッシュメモリの製品がある。これらの保存メディアは 徐々に従来のフレキシブルディスク、ハードディスクに代わり、新時代の保存装 置の寵児となっている。特に、ますます消費性電子製品がＣＦカード（Ｃｏｍｐ ａｃｔ Ｆｌａｓｈ Ｃａｒｄ）及びＰＣカード（ＰＣＭＣＩＡ Ｃａｒｄ）を 、例えばディジタルカメラ、ＭＰ３プレイヤー、携帯情報端末（ＰＤＡ）及びコ ンピュータ（ＰＣ／ＮＢ）に採用されるようになり、最近では、カードリーダー 、ＭＰ３プレイヤー、及びリムーバブルハードディスクに結合され、そのうちで も、体積が小さく、使用に便利であることをうたったリムーバブルハードディス クは最も市場の注目を集めている。

【０００３】 しかし、市場にあるリムーバブルハードディスクの種類は多く、ディスクオン キー、携帯電話、ページャなどがあり、これらの商品は体積が小さく使用に便利 な特色のほか、一体成形型ＵＳＢのプラグアンドプレイプラグを具え、使用者が 駆動プログラムをインストールしなくとも、データをメモリカードとアクセスで き、リムーバブルハードディスクとされている。同類の製品のコンパクトフラッ シュ（登録商標）、スマートメディア（登録商標）、ＭＭＣ、ＳＤカード及びメ モリスティックと比較すると、リムーバブルハードディスクは体積が小さく、容 量が大きく、速度が速く、相容性が高く、構造が強く、製造コストが低い長所を 有している。

【０００４】 このほか、ＵＳＢプラグを具えたリムーバブルハードディスクは電源不要でプ ラグアンドプレイの機能を有するほか、安全性が高く、高いデータ伝送速度（１ ２ｍｂ／ｓｅｃ）、ホットスワッピング、操作簡便、コンピュータの組立経験不 要でコンピュータの設置を改変する必要がなく、Ｗｉｎｄｏｗｓ（登録商標）９ ８、Ｍａｃ ＯＳ ８．６以上のシステムをサポートするなど多くの長所を有し ている。市場のリムーバブルハードディスク及び携帯電話製品は、ますます消費 者に受け入れられ、業者に注目されており、これはそれがいずれもＵＳＢとます ます高くなる保存容量空間を有し、ＵＳＢプラグを具えたコンピュータに速やか に直接連結、コミュニケートでき、並びに非常に容易にその他のタイプの消費性 電子及び通信装置と直接データを伝送できることによる。行動ビジネスマンにと って、リムーバブルハードディスクの携帯特性は、データ保存、改修の便利性を 提供する。一般の学生にとっては、リムーバブルハードディスクの高容量特性は 、ＭＰ３、ＶＩＤＥＯ、ＧＡＭＥ、ＰＨＯＴＯ等に即刻交換する作業速度を提供 し、十分に便利にディジタルカメラ、ディジタル録音機、ＭＰ３プレイヤー、携 帯情報端末、オンラインマシン、ＳＴＢ（セットトップボックス）、携帯電話、 ノートパソコン及び情報家電（ＩＡ）などマスストレージデバイス中に応用でき る。

【０００５】 上述の各種のリムーバブルハードディスクは、さらに各種の常用のツールプロ グラム、例えば電子メール、通信記録、ＩＣＱ等に結合され、どこにいても、相 手がコンピュータ或いは携帯電話等のディジタル装置を有していれば、簡単に他 人と連絡が行える。また、体積が小さく、重量が軽く、使用概念がディスクと相 似であるが、データ保存空間は８ＭＢ〜１ＧＢにも達し、さらには無限に保存空 間を延伸できる可能性を有する新時代の保存装置である。これだけでなく、コピ ー防止暗号化規格に設計でき、その応用面を更に広げることができ、個人データ が不注意から削除されるのを防止するほか、録音、図書、ゲーム等の著作権を有 するデータ保存に適合し、さらにはクレジットカード、電話カード、会員カード 等の電子商取引への応用も推奨される。このような新興の保存メディアの寵児は 、過去には想像できなかった応用空間を有しており、直接保存メディアを使用す る設備のスロットに直接差し込むことでプラグアンドプレイでき、高いデータ伝 送速度及び高い保存容量等の機能を有し、外観設計上もリムーバブルハードディ スクの製造コストを増加することはない。

【０００６】 リムーバブルハードディスクは新興の高効率の保存メディアであり、製品もま すます新規、多元の傾向にあり、その技術概念とメモリカードは相似であり、い ずれも半導体を主とするメモリ保存装置とされ、抵抗、コンデンサ及びブリッジ チップを加えて、データを判読制御する装置とされている。しかし、リムーバブ ルハードディスクには統一された標準と規格がなく、市場の各種の様式の小型メ モリカードと同様であり、特に、それらの寸法、外観は同じでない。しかし、そ れらの内部には同様にメモリとマイクロプロセッサが設けられ、快速データ伝送 と高保存容量の長所を有しており、異なるところは僅かにそのインタフェース（ ＣＦ、ＳＤ、ＭＭＣ、ＳＭ等のメモリカードのインタフェースのいずれとも異な る）にある。このため、消費者は激増するフラッシュメモリ商品、各種ディジタ ル製品或いは同じタイプの異なるメーカーの製品に対面する時、異なる保存メデ ィアを使用する可能性があり、言い換えると、それらの伝送インタフェースはい ずれも異なり、使用者は選択の余地がないか選択不能で、ただ業者の配付に任せ ることしかできない。このため消費者が多種類の保存メディアを保有することに なり、相互間が互換使用できず、また、消費者の購入コストが増加し、また、こ れらの保存メディアが各種の携帯式ディジタル製品或いはコンピュータシステム 、コンピュータ周辺設備の間で、有効な流通と互換性を有さず、消費者に使用上 の不便性をもたらした。

【０００７】

【考案が解決しようとする課題】

以上の従来の技術における問題を解決するため、本考案はメモリカードがＵＳ Ｂソケットを有するディジタル製品と結合不能の問題に対して、ＵＳＢプラグを 具えたメモリカードを提供する。

【０００８】 具体的には、本考案のＵＳＢプラグを具えたメモリカードは、ＵＳＢプラグ、 基板、少なくとも一つのフラッシュメモリ及びブリッジ、及び矩形框体を呈する 一つのモジュールを具え、該モジュールが一体射出成形され並びに基板が該モジ ュール中に固定され、該モジュールの一側辺にピンが配置され、該側辺の対辺に スロットが設けられ、該スロット内にＵＳＢプラグが収容され、該スロットによ りＵＳＢプラグが該モジュール外に案内されて引き出され、任意の型式のＵＳＢ 装置と使用される。

【０００９】 本考案の一つの目的は、周知のＰＣカード或いはＣＦカード等メモリカードの 内部に一つのＵＳＢプラグを増設し、このＵＳＢプラグを具えたメモリカードを 、双インタフェースデータ伝送機能を有するものとし、一つのブリッジチップを 利用し、どの種類のインタフェースがデータをこれらフラッシュメモリとアクセ スするかを判別すると共に、ＵＳＢプラグにより本考案が携帯可能なモバイルデ ィスクとすることにある。これにより本考案は各種の異なる携帯式ディジタル製 品、パソコン及びコンピュータ周辺設備に適用されて障害なくコミュニケートで き、使用者に極めて良好な便利性を提供し、周知のメモリカード或いはリムーバ ブルハードディスクが相互に互換できず、且つ消費者の購入コストを増加する問 題を解決する。

【００１０】 本考案のもう一つの目的は、一つのスロットを提供し、ＵＳＢプラグが該スロ ット中に内蔵されるようにし、機構の案内方式、例えば押し出し式、水平回転式 によらず、ＵＳＢプラグをメモリカード外に引き出すことができ、市場の全ての ＵＳＢソケットを有する製品と結合使用でき、並びに消費者の要求に依り、その この好むＵＳＢプラグ案内方式を選択できるようにし、これにより、メモリカー ドが更に良好に市場メカニズムに符合するようにすることにある。

【００１１】 このほか、本考案のＵＳＢプラグを具えたメモリカードは、もともとあるＰＣ ＭＣＩＡインタフェース／ＣＦインタフェースの伝送インタフェースのほか、さ らにＵＳＢプラグの双インタフェースを具え、これにより市場の標準化不能の多 くの保存メディアが、本考案のリムーバブルハードディスクを共用できるように し、システムメーカー或いは消費者のいずれにとっても有益としている。周知の メモリカード或いはリムーバブルハードディスクは僅かに単一グループを使用対 象とし、各種の保存メディアを市場に販売しているが、このため消費者が選択で きない問題と、各種のディジタル製品或いはコンピュータシステム、コンピュー タ周辺設備の間で、有効な流通と互換性の問題がもたらされた。

【００１２】

【課題を解決するための手段】

請求項１の考案は、ＵＳＢプラグを具えたメモリカードにおいて、 ＵＳＢプラグと、 基板とされ、少なくとも一つのフラッシュメモリと一つのブリッジチップを具 えた、上記基板と、 モジュールとされ、矩形框体を呈し、一体射出成形された樹脂体とされ並びに 該基板が該矩形框体中に固定され、該モジュールの一側辺にピンが配置され、該 側辺の対辺にスロットが設けられ、該スロットが該ＵＳＢプラグを内部に収容す るのに供され、並びに該スロットが該ＵＳＢプラグを案内して該モジュール外に 突出させる、上記モジュールと、 を具え、該ＵＳＢプラグを具えたメモリカードが、双インタフェースデータ伝 送機能を有し、該ブリッジチップを利用しどの種類のインタフェースで該フラッ シュメモリとデータアクセスするかを判別することを特徴とする、ＵＳＢプラグ を具えたメモリカードとしている。 請求項２の考案は、請求項１に記載のＵＳＢプラグを具えたメモリカードにお いて、モジュールに基板、ピン及びＵＳＢプラグが取り付けられた後に、上、下 銘板が固定されて、保護と防塵の機能を達成し、任意の一つの銘板がスロットに 対応する時に、対応する矩形切欠きを具えたことを特徴とする、ＵＳＢプラグを 具えたメモリカードとしている。 請求項３の考案は、請求項１に記載のＵＳＢプラグを具えたメモリカードにお いて、該メモリカードがＰＣＭＣＩＡカードを含み、ピンが標準の６８ピンとさ れたことを特徴とする、ＵＳＢプラグを具えたメモリカードとしている。 請求項４の考案は、請求項１に記載のＵＳＢプラグを具えたメモリカードにお いて、該メモリカードがコンパクトフラッシュ（登録商標）タイプ１／タイプ２ カードを含み、且つピンが標準の５０ピンとされたことを特徴とする、ＵＳＢプ ラグを具えたメモリカードとしている。 請求項５の考案は、請求項１に記載のＵＳＢプラグを具えたメモリカードにお いて、ＵＳＢプラグの代わりに小型ＵＳＢソケットが採用され、矩形框体の任意 の一側中に配置されて、同じ規格のＵＳＢプラグとの連接に供されることを特徴 とする、ＵＳＢプラグを具えたメモリカードとしている。 請求項６の考案は、請求項２に記載のＵＳＢプラグを具えたメモリカードにお いて、ＵＳＢプラグが第１回転軸で基板に固定され、該第１回転軸が適当な角度 を以て、スロットより基板に平行に回転する方式で突出させられる方式で配置さ れ、これによりＵＳＢプラグが必要に依り使用或いは該スロット中に収容される ことを特徴とする、ＵＳＢプラグを具えたメモリカードとしている。 請求項７の考案は、請求項２に記載のＵＳＢプラグを具えたメモリカードにお いて、ＵＳＢプラグが第２回転軸でスロット両側の框に固定され、該第２回転軸 が適当な角度を以て、スロットより基板に垂直に回転する方式で突出させられる 方式で配置され、これによりＵＳＢプラグが必要に依り使用或いは該スロット中 に収容されることを特徴とする、ＵＳＢプラグを具えたメモリカードとしている 。

【００１３】

【考案の実施の形態】

図１は、本考案の第１実施例のＵＳＢプラグをメモリカードに収容した状態の 斜視図である。本考案の押し出し式ＵＳＢプラグのメモリカード１００は、その ＵＳＢプラグ１０２がこのＣＦカード中に収容可能で、外部に露出させない。こ れにより、もともとこの型式のメモリカードを使用する各種のディジタル製品、 コンピュータ或いはコンピュータ周辺製品がこれを続けて使用でき、並びに影響 を形成しない。このＣＦカードはさらにタイプ１とタイプ２の二種類の型式があ るが、いずれも同一規格に属し、いずれも５０個のピン１１０を具えている。

【００１４】 図２は図１のＵＳＢプラグをメモリカード外に押し出した状態の斜視図である 。このＵＳＢプラグ１０２はメモリカード１００のスロット１０８内に収容され 、並びにＵＳＢプラグ１０２に複数の突出縁１０６が設けられ、それが押し出し の操作に供される。特に、本考案のＵＳＢプラグ１０２はその両側辺位置にそれ ぞれ前位置決め孔１１４ａと後ろ位置決め孔１１４ｂが設けられ、スロット１０ ８両側辺の対応する位置決め片１０４との係合に用いられる。言い換えると、Ｕ ＳＢプラグ１０２が押し出される時、もとの両側の前位置決め孔１１４ａと位置 決め片１０４は位置決め状態を呈するが、押す力がある程度を越えると、スロッ ト１０８に沿って後ろ位置決め孔１１４ｂに案内され、位置決め片１０４と再度 係合し固定される。このような係合の設計によりＵＳＢプラグ１０２が位置決め され不動とされる。

【００１５】 図３は第１実施例の分解斜視図である。この押し出し式ＵＳＢプラグのメモリ カード１００は、少なくとも、ＵＳＢプラグ１０２、基板１１６、モジュール１ １８、ピン１１０及び上、下銘板１２４、１２６を組み合わせてなる。この基板 １１６は一つ以上のフラッシュメモリ１２２及び一つのブリッジチップ１２０を 具え、ブリッジチップ１２０によりどの種類のインタフェースがデータの伝送を 行い、並びにこのフラッシュメモリ１２２にアクセスするかを判読する。モジュ ール１１８は、矩形框体とされ、一体射出成形のゴム／プラスチックとされ、並 びに基板１１６が矩形框体中に固定され、モジュール１１８の一側辺にピン１１ ０が配置され、それは標準５０ピンとされる。その側辺の対辺に一つのスロット １０８が設けられ、ＵＳＢプラグ１０２がそのなかに収容され、並びにスロット １０８の二つの平行框に沿ってＵＳＢプラグ１０２がモジュール１１８外に引き 出されうる。そのうち、このＵＳＢプラグ１０２はその両側辺に設置された位置 決め孔１１４ａ、１１４ｂでスロット１０８の位置決め辺１０４と係合し、これ により移動が防止される。モジュール１１８に基板１１６、ピン１１０及びＵＳ Ｂプラグ１０２を取り付けた後、上、下銘板１２４、１２６を固定し、内部の電 子装置を保護し防塵する。この任意の銘板１２４、１２６がスロット１０８に対 応する時には、矩形の切欠き１２８を設けて、使用者がＵＳＢプラグ１０２を押 し出せるようにする。これから分かるように、この押し出し式ＵＳＢプラグのメ モリカード１００は、双インタフェース（ＣＦとＵＳＢ）のデータ伝送機能を有 し、大幅にそのうちの任意の一つのインタフェースを運用する全てのディジタル 製品とコンピュータ周辺製品を整合することができ、ゆえに新興の保存メディア の寵児となる。

【００１６】 ここで強調すべきことは、図２から図３に示されるＵＳＢプラグを連接してい るのは伝送線１１２である。しかし、もう一つの方式は、左右両側の位置決め片 １０４により、定点の電気的連接を行う方式である。言い換えると、ＵＳＢプラ グを押し出して後ろ位置決め孔１１４ｂと位置決め片１０４を係合させる時に、 データ伝送機能を有するようにすることができる。

【００１７】 図４は本考案のＵＳＢプラグ平転式にメモリカード外に出す動作を示す。この 平転式ＵＳＢプラグのメモリカード２００は、即ち本考案のもう一つの好ましい 実施例である。ＣＦカードのピン２１０と反対の対辺に、ＵＳＢプラグ２０２を 収容する空間（収納中のＵＳＢプラグ２０２ａ）が設けられ、ＵＳＢプラグ２０ ２の後端部分が第１回転軸２０４で基板に固定され、このＵＳＢプラグ２０２が 第１回転軸２０４を適当な角度（約９０°）とすることができ、基板２１６に平 行に回転させてスロット２０８より露出させることができ、またこの第１回転軸 ２０４を利用して基板２１６と電気的に連接される。ブリッジチップ２２０がＵ ＳＢプラグ２０２がＵＳＢソケットを有するコンピュータ或いはその他の周辺製 品（図示せず）に挿入されたことを検出する時、フラッシュメモリ２２２とデー タのアクセスを行い、プラグアンドプレイ、ホットスワッピングのリムーバブル ハードディスクの各種の長所を有する。当然、このような定点の伝送方式の代わ りに、伝統的な伝送線によるデータ伝送の方式を採用できる。

【００１８】 図５は本考案のＵＳＢプラグをメモリカード外に回転して露出させる動作を示 す。この回転式ＵＳＢプラグのメモリカード３００もまた本考案の実施例である 。本実施例と図１の実施例との違いは回転方式で突出させられることである。特 に、スロット３０８の両側框にＵＳＢプラグ３０２の後端部分の第２回転軸３０ ４が固定され、並びにこの第２回転軸３０４が適当な角度回転させられ（約１８ ０°）、回転突出後のＵＳＢプラグ３０２ａが、その他のＵＳＢソケットとの連 接に供され、これもまたリムーバブルハードディスクとなる。しかし、その構造 原理と上述の各実施例は同じであるため重複した説明は行わない。これにより、 本考案の図１から図５はいずれもＵＳＢプラグを必要に応じて押し出し、水平回 転、或いは回転の方式で突出させて使用に供することができ、また、スロット中 に収容することができ、並びにもとのメモリカードの寸法、外観に影響を与えず 、且つ位置決めが用意で、使用が簡便な効果を有する。

【００１９】 図６は本考案の小型ＵＳＢソケットを具えた斜視図である。本考案の小型ＵＳ Ｂソケットを具えたメモリカード４００は、矩形框体の任意の一側框中に、小型 ＵＳＢソケット（Ｍｉｎ．ＵＳＢ）４０２が放置され、本図は５０ピンのピン４ １０の対応位置とされているが、この位置に限定されるわけではなく、その両側 に配置可能である。この小型ＵＳＢソケット４０２はソルダ方式で基板に配置さ れ、その原理構造は上述の実施例と同じであるため説明を省略する。対応する小 型ＵＳＢプラグが挿入される時、直接読み取り、保存の、リムーバブルハードデ ィスクに類似の機能を有する。

【００２０】 図７は本考案のもう一つの実施例の表示図であり、それはこの押し出し式ＵＳ Ｂプラグのメモリカード５００がさらにＰＣＭＣＩＡカードを含み、そのピン５ １０は標準の６８ピンとされる。当然、このＰＣＭＣＩＡカードは上述の各種の 実施例の設計に準じ、前位置決め孔５０４と位置決め片（図示せず）を具え、そ の設計原理、構造とコンパクトフラッシュ（登録商標）カードは同じであるため 、重複した説明は行わない。

【００２１】

【考案の効果】

総合すると、本考案は以下の三つの長所を有している。 １．本考案は各種の異なる携帯式ディジタル製品、パソコン及びコンピュータ 周辺設備に適用されて障害なくコミュニケートでき、使用者に非常に良好な便利 性と互換性を提供し、周知のメモリカード或いはリムーバブルハードディスクの 相互に互換使用不能であり、且つ消費者の購入コストを増加する問題を解決する 。 ２．本考案は一つのスロットを提供し、ＵＳＢプラグをこのスロット中に内蔵 でき、各種の機構の案内方式、例えば、押し出し式、平転式、回転式でＵＳＢプ ラグをメモリカード外に突出させて市場の全てのＵＳＢソケットを有する製品と 結合させることができ、並びに消費者の要求に依り、その好むＵＳＢプラグ案内 方式を選択でき、これによりメモリカードを更に大きな市場の要求に符合させる ことができる。 ３．本考案はＰＣＭＣＩＡインタフェース及びＣＳＦインタフェースを有する メモリカードに使用でき、さらにＵＳＢインタフェースを具えたリムーバブルハ ードディスクに使用でき、システムメーカー或いは消費者にとって一大福音とな る。周知のメモリカード或いはリムーバブルハードディスクが単一グループを使 用対象とし、各種の保存メディアが排斥しあう状況により消費者が各種携帯式デ ィジタル製品或いはコンピュータシステム、コンピュータ周辺設備の間で選択で きず、有効に流通と互換使用ができないという問題を解決する。

【００２２】 以上の実施例は本考案の実施範囲を限定するものではなく、本考案に基づきな しうる細部の修飾或いは改変は、いずれも本考案の請求範囲に属するものとする 。

【提出日】平成１４年７月８日（２００２．７．８）

【手続補正２】

【補正対象書類名】明細書

【補正対象項目名】００１２

【補正方法】変更

【補正内容】

【００１２】

【課題を解決するための手段】

請求項１の考案は、ＵＳＢプラグを具えたメモリカードにおいて、 ＵＳＢプラグと、 基板とされ、少なくとも一つのフラッシュメモリと一つのブリッジチップを具 えた、上記基板と、 モジュールとされ、矩形框体を呈し、一体射出成形された樹脂体とされ並びに 該基板が該矩形框体中に固定され、該モジュールの一側辺にピンが配置され、該 側辺の対辺にスロットが設けられ、該スロットが該ＵＳＢプラグを内部に収容す るのに供され、並びに該スロットが該ＵＳＢプラグを案内して該モジュール外に 突出させる、上記モジュールと、 を具え、該ＵＳＢプラグを具えたメモリカードが、双インタフェースデータ伝 送機能を有し、該ブリッジチップを利用しどの種類のインタフェースで該フラッ シュメモリとデータアクセスするかを判別することを特徴とする、ＵＳＢプラグ を具えたメモリカードとしている。 請求項２の考案は、請求項１に記載のＵＳＢプラグを具えたメモリカードにお いて、モジュールに基板、ピン及びＵＳＢプラグが取り付けられた後に、上、下 銘板が固定されて、保護と防塵の機能を達成し、任意の一つの銘板がスロットに 対応する時に、対応する矩形切欠きを具えたことを特徴とする、ＵＳＢプラグを 具えたメモリカードとしている。 請求項３の考案は、請求項１に記載のＵＳＢプラグを具えたメモリカードにお いて、該メモリカードがＰＣＭＣＩＡカードを含み、ピンが標準の６８ピンとさ れたことを特徴とする、ＵＳＢプラグを具えたメモリカードとしている。 請求項４の考案は、請求項１に記載のＵＳＢプラグを具えたメモリカードにお いて、該メモリカードがフラッシュメモリカードタイプ１／タイプ２カードを含 み、且つピンが標準の５０ピンとされたことを特徴とする、ＵＳＢプラグを具え たメモリカードとしている。 請求項５の考案は、請求項１に記載のＵＳＢプラグを具えたメモリカードにお いて、ＵＳＢプラグの代わりに小型ＵＳＢソケットが採用され、矩形框体の任意 の一側中に配置されて、同じ規格のＵＳＢプラグとの連接に供されることを特徴 とする、ＵＳＢプラグを具えたメモリカードとしている。 請求項６の考案は、請求項２に記載のＵＳＢプラグを具えたメモリカードにお いて、ＵＳＢプラグが第１回転軸で基板に固定され、該第１回転軸が適当な角度 を以て、スロットより基板に平行に回転する方式で突出させられる方式で配置さ れ、これによりＵＳＢプラグが必要に依り使用或いは該スロット中に収容される ことを特徴とする、ＵＳＢプラグを具えたメモリカードとしている。 請求項７の考案は、請求項２に記載のＵＳＢプラグを具えたメモリカードにお いて、ＵＳＢプラグが第２回転軸でスロット両側の框に固定され、該第２回転軸 が適当な角度を以て、スロットより基板に垂直に回転する方式で突出させられる 方式で配置され、これによりＵＳＢプラグが必要に依り使用或いは該スロット中 に収容されることを特徴とする、ＵＳＢプラグを具えたメモリカードとしている 。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の第１実施例のＵＳＢプラグがメモリカ
ードに収納された状態の斜視図である。

【図２】本考案の第１実施例のＵＳＢプラグがメモリカ
ードより押し出された状態の斜視図である。

【図３】図１の分解斜視図である。

【図４】本考案のＵＳＢプラグを平らに回転させてメモ
リカード外に出す動作図である。

【図５】本考案のＵＳＢプラグを回転させてメモリカー
ド外に出す動作図である。

【図６】本考案の小型ＵＳＢソケットを有する斜視図で
ある。

【図７】本考案のもう一つの実施例図である。

【符号の説明】

１００、５００ 押し出し式ＵＳＢプラグのメモリカー
ド １０２、２０２、３０２、５０２ ＵＳＢプラグ １０４ 位置決め片 １０６ 突出縁 １０８、２０８、３０８ スロット １１０、２１０、３１０、４１０、５１０ ピン １１２ 伝送線 １１４ａ、５０４ 前位置決め孔 １１４ｂ 後ろ位置決め孔 １１６、２１６ 基板 １１８ モジュール １２０、２２０ ブリッジチップ １２２、２２２ フラッシュメモリ １２４ 上銘板 １２６ 下銘板 １２８ 矩形切欠き ２００ 平転式ＵＳＢプラグ ２０２ａ 収納中のＵＳＢプラグ ２０４ 第１回転軸 ３００ 回転式ＵＳＢプラグのメモリカード ３０２ａ 回転後のＵＳＢプラグ ３０４ 第２回転軸 ４００ 小型ＵＳＢソケットを具えたメモリカード ４０２ 小型ＵＳＢソケット

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【手続補正書】

【提出日】平成１４年７月８日（２００２．７．８）

【手続補正１】

【補正対象書類名】明細書

【補正対象項目名】請求項４

【補正方法】変更

【補正内容】

Claims (7)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 ＵＳＢプラグを具えたメモリカードにお
   いて、 ＵＳＢプラグと、 基板とされ、少なくとも一つのフラッシュメモリと一つ
   のブリッジチップを具えた、上記基板と、 モジュールとされ、矩形框体を呈し、一体射出成形され
   た樹脂体とされ並びに該基板が該矩形框体中に固定さ
   れ、該モジュールの一側辺にピンが配置され、該側辺の
   対辺にスロットが設けられ、該スロットが該ＵＳＢプラ
   グを内部に収容するのに供され、並びに該スロットが該
   ＵＳＢプラグを案内して該モジュール外に突出させる、
   上記モジュールと、 を具え、該ＵＳＢプラグを具えたメモリカードが、双イ
   ンタフェースデータ伝送機能を有し、該ブリッジチップ
   を利用しどの種類のインタフェースで該フラッシュメモ
   リとデータアクセスするかを判別することを特徴とす
   る、ＵＳＢプラグを具えたメモリカード。
2. 【請求項２】 請求項１に記載のＵＳＢプラグを具えた
   メモリカードにおいて、モジュールに基板、ピン及びＵ
   ＳＢプラグが取り付けられた後に、上、下銘板が固定さ
   れて、保護と防塵の機能を達成し、任意の一つの銘板が
   スロットに対応する時に、対応する矩形切欠きを具えた
   ことを特徴とする、ＵＳＢプラグを具えたメモリカー
   ド。
3. 【請求項３】 請求項１に記載のＵＳＢプラグを具えた
   メモリカードにおいて、該メモリカードがＰＣＭＣＩＡ
   カードを含み、ピンが標準の６８ピンとされたことを特
   徴とする、ＵＳＢプラグを具えたメモリカード。
4. 【請求項４】 請求項１に記載のＵＳＢプラグを具えた
   メモリカードにおいて、該メモリカードがコンパクトフ
   ラッシュ（登録商標）タイプ１／タイプ２カードを含
   み、且つピンが標準の５０ピンとされたことを特徴とす
   る、ＵＳＢプラグを具えたメモリカード。
5. 【請求項５】 請求項１に記載のＵＳＢプラグを具えた
   メモリカードにおいて、ＵＳＢプラグの代わりに小型Ｕ
   ＳＢソケットが採用され、矩形框体の任意の一側中に配
   置されて、同じ規格のＵＳＢプラグとの連接に供される
   ことを特徴とする、ＵＳＢプラグを具えたメモリカー
   ド。
6. 【請求項６】 請求項２に記載のＵＳＢプラグを具えた
   メモリカードにおいて、ＵＳＢプラグが第１回転軸で基
   板に固定され、該第１回転軸が適当な角度を以て、スロ
   ットより基板に平行に回転する方式で突出させられる方
   式で配置され、これによりＵＳＢプラグが必要に依り使
   用或いは該スロット中に収容されることを特徴とする、
   ＵＳＢプラグを具えたメモリカード。
7. 【請求項７】 請求項２に記載のＵＳＢプラグを具えた
   メモリカードにおいて、ＵＳＢプラグが第２回転軸でス
   ロット両側の框に固定され、該第２回転軸が適当な角度
   を以て、スロットより基板に垂直に回転する方式で突出
   させられる方式で配置され、これによりＵＳＢプラグが
   必要に依り使用或いは該スロット中に収容されることを
   特徴とする、ＵＳＢプラグを具えたメモリカード。