JP2001175268A - 音楽再生装置 - Google Patents
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Abstract
ダウンロードが簡単に行える音楽再生装置を提供する。 【解決手段】 データ処理装置の所定のカードスロット
と接続可能なコネクタ部とオーディオデータの記憶手段
とオーディオ再生回路とオーディオデータの出力部とを
カード型の筐体に一体に収納して構成し、パーソナルコ
ンピュータ装置などのデータ処理装置に簡単に接続でき
るようにした。
Description
装置に関し、特にパーソナルコンピュータ装置などのデ
ータ処理装置に接続してオーディオデータをダウンロー
ド可能な音楽再生装置に関する。
どの記録媒体を使用した携帯用の音楽再生装置が各種実
用化されている。これに対して、近年の半導体メモリの
記憶容量の増加や、オーディオデータの圧縮技術の向上
に伴って、半導体メモリをオーディオデータの記憶手段
として使用した音楽再生装置が提案されている。
の場合には、記憶媒体のサイズをテープカセットやディ
スクよりも小型化できるため、より小型の再生装置とす
ることができる。なお、以下の説明では半導体メモリの
ことを単にメモリと称する。
ーディオデータの記憶媒体として使用した音楽再生装置
の場合には、外部からオーディオデータをメモリに取り
込ませる作業が必要である。このため、例えばオーディ
オデータの処理が可能なプログラムを組み込んだパーソ
ナルコンピュータ装置などのデータ処理装置に接続し、
そのパーソナルコンピュータ装置からオーディオデータ
を再生装置内のメモリにダウンロードさせる処理が必要
である。
接続するケーブルなどが必要であると共に、ダウンロー
ドさせる作業そのものも手間がかかる問題があった。
タなどのダウンロードが簡単に行える音楽再生装置を提
供することを目的とする。
置の所定のカードスロットと接続可能なコネクタ部とオ
ーディオデータの記憶手段とオーディオ再生回路とオー
ディオデータの出力部とをカード型の筐体に一体に収納
して構成したものである。
データ処理装置のカードスロットに接続させることで、
このデータ処理装置からのオーディオデータのダウンロ
ードが可能になる。また、出力部にヘッドホン装置など
を接続することで、記憶手段に記憶されたオーディオの
聴取が可能になる。
を、図1〜図3を参照して説明する。
ステム構成例を示すブロック図である。本例の音楽再生
装置は、パーソナルコンピュータ装置などのデータ処理
装置が備えるPCMCIA(Personal Computer Memory
Card International Association )規格のカードスロ
ットに装着可能なカードとして構成してある。このPC
MCIA規格では、カードの厚さによりタイプI,タイ
プIIなどのものが規格されているが、ここでは例えばタ
イプIIの厚さとしてある。このPCMCIA規格のカー
ドを装着できるカードスロットは、ノート型コンピュー
タ装置などの比較的小型に構成された情報端末が装備し
ている場合が多い。
CMCIA規格のカードとして構成された音楽再生装置
本体(以下このカード状の音楽再生装置本体をオーディ
オ再生カードと称する)100は、半導体メモリを内蔵
したメモリ装置10を着脱自在に装着できるメモリ装着
部101を有する。このメモリ装着部101に装着可能
なメモリ装置10としては、ここではスティク状(棒
状)の形状のメモリ装置を使用する。このスティク状メ
モリ装置10は、データの書換えが自在な所定の記憶容
量(例えば数Mバイト〜数十Mバイト程度の範囲内の容
量)の不揮発性のメモリと、そのメモリへのデータの書
込み及び読出しを管理する制御回路とが、樹脂製の棒状
の筐体に収納されて、接続用の端子を備えたもので、メ
モリの記憶容量については複数種類用意されている。ま
た、記憶データの消去防止スイッチがメモリ装置10に
は設けてある。
のカードスロット21に、オーディオ再生カード100
を装着させる場合の一例を示したものである。オーディ
オ再生カード100のメモリ装着部101に、スティク
状メモリ装置10を装着させた上で、このカード100
をカードスロット21に挿入させて、カード100のコ
ネクタ部104を、カードスロット21内の端子に接続
させる。
ド100に装着されたスティク状メモリ装置10は、カ
ード内のメモリインターフェース部102を介して内部
バス103と接続される構成としてある。この内部バス
103は、カード100のコネクタ部104とも接続し
てあり、データ処理装置のカードスロットに装着させた
とき、このコネクタ部104を経由してデータ処理装置
側の回路と接続される。このコネクタ部104は、例え
ばカード100の端面に配置してある。また、カードス
ロットに装着させたとき、データ処理装置などの外部の
機器からコネクタ部104に直流低圧電源が供給される
場合もある。
された回路としては、データのメモリへの書込み,読出
しやオーディオ再生動作などを制御する中央制御ユニッ
ト(CPU)105と、デジタルオーディオデータの圧
縮処理,逆圧縮処理などのデータ処理を実行するデジタ
ル処理プロセッサ(DSP)106と、オーディオデー
タの再生処理を実行するオーディオユニット107とが
バス103に接続してある。
ィオデータが伝送される場合には、中央制御ユニット1
05の制御で、この伝送されるデータをデジタル処理プ
ロセッサ106に供給し、プロセッサ106内で記憶用
に圧縮符号化されたオーディオデータとする。そして、
デジタル処理プロセッサ106で圧縮符号化されたオー
ディオデータを、中央制御ユニット105の制御でメモ
リインターフェース部102を介してスティック状メモ
リ装置10に伝送し、このメモリ装置10が内蔵するメ
モリに書き込ませる。なお、外部から供給されるオーデ
ィオデータが既に圧縮符号化されたオーディオデータで
ある場合には、デジタル処理プロセッサ106での処理
を介さずに、直接メモリ装置10に伝送して記憶させ
る。また、オーディオデータ以外のデータをメモリ装置
10に書き込ませることもできる。例えば、オーディオ
データに付随するトラック番号などのデータや、曲名,
演奏者名などのテキストデータを、同時に書込ませるよ
うにしても良い。
0に記憶されたオーディオデータを読出す際には、中央
制御ユニット105の制御でデジタル処理プロセッサ1
06に伝送し、プロセッサ106内で逆圧縮符号化し
て、圧縮されてないデジタルオーディオデータとする。
デジタル処理プロセッサ106で元に戻されたデジタル
オーディオデータは、オーディオユニット107に伝送
して再生処理を行い、出力端子108にアナログオーデ
ィオ信号を得る。オーディオユニット107内での再生
処理としては、デジタルオーディオデータをアナログオ
ーディオ信号に変換するデジタル/アナログ変換処理
と、その変換されたアナログオーディオ信号を増幅処理
するアナログ処理などがある。出力端子108は、ここ
ではヘッドホン装置のプラグが装着できるジャックとし
て構成してあり、例えばコネクタ部104が配置された
端面とは反対側のカード100の端面に配置してある。
傍に、リモートコントローラ接続端子109が配置して
あり、この端子109に接続された後述するリモートコ
ントロール部140が、中央制御ユニット105と通信
できる構成としてある。
は、このカード100とほぼ同一形状の電源ユニット1
20が用意してあり、この電源ユニット120をオーデ
ィオ再生カード100に接続したとき、電源ユニット1
20内の電池からオーディオ再生カード100に再生用
の電源が供給される構成としてある。ここでの電源ユニ
ット120についても、PCMCIA規格のタイプIIの
厚さの形状としてある。なお、タイプIIの厚さのカード
2枚でタイプIの厚さとなる。従って、電源ユニット1
20をオーディオ再生カード100に接続した状態で
は、PCMCIA規格のタイプIのカードスロットに装
着可能である。また、電源ユニット120をオーディオ
再生カード100に接続した状態で、PCMCIA規格
のタイプIIに適合したカードスロットに装着する際に
は、電源ユニット120が自動的にオーディオ再生カー
ド100から外れるような機構を設けても良い。
ポリマ電池などの薄型の二次電池121と、その二次電
池121への充電及び放電を制御する制御ユニット12
2が配置してある。制御ユニット122については、電
源ユニット120側の端子123及びオーディオ再生カ
ード100側の端子110を介してバス3と接続される
構成としてあり、オーディオ再生カード100内の中央
制御ユニット105などと通信が可能である。また、二
次電池121の充放電端子124が、オーディオ再生カ
ード100側の電源供給端子(図示せず)と接続される
構成としてある。
出力端子108に接続されるヘッドホン装置130とし
ては、聴取者の左右の耳に装着されるヘッドホンユニッ
ト131,132を備えると共に、リモートコントロー
ル部140が信号線の途中に取付けてある。このリモー
トコントロール部140は、リモートコントローラ接続
端子109に接続されるようにしてあり、操作キー14
1と、表示ドライバ142と、表示パネル143とを備
えている。操作キー141としては、例えばオーディオ
の再生開始,再生停止,順送り,逆送りを指示するキー
と、再生音量のアップ,ダウンを指示するキーを配置す
る。
の操作キー141を操作することで、その操作データが
中央制御ユニット105に供給されて、中央制御ユニッ
ト105が指示された状態にオーディオの再生を実行す
る。このとき、中央制御ユニット105が、表示ドライ
バ142に表示データを供給して、表示パネル143に
再生曲番号,再生時間,曲名,電池残量などを表示させ
る。
0に、電源ユニット120とヘッドホン装置130とを
取付けて、オーディオ再生を行う場合の状態の例を示し
たものである。ここでは、ヘッドホン装置130のプラ
グ133は、オーディオ出力端子108とリモートコン
トローラ接続端子109に同時に接続される構成のプラ
グとしてある。また、図3の例では、ヘッドホン装置1
30のヘッドホンユニット131,132は、聴取者の
耳介に直接挿入されるいわゆるインナーイヤータイプの
ものとして示してあるが、他の形状のヘッドホンユニッ
トについても適用可能である。
生カード100の使用例について説明する。まず、図2
に示すように、オーディオ再生カード100にメモリ装
置10を装着させた上で、この再生カード100をパー
ソナルコンピュータ装置20のカードスロット21など
に挿入させる。このとき、カードスロット21がタイプ
IIの厚さに対応したスロットである場合には、電源ユニ
ット120を外して挿入させる。カードスロット21に
挿入させている間は、カード100内で必要な電源は、
パーソナルコンピュータ装置20側から供給される。カ
ードスロット21がタイプIの厚さに対応したスロット
である場合には、電源ユニット120を接続させたまま
で、オーディオ再生カード100をカードスロット21
に挿入させることができる。この場合には、パーソナル
コンピュータ装置20からオーディオ再生カード100
に供給される電源により、電源ユニット120内の二次
電池121を充電させることもできる。
20側で所定の操作を行うことで、パーソナルコンピュ
ータ装置20に得られるオーディオデータを、オーディ
オ再生カード100内にダウンロードさせる。このと
き、ダウンロードされるオーディオデータの著作権を保
護するためのプログラムを同時に(又は予め)転送して
も良い。
ードされたオーディオデータは、中央制御ユニット10
5の制御に基づいてデジタル処理プロセッサ106に供
給して圧縮符号化し、その圧縮符号化されたオーディオ
データをメモリ装置10に記憶させる。なお、パーソナ
ルコンピュータ装置20側で圧縮符号化されたオーディ
オデータを、直接オーディオ再生カード100に供給し
ても良い。
データを再生する際には、オーディオ再生カード100
をパーソナルコンピュータ装置20のカードスロット2
1から外した後、図3に示すように、オーディオ出力端
子108にヘッドホン装置130を接続する。また、電
源ユニット120が取付けられていない場合には、電源
ユニット120を取付ける。このとき、電源ユニット1
20内の二次電池121が充電されてない状態の場合に
は、図示しない充電装置を接続して、必要なだけ充電さ
せる。
ード100に取付けられた状態で、このヘッドホン装置
130のリモートコントロール部140に配置された操
作キー141を操作することで、中央制御ユニット10
5は、メモリ装置10に記憶されたオーディオデータを
読出して、逆圧縮符号化処理,アナログ変換処理,増幅
処理などの再生処理を行い、ヘッドホンユニット13
1,132から出力させる。
100を使用することで、オーディオデータをダウンロ
ードする際には、パーソナルコンピュータ装置などが備
えるカードスロットに挿入させるだけで、簡単にダウン
ロードさせることができる。そして、ダウンロードが行
われた後は、オーディオ再生カード100を外して、ヘ
ッドホン装置と電源ユニットを接続するだけで、自由に
持ち出すことができ、小型のオーディオ再生装置として
使用できる。この場合、再生に必要な操作は、ヘッドホ
ン装置に取付けられたリモートコントロール部で行うの
で、簡単に操作を実行できる。また、再生状態がリモー
トコントロール部で表示されるので、聴取者が再生状態
を確認することが簡単にできる。
記憶媒体であるメモリ装置10が着脱自在であるので、
メモリ装置10を交換することで、再生させる曲を別の
ものにすること等が簡単にできる。この場合、再生曲の
著作権保護に必要なプログラムをカード100内に予め
組み込んでおくことで、メモリ装置10が交換されて
も、不正使用を的確に防止することができる。具体的に
は、例えば他の機器でメモリ装置10にダウンロードさ
れたオーディオデータについては再生できないような保
護プログラムを組み込むことで、不正にメモリ装置10
にダウンロードされたオーディオデータの再生を自動的
に阻止できるようになる。
及び図5を参照して説明する。この第2の実施の形態の
場合にも、第1の実施の形態の場合と同様に、PCMC
IA規格のカードスロットに装着可能なカードとして構
成してある。
CMCIA規格のカードとして構成されたオーディオ再
生カード200は、半導体メモリを内蔵したスティク状
メモリ装置10を着脱自在に装着できるメモリ装着部2
01を有する。オーディオ再生カード200に装着され
たスティク状メモリ装置10は、メモリインターフェー
ス部202を介して内部バス203と接続される構成と
してある。この内部バス203は、カード200のコネ
クタ部204とも接続してあり、データ処理装置のカー
ドスロットに装着させたとき、このコネクタ部204を
経由してデータ処理装置側の回路と接続される。このコ
ネクタ部204は、例えばカード200の端面に配置し
てある。また、本例の場合には、データ処理装置などの
外部の機器(カードスロット装着時)又は後述する電源
ユニット220からコネクタ部204に直流低圧電源が
供給され、その直流低圧電源により作動する。
された回路としては、データのメモリへの書込み,読出
しやオーディオ再生動作などを制御する中央制御ユニッ
ト(CPU)205と、デジタルオーディオデータの圧
縮処理,逆圧縮処理などのデータ処理を実行するデジタ
ル処理プロセッサ(DSP)206と、オーディオデー
タの再生処理を実行するオーディオユニット207とが
バス203に接続してある。
ィオデータが伝送される場合には、中央制御ユニット2
05の制御で、この伝送されるデータをデジタル処理プ
ロセッサ206に供給し、プロセッサ206内で記憶用
に圧縮符号化されたオーディオデータとする。そして、
デジタル処理プロセッサ206で圧縮符号化されたオー
ディオデータを、中央制御ユニット205の制御でメモ
リインターフェース部202を介してスティック状メモ
リ装置10に伝送し、このメモリ装置10が内蔵するメ
モリに書き込ませる。なお、外部から供給されるオーデ
ィオデータが既に圧縮符号化されたオーディオデータで
ある場合には、デジタル処理プロセッサ206での処理
を介さずに、直接メモリ装置10に伝送して記憶させ
る。また、オーディオデータ以外のデータをメモリ装置
10に書き込ませることもできる。例えば、オーディオ
データに付随するトラック番号などのデータや、曲名,
演奏者名などのテキストデータを、同時に書込ませるよ
うにしても良い。
0に記憶されたオーディオデータを読出す際には、中央
制御ユニット205の制御でデジタル処理プロセッサ2
06に伝送し、プロセッサ206内で逆圧縮符号化し
て、圧縮されてないデジタルオーディオデータとする。
デジタル処理プロセッサ206で元に戻されたデジタル
オーディオデータは、オーディオユニット207に伝送
して再生処理を行い、出力端子208にアナログオーデ
ィオ信号を得る。オーディオユニット207内での再生
処理としては、デジタルオーディオデータをアナログオ
ーディオ信号に変換するデジタル/アナログ変換処理
と、その変換されたアナログオーディオ信号を増幅処理
するアナログ処理などがある。出力端子208は、ここ
ではヘッドホン装置のプラグが装着できるジャックとし
て構成してあり、例えばコネクタ部204が配置された
端面とは反対側のカード200の端面に配置してある。
210のプラグが接続される。ここで本例の場合には、
ヘッドホン装置210として、ヘッドホンユニット21
1,212だけが接続されたヘッドホン装置(即ち第1
の実施の形態のようなリモートコントロール部がないヘ
ッドホン装置)を使用する。
は、このカード200のコネクタ部204に、電源ユニ
ット220を接続できる構成としてある。即ち、コネク
タ部204は本来はカード200をカードスロットに挿
入させたときに、そのスロット内の端子と接続される端
子部であるが、カードスロットから外した状態では、カ
ード200とは別体に構成した電源ユニット220を、
このコネクタ部204に接続できる構成としてある。
せた状態の例を示したものである。ここでは、電源ユニ
ット220は、カード200よりも厚みのある形状とし
てあり、比較的大型の電池を内蔵できる構成としてあ
る。
220には、カード側のコネクタ部204と接続される
コネクタ部221を備え、このコネクタ部221を介し
て電源ユニット220に内蔵された電池223から電源
を供給できる構成としてある。電池223としては、リ
チウムイオン電池,ニッケル水素電池などの二次電池の
他に、一次電池を装着させても良い。
クタ部221に接続されたバス222を備えて、電池2
23の制御ユニット224がカード200側の中央制御
ユニット205と通信できる構成としてあり、電池残量
などを中央制御ユニット205が判断できるようにして
ある。また、表示ドライバ225により表示が駆動され
る表示パネル226が設けてあり、中央制御ユニット2
05の制御で、再生状態が表示される構成としてある。
さらに、操作キー227が配置してあり、その操作キー
227により再生操作などを行ったとき、その操作デー
タが中央制御ユニット205に供給される構成としてあ
る。
200を使用することで、第1の実施の形態の場合のオ
ーディオ再生カード100と同様に、オーディオデータ
をダウンロードする際には、パーソナルコンピュータ装
置などが備えるカードスロットに挿入させるだけで、簡
単にダウンロードさせることができる。そして、ダウン
ロードが行われた後は、オーディオ再生カード200を
カードスロットから外して、ヘッドホン装置と電源ユニ
ットを接続するだけで、自由に持ち出して小型のオーデ
ィオ再生装置として使用できる。この場合、再生に必要
な操作は、電源ユニット220に配置された操作キー2
27を操作することで可能であり、またこの電源ユニッ
ト220に配置された表示パネル226に再生状態など
が表示されるので、聴取者は簡単に再生状態を確認でき
る。また、第1の実施の形態の場合と同様に、オーディ
オ再生カード200には、記憶媒体であるメモリ装置1
0が着脱自在であるので、メモリ装置10を交換するこ
とで、再生させる曲を別のものにすること等が簡単にで
きる。
電源ユニット220をカード型形状とはしてないので、
電源ユニット220に内蔵させる電池の形状が薄型なも
のに制限されることがなく、種々の電池が使用できる。
及び図7を参照して説明する。この第3の実施の形態の
場合にも、第1,第2の実施の形態の場合と同様に、P
CMCIA規格のカードスロットに装着可能なカードと
して構成してある。
CMCIA規格のカードとして構成されたオーディオ再
生カード300は、半導体メモリを内蔵したスティク状
メモリ装置10を着脱自在に装着できるメモリ装着部3
01を有する。オーディオ再生カード300に装着され
たスティク状メモリ装置10は、メモリインターフェー
ス部302を介して内部バス303と接続される構成と
してある。この内部バス303は、カード300のコネ
クタ部304とも接続してあり、データ処理装置のカー
ドスロットに装着させたとき、このコネクタ部304を
経由してデータ処理装置側の回路と接続される。このコ
ネクタ部304は、例えばカード300の端面に配置し
てある。また、本例の場合には、電池(二次電池又はボ
タン電池などの小型の一次電池)312が、カード30
0内に内蔵させてあり、この電池312からの電源で作
動するようにしてある。
された回路としては、データのメモリへの書込み,読出
しやオーディオ再生動作などを制御する中央制御ユニッ
ト(CPU)305と、デジタルオーディオデータの圧
縮処理,逆圧縮処理などのデータ処理を実行するデジタ
ル処理プロセッサ(DSP)306と、オーディオデー
タの再生処理を実行するオーディオユニット307と、
表示パネル311での表示の駆動を行う表示ドライバ3
10とがバス303に接続してある。表示パネル311
は例えばカードの表面に配置してある。また、操作キー
309がカードの表面に配置してあり、そのキーが操作
されたとき、その操作データが中央制御ユニット305
に直接供給される。
ィオデータが伝送される場合には、中央制御ユニット3
05の制御で、この伝送されるデータをデジタル処理プ
ロセッサ306に供給し、プロセッサ306内で記憶用
に圧縮符号化されたオーディオデータとする。そして、
デジタル処理プロセッサ306で圧縮符号化されたオー
ディオデータを、中央制御ユニット305の制御でメモ
リインターフェース部302を介してスティック状メモ
リ装置10に伝送し、このメモリ装置10が内蔵するメ
モリに書き込ませる。なお、外部から供給されるオーデ
ィオデータが既に圧縮符号化されたオーディオデータで
ある場合には、デジタル処理プロセッサ306での処理
を介さずに、直接メモリ装置10に伝送して記憶させ
る。また、オーディオデータ以外のデータをメモリ装置
10に書き込ませることもできる。例えば、オーディオ
データに付随するトラック番号などのデータや、曲名,
演奏者名などのテキストデータを、同時に書込ませるよ
うにしても良い。
0に記憶されたオーディオデータを読出す際には、中央
制御ユニット305の制御でデジタル処理プロセッサ3
06に伝送し、プロセッサ306内で逆圧縮符号化し
て、圧縮されてないデジタルオーディオデータとする。
デジタル処理プロセッサ306で元に戻されたデジタル
オーディオデータは、オーディオユニット307に伝送
して再生処理を行い、出力端子308にアナログオーデ
ィオ信号を得る。オーディオユニット307内での再生
処理としては、デジタルオーディオデータをアナログオ
ーディオ信号に変換するデジタル/アナログ変換処理
と、その変換されたアナログオーディオ信号を増幅処理
するアナログ処理などがある。出力端子308は、ここ
ではヘッドホン装置のプラグが装着できるジャックとし
て構成してあり、例えばコネクタ部304が配置された
端面とは反対側のカード300の端面に配置してある。
320のプラグが接続される。ここで本例の場合には、
ヘッドホン装置320として、ヘッドホンユニット32
1,322だけが接続されたヘッドホン装置(即ち第1
の実施の形態のようなリモートコントロール部がないヘ
ッドホン装置)を使用する。
にヘッドホン装置320を接続させた例を示した図であ
る。この例では、オーディオ再生カード300の表面
に、各種操作キー309と表示パネル311とが配置し
てあり、このオーディオ再生カード300にヘッドホン
装置320を接続させて、カード300の表面のキーを
操作するだけで、音楽を再生させることができる。
300を使用することで、第1の実施の形態の場合のオ
ーディオ再生カード100と同様に、オーディオデータ
をダウンロードする際には、パーソナルコンピュータ装
置などが備えるカードスロットに挿入させるだけで、簡
単にダウンロードさせることができる。そして、ダウン
ロードが行われた後は、オーディオ再生カード300を
カードスロットから外して、ヘッドホン装置を接続する
だけで、自由に持ち出して、小型のオーディオ再生装置
として使用できる。この場合、再生に必要な操作は、オ
ーディオ再生カード300に直接配置された操作キー3
09を操作することで可能であり、またカード300に
配置された表示パネル311に再生状態などが表示され
るので、聴取者は簡単に再生状態を確認できる。また、
第1の実施の形態の場合と同様に、オーディオ再生カー
ド300には、記憶媒体であるメモリ装置10が着脱自
在であるので、メモリ装置10を交換することで、再生
させる曲を別のものにすること等が簡単にできる。
を参照して説明する。この第4の実施の形態の場合に
も、第1,第2,第3の実施の形態の場合と同様に、P
CMCIA規格のカードスロットに装着可能なカードと
して構成してある。
CMCIA規格のカードとして構成されたオーディオ再
生カード400は、半導体メモリを内蔵したスティク状
メモリ装置10を着脱自在に装着できるメモリ装着部4
01を有する。オーディオ再生カード400に装着され
たスティク状メモリ装置10は、メモリインターフェー
ス部402を介して内部バス403と接続される構成と
してある。この内部バス403は、カード400のコネ
クタ部404とも接続してあり、データ処理装置のカー
ドスロットに装着させたとき、このコネクタ部404を
経由してデータ処理装置側の回路と接続される。このコ
ネクタ部404は、例えばカード400の端面に配置し
てある。また、本例の場合には、電池(二次電池又はボ
タン電池などの小型の一次電池)411が、カード40
0内に内蔵させてあり、この電池411からの電源で作
動するようにしてある。
された回路としては、データのメモリへの書込み,読出
しやオーディオ再生動作などを制御する中央制御ユニッ
ト(CPU)405と、デジタルオーディオデータの圧
縮処理,逆圧縮処理などのデータ処理を実行するデジタ
ル処理プロセッサ(DSP)406と、オーディオデー
タの再生処理を実行するオーディオユニット407と、
オーディオデータなどの無線送信処理及び制御データの
無線受信処理を行う無線ユニット408とがバス403
に接続してある。なお、オーディオユニット407に
は、オーディオ出力端子410も接続してあり、直接ヘ
ッドホン装置を接続することもできる。
が接続してあり、所定の周波数でオーディオデータを無
線送信することができると共に、再生操作などを指示す
る制御データが無線伝送されたとき、その制御データを
受信することができる。なお、アンテナ409は、カー
ド400に内蔵される構成とする他に、カード400の
外部に突出する構成としても良い。
ィオデータが伝送される場合には、中央制御ユニット4
05の制御で、この伝送されるデータをデジタル処理プ
ロセッサ406に供給し、プロセッサ406内で記憶用
に圧縮符号化されたオーディオデータとする。そして、
デジタル処理プロセッサ406で圧縮符号化されたオー
ディオデータを、中央制御ユニット405の制御でメモ
リインターフェース部402を介してスティック状メモ
リ装置10に伝送し、このメモリ装置10が内蔵するメ
モリに書き込ませる。なお、外部から供給されるオーデ
ィオデータが既に圧縮符号化されたオーディオデータで
ある場合には、デジタル処理プロセッサ406での処理
を介さずに、直接メモリ装置10に伝送して記憶させ
る。また、オーディオデータ以外のデータをメモリ装置
10に書き込ませることもできる。例えば、オーディオ
データに付随するトラック番号などのデータや、曲名,
演奏者名などのテキストデータを、同時に書込ませるよ
うにしても良い。
0に記憶されたオーディオデータを読出す際には、中央
制御ユニット405の制御でデジタル処理プロセッサ4
06に伝送し、プロセッサ406内で逆圧縮符号化し
て、圧縮されてないデジタルオーディオデータとする。
デジタル処理プロセッサ406で元に戻されたデジタル
オーディオデータは、オーディオユニット407に伝送
して再生処理を行い、その再生処理されたオーディオデ
ータを無線ユニット408に接続されたアンテナ409
から無線送信させる。
受信ユニット420で受信される。この受信ユニット4
20は、アンテナ421が接続された無線ユニット42
2と、その無線ユニット422で受信して得たオーディ
オデータをアナログオーディオ信号に変換するデジタル
/アナログ変換器423と、その変換器423で変換さ
れたオーディオ信号を増幅するオーディオアンプ424
とを備えて、オーディオアンプ424で増幅されたオー
ディオ信号を、オーディオ出力端子425に接続された
ヘッドホン装置440のヘッドホンユニット441,4
42に供給する。
信ユニット420内の動作を制御する中央制御ユニット
(CPU)427と、操作キー428と、表示ドライバ
429により表示が駆動される表示パネル430とが配
置してあり、これらが内部バス426により接続してあ
る。
のテキストデータや再生トラック,再生時間などのデー
タが無線伝送されるとき、これらのデータを表示パネル
430に表示させることができる。また、操作キー42
8の操作データを中央制御ユニット427から無線ユニ
ット422に供給して、アンテナ421から無線送信さ
せることで、オーディオ再生カード400側に再生指示
を行う制御データを無線伝送することができる。なお、
受信ユニット420内にも電池などが内蔵させてある。
400と受信ユニット420を使用することで、第1の
実施の形態の場合のオーディオ再生カード100と同様
に、オーディオデータをダウンロードする際には、パー
ソナルコンピュータ装置などが備えるカードスロットに
オーディオ再生カード400を挿入させるだけで、簡単
にダウンロードさせることができる。そして、ダウンロ
ードが行われた後は、オーディオ再生カード400をカ
ードスロットから外して、自由に持ち出して、小型のオ
ーディオ再生装置として使用できる。この場合、オーデ
ィオ再生カード400と受信ユニット420との間はワ
イヤレスであり、第1,第2,第3の実施の形態の場合
よりも、さらに再生の自由度が向上する。また、第1の
実施の形態の場合と同様に、オーディオ再生カード30
0には、記憶媒体であるメモリ装置10が着脱自在であ
るので、メモリ装置10を交換することで、再生させる
曲を別のものにすること等が簡単にできる。
置に着脱自在なメモリ装置として、スティク形状のメモ
リ装置を使用したが、他の形状のメモリ装置を使用して
も良い。また、このようなメモリ装置を着脱自在な構成
とせずに、所定の記憶容量の半導体メモリをカード型の
再生装置内に内蔵させた構成としても良い。
CIA規格のカード型の再生装置として構成したが、他
のカードスロットの規格に対処したカード型に構成して
も良いことは勿論である。
源供給構成以外の構成で、カード型の再生装置に電源を
供給するようにしても良い。例えば、第1の実施の形態
で説明したリモートコントロール部140内に電池収納
部を設けて、このリモートコントロール部140内の電
池からカード100側に電源を供給するようにしても良
い。
型の再生装置を装着したデータ処理装置側から入力した
オーディオデータを、メモリに記憶させる構成とした
が、例えばオーディオ再生カードにオーディオ出力端子
とは別に(又は兼用の)オーディオ入力端子を設けて、
この入力端子に接続されたマイクロホン装置が拾って得
たオーディオ信号を、メモリに記憶させるような構成と
して、記録再生装置として機能するようにしても良い。
ド型の筐体を所定のデータ処理装置のカードスロットに
接続させることで、このデータ処理装置からのオーディ
オデータのダウンロードが可能になり、簡単にこの音楽
再生装置内の記憶手段にオーディオデータをダウンロー
ドすることができる。そして、出力部にヘッドホン装置
などを接続することで、記憶手段に記憶されたオーディ
オの聴取が可能になる。この場合、データ処理装置のカ
ードスロットから外すことができるので、自由に再生装
置を持ち運ぶことができる。
1に記載した発明において、記憶手段は、筐体に対して
着脱自在な手段として構成されることで、その記憶手段
の入替えにより、既にオーディオデータが記憶された記
憶手段を装着させて再生させるような処理が可能にな
る。
1に記載した発明において、出力部に接続されるヘッド
ホン装置に、オーディオ再生回路での再生指示を行う操
作部を配置し、その操作部の操作データを筐体内の回路
に伝送することで、ヘッドホン装置に配置した操作キー
などの操作により、簡単に再生操作が行えるようにな
る。
3に記載した発明において、さらにヘッドホン装置にオ
ーディオ再生回路での再生状態を表示する表示部を配置
したことで、その表示部での表示から再生状態を簡単に
判断できるようになる。
1に記載した発明において、筐体に対して接続可能な補
助筐体を備え、補助筐体に、筐体内の回路に電源を供給
する電源供給手段を配置したことで、カード状の再生装
置本体内には電池などの電源手段を設ける必要がなく、
比較的容量の大きな電池などを電源として使用できるよ
うになる。
1に記載した発明において、さらに筐体に記憶手段に記
憶されたオーディオデータの再生指示を行う操作部と、
オーディオデータの再生状態を表示する表示部とを備え
たことで、別体のリモートコントロール装置などを使用
せずに、良好にオーディオを再生させることができるよ
うになる。
例を示すブロック図である。
ロード時の接続例を示す斜視図である。
状の例を示す斜視図である。
例を示すブロック図である。
状の例を示す斜視図である。
例を示すブロック図である。
状の例を示す斜視図である。
例を示すブロック図である。
ュータ装置、100…オーディオ再生カード、101…
メモリ装着部、102…メモリインターフェース部、1
03…内部バス、104…コネクタ部、105…中央制
御ユニット(CPU)、106…デジタル処理プロセッ
サ(DSP)、107…オーディオユニット、108…
オーディオ出力端子、109…リモートコントローラ接
続端子、110…電源ユニット接続端子、120…電源
ユニット、121…二次電池、122…制御ユニット、
130…ヘッドホン装置、140…リモートコントロー
ル部、141…操作キー、142…表示ドライバ、14
3…表示パネル、200…オーディオ再生カード、20
1…メモリ装着部、202…メモリインターフェース
部、203…内部バス、204…コネクタ部、205…
中央制御ユニット(CPU)、206…デジタル処理プ
ロセッサ(DSP)、207…オーディオユニット、2
08…オーディオ出力端子、210…ヘッドホン装置、
220…電源ユニット、222…内部バス、223…二
次電池、224…制御ユニット、225…表示ドライ
バ、226…表示パネル、227…操作キー、300…
オーディオ再生カード、301…メモリ装着部、302
…メモリインターフェース部、303…内部バス、30
4…コネクタ部、305…中央制御ユニット(CP
U)、306…デジタル処理プロセッサ(DSP)、3
07…オーディオユニット、308…オーディオ出力端
子、309…操作キー、310…表示ドライバ、311
…表示パネル、320…ヘッドホン装置、400…オー
ディオ再生カード、401…メモリ装着部、402…メ
モリインターフェース部、403…内部バス、404…
コネクタ部、405…中央制御ユニット(CPU)、4
06…デジタル処理プロセッサ(DSP)、407…オ
ーディオユニット、408…無線ユニット、409…ア
ンテナ、410…オーディオ出力端子、420…受信ユ
ニット、421…アンテナ、422…無線ユニット、4
23…デジタル/アナログ変換器、424…オーディオ
アンプ、425…オーディオ出力端子、426…内部バ
ス、427…中央制御ユニット(CPU)、428…操
作キー、429…表示ドライバ、430…表示パネル、
440…ヘッドホン装置
Claims (6)
- 【請求項1】 データ処理装置の所定のカードスロット
と接続可能なコネクタ部と、 上記コネクタ部を介して得られるデータを記憶可能な記
憶手段と、 上記記憶手段に記憶されたオーディオデータを再生処理
するオーディオ再生回路と、 上記オーディオ再生回路で再生処理されたオーディオデ
ータを出力させる出力部と、 上記コネクタ部と上記記憶手段と上記オーディオ再生回
路と上記出力部とを一体に収納するカード型の筐体とを
備えた音楽再生装置。 - 【請求項2】 請求項1記載の音楽再生装置において、 上記記憶手段は、上記筐体に対して着脱自在な手段とし
て構成される音楽再生装置。 - 【請求項3】 請求項1記載の音楽再生装置において、 上記出力部に接続されるヘッドホン装置に、上記オーデ
ィオ再生回路での再生指示を行う操作部を配置し、その
操作部の操作データを上記筐体内の回路に伝送する音楽
再生装置。 - 【請求項4】 請求項3記載の音楽再生装置において、 さらに上記ヘッドホン装置に上記オーディオ再生回路で
の再生状態を表示する表示部を配置した音楽再生装置。 - 【請求項5】 請求項1記載の音楽再生装置において、 上記筐体に対して接続可能な補助筐体を備え、 上記補助筐体に、上記筐体内の回路に電源を供給する電
源供給手段を配置した音楽再生装置。 - 【請求項6】 請求項1記載の音楽再生装置において、 さらに上記筐体に上記記憶手段に記憶されたオーディオ
データの再生指示を行う操作部と、オーディオデータの
再生状態を表示する表示部とを備えた音楽再生装置。
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