JP2009187164A - カード型記憶媒体 - Google Patents

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一貴 二飯田
Yuzuru Aso
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Abstract

【課題】フレームケースと接続プラグとをケーブルで接続する必要を無くし、信頼性を高めたカード型記憶媒体を提供する。
【解決手段】コネクタ部3は、情報処理装置に接続する端子部3aが先端部に形成されている。コネクタ部3は、内部にメモリ3bが配置されている。コネクタ部3の後端部はフレームケース2により回動自在に挟持されている。情報処理装置に接続されると、コネクタ部3の内部に配置されているメモリ3bに記憶している情報の読取や、このメモリ3bに対する情報の書き込みが行われる。
【選択図】図1

Description

本発明は、情報処理装置に接続され、接続された情報処理装置によって、メモリに記憶している情報の読み出しや、このメモリに対する情報の書き込みが行われるカード型記憶媒体に関する。
従来、情報処理装置に接続するためのUSB接続端子等を設けた接続プラグを有した電子機器がある。こうした電子機器では、情報処理装置に接続し、この情報処理装置により、電子機器内部に有しているメモリに記憶している情報の読み出しや、このメモリに対する情報の書き込みが行われる。こうした電子機器では、例えば、特許文献1及び2に記載されているものがある。
特許文献1及び2に記載された電子機器は、カードの一部にUSBコネクタを取り付けてある。特許文献1では、フレームケースの辺の中央部にUSBコネクタを回動自在に取り付けている。特許文献2では、フレームケースの辺の角部にUSBコネクタを回動自在に取り付けている。これらの構造では、USBコネクタは、90度の角度の状態で使用する。
しかしながら、回動する範囲が制限されているため、情報処理装置に設けられているUSBポートの方向及びUSBコネクタの方向によっては、接続できない場合がある。
一方、特許文献3に記載された発明では、辺の角部に回動自在に接続プラグが取り付けられているため、情報処理装置に設けられているUSBポートの方向及びUSBコネクタの方向を問わずに、接続することができる。
特許文献3に記載された電子機器は、情報処理装置に接続するための接続プラグと内部にカード型電子機器部品を収納するための収納空間を有したフレームとを備えている。接続プラグは、フレームに回動自在に取り付けている。接続プラグは、ケーブルにより収納空間内部に設けているコネクタに接続されている。このコネクタは、収納空間に収納しているカード型電子機器部品に基板を介して接続されている。情報処理装置に接続プラグを接続することで、この情報処理装置により、カード型電子機器部品内のメモリに記憶している情報の読み出しや、このメモリに対する情報の書き込みが行われる。
実用新案登録第3129622号公報 実用新案登録第3089717号公報 特開2005−217190号公報
しかしながら、特許文献3の電子機器の構造では、接続プラグと、カード型電子機器部品に接続しているコネクタと、がケーブルで接続されているため、接続プラグを回動させることにより、ケーブルに負荷がかかりケーブルが断線してしまう虞があった。そのため、信頼性が低かった。
本発明の目的は、上記課題に鑑み、フレームケース内部とコネクタ部とをケーブルで接続する必要を無くし、信頼性を高めたカード型記憶媒体を提供することにある。
本発明のカード型記憶媒体は、情報処理装置に接続する端子部を先端部に形成したコネクタ部と、このコネクタ部の後端部を回動自在に挟持するフレームケースと、を備えている。コネクタ部にメモリが取り付けられており、情報処理装置に接続されることによって、メモリに記憶している情報の読み出しや、このメモリに対する情報の書き込みが行われる。
こうすることにより、メモリを有しているコネクタ部が回動するため、フレームケースの内部とコネクタ部とをケーブルで接続する必要が無くなるため、信頼性が高まる。また、フレームケースには電子回路を設ける必要がないため、フレームケースを薄くできる。
信頼性が高まる。また、フレームケースには電子回路を設ける必要がないため、フレームケースを薄くできる。
以下、本発明を詳細に説明していく。
《第1の実施形態》
図1〜図6は第1の実施形態に係るカード型記憶媒体(以下、単にカードと称す)を示す図である。
図1は、カード1の外観斜視図である。図2は、フレームケース2の分解上面図、正面図、及び側面図である。図3は、コネクタ部3の外観斜視図及び分解上面図である。図4はカード1を情報処理装置8aに接続した状態を示す図である。図5はカード1を情報処理装置8b,8cに接続した状態を示す図である。
図1に示す通り、カード1は、フレームケース2、コネクタ部3、で構成されている。
フレームケース2は、その外形形状が矩形形状であり、コネクタ部3を収納するコの字形状の収納空間4がその外周部に形成されている。円形形状の切欠部5が収納空間4に対応する位置に形成されている。円形形状の軸受け部6は収納空間4が形成されている辺の角部に形成されている。円形形状のストラップホール7は収納空間4が形成されていない辺の角部に形成されている。フレームケース2は、コネクタ部3の後端部を回動自在に挟持している。
フレームケース2の構成の詳細な説明は後述する。
コネクタ部3は、略矩形形状であり、その後端部は角部が丸みを帯びている。コネクタ部3は先端部に端子部3aが形成されており、内部に不揮発性のメモリ3b(例えば、EEPROM、フラッシュメモリ)を配置している。メモリ3bと端子部3aは基板により接続されている。このメモリ3bに情報が記憶されている。
コネクタ部3の構成の詳細な説明は後述する。
カード1は、例えば、学生証、社員証、会員証等の身分証として使用される。使用者は、このカード1をパーソナルコンピュータ等の情報処理装置に接続することで、コネクタ部3内に配置されているメモリ3bに記憶されている情報の読み出しを情報処理装置により行うことができる。カード1が学生証として使用される場合、例えば、氏名、学生番号、所属等を示す本人情報が記載されているシールがフレームケース2の表面に貼着されている。また、学生の学習履歴や成績等を示す学習状況情報がメモリ3bに記憶されている。使用者は、このカード1を情報処理装置に接続することで、メモリ3bに記憶している情報の読み出しを接続されている情報処理装置により行うことができる。
なお、学生証以外の身分証として使用する場合、フレームケース2の表面にその身分証に対応した内容がシールとして貼着されていれば良い。さらに、フレームケースの表面には、シール貼着を示唆し、かつシール貼着後のシール剥れを防止する凹部を形成してもよい。この場合、メモリ3bに記憶されている情報は、身分証に応じて変更される。
また、フレームケース2の表面にシールを貼着するのではなく、例えば、シルク印刷、インクジェット印刷、レーザー印刷などの手法で、フレームケース2の表面に本人情報を直接記載しても良い。
次に、フレームケース2について図2に基づいて説明していく。図2(A)は上フレーム2aの上面図である。図2(B)は下フレーム2bの上面図である。図2(C)はフレームケース2の正面図である。図2(D)はフレームケース2の側面図である。
フレームケース2は、その外形形状が矩形形状であり所定の厚さを有したプラスチック製の上フレーム2aと、その外形形状が矩形形状であり所定の厚さを有したプラスチック製の下フレーム2bと、で構成されている。上フレーム2aと下フレーム2bとは同じ形状である。フレームケース2は、上フレーム2aと下フレーム2bとが貼り合わされることで形成される。
上フレーム2aは、コネクタ部3を収納するコの字形状の収納部4aが形成されている。また、収納部4aが形成されている辺の一部を円形形状に切欠いた切欠き5aが形成されている。また、収納部4aが形成されている辺の角部に円形形状の開口部6aが形成されている。また、収納部4aが形成されていない辺の角部に円形形状の開口部7aが形成されている。
下フレーム2bは、上フレーム2aと貼り合わせられた状態で、収納部4bが収納部4aに対向する位置に上フレーム2aと同じ形状で形成されている。また、切欠き5bが切欠き5aに対向する位置に上フレーム2aと同じ形状で形成されている。また、開口部6bが開口部6aに対向する位置に上フレーム2aと同じ形状で形成されている。また、開口部7bが開口部7aに対向する位置に上フレーム2aと同じ形状で形成されている。
上フレーム2aと下フレーム2bとを貼り合わせて形成されるフレームケース2は、コの字形状の収納空間4が収納部4a,4bにより形成される。また、円形形状の切欠部5が切欠き5a,5bにより形成される。また、円形形状の軸受け部6が開口部6a,6bにより形成される。また、円形形状のストラップホール7が開口部7a,7bにより形成される。
こうすることにより、カード1を使用しない場合、収納空間4にコネクタ部3を収納することができ、コネクタ部3を保護することができる。また、使用する場合、切欠部5が形成されていることにより、収納空間4からコネクタ部3を取り出しやすくなる。また、ストラップホール7が形成されていることにより、ストラップホール7に紐等を通すことができるため、カード1を携帯しやすくなる。
なお、フレームケース2の外形形状は矩形形状以外の形状であっても良い。また、フレームケース2に形成されている切欠部5は円形形状以外の形状、例えば、矩形形状や波形形状であっても良い。また、本実施形態では、上フレーム2a、下フレーム2bに其々切欠5a,5bを設けているが、上フレーム2a、あるいは下フレーム2bの何れか一方のみに切欠を設けても良い。
また、ストラップホール7は、収納空間4が形成されている場所以外に形成されていれば良い。また、その形状は円形形状以外の形状であっても良く、紐等が通る形状であれば良い。
次に、コネクタ部3について図3に基づいて説明していく。図3(A)はコネクタ部3の外観斜視図である。図3(B)はコネクタ部3の上板3cの分解上面図である。図3(C)はコネクタ部3の下板3dの分解上面図である。
コネクタ部3は、略矩形形状であり、その後端部が円形形状である。また、コネクタ部3は、上板3cと下板3dとを貼り合わせた構造である。
矩形形状の上板3cは情報処理装置と接続する端子部(例えば、USB接続端子部)3aがその先端部に形成されている。また、開口部6cが上板3cの後端部に形成されている。
下板3dは、略矩形形状でその後端部の角部が丸みを帯びた形状であり、メモリ3bが配置されている。このメモリ3bと端子部3aとが下板3dに形成されている図示していない基板により接続されている。このメモリ3bが情報を記憶している。コネクタ部3が情報処理装置に接続されることによって、情報処理装置によりこのメモリ3bに記憶している情報の読み出しが行われる。
コネクタ部3の後端部は、フレームケース2の収納空間4が形成されている辺の角部で挟持されている。また、コネクタ部3は、図示していない軸により開口部6cで軸支される。また、コネクタ部3がフレームケース2に挟持されている状態で、開口部6cは、上フレーム2aに形成されている開口部6aに対向する位置にある。
こうすることにより、内部にメモリ3bが配置されているコネクタ部3が回動することで、コネクタ部3とフレームケース2内部とを接続するためのケーブルが不要になるため、信頼性が高まる。また、フレームケース2には電子回路を設ける必要がないため、フレームケース2を薄くできる。また、後端部の角部が丸みを帯びていることにより、コネクタ部3が回動しやすくなる。また、フレーム2とコネクタ部3との透間を最小限にすることができ、ケース内への埃や塵の進入を防ぐことができ、故障しにくくなる。また、フレームケース2とコネクタ部3との透間を最小限にすることができ、カード1の剛性が向上する。
なお、端子部3aとメモリ3bとをケーブル等で接続していても良い。この場合でも、端子部3aとメモリ3bとが同じ方向に回動することになり、ケーブルに負荷はかからないため、ケーブルが断線する虞がなくなり、信頼性は高まる。
次に、コネクタ部3の動作について説明する。
フレームケース2は、収納空間4が形成されている辺の角部でコネクタ部3の後端部を回動自在に挟持する。コネクタ部3は、軸受け部6に配置されている図示していない軸を回動中心とし、収納空間4に収納されている状態と収納空間4に収納されていない状態との間を回動する。コネクタ部3が回動する範囲は図1に矢示した範囲である。コネクタ部3は、収納されている状態を0度とすると、その回動範囲は、0度〜180度の間の角度を回動する。
使用者は、カード1を使用する場合、収納空間4からコネクタ部3を回動させ、コネクタ部3をフレームケース2から露出させて使用する。また、使用しない場合、収納空間4へコネクタ部3を回動させて収納する。
コネクタ部3が収納空間4に収納されている状態で、コネクタ部3の先端部は、収納空間4に係止される。また、コネクタ部3が180度である状態で、コネクタ部3の後端部は収納空間4により係止される。
こうすることにより、情報処理装置に接続する場合、情報処理装置に設けられている接続ポートの方向や、この接続ポートに設けられている接続端子の方向に関わらずにカード1を接続することができる。
以下、具体的に情報処理装置に設けられている接続ポートの方向、及びこの接続ポートに設けられている接続端子の方向に応じてカード1を接続した状態について説明する。
図4(A)〜図4(D)は、情報処理装置8a、及び情報処理装置8aにカード1を接続した状態を示す図である。情報処理装置8aは、接続ポート9aの方向が横であり、この接続ポート9aに設けられている接続端子が上に形成されている。使用者は、コネクタ部3を収納空間4から露出させ、コネクタ部3を90度にする(図4(B)参照)。端子部3aを上に向けて、カード1を情報処理装置8aに接続する(図4(C)参照)。新たに別の周辺機器を情報処理装置8aに接続する時には、カード1を接続したまま、フレームケース2をコネクタ部3が180度になるように回動させる(図4(D)参照)。
こうすることにより、新たに周辺機器を情報処理装置に接続する際にフレームケース2が邪魔にならずに、周辺機器を情報処理装置8aに接続することが容易になる。
なお、情報処理装置に設けられている接続ポートの方向が横であり、この接続ポートに設けられている接続端子が下に形成されている場合は、コネクタ部3の端子部3aを下に向けて、カード1を情報処理装置に接続すれば良い。
図5(A)は、情報処理装置8bにカード1を接続した状態を示す図である。情報処理装置8bは、接続ポート9bの方向が縦であり、接続ポート9bに設けられている接続端子が右に形成されている。使用者は、コネクタ部3を収納空間4から露出させ、コネクタ部3を90度にする。端子部3aを右に向けて、カード1を情報処理装置8bに接続する。
図5(B)は、情報処理装置8cにカード1を接続した状態を示す図である。情報処理装置8cは、接続ポート9cの方向が縦であり、接続ポート9cに設けられている接続端子の方向が左である。使用者は、コネクタ部3を収納空間4から露出させ、コネクタ部3を180度にする。端子部3aを左に向けて、カード1を情報処理装置8bに接続する。
こうすることにより、フレームケース2が情報処理装置8cを設置している台に当ってしまうことにより、接続できなくなる虞がなくなり、カード1を情報処理装置8cに接続することが容易になる。
《第2の実施形態》
図6、図7は、第2の実施形態に係るカードを示す図である。
図6は、カード11の外観斜視図である。図7は、トップケース10の分解上面図及び正面図である。なお、第1の実施形態と同様な構成についての詳細な説明は省略する。
図6に示す通り、カード11は、フレームケース12、コネクタ部13、トップケース10、で構成されている。
コネクタ部13の構成は第1の実施形態と同様であり、先端部に端子部13aが形成され、内部にメモリ13bが配置されている。
フレームケース12は、コネクタ部13の後端部を辺の角部で挟持している。トップケース10は、コネクタ部13の後端部を挟持している辺と嵌合する。
フレームケース12は第1の実施形態と略同様であるが、第2の実施形態では、ストラップホールを有していない点、外周部に切欠部が形成されていない点、外周部に収納空間が形成されていない点、コネクタ部13を挟持している部位に円形形状の突起部15がフレームケース12に形成されている点、コネクタ部13を挟持している辺とトップケース10の辺とが嵌合する点、が異なっている。
図7(A)及び図7(B)はトップケース10の分解上面図である。図7(C)はトップケース10の側面図である。
トップケース10はその外形形状が矩形形状であり、内部にコネクタ部13を収納するコの字形状をした収納空間14が形成されている。また、トップケース10はフレームケース12に嵌合する辺に、図示していない凹部が形成されている。また、フレームケース12のトップケース10と嵌合する辺は、図示していない凸部が形成されている。トップケース10をフレームケース12に取り付けると、トップケース10に形成されている凹部とフレームケース12に形成されている凸部とが嵌合することで、トップケース10とフレームケース12とが嵌合する。
次に、コネクタ部13の回動範囲について説明する。
第2の実施形態は、コネクタ部13の回動範囲が第1の実施形態とは異なっている。コネクタ部13が回動する範囲は図6に矢示した範囲である。第2の実施形態では、コネクタ部13は、トップケース10の収納空間14に収納される状態を0度とすると、フレームケース12のトップケース10と嵌合する辺に対して外側方向に0度〜90度の間の角度を回動する。
使用者は、カード11を使用する場合、トップケース10を取り外し、収納空間14からコネクタ部13を露出させて使用する。また、使用しない場合、トップケース10を取り付け、収納空間14へコネクタ部13を収納する。
こうすることにより、第1の実施形態と同様に内部にメモリ13bが配置されているコネクタ部13が回動するため、フレームケース12内部とコネクタ部13とをケーブルで接続する必要が無くなるので、信頼性が向上する。また、フレームケース12には電子回路を設ける必要がないため、フレームケース12を薄くできる。また、報処理装置に設けられている接続ポートの方向や、この接続ポートに設けられている接続端子の方向に関わらずにカード11を接続することができる。また、使用しない場合、トップケース10によりコネクタ部13を保護することができる。
なお、第2の実施形態でストラップホールがフレームケース12に設けられていても良い。その形状は円形形状であっても良いし、矩形形状等別の形状であっても良く、その形状は紐等が通せる形状であれば良い。また、トップケース10の外形形状は、矩形形状以外の形状であっても良い。
また、フレームケース12に凸部を形成するのではなく、突起部15に凸部を形成し、この凸部とトップケース10に形成されている凹部とが嵌合する構造であっても良い。また、フレームケース12とトップケース10とが嵌合する構造は別の構造であっても良い。
《第3の実施形態》
図8、図9は第3の実施形態に係るカードを示す図である。
図8は、カード21の外観斜視図である。図9は、フレームケース22の分解上面図、正面図、及び側面図である。第1の実施形態及び第2の実施形態と同様な構成についての詳細な説明は省略する。
図8に示す通り、カード21は、フレームケース22、コネクタ部23、トップケース20、構成されている。
トップケース20は、第2の実施形態と同様の構造であり、内部に収納空間24が形成され、フレームケース22と嵌合する。また、コネクタ部23は、第1の実施形態及び第2の実施形態とその構成は略同様であり、先端に端子部23aがあり、内部にメモリ23bが配置されている。相違点は、コネクタ部23の先端部から後端部までの長さが第3の実施形態では第1の実施形態及び第2の実施形態よりも長くなっている。また、フレームケース22は、第2の実施形態と略同様であるが、第3の実施形態ではコネクタ部23が回動するための収納空間25が外周部に形成されている点、突起部が形成されていない点、軸受け部26が形成されている位置が辺の中央部である点、が第2の実施形態とは異なっている。
図9(A)は上フレーム22aの上面図である。図9(B)は下フレーム22bの上面図である。図9(C)はフレームケース22の正面図である。図9(D)はフレームケース22の側面図である。
上フレーム22aは、その外形形状が矩形形状であり外周部にコネクタ部23が収納されるコの字形状の収納部25aが形成されている。収納部25aが形成されている辺の中央部に円形形状の開口部26aが形成されている。また、下フレーム22bはその外形形状が矩形形状であり、上フレーム22aと貼り合わされた状態で、収納部25aに対向する位置に収納部25bが上フレーム22aと同じ形状で形成されている。また、開口部26aに対向する位置に開口部26bが上フレーム22aと同じ形状で形成されている。
上フレーム22aと下フレーム22bとを貼り合わせて形成されるフレームケース22は、収納部25a,25bによりコの字形状の収納空間25、開口部26a,26bにより円形形状の軸受け部26、がそれぞれ形成される。
次にコネクタ部23の動作について説明する。
フレームケース22は、収納空間25が形成されている辺の中央部でコネクタ部23の後端部を回動自在に挟持する。コネクタ部23が回動する範囲は図9に矢示した範囲である。コネクタ部23は、軸受け部26に配置されている軸27を回動中心とし、収納空間25が形成されている辺の一方の端部と他方の端部との間の0〜180度の間の角度を回動する。
使用者は、カード21を使用する場合、トップケース20をフレームケース22から取り外し、コネクタ部23を露出させて使用する。また、使用しない場合、トップケース20をフレームケース22に取り付け、コネクタ部23をトップケース20内部に形成されている収納空間24に収納する。
こうすることにより、第1の実施形態と同様に内部にメモリ23bが配置されているコネクタ部23が回動するため、フレームケース22とコネクタ部23とをケーブルで接続する必要が無くなるので、信頼性が向上する。また、フレームケース22には電子回路を設ける必要がないため、フレームケース22を薄くできる。また、情報処理装置に設けられている接続ポートの方向や、この接続ポートに設けられている接続端子の方向に関わらずにカード21を接続することができる。また、使用しない場合、トップケース20によりコネクタ部23を保護することができる。
なお、第3の実施形態では、フレームケース22とトップケース20と嵌合する辺は一方の辺だけであるが、他方の辺でもフレームケース22とトップケース20とが嵌合しても良い。また、第3の実施形態でストラップホールがフレームケース22に設けられていても良い。その形状は円形形状であっても良いし、矩形形状等別の形状であっても良く、その形状は紐等が通せる形状であれば良い。
《第4の実施形態》
図10、図11は第4の実施形態に係るカードを示す図である。
図10は、カード31の外観斜視図である。図11は、フレームケース32の分解上面図、コネクタ部33の上面図、主要部分の断面図である。なお、図11において、その断面表記を省略している。また、第1の実施形態〜第3の実施形態と同様な構成についての詳細な説明は省略する。
図10に示す通り、カード31は、フレームケース32、コネクタ部33、スライド部材30により構成されている。コネクタ部33の構成は、第3の実施形態と同様であり、先端に端子部33aが形成され、内部にメモリ33bが配置されている。
図11(A)は上フレーム32aの上面図である。図11(B)は下フレーム32bの上面図である。図11(C)は、コネクタ部33の上面図である。図11(D)はフレームケース32の部分断面図である。
上フレーム32aは、第3の実施形態と同様にコネクタ部33を収納するコの字形状の収納部34aが外周部に形成されている。角部が丸みを帯びた矩形形状のスライド窓36は収納部34aが形成されている辺の中央部に形成されている。下フレーム32bは、上フレーム32aと貼り合わされた状態で、収納部34bが上フレーム32aと同じ形状で収納部34aに対向する位置に形成されている。
上フレーム32aと下フレーム32bとを貼り合わせて形成されるフレームケース32は、第3の実施形態と同様に収納部34a,34bによりコの字形状の収納空間34が形成される。
スライド部材30がコネクタ部33の後端部に形成されている。スライド部材30は、所定の長さを有した円柱形状のスライド軸30aと、コネクタ部33の後端部に取り付けられている矩形形状の軸受台30bと、により構成されている。スライド軸30aの直径は、スライド窓36の短辺方向の長さと略等しく、その長さは、上フレーム32aの厚さ方向の長さよりも若干長い。また、スライド軸30aは、スライド窓36の外周部に当接している。また、スライド軸30aは軸受台30bに取り付けられている。軸受台30bは、コネクタ部33と上フレーム32aとの間に配置され、上フレーム32aに当接している。
スライド窓36の短辺は、上フレーム32aの内側に図示していない凸部が形成され、この凸部が軸受台30bに形成されている図示してない凹部に入り込むことによりコネクタ部33を係止する。
こうすることにより、コネクタ部33は、スライド部材30により、スライド窓36内を長辺方向にスライドすることができる。また、スライド窓36の短辺で軸受台30bが係止されるため、カード31を情報処理装置に接続しやすくなる。
次にコネクタ部33の動作について説明する。
コネクタ部333が回動する範囲は図10に矢示した範囲である。
コネクタ部33は、スライドされ、コネクタ部33の先端部が収納空間34に収納されていない状態になると、スライド軸30aを回動中心としてこの辺の一方の端部と他方の端部との間の0〜180度の間の角度を回動する。このとき、スライド軸36aは、回動角度に合わせてスライド窓36の一方の端部と他方の端部との間を移動する。
使用者は、カード31を使用する場合、スライド部材30によりコネクタ部33をスライドさせ、コネクタ部33の先端部を収納空間34が形成されている辺の一方の端部から露出させる。接続する情報処理装置に対応した向きにコネクタ部33を回動させる。カード31を使用しない場合、スライド部材30によりコネクタ部33をスライドさせ、コネクタ部33を収納空間34内に収納する。収納する場合、コネクタ部33は、0度の状態180度の状態の何れであっても良い。
こうすることにより、第1の実施形態と同様に内部にメモリ33bが配置されているコネクタ部33が回動するため、フレームケース32の内部とコネクタ部33とをケーブルで接続する必要が無くなるので、信頼性が向上する。また、フレームケース32には電子回路を設ける必要がないため、フレームケース32を薄くできる。また、情報処理装置に設けられている接続ポートの方向や、この接続ポートに設けられている接続端子の方向に関わらずにカード31を接続することができる。また、使用しない場合、コネクタ部33を収納空間34内にスライドさせることによりコネクタ部33を保護することができる。
なお、第4の実施形態は別の構造でコネクタ部33をスライドさせても良い。また、第4の実施形態でストラップホールがフレームケース32に設けられていても良い。その形状は円形形状であっても良いし、矩形形状等別の形状であっても良く、その形状は紐等が通せる形状であれば良い。
また、第1の実施形態〜第4の実施形態では、カードを情報処理装置に接続しているが、他の電子機器に接続しても良い。また、本発明のカードは身分証以外にも使用することができる。例えば、可搬型の記憶媒体として使用することができる。この場合、カードを情報処理装置に接続することで、メモリに記憶している情報の読み出しや、このメモリに対する情報の書き込みを情報処理装置により行うことができる。
第1の実施形態に係るカード型記憶媒体の外観斜視図である。 第1の実施形態に係るフレームケースの分解図、正面図、及び正面図である。 第1の実施形態に係るコネクタ部の外観斜視図及び分解上面図である 第1の実施形態に係るカード型記憶媒体を情報処理装置に接続した状態を示す図である。 第1の実施形態に係るカード型記憶媒体を情報処理装置に接続した状態を示す図である。 第2の実施形態に係るカード型記憶媒体の外観斜視図である。 第2の実施形態に係るトップケースの分解上面図及び側面図である。 第3の実施形態に係るカード型記憶媒体の外観斜視図である。 第3の実施形態に係るフレームケースの分解図、正面図、及び側面図である。 第4の実施形態に係るカード型記憶媒体の外観斜視図である。 第4の実施形態に係るカード型記憶媒体の分解図、上面図、部分断面図である。
符号の説明
1,11,21,31−カード型記憶媒体
2,12,22,32−フレームケース
2a,22a,32a−上フレーム
2b,22b,32b−下フレーム
3,13,23,33−コネクタ部
3a,13a,23a,33a−端子部
3b,13b,23b,33b−メモリ
3c−上板
3d−下板
4,14,24,25,34−収納空間
4a,4b,25a,25b,34a,34b−収納部
5−切欠部
5a,5b−切欠き
6a〜6c,7a,7b,26a,26b−開口部
6,16,26−軸受け部
7−ストラップホール
8a〜8c−情報処理装置
9a〜9c−接続ポート
10,20−トップケース
15−突起部
27−軸
30−スライド部材
30a−スライド軸
30b−軸受台
36−スライド窓

Claims (8)

  1. 情報処理装置に接続されることによって、メモリに記憶している情報の読み出しや、該メモリに対する情報の書き込みが行われるカード型記憶媒体であって、
    情報処理装置に接続する端子部を先端部に形成したコネクタ部と、
    前記コネクタ部の後端部を回動自在に挟持するフレームケースと、を備え、
    前記メモリは、前記コネクタ部に取り付けている、カード型記憶媒体。
  2. 前記フレームケースは、前記コネクタ部を収納する収納空間を形成した形状であり、
    前記コネクタ部は、前記収納空間に収納されている状態と、前記収納空間に収納されていない状態との間で回動する、請求項1に記載のカード型記憶媒体。
  3. 前記フレームケースは、前記収納空間に対応する位置に、切欠部を形成している請求項2に記載のカード型記憶媒体。
  4. 前記フレームケースは、前記切欠部が円形形状である、請求項3に記載のカード型記憶媒体。
  5. 前記フレームケースは、前記切欠部が矩形形状である、請求項3に記載のカード型記憶媒体。
  6. 前記フレームケースは、その外形形状が矩形形状であり、前記収納空間が形成されているフレームケース角部で前記コネクタ部の後端部を回動自在に挟持する、請求項2〜5のいずれかに記載のカード型記憶媒体。
  7. 前記フレームケースは、その外形形状が矩形形状であり、前記収納空間が形成されている辺の中央部で、前記コネクタ部の後端部を回動自在に挟持するとともに、このコネクタ部が回動する軸が前記収納空間が形成されている辺に沿ってスライドする、請求項2〜5のいずれかに記載のカード型記憶媒体。
  8. 前記コネクタ部を収納する収納空間を内部に形成したトップケースを備えた請求項1に記載のカード型記憶媒体。
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