JP2001151028A - 車載用オーディオ装置 - Google Patents

車載用オーディオ装置

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JP2001151028A
JP2001151028A JP33083099A JP33083099A JP2001151028A JP 2001151028 A JP2001151028 A JP 2001151028A JP 33083099 A JP33083099 A JP 33083099A JP 33083099 A JP33083099 A JP 33083099A JP 2001151028 A JP2001151028 A JP 2001151028A
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audio
audio signal
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JP33083099A
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English (en)
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Hiroshi Fujita
弘 藤田
Munehiro Karasutani
宗宏 烏谷
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Shintom Co Ltd
Original Assignee
Shintom Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 一部を携帯してオーディオ再生が可能な車載
用オーディオ装置を提供すること。 【解決手段】 車載用オーディオ装置は、スピーカ12
A,12Bより再生出力されるオーディオ信号を再生す
る第1のオーディオ信号再生部120,130,140
を内蔵し、車両に搭載されてバッテリーにより駆動され
る装置本体100と、記装置本体110に着脱自在なフ
ェースプレート200とを有する。フェースプレート2
00は、オーディオ信号出力端子262と、オーディオ
信号を再生する第2のオーディオ信号再生部210,2
40,242と、第1,第2のオーディオ信号再生部で
の再生駆動に兼用される操作入力部204と、第1,第
2のオーディオ信号再生部での再生駆動に必要な情報を
表示する表示部202と、装置本体を介して充電される
充電池214と、操作入力部204からの指令に基づき
第1のオーディオ信号再生部または第2のオーディオ信
号再生部を駆動制御する制御部220とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両に搭載される
車載用オーディオ装置に関する。
【0002】
【背景技術】この種の車載用オーディオ装置は、盗難防
止対策として、車両に固定される装置本体に対して、そ
の前面に取り付けられるフェースプレートを装置本体に
対して着脱自在としたものがある。運転手が車両より降
車する際に、装置本体からフェースプレートを取り外し
て携帯することで、装置本体のみではオーディオ装置と
して機能させないようにして、反射的効果としてその盗
難が防止されるものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のフェースプレー
トは、まさに装置本体のフェースプレートとしてのみ機
能し、装置本体に内蔵された再生部に磁気テープカセッ
ト、CD(コンパクトディスク)等の記録媒体を挿脱す
るための挿脱口、操作入力部及び表示部などを有するの
みである。従って、フェースプレートは装置本体から取
り外された後は、オーディオ機器としての機能は全く有
してない。
【0004】このようにフェースプレートに付加価値が
ない以上、降車時にフェースプレートの携帯を忘れがち
になり、盗難対策の実行が図れなくなる。
【0005】本発明の目的は、フェースプレート単体に
携帯用オーディオ装置としての付加価値をもたせること
で、盗難防止対策の実行を確実に図ることができる車載
用オーディオ装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係る車載用オー
ディオ装置は、スピーカより再生出力されるオーディオ
信号を再生する第1のオーディオ信号再生部を内蔵し、
車両に搭載されてバッテリーにより駆動される装置本体
と、前記装置本体に着脱自在であって、前記装置本体へ
の装着によって電力が供給されるフェースプレートとを
有し、前記フェースプレートは、オーディオ信号出力端
子と、前記装置本体に接続された前記スピーカまたは前
記オーディオ端子より再生出力されるオーディオ信号を
再生する第2のオーディオ信号再生部と、前記第1,第
2のオーディオ信号再生部での再生駆動に兼用される操
作入力部と、前記第1,第2のオーディオ信号再生部で
の再生駆動に必要な情報を表示する表示部と、前記装置
本体を介して充電され、前記フェースプレート単体での
使用を可能とする充電池と、前記操作入力部からの指令
に基づき、前記第1のオーディオ信号再生部または前記
第2のオーディオ信号再生部を駆動制御する制御部とを
有することを特徴とする。
【0007】本発明によれば、車載用オーディオ装置と
して第1,第2のオーディオ信号再生部からのオーディ
オ信号を出力できる他、フェースプレート単体を携帯し
たときには、充電地で駆動される第2のオーディオ信号
再生部からのオーディオ信号を出力することで音楽等を
楽しむことができる。
【0008】本発明では、前記フェースプレートが前記
装置本体に装着されたことを検出する検出部をさらに有
し、前記制御部は、前記検出部での検出結果に基づい
て、前記フェースプレートが前記装置本体に装着された
際には、前記第1,第2のオーディオ信号再生部の一つ
を択一的に動作可能とする第1の再生モードに従って、
前記装置本体及び前記フェースプレートでの動作を制御
し、前記フェースプレートが前記装置本体に装着されて
いない際には、前記2のオーディオ信号再生部のみを動
作可能とする第2の再生モードに従って前記フェースプ
レートでの動作を制御することが好ましい。
【0009】このようにフェースプレートが装置本体に
装着しているか否かにより、フェースプレートでの制御
内容を変更することができる。
【0010】本発明では、前記操作作部はオーディオソ
ース選択情報入力部を有し、前記制御部は、前記第1の
再生モード時には前記装置本体及び前記フェースプレー
トのオーディオソースの一つを、前記オーディオソース
選択情報入力部にて選択操作に基づき選択し、前記第2
の再生モード時には前記フェースプレート側のオーディ
オソースについてのみ、前記オーディオソース選択情報
入力部にて選択可能とすることが好ましい。
【0011】このようにフェースプレートの装着、未装
着状態によって、選択可能なオーディオソースを変更す
ることができる。
【0012】本発明では、前記操作入力部は音量調整情
報入力部を有し、前記第1のオーディオ信号再生部は、
前記第1の再生モード時に前記音量調整情報入力部から
の信号に基づいて、前記スピーカより出力される音量を
調整する第1の音量調整部を有し、前記2のオーディオ
信号再生部は、前記第2の再生モード時に前記音量調整
情報入力部からの信号に基づいて、前記オーディオ端子
より出力される音量を調整する第2の音量調整部を有
し、前記第2の音量調整部は、前記第1の再生モード時
には前記音量調整情報入力部からの信号に拘わらず音量
調整を実行しないことが好ましい。
【0013】このようにフェースプレートの装着、未装
着状態によって、装置本体のまたはフェースプレートの
一方の音量調整部を選択的に動作させることができる。
【0014】本発明では、前記第2のオーディオ信号再
生部はオーディオデータのリード、ライトが可能な記録
媒体を有することが好ましい。
【0015】この場合、前記フェースプレートはオーデ
ィオ信号入力端子を有し、前記操作入力部は、前記記録
媒体にデータ記憶させる指令を入力する記憶指令入力部
を有し、前記制御部は、前記記憶指令入力部からの指令
に基づき、前記オーディオ信号入力端子を介して入力さ
れたオーディオデータを前記記録媒体内に記憶させるこ
とが好ましい。
【0016】こうすると、記憶指令入力部からの指令に
より、装置本体を含む他の機器からオーディオ端子入力
部を介して入力されたオーディオ信号を、フェースプレ
ート内の記録媒体に記録することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0018】(使用される電子機器の説明)図1は、本
実施の形態にて使用される各種電子機器を示している。
図1に示すように、車載用オーディオ装置10は、車両
に搭載された装置本体100と、この装置本体100に
着脱自在なフェースプレート200とを有する。
【0019】装置本体100は、スピーカ12A,12
Bより再生出力されるオーディオ信号を再生する第1の
オーディオ信号再生部(後述する)を内蔵し、車両に搭
載されてバッテリーにより駆動される。
【0020】装置本体100の前面には、フェースプレ
ート200に接続される雌コネクタ102と、記録媒体
挿脱口104とを有する。記録媒体挿脱口104は、装
置本体100内のプレーヤに記録媒体を挿脱せさるもの
である。装置本体100は、CD(コンパクト ディス
ク)プレーヤ、磁気テーププレーヤ、MD(ミニディス
ク)プレーヤなどの記録媒体のためのプレーヤを内蔵す
ることができ、それに応じて挿脱口104の形状が定め
られる。フェースプレート200を装置本体100に装
着したまま記録媒体を挿脱可能とするために、フェース
プレート200が装置本体100の前面にて回動可能に
支持される公知のフリップフロップ構造を採用しても良
い。なお、装置本体100がプレーヤを内蔵しない場合
には、記録媒体挿脱口104は不要となる。フェースプ
レート200は、表示部例えばLCD表示部202と、
操作入力部204などを有し、装置本体100の操作用
プレートとして機能する。降車時にフェースプレート2
00を装置本体100から離脱して携帯すれば、装置本
体100の使用が不能となり、その反射効果として装置
本体100の盗難が防止される。
【0021】フェースプレート200には、LCD表示
部202、操作入力部204、記憶媒体210が装着さ
れる記憶媒体装着部212、充電池214が装着される
充電池装着部216及び背面に設けられた雄コネクタ
(図示せず)などが設けられている。本実施の形態で
は、フェースプレート200が充電地214を有するた
め、装置本体100より取り外した状態でフェースプレ
ート200を携帯機器として利用できる。このために、
フェースプレート200は記録媒体210に記録された
オーディオ信号を再生する第2のオーディオ信号再生部
(後述する)を内蔵し、その再生信号をイヤホン14を
介して出力可能である。
【0022】このフェースプレート200は、装置本体
100だけでなく、他の機器との接続が可能である。図
1では、アダプタ20を介してパーソナルコンピュータ
30または携帯電話40にフェースプレート200を接
続可能としている。
【0023】アダプタ20は、フェースプレート200
に接続される雌コネクタ22と、アダプタ20の背面に
配置されパーソナルコンピュータ30のケーブル32に
設けられたUSB(Universal Sirial Bus)コネクタ3
4または携帯電話40のコネクタ42に接続される背面
コネクタ(図示せず)と、背面コネクタとの内部回路と
の接続を切り替える接続切替スイッチ24とを有する。
【0024】この構成により、フェースプレート200
の記録媒体210には、パーソナルコンピュータ30ま
たは携帯電話機40から送信されるオーディオ信号を記
録することが可能となる。
【0025】(装置本体の説明)図2は、図1に示す装
置本体100のブロック図である。図2に示すCPU1
10は、装置本体100の制御を司るもので、このCP
U110にはラジオ部120、CD(コンパクトディス
ク)再生部130、ハードディスク再生部140、オー
ディオ信号出力部150及び電源部160などが接続さ
れている。
【0026】ラジオ部120、CD再生部130及びハ
ードディスク再生部140は、操作本体100に内蔵さ
れる第1のオーディオ信号再生部の一例である。
【0027】ラジオ部120は、アンテナ16から入力
される電波を、CPU110の制御に基づいてPLL回
路122より出力される周波数に応じてチューナ回路1
24が同調し、チューナ回路124の出力を復調部12
6にて復調する。
【0028】CD再生部130は、CPU110に基づ
いて駆動されるモータ駆動回路134によりモータ13
2を回転させ、それにより回転されるCD18よりピッ
クアップされる信号をRFアンプ136にて増幅し、C
PU110の制御に基づいてDSP(ディジタル・シグ
ナル・プロセッサ)138にて信号処理する。
【0029】ハードディスク再生部140はハードディ
スクドライバ(HDD)ユニット142を有し、ハード
ディスクよりオーディオ信号を再生する。
【0030】出力部150は、ラジオ部120、CD再
生部130またはハードディスク再生部140より出力
されるオーディオ信号を、CPU110の制御に基づい
て音量などを調整する電子ボリューム152と、この電
子ボリューム152の出力を増幅するアンプ154とを
有する。
【0031】電源部160は、バッテリからの12Vが
供給され、装置本体100内部での動作に必要な電圧
(5V,9V等)を生成するオートボルテージレギュレ
ータ(AVR)162を有する。
【0032】図2には、装置本体100のコネクタ10
2が図示されているが、従来のコネクタ102には、例
えばLED電源線1本、LCDドライバ電源線1本、シ
リアル出力線3本、キーアドレス信号線4本、グランド
線2本、センス信号線1本の計12本が接続される。た
だし、本実施の形態のように、フェースプレート200
にCPU(後述する)を設ける場合には、コネクタ10
2にはキーアドレス信号線4本、グランド線2本は不要
となる。なお、装置本体100よりフェースプレート2
00にオーディオ信号を供給するには、通常オーディオ
アウト信号線2本とグランド線が1本の計3本が追加さ
れ、USBの場合には計4本が追加される。
【0033】(フェースプレートの構成)図3は、図1
に示すフェースプレート200に内蔵される各部のブロ
ック図である。図3において、CPU220はフェース
プレート200の動作を司るものである。このCPU2
20には、操作入力部204及び記録媒体210が接続
され、また、CPU220には、LCDドライバ230
を介してLCD表示部202が接続されている。さら
に、CPU220には、DC/DCコンバータ250を
介して充電地214が接続され、CPU220に3.5
Vの電圧が供給される。あるいは電源端子260を介し
て装置本体100の電源部160より3.5Vの電圧が
供給される。
【0034】記録媒体210には、例えばMPEG(Mo
ving Picture Experts Group)オーディオのレイヤーII
Iに規定された高品質でかつ高能率のステレオ・オーデ
ィオ圧縮符号化方式にて符号化されたデータが記録され
ている。
【0035】この記録媒体210に記録された符号化デ
ータを復号するために、デコーダ240が設けられてい
る。デコーダ240にて復号されたオーディオ信号は、
ディジタル−アナログ(D/A)コンバータ242にて
アナログ信号にされる。このアナログ信号は、オーディ
オ出力端子262を介して装置本体100に送出でき
る。また、D/Aコンバータ242からのアナログ信号
は、アンプ244で増幅され、イヤホン端子264より
出力される。なお、記憶媒体210、デコーダ240及
びA/Dコンバータ242で第2のオーディオ信号再生
部を構成している。
【0036】フェースプレート200の記録媒体210
には、外部から供給されるデータが記録可能である。フ
ェースプレート200が図1に示すアダプタ20を介し
てパーソナルコンピュータ30と接続された場合、イン
ターネット等を介してパーソナルコンピュータが受信し
た符号化データが、図3に示すUSB端子266を介し
て入力される。同様に、携帯電話機40が受信した符号
化データは、図1に示すアダプタ20及び図3に示すシ
リアルポート268を介して入力される。あるいは、装
置本体100内のハードディスク再生部140に符号化
データが記録されている場合、フェースプレート200
を装置本体100に接続することで、その符号化データ
は、図3に示すシリアルポート268を介して入力され
る。
【0037】フェースプレート200に設けられた操作
入力部204は、フェースプレート200での動作に必
要な情報が入力されるだけでなく、装置本体100内の
各部に必要な情報の入力に兼用されている。例えば、ラ
ジオ部120、CD再生部130、ハードディスク再生
部140及び記録媒体210の中からどのオーディオソ
ースを出力するからソース選択、各ソース中の曲選択、
ラジオ部120での局選択、音量調整などである。
【0038】また、フェースプレート200に設けられ
たCPU220は、フェースプレート200内の各部の
動作制御を司る他に、操作入力部204への入力に基づ
いて、装置本体100内の各部を、装置本体100内の
CPU110を介して制御することにも兼用されてい
る。
【0039】(オーディオソースの選択について)本実
施の形態では、装置本体100内に設けられる第1のオ
ーディオ信号再生部としてラジオ部120、CD再生部
130及びハードディスク再生部140が設けられ、フ
ェースプレート200内に設けられる第2のオーディオ
信号再生部として記録媒体210の符号化データを復号
するデコーダ240が設けられ、計4つのオーディオソ
ースを有する。また、フェースプレート200の操作入
力部204には、オーディオソース選択情報入力部とし
てオーディオソース選択キー204Aが設けられてい
る。そして、4つのオーディオソースの中からどのオー
ディオソースを選択できるかは、フェースプレート20
0が装置本体100に装着されているか否かによって異
なっている。
【0040】このために、フェースプレート200のC
PU220は、フェースプレート200が装置本体10
0に装着されたか否かを検出する検出部を備えている。
この検出の一例として、CPU220は、電源端子26
0の電圧をモニタしている。このモニタ電圧が3.5V
付近であれば、CPU200はフェースプレート200
が装置本体100に装着されていると判断し、第1の再
生モードに従って制御する。そうでない場合には、CP
U220は第2の再生モードに従って制御する。
【0041】第1の再生モードとは、4つのオーディオ
ソース中から任意の一つを選択できるモードである。第
2の再生モードとは、4つのオーディオソースのうちの
フェースプレート200に内蔵されたオーディオソース
のみを選択可能とするモードである。
【0042】このように、フェースプレート200のC
PU220は、上述した電圧検出に基づいて第1の再生
モードに設定された際には、操作入力部204からの上
方に基づいて装置本体100にコマンドを送出して装置
本体100内のオーディオソースを使用可能とし、ある
いはフェースプレート200内の記録媒体210の再生
動作を制御する。一方、第2の再生モードでは、CPU
220はフェースプレート200内の記録媒体210の
再生動作のみが制御可能となる。
【0043】この第1の再生モードでは、操作入力部2
04の中のオーディオソース選択キー204Aが操作さ
れる毎に、LCD202に表示される選択されたオーデ
ィオソースは、例えば「FM」→「AM」→「CD」→
「ハードディスク」→「記録媒体」の順で循環表示され
る。一方、第2の再生モードでは、操作入力部204の
中のオーディオソース選択キー204Aが操作されて
も、「記録媒体」の表示は変更されずに、フェースプレ
ート200に内蔵された記録媒体210の符号化データ
の再生のみが可能となる。ただし、フェースプレート2
00に2種以上のオーディオソースが存在する場合に
は、オーディオソース選択キー204Aが操作される毎
に、その2種以上のオーディオソースが順に選択され
る。
【0044】(音量調整について)フェースプレート2
00の操作入力部204には、4つのオーディオソース
の再生時に兼用される音量調整キー(音量調整情報入力
部)204Bを有する。また、この音量調整キー204
Bでの操作入力に基づいて音量調整する回路として、装
置本体100には電子ボリューム152が設けられ、フ
ェースプレート200にはデコーダ240が設けられて
いる。
【0045】この音量調整も、フェースプレート200
が装置本体100に装着されているか否かによって、電
子ボリューム152とデコーダ240の一方が選択され
て実施するようになっている。
【0046】まず、フェースプレート200のCPU2
20が電源端子260の電圧モニタにより、フェースプ
レート200が装置本体100に装着されていることが
検出された第1のオーディオ信号再生モードの場合につ
いて説明する。この場合には、フェースプレート200
のデコーダ240内での音量調整は禁止される。従っ
て、第1のオーディオ信号再生モードの時に記録媒体2
10内の符号化データを再生する時には、デコーダ24
0にてデコード処理(データ伸張)のみが実施され、D
/Aコンバータ242、オーディオ出力端子262を介
して装置本体100に出力される。
【0047】第1のオーディオ信号再生モードでは、音
量調整キー204Bでの操作入力情報は、フェースプレ
ート200のCPU220、シリアルポート268を介
して、装置本体100のCPU110に入力される。従
って、音量調整キー204Bでの操作入力情報に基づい
て、CPU110は電子ボリューム152を音量調整制
御し、スピーカ12A,12Bより出力される音量が調
整される。
【0048】これに対して、フェースプレート200が
装置本体100に装着されていない第2のオーディオ信
号再生モードの場合にのみ、フェースプレート200の
デコーダ240内での音量調整が有効とされる。本実施
の形態での第2のオーディオ信号再生モードでは、記録
媒体210内の符号化データのみが再生可能であり、記
録媒体210より読み出された符号化データがデコード
240にてデコードされる際に、音量調整キー204B
での操作入力情報に基づいて音量調整される。
【0049】ここで、デコーダ240での音量調整の一
例について簡単に説明する。例えば入力振幅が0.4で
ある信号を音量調整キー204Bでの操作入力情報に基
づいて例えば0.5倍に音量調整する場合について説明
する。この場合、第1のRAMに0.5が、第2のRA
Mに0.4が格納され、乗算器にて0.4×0.5=
0.2が求められる。そして、入力振幅0.4に代えて
音量調整後の振幅0.2が出力される。こうして、イヤ
ホン14を介して出力されるオーディオ信号の音量調整
が行われる。
【0050】(フェースプレート内記録媒体への記録動
作について)本実施の形態では、記録媒体214はフェ
ースプレート200に対して着脱自在であり、離脱され
た記録媒体214を他の機器にセットして記録媒体21
4に対する信号記録が実施できる。この他、フェースプ
レート200に記録媒体214を装着したまま、フェー
スプレート200を図1に示す装置本体100に、ある
いは図1に示すパーソナルコンピュータ30または携帯
電話機40などにアダプタ20を介して接続すること
で、記録媒体214に対する信号記録が実施できる。こ
の意味で、記録媒体214は必ずしもフェースプレート
200に対して着脱自在でなくても良い。
【0051】本実施の形態では、図3に示すように、操
作入力部204にコピーキー(記録指令情報入力部)2
04Cが配置されている。コピーキー204Cが操作さ
れると、フェースプレート200のUSB端子266ま
たはシリアルポート268を介して他の機器30,4
0,100等から送信されたオーディオ信号が、CPU
220を介して記録媒体210に記録される。
【0052】例えば、装置本体100のハードディスク
再生部140にセットされたハードディスクに符号化デ
ータが記録されていれば、このデータをフェースプレー
ト200の記録媒体210に記録でき、フェースプレー
ト200の携帯時に再生することができる。また、イン
ターネット等を介して配信される符号化データを、パー
ソナルコンピュータ30または携帯電話機40を介して
フェースプレート200の記録媒体210に記録するこ
ともできる。
【0053】なお本発明は、上述した実施の形態に限定
されるものに限らず、本発明の要旨の範囲内で種々の変
形実施が可能である。例えば、装置本体100内に配置
される第2のオーディオ信号再生部としては、図2に示
すラジオ部120,CD再生部130及びハードディス
ク再生部140に限らず、オーディオ信号を再生できる
ものであれば、その種類及び数は問わない。また、装置
本体100内には必ずしもCPU110を搭載する必要
はなく、フェースプレート200のCPU220のみに
て装置本体100内の回路を制御するようにしても良
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る装置本体及びフェー
スプレートと、フェースプレートに接続される他の機器
を示す概略斜視図である。
【図2】図1に示す装置本体のブロック図である。
【図3】図1に示すフェースプレートのブロック図であ
る。
【符号の説明】
10 車載用オーディオ装置 12A,12B スピーカ 14 イヤホーン 16 アンテナ 18 CD(コンパクトディスク) 20 アダプタ 22 雌コネクタ 24 接続切替スイッチ 30 パーソナルコンピュータ 32 ケーブル 34 USBコネクタ 40 携帯電話機 42 雌コネクタ 100 装置本体 102 雌コネクタ 104 CD挿脱口 110 CPU 120 ラジオ部(第1のオーディオ信号再生部) 122 PLL回路 124 チューナ 126 復調部 130 CD再生部(第1のオーディオ信号再生部) 132 モータ 134 モータ駆動部 136 RFアンプ 138 DSP 140 ハードディスク再生部(第1のオーディオ信号
再生部) 142 HDDユニット 150 出力部 152 電子ボリューム 154 アンプ 160 電源部 162 AVR(オートボルテージレギュレータ) 200 フェースプレート 202 LCD表示部 204 操作入力部 204A オーディオソースセレクトキー 204B 音量調整キー(音量調整情報入力部) 204C コピーキー(記憶指令上方入力部) 210 記憶媒体 210,240,242 第2のオーディオ信号再生部 212 記憶媒体装着部 214 充電池 216 充電池装着部 220 CPU 230 LCDドライバ 240 デコーダ 242 D/Aコンバータ 244 アンプ 250 DC/DCコンバータ 260 電源端子 262 オーディオ出力端子 264 イヤホン端子 266 USB端子(オーディオ信号入力端子) 268 シリアルポート

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スピーカより再生出力されるオーディオ
    信号を再生する第1のオーディオ信号再生部を内蔵し、
    車両に搭載されてバッテリーにより駆動される装置本体
    と、 前記装置本体に着脱自在であって、前記装置本体への装
    着によって電力が供給されるフェースプレートと、 を有し、 前記フェースプレートは、 オーディオ信号出力端子と、 前記装置本体に接続された前記スピーカまたは前記オー
    ディオ端子より再生出力されるオーディオ信号を再生す
    る第2のオーディオ信号再生部と、 前記第1,第2のオーディオ信号再生部での再生駆動に
    兼用される操作入力部と、 前記第1,第2のオーディオ信号再生部での再生駆動に
    必要な情報を表示する表示部と、 前記装置本体を介して充電され、前記フェースプレート
    単体での使用を可能とする充電池と、 前記操作入力部からの指令に基づき、前記第1のオーデ
    ィオ信号再生部または前記第2のオーディオ信号再生部
    を駆動制御する制御部と、 を有することを特徴とする車載用オーディオ装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記フェースプレートが前記装置本体に装着されたこと
    を検出する検出部をさらに有し、 前記制御部は、前記検出部での検出結果に基づいて、前
    記フェースプレートが前記装置本体に装着された際に
    は、前記第1,第2のオーディオ信号再生部の一つを択
    一的に動作可能とする第1の再生モードに従って、前記
    装置本体及び前記フェースプレートでの動作を制御し、
    前記フェースプレートが前記装置本体に装着されていな
    い際には、前記2のオーディオ信号再生部のみを動作可
    能とする第2の再生モードに従って前記フェースプレー
    トでの動作を制御することを特徴とする車載用オーディ
    オ装置。
  3. 【請求項3】 請求項2において、 前記操作入力部はオーディオソース選択情報入力部を有
    し、 前記制御部は、前記第1の再生モード時には前記装置本
    体及び前記フェースプレートのオーディオソースの一つ
    を、前記オーディオソース選択情報入力部にて選択操作
    に基づき選択し、前記第2の再生モード時には前記フェ
    ースプレート側のオーディオソースについてのみ、前記
    オーディオソース選択情報入力部にて選択可能とするこ
    とを特徴とする車載用オーディオ装置。
  4. 【請求項4】 請求項2または3において、 前記操作入力部は音量調整情報入力部を有し、 前記第1のオーディオ信号再生部は、前記第1の再生モ
    ード時に前記音量調整情報入力部からの信号に基づい
    て、前記スピーカより出力される音量を調整する第1の
    音量調整部を有し、 前記2のオーディオ信号再生部は、前記第2の再生モー
    ド時に前記音量調整情報入力部からの信号に基づいて、
    前記オーディオ端子より出力される音量を調整する第2
    の音量調整部を有し、 前記第2の音量調整部は、前記第1の再生モード時には
    前記音量調整情報入力部からの信号に拘わらず音量調整
    を実行しないことを特徴とする車載用オーディオ装置。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4のいずれかにおいて、 前記第2のオーディオ信号再生部はオーディオデータの
    リード、ライトが可能な記録媒体を有することを特徴と
    する車載用オーディオ装置。
  6. 【請求項6】 請求項5において、 前記フェースプレートはオーディオ信号入力端子を有
    し、 前記操作入力部は、前記記録媒体にデータ記憶させる指
    令を入力する記憶指令入力部を有し、 前記制御部は、前記記憶指令入力部からの指令に基づ
    き、前記オーディオ信号入力端子を介して入力されたオ
    ーディオデータを前記記録媒体内に記憶させることを特
    徴とする車載用オーディオ装置。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1283132A3 (en) * 2001-08-06 2003-12-03 Pioneer Corporation Electronic apparatus, drive mechanism and drive control method for a front panel
US6819554B2 (en) * 2002-11-13 2004-11-16 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Universal auto theater system for notebook PC
KR20060113448A (ko) * 2005-04-28 2006-11-02 소니 가부시끼 가이샤 재생 장치 및 재생 방법
JP2006341703A (ja) * 2005-06-08 2006-12-21 Mitsubishi Electric Corp 車載用情報機器
JP2007331751A (ja) * 2000-12-28 2007-12-27 Intel Corp 着脱可能で、使用可能なフェースプレートを持つオーディオシステム

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