JP2003007041A - オーディオ機器および脱着パネル - Google Patents

オーディオ機器および脱着パネル

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JP2003007041A
JP2003007041A JP2001182500A JP2001182500A JP2003007041A JP 2003007041 A JP2003007041 A JP 2003007041A JP 2001182500 A JP2001182500 A JP 2001182500A JP 2001182500 A JP2001182500 A JP 2001182500A JP 2003007041 A JP2003007041 A JP 2003007041A
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audio
hdd
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Yukio Numata
幸雄 沼田
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Kenwood KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】圧縮音声データの再生がより容易となるオーデ
ィオ機器、およびオーディオ機器に備えられる脱着パネ
ルを提供する。 【解決手段】オーディオ機器のフロント部分が、機器本
体11に対して着脱可能な脱着パネル10を備えたオー
ディオ機器100において、脱着パネル10に、HDD
1等の記憶装置を設ける。脱着パネル10は機器本体1
1から取り外され、接続ケーブル7を介してパソコン1
2に接続され、MP3方式等の圧縮音声データがパソコ
ン12からHDD1にダウンロードされる。脱着パネル
10を機器本体11に装着すると、HDD1に格納され
た音声データがオーディオ機器100で再生される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、オーディオ機器お
よび脱着パネルに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、車内で音楽やラジオ放送を聴
くことができるオーディオ機器が普及している。このよ
うなオーディオ機器においては、一般にCDやMD、も
しくはカセットテープなどの音声記録媒体を再生する装
置や、FMチューナが備えられている。一方、このよう
なオーディオ機器において、盗難防止のため、機器の一
部が取り外せる形式の機器が製造されている。これは、
表示部や操作キーボード等が設けられたオーディオ機器
のフロント部分を機器本体に対して着脱可能な脱着パネ
ルとして形成し、車を離れる際に脱着パネルを取り外し
て持ち歩くことで、盗難や車の損壊等の被害を未然に防
ぐというものである。
【0003】ところで、近年、インターネット関連技術
の発展や、パーソナルコンピュータ所有者の増加に伴
い、音楽等のデジタルデータが広く出回るようになり、
音楽をデジタルデータで保存する際のデータ形式とし
て、MP3(MPEG-1 Audio Layer-3)方式やWMA(Win
dows(登録商標)(登録商標) Media Audio)方式が注目
されてきている。MP3方式とは、MPEG(Moving P
icture Experts Group)で規格化された音声データの圧
縮方式の一つで、WMA方式とは、ストリーミング配信
技術体系Windows(登録商標)(登録商標) Media Techno
logiesにおいて、標準とされている音声圧縮技術および
ファイル形式である。これらの圧縮技術を利用すると、
音声データをコンパクトなデータ容量に圧縮でき、また
圧縮後も良好な音質を保つことができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、ユーザがこの
ようなMP3方式やWMA方式の圧縮音声データをカー
オーディオなどで再生する場合には、音声データを一旦
CD−R(Compact DiscRecordable)などに書き込み、
それを車内に持ち込んで再生するため、CD−R等の媒
体と、それらへの音声データの書き込み作業とが必要で
あり、MP3等の圧縮音声データの再生が面倒であっ
た。
【0005】本発明の課題は、MP3などの様々な記憶
形式で記憶された音声データの再生がより容易となるオ
ーディオ機器およびオーディオ機器に備えられる脱着パ
ネルを提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決するた
め、請求項1に記載の発明は、オーディオ機器本体と、
このオーディオ機器本体に着脱可能に設けられる脱着パ
ネルとを備えたオーディオ機器において、脱着パネルに
は、パネル側ハードディスクドライブが備えられている
ことを特徴とする。
【0007】また、請求項2に記載の発明は、請求項1
に記載のオーディオ機器において、前記パネル側ハード
ディスクドライブは、前記脱着パネルに着脱可能に備え
られていることを特徴とする。
【0008】請求項3に記載の発明は、請求項1または
2に記載のオーディオ機器におい前記脱着パネルには、
電源部と、前記電源部から供給される電源により前記パ
ネル側ハードディスクドライブ内に記憶されたデータを
再生する再生部と、が備えられていることを特徴とす
る。
【0009】請求項4に記載の発明は、請求項1〜3の
何れかに記載のオーディオ機器において、前記オーディ
オ機器本体には、本体側ハードディスクドライブが備え
られ、前記パネル側ハードディスクドライブに記憶され
たデータは、前記本体側ハードディスクドライブに転送
されて記憶されるように構成されていることを特徴とす
る。
【0010】請求項5に記載の発明は、オーディオ機器
本体と、前記オーディオ機器本体の前面側に設けられる
前面パネルと、を備えるオーディオ機器において、前記
オーディオ機器本体には、ハードディスクドライブと接
続するための接続部が備えられ、前記前面パネルに、前
記ハードディスクドライブを前記オーディオ機器本体側
に収納するための挿入口が備えられていることを特徴と
する。
【0011】請求項6に記載の発明は、オーディオ機器
本体に着脱可能に取り付けられる脱着パネルにおいて、
パネル側ハードディスクドライブが備えられていること
を特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図を参照して本発明の実施
の形態を説明する。 〔第1の実施の形態〕図1は本発明の一例としてのオー
ディオ機器100を示す斜視図である。オーディオ機器
100は、機器本体11と、この機器本体11の前面に
着脱可能に取り付けられる脱着パネル10とを備えてい
る。
【0013】機器本体11には、図示は省略するが、F
M放送を受信するためのチューナーや、CD再生のため
の光ピックアップやトラッキングスレッドサーボ回路な
どが設けられ、また、DAC(Digital to Analogue Co
nverter:D/A変換機)、増幅器などにより構成され
る再生部が備えられている。
【0014】脱着パネル10の前面を一部切り欠いた斜
視図を図2(a)、脱着パネル10の機器本体11側の
要部を図2(b)に示す。また、脱着パネル10の主な
構成を示したブロック図を、図3に示す。脱着パネル1
0は、図2および図3に示すように、HDD(ハードデ
ィスクドライブ、パネル側ハードディスクドライブ)1
と、制御部2と、接続コネクタ端子3と、操作部4と、
表示部5と、回路基板6とにより主に構成されている。
また脱着パネル10には、オーディオ機器に取り付けら
れた際に機器本体11のCD挿入口と連通するCD挿入
口13が形成されており、さらに機器本体11に装着す
るための着脱機構(図示略)が設けられている。
【0015】HDD1は、脱着パネル10に内蔵される
記憶媒体であって、MP3方式やWMA方式などの圧縮
音声データが読み書き可能に格納される。
【0016】制御部2は、例えば、MPU(Micro Proc
essor Unit)とDSP(Digital Signal Processor)によ
って構成されている。制御部2は、ユーザによる操作部
4の操作に応じて、HDD1に記録されている圧縮音声
データを読み出し、デコード等の復号化処理を行った
後、図示しない機器本体11の再生部に出力するように
なっている。また制御部2は、PCM(Pulse Code Mod
ulation)信号等の音声データが入力された際、そのデ
ータの符号化および圧縮を行い、HDD1に書き込むこ
とができるようになっている。
【0017】操作部4は、電源キー、再生キー、停止キ
ー、サーチキー等の各種入力キーを備え、ユーザがそれ
らのキーを押下すると、対応する押下信号を制御部2に
出力するようになっている。表示部5は、LCD(Liqu
id Crystal Display)やFLCD(FerroelectricLiqui
d Crystal Display)などの液晶表示部等により構成さ
れ、制御部2から入力される制御信号に基いて、CDな
どの音声記録媒体に記録されたデータの処理(例えば再
生、録音、早送り、巻き戻し)の動作中等に、所要の表
示動作を行うようになっている。例えば再生中のトラッ
ク番号、再生時間、記録モード等の各種表示を行う。
【0018】接続コネクタ端子3は、脱着パネル10の
機器本体11側に設けられ、脱着パネル10を機器本体
11に取り付けた際には、機器本体11側の接続コネク
タ端子14と接続されるようになっている。また脱着パ
ネル10を機器本体11から取り外した際、接続コネク
タ端子3にはUBS(Universal Serial Bus)等の接続
ケーブル7を接続することができるようになっている。
脱着パネル10は、接続ケーブル7のようなインターフ
ェイスを介して、例えば家庭などにあるパーソナルコン
ピュータ(以降PCと記載)12と接続できるようにな
っている。
【0019】このように構成された脱着パネル10を備
えるオーディオ機器100は、例えば車などに搭載さ
れ、脱着パネル10を機器本体11に装着した状態で使
用されるようになっている。そして、通常、例えばユー
ザが、脱着パネル10のCD挿入口13を介してCDを
機器本体11に装填し、脱着パネル10に備えられる操
作部4を操作すると、その押下信号が制御部2に出力さ
れ、制御部2から制御信号が機器本体11に出力され
る。機器本体11では、この制御信号に基き、装填され
たディスクの目的アドレスの検索や再生を行うようにな
っている。また同様に、操作部4の操作によって制御信
号がチューナに出力されることにより、FM放送等を受
信して聴くことができるようになっている。
【0020】加えて、上記構成のオーディオ機器100
は、脱着パネル10に内蔵されたHDD1にMP3方式
などによる音声データが記録されている場合、ユーザの
操作に応じてその音声データの再生を行う。ユーザがH
DD1の音声データを再生するよう脱着パネル10の操
作部4を操作すると、押下信号が制御部2に出力され
る。制御部2は、この信号に基いてHDD1からMP3
やWMA方式で記録されている圧縮音声データを読み込
み、デコードなどの処理を施してデータを機器本体11
に出力する。機器本体11に出力されたデータはDAC
や増幅器などを経て再生される。
【0021】また、このオーディオ機器100は、機器
本体11に装填されるCDなどに記録された音声データ
を、脱着パネル10のHDD1に記録できるようになっ
ている。ユーザがオーディオ機器100にCDを装填
し、録音を行うように操作部4を操作すると、制御部2
から制御信号が機器本体11に出力され、CDなどに記
録されているデータの読み取りが行われる。読み出され
たCDのデジタル音声信号は、脱着パネル20の制御部
2に出力され、MP3方式など所定の形式でデータの圧
縮が行われた後、HDD1に圧縮データが書き込まれ
る。さらに、FM放送なども、DACやMPUを介して
変換や圧縮処理が行われ、HDD1に録音できるように
なっている。
【0022】この脱着パネル10は、装着されるオーデ
ィオ機器100の使用後、例えばユーザがオーディオ機
器100を搭載する車を離れる時の盗難防止のために機
器本体11から取り外して持ち歩けるようになってい
る。また、脱着パネル10は機器本体11から取り外
し、例えば、図4に示すように、接続ケーブル7等のイ
ンターフェースを介して、自宅のパソコン(PC)12
などと接続できるようになっている。脱着パネル10と
PC12とを接続した状態においては、PC12からH
DD1を操作することができ、圧縮音声データ等をPC
12からHDD1にダウンロードできるようになってい
る。このようにしてHDD1にダウンロードされた音声
データは、脱着パネル10が再び機器本体11に装着さ
れ、ユーザが再生するように操作部4を操作することに
より、オーディオ機器100において再生される。
【0023】以上の脱着パネル10を備えたオーディオ
機器100によれば、機器本体11に対して着脱可能に
備えられた脱着パネル10にはHDD1が内蔵されてい
る。そして、脱着パネル10を機器本体11から取り外
し、接続ケーブル等のインターフェースを接続コネクタ
端子3に接続すると、コンピュータと接続することがで
きる。そして、コンピュータを操作してHDD1に圧縮
音声データをダウンロードすることができ、この脱着パ
ネル10を機器本体11に装着すると、HDD1にダウ
ンロードした音声データをオーディオ機器100で再生
することができる。従って、CD−R等の記憶媒体に一
旦書き込みをすることなく、MP3等の圧縮音声データ
を直接オーディオ機器で再生できるので、圧縮音声デー
タの再生が容易になる。また、脱着パネル10のみを取
り外して持ち歩き、コンピュータに接続して圧縮音声デ
ータをダウンロードできるので、軽量かつコンパクトに
取り扱うことができる。さらに、CDなどの記録媒体や
FM放送から、HDD1に音声データを記録することも
できるので、オーディオ機器100が車などに搭載され
ていても、車内で録音を行うことが可能になる。
【0024】〔第2の実施の形態〕図6は、本発明の第
2の実施の形態としてのオーディオ機器の脱着パネル2
0の要部を示し、図7は脱着パネル20の要部構成を示
すブロック図である。なお、本実施の形態において、第
1の実施の形態と同様の構成については、同符号を付し
て説明する。
【0025】脱着パネル20には、パネル側記憶装置と
してのHDD1、制御部21、接続コネクタ端子3、操
作部4、表示部5(27は、表示部に信号を出力するた
めのコネクタ)、機器本体に装着するための着脱機構
(図示略)、電源部22、増幅器23、および音声出力
部24等が備えられている。これらのうちHDD1、接
続コネクタ端子3、操作部4、表示部5、着脱機構に関
しては第1の実施の形態とほぼ同様であるので、説明を
省略する。
【0026】電源部22は、HDD1、制御部21、増
幅器23、表示部5等に電気エネルギーを供給するため
の電源である。
【0027】制御部21は、例えば、MPU、DSP、
DACなどにより構成されている。制御部2では、ユー
ザによる操作部4の操作に応じて、HDD1に記録され
ている圧縮音声データを読み出し、デコード等の処理を
行ってデータを複合化した後、D/A変換処理によりデ
ータをアナログ音声信号に変換して、増幅器23に出力
するようになっている。
【0028】増幅器23では、制御部21から出力され
たアナログ音声信号を増幅し、音声出力部24に出力す
るようになっている。音声出力部24は、イヤホンやヘ
ッドホンなどを接続するための音声出力端子、またはス
ピーカ等により構成され、増幅器23で増幅された音声
を外部に出力する。
【0029】このように構成される脱着パネル20にお
いては、制御部21、増幅器23、音声出力部24によ
り再生部26が形成され、脱着パネル20自体でオーデ
ィオ装置として機能できるようになっている。ユーザ
が、この脱着パネル20のHDD1に記録されている圧
縮音声データを再生するように操作部4を操作すると、
制御部21は操作に応じてHDD1から音声データを読
み出し、このデータに対してデコーダ処理による復号
化、およびアナログ音声信号への変換を行い、この音声
データを増幅器23に出力する。増幅器23で増幅され
た音声データは音声出力部24に出力され、ユーザはヘ
ッドホンを使用するなどによって、再生された音楽を聴
くことができる。
【0030】脱着パネル20は、接続コネクタ3にUS
B等の接続ケーブル7を接続することにより、PC12
に接続できるようになっている。そして、第1の実施の
形態と同様にして、PC12から圧縮音声データをHD
D1にダウンロードできるようになっている。
【0031】また、脱着パネル20は、機器本体25に
取り付けて使用することができる。オーディオ機器の機
器本体25には、例えば、チューナや、CD再生のため
の光ピックアップやトラッキングスレッドサーボ回路な
どが設けられている。そして、例えばユーザによってC
Dが機器本体に装填され、再生するよう操作部4が操作
されると、制御部21からの制御信号が機器本体に出力
され、CDに記録されたデータの読み出しが行われる。
このデータは脱着パネル20の制御部に出力され、デコ
ーダ処理、D/A変換処理等が行われた後増幅器23に
出力され、音声出力部24に出力される。また、脱着パ
ネル20のHDD1には、機器本体に装填されるCDの
音声データを記録することができるようになっている。
ユーザが録音を行うように操作部4を操作し、制御部2
1から制御信号が出力されると、機器本体においてCD
からの音声データの読み出しが行われ、脱着パネル20
の制御部21に出力される。音声データは制御部21で
圧縮等の処理が行われた後、HDD1に書き込まれる。
さらに、FM放送等からの音声データを変換、圧縮して
HDD1に記録できるようになっている。
【0032】以上説明した第2の実施の形態のオーディ
オ機器によれば、CD−R等の記憶媒体に一旦記憶させ
ることなく、MP3等の圧縮音声データを再生できる。
また、脱着パネル10のみを取り外して持ち歩き、コン
ピュータに接続して圧縮音声データをダウンロードでき
るので、軽量かつコンパクトに取り扱うことができる。
さらに、脱着パネル20を機器本体に装着せずに、脱着
パネル20のみでHDD1に記録された音声データを再
生して聴くことができる。また、FM放送や、CDなど
の記録媒体からHDD1に音声データを記録できるの
で、オーディオ機器が車などに搭載されている場合で
も、車内で録音を行うことができる。
【0033】なお、本実施の形態における、脱着パネル
20が装着される機器本体は、CD再生のための機器や
チューナを設けずに、着脱機構のみを備えた構成として
もよい。また、DACや増幅器などの再生部は、機器本
体側にも備えられていてもよい。また、脱着パネル20
にはヘッドホンやイヤホンのコネクタ用の端子を設け、
機器本体にはスピーカ等を設けて、脱着パネル20装着
時にはいずれの機能も使用できるようにしてもよい。
【0034】〔第3の実施の形態〕本発明の第3の実施
の形態としてのオーディオ機器における、機器本体31
と脱着パネル32とを図8に示す。また、図9は、これ
らの機器本体31と脱着パネル32の要部構成を示すブ
ロック図である。なお、本実施の形態において、脱着パ
ネル32の要部の構成およびそれらの機能は、第1の実
施の形態と同様であるので、説明を省略する。なお、ユ
ーザが脱着パネル32の操作部4を操作して各種処理を
行う場合、脱着パネル側(以後、パネル側と記載)の制
御部2は、必要に応じて操作に対応する制御信号を、機
器本体31に出力するようになっている。
【0035】機器本体31には、制御部33と、CD機
器部34、チューナ35、増幅器36、本体側HDD3
7、および接続コネクタ端子38が備えられている。
【0036】本体側HDD37は、パネル側HDD1よ
りも大容量の記憶媒体であって、MP3やWMA方式等
の圧縮音声データを格納する。
【0037】機器本体側(以後、本体側と記載)の制御
部33は、例えば、MPU、DSP、DACなどで構成
されている。制御部33は、HDD37に格納されるデ
ータを読み出したり、あるいはCD機器部34、チュー
ナ35等からの音声データを処理してHDD37に書き
込む。また、制御部33は、HDD37から読み出され
たデータや、CD機器部34、チューナ35からのデー
タを処理し、増幅器36に出力する役目を担っている。
例えば、ユーザが、CDを再生するようにパネル側の操
作部4を操作すると、パネル側の制御部2からの制御信
号が、コネクタ38による接続を介して機器本体31の
本体側制御部33に入力される。制御部33は、その制
御信号に基いてCD機器部34に制御信号を出力し、C
Dに記録されている音声データの読み取りを行い、デコ
ード処理、D/A変換処理を行い、生成したアナログ音
声信号を増幅器23に出力する。また、制御部37は、
パネル側の制御部2を介して入力されるパネル側のHD
D1から音声データを、再生するように増幅器36に出
力したり、あるいはCD機器部34、チューナ35等か
らの音声データを、パネル側のHDD1に書き込むよう
に、パネル側の制御部2に出力する役目も担う。
【0038】増幅器36は、制御部33から出力された
アナログ音声信号を増幅し、音声出力部39に出力する
ようになっている。
【0039】脱着パネル32が機器本体31に装着され
ている状態(パネル側接続コネクタ端子3と、本体側接
続コネクタ端子38とが接続している状態)において、
パネル側のHDD1と、本体側HDD37との間で、一
方に格納されている圧縮音声データを他方のHDDに転
送できるようになっている。例えば、ユーザが、HDD
1からHDD37に、音声データを転送するように操作
部4を操作すると、押下信号に応じた制御信号がパネル
側の制御部2から出力され、信号に対応する音声データ
がHDD1から読み出され、機器本体31に出力され
る。機器本体31では、制御部33が、パネル側の制御
部2から入力された音声データを本体側のHDD37に
書き込む。このような操作によって、ユーザは本体側H
DD37に所望のアルバムを作成する等行うことができ
る。
【0040】以上のオーディオ機器30によれば、脱着
パネル32を機器本体31から取り外し、PCと接続し
てMP3等の圧縮音声データをパネル側HDD1にダウ
ンロードできる。またパネル側HDD1に格納された音
声データを本体側HDD37に転送して書き込むことが
できる。従って、MP3方式等の圧縮音声データを再生
する際に、CD−R等の記録媒体に一旦記憶させること
なくオーディオ機器30で再生できる。また、PCと接
続する際には、脱着パネル32のみを機器本体31から
取り外して持ち歩くことができるので、軽量かつコンパ
クトであるので取り扱いが容易である。さらに、パネル
側HDD1に記録した音声データを、本体側HDD37
に書き込むことができ、所望のアルバムの作成等ができ
る。また本体側HDD37は大容量であるので、パネル
側HDD1のデータを転送するなどによって音声データ
をより多く蓄積し、再生することができる。また、FM
放送や、CDなどの記録媒体からの音声データを、本体
側HDD37もしくはパネル側HDD1に書き込むこと
ができるので、オーディオ機器が車などに搭載されてい
る場合でも、車内で録音を行うことができる。
【0041】なお、本実施の形態において、機器本体
は、本体側HDDを備えるのみの構成としてもよい。ま
た、脱着パネル32には、第2の実施の形態で示した脱
着パネルのように、電源部やDAC、増幅器等を備えて
もよい。
【0042】なお、第1〜第3の実施の形態のオーディ
オ機器においては、図5に示すように、脱着パネル15
にコネクタ(接続部)17を設け、パネル側記憶装置1
6としてコンパクトフラッシュ(登録商標)(登録商
標)型のHDDを用い、HDDをコネクタ17を介して
脱着パネル15に対して着脱可能に装着するようにして
もよい。またあるいは、パネル側記憶装置16として、
コンパクトフラッシュ(登録商標)(登録商標)(半導
体メモリ)を用い、コンパクトフラッシュ(登録商標)
(登録商標)をコネクタ(接続部)17を介して脱着パ
ネル15に装着し、オーディオ機器はコネクタ17を介
してコンパクトフラッシュ(登録商標)(登録商標)に
記憶されたデータを読み込んで再生するようにしてもよ
い。このような場合、HDDあるいはコンパクトフラッ
シュ(登録商標)(登録商標)のみを取り外して持ち運
び、PCと接続して音声データをダウンロードすること
ができるので、よりコンパクトに取り扱うことができ
る。
【0043】〔第4の実施の形態〕図10は、本発明の
第4の実施の形態としてのオーディオ機器40を示す斜
視図である。なお、本実施の形態において、第1の実施
の形態と同様の構成については、同符号を付して説明す
る。
【0044】オーディオ機器40は、機器本体41と、
機器本体41前面側に設けられた前面パネル42とから
主に構成されている。前面パネル42には、操作部4、
表示部5が設けられ、また機器本体41に設けられてい
るCD機器部(図示略)にCDを挿入するためのCD挿
入口13か形成されている。さらに前面パネル42に
は、コンパクトフラッシュ(登録商標)(登録商標)型
のHDD43を挿入するためのメモリ挿入口(挿入口)
44が形成されている。
【0045】オーディオ機器40には、MPU,DS
P,DAC等から構成される制御部、電源部、増幅器、
音声出力部、CD機器等が備えられており、また、HD
D43を装着して機器本体41と接続するためのコネク
タ(接続部)が設けられている(図示略)。
【0046】オーディオ機器40において、HDD43
は前面パネル42のメモリ挿入口44から挿入され、機
器本体41のコネクタに装着されるようになっている。
HDD43をオーディオ機器40に装着した状態で、ユ
ーザが、HDD43に格納されている音声データを再生
するように操作部4を操作すると、制御部から制御信号
が出力され、HDD43の音声データが制御部に読み込
まれ、この音声データのデコード処理、D/A変換処
理、増幅等の処理が行われて、音声データが再生され
る。このHDD43に音声データを記録したい場合、ユ
ーザはHDD43をオーディオ機器40から取り外し、
コネクタや接続ケーブル等を使用してHDD43をPC
に接続し、MP3方式等の圧縮音声データをHDD43
にダウンロードできるようになっている。また、HDD
43をオーディオ機器40に装着した状態で、ユーザの
操作に応じて、オーディオ機器40に装填されたCD等
からHDD43に音声データを書き込むことも可能とな
っている。
【0047】以上のオ−ディオ機器40によれば、HD
D43を、機器本体41に対して外部から着脱可能に取
り付けている。そして、HDD43を機器本体41から
取り外し、コネクタや接続ケーブル等でPCに接続して
圧縮音声データをダウンロードし、再び機器本体41に
HDD43を装着してダウンロードされた音声データを
オーディオ機器40で再生することができる。従って、
CD−R等の記録媒体に一旦記憶させることなく圧縮音
声データを再生できる。また、HDD43のみを機器本
体41から取り外してPCに接続するので、軽量かつコ
ンパクトであるので取り扱いが容易である。
【0048】なお、本実施の形態において、HDDの代
わりにコンパクトフラッシュ(登録商標)(登録商標)
(半導体メモリ)を用い、オーディオ機器にコンパクト
フラッシュ(登録商標)(登録商標)用のコネクタ(接
続部)を設けた構成としてもよい。また、外部記憶装置
の挿入口などの機器本体に対する取り付け位置を、機器
本体の上部や側面に設けてもよく、適宜変更可能であ
る。さらに、オーディオ機器40内部に、HDDなどの
記憶媒体(例えば大容量HDDなど)を設けて音声デー
タの格納、読み出しを可能にして、機器本体41に着脱
可能な記憶媒体(本実施の形態におけるHDD43)と
の間でデータの転送を行ったり、CD等からの録音がで
きるようにしてもよい。加えてオーディオ機器40にチ
ューナ等を設けてもよい。また本発明を、前面パネルが
機器本体に対して着脱可能に設けられるオーディオ機器
に、適用してもよい。
【0049】なお、第1〜第4の実施の形態のオーディ
オ機器は、MDやカセットテープ等の再生装置を備えた
ものでもよく、またチューナ等を設けるか否かなども、
適宜変更可能である。さらに、脱着パネルの表示部に
は、ユーザがHDDやCDなどから音声データを再生す
る際に、操作部を操作することによって、記録されてい
る音声データの曲目や演奏時間が表示されるようにして
もよく、表示内容に関しては適宜変更可能である。加え
て、本発明のオーディオ機器は、車などに搭載されるオ
ーディオのほか、室内で使用するオーディオ機器に適用
してもよい。
【0050】
【発明の効果】本発明のオーディオ機器によれば、パネ
ル側ハードディスクドライブが備えられた脱着パネルが
オーディオ機器本体に着脱可能に設けられ、あるいは、
ハードディスクドライブが、オーディオ機器外部からオ
ーディオ機器本体に着脱可能に設けられている。このパ
ネル側ハードディスクドライブ、あるいはパネル側ハー
ドディスクドライブを内蔵した脱着パネルを、オーディ
オ機器本体から取り外して持ち運ぶことができる。そし
て、このハードディスクドライブを、接続ケーブルなど
のインターフェイスを用いてコンピュータ(情報処理装
置)に接続し、コンピュータから圧縮音声データ等をダ
ウンロードすることができる。このハードディスクドラ
イブを再びオーディオ機器本体に装着すれば、ダウンロ
ードされた音声データを再生することができる。従っ
て、MP3方式やWMA方式等の圧縮音声データを、C
D−Rなどの記録媒体に一旦書き込みをすることなく、
再生できる。また、脱着パネルもしくはパネル側ハード
ディスクドライブのみをオーディオ機器本体から取り外
して持ち運び、コンピュータに接続できるので、軽量か
つコンパクトに取り扱うことができる。そのため、MP
3などの圧縮音声データの再生を、容易に行うことがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した第1の実施の形態のオーディ
オ機器の斜視図である。
【図2】図1のオーディオ機器における脱着パネルを示
し、(a)は一部切り欠いて示した正面側の斜視図であ
り、(b)は機器本体側の要部斜視図である。
【図3】図2の脱着パネルの構成を示すブロック図であ
る。
【図4】本発明を適用した脱着パネルを、コンピュータ
に接続する様子を示す要部斜視図である。
【図5】本発明を適用した脱着パネルの他の例を示す要
部斜視図である。
【図6】本発明を適用した第2の実施の形態のオーディ
オ機器における脱着パネルを示し、(a)は正面側、
(b)は機器本体側の要部斜視図である。
【図7】図6の脱着パネルの構成を示すブロック図であ
る。
【図8】本発明を適用した第3の実施の形態のオーディ
オ機器の内部構成を示す斜視図である。
【図9】図8のオーディオ機器の機器本体および脱着パ
ネルの構成を示すブロック図である。
【図10】本発明を適用した第4の実施の形態のオーデ
ィオ機器を示す斜視図である。
【符号の説明】
1,16 HDD(パネル側ハードディスクドライブ) 4 操作部 5 表示部 10,15,20,32 脱着パネル 11,25,31,41 機器本体(オーディオ機器本
体) 17 コネクタ(接続部) 21 制御部 22 電源部 23 増幅器 24 音声出力部 26 再生部 30,40,100 オーディオ機器 37 HDD(本体側ハードディスクドライブ) 42 前面パネル 43 HDD(ハードディスクドライブ) 44 メモリ挿入口(挿入口)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G11B 31/00 G11B 31/00 537Z 33/06 33/06 Z

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】オーディオ機器本体と、このオーディオ機
    器本体に着脱可能に設けられる脱着パネルとを備えたオ
    ーディオ機器において、 脱着パネルには、パネル側ハードディスクドライブが備
    えられていることを特徴とするオーディオ機器。
  2. 【請求項2】前記パネル側ハードディスクドライブは、
    前記脱着パネルに着脱可能に備えられていることを特徴
    とする請求項1に記載のオーディオ機器。
  3. 【請求項3】前記脱着パネルには、 電源部と、 前記電源部から供給される電源により前記パネル側ハー
    ドディスクドライブ内に記憶されたデータを再生する再
    生部と、 が備えられていることを特徴とする請求項1または2に
    記載のオーディオ機器。
  4. 【請求項4】前記オーディオ機器本体には、本体側ハー
    ドディスクドライブが備えられ、 前記パネル側ハードディスクドライブに記憶されたデー
    タは、前記本体側ハードディスクドライブに転送されて
    記憶されるように構成されていることを特徴とする請求
    項1〜3の何れかに記載のオーディオ機器。
  5. 【請求項5】オーディオ機器本体と、前記オーディオ機
    器本体の前面側に設けられる前面パネルと、を備えるオ
    ーディオ機器において、 前記オーディオ機器本体には、ハードディスクドライブ
    と接続するための接続部が備えられ、 前記前面パネルに、前記ハードディスクドライブを前記
    オーディオ機器本体側に収納するための挿入口が備えら
    れていることを特徴とするオーディオ機器。
  6. 【請求項6】オーディオ機器本体に着脱可能に取り付け
    られる脱着パネルにおいて、 パネル側ハードディスクドライブが備えられていること
    を特徴とする脱着パネル。
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